JPH10144392A - 電気自動車のチャージ用コネクタ - Google Patents
電気自動車のチャージ用コネクタInfo
- Publication number
- JPH10144392A JPH10144392A JP8303356A JP30335696A JPH10144392A JP H10144392 A JPH10144392 A JP H10144392A JP 8303356 A JP8303356 A JP 8303356A JP 30335696 A JP30335696 A JP 30335696A JP H10144392 A JPH10144392 A JP H10144392A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side connector
- stay
- lock
- power supply
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
- B60L53/00—Methods of charging batteries, specially adapted for electric vehicles; Charging stations or on-board charging equipment therefor; Exchange of energy storage elements in electric vehicles
- B60L53/10—Methods of charging batteries, specially adapted for electric vehicles; Charging stations or on-board charging equipment therefor; Exchange of energy storage elements in electric vehicles characterised by the energy transfer between the charging station and the vehicle
- B60L53/14—Conductive energy transfer
- B60L53/16—Connectors, e.g. plugs or sockets, specially adapted for charging electric vehicles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
- B60L2270/00—Problem solutions or means not otherwise provided for
- B60L2270/30—Preventing theft during charging
- B60L2270/32—Preventing theft during charging of electricity
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
- B60L2270/00—Problem solutions or means not otherwise provided for
- B60L2270/30—Preventing theft during charging
- B60L2270/34—Preventing theft during charging of parts
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/70—Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/7072—Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T90/00—Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02T90/10—Technologies relating to charging of electric vehicles
- Y02T90/14—Plug-in electric vehicles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 レバー操作によって嵌合を助勢するものにお
いて、仮係止位置で引き込み操作に対する規制を解除す
る。 【解決手段】 電源側コネクタBの左右両側にはステー
23が対向して配されており、レバー26を握り操作す
るとステー23の先端がすぼんで電源側コネクタBが引
き込まれるようになっている。この両ステー23の間に
はロック機構40が配されており、そのロック機構40
は各ステー23に対して挿抜可能に設けられるロックピ
ン41とそのロックピン41を仮係止位置において抜き
方向へ案内する解除操作部42とから構成される。そし
て、嵌合前状態ではロックピン41が各ステー23に係
合しているためレバー26を握ってもステー23の先端
がすぼむことがなく、両コネクタA,Bが仮係止状態と
されると解除操作部42が車体側コネクタAに押されて
ロックピン41を抜き方向へ案内し、ステー23のロッ
クが解除される。
いて、仮係止位置で引き込み操作に対する規制を解除す
る。 【解決手段】 電源側コネクタBの左右両側にはステー
23が対向して配されており、レバー26を握り操作す
るとステー23の先端がすぼんで電源側コネクタBが引
き込まれるようになっている。この両ステー23の間に
はロック機構40が配されており、そのロック機構40
は各ステー23に対して挿抜可能に設けられるロックピ
ン41とそのロックピン41を仮係止位置において抜き
方向へ案内する解除操作部42とから構成される。そし
て、嵌合前状態ではロックピン41が各ステー23に係
合しているためレバー26を握ってもステー23の先端
がすぼむことがなく、両コネクタA,Bが仮係止状態と
されると解除操作部42が車体側コネクタAに押されて
ロックピン41を抜き方向へ案内し、ステー23のロッ
クが解除される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気自動車のチャ
ージ用コネクタに関し、特にレバー操作によって嵌合動
作を助勢するものに関する。
ージ用コネクタに関し、特にレバー操作によって嵌合動
作を助勢するものに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のチャージ用コネクタとしては、
特開平7−65900号公報に開示されるものが知られ
ている。以下、このチャージ用コネクタを図9に基づい
て簡単に説明する。このチャージ用コネクタは、車体側
に設けられる車体側コネクタAと、充電装置側に設けら
れる電源側コネクタBとから構成される。車体側コネク
タAには、外側面に引掛け突起1が設けられている。一
方、電源側コネクタBには、ステー2が左右両側(図
中、上下両側)に対向して配され、そのステー2の先端
(図中、左端)には引掛け突起1に引っ掛け可能な引掛
け孔3が形成されている。さらに、電源側コネクタBの
後端部には握り部5が設けられ、この握り部5の下側
(図中、裏面側)には図示しないレバーが回動可能に軸
支されている。そして、ステー2の後端部がこのレバー
の一端部に連係されており、レバーが握られることによ
ってステー2が後方にスライドするようになっている。
特開平7−65900号公報に開示されるものが知られ
ている。以下、このチャージ用コネクタを図9に基づい
て簡単に説明する。このチャージ用コネクタは、車体側
に設けられる車体側コネクタAと、充電装置側に設けら
れる電源側コネクタBとから構成される。車体側コネク
タAには、外側面に引掛け突起1が設けられている。一
方、電源側コネクタBには、ステー2が左右両側(図
中、上下両側)に対向して配され、そのステー2の先端
(図中、左端)には引掛け突起1に引っ掛け可能な引掛
け孔3が形成されている。さらに、電源側コネクタBの
後端部には握り部5が設けられ、この握り部5の下側
(図中、裏面側)には図示しないレバーが回動可能に軸
支されている。そして、ステー2の後端部がこのレバー
の一端部に連係されており、レバーが握られることによ
ってステー2が後方にスライドするようになっている。
【0003】通常状態ではステー2は先端が僅かに拡開
しており、仮係止位置(図9に示す位置)において引掛
け孔3が引掛け突起1の外側に来るようになっている。
そして、その状態からレバーを握り操作すると引掛け孔
3が傾斜面4に案内されて内側へ移動しつつ引掛け突起
1に係合し、その後、ステー2が引掛け突起1を引っ掛
けた状態で後方にスライドすることにより電源側コネク
タBが本係止位置へと引き込まれて行く。
しており、仮係止位置(図9に示す位置)において引掛
け孔3が引掛け突起1の外側に来るようになっている。
そして、その状態からレバーを握り操作すると引掛け孔
3が傾斜面4に案内されて内側へ移動しつつ引掛け突起
1に係合し、その後、ステー2が引掛け突起1を引っ掛
けた状態で後方にスライドすることにより電源側コネク
タBが本係止位置へと引き込まれて行く。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成で
は、レバーによる引き込み操作を規制するロック手段が
設けられていないため、仮係止される前の状態でも、レ
バーを操作することができた。そのため、車体側コネク
タへ嵌め込む際に既にステーの先端が内側へすぼんでお
りステーの先端が車体側のコネクタの先端部に当接して
しまう虞があった。これでは、コネクタを円滑に結合さ
せることができないばかりか、ステーの先端が変形して
しまうことになりかねない。
は、レバーによる引き込み操作を規制するロック手段が
設けられていないため、仮係止される前の状態でも、レ
バーを操作することができた。そのため、車体側コネク
タへ嵌め込む際に既にステーの先端が内側へすぼんでお
りステーの先端が車体側のコネクタの先端部に当接して
しまう虞があった。これでは、コネクタを円滑に結合さ
せることができないばかりか、ステーの先端が変形して
しまうことになりかねない。
【0005】一方、上記問題に対処するために、電源側
コネクタにレバーに対するロック手段を設けることが考
えられる。しかし、単にロック手段を設けただけであれ
ば、仮係止される前にロックを解除してしまえば、結局
上記同様の問題は起こり、本質的な解決手段とは言えな
い。
コネクタにレバーに対するロック手段を設けることが考
えられる。しかし、単にロック手段を設けただけであれ
ば、仮係止される前にロックを解除してしまえば、結局
上記同様の問題は起こり、本質的な解決手段とは言えな
い。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、レバー操作によって嵌合を助勢するも
のにおいて、仮係止位置で引き込み操作に対する規制を
解除する電気自動車のチャージ用コネクタを提供すると
ころにある。
で、その目的は、レバー操作によって嵌合を助勢するも
のにおいて、仮係止位置で引き込み操作に対する規制を
解除する電気自動車のチャージ用コネクタを提供すると
ころにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の電気自動車のチャージ用コネクタは、充
電用電源側に設けられ、車体側に設けられた車体側コネ
クタと嵌合可能な電源側コネクタを備えて構成され、そ
の電源側コネクタは常には拡開位置にあるステーを備
え、車体側コネクタに対して所定深さまで嵌合した状態
でレバーを握り操作することによってステーが拡開位置
からすぼんで車体側コネクタに係合し、両コネクタを嵌
合方向へ変位させる構成であるものにおいて、車体側コ
ネクタと電源側コネクタとの間には相互の係合によって
両コネクタを仮係止位置に保持する係合部と係合受部及
び電源側コネクタを嵌合方向とは反対方向へ付勢する戻
しばねとが設けられるとともに、電源側コネクタには、
ステーに係合しそのステーのすぼみ動作を規制するロッ
ク部と仮係止位置において車体側コネクタに押圧されて
ロック部をステーから離れる方向へ変位させる解除操作
部とを備えたロック機構が設けられていることに特徴を
有する。
に、請求項1の電気自動車のチャージ用コネクタは、充
電用電源側に設けられ、車体側に設けられた車体側コネ
クタと嵌合可能な電源側コネクタを備えて構成され、そ
の電源側コネクタは常には拡開位置にあるステーを備
え、車体側コネクタに対して所定深さまで嵌合した状態
でレバーを握り操作することによってステーが拡開位置
からすぼんで車体側コネクタに係合し、両コネクタを嵌
合方向へ変位させる構成であるものにおいて、車体側コ
ネクタと電源側コネクタとの間には相互の係合によって
両コネクタを仮係止位置に保持する係合部と係合受部及
び電源側コネクタを嵌合方向とは反対方向へ付勢する戻
しばねとが設けられるとともに、電源側コネクタには、
ステーに係合しそのステーのすぼみ動作を規制するロッ
ク部と仮係止位置において車体側コネクタに押圧されて
ロック部をステーから離れる方向へ変位させる解除操作
部とを備えたロック機構が設けられていることに特徴を
有する。
【0008】また、請求項2の電気自動車のチャージ用
コネクタは、請求項1記載の電気自動車のチャージ用コ
ネクタにおいて、ステーは電源側コネクタの嵌合方向に
沿った両側部に対向して配され、ロック部はその両ステ
ーに対してそれぞれそ挿抜可能に設けられ、解除操作部
は両ステーのほぼ中間に配されかつその解除操作部には
車体側コネクタに押圧されることによって両ロック部を
両ステーに対して抜き方向へ案内する案内部が設けられ
ていることに特徴を有する。
コネクタは、請求項1記載の電気自動車のチャージ用コ
ネクタにおいて、ステーは電源側コネクタの嵌合方向に
沿った両側部に対向して配され、ロック部はその両ステ
ーに対してそれぞれそ挿抜可能に設けられ、解除操作部
は両ステーのほぼ中間に配されかつその解除操作部には
車体側コネクタに押圧されることによって両ロック部を
両ステーに対して抜き方向へ案内する案内部が設けられ
ていることに特徴を有する。
【0009】
【発明の作用・効果】請求項1の発明では、嵌合前の状
態ではロック部がステーに係合しているため、レバーを
握り操作してもステーがすぼむことがない。電源側コネ
クタを車体側コネクタに嵌め込み、その嵌合途中で押し
込み操作をやめれば電源側コネクタは戻しばねによって
嵌合前の位置に戻される。また、電源側コネクタが仮係
止位置まで押し込まれると係合部と係合受部とが係合す
るため、両コネクタはその状態に保持される。この状態
では、解除操作部は車体側コネクタに押圧されるため、
ロック部がステーから離れてステーに対するロックは解
除される。従って、ステーのロックは仮係止状態で初め
て解除され、その後レバーを握ればステーがすぼみ、電
源側コネクタは嵌合方向に引き込まれて両コネクタは完
全嵌合状態となる。
態ではロック部がステーに係合しているため、レバーを
握り操作してもステーがすぼむことがない。電源側コネ
クタを車体側コネクタに嵌め込み、その嵌合途中で押し
込み操作をやめれば電源側コネクタは戻しばねによって
嵌合前の位置に戻される。また、電源側コネクタが仮係
止位置まで押し込まれると係合部と係合受部とが係合す
るため、両コネクタはその状態に保持される。この状態
では、解除操作部は車体側コネクタに押圧されるため、
ロック部がステーから離れてステーに対するロックは解
除される。従って、ステーのロックは仮係止状態で初め
て解除され、その後レバーを握ればステーがすぼみ、電
源側コネクタは嵌合方向に引き込まれて両コネクタは完
全嵌合状態となる。
【0010】従って、仮係止状態とされる前にステーが
すぼんでしまうことがないから、嵌め込む際にステーの
先端が車体側コネクタに当接して変形等することを防止
できる。さらに、係合部と係合受部及び戻しばねを設け
たことによりステーに対するロックが解除されたという
ことを確認できる。つまり、電源側コネクタが戻される
うちはロックは解除されていないという確認ができ、電
源側コネクタが戻されずに仮係止位置に保持されればそ
れによりステーに対するロックが解除されたことを確認
できるのである。このことにより、ステーがロックされ
ているにも拘らず誤ってレバーを握ってしまうことを防
止できる。
すぼんでしまうことがないから、嵌め込む際にステーの
先端が車体側コネクタに当接して変形等することを防止
できる。さらに、係合部と係合受部及び戻しばねを設け
たことによりステーに対するロックが解除されたという
ことを確認できる。つまり、電源側コネクタが戻される
うちはロックは解除されていないという確認ができ、電
源側コネクタが戻されずに仮係止位置に保持されればそ
れによりステーに対するロックが解除されたことを確認
できるのである。このことにより、ステーがロックされ
ているにも拘らず誤ってレバーを握ってしまうことを防
止できる。
【0011】請求項2の発明では、両ステーに対してそ
れぞれロック部が挿抜可能に設けられ、両ステーのほぼ
中間に配された解除操作部が仮係止位置において車体側
コネクタに押圧されると両ロック部が案内部によって抜
き方向へ案内される。従って、一つの解除操作部によっ
て両ロック部を同時に抜き方向へ案内することができる
から、一方のステーに対するロックは解除されたが他方
のステーに対するロックは解除されないという事態を回
避できる。要する、各ロック部に対してそれぞれ解除操
作部を設ければ各ロック部に対する解除操作位置(車体
側コネクタに対し解除操作部が当接する位置)が異なる
ことになるため、両コネクタが少しでも斜めに嵌合した
ような場合には一方のステーに対してはロックは解除さ
れたが他方のステーに対してはロックが解除されないと
いう事態が起こり得る、しかしながら、本発明のように
一つの解除操作部で両ロック部を同時に抜き方向へ案内
するようにしておけば、そのような事態を回避できるの
である。
れぞれロック部が挿抜可能に設けられ、両ステーのほぼ
中間に配された解除操作部が仮係止位置において車体側
コネクタに押圧されると両ロック部が案内部によって抜
き方向へ案内される。従って、一つの解除操作部によっ
て両ロック部を同時に抜き方向へ案内することができる
から、一方のステーに対するロックは解除されたが他方
のステーに対するロックは解除されないという事態を回
避できる。要する、各ロック部に対してそれぞれ解除操
作部を設ければ各ロック部に対する解除操作位置(車体
側コネクタに対し解除操作部が当接する位置)が異なる
ことになるため、両コネクタが少しでも斜めに嵌合した
ような場合には一方のステーに対してはロックは解除さ
れたが他方のステーに対してはロックが解除されないと
いう事態が起こり得る、しかしながら、本発明のように
一つの解除操作部で両ロック部を同時に抜き方向へ案内
するようにしておけば、そのような事態を回避できるの
である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気自動車のチャ
ージ用コネクタを具体化した一実施形態について図1〜
図8を参照して説明する。本実施形態のチャージ用コネ
クタは、図示しない充電用電源に接続される電源側コネ
クタBを備えて構成され、車体側に設けられた車体側コ
ネクタAと嵌合することにより車両のバッテリに対する
充電経路を形成するようになっている。
ージ用コネクタを具体化した一実施形態について図1〜
図8を参照して説明する。本実施形態のチャージ用コネ
クタは、図示しない充電用電源に接続される電源側コネ
クタBを備えて構成され、車体側に設けられた車体側コ
ネクタAと嵌合することにより車両のバッテリに対する
充電経路を形成するようになっている。
【0013】車体側コネクタAは、図6に示すように、
円筒状に突出形成されたフード壁10を備えて構成さ
れ、その内部には図示しないが雄型端子金具が収容され
ている。フード壁10の外周面には左右両側(図6中、
上下両側)の先端部(図6中、右端部)に一対の引掛け
突起11が設けられている。また、フード壁10の下面
には、軸方向に沿って係合突条12が形成されている。
この係合突条12のほぼ中央部分は左右両側へ膨出し、
その膨出部分には仮係止位置において後述するプランジ
ャボール31と係合可能な係合凹部12Aが形成されて
いる。この係合凹部12Aとプランジャボール31との
係合により両コネクタA,Bは仮係止位置に保持され
る。
円筒状に突出形成されたフード壁10を備えて構成さ
れ、その内部には図示しないが雄型端子金具が収容され
ている。フード壁10の外周面には左右両側(図6中、
上下両側)の先端部(図6中、右端部)に一対の引掛け
突起11が設けられている。また、フード壁10の下面
には、軸方向に沿って係合突条12が形成されている。
この係合突条12のほぼ中央部分は左右両側へ膨出し、
その膨出部分には仮係止位置において後述するプランジ
ャボール31と係合可能な係合凹部12Aが形成されて
いる。この係合凹部12Aとプランジャボール31との
係合により両コネクタA,Bは仮係止位置に保持され
る。
【0014】電源側コネクタBは、図8に示すように、
略円筒状に形成された外側ハウジング20内に、やはり
円筒状に形成された内側ハウジング21を同軸状に配し
て構成される。外側ハウジング20と内側ハウジング2
1との間には車体側コネクタAのフード壁10が挿入可
能とされており、そこにはコイルスプリングである本発
明の戻しばね22が配設されている。つまり、電源側コ
ネクタBを車体側コネクタAに嵌合させると戻しばね2
2はフード壁10に押されて圧縮し、外側ハウジング2
0はフード壁10の外側へ、内側ハウジング21はフー
ド壁10内へ嵌め込まれる。また、内側ハウジング21
内には図示しないが雌型端子金具が組み付けられてお
り、内側ハウジング21がフード壁10内へ嵌め込まれ
るのに伴って雄型端子金具と雌型端子金具とが接続され
る。
略円筒状に形成された外側ハウジング20内に、やはり
円筒状に形成された内側ハウジング21を同軸状に配し
て構成される。外側ハウジング20と内側ハウジング2
1との間には車体側コネクタAのフード壁10が挿入可
能とされており、そこにはコイルスプリングである本発
明の戻しばね22が配設されている。つまり、電源側コ
ネクタBを車体側コネクタAに嵌合させると戻しばね2
2はフード壁10に押されて圧縮し、外側ハウジング2
0はフード壁10の外側へ、内側ハウジング21はフー
ド壁10内へ嵌め込まれる。また、内側ハウジング21
内には図示しないが雌型端子金具が組み付けられてお
り、内側ハウジング21がフード壁10内へ嵌め込まれ
るのに伴って雄型端子金具と雌型端子金具とが接続され
る。
【0015】さらに、内側ハウジング21と外側ハウジ
ング20との間には、左右一対のステー23が戻しばね
22の外側に配設されている。この各ステー23は図1
に示すように対向して配され、その先端側は僅かに拡開
している。また、後端側は内側へ折曲げられて窄んだ状
態に形成されている。拡開した先端部には方形状の引掛
け孔23Aが形成されており、図7に示すように通常状
態において外側ハウジング20の内周面に形成されたガ
イド凸部24に嵌り込んでいる。このガイド凸部24に
は先端側に案内面24Aが形成されている。一方、後端
部にはガイド溝23Bが形成されており、各ステー23
がこのガイド溝23Bに沿って前後方向にスライド可能
とされている。
ング20との間には、左右一対のステー23が戻しばね
22の外側に配設されている。この各ステー23は図1
に示すように対向して配され、その先端側は僅かに拡開
している。また、後端側は内側へ折曲げられて窄んだ状
態に形成されている。拡開した先端部には方形状の引掛
け孔23Aが形成されており、図7に示すように通常状
態において外側ハウジング20の内周面に形成されたガ
イド凸部24に嵌り込んでいる。このガイド凸部24に
は先端側に案内面24Aが形成されている。一方、後端
部にはガイド溝23Bが形成されており、各ステー23
がこのガイド溝23Bに沿って前後方向にスライド可能
とされている。
【0016】図8に示すように、外側ハウジング20の
後端部(図8中、右端部)には軸方向に突出する握り部
25が形成されるとともに、この握り部25の付け根部
分にはレバー26が回動可能に支持されている。レバー
26を支持する回動軸27にはトーションバネ28が巻
着されており、常にレバー26を開き方向に付勢してい
る。また、レバー26の一部に上記各ステー23の後端
部が連結ピン34を介して連係されており、レバー26
を握り操作(図5中、矢印方向)すると各ステー23が
後方向(図5中、右方向)にスライドするようになって
いる。この際、ガイド凸部24には案内面24Aが形成
されているため、各ステー23の先端はすぼみながら後
方向へスライドすることになる。
後端部(図8中、右端部)には軸方向に突出する握り部
25が形成されるとともに、この握り部25の付け根部
分にはレバー26が回動可能に支持されている。レバー
26を支持する回動軸27にはトーションバネ28が巻
着されており、常にレバー26を開き方向に付勢してい
る。また、レバー26の一部に上記各ステー23の後端
部が連結ピン34を介して連係されており、レバー26
を握り操作(図5中、矢印方向)すると各ステー23が
後方向(図5中、右方向)にスライドするようになって
いる。この際、ガイド凸部24には案内面24Aが形成
されているため、各ステー23の先端はすぼみながら後
方向へスライドすることになる。
【0017】外側ハウジング20の内周面における下側
部分には、上記車体側コネクタAの係合突条12を挿入
可能とする挿入溝29が開口縁部から奥方に向けて凹み
形成されている。この挿入溝29の挿入口側には、図6
に示すように挿入溝29を挟んだ左右両側(図6中、上
下両側)に挿入溝29に直交する方向に筒部30が対向
して設けられており、その筒部30の先端にはプランジ
ャボール31がコイルスプリング32によって押し出さ
れた状態で保持されている。そして、両コネクタA,B
の嵌合深さが仮係止位置となると係合突条12が挿入溝
29内へ挿入され、係合凹部12Aにプランジャボール
31が嵌り込む。これにより、両コネクタA,Bが仮係
止状態に保持されるのである。
部分には、上記車体側コネクタAの係合突条12を挿入
可能とする挿入溝29が開口縁部から奥方に向けて凹み
形成されている。この挿入溝29の挿入口側には、図6
に示すように挿入溝29を挟んだ左右両側(図6中、上
下両側)に挿入溝29に直交する方向に筒部30が対向
して設けられており、その筒部30の先端にはプランジ
ャボール31がコイルスプリング32によって押し出さ
れた状態で保持されている。そして、両コネクタA,B
の嵌合深さが仮係止位置となると係合突条12が挿入溝
29内へ挿入され、係合凹部12Aにプランジャボール
31が嵌り込む。これにより、両コネクタA,Bが仮係
止状態に保持されるのである。
【0018】図1に示すように、対向する両ステー23
の間にはステー23の後方への移動を規制するロック機
構40が設けられている。このロック機構40は各ステ
ー23の後端部に形成された規制片部33の後側に挿抜
可能なロックピン41と、このロックピン41を抜き方
向へ移動させる解除操作部42とを備えて構成される。
各ロックピン41は、図2に示すように、上面を開口す
る箱型のホルダ43内に背中合わせに収容され、かつ先
端部をステー23のスライド方向に対して直交する方向
へ突出させている。この各ロックピン41には、付け根
部分にロックピン41を抜け止めする抜止部41Aとホ
ルダ43の上面へ突出して後述するロック解除案内溝4
7に係合するガイドピン41Bが設けられている。ま
た、ホルダ43内にはコイルスプリング44が収容され
ており、各ロックピン41を突出させる方向、つまりロ
ックピン41を規制片部33内へ挿入する方向へ付勢し
ている。さらに、ホルダ43内には収容されたロックピ
ン41を挟んで両側にガイド壁51が形成されており、
抜止部41Aがこれに係合することによりロックピン4
1の挿抜動作を円滑にしている。
の間にはステー23の後方への移動を規制するロック機
構40が設けられている。このロック機構40は各ステ
ー23の後端部に形成された規制片部33の後側に挿抜
可能なロックピン41と、このロックピン41を抜き方
向へ移動させる解除操作部42とを備えて構成される。
各ロックピン41は、図2に示すように、上面を開口す
る箱型のホルダ43内に背中合わせに収容され、かつ先
端部をステー23のスライド方向に対して直交する方向
へ突出させている。この各ロックピン41には、付け根
部分にロックピン41を抜け止めする抜止部41Aとホ
ルダ43の上面へ突出して後述するロック解除案内溝4
7に係合するガイドピン41Bが設けられている。ま
た、ホルダ43内にはコイルスプリング44が収容され
ており、各ロックピン41を突出させる方向、つまりロ
ックピン41を規制片部33内へ挿入する方向へ付勢し
ている。さらに、ホルダ43内には収容されたロックピ
ン41を挟んで両側にガイド壁51が形成されており、
抜止部41Aがこれに係合することによりロックピン4
1の挿抜動作を円滑にしている。
【0019】解除操作部42は、両ステー23の中間に
ステー23同様に外側ハウジング20の軸方向に沿って
延びる操作バー45を備えており、その先端は係合突条
12が挿入される挿入溝29内へ延びている。そして、
両コネクタA,Bが仮係止位置に保持されると操作バー
45は係合突条12によって後方へ押される。一方、操
作バー45の後端部には案内板46が一体に形成されて
おり、その案内板46がホルダ43の開口する上面に重
ね合わされている。この案内板46には、図3に示すよ
うに、前端部からほぼ中央部にかけて平行に形成された
後、さらに後方に向けて後開きに形成されたロック解除
案内溝47が設けられており、そのロック解除案内溝4
7に上記ガイドピン41Bの先端が嵌り込んでいる。即
ち、操作バー45が押されると案内板46は後方へ移動
するからガイドピン41Bがロック解除案内溝47に案
内されて内側へスライドするようになっている。
ステー23同様に外側ハウジング20の軸方向に沿って
延びる操作バー45を備えており、その先端は係合突条
12が挿入される挿入溝29内へ延びている。そして、
両コネクタA,Bが仮係止位置に保持されると操作バー
45は係合突条12によって後方へ押される。一方、操
作バー45の後端部には案内板46が一体に形成されて
おり、その案内板46がホルダ43の開口する上面に重
ね合わされている。この案内板46には、図3に示すよ
うに、前端部からほぼ中央部にかけて平行に形成された
後、さらに後方に向けて後開きに形成されたロック解除
案内溝47が設けられており、そのロック解除案内溝4
7に上記ガイドピン41Bの先端が嵌り込んでいる。即
ち、操作バー45が押されると案内板46は後方へ移動
するからガイドピン41Bがロック解除案内溝47に案
内されて内側へスライドするようになっている。
【0020】案内板46の上面後端部には軸受部48が
突設されており、そこに外側ハウジング20から突出す
るガイド軸49が挿通している。これにより、案内板4
6はガイド軸49に案内されながら前後方向に移動可能
とされる。また、このガイド軸49にはコイルスプリン
グ50が嵌着されており、案内板46を常に前方へ付勢
している。即ち、通常状態ではガイドピン41Bは拡開
したロック解除案内溝47の後端部に位置するからロッ
クピン41が規制片部33の後側へ挿入されて各ステー
23は常にロックされることになる。
突設されており、そこに外側ハウジング20から突出す
るガイド軸49が挿通している。これにより、案内板4
6はガイド軸49に案内されながら前後方向に移動可能
とされる。また、このガイド軸49にはコイルスプリン
グ50が嵌着されており、案内板46を常に前方へ付勢
している。即ち、通常状態ではガイドピン41Bは拡開
したロック解除案内溝47の後端部に位置するからロッ
クピン41が規制片部33の後側へ挿入されて各ステー
23は常にロックされることになる。
【0021】次に本実施形態の作用について述べる。電
源側コネクタBを車体側コネクタAに嵌合する前の状態
では、ガイドピン41Bはロック解除案内溝47の後端
部に位置している(図3参照)。そのため、ロックピン
41はホルダ43から突出してステー23における規制
片部33の後側へ挿入された状態となっている(図5参
照)。従って、レバー26を握り操作しても規制片部3
3がロックピン41に当接するため、ステー23の後方
向への移動は規制される。つまり、嵌合前の状態におい
てステー23の先端がすぼむことが防止される。
源側コネクタBを車体側コネクタAに嵌合する前の状態
では、ガイドピン41Bはロック解除案内溝47の後端
部に位置している(図3参照)。そのため、ロックピン
41はホルダ43から突出してステー23における規制
片部33の後側へ挿入された状態となっている(図5参
照)。従って、レバー26を握り操作しても規制片部3
3がロックピン41に当接するため、ステー23の後方
向への移動は規制される。つまり、嵌合前の状態におい
てステー23の先端がすぼむことが防止される。
【0022】続いて、電源側コネクタBを車体側コネク
タAへ嵌め込む。この際、車体側コネクタAのフード壁
10が外側ハウジング20と内側ハウジング21との間
へ入り込み、戻しばね22が電源側コネクタBの押し込
み動作に伴って圧縮される。即ち、途中で電源側コネク
タBの押し込み動作をやめれば電源側コネクタBは嵌合
前の位置へと戻されることになる。従って、電源側コネ
クタBが誤って半嵌合状態に保持されてしまうことが防
止される。
タAへ嵌め込む。この際、車体側コネクタAのフード壁
10が外側ハウジング20と内側ハウジング21との間
へ入り込み、戻しばね22が電源側コネクタBの押し込
み動作に伴って圧縮される。即ち、途中で電源側コネク
タBの押し込み動作をやめれば電源側コネクタBは嵌合
前の位置へと戻されることになる。従って、電源側コネ
クタBが誤って半嵌合状態に保持されてしまうことが防
止される。
【0023】電源側コネクタBの嵌合深さが仮係止位置
に達すると、車体側コネクタAの係合突条12が挿入溝
29内へと入り込み、その係合突条12の係合凹部12
Aにプランジャボール31が嵌り込む。これにより、電
源側コネクタBは仮係止状態に保持される(図6参
照)。また、係合突条12が挿入溝29内へ挿入される
と、操作バー45が後方向へ押される。すると、案内板
46がコイルスプリング50の付勢力に抗して後方向に
移動するから、ガイドピン41Bがロック解除案内溝4
7に案内されて内側へとスライドして行く。これによ
り、ロックピン41が規制片部33の後側から抜き方向
へ移動する。そして、電源側コネクタBが仮係止位置と
なると、完全にロックピン41が規制片部33から抜き
取られ、もって各ステー23に対するロックが解除され
る(図4参照)。従って、レバー26の握り操作が可能
となる。
に達すると、車体側コネクタAの係合突条12が挿入溝
29内へと入り込み、その係合突条12の係合凹部12
Aにプランジャボール31が嵌り込む。これにより、電
源側コネクタBは仮係止状態に保持される(図6参
照)。また、係合突条12が挿入溝29内へ挿入される
と、操作バー45が後方向へ押される。すると、案内板
46がコイルスプリング50の付勢力に抗して後方向に
移動するから、ガイドピン41Bがロック解除案内溝4
7に案内されて内側へとスライドして行く。これによ
り、ロックピン41が規制片部33の後側から抜き方向
へ移動する。そして、電源側コネクタBが仮係止位置と
なると、完全にロックピン41が規制片部33から抜き
取られ、もって各ステー23に対するロックが解除され
る(図4参照)。従って、レバー26の握り操作が可能
となる。
【0024】そして、レバー26を握れば各ステー23
が後方向(図5中、矢印方向)へ引っ張られ、ステー2
3の先端はガイド凸部24の案内面24Aに案内されて
すぼむ方向へと移動する。これにより、引掛け孔23A
が車体側コネクタAの引掛け突部11に引っ掛かり(図
7中、二点鎖線で示す部分を参照)、ステー23がさら
に後方向へ引っ張られることにより電源側コネクタBが
仮係止位置からさらに嵌合方向へ引き込まれて行く。こ
れにより、両コネクタA,Bは完全嵌合状態となる。
が後方向(図5中、矢印方向)へ引っ張られ、ステー2
3の先端はガイド凸部24の案内面24Aに案内されて
すぼむ方向へと移動する。これにより、引掛け孔23A
が車体側コネクタAの引掛け突部11に引っ掛かり(図
7中、二点鎖線で示す部分を参照)、ステー23がさら
に後方向へ引っ張られることにより電源側コネクタBが
仮係止位置からさらに嵌合方向へ引き込まれて行く。こ
れにより、両コネクタA,Bは完全嵌合状態となる。
【0025】このように本実施形態では、ロック機構4
0を設けたことにより仮係止状態とされる前に各ステー
23がすぼんでしまうことがないから、ステー23の先
端が車体側コネクタAに当接して変形等することを防止
できる。
0を設けたことにより仮係止状態とされる前に各ステー
23がすぼんでしまうことがないから、ステー23の先
端が車体側コネクタAに当接して変形等することを防止
できる。
【0026】さらに、戻し用の戻しばね22とプランジ
ャボール31等を設けたことによりステー23に対する
ロックが解除されたことを作業者は知ることができる。
つまり、嵌合途中において電源側コネクタBが戻しばね
22によって戻されるようならばステー23に対するロ
ックはまだ解除されていないと確認でき、プランジャボ
ール31が係合凹部12Aへ嵌り込み電源側コネクタB
が戻されない状態となればそのことによりロックが解除
された確認できるのである。このことにより、ステー2
3がロックされているにも拘らず誤ってレバー26を握
り操作してしまうことを防止できる。
ャボール31等を設けたことによりステー23に対する
ロックが解除されたことを作業者は知ることができる。
つまり、嵌合途中において電源側コネクタBが戻しばね
22によって戻されるようならばステー23に対するロ
ックはまだ解除されていないと確認でき、プランジャボ
ール31が係合凹部12Aへ嵌り込み電源側コネクタB
が戻されない状態となればそのことによりロックが解除
された確認できるのである。このことにより、ステー2
3がロックされているにも拘らず誤ってレバー26を握
り操作してしまうことを防止できる。
【0027】また、左右両側に対向して配されたステー
23の中間に設けた一つの解除操作部42によって各ロ
ックピン41を同時に抜き方向へ案内するようにしたか
ら、一方のステー23に対するロックは解除されたが他
方のステー23に対するロックは解除されないという事
態を回避できる。要する、各ロックピン41に対してそ
れぞれ解除操作部を設けた場合には各ロックピン41に
対する解除操作位置(車体側コネクタAに対し操作バー
の先端が当接する位置)が異なることになるため、両コ
ネクタA,Bが少しでも斜めに嵌合したような場合には
一方のステー23に対してはロックは解除されたが他方
のステー23に対してはロックが解除されないという事
態が起こり得る、しかしながら、本実施形態のように一
つの解除操作部42で両ロックピン41を同時に抜き方
向へ案内するようにしておけば、そのような事態を回避
できるのである。
23の中間に設けた一つの解除操作部42によって各ロ
ックピン41を同時に抜き方向へ案内するようにしたか
ら、一方のステー23に対するロックは解除されたが他
方のステー23に対するロックは解除されないという事
態を回避できる。要する、各ロックピン41に対してそ
れぞれ解除操作部を設けた場合には各ロックピン41に
対する解除操作位置(車体側コネクタAに対し操作バー
の先端が当接する位置)が異なることになるため、両コ
ネクタA,Bが少しでも斜めに嵌合したような場合には
一方のステー23に対してはロックは解除されたが他方
のステー23に対してはロックが解除されないという事
態が起こり得る、しかしながら、本実施形態のように一
つの解除操作部42で両ロックピン41を同時に抜き方
向へ案内するようにしておけば、そのような事態を回避
できるのである。
【0028】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、例えば次のように変形して実施すること
ができ、これらの実施形態も本発明の技術的範囲に属す
る。 (1) 上記実施形態では、ロックピン41がステー2
3に対して直交する方向にスライドすることによりステ
ー23のロックが解除される構成であったが、ロックピ
ンを回動させることによりステーに対するロックを解除
する構成であってもよい。
ものではなく、例えば次のように変形して実施すること
ができ、これらの実施形態も本発明の技術的範囲に属す
る。 (1) 上記実施形態では、ロックピン41がステー2
3に対して直交する方向にスライドすることによりステ
ー23のロックが解除される構成であったが、ロックピ
ンを回動させることによりステーに対するロックを解除
する構成であってもよい。
【0029】(2) 上記実施形態は、各ステー23の
規制片部33に対してロックピン41をそれぞれ設けた
構成であったが、規制片部間に渡って延びる一本のロッ
クバーを設け、そのロックバーを操作バーが押されるこ
とによって外す構成であってもよい。その他、本発明は
要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することが
できる。
規制片部33に対してロックピン41をそれぞれ設けた
構成であったが、規制片部間に渡って延びる一本のロッ
クバーを設け、そのロックバーを操作バーが押されるこ
とによって外す構成であってもよい。その他、本発明は
要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することが
できる。
【図1】ロック機構を示す斜視図である。
【図2】ホルダ内を示す断面図である。
【図3】ロック状態を示す上面図である。
【図4】ロック解除状態を示す上面図である。
【図5】ロック機構を示す側面図である。
【図6】仮係止位置における係合突条とプランジャボー
ルを示す一部切欠断面図である。
ルを示す一部切欠断面図である。
【図7】仮係止位置におけるステーの先端を示す拡大断
面図である。
面図である。
【図8】電源側コネクタの全体を示す側断面図である。
【図9】従来例を示す上面図である。
12…係合突条(係合受部) 22…戻しばね 23…ステー 31…プランジャボール(係合部) 40…ロック機構 41…ロックピン(ロック部) 42…解除操作部 47…ロック解除案内溝(案内部) A…車体側コネクタ B…電源側コネクタ
Claims (2)
- 【請求項1】 充電用電源側に設けられ、車体側に設け
られた車体側コネクタと嵌合可能な電源側コネクタを備
えて構成され、その電源側コネクタは常には拡開位置に
あるステーを備え、前記車体側コネクタに対して所定深
さまで嵌合した状態でレバーを握り操作することによっ
て前記ステーが拡開位置からすぼんで前記車体側コネク
タに係合し、両コネクタを嵌合方向へ変位させる構成で
あるものにおいて、 前記車体側コネクタと前記電源側コネクタとの間には相
互の係合によって前記両コネクタを仮係止位置に保持す
る係合部と係合受部及び電源側コネクタを嵌合方向とは
反対方向へ付勢する戻しばねとが設けられるとともに、 前記電源側コネクタには、前記ステーに係合しそのステ
ーのすぼみ動作を規制するロック部と仮係止位置におい
て前記車体側コネクタに押圧されて前記ロック部を前記
ステーから離れる方向へ変位させる解除操作部とを備え
たロック機構が設けられていることを特徴とする電気自
動車のチャージ用コネクタ。 - 【請求項2】 請求項1記載の電気自動車のチャージ用
コネクタにおいて、前記ステーは前記電源側コネクタの
嵌合方向に沿った両側部に対向して配され、前記ロック
部はその両ステーに対してそれぞれそ挿抜可能に設けら
れ、前記解除操作部は前記両ステーのほぼ中間に配され
かつその解除操作部には前記車体側コネクタに押圧され
ることによって前記両ロック部を前記両ステーに対して
抜き方向へ案内する案内部が設けられていることを特徴
とする電気自動車のチャージ用コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8303356A JPH10144392A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | 電気自動車のチャージ用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8303356A JPH10144392A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | 電気自動車のチャージ用コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10144392A true JPH10144392A (ja) | 1998-05-29 |
Family
ID=17920002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8303356A Pending JPH10144392A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | 電気自動車のチャージ用コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10144392A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2293391A3 (de) * | 2009-09-02 | 2014-06-04 | Elektro-Bauelemente GmbH | Vorrichtung und Verfahren zur Verriegelung eines Steckers in einer Steckdose |
JP2014102940A (ja) * | 2012-11-19 | 2014-06-05 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 給電コネクタ |
EP2903100A4 (en) * | 2012-10-22 | 2015-12-16 | Furukawa Electric Co Ltd | POWER PLUG |
EP3309001A1 (en) * | 2016-10-14 | 2018-04-18 | EP Equipment Co., Ltd. | Battery plug-in device for material handling equipment |
CN109080426A (zh) * | 2018-09-25 | 2018-12-25 | 北京新能源汽车股份有限公司 | 用于电池包的快速锁止机构和车辆 |
CN109987069A (zh) * | 2017-12-29 | 2019-07-09 | 上海电巴新能源科技有限公司 | 换电设备解锁装置、换电设备及电池箱快速换电系统 |
CN116845635A (zh) * | 2023-07-17 | 2023-10-03 | 南京铁道职业技术学院 | 一种具有防盗拔功能的电动汽车充电装置 |
-
1996
- 1996-11-14 JP JP8303356A patent/JPH10144392A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2293391A3 (de) * | 2009-09-02 | 2014-06-04 | Elektro-Bauelemente GmbH | Vorrichtung und Verfahren zur Verriegelung eines Steckers in einer Steckdose |
EP2903100A4 (en) * | 2012-10-22 | 2015-12-16 | Furukawa Electric Co Ltd | POWER PLUG |
JP2014102940A (ja) * | 2012-11-19 | 2014-06-05 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 給電コネクタ |
EP3309001A1 (en) * | 2016-10-14 | 2018-04-18 | EP Equipment Co., Ltd. | Battery plug-in device for material handling equipment |
CN109987069A (zh) * | 2017-12-29 | 2019-07-09 | 上海电巴新能源科技有限公司 | 换电设备解锁装置、换电设备及电池箱快速换电系统 |
CN114084038A (zh) * | 2017-12-29 | 2022-02-25 | 上海电巴新能源科技有限公司 | 换电设备解锁装置、换电设备及电池箱快速换电系统 |
CN114084038B (zh) * | 2017-12-29 | 2023-05-30 | 上海电巴新能源科技有限公司 | 换电设备解锁装置、换电设备及电池箱快速换电系统 |
CN109080426A (zh) * | 2018-09-25 | 2018-12-25 | 北京新能源汽车股份有限公司 | 用于电池包的快速锁止机构和车辆 |
CN109080426B (zh) * | 2018-09-25 | 2023-12-19 | 北京新能源汽车股份有限公司 | 用于电池包的快速锁止机构和车辆 |
CN116845635A (zh) * | 2023-07-17 | 2023-10-03 | 南京铁道职业技术学院 | 一种具有防盗拔功能的电动汽车充电装置 |
CN116845635B (zh) * | 2023-07-17 | 2023-12-26 | 南京铁道职业技术学院 | 一种具有防盗拔功能的电动汽车充电装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3027487B2 (ja) | 低挿抜力コネクタのロック機構 | |
JPH089913Y2 (ja) | コネクタ | |
JP3553805B2 (ja) | コネクタ嵌合構造 | |
EP0599332A1 (en) | Lever-operated connector | |
JP2904377B2 (ja) | コネクタのロック機構 | |
JP3449912B2 (ja) | コネクタ | |
JP2904024B2 (ja) | 電気自動車のチャージ用コネクタ | |
JP2002246110A (ja) | コネクタ | |
WO2021024750A1 (ja) | コネクタ | |
JP3303782B2 (ja) | 嵌合検知コネクタ | |
JPH10144392A (ja) | 電気自動車のチャージ用コネクタ | |
JP3508015B2 (ja) | コネクタ | |
JP3851840B2 (ja) | コネクタの離脱構造及びコネクタ離脱用治具 | |
JP2001250638A (ja) | コネクタ | |
JP3674521B2 (ja) | コネクタ | |
JP4075288B2 (ja) | コネクタ | |
JP3249739B2 (ja) | 半嵌合防止コネクタ | |
JP3676585B2 (ja) | 半嵌合防止コネクタ | |
JP2972503B2 (ja) | 電気自動車のチャージ用コネクタ | |
JP4306573B2 (ja) | コネクタ | |
JP2002170629A (ja) | コネクタ | |
JP3589398B2 (ja) | 端子抜き治具 | |
JP3598990B2 (ja) | コネクタ | |
JP2538723B2 (ja) | レバ―付コネクタ | |
JP3506215B2 (ja) | 嵌合検知コネクタ |