JP2006156833A - 立ち基板の取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 立ち基板がメイン基板に立設状態で取り付けられた状態で、立ち基板が前後に倒れることを防げ、立ち基板の取り付け強度を強くでき、部品点数が少なく構造を簡単化でき、取り付けの作業性を良くすることができる立ち基板の取付構造を提供する。
【解決手段】 下端にコネクタ2が取り付けられ、コネクタ2の複数の端子3をメイン基板5の端子挿入孔5aに挿入し半田付け固定し、立ち基板1の左右両側の下端が下向きに突出され、突出部1a、1bがメイン基板5に穿設された挿入孔5b、5cに挿入され立ち基板1の左右両側の下部に左右一対で上下それぞれ2箇所の孔部1cが形成され、孔部1cに保持脚4の指状部4aが挿入され、保持脚4の下端部がメイン基板5における立ち基板1の裏表側に若干左右に位置をずらして穿設された挿入孔5d、5eに挿入され立ち基板1が裏表に位置する保持脚4で保持されてメイン基板5に立設状態で取り付けられる。
【選択図】 図2
【解決手段】 下端にコネクタ2が取り付けられ、コネクタ2の複数の端子3をメイン基板5の端子挿入孔5aに挿入し半田付け固定し、立ち基板1の左右両側の下端が下向きに突出され、突出部1a、1bがメイン基板5に穿設された挿入孔5b、5cに挿入され立ち基板1の左右両側の下部に左右一対で上下それぞれ2箇所の孔部1cが形成され、孔部1cに保持脚4の指状部4aが挿入され、保持脚4の下端部がメイン基板5における立ち基板1の裏表側に若干左右に位置をずらして穿設された挿入孔5d、5eに挿入され立ち基板1が裏表に位置する保持脚4で保持されてメイン基板5に立設状態で取り付けられる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、メイン基板に立ち基板を立設状態で取り付けるようにした立ち基板の取付構造に関するものである。
第1の従来技術を図7に示す。この従来のプリント配線基板の取付構造は、図7(a)(b)に示すように、プリント配線基板101、111は2種類備え、一方のプリント配線基板101は収納ケースの下部に、他方のプリント配線基板111は電子部品等の実装面が収納ケースの前面に位置するようにして一方のプリント配線基板101上部に垂直に備え、且つ両者のプリント配線基板101、111はコネクタ等の接続用部品102で接続し、更に、他方のプリント配線基板111が倒れて両者のプリント配線基板101、111が倒れて両者のプリント配線基板101、111の導通不良が生じないように、両者間の片側に補強部材121を設けたものである。(例えば、特許文献1参照)。
ところが、これにおいては、他方のプリント配線基板111の片側だけに補強部材121を設けているので、他方のプリント配線基板111が補強部材121の無い側に倒れやすいという問題があった。また、図7(a)(b)に示すように、補強部材121がサイズの大きいものであるために、一方のプリント配線基板101のスペースを大きくとるという問題があった。
第2の従来技術を図8(a)(b)に示す。この従来の立ち基板の固定構造は、図8(a)(b)に示すように、シャーシ201に上向きに立ち基板支持用ボス202、203を一体に立設するとともに、メイン基板204における立ち基板205の立設箇所の近接箇所に立ち基板支持用ボス202、203が貫通される貫通孔206、207を穿設し、シャーシ201の立ち基板支持用ボス202、203をメイン基板204の貫通孔202、203に貫通させて、この立ち基板支持用ボス202、203で立ち基板205を支持して、立ち基板205が倒れないように固定するように構成したものである。(例えば、特許文献2参照)。
ところが、これにおいては、シャーシ201に立ち基板支持用ボス202、203を一体に立設されているので、シャーシ201の構造が複雑になり、しかも立ち基板支持用ボス202、203が立ち基板205に接していないので、立ち基板205が左右に振れる虞があるという問題があった。
第3の従来技術を図9に示す。この従来のプリント基板の保持装置は、図9に示すように、第1のプリント基板301に第2のプリント基板302を接続するもので、第3の2枚のプリント基板303、303それぞれに設けた銅箔304を有する第1の突出部305を第1のプリント基板301に形成した透孔308に挿入の後スライド固着して、第1のプリント基板301上に一定間隔で並行に立て、更に、第3のプリント基板303の第1の突出部305と隣接する辺に設けた第2の突出部306の凹部に第2のプリント基板302の両側に設けた切欠部309をそれぞれ装着するとともに、第2のプリント基板302の底面に設けた第3の突出部307を第1のプリント基板301に形成した透孔310に挿入し、第3の突出部307を半田付け固着したものである。(例えば、特許文献3参照)。
ところが、これにおいては、保持装置を構成する第3のプリント基板303が第2のプリント基板302の片側だけに設けられているので、設けられていない側への第2のプリント基板302の倒れを防ぎにくいという問題があった。また、保持装置を構成する第3のプリント基板303の幅が大きいので、第1のプリント基板301の表面のスペースを大きくとるという問題があった。
第4の従来技術を図10(a)(b)に示す。この従来の固定金具は、図10(a)(b)に示すように、第1のボード402に差し込まれる第1の取り付け用リード部401cと、第1の取り付け用ボード401cの方向と直交する方向に設けられ、第2のボード403に差し込まれる第2の取り付け用リード部401dとを具備し、第1、第2のリード部401c、401dは固定金具401の周縁から固定されるべき第1、又は第2のボード402、403の板厚に等しい距離だけ離れた位置に切り欠き部401e、401fを有したものである。(例えば、特許文献4参照)。
ところが、これにおいては、第2のボード403の片側だけに固定金具401が設けられているので、第2のボード403の他方側への倒れについては弱い構造であるという問題があった。
第5の従来技術を図11に示す。この従来のプリント基板構造体は、図11に示すように、主基板501と、この主基板501に垂直に立設する2つの平行な受け基板502a、502bと、この受け基板502a、502bと主基板501の両方に対して垂直に立設する立ち基板506とで構成され、2つの受け基板502a、502bは主基板501との間をジャンパワイヤ505a、505bによって連結され、主基板501に対して垂直に折り曲げて立設し、この受け基板502a、502bのそれぞれに垂直に設けられた凹部に、立ち基板506に設けられた2つの凹部を係合させて立ち基盤506を立設状態に保持したものである。(例えば、特許文献5参照)。
ところが、これにおいては、2つの受け基板502a、502bを主基板501にジャンパワイヤ505a、505bで連結されているので、構造的に弱いという問題があった。また、基板の他にジャンパワイヤ505a、505bを必要とするので、部品点数が多くて組み立てに手間がかかるという問題があった。
第6の従来技術を図12、図13(a)(b)に示す。この基板固定構造は、図12、図13(a)(b)に示すように、第1の基板610と第2の基板612に設けられた互いに対応する一対のコネクタ614a、614bを接合して第1の基板610上に第2の基板612を略垂直に固定するものであって、第2の基板612の下縁の一部を延長した延長部617に係止される第2基板係止部622と、第1の基板610に穿設された係合穴616に嵌合して係止される第1基板係止部624とを備えた係合部材620を介添して、第1の基板610に第2の基板612を立設したものである。
ところが、これにおいては、係合部材620が片側だけにしか設けられていないので、反対側に第2の基板612が倒れやすいという問題があった。
特開平11−121895号公報
特開2001−320142号公報
実開平2−125369号公報
実開昭62−40864号公報
特開2004−111546合公報
実開平3−71677号公報
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであって、立ち基板がメイン基板に立設状態で取り付けられた状態で、立ち基板が前後に倒れることを防ぐことができ、立ち基板の取り付け強度を強くすることができ、部品点数が少なく構造を簡単化でき、取り付けの作業性を良くすることができ、更に必要とするメイン基板上のスペースを最小限に抑えることができる立ち基板の取付構造を提供することを目的としている。
本発明は、上記課題を解決するために提案されたものであって、請求項1に記載の発明は、下端にコネクタが取り付けられ、このコネクタの複数の端子をメイン基板に穿設されたの孔部に挿入して半田付け固定するようにした立ち基板の取付構造において、前記立ち基板の左右両側の下端が下向きに突出形成され、この突出部が前記メイン基板に穿設された挿入孔に挿入されるように構成され、更に前記立ち基板の左右両側の下部にそれぞれ左右一対で上下それぞれ2箇所の孔部が形成され、これらの孔部に前記立ち基板に対する裏表2本の略F字形の保持脚の指状部が挿入され、この略F字形の保持脚の下端部が、前記メイン基板における前記立ち基板の裏表側に若干左右に位置をずらして穿設された挿入孔に挿入されて、前記立ち基板が裏表に位置する略F字形の保持脚で保持された状態で前記メイン基板に立設状態で取り付けられるように構成したことを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、前記略F字形の保持脚の上下2つの指状部の先端に係止爪がそれぞれ下向きに突出形成され、前記各指状部が前記立ち基板に対して抜け止め状態で取り付けられている。
請求項3に記載の発明は、前記略F字形の保持脚の上下2つの指状部の先端に小突起がそれぞれ下向きに突出形成され、前記各指状部が前記立ち基板に対して抜け止め状態で取り付けられている。
請求項4に記載の発明は、下端にコネクタが取り付けられ、このコネクタの複数の端子をメイン基板に穿設されたの孔部に挿入して半田付け固定するようにした立ち基板の取付構造において、前記立ち基板の左右両側の下端が下向きに突出形成され更に各突出部が幅方向略中央部に下端側から上向きに縦溝が設けられて二股形状に形成され、前記各突出部に縦溝の内側に向けて突出する係止用突起が左右両側から突出形成されるとともに、前記各突出部の上方位置に係入孔が形成され、一方、上部に略U字形の縦溝が設けられた2つの保持脚の上端に、縦溝の内側に向けて突出する突起が左右一対設けられるとともに、前記保持脚の下側に係入孔が形成されており、前記保持脚の縦溝を前記立ち基板の各突出部の縦溝に合わして前記保持脚を前記立ち基板の各突出部に下側から嵌め合わせ、前記立ち基板の各突出部の縦溝の係止用突起が前記保持脚の係入孔に係入されるとともに、前記保持脚の縦溝の突起が前記立ち基板の係入孔に係入されて、前記立ち基板に前記保持脚を取り付けた状態が略十字形になり、更に、前記メイン基板の左右両側に平面視略十字形の挿入孔が形成され、このメイン基板の各平面視力略十字形の挿入孔に前記立ち基板の各突出部と前記立ち基板に取り付けられた保持脚の下部が挿入されて、前記立ち基板が前記保持脚で保持された状態で前記メイン基板に取り付けられるように構成したことを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、メイン基板に立ち基板を立設状態で取り付けるようにした立ち基板の取り付け構造において、前記立ち基板の左右両側の下端が下向きに突出形成され、この各突出部の裏表に保持脚が前記突出部に略直角に交差するように取り付けられ、前記メイン基板に穿設された挿入孔に前記立ち基板の各突出部と前記保持脚の下部が挿入されることによって、前記立ち基板が前記保持脚で保持された状態で前記メイン基板に立設状態で取り付けられるように構成したことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、立ち基板の下部左右両側の前後に、下端部がメイン基板の挿入孔に挿入される保持脚を取り付けているので、立ち基板が前後方向に倒れることを防ぐことができる。また、保持脚は、立ち基板の裏表に若干左右に位置をずらして取り付けてあり、その下端部をメイン基板の挿入孔に挿入し立ち基板の突出部をメイン基板の挿入孔に挿入しているので、メイン基板に対する立ち基板の立設状態の強度をより一層強くすることができる。更に、立ち基板に保持脚を取り付けた構造なので、部品点数が少なく構造を簡単化することができる。更に、保持脚の指状部を立ち基板の孔部を挿入し、その下端部をメイン基板の挿入孔に挿入するとともに立ち基板の突出部をメイン基板の挿入孔に挿入するだけなので取付作業が簡単で作業性を良くすることができる。しかも、必要とするメイン基板上のスペースを最小限抑えることができる。
請求項2に記載の発明によれば、保持脚の指状部の先端に設けた係止爪が立ち基板に係止されるので、保持脚が不用意に立ち基板から抜けて外れることを防止できる。
請求項3に記載の発明によれば、保持脚の指状部の先端に設けた小突起が立ち基板に係止されるので、保持脚が不用意に立ち基板から抜けて外れることを防止できる。
請求項4に記載の発明によれば、左右2つの保持脚で立ち基板の前後への倒れを防止することができ、部品点数が少なく構造を簡単化することができる。また、保持脚を立ち基板に半田付けで固定する必要がなく、ワンタッチで取り付けられるので、取り付け作業が簡単で作業性を良くすることができる。更に、立ち基板が保持脚によって前後で保持されるので取り付け強度を強くすることができる。しかも、必要とするメイン基板上のスペースを最小限に抑えることができる。
請求項5に記載の発明によれば、保持脚によって立ち基板が前後に倒れることを防ぐことができ、取り付け強度を強くすることができる。また、保持脚だけで立ち基板を立設状態で保持できるので、部品点数が少なく構造を簡単化することができる。更に、立ち基板に保持脚を取り付けて、立ち基板の左右の突出部と保持脚の下部メイン基板の挿入孔に挿入するだけで取り付けることができるので、取り付け作業が簡単で作業性を良くすることができる。しかも、必要とするメイン基板上のスペースを最小限に抑えることができる。
以下、本発明に係る立ち基板の取付構造の実施の形態について、図を参照しつつ説明する。
図1は本発明の第1の実施形態の立ち基板の取付構造を示し、(a)はその立ち基板の正面図、(b)はその保持脚の側面図、(c)はそのメイン基板の平面図である。
この第1実施形態の立ち基板の取付構造は、図1(a)(b)(c)に示すように、立ち基板1の下側にコネクタ2が取り付けられていて、このコネクタ2から下側に向けて複数の端子3が突出されている。また、立ち基板1の左右両側の下端が下向きに突出形成されて突出部1a、1bが延設されている。また、立ち基板1の左右両側の下部にそれぞれ左右一対で上下2箇所の孔部1cが形成されている。この孔部1cには、略F字形の保持脚4の上下それぞれ2つの指状部4aが、保持脚4を若干斜め向きにした状態で、挿入されるようになっている。立ち基板1の突出部1a、1bはメイン基板5における複数の端子挿入孔5aの両側に穿設された挿入孔5b、5cに挿入され、保持脚4の下端部が、メイン基板5における挿入孔5b、5cの前後近傍で若干左右に位置をずらして穿設された挿入孔5d、5eに挿入されるようになっている。
図2は同立ち基板の取付構造を示し、(a)はその正面断面図、(b)はその要部の側面断面図、(c)はその部分平面図である。
図2(a)(b)(c)に示すように、メイン基板5の端子挿入孔5aにはコネクタ2の複数の端子3が挿入され、その両側の挿入孔5b、5cに立ち基板1の突出部1a、1bが挿入され、その前後の挿入孔5d、5eに保持脚4の下端部が挿入されている。更に、この保持脚4の下端部と立ち基板1の突出部1a、1bがメイン基板5の裏面側に半田付け固定されている。更に、保持脚4の指状部4aが立ち基板1の表面に半田付け固定されている。
従って、この第1実施形態によれば、立ち基板1の下部左右両側の前後に、下端部がメイン基板5の挿入孔5d、5eに挿入される保持脚4を取り付けているので、立ち基板1が前後方向に倒れることを防ぐことができる。また、保持脚4は、立ち基板1の裏表に若干左右に位置をずらして取り付けてあり、その下端部をメイン基板1の挿入孔5d、5eに挿入し立ち基板1の突出部1a、1bをメイン基板5の挿入孔5b、5cに挿入しているので、メイン基板5に対する立ち基板1の立設状態の強度をより一層強くすることができる。更に、立ち基板1に保持脚4を取り付けた構造なので、部品点数が少なく構造を簡単化することができる。更に、保持脚4の指状部4aを立ち基板1の孔部1cを挿入し、その下端部をメイン基板5の挿入孔5d、5eに挿入するとともに立ち基板1の突出部1a、1bをメイン基板5の挿入孔5b、5cに挿入するだけなので取付作業が簡単で作業性を良くすることができる。しかも、メイン基板5には、立ち基板1の各突出部1a、1bと保持脚4を挿入する挿入孔5b、5c、5d、5eを穿設するだけでよいので、必要とするメイン基板5上のスペースを最小限に抑えることができる。
図3は同立ち基板の取付構造における別例の保持脚を立ち基板に取り付けた状態を示し、(a)はその別例の側面断面図、(b)はその更に別例の側面断面図である。
図3(a)に示す別例の保持脚4Aの上下2つの指状部4bの先端に係止爪4cがそれぞれ下向きに突出形成されている。これらの指状部4bを立ち基板1の孔部1cに挿入したときに、係止爪4cで抜け止め固定できる。
図3(b)に示す更に別例の保持脚4Bの上下2つの指状部4dの先端に小突起4eがそれぞれ下向きに突出形成されている。これらの指状部4dを立ち基板1の孔部1cに挿入したときに、小突起4eで抜け止め固定できる。
図4は第2実施形態の立ち基板の取付構造を示す分解斜視図、図5は同取付構造における立ち基板をメイン基板に取り付ける直前の分解斜視図、図6は同取付構造における立ち基板をメイン基板に取り付けたときの斜視図である。
この第2実施形態の立ち基板の取付構造は、図4に示すように、立ち基板6の左右両側の下端が下向きに突出形成されて突出部6aが延設されている。これらの突出部6aは幅方向略中央部に下端側から上向きに縦溝6bが設けられて二股状に形成されている。各突出部6aの縦溝6bの内側に向けて突出する係止用突起6c、6cが形成されているとともに、各突出部6aの上方位置に係入孔6dが形成されている。一方、上部に略U字形の縦溝7aが設けられた2つの保持脚7の上端に縦溝7aの内側に向けて突出する突起7bが左右一対設けられているとともに、各保持脚7の下側位置に係入孔7cが形成されている。
これらの保持脚7を立ち基板6の突出部6aに取り付けるには、図5に示すように、各保持脚7の縦溝7aを立ち基板6の各突出部6aの縦溝6bに合わして保持脚7を立ち基板6の各突出部6aに下側から嵌め合わせる。さらに、立ち基板6の各突出部6aの縦溝6bの係止用突起6c、6cが各保持脚7の係入孔7cに係入されるとともに、保持脚7の縦溝7aの突起7bが立ち基板6の係入孔6dに係入される。この状態では、立ち基板6に保持脚7を取り付けた状態が略十字形になる。また、図4、図5に示すように、メイン基板8の左右両側に平面視略十字形の挿入孔8aが形成されている。図6に示すように、このメイン基板8の各平面視力略十字形の挿入孔8aに立ち基板6の各突出部6aと立ち基板6に取り付けられた保持脚7の下部が挿入されて、立ち基板6が各保持脚7で保持された状態でメイン基板8に取り付けられる。
従って、この第2実施形態によれば、左右2つの保持脚7で立ち基板6の前後への倒れを防止することができ、部品点数が少なく構造を簡単化することができる。また、保持脚7を立ち基板6に半田付けで固定する必要がなく、ワンタッチで取り付けられるので、取り付け作業が簡単で作業性を良くすることができる。更に、立ち基板6が左右2つの保持脚7によって前後で保持されるので取り付け強度を強くすることができ、立ち基板6が前後方向に倒れることを防ぐことができる。しかも、メイン基板8に略十字形の挿入孔8aを穿設するだけでよいので、必要とするメイン基板8上のスペースを最小限に抑えることができる。
1 立ち基板
1a 突出部
1b 突出部
1c 孔部
2 コネクタ
3 端子
4 保持脚
4A 保持脚
4B 保持脚
4a 指状部
4b 指状部
4c 係止爪
4d 指状部
4e 小突起
5 メイン基板
5a 端子挿入孔
5b 挿入孔
5c 挿入孔
5d 挿入孔
5e 挿入孔
6 立ち基板
6a 突出部
6b 縦溝
6c 係止用突起
6d 係入孔
7 保持脚
7a 略U字形の縦溝
7b 突起
7c 係入孔
8 メイン基板
8a 挿入孔
1a 突出部
1b 突出部
1c 孔部
2 コネクタ
3 端子
4 保持脚
4A 保持脚
4B 保持脚
4a 指状部
4b 指状部
4c 係止爪
4d 指状部
4e 小突起
5 メイン基板
5a 端子挿入孔
5b 挿入孔
5c 挿入孔
5d 挿入孔
5e 挿入孔
6 立ち基板
6a 突出部
6b 縦溝
6c 係止用突起
6d 係入孔
7 保持脚
7a 略U字形の縦溝
7b 突起
7c 係入孔
8 メイン基板
8a 挿入孔
Claims (5)
- 下端にコネクタが取り付けられ、このコネクタの複数の端子をメイン基板に穿設されたの孔部に挿入して半田付け固定するようにした立ち基板の取付構造において、前記立ち基板の左右両側の下端が下向きに突出形成され、この突出部が前記メイン基板に穿設された挿入孔に挿入されるように構成され、更に前記立ち基板の左右両側の下部にそれぞれ左右一対で上下それぞれ2箇所の孔部が形成され、これらの孔部に前記立ち基板に対する裏表2本の略F字形の保持脚の指状部が挿入され、この略F字形の保持脚の下端部が、前記メイン基板における前記立ち基板の裏表側に若干左右に位置をずらして穿設された挿入孔に挿入されて、前記立ち基板が裏表に位置する略F字形の保持脚で保持された状態で前記メイン基板に立設状態で取り付けられるように構成したことを特徴とする立ち基板の取付構造。
- 前記略F字形の保持脚の上下2つの指状部の先端に係止爪がそれぞれ下向きに突出形成され、前記各指状部が前記立ち基板に対して抜け止め状態で取り付けられている請求項1に記載の立ち基板の取付構造。
- 前記略F字形の保持脚の上下2つの指状部の先端に小突起がそれぞれ下向きに突出形成され、前記各指状部が前記立ち基板に対して抜け止め状態で取り付けられている請求項1に記載の立ち基板の取付構造。
- 下端にコネクタが取り付けられ、このコネクタの複数の端子をメイン基板に穿設されたの孔部に挿入して半田付け固定するようにした立ち基板の取付構造において、前記立ち基板の左右両側の下端が下向きに突出形成され更に各突出部が幅方向略中央部に下端側から上向きに縦溝が設けられて二股形状に形成され、前記各突出部に縦溝の内側に向けて突出する係止用突起が左右両側から突出形成されるとともに、前記各突出部の上方位置に係入孔が形成され、一方、上部に略U字形の縦溝が設けられた2つの保持脚の上端に、縦溝の内側に向けて突出する突起が左右一対設けられるとともに、前記保持脚の下側に係入孔が形成されており、前記保持脚の縦溝を前記立ち基板の各突出部の縦溝に合わして前記保持脚を前記立ち基板の各突出部に下側から嵌め合わせ、前記立ち基板の各突出部の縦溝の係止用突起が前記保持脚の係入孔に係入されるとともに、前記保持脚の縦溝の突起が前記立ち基板の係入孔に係入されて、前記立ち基板に前記保持脚を取り付けた状態が略十字形になり、更に、前記メイン基板の左右両側に平面視略十字形の挿入孔が形成され、このメイン基板の各平面視力略十字形の挿入孔に前記立ち基板の各突出部と前記立ち基板に取り付けられた保持脚の下部が挿入されて、前記立ち基板が前記保持脚で保持された状態で前記メイン基板に取り付けられるように構成したことを特徴とする立ち基板の取付構造。
- メイン基板に立ち基板を立設状態で取り付けるようにした立ち基板の取り付け構造において、前記立ち基板の左右両側の下端が下向きに突出形成され、この各突出部の裏表に保持脚が前記突出部に略直角に交差するように取り付けられ、前記メイン基板に穿設された挿入孔に前記立ち基板の各突出部と前記保持脚の下部が挿入されることによって、前記立ち基板が前記保持脚で保持された状態で前記メイン基板に立設状態で取り付けられるように構成したことを特徴とする立ち基板の取付構造。
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---|---|---|---|---|
JP2008181997A (ja) * | 2007-01-24 | 2008-08-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電源装置とこれを用いた電子機器 |
WO2011018825A1 (ja) * | 2009-08-13 | 2011-02-17 | 三菱電機株式会社 | 接続コネクタの位置決め接続装置 |
JP7444121B2 (ja) | 2021-03-26 | 2024-03-06 | 横河電機株式会社 | 電子機器 |
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2004
- 2004-11-30 JP JP2004347372A patent/JP2006156833A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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