JP2538723B2 - レバ―付コネクタ - Google Patents

レバ―付コネクタ

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JP2538723B2
JP2538723B2 JP3153073A JP15307391A JP2538723B2 JP 2538723 B2 JP2538723 B2 JP 2538723B2 JP 3153073 A JP3153073 A JP 3153073A JP 15307391 A JP15307391 A JP 15307391A JP 2538723 B2 JP2538723 B2 JP 2538723B2
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賢二 竹之内
誠 山梨
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62933Comprising exclusively pivoting lever

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一対の雌,雄コネクタ
の嵌合を操作レバーを利用して低挿入力で行なうように
したレバー付コネクタの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気コネクタとして、図
9ないし図13に示す構造のものが提案されている(実
開昭62−178469号公報)。これは、雌型(コネ
クタ)ハウジングaの両側面a1 に、支点O(支軸
2 )をもつ操作レバーbを設け、雄型ハウジングcの
両側面に操作レバーbの先端作用部b1 が係合する受部
dを設けると共に、ハウジングa,cの少なくとも一方
に操作レバーbに対するロック手段eまたはfを設けた
ものである。
【0003】両ハウジングa,cの初期嵌合後に、操作
レバーbの作用部b1 を図11のように受部dに係合さ
せ、該レバーbを矢線Pの如く押して回動することによ
り雄型ハウジングcを雌型ハウジングa側に前進させ
(図12)、レバーbが係止爪e,fに係合してロック
する位置で嵌合を完結させる(図13)。操作レバーb
の挺子作用により大きな力が得られるから、多極電気コ
ネクタの嵌合を小さい力で行なうことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気コネクタに
あって、両ハウジングa,cの使用前または未嵌合時に
おいて、操作レバーbを図10で仮想線で示すように係
止爪eにより仮ロックしておくことはできるが、ハウジ
ング前方から飛び出しているため、電線に絡んだり、外
力により破損するおそれがある。
【0005】また、使用に際しては、ロックを外し図1
0に実線で示すように立上げ状態にするが、この状態で
は前述と同様に電線と絡んだりするほかに、その保持手
段がないため、矢線Qのように再び倒れるおそれがあ
り、初期嵌合(図11)が済むまでこれを手で支えてい
なければならず、作業が厄介であった。
【0006】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たものであり、操作レバーがハウジングから飛び出して
電線と絡んだり破損するおそれがなく、しかも嵌合作業
時に操作レバーのロックを解除したり、これを支持する
などの煩しさがなく、操作が簡単で小さい力で嵌合でき
るレバー付コネクタを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においてはカムピンを有する雄コネクタと、
該カムピンが進入するピン案内溝を有する雌コネクタ
と、該カムピンと係合するカム溝を有していて該雌コネ
クタに回動可能に軸支されるレバー部材と、バネロック
部とロック解除部と弾性係合部を有していて該レバー部
材に沿って組み付けられると共に該レバー部材をロック
解除方向に付勢する弾性ロック部材とから成り、両コネ
クタの初期嵌合時において前記カム溝とカムピンとが係
合し、該レバー部材の回動による両コネクタの後期嵌合
時において両コネクタに内蔵される一対のターミナルが
嵌合すると共に該バネロック部が該雌コネクタのロック
部に係合し、両コネクタの中期嵌合時において弾性ロッ
ク部材における弾性係合部が該雌コネクタに設けた山形
のバネガイドを乗り越える構成を採用した。
【0008】
【作用】中期嵌合時において弾性ロック部材の弾性係合
部が山形のバネガイドを乗り越えることにより弾性係合
部の復元力が一対のターミナルの嵌合荷重を軽減するよ
うに作用する。
【0009】後期嵌合時において弾性ロック部材のバネ
ロック部が雌コネクタのロック部に係合して一対のコネ
クタの嵌合状況を保持するものであり、ロック解除部を
押圧することにより該バネロック部を変位させてロック
解除する。
【0010】
【実施例】図1ないし図3は本発明の実施例を示し、A
は雄コネクタ、Bは雌コネクタ、Cはレバー部材、Dは
弾性ロック部材を示す。雄コネクタAの合成樹脂製のハ
ウジング1は、内部に複数の端子収容室2を有し、両側
壁前方にカムピン3を突設してあり、前記端子収容室2
には図示しない雌ターミナルが収容されている。雌コネ
クタBは、前記雌ターミナルに対応する雄ターミナルを
収容したハウジング本体4の前方に雄コネクタAを受け
入れるフード5を備えている。フード5には、その両側
壁にカムピン3に対するピン案内溝6と共にレバー部材
Cおよび弾性ロック部材Dを軸支するピン7が設けら
れ、更に両側壁には弾性ロック部材Dに対するストッパ
8と前後方向にテーパー面9a,9bを形成した山形の
バネガイド9が設けられている。また、フード5の上部
正面外周壁の前端には、弾性ロック部材Dに対するロッ
ク用突起10が設けられている。
【0011】レバー部材Cは、相対向する一対のレバー
11の肩部を、連結板12によりつないで断面コ字状に
形成されている。各レバー11は、軸穴13および一方
を開口端としたカム溝14を有し、更に弾性ロック部材
Dの一部を収容するバネ逃げスリット15を有してい
る。連結板12には操作部16とバネ係合部17が形成
されている(図2参照)。
【0012】弾性ロック部材は1本の弾性金属線の折曲
加工により左右対称に形成され、連結部を兼ねたバネロ
ック部18の左右側にはそれぞれ外方へ湾曲したロック
解除部19、弾性係合部20、捲回取付部21及び反転
バネ部22が連設される。レバー付コネクタの組立は次
のようにして行われる。雌コネクタBのフード5におい
て、弾性ロック部材Dのバネロック部18を正面外周壁
上に位置させた状態で捲回取付部21をピン7に係合さ
せることにより反転バネ部22をストッパ8に係合させ
ると共に弾性係合部20をバネガイド9の後方に位置さ
せる。
【0013】次いで、レバー部材Cの一対のレバー1
1,11をその可撓性を利用して一旦外側に拡げ、軸穴
13をピン7に外挿するもので、この際に弾性ロック部
材Dのロック解除部19はレバー部材Cのバネ逃げスリ
ット15より外方へ突出し、バネロック部18はバネ係
合部17に当接して弾性ロック部材Dはレバー部材C内
に組み込まれる。
【0014】次に、雌,雄コネクタの嵌合および離脱に
ついて説明する。図2の状況においては、レバー部材C
は弾性ロック部材Dにより矢線Pで示される解放位置側
に付勢され、弾性ロック部材Dの弾性係合部20が山形
のバネガイド9の後方テーパー面9aの後方に位置して
いて、この解放位置が安定して保持される。そして、こ
の解放位置にあっては、カム溝14の開放端14aがフ
ード5の案内溝6に一致している。
【0015】図2の状態で、雄コネクタAを雌コネクタ
Bのフード5に挿入すると、カムピン3はピン案内溝6
によりレバー11のカム溝14に進入し、係合する。こ
のとき、前記雌,雄のターミナルは接触しない状態にあ
り、雄コネクタAの嵌合は軽やかに行われる(初期嵌
合)。そこで、操作部16を介してレバー部材Cを矢線
Pと反対方向に前方へ回動すると(図8のa点)、カム
ピン3に係合するカム溝14により雄コネクタAは雌コ
ネクタ側に引き寄せられ、弾性ロック部材Dの弾性係合
部20がバネガイド9の後方テーパー面9aに当接して
外方へ変位させられながら頂部9cを乗り越え(図8の
b点)(図6、図5参照)、弾性係合部20は前方テー
パー面9bにより復元することにより嵌合操作を付勢す
る(中期嵌合)。弾性係合部20がバネガイド9を乗り
越えたところで前記雌,雄のターミナルの嵌合が開始さ
れる。図8において、実線で示される本発明に係るレバ
ー操作では、点線で示される端子挿入力を大巾に軽減す
ると共に二点鎖線で示される従来例(バネガイドを設け
ない場合)よりもレバー操作荷重を軽減してその操作を
円滑化していることを示している。なお、嵌合作業はレ
バー部材Cの挺子作用により小さい力で簡単に行うこと
ができる。レバー部材Cの回動により、連結板12がフ
ード5側に近づくと弾性ロック部材Dのバネロック部1
8が突起状ロック部10のテーパー面10aに当接して
外方へ拡開されながらこれを乗り越え、係止段部10b
に係合して完全結合した後期嵌合状態に至る(図8のc
点)(図3参照)。
【0016】雌,雄コネクタA,Bを離脱させるには、
一対のロック解除部19を押圧することにより図7に示
される如くにバネロック部18が外方へ拡開して、ロッ
ク用突起10を外れるので、レバー部材Cを矢線P方向
へ回動して為すものであり、この際に弾性ロック部材D
はレバー部材Cの解除位置への復帰動作を付勢する。
【0017】
【発明の効果】本発明は上記した如くに、カムピンを有
する雄コネクタと、該カムピンが進入するピン案内溝を
有する雌コネクタと、該カムピンと係合するカム溝を有
していて該雌コネクタに回動可能に軸支されるレバー部
材と、バネロック部とロック解除部と弾性係合部を有し
ていて該レバー部材に沿って組み付けられると共に該レ
バー部材をロック解除方向に付勢する弾性ロック部材と
から成り、両コネクタの初期嵌合時において前記カム溝
とカムピンとが係合し、該レバー部材の回動による両コ
ネクタの後期嵌合時において両コネクタに内蔵される一
対のターミナルが嵌合すると共に該バネロック部が該雌
コネクタのロック部に係合し、両コネクタの中期嵌合時
において弾性ロック部材における弾性係合部が該雌コネ
クタに設けた山形のバネガイドを乗り越えるようにして
成るものであるから、弾性ロック部材によりレバー部材
はロック解放位置において安定して保持されると共に山
形のバネガイドにより乱りにロック位置へ移動するのを
阻止され、弾性ロック部材がレバー部材に沿って組み付
けられているので全体がコンパクトに構成されると共に
レバー部材により弾性ロック部材の変形を阻止する。
【0018】また、内蔵される一対のターミナルが嵌合
を開始する後期嵌合時の前段階において弾性ロック部材
が雌コネクタに設けた山形のバネガイドを乗り越えてい
るので、該弾性ロック部材の復元力を一対のターミナル
の嵌合作業に利用することができて嵌合時の荷重を軽減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すレバー付コネクタの分
解斜視図である。
【図2】図1に示されるレバー付コネクタの嵌合前の側
面図である。
【図3】図2に示されるレバー付コネクタの嵌合完了状
態の側面図である。
【図4】図2に示される雌コネクタの平面図である。
【図5】バネガイドと弾性ロック部材の関係を示す説明
図である。
【図6】バネガイド乗り越え時における弾性ロック部材
の動作を示す平面図である。
【図7】ロック解除時における弾性ロック部材の動作を
示す平面図である。
【図8】レバー操作角度とコネクタの嵌合荷重を示すグ
ラフである。
【図9】従来例を示す分解斜視図である。
【図10】従来例における一対のコネクタの嵌合前の状
態を示す側面図である。
【図11】従来例における一対のコネクタの嵌合初期の
状態を示す側面図である。
【図12】従来例における一対のコネクタの嵌合中期の
状態を示す側面図である。
【図13】従来例における一対のコネクタの嵌合完了後
の状態を示す側面図である。
【符号の説明】
A 雄コネクタ B 雌コネクタ C レバー部材 D 弾性ロック部材 3 カムピン 6 ピン案内溝 9 バネガイド 10 ロック部 14 カム溝 18 バネロック部 19 ロック解除部 20 弾性係合部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カムピンを有する雄コネクタと、該カム
    ピンが進入するピン案内溝を有する雌コネクタと、該カ
    ムピンと係合するカム溝を有していて該雌コネクタに回
    動可能に軸支されるレバー部材と、バネロック部とロッ
    ク解除部と弾性係合部を有していて該レバー部材に沿っ
    て組み付けられると共に該レバー部材をロック解除方向
    に付勢する弾性ロック部材とから成り、両コネクタの初
    期嵌合時において前記カム溝とカムピンとが係合し、該
    レバー部材の回動による両コネクタの後期嵌合時におい
    て両コネクタに内蔵される一対のターミナルが嵌合する
    と共に該バネロック部が該雌コネクタのロック部に係合
    し、両コネクタの中期嵌合時において弾性ロック部材に
    おける弾性係合部が該雌コネクタに設けた山形のバネガ
    イドを乗り越えることを特徴とするレバー付コネクタ。
  2. 【請求項2】 弾性ロック部材におけるロック解除部が
    レバー部材のスリットから外方へ突出していることを特
    徴とする請求項1に記載のレバー付コネクタ。
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JP3324724B2 (ja) * 1996-02-16 2002-09-17 矢崎総業株式会社 レバー嵌合式コネクタ
KR101023851B1 (ko) * 2008-04-15 2011-03-22 기아자동차주식회사 에어백용 커넥터
JP2012038498A (ja) 2010-08-05 2012-02-23 Yazaki Corp レバー式コネクタ

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