JP2008016547A - 基板固定構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】基板に対する基板対基板コネクタの接続部分にかかるストレスを軽減できるように基板を固定する。
【解決手段】第1の基板12には、基板対基板コネクタ14の一方のコネクタ部14aを実装し、第2の基板13に前記基板対基板コネクタ14の他方のコネクタ部14bを実装し、筐体11の内部に、第1の基板12を固定すると共に、第2の基板13を、前記基板対基板コネクタ14を介して前記第1の基板12に電気的に接続し、当該第2の基板13を基板押さえ17により固定している。この場合、前記基板押さえ17を前記筐体11に位置調整可能で且つ固定可能に設け、この基板押さえ17により前記第2の基板13を押さえる構成とした。
【選択図】図1
【解決手段】第1の基板12には、基板対基板コネクタ14の一方のコネクタ部14aを実装し、第2の基板13に前記基板対基板コネクタ14の他方のコネクタ部14bを実装し、筐体11の内部に、第1の基板12を固定すると共に、第2の基板13を、前記基板対基板コネクタ14を介して前記第1の基板12に電気的に接続し、当該第2の基板13を基板押さえ17により固定している。この場合、前記基板押さえ17を前記筐体11に位置調整可能で且つ固定可能に設け、この基板押さえ17により前記第2の基板13を押さえる構成とした。
【選択図】図1
Description
本発明は、基板同士を基板対基板コネクタを介して接続した形態で筐体内に固定する基板固定構造に関する。
従来、例えば2枚の基板を相互に電気的に接続する手段として、基板対基板コネクタが知られている。前記2枚の基板を、基板収納用の筐体内に固定するような場合に、その固定位置のずれや、基板対基板コネクタの実装位置ずれがあった場合に、当該基板対基板コネクタに機械的負荷がかからないように、基板対基板コネクタを基板からフロート支持する構成としたものがある(例えば特許文献1)。このフロート支持構造は、基板対基板コネクタの一方のコネクタ部が他方のコネクタ部に対して若干XY方向へ動き得る構造である。
特開2003−331981号公報
ところで、基板対基板コネクタで接続される二つの基板を筐体内に収容して固定する場合、図7及び図8に示す固定構造とすることが考えられている。すなわち、第1の基板1に基板対基板コネクタ2の一方のコネクタ部2aを半田付けにより実装し、第2の基板3に前記基板対基板コネクタ2の他方のコネクタ部2bを半田付けにより実装する。
前記第1の基板1を、筐体4の内部に固定し、前記第2の基板3を、前記基板対基板コネクタ2を介して前記第1の基板1を電気的に接続する。前記筐体4のカバー4aには、基板押さえ5、5が一体に形成されており、この基板押さえ5、5により第2の基板3の両端を固定する構成とする。
ところで、前記基板対基板コネクタ2を前述のフロート構造としても、基板1の固定位置ずれや、一方のコネクタ部2a、あるいは他方のコネクタ部2bの実装位置ずれや、あるいは基板押さえ5、5の形成位置誤差などがあると、前述のフロート構造では、実際には、0.5mm程度しか動き得ず、前記ずれや誤差を吸収できず、基板対基板コネクタ2における基板1あるいは3との接続部分(半田付け部分)にストレスがかかる問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、基板に対する基板対基板コネクタの接続部分にかかるストレスを軽減できる基板固定構造を提供することにある。
請求項1の発明は、第1の基板に基板対基板コネクタの一方のコネクタ部を実装し、第2の基板に前記基板対基板コネクタの他方のコネクタ部を実装し、筐体の内部に、第1の基板を固定すると共に、第2の基板を、前記基板対基板コネクタを介して前記第1の基板に電気的に接続し、当該第2の基板を基板押さえにより固定する基板配設構造であって、前記基板押さえを前記筐体に位置調整可能で且つ固定可能に設け、この基板押さえにより前記第2の基板を押さえる構成としたところに特徴を有する。
この構成によれば、基板押さえが筐体に対して位置調整可能であるから、基板の固定位置ずれや、一方のコネクタ部あるいは他方のコネクタ部の実装位置ずれがあっても、当該基板押さえの位置調整により、前記ずれを十分に吸収でき、そして、当該基板押さえを固定することにより、前記ずれを吸収した位置で確実に基板を固定することができる。従って、基板に対する基板対基板コネクタの接続部分にかかるストレスを軽減できる。
この場合、前記筐体を金属板製とし、この筐体に、前記基板押さえを位置可能で且つ脱落阻止形態に保持する保持部をバーリング加工により一体に形成すると共に、前記基板押さえを固定するための螺子孔を形成する構成としても良い(請求項2の発明)。このようにすると、別部品を用いることなく基板押さえを保持でき、しかも基板押さえの落ち止めも図り得、また螺子使用により確実に基板押さえを固定でき、ひいては基板を確実に固定できる。
以下、本発明の一実施例につき図1ないし図6を参照して説明する。筐体11は、金属板から構成された矩形状の本体11aと、同じく金属板から構成されたカバー11bとを有して構成されている。
この筐体11の内部には第1の基板12と第2の基板13とが収容固定される。
第1の基板12の上面には、基板対基板コネクタ13の一方のコネクタ部14aが例えば半田付けにより実装されていると共に、スペーサ15が取り付けられている。なお、この第1の基板12には、図示しないが回路パターンや電装品が実装されている。
第1の基板12の上面には、基板対基板コネクタ13の一方のコネクタ部14aが例えば半田付けにより実装されていると共に、スペーサ15が取り付けられている。なお、この第1の基板12には、図示しないが回路パターンや電装品が実装されている。
そして、この第1の基板12は、前記本体11aの底部に一体形成した取付部11cに螺子16により固定されている。
前記第2の基板13の下面には基板対基板コネクタ14の他方のコネクタ部14bが例えば半田付けにより実装されていると共に、図示しないが回路パターンや電装品が実装されている。
前記第2の基板13の下面には基板対基板コネクタ14の他方のコネクタ部14bが例えば半田付けにより実装されていると共に、図示しないが回路パターンや電装品が実装されている。
前記筐体11のカバー11bは、その後板部14dに対して前板部14eが後述する基板押さえ17の板厚より高い段差をもって高くなっている。
このカバー11bには、基板押さえ17が位置調整可能で且つ固定可能に設けられている。すなわち、この基板押さえ17の後部には、図4及び図5に示すように、位置調整用の長孔17a、17aと固定用の長孔17bとが形成されている。また、該基板押さえ17の前部に両側には、外側へ広がるように傾斜する押さえ部17c、17cが形成されている。
このカバー11bには、基板押さえ17が位置調整可能で且つ固定可能に設けられている。すなわち、この基板押さえ17の後部には、図4及び図5に示すように、位置調整用の長孔17a、17aと固定用の長孔17bとが形成されている。また、該基板押さえ17の前部に両側には、外側へ広がるように傾斜する押さえ部17c、17cが形成されている。
この押さえ部17c、17cの対向間隔寸法は前記第2の基板13の幅寸法とほぼ同じに設定している。なお、前記カバー11bには、前記位置調整用の長孔17a、17aと対向するように保持部18、18が形成されている。
図5に示すように、この保持部18、18は、カバー11bをバーリグ加工することにより形成されている。すなわち、カバー11bの一部をバーリング加工して筒部18a、18aを形成し、その先端部を広げて抜け止め部18b、18bを形成している。
図5に示すように、この保持部18、18は、カバー11bをバーリグ加工することにより形成されている。すなわち、カバー11bの一部をバーリング加工して筒部18a、18aを形成し、その先端部を広げて抜け止め部18b、18bを形成している。
また、前記カバー11bには、前記固定用の長孔17bと対向するように螺子孔19が形成されている。
前記基板押さえ17の長孔17a、17aは、前記保持部18の筒部18a、18aに位置調整可能に嵌合されており、この場合、その嵌合状態で、前記抜け止め部18b、18bを拡開形成し、もって基板押さえ17を矢印A方向及びその逆の矢印B方向へ位置調整可能で脱落阻止形態に取り付けている。
前記基板押さえ17の長孔17a、17aは、前記保持部18の筒部18a、18aに位置調整可能に嵌合されており、この場合、その嵌合状態で、前記抜け止め部18b、18bを拡開形成し、もって基板押さえ17を矢印A方向及びその逆の矢印B方向へ位置調整可能で脱落阻止形態に取り付けている。
図4に示すように、前記カバー11bの前板部11eに、基板押さえ17の一部を挿通するための空間部11fが形成されている。そして、基板押さえ17の前部は、前板部11eの下面と当接可能となっている。
さて、第2の基板13を基板押さえ17により固定する手順について述べる。まず、図6に示すように、第2の基板13の他方のコネクタ部14bを、第1の基板12の一方のコネクタ部14aに電気的に接続し、該第2の基板13の後部をスペーサ15上に配置する。これにより第2の基板13は第1の基板12と平行対向状態に配置される。そして、カバー11bを本体11aの後部に被せて図示しない固定手段により固定する。このとき、基板押さえ17は、図4に示したように、矢印A方向及びその逆の矢印B方向へ位置調整可能であるから、第2の基板13が、矢印A方向及びB方向に若干ずれていても、該基板押さえ17をそのずれに合わせて位置調整し、そして、螺子20を、固定用の長孔17bに通して螺子孔19に螺子締めして該基板押さえ17を固定する。
このように本実施例によれば、基板押さえ17が筐体11のカバー11bに対して位置調整可能であるから、第1の基板12の固定位置ずれや、一方のコネクタ部14aあるいは他方のコネクタ部14bの実装位置ずれがあっても、当該基板押さえ17の位置調整により、前記ずれを十分に吸収でき、そして、当該基板押さえ17を固定することにより、前記ずれを吸収した位置で確実に第2の基板13を固定することができる。従って、基板12、13に対する基板対基板コネクタ14の接続部分にかかるストレスを軽減できる。
この場合、基板対基板コネクタ14を前述のフロート構造でなくても済み、部品コストの低減に寄与できる。
また、基板押さえ17の前部は、カバー11bの前板部11eの下面と当接可能であるから、押さえ部17c、17cにかかる反力をカバー1bで受けることもでき、固定作用が確実となる。
また、基板押さえ17の前部は、カバー11bの前板部11eの下面と当接可能であるから、押さえ部17c、17cにかかる反力をカバー1bで受けることもでき、固定作用が確実となる。
また、本実施例によれば、前記筐体11を金属板製とし、この筐体11に、前記基板押さえ17を位置可能で且つ脱落阻止形態に保持する保持部18をバーリング加工により一体に形成すると共に、前記基板押さえ17を固定するための螺子孔19を形成する構成としたから、別部品を用いることなく基板押さえ17を保持でき、しかも基板押さえ17の落ち止めも図り得、また螺子20使用により確実に基板押さえ17を固定でき、ひいては第2の基板13を確実に固定できる。
なお、本発明は上記実施例に限られず、次のように変更して実施しても良い。基板押さえ17の保持構造は、バーリング加工した保持部18と長孔17aとの組み合せに限られず、基板押さえ側の長孔と筐体側の螺子孔と螺子とでも良い。また筐体の構造も上記実施例に限られるものではない。
図面中、11は筐体、11aは本体、11bはカバー、12は第1の基板、13は第2の基板、14は基板対基板コネクタ、14aは一方のコネクタ部、14bは他方のコネクタ部、17は基板押さえ、17cは押さえ部、18は保持部を示す。
Claims (2)
- 第1の基板に基板対基板コネクタの一方のコネクタ部を実装し、第2の基板に前記基板対基板コネクタの他方のコネクタ部を実装し、筐体の内部に、第1の基板を固定すると共に、第2の基板を、前記基板対基板コネクタを介して前記第1の基板に電気的に接続し、当該第2の基板を基板押さえにより固定する基板配設構造であって、
前記基板押さえを前記筐体に位置調整可能で且つ固定可能に設け、この基板押さえにより前記第2の基板を押さえる構成としたことを特徴とする基板固定構造。 - 請求項1に記載の基板固定構造において、
前記筐体は金属板製であり、
この筐体に、前記基板押さえを位置可能で且つ脱落阻止形態に保持する保持部をバーリング加工により一体に形成すると共に、前記基板押さえを固定するための螺子孔を形成していることを特徴とする基板固定構造。
Priority Applications (1)
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JP2006184467A JP2008016547A (ja) | 2006-07-04 | 2006-07-04 | 基板固定構造 |
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---|---|---|---|---|
JP2010073157A (ja) * | 2008-09-22 | 2010-04-02 | Fujitsu Ltd | 電子機器 |
JP2011044649A (ja) * | 2009-08-24 | 2011-03-03 | Toshiba Corp | プリント配線板の保持モジュールおよびプリント配線板の固定方法、装置 |
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2006
- 2006-07-04 JP JP2006184467A patent/JP2008016547A/ja active Pending
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