JP2921647B2 - 低挿抜力コネクタのロック機構 - Google Patents
低挿抜力コネクタのロック機構Info
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- JP2921647B2 JP2921647B2 JP6287923A JP28792394A JP2921647B2 JP 2921647 B2 JP2921647 B2 JP 2921647B2 JP 6287923 A JP6287923 A JP 6287923A JP 28792394 A JP28792394 A JP 28792394A JP 2921647 B2 JP2921647 B2 JP 2921647B2
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- engagement portion
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/629—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
- H01R13/62933—Comprising exclusively pivoting lever
- H01R13/62955—Pivoting lever comprising supplementary/additional locking means
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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- H01R13/629—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
- H01R13/62933—Comprising exclusively pivoting lever
- H01R13/62938—Pivoting lever comprising own camming means
-
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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- H01R13/627—Snap or like fastening
- H01R13/6275—Latching arms not integral with the housing
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤハーネス相互の
接続あるいはワイヤハーネスと電気機器との接続に用い
られる低挿抜力のレバー式コネクタのロック機構に関す
る。
接続あるいはワイヤハーネスと電気機器との接続に用い
られる低挿抜力のレバー式コネクタのロック機構に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】図５において、Ａは合成樹脂製の雄コネ
クタ、Ｂは同じく雌コネクタ、Ｃは雌コネクタＢに支軸
１により回動可能に設けられた嵌合駆動レバーであり、
嵌合駆動レバーＣにはカム溝２が形成されると共に操作
部３の中央にロック係合部４が設けられ、ロック係合部
４にはテーパー状係合案内面４ａと係合面４ｂを有する
ロック用突起４ｃが設けられる。
クタ、Ｂは同じく雌コネクタ、Ｃは雌コネクタＢに支軸
１により回動可能に設けられた嵌合駆動レバーであり、
嵌合駆動レバーＣにはカム溝２が形成されると共に操作
部３の中央にロック係合部４が設けられ、ロック係合部
４にはテーパー状係合案内面４ａと係合面４ｂを有する
ロック用突起４ｃが設けられる。
【０００３】雄コネクタＡの両側壁には被駆動ピン５が
突設され、外壁の凹部６には略Ｌ字状のロック部７が設
けられる。ロック部７は、凹部６において起立した可撓
ロック板７ａの上端にロック解除操作部７ｂを雄コネク
タＡの後方へ延長して設ける。可撓ロック板７ａにはロ
ック係止孔７ｃが形成され、可撓ロック板７ａの後方に
は過剰変位防止用ストッパー７ｄが設けられている。可
撓ロック板７ａとロック解除操作部７ｂ間には一対の補
強部７ｅが設けられる。
突設され、外壁の凹部６には略Ｌ字状のロック部７が設
けられる。ロック部７は、凹部６において起立した可撓
ロック板７ａの上端にロック解除操作部７ｂを雄コネク
タＡの後方へ延長して設ける。可撓ロック板７ａにはロ
ック係止孔７ｃが形成され、可撓ロック板７ａの後方に
は過剰変位防止用ストッパー７ｄが設けられている。可
撓ロック板７ａとロック解除操作部７ｂ間には一対の補
強部７ｅが設けられる。
【０００４】雌コネクタＢの前方には雄コネクタＡを受
け入れるフード部Ｂ1 が連設され、フード部Ｂ1 の両側
には前記被駆動ピン５を受け入れるピン案内溝８が形成
され、ピン案内溝８は非操作状態にある嵌合操作レバー
Ｃのカム溝２の入口部２ａに一致している。また、フー
ド部Ｂ1 の上側には前記ロック係合部４の進入する切欠
部９が形成される。嵌合操作レバーＣは板ばね１０によ
り非操作状態の起立姿勢に保持される。
け入れるフード部Ｂ1 が連設され、フード部Ｂ1 の両側
には前記被駆動ピン５を受け入れるピン案内溝８が形成
され、ピン案内溝８は非操作状態にある嵌合操作レバー
Ｃのカム溝２の入口部２ａに一致している。また、フー
ド部Ｂ1 の上側には前記ロック係合部４の進入する切欠
部９が形成される。嵌合操作レバーＣは板ばね１０によ
り非操作状態の起立姿勢に保持される。
【０００５】従って、雌，雄コネクタＡ，Ｂの嵌合時に
おいて、被駆動ピン５はピン案内溝８からカム溝２内に
進入し、この状態で嵌合駆動レバーＣを操作部３で回動
操作することによりカム溝２と被駆動ピン５を介して雄
コネクタＡを雌コネクタＢのフード部Ｂ1 内に引き入
れ、嵌合完了時において前記ロック係合部４とロック部
７を係合させて嵌合状態をロック保持する。雌，雄コネ
クタＡ，Ｂには相対向する端子収容室が形成され、端子
収容室に収容される端子金具（図示せず）が上記嵌合状
態において接続される。
おいて、被駆動ピン５はピン案内溝８からカム溝２内に
進入し、この状態で嵌合駆動レバーＣを操作部３で回動
操作することによりカム溝２と被駆動ピン５を介して雄
コネクタＡを雌コネクタＢのフード部Ｂ1 内に引き入
れ、嵌合完了時において前記ロック係合部４とロック部
７を係合させて嵌合状態をロック保持する。雌，雄コネ
クタＡ，Ｂには相対向する端子収容室が形成され、端子
収容室に収容される端子金具（図示せず）が上記嵌合状
態において接続される。
【０００６】嵌合完了時において、ロック係合部４のロ
ック用突起４ｃはテーパー状係合案内面４ａによりロッ
ク部７の可撓ロック板７ａに当接して可撓ロック板７ａ
を後方へ変位させつつロック係止孔７ｃに進入し、係合
面４ｂが復元した可撓ロック板７ａのロック係止孔７ｃ
に係止される（図６参照）。
ック用突起４ｃはテーパー状係合案内面４ａによりロッ
ク部７の可撓ロック板７ａに当接して可撓ロック板７ａ
を後方へ変位させつつロック係止孔７ｃに進入し、係合
面４ｂが復元した可撓ロック板７ａのロック係止孔７ｃ
に係止される（図６参照）。
【０００７】図６のロック状態において、ロック解除操
作部７ｂを矢符Ｐ方向へ押圧すると可撓ロック板７ａが
後方へ変位してロック係止孔７ａとロック用突起４ｃと
の係合を外してロック解除する（図７参照）。
作部７ｂを矢符Ｐ方向へ押圧すると可撓ロック板７ａが
後方へ変位してロック係止孔７ａとロック用突起４ｃと
の係合を外してロック解除する（図７参照）。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上記構成において、嵌
合駆動レバーＣを操作部３の側方に手を掛けて回動させ
た場合には、操作部３が傾斜してロック係合部４のセン
ターＬ1 とロック部７のセンターＬ2 がずれを生じ易く
（図８参照）、ロック用突起４ｃとロック係止孔７ｃと
の係合が為されなくなるおそれがある。
合駆動レバーＣを操作部３の側方に手を掛けて回動させ
た場合には、操作部３が傾斜してロック係合部４のセン
ターＬ1 とロック部７のセンターＬ2 がずれを生じ易く
（図８参照）、ロック用突起４ｃとロック係止孔７ｃと
の係合が為されなくなるおそれがある。
【０００９】本発明は上記した点に着目して為されたも
のであり、嵌合駆動レバーの操作時に傾斜が生じた場合
でも、嵌合駆動レバー側のロック係合部とコネクタ側の
ロック係合部のセンターを強制的に一致させるようにし
てその係合を確保するようにしたものである。
のであり、嵌合駆動レバーの操作時に傾斜が生じた場合
でも、嵌合駆動レバー側のロック係合部とコネクタ側の
ロック係合部のセンターを強制的に一致させるようにし
てその係合を確保するようにしたものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、相互に嵌合される一対のコネク
タの一方に、カム溝と操作部においてロック係合部と該
ロック係合部の両側における一対のロック案内部を有す
る嵌合駆動レバーを回動可能に設け、他方のコネクタに
該カム溝に進入する被駆動ピンとロック部を設け、該嵌
合駆動レバーの操作による上記一対のコネクタの嵌合時
において、該ロック案内部がロック部に当接して該ロッ
ク係合部のセンターが該ロック部のセンター方向に移動
する構成を採用した。
め、本発明においては、相互に嵌合される一対のコネク
タの一方に、カム溝と操作部においてロック係合部と該
ロック係合部の両側における一対のロック案内部を有す
る嵌合駆動レバーを回動可能に設け、他方のコネクタに
該カム溝に進入する被駆動ピンとロック部を設け、該嵌
合駆動レバーの操作による上記一対のコネクタの嵌合時
において、該ロック案内部がロック部に当接して該ロッ
ク係合部のセンターが該ロック部のセンター方向に移動
する構成を採用した。
【００１１】また、相互に嵌合される一対のコネクタの
一方Ｂ′に、カム溝２と操作部３においてロック係合部
４と該ロック係合部４の両側における一対のロック案内
部１１，１１を有する嵌合駆動レバーＣ′を回動可能に
設け、他方のコネクタに該カム溝２に進入する被駆動ピ
ン５とロック部７並びに該ロック部７の両側におけるロ
ック保護壁７′，７′を設け、該嵌合駆動レバーＣ′の
操作による上記一対のコネクタの嵌合時において、該ロ
ック案内部１１がロック保護壁７′に当接して該ロック
係合部４のセンターが該ロック部７のセンター方向に移
動する構成を採用した。
一方Ｂ′に、カム溝２と操作部３においてロック係合部
４と該ロック係合部４の両側における一対のロック案内
部１１，１１を有する嵌合駆動レバーＣ′を回動可能に
設け、他方のコネクタに該カム溝２に進入する被駆動ピ
ン５とロック部７並びに該ロック部７の両側におけるロ
ック保護壁７′，７′を設け、該嵌合駆動レバーＣ′の
操作による上記一対のコネクタの嵌合時において、該ロ
ック案内部１１がロック保護壁７′に当接して該ロック
係合部４のセンターが該ロック部７のセンター方向に移
動する構成を採用した。
【００１２】また、相互に嵌合される一対のコネクタ
Ａ，Ｂの一方に、カム溝２と操作部３においてロック係
合部４と該ロック係合部４の両側における一対のロック
案内部１１，１１を有する嵌合駆動レバーＣを回動可能
に設けると共に、ロック部７を設け、他方のコネクタに
該カム溝２に進入する被駆動ピン５を設け、該嵌合駆動
レバーＣの操作による上記一対のコネクタＡ，Ｂの嵌合
時において、該ロック案内部１１がロック部７に当接し
て該ロック係合部４のセンターが該ロック部７のセンタ
ー方向に移動する構成を採用した。
Ａ，Ｂの一方に、カム溝２と操作部３においてロック係
合部４と該ロック係合部４の両側における一対のロック
案内部１１，１１を有する嵌合駆動レバーＣを回動可能
に設けると共に、ロック部７を設け、他方のコネクタに
該カム溝２に進入する被駆動ピン５を設け、該嵌合駆動
レバーＣの操作による上記一対のコネクタＡ，Ｂの嵌合
時において、該ロック案内部１１がロック部７に当接し
て該ロック係合部４のセンターが該ロック部７のセンタ
ー方向に移動する構成を採用した。
【００１３】更には、相互に嵌合される一対のコネクタ
の一方Ｂ′に、カム溝２と操作部３においてロック係合
部４と該ロック係合部４の両側における一対のロック案
内部１１，１１を有する嵌合駆動レバーＣ′を回動可能
に設けると共に、ロック部７並びにロック部７の両側に
おけるロック保護壁７′，７′を設け、他方のコネクタ
に該カム溝２に進入する被駆動ピン５を設け、該嵌合駆
動レバーＣ′の操作による上記一対のコネクタの嵌合時
において、該ロック案内部１１がロック保護壁７′に当
接して該ロック係合部４のセンターが該ロック部７のセ
ンター方向に移動する構成を採用した。
の一方Ｂ′に、カム溝２と操作部３においてロック係合
部４と該ロック係合部４の両側における一対のロック案
内部１１，１１を有する嵌合駆動レバーＣ′を回動可能
に設けると共に、ロック部７並びにロック部７の両側に
おけるロック保護壁７′，７′を設け、他方のコネクタ
に該カム溝２に進入する被駆動ピン５を設け、該嵌合駆
動レバーＣ′の操作による上記一対のコネクタの嵌合時
において、該ロック案内部１１がロック保護壁７′に当
接して該ロック係合部４のセンターが該ロック部７のセ
ンター方向に移動する構成を採用した。
【００１４】
【作用】嵌合駆動レバーの操作時において、ロック案内
部がロック部又はロック保護壁に当接して双方のセンタ
ーが一致する方向に嵌合駆動レバーの姿勢を矯正する。
部がロック部又はロック保護壁に当接して双方のセンタ
ーが一致する方向に嵌合駆動レバーの姿勢を矯正する。
【００１５】
【実施例】図１は本発明の実施例を示し、従来例を示す
図５と同様に雄コネクタＡ、雌コネクタＢ並びに嵌合駆
動レバーＣを有し、従来例と同一部分には同一符号が付
されている。
図５と同様に雄コネクタＡ、雌コネクタＢ並びに嵌合駆
動レバーＣを有し、従来例と同一部分には同一符号が付
されている。
【００１６】本発明においては、特に、嵌合駆動レバー
Ｃの操作部３において、ロック係合部４の両側に位置し
て突起状のロック案内部１１，１１が形成されている。
一対のロック案内部１１，１１の対向側にはテーパー状
ロック案内面１１ａ，１１ａが形成され、テーパー状ロ
ック案内面１１ａ，１１ａの嵌合駆動時における回動方
向先端部にテーパー状当接部１１ｂ，１１ｂが形成され
ている。
Ｃの操作部３において、ロック係合部４の両側に位置し
て突起状のロック案内部１１，１１が形成されている。
一対のロック案内部１１，１１の対向側にはテーパー状
ロック案内面１１ａ，１１ａが形成され、テーパー状ロ
ック案内面１１ａ，１１ａの嵌合駆動時における回動方
向先端部にテーパー状当接部１１ｂ，１１ｂが形成され
ている。
【００１７】上記構成において、雌，雄コネクタＡ，Ｂ
の嵌合時において、嵌合駆動レバーＣを操作部３の一側
を押して雌コネクタの前方へ回動することによりロック
係合部４のセンターＬ1 とロック部７のセンターＬ2 が
ずれて接近した場合において（図２（Ａ））、一方のロ
ック案内部１１がロック部７の外側角部１２に当接した
テーパー状ロック案内面１１ａによりセンターＬ1 ，Ｌ
2 が一致する方向に操作部３の姿勢を矯正し、ロック用
突起４ｃが確実にロック係止孔７ｃに係入する（図２
（Ｂ））。
の嵌合時において、嵌合駆動レバーＣを操作部３の一側
を押して雌コネクタの前方へ回動することによりロック
係合部４のセンターＬ1 とロック部７のセンターＬ2 が
ずれて接近した場合において（図２（Ａ））、一方のロ
ック案内部１１がロック部７の外側角部１２に当接した
テーパー状ロック案内面１１ａによりセンターＬ1 ，Ｌ
2 が一致する方向に操作部３の姿勢を矯正し、ロック用
突起４ｃが確実にロック係止孔７ｃに係入する（図２
（Ｂ））。
【００１８】図３の実施例では、雌コネクタＢ′の外壁
後部上に起立される可撓ロック部７の両側にロック保護
壁７′，７′が起立され、ロック保護壁７′，７′の外
側面には先端部から立上り基部に向けたテーパー状係合
案内面７ａ′が形成されており、雌コネクタＢ′に回動
可能に設けられる嵌合駆動レバーＣ′におけるロック係
合部４の両側には突起状のロック案内部１１，１１が形
成され、一対のロック案内部１１，１１の対向側にはテ
ーパー状ロック案内面１１ａ，１１ａが形成されると共
に、テーパー状ロック案内面１１ａ，１１ａの嵌合駆動
時における回動方向先端部にテーパー状当接部１１ｂ，
１１ｂが形成されている。
後部上に起立される可撓ロック部７の両側にロック保護
壁７′，７′が起立され、ロック保護壁７′，７′の外
側面には先端部から立上り基部に向けたテーパー状係合
案内面７ａ′が形成されており、雌コネクタＢ′に回動
可能に設けられる嵌合駆動レバーＣ′におけるロック係
合部４の両側には突起状のロック案内部１１，１１が形
成され、一対のロック案内部１１，１１の対向側にはテ
ーパー状ロック案内面１１ａ，１１ａが形成されると共
に、テーパー状ロック案内面１１ａ，１１ａの嵌合駆動
時における回動方向先端部にテーパー状当接部１１ｂ，
１１ｂが形成されている。
【００１９】図示されていないが、雄コネクタには同様
に嵌合駆動レバーＣ′のカム溝２に進入する被駆動ピン
が設けられており、嵌合駆動レバーＣ′を雌コネクタ
Ｂ′の後方へ回動することにより雌，雄一対のコネクタ
が嵌合される。上記構成において、一対の雌，雄コネク
タの嵌合時において、嵌合駆動レバーＣ′の雌コネクタ
Ｂ′の後方に向けた回動操作時にロック係合部４のセン
ターとロック部７のセンターが前記図２の如くにずれて
接近した場合において、一方のロック案内部１１のテー
パー状ロック案内面１１ａが対向するロック保護壁７′
のテーパー状係合案内面７ａ′に係合して上記センター
のずれを矯正し、ロック係合部４がロック部７に係合す
る（図４）。
に嵌合駆動レバーＣ′のカム溝２に進入する被駆動ピン
が設けられており、嵌合駆動レバーＣ′を雌コネクタ
Ｂ′の後方へ回動することにより雌，雄一対のコネクタ
が嵌合される。上記構成において、一対の雌，雄コネク
タの嵌合時において、嵌合駆動レバーＣ′の雌コネクタ
Ｂ′の後方に向けた回動操作時にロック係合部４のセン
ターとロック部７のセンターが前記図２の如くにずれて
接近した場合において、一方のロック案内部１１のテー
パー状ロック案内面１１ａが対向するロック保護壁７′
のテーパー状係合案内面７ａ′に係合して上記センター
のずれを矯正し、ロック係合部４がロック部７に係合す
る（図４）。
【００２０】図３、図４の実施例におけるロック部７と
ロック保護壁７′は、嵌合駆動レバーＣ′を雌コネクタ
Ａ′の前方へ回動する構造としつつ雄コネクタ上に設け
てもよい。また、図１、図２の実施例におけるロック部
７は、嵌合駆動レバーＣを雌コネクタＡの後方へ回動す
る構造としつつ雌コネクタＡの後部に設けてもよい。
ロック保護壁７′は、嵌合駆動レバーＣ′を雌コネクタ
Ａ′の前方へ回動する構造としつつ雄コネクタ上に設け
てもよい。また、図１、図２の実施例におけるロック部
７は、嵌合駆動レバーＣを雌コネクタＡの後方へ回動す
る構造としつつ雌コネクタＡの後部に設けてもよい。
【００２１】
【発明の効果】本発明は上記した如くに、相互に嵌合さ
れる一対のコネクタの一方にカム溝を形成すると共に、
操作部においてロック係合部と該ロック係合部の両側に
おける一対のロック案内部を有する嵌合駆動レバーを回
動可能に設け、他方のコネクタに該カム溝に進入する被
駆動ピンとロック部、更にはロック保護壁を設け、該嵌
合駆動レバーの操作による上記一対のコネクタの嵌合時
において、該ロック案内部がロック部又はロック保護壁
に当接して該ロック係合部のセンターが該ロック部のセ
ンター方向に移動するようにして成るものであるから、
嵌合駆動レバーにおけるロック係合部をコネクタのロッ
ク部に対して確実に係合させることが出来る。
れる一対のコネクタの一方にカム溝を形成すると共に、
操作部においてロック係合部と該ロック係合部の両側に
おける一対のロック案内部を有する嵌合駆動レバーを回
動可能に設け、他方のコネクタに該カム溝に進入する被
駆動ピンとロック部、更にはロック保護壁を設け、該嵌
合駆動レバーの操作による上記一対のコネクタの嵌合時
において、該ロック案内部がロック部又はロック保護壁
に当接して該ロック係合部のセンターが該ロック部のセ
ンター方向に移動するようにして成るものであるから、
嵌合駆動レバーにおけるロック係合部をコネクタのロッ
ク部に対して確実に係合させることが出来る。
【図１】本発明の実施例について、一対のコネクタの分
離状態における斜視図である。
離状態における斜視図である。
【図２】（Ａ）（Ｂ）はロック結合時におけるロック案
内部の作用を示す拡大図である。
内部の作用を示す拡大図である。
【図３】本発明の他の実施例について、一対のコネクタ
の嵌合操作途中の状態を示す斜視図である。
の嵌合操作途中の状態を示す斜視図である。
【図４】同上のロック結合状態を示す正面図である。
【図５】従来例について、一対のコネクタの分離状態に
おける斜視図である。
おける斜視図である。
【図６】同上のロック結合状態の要部の断面図である。
【図７】同上のロック解除状態の要部の断面図である。
【図８】同上の不完全ロック状態を示す要部の正面図で
ある。
ある。
【符号の説明】 Ａ，Ｂ，Ｂ′ 一対のコネクタ Ｃ，Ｃ′ 嵌合駆動レバー ２ カム溝 ３ 操作部 ４ ロック係合部 ５ 被駆動ピン ７ ロック部 ７′ ロック保護壁 ７ａ′ ロック案内面 １１ ロック案内部 １１ａ ロック案内面 １１ｂ テーパー状当接部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01R 13/56 - 3/72
Claims (7)
- 【請求項１】 相互に嵌合される一対のコネクタの一方
に、カム溝と操作部においてロック係合部と該ロック係
合部の両側における一対のロック案内部を有する嵌合駆
動レバーを回動可能に設け、他方のコネクタに該カム溝
に進入する被駆動ピンとロック部を設け、該嵌合駆動レ
バーの操作による上記一対のコネクタの嵌合時におい
て、該ロック案内部がロック部に当接して該ロック係合
部のセンターが該ロック部のセンター方向に移動するこ
とを特徴とする低挿抜力コネクタのロック機構。 - 【請求項２】 相互に嵌合される一対のコネクタの一方
に、カム溝と操作部においてロック係合部と該ロック係
合部の両側における一対のロック案内部を有する嵌合駆
動レバーを回動可能に設け、他方のコネクタに該カム溝
に進入する被駆動ピンとロック部並びに該ロック部の両
側におけるロック保護壁を設け、該嵌合駆動レバーの操
作による上記一対のコネクタの嵌合時において、該ロッ
ク案内部がロック保護壁に当接して該ロック係合部のセ
ンターが該ロック部のセンター方向に移動することを特
徴とする低挿抜力コネクタのロック機構。 - 【請求項３】 相互に嵌合される一対のコネクタの一方
に、カム溝と操作部においてロック係合部と該ロック係
合部の両側における一対のロック案内部を有する嵌合駆
動レバーを回動可能に設けると共に、ロック部を設け、
他方のコネクタに該カム溝に進入する被駆動ピンを設
け、該嵌合駆動レバーの操作による上記一対のコネクタ
の嵌合時において、該ロック案内部がロック部に当接し
て該ロック係合部のセンターが該ロック部のセンター方
向に移動することを特徴とする低挿抜力コネクタのロッ
ク機構。 - 【請求項４】 相互に嵌合される一対のコネクタの一方
に、カム溝と操作部においてロック係合部と該ロック係
合部の両側における一対のロック案内部を有する嵌合駆
動レバーを回動可能に設けると共に、ロック部並びにロ
ック部の両側におけるロック保護壁を設け、他方のコネ
クタに該カム溝に進入する被駆動ピンを設け、該嵌合駆
動レバーの操作による上記一対のコネクタの嵌合時にお
いて、該ロック案内部がロック保護壁に当接して該ロッ
ク係合部のセンターが該ロック部のセンター方向に移動
することを特徴とする低挿抜力コネクタのロック機構。 - 【請求項５】 一対のロック案内部の対向側にテーパー
状ロック案内面が形成されていることを特徴とする請求
項１ないし４のいずれかに記載の低挿抜力コネクタのロ
ック機構。 - 【請求項６】 テーパー状ロック案内面の嵌合駆動時に
おける回動方向先端部にテーパー状当接部を形成して成
ることを特徴とする請求項５に記載の低挿抜力コネクタ
のロック機構。 - 【請求項７】 一対のロック保護壁の外側面にテーパー
状ロック案内面が形成されていることを特徴とする請求
項２又は４に記載の低挿抜力コネクタのロック機構。
Priority Applications (3)
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