JPH0467582A - 低挿抜力電気コネクタ - Google Patents

低挿抜力電気コネクタ

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JPH0467582A
JPH0467582A JP17957990A JP17957990A JPH0467582A JP H0467582 A JPH0467582 A JP H0467582A JP 17957990 A JP17957990 A JP 17957990A JP 17957990 A JP17957990 A JP 17957990A JP H0467582 A JPH0467582 A JP H0467582A
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境 八木
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、雌、!コネクタの嵌合を操作レバーを利用し
て低挿入力で行うようにした電気コネクタの改良に関す
る。
〔従来の技術] 従来、この種の電気コネクタとして、第1O図および第
11図a −dに示す構造のものが提案されている(実
開昭62−178469号公報)。
これは、雌型(コネクタ)ハウジング101の両側面1
01aに、支点O(支軸10 l b)をもつ操作レバ
ー102を設け、雄型ハウジング103の両側面に操作
レバー102の先端作用部102aが係合する受部10
4を設けるとともに、ハウジング101,103の少な
くとも一方に操作レバー102に対するロック手段10
5または106を設けたものである。
両ハウジング101.103の初期嵌合後に、操作レバ
ー102の作用部102aを第11図すのように受部1
04に係合させ、該レバー102を矢線Pの如く押して
回動することにより雄型ハウジング103を雌型ハウジ
ング101側に前進させ(第11図c)、レバー102
の梃子作用により大きな力で行うことができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の電気コネクタにあっては、両ハウジング101.
103の使用前または未嵌合時において操作レバー10
2を第11図aで仮想線で示すように係止爪105によ
り仮ロックしておくことはできるが、ハウジング前方か
ら飛び出しているため、電線に絡んだり、外力により破
損するおそれがある。
また、使用に際しては、ロックを外し第11図aに実線
で示すように立ち上げた状態にする。しかし、この状態
では前述と同様に電線と絡んだりするほかに、その保持
手段がないため、矢線Qのように再び倒れるおそれがあ
り、初期嵌合(第11図b)が済むまでこれを手で支え
ていなければならず、作業が厄介であった。
本発明は、上記の問題点に着目してなされたものであり
、操作レバーがハウジングから飛び出して電線と絡んだ
り破損するおそれがなく、しかも嵌合作業時に操作レバ
ーのロックを解除したり、これを支持するなどの煩わし
さがなく、操作が簡単で小さい力で嵌合できる低挿抜力
電気コネクタを提供することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記の課題を達成するため、請求項1に記載のように、
本発明の低挿抜力電気コネクタは、雌形ハウジングと、
雌形ハウジングを受け入れるフードを設けた雌形ハウジ
ングと、フードの長手方向の側壁に沿って形成されたレ
バー収容室に回動可能に設けた両ハウジングの嵌合離脱
用のレバー部材とを備え、前記雌形ハウジングは、嵌合
方向前方にのびかつ先端と後端に突起を有するロックア
ームを備え、前記レバー部材は、前記口・ンクアームの
先端の突起に係合する係止部を有するレバーの一端をレ
バー収容室の一端側に回動可能に軸支するとともに該レ
バーの他端と前記雌形ハウジングとの間にロック手段を
設けて構成し、前記フードは側壁に前記レバーの係止部
が遊嵌されるガイド穴を有し、雌形ハウジングと雌形ハ
ウジングの初期嵌合により前記ロックアーム先端の突起
をレバーの係止部に係合させて仮係止状態としたのち、
前記レバー部材をフード側に回動させることにより、雌
形ハウジングを雌形ハウジング側に前進させ、前記ロッ
ク手段により雌雄両ハウジングが本係止されたときに、
両ハウジングの嵌合が完結する構造としたことを特徴と
する。
また、請求項3に記載のように、前記レバーのフード側
に、先端部に係止面と係合片を有するアーム状ストッパ
を上下弾性変位可能に設け、前記フードの側壁に係合片
に対するガイド溝を設けるとともに、前記雌形ハウジン
グにストッパ解除用突起を設け、前記仮係止状態におい
てストッパ解除用突起が前記係止面とフード側壁との係
合を解除させ、レバー部材の不用意のロックを防止でき
るようにすることが望ましい。
また、両ハウジングの嵌合およびロック状態の良否を検
知するため、請求項5に記載のように、前記雌形ハウジ
ングがロック検知用端子を備え、ロック手段を構成する
レハーロツタ(請求項4)に両ハウジングの完全嵌合お
よび本係止時にロック検知用端子と接触可能な弾性接触
子を設けるのが望ましい。
[作 用] 本発明によれば、雌、雄コネクタ(雌形および雌形ハウ
ジング)は、レバー部材の梃子作用により小さい力で嵌
合および離脱操作を行うことができる。
レバー部材は、雌コネクタのレバー収容室にほとんとか
収容された状態となるから、ワイヤハーネスの組立や運
搬時に電線に絡んだり、破損するおそれがなく、また、
レバー部材はコネクタの嵌合または離脱方向と同じ方向
に回せばよく、作業が円滑かつ容易にできる。
また、レバー部材を雌コネクタにロックするレバー収容
室に、両ハウジングの完全嵌合および係止時にはじめて
雌コネクタのロック検知用端子と接触する弾性接触子を
設けることにより、これを電気的に検知し、不完全嵌合
を未然に防止することができる。
さらに、レバー部材には不用意にロックされるのを防止
する機構(アーム状ストッパ、ストッパ解除用突起など
)を設けたので、ロック解除作業などに煩わされること
がなく9作業性も向上する。
以下、上記構成および作用を実施例を示す図面を参照し
て具体的に説明する。
〔実施例〕
第1図に本発明による低挿抜力電気コネクタの分離状態
の斜視図、第2図に同上の分解斜視図、第3図に雌コネ
クタの保護壁を除いた状態の斜視図、第4図にレバー部
材の一部の拡大斜視図を示した。
第1図および第2図において、本発明の低挿抜力電気コ
ネクタは、雄コネクタM、雌コネクタFおよび両コネク
タM、Fの嵌合離脱を行わせるレバー部材りから成る。
雄コネクタMにおいて、雌形ハウジングlの内部には上
下二段に複数の端子収容室2が設けられており、該室2
には既知の構造の雌端子3(第7図参照)を収容、係止
されている。
この雌形ハウジングlの上下の外周壁には、その後部両
側に係止突起4が、また前部片側にストッパ解除用突起
5がそれぞれ突設されている。また、雌形ハウジング1
の中央部には仕切板6(第6図参照)を挟んでロックア
ーム7.7が設けられている。このロックアーム7は前
方にのび、その先端と後端にそれぞれ突起8,9が形成
されている。
10は雄コネクタMの後部に被せるカバーであリ、前記
係止突起4に係合するロック片11によりロックされる
雌コネクタFにおいて、雌形ハウジング12は後部に端
子収容室13(第7図参照)を、前部に雄コネクタMを
受け入れるフード20を有する。
この端子収容室13には、複数のL形端子17を取りつ
けた端子固定板14が装着されている。
即ち、端子固定板14は、雄コネクタMの端子収容室2
に対応して複数の端子圧入孔15を所定のピッチで整列
して設けるとともに両側にロック片16を突設してなる
。また、L形端子17は水平な接触子18とこれと直角
に折り曲げ連成された導体接続子19とからなる。
この導体接触子19を端子圧入孔15に圧入固定した端
子固定板14を下方から端子収容室13に挿入してロッ
ク片16を係止突起12aに係合させてロックする。な
お、L形端子17の導体接触子19は図示しないプリン
ト配線板の回路導体に半田付けなどにより接続される。
雄コネクタMを受け入れるフード20は、長手方向にの
びる上下の側壁21.21’と左右の端壁22,22’
とからなる。側壁21 、21’にはそれぞれ保護壁2
3.23’を設けて、上下にレバー収容室24.24’
が形成されている。側壁21.21’および保護壁23
.23’の一端側(第2,3図において左上側)にはそ
れぞれピン孔25.25が設けられ、他端側にはロック
受部29が膨出して形成されている。このロック受部2
9は後述するレバーロック44をロックするためのもの
で、両側の側板29aの下端部に下向きの案内斜面30
とこれに続く係止凹部31を有する。
第3図に示されるように、側壁21(21’)には、そ
の一端側にビン孔25と近接してスプリング受座26が
、中央に後述するレバー35の係止部37に対するガイ
ド穴27が、また、他端側にガイド溝28および検知用
端子収容室32が設けられている。検知用端子収容室3
2は奥壁両側に端子挿通孔33を、その前方に接触防止
突起34を存し、この端子挿通孔33からコ字状のロッ
ク検知用端子17′の一方の接触子18′が挿入される
レバー部材りは、相対向する一対のレバー35.35′
と、その一端を繋ぐ連結バー36とからなるコ字状枠体
であり、連結バー36にはレバーロック取付部38が一
体に形成されている。レバー35.35’の自由端部に
は前記ビン孔25に対応するビン孔25′が、中央部内
面には係止部37がそれぞれ設けられている。係止部3
7は前記ロックアーム7の突起8を係止するもので、馬
蹄形の突条として形成されている。レバーロック取付部
38は案内斜面39とその両側に設けた差込溝40とか
らなる。また、レバー35.35’のレバーロック取付
部38側には、第4図に拡大して示すように、自由端部
に係止面42と係合片43を有するアーム状ストッパ4
1が上下弾性変位可能に設けられている。
このレバー部材りはレバー収容室24,24’における
前記ビン孔25に挿着されたスプリングピン50に回動
可能に軸支されるとともに、該ピン50に介装したスプ
リング49の一端をスプリング受座26に他端をレバー
35.35’に係合させることにより、常時フード20
の前方に向けて付勢されている。
また、レバー部材りのレバーロック取付部38にはレバ
ーロック44が上下摺動可能に取りつけられている。す
なわち、レバーロック44は、弾性金属板よりなる基板
45の上端から斜めに折り返して案内摺動板46を設け
るとともに、基板45の両側にロック爪47を設け、下
端に段差48a(第8図参照)を有する一対の弾性接触
子48.48を設けた構造を有する。このレバーロック
44は、案内摺動板46をレバーロック取付部38の差
込溝40に差し込むことにより、昇降可能にりつけられ
る。
次に、雌、雄コネクタF、Mの嵌合(離脱)および作用
について説明する。
第5図は両コネクタの嵌合過程を示す平面図、第6図お
よび第7図は第5図aにおけるVI−VI線、■−■線
に沿う嵌合過程を示す断面図である。
第5図ないし第7図において、aは両コネクタの嵌合前
、bは嵌合開始、Cは雄コネクタの仮係止、dは本係止
の状態を、それぞれ示す。
第5図aにおいて、雌コネクタFのレバー部材りはスプ
リング49により矢線A方向に付勢されている。しかし
、フード側壁21.21’のガイド穴27がレバー内面
の係止部37のストッパとして機能するから、レバー部
材りはそのレバーロツタ取付部38がフード20の前面
に突き出た状態で保持されている。
第5図b、第6図すに示されるように、雄コネクタMを
雌コネクタFのフード20に挿入すると、ロックアーム
7の先端の突起8がフード端面21aに突き当たる。さ
らに、強く押し込むと、上下のロックアーム7は突起8
のテーパ面8aにより案内されて、矢線Bのように中心
方向に撓む。そして、突起8がレバー内面の係止部37
を乗り越えるにおよんで、ロックアームは弾性復帰する
その結果、第5図C2第6図Cに示されるように、雄コ
ネクタMは突起8と係止部37との係合によりレバー3
5,35’に仮係止される。
この仮係止状態において、第7図Cに示されるように、
雄コネクタMにおける雌端子3のタブ受承部3a内に雌
コネクタFOL形端子17の接触子18が僅かに進入す
る。しかし、接触子18は内部の弾性舌片3bとまだ接
触しないので、雌。
雄コネクタF、Mの嵌合に要する力は微弱である。
仮係止状態からレバー部材りを矢線C方向に回転させる
と、前記係止部37がロックアーム7の突起8をフード
20内に押し込みはじめ、雄コネクタMは雌コネクタF
に向けて前進する。そして、雄コネクタMにおける仕切
板6の先端細径部6aと上、下のロックアーム7との藺
に、雌コネクタFの奥壁から突設されたリブ13aが入
り込む。
これにより、ロックアーム7の中心方向への撓みが防止
され、雄コネクタMは確実に内部に引き込まれる。
さらに、レバー部材りを回転すると、レバーロック44
の両側のロック爪47がロック受部29における案内斜
面30に摺接案内され、レバーロック44は矢線りのよ
うに下方に移動する。
そして、第5図ないし第7図のdに示されるように、雌
、雄コネクタF、Mが完全に嵌合すると、ロック爪47
は係止凹部31で解放され、前記案内摺動板46のハネ
作用によりレバーロック44が上昇(矢線りと逆方向)
する。すなわち、ロック爪47と係止凹部31との係合
により、レバー部材りはロック受部29にロックされ、
雌、雄コネクタF、Mは本係止状態となる。同時に雌端
子3とL形端子17との電気的接続も完結する。
雌、aコネクタF、Mの離脱は次のようにして行う。
第7図dにおいて、レバーロック44を矢線り方向に指
でおしさげて、レバー部材りを前記矢線A方向に回すと
、ロックが解除される。そして、雄コネクタMのロック
アーム7における後端の突起9にレバー35.35’の
端面35aが衝合するから(第6図d参照)、雄コネク
タMは後退し、第5図C2第6図Cの係止状態に戻る。
そこで、突起9を押してロックアーム7を中心方向に撓
ませて、前方の突起8と係止部37との係合を解除して
、雄コネクタMを引き抜けばよい。
上記嵌合および離脱操作において、雄コネクタMは、そ
のロックアーム7の前後の突起8,9によってレバー3
5,35’の中間に係合するから、梃子の原理により少
ない力で操作することができる。
そして、レバー部材りは雌コネクタFにおけるレバー収
容室24.24’に収容保護されているから、ワイヤハ
ーネス組立作業に電線に絡んで外れたり、破損する心配
がない。また、第10図に示す従来例とは異なり、レバ
ー部材りは雄コネクタMの嵌合(または離脱)方向と同
じ方向に回転されるので、コネクタの挿着作業に違和感
がなく、容易にできる。
次に、雌、雄コネクタF、Mのロック検知機構について
説明する。
第7図a −dに示されるように、レバーロック44は
一対の弾性接触子48を備えている。この弾性接触子4
8は第7図dの雌、雄コネクタF。
Mの完全嵌合および本係止状態においてはじめて相手側
のロック検知用端子17′と接触する。したがって、こ
の接触によりたとえば警報ランプが点滅するようなチエ
ツク回路を設けておけば、雌、雄コネクタF、Mの嵌合
、ロック状態の良否を電気的に検知し、不完全嵌合を防
止することができる。
第8図a −fは、レバーロック44の弾性接触子48
とロック検知用端子17′との接触過程を示す拡大断面
図であり、第8図aは第6図Cの仮係止状態に、第8図
fは第6図dの本係止状態にそれぞれ対応する。
すなわち、第8図aの仮係止状態において、前記レバー
部材りの回転により、雄コネクタMが雌コネクタF側に
進むと、レバーロック44はロック爪47と案内斜面3
0との摺接により下降しつつ前進し、弾性接触子48の
先端接触部48bが検知用端子収容室32における接触
防止突起34に乗り上げる(第8図す、c)。
さらに、レバーロック44が押し下げられて前進すると
、先端接触部48bが段差48aの存在により接触防止
突起34を支点として上方に反り上る(第8図d、e)
そして、レバーロック44が第8図fのロック状態に達
すると、前述の案内摺動板46のハネ作用により上昇す
るから(第5図〜第7図のd)、先端接触部48bは逆
に接触防止突起34を支点として下方に反転し、ロック
検知用端子17′と接触し、導通状態となる。
このように、弾性接触子4日は雌、aコネクタF、Mの
完全嵌合直前の状態(第8図e)にお・いてもロック検
知用端子17′と接触せず、完結したときにはじめて接
触する。
最後に、レバー部材りのロック防止機構について説明す
る。
雌、雄コネクタF、Mの未使用または嵌合前に、レバー
部材りが雌コネクタFにロックされるのは好ましくない
そこで、第4図において説明したように、レバー35,
35’には不用意にロックされるのを防止するためのア
ーム状ストッパ41が設けられている。
第9図a −Cにおいて、a、bおよびCはそれぞれ第
5図す、cおよびdの嵌合開始、仮係止および本係止の
状態に対応する。
第9図aは、アーム状ストッパ41の先端の係止面42
がフード側壁21の端面21bに突き当たり、レバー部
材りの回転による不用意のロックを防止している。
この状態で、前述したように、雄コネクタMをフード2
0内に挿入すると、第9図すのように、そのストッパ解
除用突起5(第2図参照)が係合片43に摺接してアー
ム状ストッパ41を押し上げ、係止面42と端面21b
との係合が解除される。これにより、レバー部材りは第
5図C9第6図CにおけるC方向への回転が可能となる
。すなわち、係止面42の下端面はフード側壁21(2
1′)上に乗り上げ、その係合片43はガイド溝28に
案内される。
その後は、前記第5図ないし第7図のc、dの操作と同
じであるから、説明を省略する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、レバー部材がコ
ネクタ(ハウジング)から飛び出して電線と絡んだり破
損するおそれがなく、しかも嵌合作業時そのロックを解
除したり、これを支持するなどの煩わしさがなく、操作
が簡単で小さい力で嵌合できる低挿抜力電気コネクタを
提供することができる。
また、レバー部材のレバーロックに、両ハウジングの完
全嵌合および係止時にはじめて雌コネクタのロック検知
用端子と接触する弾性接触子を設けたので、これを電気
的に検知することにより、不完全嵌合を未然に防止する
ことができる。従って、自動車のエアパック装置のよう
な安全回路の接続に活用することが期待される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による低挿抜力電気コネクタの分離状態
の斜視図、 第2図は同上の分解斜視図、 第3図は雌コネクタの保護壁を除いた状態の斜視図、 第4図はレバー部材の一部の拡大斜視図、第5図a −
dは雌雄コネクタF、Mの嵌合過程を示す平面図、 第6図a −dおよび第7図a −dはそれぞれ第5図
a −dに対応する嵌合過程を示す断面図であって、第
5図aにおけるVT−VT線、■−■線に沿って断面し
て示したものである。 第8図a −fはそれぞれレハーロンク440作用状態
を示す断面図、 第9図a −Cはそれぞれアーム状ストッパ41の作用
状態を示す断面図、 第10図は従来の電気コネクタを示す斜視図、第11図
aないしdはそれぞれ同上の作用状態を示す説明図であ
る。 F・・・雌コネクタ、M・・・雄コネクタ、L・・・レ
バー部材、1・・・雌形ハウジング、5・・・ストッパ
解除用突起、7・・・ロックアーム、8,9・・・突起
、12・・・雌形ハウジング、17・・・L形端子、1
7’・・・ロック検知用端子、20・・・フード、24
,24’・・・レバー収容室、27・・・ガイド穴、2
8・・・ガイド溝、29・・・ロック受部、30・・・
案内斜面、31・・・係止凹部、35,35’・・・レ
バー、36・・・連結バー37・・・係止部、38・・
・レバーロック取付部、39・・・案内斜面、40・・
・差込溝、41・・・アーム状ストッパ、42・・・係
止面、43・・・係合片、44・・・レハーロツタ、4
5・・・基板、46・・・案内摺動板、49・・・スプ
リング。 特許出願人  矢崎総業株式会社 ■二 (C) (d) B 第 図 第 図 (C) 第 図 (C) (b) (C) (d) (e) (f) 第 図 ] (○) (b) 第10図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)雄形ハウジングと、雄形ハウジングを受け入れる
    フードを設けた雌形ハウジングと、フードの長手方向の
    側壁に沿って形成されたレバー収容室に回動可能に設け
    た両ハウジングの嵌合離脱用のレバー部材とを備え、 前記雄形ハウジングは、嵌合方向前方にのびかつ先端と
    後端に突起を有するロックアームを備え、 前記レバー部材は、前記ロックアームの先端の突起に係
    合する係止部を有するレバーの一端をレバー収容室の一
    端側に回動可能に軸支するとともに該レバーの他端と前
    記雌形ハウジングとの間にロック手段を設けて構成し、 前記フードは側壁に前記レバーの係止部が遊嵌されるガ
    イド穴を有し、 雄形ハウジングと雌形ハウジングの初期嵌合により前記
    ロックアーム先端の突起をレバーの係止部に係合させて
    仮係止状態としたのち、前記レバー部材をフード側に回
    動させることにより、雄形ハウジングを雌形ハウジング
    側に前進させ、 前記ロック手段により雌雄両ハウジングが本係止された
    ときに、両ハウジングの嵌合が完結する構造としたこと
    を特徴とする低挿抜力電気コネクタ。
  2. (2)前記レバーと雌形ハウジングとの間にレバー部材
    をフードの前方に付勢するスプリングが介装されている
    請求項1の低挿抜力電気コネクタ。
  3. (3)前記レバーのフード側に、先端部に係止面と係合
    片を有するアーム状ストッパを上下弾性変位可能に設け
    、前記フードの側壁に係合片に対するガイド溝を設ける
    とともに、前記雌形ハウジングにストッパ解除用突起を
    設け、前記仮係止状態においてストッパ解除用突起が前
    記係止面とフード側壁との係合を解除させるようにした
    請求項1または2の低挿抜力電気コネクタ。
  4. (4)前記ロック手段が、前記レバーの他端部に形成し
    たレバーロック取付部と、該レバーロック取付部に昇降
    可能に装着したレバーロックと前記雌形ハウジングに形
    成したロック受部とからなり、 レバーロック取付部は案内斜面とその両側に差込溝を有
    し、レバーロックは両側にロック爪を有する基板と、そ
    の上端から折り返して形成されかつ前記案内斜面の両側
    の差込溝に差し込まれる案内摺動板とからなり、ロック
    受部は前記レバーロックのロック爪に対する案内斜面と
    係止凹部を有して構成され、 前記仮係止状態から前記レバー部材の回動により雄形ハ
    ウジングを雌形ハウジングへ前進させたときに、レバー
    ロックのロック爪が前記ロック受部の案内斜面を介して
    係止凹部に係止される請求項1ないし3のいずれかの低
    挿抜力電気コネクタ。
  5. (5)前記雌形ハウジングがロック検知用端子を備え、
    前記レバーロックが両ハウジングの完全嵌合および本係
    止時にロック検知用端子と接触可能な弾性接触子を備え
    ている請求項4の低挿抜力電気コネクタ。
  6. (6)前記レバー収容室がフードの両側壁に沿って形成
    され、前記レバー部材が二つのレバーとその他端を繋ぐ
    連結バーとからコ字状枠体として形成されるとともに、
    前記レバーロック取付部が該連結バーに形成されている
    請求項4または5の低挿抜力電気コネクタ。
JP2179579A 1990-07-09 1990-07-09 低挿抜力電気コネクタ Expired - Fee Related JPH0779029B2 (ja)

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