JPH0617345Y2 - ジャックの取付け装置 - Google Patents

ジャックの取付け装置

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JPH0617345Y2
JPH0617345Y2 JP3933088U JP3933088U JPH0617345Y2 JP H0617345 Y2 JPH0617345 Y2 JP H0617345Y2 JP 3933088 U JP3933088 U JP 3933088U JP 3933088 U JP3933088 U JP 3933088U JP H0617345 Y2 JPH0617345 Y2 JP H0617345Y2
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JP
Japan
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jack
cabinet
circuit board
locking
opening
Prior art date
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JP3933088U
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English (en)
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JPH01143183U (ja
Inventor
敏秀 大庭
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はジャックをキャビネットに対して固定して取付
けるための取付け装置に関する。
〔考案の概要〕
例えばヘッドホン型テープレコーダにおいて、ヘッドホ
ンのプラグが挿入されるジャックをキャビネット側に取
付け固定する構造において、ジャックの固定にねじを用
いることなく、キャビネット側に設けられている3つの
係止爪によって上方からキャビネットの保持部にジャッ
クを固定するとともに、ジャックがマウントされている
回路基板を第3の係止爪によってジャックに対して押圧
するようにし、回路基板を介してジャックの後端部をキ
ャビネットに押えるようにしたものである。
〔従来の技術〕
ヘッドホン型テープレコーダやイヤホンによって再生す
るようにしたラジオ受信機においては、ヘッドホンやイ
ヤホンのプラグを挿入するためのジャックを設ける必要
がある。そこで従来は、キャビネットにコ字状のリブを
設けるようにし、ジャックの前後方向および左右方向の
固定を上記リブによって行なうとともに、ねじによって
上下方向の固定を行なうようにしていた。ねじを用いな
い場合には、キャビネットの側壁に穴を形成するととも
に、ジャックの先端側の筒状の接続部をこの穴に挿入し
て上下方向の固定を行なうようにしていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記キャビネットのコ字状のリブを利用してジャックを
固定する方法によると、ねじを必要とするとともに、ね
じの締付けのために組立ての工数が増大する。またこの
方法によると、部品点数が増加するばかりでなく、ねじ
が緩んだ場合には上下方向の固定ができなくなり、断線
を生ずる可能性がある。これに対してキャビネットの側
壁の穴にプラグが接続される接続部を挿入するようにす
ると、上下方向からの移動のみによって組立てを行なう
ことができず、他の部品を傷つけたり、あるいは破損さ
せたりする恐れがある。また高さ方向の寸法の大きなリ
ブを設けることが困難になり、他の部品の配置に制約を
生ずる。また組立てに時間がかかるようになり、熟練を
必要とする場合も生ずる。またこのような構造による
と、ジャックを取外す場合にも同様の注意が必要にな
る。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、ねじを用いることなく、上下方向の移動のみによっ
てジャックを確実に固定して取付けし得るようにした取
付け装置を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、回路部品とともにジャックを回路基板上にマ
ウントし、プラグが挿入される前記ジャックの接続部を
キャビネットの開口に臨むように取付けるようにした装
置において、前記開口の内側において前記キャビネット
に一対の第1および第2の係止爪を設け、前記ジャック
の接続部側の両側を前記第1および第2の係止爪によっ
て前記キャビネットに対して押えるとともに、前記キャ
ビネットに第3の係止爪を設け、前記回路基板の開口を
貫通させて前記回路基板を介して前記ジャックの後端部
を前記第3の係止爪によって前記キャビネットに対して
押えるようにしたものである。
〔作用〕
従って本考案によれば、回路基板上にマウントされたジ
ャックをキャビネットに対して上方から下降させるよう
に移動させると、このジャックの接続部側の両側が左右
一対の第1および第2の係止爪によって係止されてキャ
ビネットに対して押えられるとともに、ジャックの後端
側が、回路基板を貫通する第3の係止爪によって、回路
基板を介してキャビネットに対して押えられて固定され
ることになる。
〔実施例〕 第1図〜第4図は本考案の一実施例に係るヘッドホン型
テープレコーダのジャックの取付け装置に関するもので
あって、ヘッドホンジャック10は他の回路部品ととも
に回路基板11の側端部にマウントされている。ジャッ
ク10上には一対の位置決めピン12が植設されてお
り、これらのピン12は回路基板11の小孔13および
突部14の切込み15に受入れられており、これによっ
て回路基板11上の所定の位置にジャック10がマウン
トされるようになっている。そしてヘッドホンジャック
10はキャビネット16の保持部17に保持されるよう
になっている。このときにヘッドホン側のプラグを受入
れる接続部18はキャビネット16の側壁19に形成さ
れている開口20内に受入れられるようになっている。
キャビネット16の保持部17の周囲にはその両側に第
1の係止爪21と第2の係止爪22とが互いに対向する
ように配されている。また保持部17の後端側には第3
の係止爪23が配されている。そして第3の係止爪23
を受入れるための開口24が回路基板11に形成されて
いる。またジャック10の両側にはそれぞれ突条25、
26が形成されており、保持部17の両側に設けられて
いる切込み27と条溝28とに係合されるようになって
いる。
キャビネット16の背面側の開口を覆う裏蓋30には3
つのリブ31、32、33が連設されるとともに、その
側端側には一対の係止片34、35が連設されている。
これらの係止片34、35の開口36、37は、キャビ
ネット16の側壁19の内側に形成されている突片3
8、39とそれぞれ係合されるようになっている。さら
に裏蓋30の側壁には円弧状の切欠き40が形成されて
いる。
以上のような構成において、ジャック10をキャビネッ
ト16側に組込む場合には、予めジャック10を回路基
板11上にマウントするとともに、所定の配線を施して
おく。このような状態においてジャック10を回路基板
11とともにキャビネット16に対して第1図に示すよ
うに上方から下方に向って移動させる。するとジャック
10が第2図〜第4図に示すように、キャビネット16
の保持部17に保持されるとともに、ヘッドホン側のプ
ラグが挿入される筒状の接続部18がキャビネット16
の側壁19の円形の開口20に受入れられることにな
る。そしてジャック10の接続部18側の前端側の両側
が第3図に示すように、一対の係止爪21、22によっ
て係止される。すなわちジャック10を下降させると、
一旦係止爪21、22が外側側に変形した後に、ジャッ
ク10の下降によってその上縁を係止することになる。
またこのジャック10の後端側の部分は第3の係止爪2
3によって係止される。係止爪23は第4図に示すよう
に、ジャック10をマウントしている回路基板11の開
口24を挿通するとともに、回路基板11を介してジャ
ック10の後端側を押えることになる。またジャック1
0の両側に設けられている突条25、26は保持部17
の切込み27および条溝28とそれぞれ係合されること
になり、これによってジャック10が前後方向、すなわ
ち接続部18の軸線方向に正しく位置決めされることに
なる。
このようにして回路基板11とともにジャック10がキ
ャビネット16に組込まれたならば、この後にキャビネ
ット16の背面側開口を裏蓋30によって閉塞する。裏
蓋30の側壁側には係止片34、35が連設されてお
り、これらの係止片34、35がキャビネット16の側
壁19の内側に挿入されるとともに、それらの開口3
6、37が突片38、39と係合されるようになり、こ
れによって裏蓋30はキャビネット16に結合されるこ
とになる。そして裏蓋30の円弧状の切欠き40は上記
円形の開口20の一部を形成するように整合されること
になる。また裏蓋30の内側に形成されているリブ3
1、32、33はそれぞれ第2図〜第4図に示すよう
に、対応する係止爪21〜23の背面側を押えるように
なり、これによって係止爪21〜23が離脱方向に変形
するのを確実に押えることになり、ジャック10が確実
に固定された状態で取付けられるようになる。
このようなジャック10の取付けの構造によると、ヘッ
ドホンジャック10の組立てが完全に上下方向の移動の
みによって達成されることになり、高さ方向の寸法が大
きなリブや部品を有効スペース内に配置することが可能
になり、円滑に組立てできるようになる。またビス等の
部品を使用する必要がなくなり、これによって部品点数
が低減される。またヘッドホンジャック10を取外す際
にも上下に外して取るようにすることになるために、他
の部品を傷つけたり破損させたりすることがない。
またこのような構造によれば、ヘッドホンジャック10
は上下方向、左右方向、および前後方向にそれぞれ固定
された状態で確実に取付けられているために、ヘッドホ
ンジャック10の断線事故が確実に防止される。さらに
回路基板11に直接ヘッドホンジャック10を取付ける
ようにしているために、余分なリード線等の部品が必要
でなくなる。さらに回路基板11が第3の係止爪23に
よってジャック10とともに固定されるようになってい
るために、裏蓋30によって押えなくても回路基板11
が外れることがなくなる。
なお上記実施例においては、3つの係止爪21〜23お
よびジャック10の両側に形成されている突条25、2
6を受入れる切欠き27および条溝28はキャビネット
16に設けられているが、キャビネット16以外のパー
ツに上記の部材を形成し、このパーツをキャビネット1
6側に固定することによって同じような目的を達成する
ようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上のように本考案は、ジャックの接続部が臨むキャビ
ネットの開口の内側において、キャビネットに一対の第
1および第2の係止爪を設け、ジャックの接続部側の両
側を上記第1および第2の係止爪によってキャビネット
に対して押えるとともに、キャビネットに第3の係止爪
を設け、回路基板の開口を貫通させて回路基板を介して
ジャックの後端側を第3の係止爪によってキャビネット
に対して押えるようにしたものである。従ってこのよう
な構造によれば、キャビネットに対して上方から回路基
板とともにジャックを移動させるだけでこのジャックを
キャビネットに対して固定して取付けることが可能にな
り、組立て性に優れたジャックの取付け装置を提供する
ことが可能になる。しかもジャックは第1、第2、およ
び第3の係止爪によって確実に固定されるとともに、さ
らに第3の係止爪が回路基板をも一緒に固定し得るよう
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るヘッドホンジャックの
取付けを示す分解斜視図、第2図は同取付けた状態の要
部平面図、第3図は同取付けた状態の正面図、第4図は
同取付けた状態の側断面図である。 また図面中の主要な部分の名称はつぎの通りである。 10……ヘッドホンジャック 11……回路基板 16……キャビネット 18……プラグの接続部 19……側壁 20……開口 21……第1の係止爪 22……第2の係止爪 23……第3の係止爪 24……開口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路部品とともにジャックを回路基板上に
    マウントし、プラグが挿入される前記ジャックの接続部
    をキャビネットの開口に臨むように取付けるようにした
    装置において、前記開口の内側において前記キャビネッ
    トに一対の第1および第2の係止爪を設け、前記ジャッ
    クの接続部側の両側を前記第1および第2の係止爪によ
    って前記キャビネットに対して押えるとともに、前記キ
    ャビネットに第3の係止爪を設け、前記回路基板の開口
    を貫通させて前記回路基板を介して前記ジャックの後端
    部を前記第3の係止爪によって前記キャビネットに対し
    て押えるようにしたことを特徴とするジャックの取付け
    装置。
JP3933088U 1988-03-25 1988-03-25 ジャックの取付け装置 Expired - Lifetime JPH0617345Y2 (ja)

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JP3933088U JPH0617345Y2 (ja) 1988-03-25 1988-03-25 ジャックの取付け装置

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JP3933088U JPH0617345Y2 (ja) 1988-03-25 1988-03-25 ジャックの取付け装置

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JPH01143183U JPH01143183U (ja) 1989-10-02
JPH0617345Y2 true JPH0617345Y2 (ja) 1994-05-02

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