JPH0739300Y2 - 電気接続装置の固定構造 - Google Patents

電気接続装置の固定構造

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JPH0739300Y2
JPH0739300Y2 JP1988138029U JP13802988U JPH0739300Y2 JP H0739300 Y2 JPH0739300 Y2 JP H0739300Y2 JP 1988138029 U JP1988138029 U JP 1988138029U JP 13802988 U JP13802988 U JP 13802988U JP H0739300 Y2 JPH0739300 Y2 JP H0739300Y2
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龍夫 福山
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Mazda Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ヒューズボックス等の電気接続装置の固定構
造に関する。
(従来の技術) 一般に、他の被取付部材の被取付部への取付係止のため
の係止部を有する電気接続装置、例えばサブヒューズボ
ックスの本体ケーシング側面に、該サブヒューズボック
スをメインボックスの被取付部に取付係止するための係
止部を設けたものは知られている。
(考案が解決しようとする課題) ところが、そのような係止部は本体ケーシングに一体的
に設けられているのが通例であるので、取付係止せしめ
られる被取付部の構造が異なると、異なる構造の係止部
を有する別の電気接続装置を用いなければならず、複数
の電気接続装置を準備する必要があり、面倒であった。
ところで、実開昭61−162964号公報に記載されるよう
に、電気接続装置に適用される端子を本体ケーシングに
設けるために、該端子の抜け止め防止のために係止部を
設けることは知られている。
本考案は、かかる点に鑑みてなされたもので、端子抜け
防止用リテーナを利用することで、複数タイプの被取付
部材の構造に対応することができる電気接続装置の固定
構造を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、本体ケーシングに対し、端子抜け防止用リテ
ーナが外部から挿入可能に設けられた電気接続装置の固
定構造において、上記端子抜け防止用リテーナに、上記
本体ケーシングの外部に位置する被取付部材に上記電気
接続装置を固定可能とする係止突起を有する舌片部が形
成されると共に、該舌片部の両側に上記被取付部材に係
合する係合枠部が突設されている構成とする。
(作用) 電気接続装置の本体ケーシングに挿入可能な端子抜け防
止用リテーナに、上記本体ケーシングの外部に位置する
被取付部材に上記電気接続装置を固定可能とする係止突
起を有する舌片部が形成されると共に、該舌片部の両側
に上記被取付部材に係合する係合枠部が突設されている
ので、上記リテーナを選択するだけで、複数タイプの被
取付部材に係止させることが可能となる。また、端子抜
け防止用リテーナに形成された舌片部の係止突起と係合
枠部との併用によって、被取付部材に対する係止が確実
になされる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に沿って詳細に説明する。
第1図〜第6図において、1は電気接続装置としてのヒ
ューズボックスで、端子抜け防止用リテーナ2が、本体
ケーシング3に対し外部から挿入可能に設けられ、内部
にヒューズHを収納している。
上記端子抜け防止用リテーナ2は、第7図及び第8図に
詳細を示すように、基板部2aを有し、該基板部2aの一側
においては、該基板部2aの上部中央より突設され本体ケ
ーシング3の内部に挿入されて該本体ケーシング3に上
記リテーナ2全体を係止させる係止部2bと、該係止部2b
の両側において基板部2aより突設され本体ケーシング3
内の上部に位置する端子4の抜けを防止する抜け防止部
2c,2cを有する側板部2d,2dとが形成されている。
上記係止部2bは、中空の枠体部2eと、該枠体部2e内にお
いて基板部2a側に突出し先端に係止爪2fを有する弾性的
な舌片部2gとにより形成されている。
また、上記リテーナ2の他側においては、基板部2aの下
部中央から上方に延び途中に係止突起2hを有する弾性的
な板状の舌片部2iと、該舌片部2iの両側において突出し
下方に開放された係合枠部2j,2jとが形成されている。
上記舌片部2i及び係合枠部2jは、リテーナ2の外部に露
出する側に設けられており、他の被取付部材の被取付部
に対し、舌片部2iのみの係合の場合は上記被取付部の下
側から、係合枠部2jのみの係合又は舌片部2iと係合枠部
2j,2jとの両方に対しての係合の場合は上記被取付部の
上側からヒューズボックス1を挿入させることで取付係
止可能となるようになっている。これによって、上下い
ずれの方向からでもヒューズボックス1は取付係止可能
となっている。
上記舌片部2i及び係合枠部2jは、取付方向(挿入方向)
が端子4に接続されるリード線6の配線方向と一致し、
取付時に上記リード線6が邪魔にならないようになって
いる。
一方、本体ケーシング3は、直方体状の本体部3aの上側
部分に対し、ヒンジ部3bを介して、蓋体部3cが開閉可能
となっている。蓋体部3cの係合部3dを本体部3aの係止部
3eに係止させることで蓋体部3cが本体部3aの上部開口を
閉塞するようになっている。
上記本体部3aの一つの側面の下側には、上記リテーナ2
が嵌挿される開口7が開設されており、該開口7は、仕
切り部3f,3fによって、係止部2bが挿入される部分と、
側板部2d,2dが挿入される部分とに仕切られている。
また、上記開口7が設けられている側面とは反対側の側
面の上側には、上記リテーナ2の上記舌片部2i及び係合
枠部2jと同様の構造の別の舌片部及び係合枠部が形成さ
れている。即ち、本体ケーシング3の左右中央部分にお
いて上下に延びる溝部3gの下部付近から上方に延び上端
付近に係止突起3hを有する弾性的な板状の舌片部3iと、
上記溝部3gの両側において上記舌片部3iより上方におい
て突出し下方に開放された係合枠部3j,3jとが形成され
ている。従って、こちらの側においても、上下いずれの
方向からでも取付係止可能となっている。
尚、舌片部3iは舌片部2iよりも小さく、係合枠部3j,3j
の間隔は、係合枠部2j,2jの間隔よりも狭くなってお
り、結果として、ヒューズボックス1には4種類の係止
部が形成されていることになる。
上記のように構成すれば、舌片部2i及び係合枠部2j,2j
の形状が異なる複数のリテーナ2を用意しておけば、取
付固定される被取付部材の被取付部の構造に応じてリテ
ーナ2を交換すれば、それにより同一のヒューズボック
ス1(本体ケーシング3)を複数タイプの被取付部に取
付係止可能となり、複数の取付係止構造に対応すること
ができる。
例えば第9図に示すメインボックス10の被取付部材11に
対しヒューズボックス1を取付係止する場合には、まず
被取付部材11の被取付片部11aを、係合枠部2j,2jに対し
下側から挿入する。すると、舌片部2iが被取付片部11a
により弾性変形せしめられて、係合枠部2j,2jと舌片部2
iとの間を被取付片部11aが挿入される。そして、所定量
の挿入後、被取付片部11aの開孔11bに舌片部2iの係止突
起2hが係合し、取付係止が終了する。
また、本体ケーシング3側の舌片部3iあるいは係合枠部
3j,3jによって取付係止できる場合には、リテーナ2を
変える必要がない。
尚、上記実施例は、ヒューズボックス1に適用した例で
あるが、そのほか、コネクタ等の他の電気接続装置の固
定構造に対しても適用することができる。
(考案の効果) 本考案は、上記のように、電気接続装置の本体ケーシン
グに挿入可能な端子抜け防止用リテーナに、本体ケーシ
ングの外部に位置する被取付部材に上記電気接続装置を
固定可能とする係止突起を有する舌片部を形成すると共
に、該舌片部の両側に上記被取付部材に係合する係合枠
部を突設しているので、上記リテーナを選択するだけ
で、複数タイプの係止構造に対応することができる。ま
た、リテーナの舌片部の係止突起と係合枠部との併用に
よって、本体ケーシングの外部に位置する被取付部材へ
の係止を確実とすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図〜第5図はそれぞ
れヒューズボックスの正面図、側面図、背面図、平面図
及び断面正面図、第6図は第5図のVI−VI線における断
面図、第7図及び第8図は端子抜け防止用リテーナの背
面図及び平面図、第9図はメインボックスへのヒューズ
ボックスの取付けの説明図である。 1……ヒューズボックス、2……端子抜け防止用リテー
ナ、2i……舌片部、2h……係止突起、2j……係合枠部、
3……本体ケーシング、10……メインボックス、11……
被取付部材、11a……被取付部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケーシングに対し、端子抜け防止用リ
    テーナが外部から挿入可能に設けられた電気接続装置の
    固定構造において、 上記端子抜け防止用リテーナに、上記本体ケーシングの
    外部に位置する被取付部材に上記電気接続装置を固定可
    能とする係止突起を有する舌片部が形成されると共に、
    該舌片部の両側に上記被取付部材に係合する係合枠部が
    突設されていることを特徴とする電気接続装置の固定構
    造。
JP1988138029U 1988-10-21 1988-10-21 電気接続装置の固定構造 Expired - Lifetime JPH0739300Y2 (ja)

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JP1988138029U JPH0739300Y2 (ja) 1988-10-21 1988-10-21 電気接続装置の固定構造

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JPH0260421U JPH0260421U (ja) 1990-05-02
JPH0739300Y2 true JPH0739300Y2 (ja) 1995-09-06

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JPS5936862U (ja) * 1982-08-30 1984-03-08 日本ピ−・シ−・エス株式会社 自動塗装機におけるスプレ−ガンの駆動装置
JPS61147530U (ja) * 1985-03-06 1986-09-11

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