JP2024017402A - コネクタ実装基板及びペグ - Google Patents

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Masayoshi Takayanagi
一栄 高橋
Kazue Takahashi
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慧吾 坪
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Abstract

【課題】コネクタの実装作業を容易に行うことができると共に、後めっき処理を施さなくてもコネクタの固定強度を高めることができるコネクタ実装基板及びペグを提供する。【解決手段】コネクタ3が、基板2の上面に実装される。金属製のペグ4が、コネクタ3を基板2に固定する。ペグ4の被保持部41は、コネクタ3に保持される。ペグ4のストレート形状の足部42は、被保持部41から基板2に向かって突出して設けられ、基板2に設けられたスルーホール22に挿通される。足部42は、被保持部41から基板2に向かって突出した平板部43を、左右方向の両端面S3,S3同士が相対するように折り曲げて、円筒状に形成された。【選択図】図3

Description

本発明は、コネクタ実装基板及びペグに関する。
従来から、自動車用の電気接続箱の内部回路等として、プリント基板にコネクタが実装されたコネクタ実装基板が用いられている。コネクタ実装基板では、コネクタを構成するコネクタハウジングがプリント基板にねじ止めによって固定されている。ところで、近年、省スペース化や軽量化の要求に応ずべく、ねじ止めに代えて、金属製のペグによってコネクタハウジングをプリント基板に固定する構造が提案されている(特許文献1)。
特許文献1に記載のコネクタ実装基板によれば、コネクタハウジングに保持されたペグの足部をプリント基板のスルーホールに挿通し半田付けすることでコネクタをプリント基板に固定することができる。
また、コネクタの固定強度を上げるべく、ペグの足部の先端を曲げてプリント基板に引っ掛ける構造が提案されている(特許文献2)。しかしながら、特許文献1にコネクタ実装基板は、スルーホールに挿通されるペグの足部先端が曲げられているため、足部をスルーホールに通しにくく、コネクタの実装作業を容易に行うことができない、という課題があった。また、半田実装時に半田ペーストを均一に安定して塗布するのが難しく、ムラが生じることによりコネクタの固定強度が低下する恐れがあった。
さらに、特許文献1,2に記載された技術は、いずれもペグの足部側面が、金属板の打ち抜き面から構成されている。このため、半田の濡れ性向上のために、打ち抜き後のペグにめっき処理を施す必要があった。
特開2018-85262号公報 特開2017-22043号公報
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コネクタの実装作業を容易に行うことができると共に、後めっき処理を施さなくてもコネクタの固定強度を高めることができるコネクタ実装基板及びペグを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタ実装基板は、下記を特徴としている。
基板と、
前記基板の一方の面に実装されたコネクタと、
前記コネクタを前記基板に固定するための金属製の平板状のペグと、を備えた
コネクタ実装基板であって、
前記ペグは、
前記コネクタに保持される被保持部と、
前記被保持部から前記基板に向かって突出して設けられ、前記基板に設けられたスルーホールに挿通されるストレート形状の足部と、を有し、
前記足部は、前記被保持部から前記基板に向かって突出した平板部を、突出方向と交差する交差方向の両端面同士が相対するように折り曲げて、筒状に形成された、
コネクタ実装基板であること。
前述した目的を達成するために、本発明に係るペグは、下記を特徴としている。
コネクタを基板に固定するためのペグであって、
前記コネクタに保持される被保持部と、
前記被保持部から前記基板に向かって突出して設けられ、前記基板に設けられたスルーホールに挿通されるストレート形状の足部と、を備え、
前記足部は、前記被保持部から前記基板に向かって突出した平板部と、突出方向と交差する交差方向の両端面同士が相対するように折り曲げて、筒状に形成された
ペグであること。
本発明によれば、コネクタの実装作業を容易に行うことができると共に、後めっき処理を施さなくてもコネクタの固定強度を高めることができるコネクタ実装基板及びペグを提供することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明のコネクタ実装基板の上方斜視図である。 図2は、図1に示すコネクタ実装基板の下方斜視図である。 図3は、図1に示すコネクタ実装基板の分解斜視図である。 図4は、図1に示すコネクタ実装基板の前面図である。 図5は、図1に示すコネクタ実装基板の上面図である。 図6は、図3に示す右側のペグの左側面図である。 図7は、図3に示すペグの曲げ加工前の左側面図である。 図8は、図6のA-A線断面図である。 図9は、図3に示す右側のペグの前面図である。 図10は、図3に示す右側のペグの下面図である。 図11は、図5のB-B線断面図である。 図12は、図3のC-C線断面図である。 図13は、図5のD部の部分拡大図である。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
以下、説明の便宜上、図1~図13に示すように、「前(F)」、「後(B)」、「左(L)」、「右(R)」、「上(U)」及び「下(D)」を定義する。「前後方向」、「左右方向」及び「上下方向」は、互いに直交している。なお、上下方向は、本発明の「突出方向」に対応し、前後方向は、本発明の「交差方向」に対応する。
図1~図3に示すように、コネクタ実装基板1は、基板2と、基板2の上面(一方の面)に実装されたコネクタ3と、コネクタ3を基板2に固定するためのペグ4と、を備えている。
基板2は、図3に示すように、合成樹脂製の平板から構成され、上から見て前後方向に長尺な略長方形状に設けられている。基板2は、厚さ方向が上下方向に沿うように配置されている。基板2には、後述する端子6が挿通される上下方向に貫通したスルーホール21と、後述するペグ4の足部42が挿通される上下方向に貫通したスルーホール22と、が設けられている。また、基板2には、端子接続部23と、足部接続部24(図2参照)と、が設けられている。これら端子接続部23及び足部接続部24は、金属等の導電材を基板2の表面にプリントすることにより形成されている。
端子接続部23は、端子6が半田付けされて接続される。端子接続部23は、基板2の上面のスルーホール21の縁に沿って設けられている。図2に示すように、足部接続部24は、ペグ4の足部42が半田付けされて接続される。足部接続部24は、基板2の下面のスルーホール22の縁部に沿って設けられている。
次に、コネクタ3について説明する。図3に示すように、コネクタ3は、コネクタハウジング5と、コネクタハウジング5内に収容保持された複数の端子6と、を有している。コネクタハウジング5は、PCB(Poly Chlorinated Biphenyl;ポリ塩化ビフェニル)などの合成樹脂から構成されている。コネクタハウジング5は、四角筒状の相手コネクタ収容部51と、相手コネクタ収容部51の前方開口を塞ぐ底壁部52(図4参照)と、後述するペグ4を保持する一対のペグ保持部53,54と、ペグ4の足部42をスルーホール22にガイドする一対のガイド溝55,55を有している。
相手コネクタ収容部51には、後方開口から図示しない相手コネクタが挿入され、相手コネクタが収容(嵌合)される。図4に示すように、底壁部52には、端子6を挿通して保持する端子保持孔56が複数設けられている。本実施形態では、端子保持孔56は、上段及び下段各々に、左右方向に沿って複数(本実施形態では5つ)並べて設けられている。一対のペグ保持部53,54、一対のガイド溝55,55は、ペグ4について説明した後に、説明する。
図3に示すように、端子6は、略L字状に設けられ、前後方向に沿った相手コネクタ接続部61と、相手コネクタ接続部61の前端から下側に下垂して設けられた基板接続部62と、を有している。図4及び図5に示すように、相手コネクタ接続部61は、端子保持孔56内に挿通され、端子保持孔56よりも後側が相手コネクタ収容部51内に収容され、端子保持孔56よりも前側が相手コネクタ収容部51外に突出する。図2に示すように、基板接続部62は、その下端部がスルーホール21に挿通され、基板2の下面から突出する。基板接続部62は、半田付けにより基板2の上面に設けた端子接続部23に接続される。
次に、ペグ4の構成について説明する。本実施形態では、ペグ4は、一対設けられ、それぞれコネクタハウジング5の左外側面、右外側面に保持される。図3及び図6に示すように、ペグ4は、被保持部41と、一対の足部42,42と、を有している。
被保持部41は、平板状に設けられ、コネクタハウジング5の右外側面、左外側面に重ねて保持される。本実施形態では、被保持部41は、厚さ方向が左右方向に沿うようにコネクタハウジング5に保持される。図6に示すように、被保持部41は、本体部411と、本体部411の上端部から前後方向両側に突出する一対の突起部412,412が設けられている。
一対の突起部412,412は、本体部411の上端部から前後方向両側に突出して設けられ、コネクタハウジング5に設けられた一対のペグ保持部53,54に保持される。一対の突起部412,412は、下側の先端が一部切り欠かれ、下に向かうに従って前後方向中央に近づく傾斜面S1が設けられている。
また、一対の突起部412,412の前後方向の端部からは各々一対の圧入突起412A,412Aが突出して設けられている。一対の圧入突起412A,412Aは、上下方向に並んで突出している。また、圧入突起412Aの下面は、下に向かうに従って前後方向中央に近づく傾斜面S2が設けられている。
次に、一対の足部42,42について説明する。ペグ4は、表面にめっき処理が施された金属板を打ち抜いた後、曲げ加工を施して一対の足部42,42が形成される。図7は、曲げ加工前の金属板を打ち抜いた状態のペグ4を示す。同図に示すように、曲げ加工を行う前が、一対の足部42,42となる部分は、被保持部41と同一平面上に設けた一対の平板部43,43となっている。一対の平板部43,43は、被保持部41から上下方向下側(基板2側)に向かって突出して設けられている。
図7及び図8に示すように、足部42は、平板部43の左右方向両端面S3,S3同士が相対するように折り曲げて、円筒状に形成されている。端面S3,S3は、金属板の打ち抜き面であり、めっき処理が施されていない。本実施形態では、図9及び図10に示すように、円筒状の一対の足部42,42は、被保持部41よりも左右方向一方側(図9及び図10に示す場合においては左側)に突出して設けられている。また、一対の足部42,42は、上下方向に沿ったストレート形状に設けられ、曲げ部などは設けられていない。
次に、コネクタハウジング5に設けられた一対のペグ保持部53,54について説明する。一対のペグ保持部53,54は、相手コネクタ収容部51の左外側面、右外側面からそれぞれ突出して設けられている。図11に示すように、一対のペグ保持部53,54は、前後方向に離間して設けられ、互いの間に一対の突起部412,412よりも基板2側の本体部411が配置される。また、一対のペグ保持部53,54は、突起部412を挿入して前後方向に圧入して保持する保持溝531、541が設けられている。
図1に示すように、後側のペグ保持部53は、立方形状に設けられ、上面を窪ませて保持溝531が設けられている。保持溝531は、前後方向に沿って設けられ、前端がペグ保持部53の前端面まで延在し、前側に開口が設けられている。後側のペグ保持部53には、後側の突起部412が挿入される。
前側のペグ保持部54は、立方形状に設けられ、上面を窪ませて保持溝541が設けられている。保持溝541は、前後方向に沿って設けられ、前端がペグ保持部54の後端面まで延在し、後側に開口が設けられている。前側のペグ保持部54には、前側の突起部412が挿入される。後側のペグ保持部54は、コネクタハウジング5の底壁部52よりも前側に突出して設けられている。
一対の保持溝531,541は、図12に示すように、上部に設けられ、前後方向の幅が広い挿入部532,542と、挿入部532,542の下側に連なり、前後方向の幅が狭い圧入部533,543と、を有している。ペグ4の突起部412は、挿入部532,542から保持溝531,541内に挿入され、圧入部533,543に挿入されると圧入される。
次に、一対のガイド溝55,55について説明する。一対のガイド溝55,55は、コネクタハウジング5の左外側面、右外側面において、一対のペグ保持部53,54間に設けられている。一対のガイド溝55,55は、上下方向に沿って設けられ、右外側面、左外側面の上端から下端に亘って延在する。一対のガイド溝55,55は、図13に示すように、筒状の足部42を嵌め込むことができる。このガイド溝55,55に足部42を嵌め込んで、ペグ4を下側にスライドさせると、足部42の先端をスルーホール22に案内することができる。
次に、上述した構成のコネクタ実装基板1の組立手順について説明する。まず、コネクタ3を基板2の上面に配置する。このとき、端子6の基板接続部62をスルーホール21に挿通して、基板接続部62の先端を基板2の裏側から突出させる。次に、ペグ4の端面S3,S3の合わせ目を左右方向中央に向けて、ペグ4の一対の足部42を一対のガイド溝55,55に嵌め込む。そして、ガイド溝55,55に沿ってペグ4を基板2に向けて(下側)に動かす。ペグ4を基板に向けて動かすと、足部42の先端をスルーホール22内に挿通する。
さらに、ペグ4を基板2に向けて動かすと、本体部411が一対のペグ保持部53,54間に挿入されると共に、一対の突起部412,412が保持溝531,541内に挿入される。ペグ4は、ガイド溝55,55に正常に嵌め込まれていれば位置決めされるが、ガイド溝55,55に正常に嵌まっていない状態であれば、多少動く余地がある。このとき、本体部411が、前側に偏った状態で一対のペグ保持部53,54内に挿入されていると、前側の突起部412の傾斜面S1が圧入部543の上端縁部に当たり、ペグ4が基板2に近づくに従って後側に移動するようにガイドされる。
一方、ペグ4が、後側に偏った状態で一対のペグ保持部53,54内に挿入されていると、後側の突起部412の傾斜面S1が圧入部533の上端の縁部に当たり、ペグ4が基板2に近づくに従って前側に移動するようにガイドされる。
さらに、ペグ4を基板2に向けて動かすと、一対の圧入突起412A,412Aが圧入部533,543に内に挿入される。圧入突起412Aの傾斜面S2に沿って圧入部533,543の内側面が徐々につぶされ、ペグ4が前後方向に圧入される。
次に、端子6と端子接続部23とを半田付けして接続する。また、足部42と足部接続部24とを半田付けして接続する。
上述した実施形態によれば、足部42がストレート形状であるため、足部42をスルーホール22に挿通しやすく、コネクタ3の実装作業を容易に行うことができる。また、ペグ4の足部42が、被保持部41から基板2に向かって突出した平板部43を、前後方向の両端面S3,S3同士が相対するように折り曲げて、円筒状に形成されている。これにより、平板部43のめっき処理が施された表面が足部42の側面となり、めっき処理が施されていない両端面S3,S3が足部42の側面を構成しない。このため、めっき処理が施されている側面に半田が実装されて足部接続部24に半田付けすることができ、後めっき処理を施さなくてもコネクタ3の固定強度を高めることができる。
上述した実施形態によれば、コネクタ3は、被保持部41を保持する外側面に、上下方向に沿って基板2側の端部まで延在して設けられ、筒状の足部42を嵌め込むことができる一対のガイド溝55,55を有する。これにより、足部42をガイド溝55に嵌め込みガイド溝55に沿って基板2側までペグ4を移動させると、足部42先端がスルーホール22まで案内される。このため、より一層、コネクタ3の実装作業を容易に行うことができる。
上述した実施形態によれば、一対のペグ保持部53,54は各々、前後方向に離間して設けられ、互いの間に一対の突起部412,412よりも基板2側の本体部411が配置されると共に、一対の突起部412,412を前後方向に圧入して保持する保持溝531,541が設けられている。これにより、本体部411を先に一対のペグ保持部53,54間に挿入してある程度位置決めされた状態で、一対の突起部412,412を保持溝531,541に圧入することができるため、一対の突起部412,412を保持溝531,541に圧入しやすくなり、コネクタ3の実装作業をより一層、容易に行うことができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
また、上述した実施形態によれば、足部42は、一対設けられていたが、これに限ったものではない。足部42は、少なくとも1つ設けられていればよい。
また、上述した実施形態によれば、足部42は、円筒状に設けられていたが、これに限ったものではない。足部42は、筒状に設けられていればよく、例えば、四角筒状に設けられていてもよい。
また、上述した実施形態によれば、ガイド溝55は、コネクタハウジング5の上端から下端に亘って設けられていたが、これに限ったものではない。ガイド溝55は、少なくとも下端まで延在して設けられていればよく、上端まで延在している必要はない。
ここで、上述した本発明に係るコネクタ実装基板及びペグの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]~[4]に簡潔に纏めて列記する。
[1]
基板(2)と、
前記基板(2)の一方の面(上面)に実装されたコネクタ(3)と、
前記コネクタ(3)を前記基板(2)に固定するための金属製の平板状のペグ(4)と、を備えた
コネクタ実装基板(1)であって、
前記ペグ(4)は、
前記コネクタ(3)に保持される被保持部(41)と、
前記被保持部(41)から前記基板(2)に向かって突出して設けられ、前記基板(2)に設けられたスルーホール(22)に挿通されるストレート形状の足部(42)と、を有し、
前記足部(42)は、前記被保持部(41)から前記基板(2)に向かって突出した平板部(43)を、突出方向(上下方向)と交差する交差方向(左右方向)の両端面(S3,S3)同士が相対するように折り曲げて、筒状に形成された、
コネクタ実装基板(1)。
上記[1]の構成によれば、足部(42)がストレート形状であるため、足部(42)をスルーホール(22)に挿通しやすく、コネクタ(3)の実装作業を容易に行うことができる。また、ペグ(4)の足部(42)が、被保持部(41)から基板(2)に向かって突出した平板部(43)を、前後方向の両端面(S3,S3)同士が相対するように折り曲げて、円筒状に形成されている。これにより、平板部(43)のめっき処理が施された表面が足部(42)の側面となり、めっき処理が施されていない両端面(S3,S3)が足部(42)の側面を構成しない。このため、めっき処理が施されている側面に半田が実装されて足部接続部(24)に半田付けすることができる。このため、後めっき処理を施さなくてもコネクタ3の固定強度を高めることができる。
[2]
[1]に記載のコネクタ実装基板(1)において、
前記被保持部(41)は、前記コネクタ(3)の外側面に重ねて保持され、
前記コネクタ(3)は、前記被保持部(41)を保持する前記外側面に、前記突出方向(上下方向)に沿って前記基板(2)側の端部まで延在して設けられ、筒状の前記足部(42)を嵌め込むことができるガイド溝(55)を有する、
コネクタ実装基板(1)。
上記[2]の構成によれば、足部(42)をガイド溝(55)に嵌め込みガイド溝(55)に沿って基板(2)側までペグ(4)を移動させると、足部(42)先端がスルーホール(22)まで案内される。このため、より一層、コネクタ(3)の実装作業を容易に行うことができる。
[3]
[1]又は[2]に記載のコネクタ実装基板(1)において、
前記被保持部(41)は、本体部(411)と、前記交差方向(左右方向)両側に突出する一対の突起部(412,412)と、を有し、
前記コネクタ(3)は、外側面から突出して設けられた一対のペグ保持部(53,54)を有し、
前記一対のペグ保持部(53,54)は、前記交差方向(左右方向)に離間して設けられ、互いの間に一対の前記突起部(412,412)よりも前記基板(2)側の前記本体部(411)が配置されると共に、一対の前記突起部(412,412)を前記交差方向(左右方向)に圧入する保持溝(531、541)が設けられている、
コネクタ実装基板(1)。
上記[3]の構成によれば、本体部(411)を先に一対のペグ保持部(53,54)間に挿入してある程度位置決めされた状態で、一対の突起部(412,412)を保持溝(531,541)に圧入することができるため、一対の突起部(412,412)を保持溝(531,541)に圧入しやすくなり、コネクタ(3)の実装作業をより一層、容易に行うことができる。
[4]
コネクタ(3)を基板(2)に固定するためのペグ(4)であって、
前記コネクタ(3)に保持される被保持部(41)と、
前記被保持部(41)から前記基板(2)に向かって突出して設けられ、前記基板(2)に設けられたスルーホール(22)に挿通されるストレート形状の足部(42)と、を備え、
前記足部(42)は、前記被保持部(41)から前記基板(2)に向かって突出した平板部(43)と、突出方向(上下方向)と交差する交差方向(左右方向)の両端面(S3,S3)同士が相対するように折り曲げて、筒状に形成された
ペグ(4)。
上記[4]の構成によれば、足部(42)がストレート形状であるため、足部(42)をスルーホール(22)に挿通しやすく、コネクタ(3)の実装作業を容易に行うことができる。また、ペグ(4)の足部(42)が、被保持部(41)から基板(2)に向かって突出した平板部(43)を、前後方向の両端面(S3,S3)同士が相対するように折り曲げて、円筒状に形成されている。これにより、平板部(43)のめっき処理が施された表面が足部(42)の側面となり、めっき処理が施されていない両端面(S3,S3)が足部(42)の側面を構成しない。このため、めっき処理が施されている側面に半田が実装されて足部接続部(24)に半田付けすることができる。このため、後めっき処理を施さなくてもコネクタ3の固定強度を高めることができる。
1 コネクタ実装基板
2 基板
3 コネクタ
4 ペグ
22 スルーホール
41 被保持部
42 足部
43 平板部
53、54 ペグ保持部
55 ガイド溝
411 本体部
412 突起部
531、541 保持溝
S3 端面

Claims (4)

  1. 基板と、
    前記基板の一方の面に実装されたコネクタと、
    前記コネクタを前記基板に固定するための金属製の平板状のペグと、を備えた
    コネクタ実装基板であって、
    前記ペグは、
    前記コネクタに保持される被保持部と、
    前記被保持部から前記基板に向かって突出して設けられ、前記基板に設けられたスルーホールに挿通されるストレート形状の足部と、を有し、
    前記足部は、前記被保持部から前記基板に向かって突出した平板部を、突出方向と交差する交差方向の両端面同士が相対するように折り曲げて、筒状に形成された、
    コネクタ実装基板。
  2. 請求項1に記載のコネクタ実装基板において、
    前記被保持部は、前記コネクタの外側面に重ねて保持され、
    前記コネクタは、前記被保持部を保持する前記外側面に、前記突出方向に沿って前記基板側の端部まで延在して設けられ、筒状の前記足部を嵌め込むことができるガイド溝を有する、
    コネクタ実装基板。
  3. 請求項1又は2に記載のコネクタ実装基板において、
    前記被保持部は、本体部と、前記交差方向両側に突出する一対の突起部と、を有し、
    前記コネクタは、外側面から突出して設けられた一対のペグ保持部を有し、
    前記一対のペグ保持部は、前記交差方向に離間して設けられ、互いの間に一対の前記突起部よりも前記基板側の前記本体部が配置されると共に、一対の前記突起部を前記交差方向に圧入する保持溝が設けられている、
    コネクタ実装基板。
  4. コネクタを基板に固定するためのペグであって、
    前記コネクタに保持される被保持部と、
    前記被保持部から前記基板に向かって突出して設けられ、前記基板に設けられたスルーホールに挿通されるストレート形状の足部と、を備え、
    前記足部は、前記被保持部から前記基板に向かって突出した平板部と、突出方向と交差する交差方向の両端面同士が相対するように折り曲げて、筒状に形成された
    ペグ。
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