JP2503320B2 - 二重ロック機構を有するコネクタ - Google Patents
二重ロック機構を有するコネクタInfo
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- JP2503320B2 JP2503320B2 JP3071409A JP7140991A JP2503320B2 JP 2503320 B2 JP2503320 B2 JP 2503320B2 JP 3071409 A JP3071409 A JP 3071409A JP 7140991 A JP7140991 A JP 7140991A JP 2503320 B2 JP2503320 B2 JP 2503320B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- housing
- lock plate
- sub
- locking
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/436—Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
- H01R13/4361—Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion
- H01R13/4362—Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion comprising a temporary and a final locking position
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ハウジングにおける端
子収容孔内の可撓性ロック腕とは別に、その中間部に挿
着される端子ロック板を備えた、二重ロック機構を有す
るコネクタに関する。
子収容孔内の可撓性ロック腕とは別に、その中間部に挿
着される端子ロック板を備えた、二重ロック機構を有す
るコネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】図６（Ａ），（Ｂ）は二重ロック機構を
有する従来のコネクタの一例を示す。コネクタハウジン
グａ内には、上下二段に端子収容孔ｂが形成され、各収
容孔ｂには端子ｃの後抜けを阻止する１次ロック用の可
撓性ロック腕ｄが設けられている。この可撓性ロック腕
ｄは、コネクタの多極小型化などにより寸法が制約され
るから、端子保持力が十分とはいえず、端子ロック板ｅ
により端子ｃを二重ロックして、その強化を図ってい
る。
有する従来のコネクタの一例を示す。コネクタハウジン
グａ内には、上下二段に端子収容孔ｂが形成され、各収
容孔ｂには端子ｃの後抜けを阻止する１次ロック用の可
撓性ロック腕ｄが設けられている。この可撓性ロック腕
ｄは、コネクタの多極小型化などにより寸法が制約され
るから、端子保持力が十分とはいえず、端子ロック板ｅ
により端子ｃを二重ロックして、その強化を図ってい
る。
【０００３】すなわち、コネクタハウジングａの上壁ａ
1 と内部の仕切壁ａ2 に上下貫通する窓ｆ1 ，ｆ2 を設
けて（図６（Ａ））、そこから端子ロック板ｅをハウジ
ング内に挿入することにより、端子ｃの肩部ｃ1 に該ロ
ック板ｅの係止部ｅ1 を係合させ（図６（Ｂ））、上記
可撓性ロック腕ｄと共に二重にロックする構造となって
いる。
1 と内部の仕切壁ａ2 に上下貫通する窓ｆ1 ，ｆ2 を設
けて（図６（Ａ））、そこから端子ロック板ｅをハウジ
ング内に挿入することにより、端子ｃの肩部ｃ1 に該ロ
ック板ｅの係止部ｅ1 を係合させ（図６（Ｂ））、上記
可撓性ロック腕ｄと共に二重にロックする構造となって
いる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】図６に示す従来の二重
ロック構造では、端子ロック板ｅの挿入のために、仕切
壁ａ2 の一部に穴（窓ｆ2 ）を設ける必要がある。その
ため、上段の端子収容孔ｂにおける可撓性ロック腕ｄ
は、図７（Ａ）に拡大して示すように、その支点部ｄ1
を支持する為の十分なスペースをとることができない。
したがって、図７（Ｂ）のように、可撓性ロック腕ｄは
接続電線にかかる引張力などによりその根元ｄ1 が損傷
しやすく、本来の１次係止力が得られなくなる。
ロック構造では、端子ロック板ｅの挿入のために、仕切
壁ａ2 の一部に穴（窓ｆ2 ）を設ける必要がある。その
ため、上段の端子収容孔ｂにおける可撓性ロック腕ｄ
は、図７（Ａ）に拡大して示すように、その支点部ｄ1
を支持する為の十分なスペースをとることができない。
したがって、図７（Ｂ）のように、可撓性ロック腕ｄは
接続電線にかかる引張力などによりその根元ｄ1 が損傷
しやすく、本来の１次係止力が得られなくなる。
【０００５】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たもので、端子の１次ロックを行う可撓性ロック腕が損
傷するおそれがなく、端子のロック保持力子の強い二重
ロック機構を有するコネクタを提供することを課題とす
る。
たもので、端子の１次ロックを行う可撓性ロック腕が損
傷するおそれがなく、端子のロック保持力子の強い二重
ロック機構を有するコネクタを提供することを課題とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明の二重ロック機構を有するコネクタは、請求
項１に記載のように、一側に端子の後半部を収容するた
めの端子後半部収容孔を複数個配列したメイン端子収容
ブロックを設け、他側に枠体を設け、該枠体の上下外周
壁には端子収容ブロック側に相対向する開口部を設けて
なるメインハウジングと、前記枠体内に挿着されるサブ
ハウジングであって、前記端子後半部収容孔と対応する
複数個の端子前半部収容孔を配列したサブ端子収容ブロ
ックの後方に前記上下の開口部の一方を塞ぐ壁部分を設
け、該壁部分には前記各端子前半部収容孔にのびて端子
の後抜けを阻止する可撓性ロック腕を設けてなるサブハ
ウジングと、前記前半部および後半部の端子収容孔と同
じく配列した開孔部を有し、前記メインハウジングの他
方の開口部から着脱可能に挿着される端子ロック板とを
備えることを特徴とする。
め、本発明の二重ロック機構を有するコネクタは、請求
項１に記載のように、一側に端子の後半部を収容するた
めの端子後半部収容孔を複数個配列したメイン端子収容
ブロックを設け、他側に枠体を設け、該枠体の上下外周
壁には端子収容ブロック側に相対向する開口部を設けて
なるメインハウジングと、前記枠体内に挿着されるサブ
ハウジングであって、前記端子後半部収容孔と対応する
複数個の端子前半部収容孔を配列したサブ端子収容ブロ
ックの後方に前記上下の開口部の一方を塞ぐ壁部分を設
け、該壁部分には前記各端子前半部収容孔にのびて端子
の後抜けを阻止する可撓性ロック腕を設けてなるサブハ
ウジングと、前記前半部および後半部の端子収容孔と同
じく配列した開孔部を有し、前記メインハウジングの他
方の開口部から着脱可能に挿着される端子ロック板とを
備えることを特徴とする。
【０００７】上記コネクタは、請求項２に記載のよう
に、前記メインハウジングとサブハウジングとの間に係
止手段を設け、前記メインハウジングと端子ロック板と
の間には、端子ロック板を前記他方の開口部から端子ロ
ック板の開孔部と前記メインハウジングの端子後半部収
容孔とが一致するまで挿入したとき、その挿入位置で端
子ロック板の進入を一時的に停止する仮停止手段と、こ
の仮停止位置で前記枠体にサブハウジングを挿入係止し
た状態で、前記端子ロック板をその挿入終了位置に移行
させたときに、その挿入終了位置で端子ロック板を係止
する手段とを設けることが好ましい。
に、前記メインハウジングとサブハウジングとの間に係
止手段を設け、前記メインハウジングと端子ロック板と
の間には、端子ロック板を前記他方の開口部から端子ロ
ック板の開孔部と前記メインハウジングの端子後半部収
容孔とが一致するまで挿入したとき、その挿入位置で端
子ロック板の進入を一時的に停止する仮停止手段と、こ
の仮停止位置で前記枠体にサブハウジングを挿入係止し
た状態で、前記端子ロック板をその挿入終了位置に移行
させたときに、その挿入終了位置で端子ロック板を係止
する手段とを設けることが好ましい。
【０００８】
【作用】本発明では、コネクタハウジングを、前方に枠
体をもつメインハウジングと該枠体に挿着されるサブハ
ウジングとに分割して形成し、端子の１次ロックを行う
可撓性ロック腕をサブハウジングに設けるようにしたの
で、その支点部を支持するための十分なスペースを確保
することができる。したがって、可撓性ロック腕の根元
の強度が大きく、端子保持力を強化することができ、電
気的接続の信頼性が向上する。
体をもつメインハウジングと該枠体に挿着されるサブハ
ウジングとに分割して形成し、端子の１次ロックを行う
可撓性ロック腕をサブハウジングに設けるようにしたの
で、その支点部を支持するための十分なスペースを確保
することができる。したがって、可撓性ロック腕の根元
の強度が大きく、端子保持力を強化することができ、電
気的接続の信頼性が向上する。
【０００９】
【実施例】図１ないし図３において、Ａはメインハウジ
ング、Ｂはサブハウジング、Ｃは端子ロック板を示し、
これらはいずれも合成樹脂絶縁体製である。Ｄは雄端子
を示す。
ング、Ｂはサブハウジング、Ｃは端子ロック板を示し、
これらはいずれも合成樹脂絶縁体製である。Ｄは雄端子
を示す。
【００１０】メインハウジングＡは、雌コネクタハウジ
ングとして形成した例を示し、メイン端子収容ブロック
Ａ1 、その前方の枠体Ａ2 および該枠体Ａ2 と連成した
フードＡ3 とから成り、該フードＡ3 には図示しない雄
コネクタが嵌合される。メイン端子収容ブロックＡ1 に
は、仕切壁３を介して上下二段に複数の端子収容孔１が
設けられているが、本実施例ではその上段部分が雄端子
Ｄの後半部、即ち電線接続部Ｄ2 を収容するための端子
後半部収容孔１ａとして形成されている。下段の端子収
容孔１は従来と同様の構造であり、その内壁には自由端
部に係止突部２ａを有して前方にのびる可撓性ロック腕
２が設けられている。そして、枠体Ａ2 のメイン端子収
容ブロックＡ1 側には、その上部外周壁と前記仕切壁３
とに相対向して開口部５，５′が開設されている。この
開口部５，５′は、前記端子ロック板Ｃを挿着するため
のもので、上記下段の端子収容孔１における可撓性ロッ
ク腕２の支点部２ｂを含む後半部分２ｃに面して設けら
れる。その結果、メインハウジングＡにおける上下の仕
切壁は、開口部５′により後方の仕切壁３と前方の仕切
壁４とに分断された構造となる。また、枠体Ａ2 の両側
壁の内面には、図３（Ａ），（Ｂ）に示すように、その
前方側に係止段部６が、後方側に係止突起７が設けられ
ている。
ングとして形成した例を示し、メイン端子収容ブロック
Ａ1 、その前方の枠体Ａ2 および該枠体Ａ2 と連成した
フードＡ3 とから成り、該フードＡ3 には図示しない雄
コネクタが嵌合される。メイン端子収容ブロックＡ1 に
は、仕切壁３を介して上下二段に複数の端子収容孔１が
設けられているが、本実施例ではその上段部分が雄端子
Ｄの後半部、即ち電線接続部Ｄ2 を収容するための端子
後半部収容孔１ａとして形成されている。下段の端子収
容孔１は従来と同様の構造であり、その内壁には自由端
部に係止突部２ａを有して前方にのびる可撓性ロック腕
２が設けられている。そして、枠体Ａ2 のメイン端子収
容ブロックＡ1 側には、その上部外周壁と前記仕切壁３
とに相対向して開口部５，５′が開設されている。この
開口部５，５′は、前記端子ロック板Ｃを挿着するため
のもので、上記下段の端子収容孔１における可撓性ロッ
ク腕２の支点部２ｂを含む後半部分２ｃに面して設けら
れる。その結果、メインハウジングＡにおける上下の仕
切壁は、開口部５′により後方の仕切壁３と前方の仕切
壁４とに分断された構造となる。また、枠体Ａ2 の両側
壁の内面には、図３（Ａ），（Ｂ）に示すように、その
前方側に係止段部６が、後方側に係止突起７が設けられ
ている。
【００１１】サブハウジングＢは、前記枠体Ａ2 の上段
部に挿着されるサブ端子収容ブロックＢ1 を備え、該ブ
ロックＢ1 には前記端子後半部収容孔１ａと対応する端
子前半部収容孔１ｂが配列形成してある。このサブ端子
収容ブロックＢ1 の後方には前記開口部５′を塞ぐ壁部
分３′を突設すると共に該壁部分３′から端子前半部収
容孔１ｂに向けてのびる可撓性ロック腕２′が連成され
ている。この可撓性ロック腕２′は、前記可撓性ロック
腕２と全く同じ構造で設けることができる。また、サブ
端子収容ブロックＢ1 の両側面には、自由端部に係止爪
８ａを有する可撓性係止腕８が設けられている。
部に挿着されるサブ端子収容ブロックＢ1 を備え、該ブ
ロックＢ1 には前記端子後半部収容孔１ａと対応する端
子前半部収容孔１ｂが配列形成してある。このサブ端子
収容ブロックＢ1 の後方には前記開口部５′を塞ぐ壁部
分３′を突設すると共に該壁部分３′から端子前半部収
容孔１ｂに向けてのびる可撓性ロック腕２′が連成され
ている。この可撓性ロック腕２′は、前記可撓性ロック
腕２と全く同じ構造で設けることができる。また、サブ
端子収容ブロックＢ1 の両側面には、自由端部に係止爪
８ａを有する可撓性係止腕８が設けられている。
【００１２】端子ロック板Ｃは、前記端子後半部収容孔
１ａおよび端子前半部収容孔１ｂと実質的に同じく配列
した開孔部１ｃを設けた枠状体であり、各開孔部１ｃの
上下の前端縁には雄端子Ｄの電気接触部Ｄ1 の肩部１１
と係合する係止部９が設けられ、両側面には下向きの可
撓性係止腕１０が突設されている。
１ａおよび端子前半部収容孔１ｂと実質的に同じく配列
した開孔部１ｃを設けた枠状体であり、各開孔部１ｃの
上下の前端縁には雄端子Ｄの電気接触部Ｄ1 の肩部１１
と係合する係止部９が設けられ、両側面には下向きの可
撓性係止腕１０が突設されている。
【００１３】上記構成において、図４に示すように、メ
インハウジングＡの枠体Ａ2 の開口部５から、端子ロッ
ク板Ｃを挿入する。端子ロック板Ｃは、その両側の可撓
性係止腕１０の係止爪１０ａが枠体Ａ2 内の係止突起７
に衝合するため、進入がいったん停止する（図２参
照）。この仮停止位置で、端子ロック板Ｃの開孔部１ｃ
はメイン端子収容ブロックＡ1 における端子後半部収容
孔１ａと合致すると共に、該板Ｃの下端縁部は下方の開
口部５′よりも僅かに下に位置する状態になる。すなわ
ち、端子ロック板Ｃは枠体Ａ2 内に仮係止される。
インハウジングＡの枠体Ａ2 の開口部５から、端子ロッ
ク板Ｃを挿入する。端子ロック板Ｃは、その両側の可撓
性係止腕１０の係止爪１０ａが枠体Ａ2 内の係止突起７
に衝合するため、進入がいったん停止する（図２参
照）。この仮停止位置で、端子ロック板Ｃの開孔部１ｃ
はメイン端子収容ブロックＡ1 における端子後半部収容
孔１ａと合致すると共に、該板Ｃの下端縁部は下方の開
口部５′よりも僅かに下に位置する状態になる。すなわ
ち、端子ロック板Ｃは枠体Ａ2 内に仮係止される。
【００１４】端子ロック板Ｃの上記仮係止状態で、枠体
Ａ2 の前方からサブハウジングＢを差し込むと、その壁
部分３′が開口部５′を塞ぎ、その底壁４′が前記仕切
壁４に支持されると共に、図５に示すように、両側の可
撓性係止腕８の先端の係止爪８ａが枠体Ａ2 内の係止段
部６と係合し、サブハウジングＢは係止される。この
際、壁部分３′の先端部の凸部３ａ′が仕切壁３の凹部
３ａに突き合わせ嵌合されるので、サブハウジングＢの
回動防止と共にガタツキも防止される。また、端子ロッ
ク板Ｃの開孔部１ｃにサブハウジングＢの壁部分３′が
挿入された状態となるので、端子ロック板Ｃの上方への
抜けが確実に阻止される。これにより、サブハウジング
Ｂ，端子ロック板ＣおよびメインハウジングＡにおける
各前半部収容孔１ｂ、開孔部１ｃおよび後半部収容孔１
ａが一つに連通する。
Ａ2 の前方からサブハウジングＢを差し込むと、その壁
部分３′が開口部５′を塞ぎ、その底壁４′が前記仕切
壁４に支持されると共に、図５に示すように、両側の可
撓性係止腕８の先端の係止爪８ａが枠体Ａ2 内の係止段
部６と係合し、サブハウジングＢは係止される。この
際、壁部分３′の先端部の凸部３ａ′が仕切壁３の凹部
３ａに突き合わせ嵌合されるので、サブハウジングＢの
回動防止と共にガタツキも防止される。また、端子ロッ
ク板Ｃの開孔部１ｃにサブハウジングＢの壁部分３′が
挿入された状態となるので、端子ロック板Ｃの上方への
抜けが確実に阻止される。これにより、サブハウジング
Ｂ，端子ロック板ＣおよびメインハウジングＡにおける
各前半部収容孔１ｂ、開孔部１ｃおよび後半部収容孔１
ａが一つに連通する。
【００１５】サブハウジングＢの上記係止状態におい
て、メインハウジングＡの後方から上下の各端子収容孔
１ｂ，１ｃ，１ａと１に雄端子Ｄを挿入する。従来と同
様に、該収容孔内の可撓性ロック腕２′，２の係止突部
２ａが雄端子Ｄの係止孔１２と係合して１次ロックされ
る。次に、端子ロック板Ｃを矢線Ｐ方向に押圧すると、
前記可撓性係止腕１０の係止爪１０ａがそのテーパ面に
より案内されて撓み、前記係止突起７を乗り越えてその
下方に達し、本係止される。この端子ロック板Ｃの本係
止により、従来例を示す図６（Ｂ）と同様に、該板Ｃの
係止部９が雄端子Ｄの電気接触部Ｄ1 の肩部１１と係合
し、各端子は二重ロックされる。
て、メインハウジングＡの後方から上下の各端子収容孔
１ｂ，１ｃ，１ａと１に雄端子Ｄを挿入する。従来と同
様に、該収容孔内の可撓性ロック腕２′，２の係止突部
２ａが雄端子Ｄの係止孔１２と係合して１次ロックされ
る。次に、端子ロック板Ｃを矢線Ｐ方向に押圧すると、
前記可撓性係止腕１０の係止爪１０ａがそのテーパ面に
より案内されて撓み、前記係止突起７を乗り越えてその
下方に達し、本係止される。この端子ロック板Ｃの本係
止により、従来例を示す図６（Ｂ）と同様に、該板Ｃの
係止部９が雄端子Ｄの電気接触部Ｄ1 の肩部１１と係合
し、各端子は二重ロックされる。
【００１６】以上は、メインハウジングＡのメイン端子
収容ブロックＡ1 における端子収容孔１が上下二段の場
合について説明したが、例えば三段のときは端子ロック
板Ｃの開孔部１ｃを二段にすればよく、任意の段数の多
極コネクタに適用することができる。また、前記フード
Ａ3 を有しない雄コネクタの場合にも同様に適用され
る。
収容ブロックＡ1 における端子収容孔１が上下二段の場
合について説明したが、例えば三段のときは端子ロック
板Ｃの開孔部１ｃを二段にすればよく、任意の段数の多
極コネクタに適用することができる。また、前記フード
Ａ3 を有しない雄コネクタの場合にも同様に適用され
る。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コネクタハウジングの端子収容孔の部分のなかで、端子
の１次ロックを行う可撓性ロック腕とその支持部を、メ
インハウジングと分割して形成したので、端子ロック板
を挿着するタイプのコネクタであっても、その支点部を
支持するための十分なスペースを確保することができ、
これにより、可撓性ロック腕の根元の強度が大きく、端
子保持力を強化することができ、電気的接続の信頼性が
向上する。
コネクタハウジングの端子収容孔の部分のなかで、端子
の１次ロックを行う可撓性ロック腕とその支持部を、メ
インハウジングと分割して形成したので、端子ロック板
を挿着するタイプのコネクタであっても、その支点部を
支持するための十分なスペースを確保することができ、
これにより、可撓性ロック腕の根元の強度が大きく、端
子保持力を強化することができ、電気的接続の信頼性が
向上する。
【図１】本発明の一実施例を示すコネクタの分解斜視図
である。
である。
【図２】図１に示すメインハウジング、サブハウジング
および端子ロック板の縦断面図である。
および端子ロック板の縦断面図である。
【図３】（Ａ），（Ｂ）および（Ｃ）は、それぞれ図２
におけるＸーＸ線、ＹーＹ線およびＺーＺ線に沿う部分
断面図である。
におけるＸーＸ線、ＹーＹ線およびＺーＺ線に沿う部分
断面図である。
【図４】端子ロック板の仮係止状態を示すコネクタの要
部縦断面図である。
部縦断面図である。
【図５】図４のＷーＷ線に沿う断面図である。
【図６】（Ａ），（Ｂ）はそれぞれ従来のコネクタにお
ける端子ロック板の分離状態と仮係止状態を示す部分断
面図である。
ける端子ロック板の分離状態と仮係止状態を示す部分断
面図である。
【図７】（Ａ），（Ｂ）はそれぞれ図６の端子に対する
可撓ロック腕の部分の拡大説明図である。
可撓ロック腕の部分の拡大説明図である。
Ａ メインハウジング Ａ1 メイン端子収容ブロック Ａ2 枠体 Ｂ サブハウジング Ｂ1 サブ端子収容ブロック Ｃ 端子ロック板 １ 端子収容孔 １ａ 端子後半部収容孔 １ｂ 端子前半部収容孔 １ｃ 開口部 ２ 可撓性ロック腕 ５，５′ 開口部 ６ 係止段部 ７ 係止突起 ８，１０ 可撓性係止腕
Claims (2)
- 【請求項１】 一側に端子の後半部を収容するための端
子後半部収容孔を複数個配列したメイン端子収容ブロッ
クを設け、他側に枠体を設け、該枠体の上下外周壁には
端子収容ブロック側に相対向する開口部を設けてなるメ
インハウジングと、前記枠体内に挿着されるサブハウジ
ングであって、前記端子後半部収容孔と対応する複数個
の端子前半部収容孔を配列したサブ端子収容ブロックの
後方に前記上下の開口部の一方を塞ぐ壁部分を設け、該
壁部分には前記各端子前半部収容孔にのびて端子の後抜
けを阻止する可撓性ロック腕を設けてなるサブハウジン
グと、前記前半部および後半部の端子収容孔と同じく配
列した開孔部を有し、前記メインハウジングの他方の開
口部から着脱可能に挿着される端子ロック板とを備える
ことを特徴とする二重ロック機構を有するコネクタ。 - 【請求項２】前記メインハウジングとサブハウジングと
の間に係止手段を設け、前記メインハウジングと端子ロ
ック板との間には、端子ロック板を前記他方の開口部か
ら端子ロック板の開孔部と前記メインハウジングの端子
後半部収容孔とが一致するまで挿入したとき、その挿入
位置で端子ロック板の進入を一時的に停止する仮停止手
段と、この仮停止位置で前記枠体にサブハウジングを挿
入係止した状態で、前記端子ロック板をその挿入終了位
置に移行させたときに、その挿入終了位置で端子ロック
板を係止する手段とを設けてある請求項１の二重ロック
機構を有するコネクタ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3071409A JP2503320B2 (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 二重ロック機構を有するコネクタ |
| US07/862,444 US5167534A (en) | 1991-04-04 | 1992-04-02 | Connector with double lock mechanism |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3071409A JP2503320B2 (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 二重ロック機構を有するコネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04306573A JPH04306573A (ja) | 1992-10-29 |
| JP2503320B2 true JP2503320B2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=13459690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3071409A Expired - Fee Related JP2503320B2 (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 二重ロック機構を有するコネクタ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5167534A (ja) |
| JP (1) | JP2503320B2 (ja) |
Families Citing this family (38)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2547381Y2 (ja) * | 1992-07-28 | 1997-09-10 | 矢崎総業株式会社 | 多極コネクタ |
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