JP2009266748A - 基板用コネクタ - Google Patents

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哲哉 相原
Kenji Okamura
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Abstract

【課題】基板用コネクタを基板から引き剥がそうとする力に対して耐久性が高い基板用コネクタを提供する。
【解決手段】ハウジング11に備えられた固定金具20を基板Pに半田付けすることにより、前記基板Pに対して固定される基板用コネクタ10であって、前記固定金具20は、前記基板Pの表裏両面のうち一方の面に半田付けされる半田付け部20Bと、前記基板Pの一方の面側から他方の面側に屈曲した形状をなして同基板Pの他方の面に沿って配される係合部20Cとを有する。このような構成によれば、基板用コネクタ10を基板Pから引き剥がそうとする力は、半田付け部20Bと、基板Pの他方の面に当接した係合部20Cとに受け持たれる。したがって、従来のように、半田付け部のみが引き剥がし力を受け持つ場合に比べて、基板用コネクタ10の耐久性を高めることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、基板に取り付けられる基板用コネクタに関する。
基板用コネクタとして、例えば特許文献1に記載のものが知られている。この基板用コネクタのハウジングには、金属板からなる固定金具が取り付けられており、固定金具の半田付け部が基板に半田付けされることで、基板用コネクタが基板に対して固定される。
特開2007−87903公報
ところで、上記のような基板用コネクタに相手側コネクタが嵌合した状態で、相手側コネクタから引き出されているワイヤハーネスが上方(基板側とは反対側)へ引っ張られると、その上向きの力が固定金具の半田付け部に集中して作用する。ここで、万が一半田付け部の半田層が損傷等してしまうと基板用コネクタが基板から引き剥がされてしまうので、そのような事態を回避するべく、引き剥がし力に対する耐久性をさらに高めたいという要望があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、基板用コネクタを基板から引き剥がそうとする力に対して耐久性が高い基板用コネクタを提供することを目的とする。
本発明は、ハウジングに備えられた固定金具が基板に半田付けされることにより、前記基板に対して固定される基板用コネクタであって、前記固定金具は、前記基板の表裏両面のうち一方の面に半田付けされる半田付け部と、前記基板の一方の面側から他方の面側に屈曲した形状をなして同他方の面に接近して配される係合部とを有する。
このような構成によれば、基板用コネクタを基板から引き剥がそうとする力は、半田付け部と、基板の他方の面に当接した係合部とに受け持たれる。したがって、従来のように、半田付け部のみが引き剥がし力を受け持つ場合に比べて、基板用コネクタの耐久性を高めることができる。
前記係合部は、前記基板の板厚方向に弾性変位可能とされ、前記基板に弾接するものとしてもよい。
本発明によれば、基板用コネクタを基板から引き剥がそうとする力に対して耐久性が高い基板用コネクタを提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図1〜図3によって説明する。
本実施形態における基板用コネクタ10は、ハウジング11に備えられた固定金具20が基板P(プリント回路基板)に半田付けされることにより、基板Pに対して固定されるものである。
ハウジング11は合成樹脂製であって、全体として横長の扁平な形状をなしている。ハウジング11は、図示しない相手側コネクタのハウジング11が内嵌可能な角筒状をなして、相手側コネクタとの嵌合方向に開口するフード部12を有している。
フード部12の奥壁には、相手側コネクタと基板Pとの間を電気的に接続する複数本の端子13が備えられている。複数本の端子13は、ハウジング11の厚さ方向に2段にわけられ、ハウジング11の幅方向に並列して設けられている。各端子13は、フード部12の奥壁を前後方向に貫通しており、奥壁から前側(相手側コネクタとの嵌合側とは反対側)へ突出した部分は、略直角方向に屈曲された後にその先端部が基板Pの板面に沿う向きに屈曲された形状をなしている。この先端部は、半田付けにより基板Pの導電路(図示せず)に接続される接続部13Aとされている。また、フード部12の奥壁から後側(相手側コネクタとの嵌合側)へ突出した部分は、相手側コネクタの相手側端子(図示せず)と接続可能とされている。
ハウジング11の両側面(フード部12の両側壁)には、固定金具20を装着可能な装着溝14が設けられている。装着溝14は、ハウジング11の前後方向の略中央部に配され、上側(図2の上側)から固定金具20が挿入されて装着される。
固定金具20は、金属板をプレス加工して形成されたものである。固定金具20は、ハウジング11の両側面に沿って配される本体部20Aを有している。本体部20Aの両側縁部には、幅方向に突出する図示しない食い込み部と段付き部とが設けられ、食い込み突起が装着溝14の側縁に食い込むとともに、段付き部が装着溝14の段付き部(図示せず)に当接することで、固定金具20の下端がハウジング11の下面と同じ高さ位置かそれよりも少し下方へ突出した位置に位置決めされるとともに抜け止めされて取り付けられている。
固定金具20は、基板Pの表面(表裏両面のうち一方の面)に半田付けされる半田付け部20Bを有している。半田付け部20Bは、固定金具20の本体部20Aと一体に形成され、本体部20Aの下端においてその板面に対して略直角に曲げられた部分である。基板用コネクタ10を基板Pの表面に載置すると、半田付け部20Bの板面は基板Pの表面に沿って配される。半田付け部20Bを上下方向から見ると、前後方向に長い略長方形状をなし、その長手方向寸法(前後方向寸法)は、本体部20Aの幅方向寸法と同等とされている。
固定金具20は、基板Pの表面側から裏面側(他方の面側)に屈曲した形状をなして裏面に沿って配される係合部20Cを有している。係合部20Cは半田付け部20Bと一体に形成され、半田付け部20Bよりも後側(相手側コネクタとの嵌合側)に設けられている。
係合部20Cは、半田付け部20Bの後縁から後方へ向かって、半田付け部20Bの板面と平行に真っ直ぐ延びる延長部21と、延長部21の後端において前方への折り返しとなる折返部22と、折返部22から前方へ向かって延長部21と対向して延びる対向部23とを有し、全体として前方(基板Pへの取り付け方向)に開放されたU字状をなしている。
折返部22は、ハウジング11の後端位置に揃う位置に配され、対向部23の先端部は、半田付け部20Bの後端部と対向する位置まで達している。対向部23の先端寄りの位置には、基板Pの裏面に接触する接点部23Aが形成されている。対向部23は、延長部21に対して接近・離間方向(対向方向)に弾性変位可能とされ、自然状態(基板用コネクタ10が基板Pに取り付けられていない状態)では、先端に向かって少しずつ延長部21に接近する傾斜をなしている。
次に、基板用コネクタ10の基板Pへの取り付けについて説明する。
基板用コネクタ10を、端子13の接続部13Aが配されている側(係合部20Cが設けられている側とは反対側)を基板P側に向けて接近させ、係合部20Cの対向部23の先端と半田付け部20Bの下面との間に基板Pの端縁を差し入れる。すると、対向部23の先端が基板Pの端縁に押されて半田付け部20Bから離間する方向に弾性変位し、基板Pの端縁は、係合部20Cの奥方に差し入れられて折返部22まで到達する。そして、係合部20Cは、基板Pの周縁部のうち基板用コネクタ10の後端に沿う縁部に係合し、詳しくは、延長部21が基板Pの表面に沿い、対向部23が基板Pの裏面に沿い、また接点部23Aが基板Pの裏面に弾性的に接触した状態になる。このとき、固定金具20の半田付け部20Bおよび端子13の接続部13Aは、基板Pの表面に予め塗布された半田に載った状態になり、基板用コネクタ10は基板Pの所定位置に載置されて位置決めされる。
次いで、基板用コネクタ10が載置された基板Pを、図示しないリフロー炉内に走行させると、基板Pに塗布された半田が溶融して端子13の接続部13Aおよび固定金具20の半田付け部20Bに付着する。そして、半田が冷却して固化されると、端子13の接続部13Aが所定の導電路に固着されて電気的に接続され、また固定金具20の半田付け部20Bが基板Pに固着され、基板用コネクタ10が基板Pの表面に載置された状態に固定される。
上記のように構成された本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
基板Pに固定された基板用コネクタ10には、図示しないワイヤハーネスの端末に装着された相手側コネクタが嵌合される。そして、ワイヤハーネスが上方へ引っ張られる等すると、基板用コネクタ10には上向きの力(基板用コネクタ10を基板Pから引き剥がそうとする向きの力)が作用する。本実施形態では、固定金具20は、基板Pの表面に半田付けされる半田付け部20Bと、基板Pの表面側から裏面側に屈曲した形状をなして裏面に沿って配される係合部20Cとを有しているので、基板用コネクタ10に上向きの力が作用すると、基板Pの裏面に当接した対向部23が力を受け持つ状態になる。すなわち、基板用コネクタ10を基板Pから引き剥がそうとする力は、半田付け部20Bと係合部20Cとに受け持たれるから、従来のように、半田付け部20Bのみが引き剥がし力を受け持つ場合に比べて半田付け部20Bに作用する力は小さくなる。これにより、基板用コネクタ10に作用する引き剥がし力によって半田付け部20Bの半田層が損傷することを防止でき、もって基板用コネクタ10の耐久性を高めることができる。
そして、係合部20Cは、ハウジング11のうち相手側コネクタとの嵌合側に設けられている。ここで、ハウジング11のうち相手側コネクタとの嵌合側には、その反対側に比べ、ワイヤハーネスが持ち上げられることによって上向きの力がより大きく作用するため、このような側に係合部20Cを設けることは、引き剥がし力に対して有利である。
また、係合部20Cは、基板Pの板厚方向に弾性変位可能とされ、基板Pに弾接するものであるから、基板Pの縁部を係合部20Cに対して斜め方向に差し入れることが可能である。このため、基板用コネクタ10を基板Pに取り付ける際、基板Pの表面に予め塗布された半田に、端子13の接続部13Aや固定金具20の半田付け部20Bが接触しないよう、基板用コネクタ10の前側が基板Pの表面から離れる向きに基板用コネクタ10を若干傾けて、係合部20Cを基板Pの縁部に係合させることができる。
また、係合部20Cが弾性力で基板Pを挟み込んだ状態になり、基板用コネクタ10は基板Pに対して所定の位置に保持される。したがって、基板Pがリフロー炉内を走行する際等に、基板用コネクタ10が基板Pに対して位置ずれし、そのまま固定されてしまう事態を防止することができる。
また、この基板用コネクタ10を異なる厚さの基板Pに取り付けた場合にも、係合部20Cは基板Pの裏面に接触した状態になるので、基板Pの厚さにあわせて基板用コネクタ10を用意しなくてよい。
また、基板Pの裏面のうち係合部20Cの接点部23Aと接触する部分が、時間の経過に伴ってクリープ現象により徐々に凹んでしまったとしても、接点部23Aは基板Pに弾接しているので、基板Pの裏面から離間することはない。したがって、基板用コネクタ10に上向きの力が作用したときには、確実に対向部23が基板Pに当接してその力が受け持たれるから、長期間の使用に耐え得るものとなる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、係合部20Cは半田付け部20Bの後縁から後方に延びて前方に折り返された形状とされているが、これに限らず、例えば半田付け部の側縁(ハウジングの側面と略平行をなす縁)から外方に延びて内方に折り返された形状とし、基板の周縁部のうち基板用コネクタの側面に沿って配される縁部に係合するものとしてもよい。
(2)上記実施形態では、係合部20Cは基板Pの板厚方向に弾性変位可能なものとされているが、これに限らず、例えば延長部と対向部との間の寸法を基板の板厚寸法と等しくし、基板の端縁に係合部がほぼ隙間なく密着して嵌まるものとしてもよい。
本実施形態にかかる基板用コネクタの裏面図 基板用コネクタを基板に取り付ける前の状態を表す側面図 基板用コネクタを基板に取り付けた状態を表す側面図
符号の説明
P…基板
10…基板用コネクタ
11…ハウジング
20…固定金具
20B…半田付け部
20C…係合部

Claims (2)

  1. ハウジングに備えられた固定金具が基板に半田付けされることにより、前記基板に対して固定される基板用コネクタであって、
    前記固定金具は、前記基板の表裏両面のうち一方の面に半田付けされる半田付け部と、前記基板の一方の面側から他方の面側に屈曲した形状をなして同他方の面に接近して配される係合部とを有することを特徴とする基板用コネクタ。
  2. 前記係合部は、前記基板の板厚方向に弾性変位可能とされ、前記基板に弾接するものであることを特徴とする請求項1に記載の基板用コネクタ。
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