JPH066547Y2 - 電子機器のプリント板固定構造 - Google Patents

電子機器のプリント板固定構造

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JPH066547Y2
JPH066547Y2 JP1987173219U JP17321987U JPH066547Y2 JP H066547 Y2 JPH066547 Y2 JP H066547Y2 JP 1987173219 U JP1987173219 U JP 1987173219U JP 17321987 U JP17321987 U JP 17321987U JP H066547 Y2 JPH066547 Y2 JP H066547Y2
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JP
Japan
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printed board
connector
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electronic device
upper cover
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猛 杉本
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 上,下カバーの間に、コネクタが搭載されたプリント板
を、該コネクタの接続部が外部に露出するように内蔵し
て成り、前記コネクタを介し装置本体に接続して使用さ
れる電子機器におけるプリント板固定構造に関し、 コンパクト化、コスト低減が達成でき、しかもプリント
板の着脱を容易かつ確実に行えるようにすることを目的
とし、 下カバーと、該下カバーに取り付けられる上カバーとの
間にプリント板を内蔵して成る電子機器において、前記
下カバーの内壁及び前記上カバーの内壁に、それぞれ複
数の補強用リブを形成し、下カバー側の前記リブに、前
記プリント板を前後左右方向及び下方向に係止する係止
部を設けるとともに、上カバー側の前記リブに、前記係
止部に係止される前記プリント板を押圧する押圧部を設
けて構成する。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、上,下カバーの間にプリント板を内蔵して成
る電子機器におけるプリント板固定構造に関する。
例えば転写方式のプリンタにおいては、増設用の文字パ
ターン格納用メモリカセットが使用される。このメモリ
カセットは、ROM,コネクタ等が搭載されたプリント板
を上,下カバーの間の空間に内蔵して構成される。この
メモリカセット使用時には、該メモリカセットのコネク
タ側の一端をプリンタ本体の挿入口に挿入し、該コネク
タをプリンタ本体側のプリント板のコネクタに接続して
使用される。
本考案はこのメモリカセットのような電子機器に適用さ
れるものである。
〔従来の技術〕
この種の従来の各種電子機器の構造を第3図及び第4図
に示す。
第3図の電子機器1は、上カバー2と下カバー3の間の
空間にプリント板4を内蔵して構成されている。プリン
ト板4は、下カバー3側から挿入されて上カバー2に螺
合するねじ5を締め付けることによって上,下カバー
2,3の間で固定されている。
第4図の電子機器11は、上カバー12と下カバー13
の間の空間にプリント板14を内蔵して構成されるが、
この場合のプリント板14は、下カバー13の底板上に
突設された複数の取付座15上に載せられ、同様に底板
上に片持状に突設された複数の爪16により係止するこ
とによって固定される。17は取付座15の上面に突設
されたピンで、プリント板14に形成された穴と係合し
てプリント板14を位置決めする役割を果たしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上述の従来構造は次の欠点を有していた。
第3図の場合は、ねじを使用するため、プリント板の取
り付け、取り外しに時間がかかり、且つコスト高にな
る。
また、第4図の場合は、爪16にばね性を持たせるのに
ある程度の高さが必要で、そのため機器の高さが大きく
なる。また、プリント板の取り付け、取り外し時に爪を
強く広げると該爪が折れることがある。
本考案はコンパクト化、コスト低減が達成でき、しかも
プリント板の着脱を容易かつ確実に行うことのできる電
子機器のプリント板固定構造を提供することを目的とす
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案では、下カバーと該下カバーに取り付けられる上
カバーとの間に、コネクタが搭載されたプリント板を、
該コネクタの接続部が外部に露出するように内蔵して成
り、前記コネクタを介し装置本体に接続して使用される
電子機器において、前記下カバーの内壁及び前記上カバ
ーの内壁にそれぞれ複数の補強用リブを形成し、下カバ
ー側の前記リブに、前記プリント板を前後左右方向及び
下方向に係止する係止部を設けるとともに、上カバー側
の前記リブに、前記係止部に係止される前記プリント板
を押圧する押圧部を設けて構成する。
〔作用〕
電子機器の組立時には、まず下カバーの各リブの係止部
にプリント板を係止させるが、この状態では、プリント
板は前後左右方向及び下方向に位置決めされる。次に下
カバーに上カバーを取り付けると、プリント板は上カバ
ーの各リブの押圧部により押圧されて固定される。
このように、プリント板の固定は、各カバーのリブに一
体的に形成された係止部、押圧部を利用してきわめて容
易且つ確実に行うことができ、取り外しも上カバーを外
すだけで良く容易である。また、従来のようなねじ、爪
等が不要なので、コンパクト化、コスト低減が可能であ
る。さらに、電子機器を装置本体にコネクタを介し接続
する際に接続部分に無理な力が働いても、プリント板が
動いたり損傷したりすることはない。
〔実施例〕
以下、第1図及び第2図に関連して本考案の実施例を説
明する。
第1図は本考案に係る電子機器のプリント板固定構造を
示す断面図で、21は増設用メモリカセットである電子
機器である。電子機器21は、下カバー22と上カバー
23の間にプリント板24を内蔵して構成され、プリン
タ本体(装置本体)100側の本体プリント板101の
コネクタ102に接続して使用される。
下カバー22は、第2図に詳細を示すように、対向する
各内壁に補強用のリブ25及び26を設けたモールド製
のもので、各リブ25及び26にはそれぞれ係止部25
a及び26aが設けられている。係止部25aは、プリ
ント板24を矢印A,A′方向(前後方向)及び下方向
に係止するためのもので、係止部26aはプリント板2
4を矢印B,B′方向(左右方向)に係止するためのも
のである。27は切欠である。
上カバー23は、内壁に複数の補強用リブ28を設けた
モールド製のもので、該リブ28には、プリント板24
を押圧するための押圧部28aが設けられている。各リ
ブ28は、下カバー23の各リブ25,26に対向する
位置に設けられている。29は切欠27に対向する切欠
である。
プリント板24には、ROM等の電子部品30とコネクタ
31とが搭載されている。コネクタ31は、プリンタ本
体100側のコネクタ102に接続するためのものであ
る。
電子機器21の組立時には、まず下カバー22の各リブ
の係止部25a,26aに係止させてプリント板24を
セットするが、この場合、プリント板24は、係止部2
5aにより前後方向(A−A′方向)及び下方向(Z方
向)に位置決めされ、係止部26aにより左右方向(B
−B′方向)に位置決めされる。次に下カバー22に上
カバー23を取り付けるが、この取り付け時の上カバー
23の固定は、詳細図示を省略したが、例えば上カバー
23に弾性を有する爪を形成しておいて該爪を下カバー
22に形成した凹部に係合させる周知の手段によりワン
タッチで行うことができる。この上カバー23の固定時
に、係止部25a上のプリント板24は押圧部28aに
より押圧されて固定され、コネクタ31は切欠27,2
9内に位置して接続部が外部に露出している。このよう
に、プリント板24の固定は、下カバー22に該プリン
ト板24をセットして上カバー23を取り付けるだけで
きわめて容易且つ確実に行うことができる。
このようにして組み立てられた電子機器21を使用する
際には、該電子機器21を第1図に示すようにプリンタ
本体100の開口部100aに挿入し、コネクタ31を本体
プリント板101のコネクタ102に接続して使用す
る。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように構成されているので、次の各種の
優れた効果を奏することが可能である。
(1) プリント板を下カバーの各リブの係止部に係止さ
せてセットして上カバーを取り付けるだけで良く、組立
工数は少なくてすむ。
(2) 従来のような爪を必要とせず各カバーに一体に形
成されたリブに係止部、押圧部を形成するだけで良く、
コンパクト化が図れる。
(3) 従来のねじのような特別の部品を必要としないの
で、(1)項と関連してコストを低減することができる。
(4) 電子機器をプリンタ本体等の装置本体にコネクタ
を介し接続する際に接続部分に無理な力が働いても、プ
リント板は前後左右に係止された状態で押圧,固定され
ているため、プリント板が動いたり損傷したりすること
はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の電子機器のプリント板固定構
造を示す断面図、 第2図は第1図の要部詳細を示す斜視図、 第3図は従来の電子機器の構造を示す断面図、 第4図は従来の他の電子機器の構造を示す断面図で、 図中、 21は電子機器、 22は下カバー、 23は上カバー、 24はプリント板、 25,26,28はリブ、 25a,26aは係止部、 28aは押圧部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下カバー(22)と、該下カバー(22)
    に取り付けられる上カバー(23)との間に、コネクタ
    (31)が搭載されたプリント板(24)を、該コネク
    タ(31)の接続部が外部に露出するように内蔵して成
    り、前記コネクタ(31)を介し装置本体に接続して使
    用される電子機器において、 前記下カバー(22)の内壁及び前記上カバー(23)
    の内壁に、それぞれ複数の補強用リブ(25,26)及
    び補強用リブ(28)を形成し、 前記リブ(25,26)に、前記プリント板(24)を
    前後左右方向及び下方向に係止する係止部(25a,2
    6a)を設けるとともに、 前記リブ(28)に、前記係止部(25a,26a)に
    係止される前記プリント板(24)を押圧する押圧部
    (28a)を設けたことを特徴とする電子機器のプリン
    ト板固定構造。
JP1987173219U 1987-11-14 1987-11-14 電子機器のプリント板固定構造 Expired - Lifetime JPH066547Y2 (ja)

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JPH0178081U JPH0178081U (ja) 1989-05-25
JPH066547Y2 true JPH066547Y2 (ja) 1994-02-16

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JP1987173219U Expired - Lifetime JPH066547Y2 (ja) 1987-11-14 1987-11-14 電子機器のプリント板固定構造

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JP2576438Y2 (ja) * 1989-12-15 1998-07-09 能美防災株式会社 火災報知設備用機器
JP2017157656A (ja) * 2016-03-01 2017-09-07 サイレックス・テクノロジー株式会社 電子機器の筐体構造

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JPH0178081U (ja) 1989-05-25

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