JP2002170629A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2002170629A
JP2002170629A JP2000366914A JP2000366914A JP2002170629A JP 2002170629 A JP2002170629 A JP 2002170629A JP 2000366914 A JP2000366914 A JP 2000366914A JP 2000366914 A JP2000366914 A JP 2000366914A JP 2002170629 A JP2002170629 A JP 2002170629A
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stopper
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female housing
male
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JP2000366914A
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Hideto Nakamura
英人 中村
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/627Snap or like fastening
    • H01R13/6271Latching means integral with the housing
    • H01R13/6272Latching means integral with the housing comprising a single latching arm
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/64Means for preventing incorrect coupling
    • H01R13/641Means for preventing incorrect coupling by indicating incorrect coupling; by indicating correct or full engagement
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/639Additional means for holding or locking coupling parts together, after engagement, e.g. separate keylock, retainer strap

Abstract

(57)【要約】 【課題】 主な検知用部材を雌ハウジング側にまとめて
設ける。 【解決手段】 雌ハウジング20には摺動可能なスライ
ダ40が嵌装され、圧縮コイルバネ48の弾力で前方に
移動付勢される。雄ハウジング10のフード部12の奥
側には、スライダ40の下リブ54に当接するストッパ
60が撓み変形可能に設けられる。雌ハウジング20が
フード部12内に嵌合されると、下リブ54がストッパ
60に当たり、スライダ40を残してコイルバネ48を
弾縮しつつ雌ハウジング20のみが押し込まれる。コイ
ルバネ48が最大に弾縮されると、所定以上の押圧力が
ストッパ60に作用して退避位置に撓み変形し、スライ
ダ40がコイルバネ48の復元力で押し込まれ、また慣
性力も手伝って雌ハウジング20が正規位置まで押し込
まれる。両ハウジング10,20が半嵌合に留められた
場合は、コイルバネ48の復元力で雌ハウジング20が
押し戻される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、嵌合検知機能を備
えたコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のコネクタとして、特開平1
1−185880号公報に記載されたものが知られてい
る。これは、図13に示すように、互いに嵌合される雌
雄のコネクタハウジング1,2のうちの雌ハウジング1
にロックアーム3が設けられる一方、雄ハウジング2に
スライダ4が装着されてその後面にコイルバネ5が配さ
れた構造となっている。そして、両ハウジング1,2が
嵌合されると、撓み変形したロックアーム3がスライダ
4をコイルバネ5の付勢力に抗して押し込み、両ハウジ
ング1,2が正規嵌合に至ると、ロックアーム3が復元
変形して両ハウジング1,2がロックされるとともに、
ロックアーム3がスライダ4から解離することでスライ
ダ4がコイルバネ5の付勢力で復動する。
【0003】また、両ハウジング1,2が半嵌合のまま
で嵌合操作が停止されると、コイルバネ5の付勢力によ
りスライダ4がロックアーム3を押し返して両ハウジン
グ1,2を離間させ、この離間動作によって、両ハウジ
ング1,2が半嵌合状態に留められていたことが検知で
きるようになっている。すなわち従来のものでは、ロッ
クアーム3を利用してバネ付勢されたスライダ4を押圧
する構造であって、必然的にスライダ4、コイルバネ5
等の検知用部材が雄ハウジング2側に組み込まれてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、コネクタの一例
として機器用コネクタが知られており、これは通常、機
器本体から一体的に雄ハウジングが突設されて、これに
ハーネスに接続された雌ハウジングが嵌合される構造と
なっている。しかるに、機器から一体に突設された雄ハ
ウジングに対しては、上記したスライダ4、コイルバネ
5等の検知用部材を組み付けることが難しく、簡単には
対応できないという問題があった。本発明は上記のよう
な点に鑑み完成されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るコ
ネクタは、互いに嵌合される雌雄のコネクタハウジング
のうちの雌ハウジングには、両ハウジングの嵌合方向に
沿って移動可能なスライダが装着されてバネ手段により
嵌合方向の前方に移動付勢されているとともに、相手の
雄ハウジングには前記スライダに当接可能なストッパが
設けられ、このストッパは、前記バネ手段よりも大きい
バネ力を有し、かつスライダ側から所定以上の押圧力を
受けると前記スライダの進入を許容すべく退避位置に向
けて撓み変形可能となっている構成としたところに特徴
を有する。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記スライダには、このスライダが前記雄ハ
ウジングに対して正規位置まで押し込まれた場合に、前
記ストッパを復元変形させつつ収容可能な逃がし部が設
けられているところに特徴を有する。請求項3の発明
は、請求項2に記載のものにおいて、前記ストッパと前
記逃がし部との間には、前記ストッパが復元変形するこ
とに伴い前記スライダを正規位置に向けて引き込むガイ
ド部が設けられているところに特徴を有する。
【0007】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>両ハウジン
グが嵌合されると、雌ハウジング側のスライダが雄ハウ
ジング側のストッパに当たり、スライダを残して、バネ
力の小さいバネ手段を弾性変形させつつ雌ハウジングが
押し込まれる。雌ハウジングの押し込みが進み、バネ手
段の蓄勢力も手伝ってスライダから所定以上の押圧力が
ストッパに作用すると、ストッパが退避位置に撓み変形
することでスライダがバネ部材の復元力を受けて正規位
置まで押し込まれ、それとともに慣性力も手伝って雌ハ
ウジングが正規位置まで押し込まれる。一方、両ハウジ
ングが半嵌合のままで嵌合操作が停止されると、バネ手
段の復元力で雌ハウジングが押し戻され、これにより両
ハウジングが半嵌合状態に留められていたことが検知さ
れる。すなわち本発明では、スライダ、バネ手段等の検
知用部材を雌ハウジング側に組み込むようにしたから、
機器から突設された雄ハウジングに組み込むことが不要
にでき、機器用コネクタにも比較的簡単に対応すること
ができる。
【0008】<請求項2の発明>両ハウジングが正規に
嵌合した場合には、ストッパが元形に戻るから、その塑
性変形が回避できて繰り返しの使用にも供することがで
きる。 <請求項3の発明>ストッパの復元弾力によりスライダ
が確実に正規位置まで引き込まれ、ひいては雌ハウジン
グの正規嵌合をより確実に果たすことが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図12に基づいて説明する。この実施形態では、
図1ないし図3に示すように、互い嵌合される雄側のコ
ネクタハウジング10(以下、雄ハウジングという)
と、雌側のコネクタハウジング20(以下、雌ハウジン
グという)とを備えている。なお以下では、それぞれの
ハウジング10,20において、嵌合面側を前面として
説明する。
【0010】雄ハウジング10は合成樹脂材によって一
体成形されており、本体部11の前面にほぼ角筒状をな
すフード部12が形成された構造となっている。本体部
11内には、図4にも示すように、3個のキャビティ1
3が横方向に並んで形成されている。各キャビティ13
内には、電線14の端末に固着された雄側端子金具15
が後方から挿入され、金属ランス17がキャビティ13
の側壁に形成された係止部18に係止することで、タブ
16をフード部12内に突出させて抜け止め状態で収容
されている。また、雄ハウジング10における図2の手
前側の側面から抜き差しされるサイドタイプのリテーナ
19によって、雄側端子金具15が二重係止されるよう
になっている。
【0011】雌ハウジング20は、同様に合成樹脂材に
よって扁平なブロック状に形成され、その後端部の下面
から両側面にわたって張り出し部21が形成されてい
る。雌ハウジング20内には、図5にも示すように、3
個のキャビティ23が雄側と対応して横方向に並んで形
成されている。各キャビティ23内には、電線14の端
末に固着された雌側端子金具25が後方から挿入され、
金属ランス27がキャビティ23の側壁に形成された係
止部28に係止することで、抜け止め状態で収容されて
いる。
【0012】雌ハウジング20における図2の手前側の
側面にはリテーナ装着孔29が形成され、この中に雌側
端子金具25を二重係止するためのサイドタイプのリテ
ーナ30が装着されている。このリテーナ30は、まず
図6に示す仮係止位置に保持され、ここでは係止突起3
1(図1参照)がキャビティ23の側方に退避してい
て、雌側端子金具25のキャビティ23への挿抜が可能
とされる。この仮係止位置では、操作部32が雌ハウジ
ング20の側面から手前側に突出している。上記の仮係
止位置から操作部32を押して、リテーナを図7に示す
本係止位置に移動させると、係止突起31がキャビティ
23内に進入し、キャビティ23内に挿入された雌側端
子金具25に係止して二重に抜け止め状態とする。この
本係止位置では、操作部32がリテーナ装着孔29に嵌
まって雌ハウジング20の側面と面一に収まるようにな
っている。
【0013】雌ハウジング20の上面における幅方向の
中央部には、相手の雄ハウジング10との間を嵌合状態
にロックするためのロックアーム33が設けられてい
る。このロックアーム33は、前後方向の中央部よりも
少し前の位置から後端に向けて折り返し形成され、折り
返し端が下方への撓み変形可能となっている。ロックア
ーム33の上面における長さ方向の中央部には、前面側
をテーパ面としたロック突起34が形成されている。一
方上記した雄ハウジング10側では、フード部12の上
面における先端から少し入った位置に、上記したロック
突起34が嵌まるロック溝36が形成されている。ロッ
ク溝36の前壁37の前面はテーパ状に形成されてい
る。
【0014】次に嵌合検知の機構部分について説明す
る。雌ハウジング20の外周にはスライダ40が装着さ
れている。このスライダ40は合成樹脂製であって、雌
ハウジング20の全長の半分弱の長さを持ったほぼ角筒
形に形成され、上面が他の面に比べて厚肉に形成されて
いるとともに、この上面部40Aの幅方向の中央部に
は、上記したロックアーム33を逃がす逃がし溝42が
形成されている。このスライダ40の左右の内側面に
は、図5に示すように、前面に開口した前後方向を向い
た横ガイド溝43が切られており、この横ガイド溝43
に雌ハウジング20の両側面に突設された横リブ44が
嵌められて、スライダ40が雌ハウジング20の外周に
沿って前後方向の摺動自由となっている。そして、図2
に示すように、横ガイド溝43の奥面43Aが横リブ4
4の奥端に突き当たることで、スライダ40はその前面
が雌ハウジング20の前面と面一となった位置で前止ま
りされるようになっている。
【0015】スライダ40の上面部40Aには、図3に
示すように、後面に開口した左右一対の前バネ受け孔4
5が形成されているとともに、雌ハウジング20の後端
側の上面には左右一対の隆起部46が設けられて、それ
ぞれに前面に開口した後バネ受け孔47が前バネ受け孔
45と対向状に形成されている。この前後で対をなすバ
ネ受け孔45,47の間に、それぞれ圧縮コイルバネ4
8が装着されており、この圧縮コイルバネ48の弾拡力
によってスライダ40に対して前方への移動力が付勢さ
れ、上記した前止まり位置で保持されている。
【0016】スライダ40の上面の左右両端部には、前
後方向を向いた上リブ52がほぼ全長にわたって立てら
れているとともに、上記した雄ハウジング10のフード
部12の上面には、図4に示すように、上リブ52が摺
動可能に嵌合する上ガイド溝51が形成されている。ま
た、スライダ40の下面には、その左右両端から少し内
方に入った位置に、同じく前後方向を向いた下リブ54
が立てられているとともに、雄ハウジング10のフード
部12の下面には、下リブ54が摺動可能に嵌合する下
ガイド溝53が形成されている。
【0017】上記したスライダ40の下リブ54は、図
1に示すように、先端から少し入った位置から中央部よ
りも少し後方の位置にわたって形成され、前縁側が急傾
斜の突当縁55に、後縁側が緩傾斜のガイド縁56にな
っている。一方、雄ハウジング10のフード部12の下
面における奥縁側には、ストッパ60が設けられてい
る。このストッパ60は、上記した左右の下ガイド溝5
3の位置にわたる幅を持つ板状で、前方に向けて片持ち
状に突出した形態で切り出されており、突出端が下方に
向けて弾性的な撓み変形可能となっている。このストッ
パ60の突出端の上面には断面山形をなす突部61が形
成され、その前面が急傾斜のストッパ面62に、後面が
緩傾斜の引き込み面63になっている。なお、ストッパ
60のバネ力は、上記した両圧縮コイルバネ48のそれ
よりも大きくなるように設定されている。また下リブ5
4の後方が、ストッパ60の突部61を嵌めて逃がす逃
がし部65とされている。
【0018】本実施形態は上記のような構造であって、
続いてその作用を説明する。雌ハウジング20には、ス
ライダ40並びに圧縮コイルバネ48が装着され、既述
したように圧縮コイルバネ48の付勢力でスライダ40
が前止まり位置に保持されている。係る状態で各キャビ
ティ23に雌側端子金具25が収容され、リテーナ30
により二重係止される。一方、雄ハウジング10側で
も、各キャビティ13に雄側端子金具15が挿入され、
同じくリテーナ19により二重係止される。
【0019】次に、図1に示すように雄ハウジング10
に雌ハウジング20が対向され、同図の矢線に示すよう
に、雌ハウジング20が雄ハウジング10のフード部1
2内に嵌合される。雌ハウジング20は、上リブ52を
上ガイド溝51に、下リブ54を下ガイド溝53に沿わ
せつつ、フード部12内に真直に嵌合され、半分強押し
込まれたところで、図8に示すように、スライダ40の
下リブ54の突当縁55が、ストッパ60の突部61の
ストッパ面62に突き当って一旦停止される。この位置
では、雄雌の端子金具15,25同士が接続される直前
にあり、また、ロックアーム33のロック突起34がロ
ック溝36の前壁37の直前に位置している。
【0020】この状態から引き続いて雌ハウジング20
を押し込むと、図9に示すように、スライダ40がスト
ッパ60に当たって残された状態で、圧縮コイルバネ4
8を弾縮しまたロックアーム33を撓み変形させつつ雌
ハウジング20のみが次第に押し込まれる。ここで、雌
ハウジング20側において、雌側端子金具25が半挿入
状態に留められていると、リテーナ30を本係止位置に
押し込むことができずに仮係止位置に留められ、図6に
示すように、操作部32が雌ハウジング20の側面の外
側に出っ張ったままであるため、上記のように雌ハウジ
ング20を押し込んだとしても操作部32がスライダ4
0に当たって押し込めない。これを以て、リテーナ30
が本係止位置に至っていないこと、すなわち半挿入状態
の雌側端子金具25があることが検知される。その場合
は、雌側端子金具25を正規位置に挿入し直せばよい。
【0021】リテーナ30が本係止位置に押し込まれて
いれば、上記した雌ハウジング20の押し込みよって、
図9の状態から、図10に示すように、圧縮コイルバネ
48を最大限に弾縮して雌ハウジング20のみがさらに
奥方に押し込まれ、雄雌の端子金具15,25がさらに
深く接触される。この間に、仮に雌ハウジング20の押
し込み動作が中断されたとしても、圧縮コイルバネ48
の復元弾拡力を受けて、雌ハウジング20が図8の位置
まで戻され、これに伴い雄雌の端子金具15,25の接
触が完全に断たれた状態とされる。すなわち、雄雌のハ
ウジング10,20が半嵌合状態、特に雄雌の端子金具
15,25同士が中途半端に接触した状態に留められる
ことが回避される。
【0022】図10の状態では、雌ハウジング20の隆
起部46の前面がスライダ40の上面部40Aの後面に
当たっているから、雌ハウジング20をさらに強い力で
押圧すると、スライダ40が一体となって強い力でスト
ッパ60に押し付けられ、これにより図11に示すよう
に、突部61のストッパ面62が下リブ54の突当縁5
5を滑りつつ、ストッパ60が下方に向けて撓み変形
し、突部61が下リブ54に乗り上げてスライダ40に
対する停止機能が解除される。
【0023】そうしたら、上記の強い力で押し込んだこ
とに引き続く慣性力によって、図12に示すように、雌
ハウジング20がフード部12の奥端の正規位置まで押
し込まれる。それとともに、圧縮コイルバネ48の復元
弾拡力によって、ストッパ60の突部61が下リブ54
の外縁を摺接しつつスライダ40も奥方に押しやられ
る。突部61が下リブ54の外縁を越えると、ストッパ
60が復元弾力で次第に上方に復元変形し、突部61の
引き込み面63が下リブ54のガイド縁56を摺接する
ことで、スライダ40が確実に奥端まで引き込まれる。
仮に雌ハウジング20の押し込みが不十分であったとし
ても、スライダ40を介して雌ハウジング20が確実に
正規位置まで引き込まれる。スライダ40が正規位置ま
で押し込まれたら、突部61が下リブ54の後方の逃が
し部65に逃がされつつ、ストッパ60が元形に復帰す
る。
【0024】このとき、雄雌の端子金具15,25同士
が正規に接続されるとともに、ロックアーム33が復元
変形しつつロック突起34がロック溝36内に嵌まり、
雄雌のハウジング10,20同士が嵌合状態にロックさ
れる。これにより嵌合動作が終了する。なお、メンテナ
ンス等に際して両ハウジング10,20を離脱する場合
は、図12の状態からロックアーム33の延出端を押さ
えることで強制的に撓み変形させると、ロック突起34
がロック溝36から抜けることでロックが解除される。
一方、ストッパ60の引き込み面63と下リブ54のガ
イド縁56とは緩傾斜となっているから、ロックアーム
33を押さえたまま雌ハウジング20の後端側を摘んで
後方に引張すると、ストッパ60を下方に撓み変形させ
つつ雌ハウジング20を引き抜くことができる。
【0025】以上説明したように本実施形態によれば、
嵌合検知手段を構成するスライダ40と圧縮コイルバネ
48とを雌ハウジング20側に組み込んだから、雄ハウ
ジング10側ではフード部12の一部にストッパ60を
設けることで足りる。したがって例えば機器用コネクタ
のように、雄ハウジング10が機器から一体に突設され
ていて、雄ハウジング10については形状変更や各種部
品を装着するのに大いに制限を受けるような場合にも、
雄ハウジング10に僅かに形状変更を加えるだけでよ
く、すなわち機器用コネクタにも対応することができ
る。
【0026】また両ハウジング10,20が正規に嵌合
した場合には、ストッパ60が元形に戻るから、塑性変
形することが回避されて、繰り返して嵌合検知機能を発
揮することができる。さらに、ストッパ60が復元変形
することを利用して、スライダ40を正規位置まで引き
込むことができ、ひいては雌ハウジング20を正規位置
まで確実に持ち来すことができる。
【0027】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態ではストッパに当たる部位として、
こじり嵌合防止用の下リブを利用したが、別の部位を設
定してもよい。 (2)雌雄のハウジングを嵌合状態にロックするための
ロックアームは、雄ハウジング側に設けられていてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る両ハウジングの嵌合
前の状態の縦断面図
【図2】その側面図
【図3】その平面図
【図4】雄ハウジングの正面図
【図5】雌ハウジングの正面図
【図6】雌ハウジング側のリテーナが仮係止位置にある
状態の概略平断面図
【図7】本係止位置にある状態の概略平断面図
【図8】両ハウジングが嵌合されてスライダがストッパ
に当たった状態の縦断面図
【図9】雌ハウジングのみが押し込まれている状態の縦
断面図
【図10】圧縮コイルバネが最大限弾縮された状態の縦
断面図
【図11】スライダからの押圧力を受けてストッパが撓
み変形した状態の縦断面図
【図12】両ハウジングが正規嵌合された状態の縦断面
【図13】従来例の断面図
【符号の説明】
10…雄ハウジング 12…フード部 15…雄側端子金具 20…雌ハウジング 25…雌側端子金具 40…スライダ 48…圧縮コイルバネ(バネ手段) 53…下ガイド溝 54…下リブ 56…ガイド縁(ガイド部) 60…ストッパ 61…突部 63…引き込み面(ガイド部) 65…逃がし部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに嵌合される雌雄のコネクタハウジ
    ングのうちの雌ハウジングには、両ハウジングの嵌合方
    向に沿って移動可能なスライダが装着されてバネ手段に
    より嵌合方向の前方に移動付勢されているとともに、相
    手の雄ハウジングには前記スライダに当接可能なストッ
    パが設けられ、このストッパは、前記バネ手段よりも大
    きいバネ力を有し、かつスライダ側から所定以上の押圧
    力を受けると前記スライダの進入を許容すべく退避位置
    に向けて撓み変形可能となっていることを特徴とするコ
    ネクタ。
  2. 【請求項2】 前記スライダには、このスライダが前記
    雄ハウジングに対して正規位置まで押し込まれた場合
    に、前記ストッパを復元変形させつつ収容可能な逃がし
    部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のコ
    ネクタ。
  3. 【請求項3】 前記ストッパと前記逃がし部との間に
    は、前記ストッパが復元変形することに伴い前記スライ
    ダを正規位置に向けて引き込むガイド部が設けられてい
    ることを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
JP2000366914A 2000-12-01 2000-12-01 コネクタ Abandoned JP2002170629A (ja)

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