JP2809772B2 - 電子機器の筐体構造 - Google Patents

電子機器の筐体構造

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JP2809772B2 JP1318894A JP31889489A JP2809772B2 JP 2809772 B2 JP2809772 B2 JP 2809772B2 JP 1318894 A JP1318894 A JP 1318894A JP 31889489 A JP31889489 A JP 31889489A JP 2809772 B2 JP2809772 B2 JP 2809772B2
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弘吉 加藤
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、筐体本体と筐体カバー等の少くとも2つの
筐体部を結合して形成される電子機器の筐体構造に関す
る。
(従来の技術) 第9図乃至第13図にこの種の従来の筐体構造を示す。
図中、1は電子機器の筐体、2は筐体1内に収納され
るプリント配線板である。
筐体1は、第9図に示す如く、本体4とカバー5とで
構成されており、両者4,5は板金加工にて形成されてい
る。
本体4の背面には底板7に直交させて背面板8が立設
されており、背面板8にはねじ10が挿入される穴部11及
びプリント配線板2と電気的に接続されるコネクタ12が
設けられている。このコネクタ12には外部ケーブルのコ
ネクタ(図示せず)が接続される。また、本体4の上端
には縁部14が内側に向けて折り曲げられている。そし
て、縁部14のうち、本体前部に位置する面積の広い部分
14aには、ねじ15が挿入される穴部16及びねじ18と螺合
するねじ穴19が設けられ、本体後部に位置する面積の広
い部分14bには、ねじ18と螺合するねじ穴19が設けられ
ている。また、底板7には、穴部16と対応させて、ねじ
15の全体を挿入できる大きな径の穴部21が形成されてい
る。
カバー5は、断面「コ」の字形に形成され、後部に
は、ねじ10と螺合するねじ穴22が形成された「L」字形
の金具23が固着されている。また、カバー5の下端に
は、本体4の縁部14と対応するように縁部25が折り曲げ
られており、この縁部25にはねじ15と螺合するねじ穴26
が形成されている。
この筐体1の組み立ては以下のようにしてなされる。
まず、プリント配線板2の4隅の穴部29にねじ18を挿
入し、ねじ18を本体4のねじ穴19に捩じ込む。これでプ
リント配線板2は本体縁部14に固定される。このように
縁部14に直接固定することにより、プリント配線板2固
定用のスタッドを本体4に立設する必要がなくなり部品
点数の削減を図れる。
次に、ケース5の縁部25を本体4の縁部14に当接さ
せ、ねじ穴26を穴部16に合わせるとともに、ねじ穴22を
穴部11に合わせる。そして、穴部11から挿入したねじ10
をねじ穴22に捩じ込むとともに、穴部16から挿入したね
じ15をねじ穴26に捩じ込み、ケース5を本体4に固定す
る(第12図及び第13図)そして、穴部21に盲板28を取り
付け、ねじ15が外部から見えないようにして筐体1の外
観を良好なものにするとともに、穴部21からの虫の侵入
を防止する。
この従来の筐体構造によると、本体4とカバー5とを
3箇所でねじ止めする必要があり、3つのねじ穴とねじ
挿入穴の位置合わせを行いねじ締めを行う作業は工数の
かかる煩雑な作業であった。特に、ねじ15については、
本体底板7に形成された穴部21からねじ15を挿入し、筐
体1内部でねじ締め作業を行う構成であり、筐体1の下
方からねじ15を筐体1内に挿入しねじ締め作業をする
か、筐体1の上下を逆にしてねじ15を落下させないよう
に注意しながらねじ締め作業を行う必要があり、煩雑な
作業となっていた。さらに、穴部21には盲板28を取り付
ける必要があり、部品点数及び組立工数が多くなってい
た。
(発明が解決しようとする課題) 上述の如く、従来の筐体構造では、本体とカバー等の
2つの筐体部を結合するに際して、両者の3箇所を最低
ねじ締めする必要があり、複数のねじ穴とねじ挿入穴と
が一致するように筐体部相互間の位置を調整する等、筐
体の組立作業が煩雑であり、また部品点数及び組立工数
も多くなっていた。
本発明はこのような従来の欠点に鑑みてなされたもの
であり、2つの筐体部を容易に強固に結合でき、かつ組
立に要する部品点数、組立工数も少い電子機器の筐体構
造を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明に係る電子機器の筐体構造は、四角形の底板か
ら立設された四面の側壁が連結されていると共に、上面
が開口している第1の筐体部と、この第1の筐体の開口
部を覆う第2の筐体部とを備え、 前記第2の筐体部は、四角形の天板から立設した三面
の側壁を有し、これら三面の側壁が連結されていると共
に、前記三面の側壁がない部分は解放端とされ、当該解
放端から対向する側壁側へ進んだ位置には、前記第1の
筐体部の対応する側壁にねじ止めを行うための金具が前
記天板に設けられ、 前記解放端と対向する側壁に連結された二面の側壁に
おける角部近傍において、互いが係合するための第1の
突起部と第1の係止部とが前記第1の筐体部と前記第2
の筐体部のいずれかに形成され、 前記二面の側壁における前記角部から解放端よりに
は、当該二面の側壁が外方に広がることを防止すると共
に、前記第2の筐体部を摺動させるための第2の突起部
が設けられていることを特徴とする。
(作用) 上記構成によれば、第2の筐体部の第2の突起部を第
1の筐体部の側壁内面で摺動させることによって、第1
の筐体部に対し第2の筐体部が適切に覆い被さり、第1
の突起部と第1の係止部とにより互いを係合できる位置
へ導きくことが可能であり、ここにおいて金具は第1の
筐体部の対応の側壁に当接しねじ止めが可能になる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図乃至第8図を参照し
て詳述する。
第1図は電子機器の筐体の分解斜視図、第2図は第1
図の筐体の組立斜視図、第3図は第2図の筐体の背面
図、第4図は第2図のIV−IV線断面図、第5図は第2図
のV−V線断面図、第6図(a)及び(b)は第2図の
VI−VI線断面図、第7図は第6図(b)の円部Bの拡大
図、第8図は第4図の円部Aの拡大図である。
図中、30は電子機器の筐体、31は筐体30内に収納され
るプリント配線板である。
筐体30は、第1図に示す如く、本体(第1の筐体部)
33とカバー(第2の筐体部)34とで構成されており、両
者33,34は板金加工にて形成されている。
本体33の背面部には底板36と直交させて背面板(ねじ
止め部)37が立設されており、背面板37にはねじ39が挿
入される穴部40及びプリント配線板31と電気的に接続さ
れるコネクタ42が設けられている。このコネクタ42に
は、外部ケーブルのコネクタ(図示せず)が接続され
る。
本体33の上端には、本体33の開口を囲む縁部(開口
面)44が内側に向けて折り曲げられて形成されている。
そして、縁部44のうち、本体前部に位置する面積の広い
部分44aには、プリント配線板31固定用のねじ46と螺合
するねじ穴47及び角形の穴部48が形成され、本体後部に
位置する面積の広い部分44bには、ねじ46と螺合するね
じ穴47が形成されている。
カバー34は、断面「コ」の字形に形成され、後部に
は、ねじ39と螺合するねじ穴50が形成された「L」字形
の金具51が固着されている。また、カバー34の下端に
は、本体33の縁部44と対応するように縁部53が折り曲げ
られている。そして、この縁部53には、本体33に形成さ
れた角穴48に挿入される突起(第1の突起部)55及び案
内板(第2の突起部)56が下方に向けて屈曲形成されて
いる。突起55には、第7図に示す如く、図において右下
がりに傾斜する斜面58が形成されている。また、一対の
案内板56,56は、第4図に示すように、本体33の対向す
る縁部44,44間に嵌入し得る間隔で配置されている。
次に上記筐体の組み立て作業につき説明する。
まず、プリント配線板31の4隅の穴部60にねじ46を挿
入し、ねじ46を本体33のねじ穴47に捩じ込む。これで、
プリント配線板31は本体縁部44に固定される。
次に、本体縁部44,44間にカバー34の案内板56,56を挿
入しながら突起55を角穴48に挿入する(第4図及び第5
図)。これで、カバー34は本体33の所定位置に載置さ
れ、カバーの縁部53は本体縁部44に当接した状態とな
る。この場合に角穴48への突起55の挿入は、案内板56に
よってカバー34の左右方向(第4図に示す矢印a−b方
向)の位置決めがなされているため、容易に行える。ま
た、案内板56自体は、第8図に示す如く、案内板56を屈
曲形成したときのスプリングバックにより若干傾斜して
おり、一対の案内板56,56の間隔は先端に近づくほど狭
くなるため、案内板56,56を本体縁部44,44間に容易に挿
入でき、カバー34が本体33に密着した状態では、案内板
56は縁部44の端面(第2の係止部)62に密接し確実に位
置決めがなされる。
次に、背面板37の穴部40にねじ39を挿入しカバー34の
ねじ穴50に捩じ込む。これで、カバー34の前後方向(第
6図(b)に示す矢印c−d方向)はねじ39によりしっ
かりと本体33に固定される。
一方、ねじ39の締め付けにより、カバー34が矢印d方
向にスライドすると、第7図に示す如く、突起55の斜面
58は、角穴48の縁部(第1の係止部)65に当接し下方
(第7図に示す矢印e方向)に力を受ける。従って、カ
バー34は、矢印e方向へ移動させられ、カバー縁部53は
本体縁部44に密着させられ、上下方向(矢印f−e方
向)についても本体33にしっかりと固定される。
このように上記筐体構造では、一本のねじ39をカバー
34に締め付けることにより、カバー34は、上下、左右、
前後方向のすべてにわたって本体33の所定位置にしっか
りと固定される。従って、筐体の組立に要する部品点
数、組立工数を従来よりも格段と減少させることができ
る。
尚、本例では、カバー34の上下方向の固定について
は、突起55の斜面58を角穴縁部65に当接させて行い、カ
バー34の左右方向の固定については、案内板56を本体縁
部44の端面62に当接させて行っているが、案内板56を用
いず角穴48の左右方向の縁部に突起55を当接させて左右
方向の位置決め固定を行っても良い。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、第2の筐体部の
解放端と対向する側壁に連結された二面の側壁における
角部近傍において、互いが係合するための第1の突起部
と第1の係止部とが前記第1の筐体部と前記第2の筐体
部のいずれかに形成され、また、前記二面の側壁におけ
る前記角部から解放端よりには、当該二面の側壁が外方
に広がることを防止すると共に、前記第2の筐体部を摺
動させるための第2の突起部が設けられているので、第
2の筐体部の第2の突起部を第1の筐体部の側壁内面で
摺動させることによって、第1の筐体部に対し第2の筐
体部が適切に覆い被さり、第1の突起部と第1の係止部
とにより互いを係合できる位置へ導きくことが可能であ
り、ここにおいて金具は第1の筐体部の対応の側壁に当
接しねじ止めが可能になる。このため、第1の筐体部の
開口部を第2の筐体部により蓋することが容易であり、
作業性の向上を図ることができる。また、第2の筐体部
の二面の側壁における外側へ広がりを適切に抑制でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本発明の一実施例を説明する図であ
り、第1図は電子機器の筐体の分解斜視図、第2図は第
1図の筐体の組立斜視図、第3図は第2図の筐体の背面
図、第4図は第2図のIV−IV線断面図、第5図は第2図
のV−V線断面図、第6図(a)及び(b)は第2図の
VI−VI線断面図、第7図は第6図(b)の円部Bの拡大
図、第8図は第4図の円部Aの拡大図である。 第9図は従来の電子機器筐体の分解斜視図、第10図は第
9図の筐体の組立斜視図、第11図は第10図の筐体の背面
図、第12図は第10図のXII−XII線断面図、第13図は第10
図のXIII−XIII線断面図である。 30……電子機器の筐体 33……本体(第1の筐体部) 34……カバー(第2の筐体部) 37……背面板(ねじ止め部) 39……ねじ 44……縁部(開口面) 55……突起(第1の突起部) 56……案内板(第2の突起部) 58……斜面 62……縁部端面(第2の係止部) 65……角穴縁部(第1の係止部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−254794(JP,A) 実開 昭63−97275(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 5/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】四角形の底板から立設された四面の側壁が
    連結されていると共に、上面が開口している第1の筐体
    部と、 この第1の筐体の開口部を覆う第2の筐体部とを備え、 前記第2の筐体部は、四角形の天板から立設した三面の
    側壁を有し、これら三面の側壁が連結されていると共
    に、前記三面の側壁がない部分は解放端とされ、当該解
    放端から対向する側壁側へ進んだ位置には、前記第1の
    筐体部の対応する側壁にねじ止めを行うための金具が前
    記天板に設けられ、 前記解放端と対向する側壁に連結された二面の側壁にお
    ける角部近傍において、互いが係合するための第1の突
    起部と第1の係止部とが前記第1の筐体部と前記第2の
    筐体部のいずれかに形成され、 前記二面の側壁における前記角部から解放端よりには、
    当該二面の側壁が外方に広がることを防止すると共に、
    前記第2の筐体部を摺動させるための第2の突起部が設
    けられていることを特徴とする電子機器の筐体構造。
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