JP2700120B2 - ヒューズボックスの端子係止構造 - Google Patents

ヒューズボックスの端子係止構造

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JP2700120B2
JP2700120B2 JP4295773A JP29577392A JP2700120B2 JP 2700120 B2 JP2700120 B2 JP 2700120B2 JP 4295773 A JP4295773 A JP 4295773A JP 29577392 A JP29577392 A JP 29577392A JP 2700120 B2 JP2700120 B2 JP 2700120B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒューズホルダの装着
によってヒューズ用端子の二重係止を可能としたヒュー
ズボックスの端子係止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、実開平2−136420号公報
に記載された従来のヒューズボックスの端子係止構造を
示す分解斜視図、図7は、同じく端子係止状態を示す縦
断面図である。この構造は、合成樹脂製のヒューズボッ
クス本体33の上壁34にヒューズ挿着部35を設ける
と共に、該ボックス本体33の側壁36に、ヒューズ用
端子37に対する係止用スペーサ38を挿入させる開口
39を設けて、該スペーサ38の横杆40により該ヒュ
ーズ用端子37の後方係止段部41を当接係止させ、ボ
ックス本体33内に設けた図示しない可撓係止ランスが
該端子37の係合窓42に係合するのと合わせて端子の
二重係止を行わせるものである。
【0003】該スペーサ38は合成樹脂により形成さ
れ、横杆40の上側基部に係止突起43を有してボック
ス本体33の開口39に側方から挿入係合する。しかし
ながら、上記従来の構造にあっては、ボックス本体33
にスペーサ挿入用の開口39や横杆40用の挿通スペー
スを確保しなければならず、設計の自由度が狭まると共
にボックス本体33内の部品配置が制約を受けるという
問題があった。また、ヒューズ44を上方から挿入し、
スペーサ38を側方から挿入させるために、自動機によ
る組付が難しいという問題もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑み、ヒューズボックス本体にスペーサ挿入用の開口
や横杆用の挿通スペースを設けることなく確実にヒュー
ズ用端子を二重係止させることができて、設計の自由度
や自動組付等の問題を解消し得るヒューズボックスの端
子係止構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、端子収容室の隔壁に可撓係止ランスを設
け、ヒューズ用端子を該端子収容室に挿入して該可撓係
止ランスと係合させ、ヒューズ端子を該端子収容室の開
口から該ヒューズ用端子に接続させるヒューズボックス
において、該開口の端縁に当接するヒューズホルダに、
該ヒューズ用端子の係止段部に対する係合爪を有して該
開口から挿入される可撓係止脚と、該可撓係止ランスに
沿って挿入される撓み阻止板とを設けたことを基本とす
る。
【0006】
【作用】ヒューズホルダを装着することにより可撓係止
脚が端子収容室の開口から内部に進入して係合爪をヒュ
ーズ用端子の係止段部に係合させる。これによりヒュー
ズ用端子は可撓係止ランスの係合と合わせて二重係止さ
れ、抜き出しが防止される。該係止ランスは撓み阻止板
に押さえられヒューズ用端子を確実に係止する。ヒュー
ズホルダは該係止脚を介して該端子により引張方向に保
持される。ヒューズ用端子の挿入が不完全な場合は該撓
み阻止板が係止ランスに当接し、ヒューズホルダの挿着
を阻止する。
【0007】
【実施例】図1は、本発明に係るヒューズボックスの端
子係止構造の一実施例を示す分解斜視図、図2は同じく
組付状態を示す図1のA−A断面図、図3は同じく図1
のB−B断面図である。この構造は、合成樹脂製のヒュ
ーズボックス本体1と、該ボックス本体1の端子収容室
2の上部開口3の端縁4に当接して装着される合成樹脂
製のヒューズホルダ5と、該端子収容室2内に下方から
挿着されるヒューズ用端子6とにより成る。
【0008】該ヒューズボックス本体1には、下側中央
を隔壁7で仕切られた一対の端子収容室2,2を複数
対、縦向きに貫設し、該収容室2の上部開口3に臨む内
壁上端部に端子停止突部8を設けると共に、該収容室
2,2の中央の前後内壁に一対のホルダ係合突起9,9
を対向して設けている。また隔壁7には一対の可撓係止
ランス10,10を背中合わせで上向きに延設してあ
り、各係止ランス10は各収容室2に臨む係止突起10
aを有している。
【0009】該端子収容室2には、下方(図示しない下
部開口)からヒューズ用端子6が挿入され、前記係止ラ
ンス10に係止される。また上部開口3からは、ヒュー
ズホルダ5に装着されたヒューズ11の端子12が挿入
され、ヒューズ用端子6に接続する。
【0010】該ヒューズ用端子6は、基板部13に係止
ランス10の突起10aに対する係合窓14を有し、該
基板部13の両側に立ち上げた一対の立板部15,15
を前端で内向きカールさせて中央に一対の対向する弾性
片16,16を形成させ、該一対の弾性片16,16の
間に前方からヒューズ端子12を挿入可能とすると共
に、該一対の立板部15,15の後半部に一対の係止用
突出板17,17を立ち上げ連成し、該突出板17の後
端を係止段部18としたものである。
【0011】該係止段部18はヒューズホルダ5の可撓
係止脚19によって係止される。該ヒューズホルダ5
は、略矩形箱状のヒューズ保持部20と、該保持部20
の底部両側に対称形状に突出連成された一対の可撓係止
脚19,19と、底部中央に垂設された撓み阻止板21
とにより成る。該保持部20は、中央にヒューズ収容溝
22、底部にヒューズ端子挿通口23をそれぞれ有し、
左右の内側壁には、可撓係止脚19,19に対する係止
解除用の溝孔24,24を設けている。
【0012】該一対の可撓係止脚19,19は、保持部
20の底部中央前寄りと後寄りとから交互に突出し、膝
部25をくの字型に屈曲させて脛部26をほぼ垂直に垂
下させ、該脛部26の先端に鉤状の係合爪27を外向き
に突出連成してなるものであり、該係合爪27の突出反
対方向に撓み可能である。該係合爪27はヒューズ用端
子6の係止段部18に係合し、前記係止ランス10と共
に該端子6の後抜けを阻止する。
【0013】また該撓み阻止板21は、前記ボックス本
体1の一対の可撓係止ランス10,10の間に挿入可能
で、前後側部には、前記一対のホルダ係合突起9,9に
対する仮係止爪28と本係止爪29とを設けてある。該
仮係止爪28は、近傍に設けられた縦スリット30によ
って内側に撓み易くなっている。
【0014】図4〜5は、上記ヒューズホルダ5及びヒ
ューズ用端子6を挿着させる状態を示すものである。図
4でヒューズホルダ5は、上部開口3から端子収容室2
内に可撓係止脚19を挿入させると共に可撓係止ランス
10の上方に撓み阻止板21を進入させ、該撓み阻止板
21の仮係止爪28を一方の係合突起9に乗り越し係合
させ、且つ本係止爪29を他方の係合突起9に当接させ
て、仮係止の状態でボックス本体1に保持される。
【0015】次いで図5の如く下方から端子収容室2内
にヒューズ用端子6を挿入して係止ランス10の突起1
0aに係合させる。その状態で該ホルダ5を押し下げる
ことにより、可撓係止脚19が該端子6の一対の突出板
17,17の間を撓んで挿通し、図3に示したように係
合爪27が該突出板17の後端の係止段部18に復元係
合する。
【0016】図3でヒューズホルダ5は、保持部20の
底部を上部開口3の端縁4に当接させ、可撓係止脚19
の係合爪27でヒューズ用端子6を抜き方向の力に対し
て強力に係止すると同時に、該端子6による該抜き方向
の力で確実に係止される。それゆえ係止爪29は補助的
であってもよい。
【0017】
【発明の効果】以上の如くに、本発明によれば、ヒュー
ズホルダの可撓係止脚によりヒューズボックスの端子収
容室のスペース内でヒューズ用端子の係止を行うことが
できるから、係止のための無駄な空間が不要となり、し
かも設計の自由度が増してボックス内の部品配置を制約
を受けずに行うことができる。また、該ヒューズホルダ
の撓み阻止板によってヒューズ用端子の不完全挿入を検
知することができ、端子の確実な二重係止を達成でき
る。さらに、該ヒューズホルダの挿着をヒューズ用端子
の挿入と同様に上下方向に行うから、自動機による組付
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るヒューズボックスの端子係止構造
の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】同じく組付状態を示す図1のA−A断面図であ
る。
【図3】同じく図1のB−B断面図である。
【図4】ヒューズホルダを仮係止させた状態を示す図1
のB−B相当縦断面図である。
【図5】同じくヒューズ用端子を挿着してヒューズホル
ダを本係止させる状態を示す縦断面図である。
【図6】従来例を示す分解斜視図である。
【図7】同じく組付状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 ヒューズボックス本体 2 端子収容室 3 上部開口 4 端縁 5 ヒューズホルダ 6 ヒューズ用端子 7 隔壁 9 係合突起 10 可撓係止ランス 12 ヒューズ端子 18 係止段部 19 可撓係止脚 21 撓み阻止板 27 係合爪 28 仮係止爪 29 本係止爪

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子収容室の隔壁に可撓係止ランスを設
    け、ヒューズ用端子を該端子収容室に挿入して該可撓係
    止ランスと係合させ、ヒューズ端子を該端子収容室の開
    口から該ヒューズ用端子に接続させるヒューズボックス
    において、該開口の端縁に当接するヒューズホルダに、
    該ヒューズ用端子の係止段部に対する係合爪を有して該
    開口から挿入される可撓係止脚と、該可撓係止ランスに
    沿って挿入される撓み阻止板とを設けたことを特徴とす
    るヒューズボックスの端子係止構造。
  2. 【請求項2】 前記撓み阻止板に、ヒューズボックス本
    体に対する仮係止部と本係止部とを設けた請求項1記載
    のヒューズボックスの端子係止構造。
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JP3416338B2 (ja) * 1995-06-28 2003-06-16 株式会社東海理化電機製作所 コネクタ
KR20030032376A (ko) * 2001-10-17 2003-04-26 기아자동차주식회사 자동차용 퓨즈 커넥터
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