JP3506215B2 - 嵌合検知コネクタ - Google Patents

嵌合検知コネクタ

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JP3506215B2
JP3506215B2 JP25295298A JP25295298A JP3506215B2 JP 3506215 B2 JP3506215 B2 JP 3506215B2 JP 25295298 A JP25295298 A JP 25295298A JP 25295298 A JP25295298 A JP 25295298A JP 3506215 B2 JP3506215 B2 JP 3506215B2
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亮太郎 石川
治 川瀬
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、嵌合検知コネク
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、雌雄のコネクタハウジン
グが正規嵌合されなかった場合に、バネの弾力で相手の
コネクタハウジングを押し出す形式で、なおかつ、この
バネと、両コネクタハウジングを嵌合状態に保持するロ
ックアームとを一方のコネクタハウジングにまとめて配
することができるようにした嵌合検知コネクタを、先に
出願した特願平9−211020号において提案した。
【0003】このものの構造を図19によって簡単に説
明すると、以下のようである。相互に嵌合される雄ハウ
ジングaには係止突部bが形成され、一方雌ハウジング
cには、この係止突部bに係止するロックアームdが撓
み変形可能に設けられるとともに、スプリングホルダe
が前後方向の移動可能に設けられ、スプリングホルダe
には、雄ハウジングaの前縁で圧縮可能とされるコイル
バネfが組み込まれている。またスプリングホルダeに
は、図20に示すように、雌ハウジングcに形成された
引掛部gに係止する保持アームhが設けられ、常にはス
プリングホルダeが前進位置に仮係止されている。
【0004】そして、図19に示す状態から雄ハウジン
グaに対して雌ハウジングcが嵌合されると、ロックア
ームdが係止突部bに乗り上げるように撓み変形し、同
図の鎖線に示すように、スプリングホルダeの拘束壁j
がロックアームdの先端に係止されることで、スプリン
グホルダeの後退が規制される。そのため、両ハウジン
グa,cの嵌合が進むと、コイルバネfは雄ハウジング
aの前縁で押されて次第に圧縮される。この状態で嵌合
操作が中断されると、コイルバネfの復元弾力で両ハウ
ジングa,cが離反される。
【0005】また、両ハウジングa,cが完全嵌合する
直前になると、雄ハウジングaの前縁が保持アームhの
爪部kに当たって、保持アームhを撓み変形させて爪部
kを引掛部gから外す(図23(B)参照)。そして、
両ハウジングa,cが完全嵌合に至ると、ロックアーム
dが係止突部bを乗り越えることで復動しつつ係止突部
bに係止する。そうすると、スプリングホルダeに対す
る係止が外れて、コイルバネfの復元弾力によりスプリ
ングホルダeが後退するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記のもので
は、スプリングホルダeを前進位置に仮係止する部分の
構造が、図21に示すように、雌ハウジングcの端子収
容部iの上面におけるロックアームdの両脇に引掛部g
が突設されていて、ここにスプリングホルダeに設けら
れた保持アームhの爪部kが係止されるようになってい
た。この構造であると、両ハウジングa,cがこじた状
態で嵌合され、例えば図22に示すように、雄ハウジン
グaが相対的に先下がりの姿勢で嵌合されると、雄ハウ
ジングaの前縁が保持アームhの爪部kに当接するタイ
ミングとなっても、爪部kの下に潜り込んで当接できな
い場合がある。そうすると、スプリングホルダeの仮係
止状態が維持されるため、両ハウジングa,cが完全嵌
合してスプリングホルダeに対するロックアームdの係
止力が解除されても、スプリングホルダeが後退でき
ず、コイルバネfが弾縮状態のままに留められるおそれ
があった。
【0007】また上記とは別の問題として、保持アーム
hの爪部kが引掛部gから外れる場合に、紛らわしい音
が発生するおそれがあった。この原因は、以下のように
考えられる。すなわち、これまでのものは、保持アーム
hの爪部kが引掛部gに係止している場合に、図23
(A)のように、爪部kの係止面mが引掛部gの前面に
べた当たりする設定であった。そのため、同図の矢線に
示すように、雄ハウジングaの前縁が爪部kを押圧して
保持アームhを撓み変形させる場合に、爪部kと引掛部
gとの間の接触面積が大きくて摩擦抵抗が大きい分、爪
部kはぎりぎりまで堪えたのち、同図(B)のように勢
い良く引掛部gから外れるような動作を呈し、その際に
「パチン」といった音が生ずる。
【0008】この音は、両ハウジングa,cが完全嵌合
に至ってロックアームdが復動した場合に生ずる音と似
ているため、作業者は両ハウジングa,cが完全嵌合し
たものと勘違いして、嵌合動作を止めてしまうおそれが
ある。このように半嵌合状態に留められた場合は、上記
のようにコイルバネfのバネ力で両ハウジングa,cが
離反されるため、半嵌合そのものは検知される。しかし
ながら、一旦外れた爪部kは、同図(C)のように引掛
部gの外面に乗り上げてしまうおそれがある。これはす
なわち、スプリングホルダeの前進位置での仮係止が解
除された状態にあるから、再度両ハウジングa,cの嵌
合操作をする前に、何らかの事情でスプリングホルダe
に対して後方への移動力が作用すると、スプリングホル
ダeがそのまま後退してしまうため、コイルバネfを利
用した嵌合検知ができなくなるという結果を招く。
【0009】本発明は上記のような事情に基づいて完成
されたものであって、その目的は、ホルダの前進位置で
の仮係止の解除動作をより確実に行えるようにするとこ
ろにある。また他の目的は、ホルダに対する仮係止が解
除される場合に紛らわしい異音が発生するのを防止する
ところにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明に係る嵌合検知コネク
タは、雌雄のコネクタハウジングは、一方のコネクタハ
ウジングに設けられた筒部が他方のコネクタハウジング
の端子収容部の外周に進入することで相互に嵌合可能と
され、一方のコネクタハウジングには係止突部が形成さ
れるとともに、他方のコネクタハウジングには、両コネ
クタハウジングの嵌合過程では前記係止突部に乗り上げ
るように撓み変形し、完全嵌合に至ったときには前記係
止突部を乗り越えて復動することでこの係止突部と係止
可能となるロックアームと、両コネクタハウジングの嵌
合方向に沿って移動可能に配されたホルダと、前記一方
のコネクタハウジングと突き当たることで両コネクタハ
ウジングの嵌合方向に沿って圧縮可能に前記ホルダに組
み込まれたバネと、前記ホルダに設けられ前記他方のコ
ネクタハウジングにおける前記端子収容部の外周に突設
された引掛部に弾性的に係止することでこのホルダを前
進位置に保持する保持部とを備え、前記ホルダは、両コ
ネクタハウジングが嵌合する過程では前記ロックアーム
が前記係止突部に乗り上げる動作に伴ってロックアーム
と係止し、その後退方向への移動が規制されることで前
記バネの圧縮が可能とされるとともに、両コネクタハウ
ジングが完全嵌合される前には、前記一方のコネクタハ
ウジングにおける前記筒部の先端縁が前記保持部に当接
することで前記前進位置での保持が解除され、また両コ
ネクタハウジングが完全嵌合に至ってロックアームが復
動することに伴い係止が解除されたときには、前記バネ
の復元弾力で後退可能とされたものにおいて、前記保持
が係止する前記引掛部が、前記端子収容部の外周にお
ける角部に設けられ、前記一方のコネクタハウジングの
軸線が前記他方のコネクタハウジングの軸線に対して傾
いて嵌合された場合にも、前記一方のコネクタハウジン
における前記筒部の先端縁が前記保持部に当接可能な
構成としたところに特徴を有する。
【0011】
【0012】 また、請求項発明に係る嵌合検知コネ
クタは、相互に嵌合可能な雌雄のコネクタハウジングの
うちの一方のコネクタハウジングには係止突部が形成さ
れるとともに、他方のコネクタハウジングには、両コネ
クタハウジングの嵌合過程では前記係止突部に乗り上げ
るように撓み変形し、完全嵌合に至ったときには前記係
止突部を乗り越えて復動することでこの係止突部と係止
可能となるロックアームと、両コネクタハウジングの嵌
合方向に沿って移動可能に配されたホルダと、前記一方
のコネクタハウジングと突き当たることで両コネクタハ
ウジングの嵌合方向に沿って圧縮可能に前記ホルダに組
み込まれたバネと、前記ホルダに撓み変形可能に設けら
れ、先端に形成された爪部が前記他方のコネクタハウジ
ングの引掛部に係止することでこのホルダを前進位置に
保持する保持アームとを備え、前記ホルダは、両コネク
タハウジングが嵌合する過程では前記ロックアームが前
記係止突部に乗り上げる動作に伴ってロックアームと係
止し、その後退方向への移動が規制されることで前記バ
ネの圧縮が可能とされるとともに、両コネクタハウジン
グが完全嵌合される前には前記一方のコネクタハウジン
グが前記爪部に当接し、保持アームが前記引掛部から外
れるように撓み変形することで前記前進位置での保持が
解除され、また両コネクタハウジングが完全嵌合に至っ
てロックアームが復動することに伴い係止が解除された
ときには、前記バネの復元弾力で後退可能とされたもの
において、前記保持アームの爪部における前記引掛部に
対する係止面がテーパ状に形成されているところに特徴
を有する。
【0013】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明> 両コネクタハウジングが完全嵌合される前になると、ホ
ルダの前進位置での保持が解除される必要がある。ここ
で、保持部が係止する引掛部が、端子収容部の外周にお
ける角部に設けられているから、仮に両コネクタハウジ
ングの軸線同士が傾いてこじた状態で嵌合されていたと
しても、保持部に対して相手の筒部の先端縁を当接させ
ることができ、前進位置にあるホルダの保持の解除が確
実に行われる。
【0014】
【0015】 <請求項の発明> 保持アームの爪部の係止面がテーパ状に形成されている
から、爪部に対して一方のコネクタハウジングが当接し
た場合に、係止面が引掛部の角に摺接しつつ保持アーム
が次第に撓み変形して、爪部が引掛部から外れる。爪部
が引掛部から徐々に外れるようにしたから、一気に外れ
る場合のように異音が発生することが防がれる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図18に基づいて説明する。この実施形態では、
図1に示すように、互いに嵌合される雄側のコネクタハ
ウジング1(以下、雄ハウジングという)と、雌側のコ
ネクタハウジング11(以下、雌ハウジングという)と
を備えている。なお以下では、各ハウジング1,11に
おいて、嵌合される面側を前面とする。
【0017】雄ハウジング1は、合成樹脂材により電気
機器から直に突出して設けられ、前方へ開口するほぼ角
筒状に形成されており、内部には2本の雄側端子金具2
が横方向に並んで収容されている。雄ハウジング1の上
面の前端寄りの位置には係止突部3が形成され、この係
止突部3の両側に、一対のリブ4が軸線方向に沿って互
いに平行に立てられている。
【0018】次に、雌ハウジング11について説明す
る。雌ハウジング11も同様に合成樹脂材により形成さ
れ、キャビティ13を横に2個並べて設けた本体部12
を有し、各キャビティ13内にそれぞれ雌側端子金具
(図示せず)が抜け止め状態で収容可能とされている。
本体部12における前半部の回りには、図2にも示すよ
うに前方に開口するフード部14が形成され、このフー
ド部14の上面中央部はさらに上方へ膨出して、アーチ
部15が形成されている。このアーチ部15の天井面
は、本体部12の後面の所定寸法手前の位置まで達して
いる。また本体部12の上面は後方に所定寸法延出さ
れ、この延出面16の両側に、上記したアーチ部15の
側壁と連なる側壁17が形成され、この中に後記するス
プリングホルダ25の収容空間18が構成されている。
【0019】この収容空間18内には、両ハウジング
1,11を嵌合状態に保持するためのロックアーム20
が設けられている。このロックアーム20は、本体部1
2の前面より少し引っ込んだ位置から、後面より少し後
方に突出した位置にわたって前後方向を向いて配され、
長さ方向のほぼ中央部で本体部12の上面と連結され、
この連結部21を支点として前後がシーソー状に撓み変
形可能となっている。ロックアーム20の先端には鈎状
をなすロック爪22が形成され、両ハウジング1,11
が完全嵌合したときには係止突部3の後面側に係止して
両ハウジング1,11を嵌合状態に保持するように機能
する。ロック爪22の先端面には奥側へ向けてテーパ面
が形成され、係止突部3への乗り上げ動作が円滑になさ
れるようになっている。
【0020】また収容空間18には、ロックアーム20
を覆うようにしてスプリングホルダ25が収容されてい
る。このスプリングホルダ25は、後記するコイルバネ
41を組み込んだ状態でユニット化され、ユニット状態
で取り扱われて収容空間18に組み込みができるように
なっている。スプリングホルダ25は、図5に示すよう
に、前端側を幅狭とした平板状の基板26を有してお
り、その下面にはロックアーム20を挟むようにして左
右一対のバネ収容部27が前後方向に沿って形成されて
いる(図7参照)。
【0021】スプリングホルダ25の左右両側面には、
ほぼ全長にわたって一対のガイドレール28が張り出し
形成されている。両ガイドレール28の前端にはテーパ
が施されている。一方、雌ハウジング11の収容空間1
8の左右の内壁には、両ガイドレール28をスライド可
能に嵌合する前後方向の溝29が形成されており、この
溝29は、後面側に開口して形成されている。このため
スプリングホルダ25は、左右のガイドレール28を対
応する溝29に合わせて後面側から挿入可能であり、基
板26がアーチ部15の天井面とロックアーム20の上
面の間に沿って進入可能となっている。
【0022】アーチ部15の天井面の前端側では、所定
領域にわたって保護壁30が形成されている。そのため
挿入されたスプリングホルダ25は、幅狭部31の先端
が保護壁30に突き当たることで前方への移動が規制さ
れるようになっている。また、この保護壁30は、スプ
リングホルダ25が組み付けられた場合に、幅狭部31
の先端に不用意に外力が作用することから保護する機能
を併せて果たしている。
【0023】上記のように収容空間18に挿入されて前
止まり規制されたスプリングホルダ25は、図1に示す
ように、その後端側の一部がアーチ部15の後方で露出
された状態となる。この露出された後端部が丁度ロック
アーム20の後端部の上面に対応しており、ここに、ロ
ックアーム20のロック解除を行うための解除操作片3
2が形成されている。解除操作片32は、図5に示すよ
うにその両側に切り込みが入れられて上下方向の撓み変
形が可能となっており、その後端部には一段高くなった
操作段部33が形成されている。操作段部33の後面角
部はテーパ状の操作面34とされており、この操作面3
4に、マイナスドライバ等の治具を挿入する治具孔35
が形成されている。なお、治具孔35の縦向きの当接面
36も斜めとされている。
【0024】またスプリングホルダ25の基板26の裏
面には、上記した解除操作片32の幅寸法をもって前端
縁を残した状態で逃がし凹部38が形成されている。こ
の逃がし凹部38は両ハウジング1,11の嵌合がなさ
れる間、ロックアーム20が係止突部3を乗り越える際
のロックアーム20の撓み動作を許容するためのもので
ある。一方、逃がし凹部38の前壁は、ロックアーム2
0の前端と係止して後述するスプリングホルダ25の後
退動作を規制する拘束壁39となる。この拘束壁39の
当接面40は、上方に向かって次第に肉厚が大きくなる
ようなテーパ面とされている。
【0025】スプリングホルダ25におけるバネ収容部
27には、それぞれコイルバネ41がほぼ自然状態でか
つ水平に収容されている。バネ収容部27の前面側は、
図7に示すようにその内側の半面のみが開口して形成さ
れ、すなわち両バネ収容部27の前端縁に形成された一
対の止め片42によって、両バネ収容部27の外側半面
が覆い隠されるようになっている。両コイルバネ41の
前端側には、それぞれスプリングシート44が嵌着され
ている。両スプリングシート44は、止め片42の裏側
でこれと当たり合うことでコイルバネ41の前方への抜
け止めを行っている。また、両スプリングシート44に
おける止め片42から露出する部分は、雌雄のハウジン
グ1,11が嵌合されるときに雄ハウジング1のリブ4
とそれぞれ対向する位置に設定されており、したがって
この嵌合時には、両リブ4によって対応するスプリング
シート44を介してコイルバネ41の圧縮動作がなされ
ることになる。
【0026】両バネ収容部27の外側面には、スプリン
グホルダ25を前進位置に仮係止するための一対の保持
アーム54が設けられている。詳細には、図6にも示す
ように、両バネ収容部27の外側面の後端側に、斜め下
方に開くようにして取付板55が形成されており、この
取付板55の先端から保持アーム54が、取付板55の
板面にほぼ沿った姿勢で前方に延びた片持ち状に形成さ
れている。したがって両保持アーム54は、斜め内方に
向けて撓み変形が可能であり、その先端には係止爪56
が形成されている。
【0027】一方、本体部12の長さ方向のほぼ中央部
の外周面には、上面の左右両角部、言い換えると肩の部
分において一対の引掛部60が突設されており、上記し
た保持アーム54の係止爪56が対応する引掛部60に
弾性的に係止可能となっている。これにより、スプリン
グホルダ25が常には前進位置に仮係止されるようにな
っている。この両保持アーム54の係止爪56は、雄ハ
ウジング1の上縁先端における両角部と当接可能であり
(図13参照)、両ハウジング1,11の嵌合の進行に
したがって引掛部60との係合が解除されるようになっ
ている。但し、その係合が解除される時期は、両ハウジ
ング1,11の完全嵌合に当たり、ロックアーム20に
よるスプリングホルダ25の係止が解除される直前の状
態(図11,12の状態)で行われるように設定されて
いる。
【0028】なお、図14に詳細に示すように、係止爪
56における雄ハウジング1の先端縁が当接する当接面
57と、引掛部60に係止する係止面58とは、それぞ
れテーパ状に形成されている。また、上記した収容空間
18における底面側の両端部には、図3に示すように、
保持アーム54や取付板55を挿入案内する斜め姿勢の
ガイド溝62が形成されている。
【0029】また、基板26の上面における幅狭部31
の付け根付近の位置には左右一対の上側突部64が形成
されている一方、アーチ部15の天井面には、図4に示
すように、上記の上側突部64を嵌めて逃がす前後方向
の逃がし溝65が形成され、その途中位置に、各上側突
部64に係止可能な上側係止突起66が形成されてい
る。また、バネ収容部27の下面の後端寄りの位置には
左右一対の下側突部67が形成されている一方、収容空
間18の底面(延出面16)に、下側突部67を嵌めて
逃がす前後方向の逃がし溝68が形成され、その途中位
置に、各下側突部67に係止可能な下側係止突起69が
形成されている。そして、スプリングホルダ25の拘束
が解除されて後退動作を行った場合に、上側突部64が
上側係止突起66に、下側突部67が下側係止突起69
にそれぞれ突き当たって、スプリングホルダ25の後退
が規制されるようになっている。
【0030】さらに、雌ハウジング11のフード部14
の先端縁における左右の外面には、相手の雄ハウジング
1の嵌合領域を示すための目印71が突設されている。
この目印71は、図2,3及び図8に示すように、本体
部12の上面の左右の角部のほぼ外側に対応して設けら
れており、フード部14内におけるこの目印71から下
側の領域が、雄ハウジング1の嵌合領域ということにな
る。これらの目印71は、雌ハウジング11の後面側か
ら目視可能である。
【0031】本実施形態は上記のような構造であって、
続いてその作用を説明する。雌雄のハウジング1,11
を嵌合させる場合には、スプリングホルダ25が前進位
置に仮係止して組み付けられた雌ハウジング11を、図
8の矢線に示すように、電気機器から直に突設された雄
ハウジング1に対向させて嵌合する。この場合、雄ハウ
ジング1は雌ハウジング11における本体部12の回り
に嵌合される必要があるが、雄ハウジング1の高さに比
べて、雌ハウジング11におけるアーチ部15を含むフ
ード部14の高さが大きいため、雌ハウジング11の嵌
合面側が目視できない形態では、フード部14のうちの
どの領域を雄ハウジング1に合わせればよいのか分かり
づらい。
【0032】その点この実施形態では、フード部14の
外面における左右の側面に、雄ハウジング1のほぼ上面
と対応する位置を示す目印71が設けられているから、
目印71を後方から目視しつつ、その下側に雄ハウジン
グ1が来るようにしてフード部14を雄ハウジング1に
被せて押し込むことにより、雄ハウジング1を雌ハウジ
ング11の本体部12の回りに嵌合することができる。
【0033】このように雌雄のハウジング1,11が嵌
合されると、ロックアーム20のロック爪22が雄ハウ
ジング1の係止突部3に当接し、図9に示すように、ロ
ックアーム20のロック爪22側が係止突部3に乗り上
げて持ち上がり、これにより、ロック爪22がスプリン
グホルダ25の拘束壁39に係止されるようになる。一
方、ロック爪22と係止突部3との当接から僅かに遅れ
て、図10に示すように、両リブ4が対応するスプリン
グシート44に当接し、嵌合が進むにしたがって両コイ
ルバネ41が押し込まれる。このときには上記したよう
にスプリングホルダ25はロックアーム20と拘束壁3
9との係止によって後方への移動が規制されているた
め、両コイルバネ41はそれらの後端側において拘束さ
れ、両コイルバネ41はリブ4の押し込みによってそれ
ぞれ圧縮される。
【0034】但し、ロックアーム20によってスプリン
グホルダ25の移動規制がなされるまでの間は、両保持
アーム54が引掛部60に係止した状態となっているた
め、何らかの事情で両コイルバネ41が押されることが
あっても、不用意にスプリングホルダ25が後退してま
うことはない。
【0035】両保持アーム54と引掛部60との係止
は、両ハウジング1,11の嵌合途上も継続するが、完
全嵌合に至る直前の状態、すなわちロック爪22が係止
突部3を乗り越える直前の状態(図11及び図12の状
態)になると、図13に示すように、雄ハウジング1の
先端縁が両保持アーム54における係止爪56の当接面
57に当接して両保持アーム54の先端側を持ち上げる
ため、係止爪56と引掛部60との係止が解除される。
すなわち、この解除動作はロックアーム20によるスプ
リングホルダ25の係止解除に先立って行われることに
なる。
【0036】ここで、両保持アーム54の係止爪56
は、本体部12の外周面における両肩の部分に突設され
た引掛部60に対して斜め姿勢で係止されているから、
例えば図15に示すように、雄ハウジング1が相対的に
先下がりの姿勢となって嵌合された場合にも、雄ハウジ
ング1の先端縁(上縁の両角の部分)が係止爪56の当
接面57に当接することができ、よって係止爪56の引
掛部60に対する係止の解除が確実になされる。
【0037】また、図14(A)に示すように、保持ア
ーム54の係止爪56の係止面58がテーパ状に形成さ
れているから、雄ハウジング1の先端縁が係止爪56の
当接面57を押圧した場合に、同図(B)の実線の矢線
に示すように、係止面58が引掛部60の角に摺接しつ
つ保持アーム54が次第に撓み変形して、ついには係止
爪56が引掛部60から外れるように作動する。すなわ
ち、係止爪56が引掛部60から徐々に外れることで、
例えば係止爪56が引掛部60から一気に外れる場合の
ように異音が発生することがない。そのため、後記する
ように両ハウジング1,11が完全嵌合に至って、ロッ
クアーム20が復動した際に発生する音と間違えるおそ
れがなく、異音の発生に起因した勘違いにより嵌合動作
が中断されることが未然に防止される。
【0038】なお、上記の勘違いによる場合以外にも、
両ハウジング1,11の嵌合動作が途中で中断され、す
なわち半嵌合状態に留められる場合が有り得る。その場
合は、スプリングホルダ25に組み込まれた両コイルバ
ネ41のバネ力によって、両端子が非導通状態となるま
で雌ハウジング11が雄ハウジング1から離れるように
押し戻される。これにより半嵌合であったことが検知さ
れるので、再度雌ハウジング11を押し込み操作すれば
よい。
【0039】また、既に保持アーム54が撓み変形した
途中で半嵌合状態に留められた場合であっても、図14
(B)に示すように、係止爪56におけるテーパ状の係
止面58が引掛部60の角に引っ掛かった状態にある限
りは、両ハウジング1,11が引き離されることに続い
て、係止爪56は復元弾力によりテーパに沿うようにし
て同図の鎖線の矢線に示すように元の係止位置に戻り、
スプリングホルダ25の仮係止が再度達成される。その
ため、改めて雌ハウジング11の押し込み操作を行う前
に、不用意にスプリングホルダ25が後退することが防
止され、コイルバネ41を利用した嵌合検知機能が再度
発揮できる。
【0040】一方、両ハウジング1,11が正規位置ま
で嵌合されると、ロックアーム20のロック爪22が係
止突部3を乗り越え、ロックアーム20が復動可能な状
態となる。このとき、ロックアーム20の前端には拘束
壁39が押し付けられて、水平方向にコイルバネ41の
バネ力が作用しており、ともすれば両者間の摩擦力によ
りロックアーム20の復動が妨げられることが懸念され
るが、拘束壁39の当接面40がテーパ面として形成さ
れていることから、コイルバネ41のバネ力からテーパ
面に沿うようにしてロックアーム20を復動させる方向
の分力が得られ、この分力とロックアーム20自体の復
動力とにより、図16に示すように、ロックアーム20
はスムーズに元位置に復動される。これに伴い、ロック
爪22が係止突部3の後面に係止して嵌合状態にロック
が掛かり、雌雄の端子金具の電気的な接続が完了する。
【0041】同時にロック爪22が拘束壁39から外れ
るため、スプリングホルダ25はロックアーム20によ
る拘束が解かれ、両コイルバネ41のバネ力によってス
プリングホルダ25は後退する。そして、図18に示す
ように、上側突部64が上側係止突起66に、下側突部
67が下側係止突起69にそれぞれ突き当たることで、
スプリングホルダ25の後退が停止される。両コイルバ
ネ41はスプリングホルダ25の後方への移動に伴いほ
ぼ自然長さへ復帰しているため、完全嵌合状態において
両ハウジング1,11を離間させる力として作用するこ
とはない。また、完全嵌合している状態では、図17に
示すように、スプリングホルダ25の拘束壁39がロッ
クアーム20の前端側を押さえ付けているため、係止突
部3に対する係止が二重になされ、より確実なロック状
態が得られている。
【0042】両ハウジング1,11を離間させる場合に
は、図17,18の状態から、解除操作片32の操作面
34を垂直に押圧するか、あるいは治具孔35に治具を
入れて当接面36を垂直に押圧すると、まず前向きの分
力によって、両コイルバネ41を圧縮させながらスプリ
ングホルダ25が前方に押し込まれ、両保持アーム54
が再度引掛部60に係止する。このときスプリングホル
ダ25は、拘束壁39がロックアーム20の前端を通過
する位置にまで復帰しているため、引き続いて下向きの
分力によって解除操作片32が下方に撓み変形させられ
ることにより、ロックアーム20の後端側が押され、ロ
ックアーム20の前端側が強制的に持ち上げられて、ロ
ック爪22が係止突部3から外れる。これにより、両ハ
ウジング1,11を引き離すことができる。
【0043】以上説明したように本実施形態によれば、
両保持アーム54の係止爪56が、本体部12の外周面
における両肩の部分に突設された引掛部60に対して斜
め姿勢で係止されているから、雄ハウジング1が相対的
に先下がりの姿勢となって嵌合された場合にも、雄ハウ
ジング1の先端縁が係止爪56の当接面57に当接する
ことができ、係止爪56による仮係止の解除を確実に行
うことができる。
【0044】また、保持アーム54の係止爪56の係止
面58がテーパ状に形成されているから、雄ハウジング
1の先端縁が係止爪56に当接した場合に、係止面58
が引掛部60の角に摺接しつつ保持アーム54が次第に
撓み変形するように作動し、係止爪56が引掛部60か
ら徐々に外れることで異音が発生することが防がれる。
そのため、両ハウジング1,11が完全嵌合に至ってロ
ックアーム20が復動した際に発生する音と間違えるお
それがなく、異音の発生に起因した勘違いにより嵌合動
作が中断されることが未然に防止される。
【0045】さらに、既に保持アーム54が撓み変形し
た途中で半嵌合状態に留められた場合であっても、係止
爪56は復元弾力により係止面58のテーパに沿うよう
にして元の係止位置に戻り、スプリングホルダ25の仮
係止が再度達成される。そのため、改めて雌ハウジング
11の押し込み操作を行う前に、不用意にスプリングホ
ルダ25が後退することが防止され、コイルバネ41を
利用した嵌合検知機能が発揮できる。
【0046】また、保持アーム54が斜め姿勢で配され
ることにより、保持アーム54の配設スペースを高さ方
向に対して減少させることができ、それだけ雌ハウジン
グ11の低背化を図ることができる。
【0047】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)嵌合検知用のバネとして、コイルバネ以外の他の
バネを使用したものにも同様にできる。 (2)スプリングホルダ及びロックアームが雄ハウジン
グ側に設定されたものにも、本発明は適用可能である。 (3)ハウジングが機器直結型ではなくて、単体として
取り扱われるものにも、本発明は同様に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る嵌合前の両ハウジン
グを示す縦断面図
【図2】雌ハウジングの正面図
【図3】雌ハウジングの背面図
【図4】雌ハウジングのコイルバネの装着部分で切断し
た縦断面図
【図5】スプリングホルダの分解斜視図
【図6】スプリングホルダの正面図
【図7】雌ハウジングのコイルバネの装着部分で切断し
た平断面図
【図8】雌ハウジングの嵌合動作を示す一部切欠側面図
【図9】ロックアームが係止突部に当接した状態を示す
縦断面図
【図10】コイルバネの圧縮が開始された状態の縦断面
【図11】ロックアームが係止突部を乗り越える直前の
状態を示す縦断面図
【図12】図11の状態と同時期におけるコイルバネの
圧縮状況を示す縦断面図
【図13】保持アームが引掛部から解離したタイミング
における縦断面図
【図14】保持アームの係止部分の拡大図
【図15】両ハウジングがこじて嵌合された場合の概略
【図16】ロックアームが復動した状態を示す縦断面図
【図17】スプリングホルダが後退した状態を示す縦断
面図
【図18】そのときのコイルバネの装着部分で切断した
縦断面図
【図19】従来例に係る嵌合前の状態を示す縦断面図
【図20】保持アームの解離動作を示す縦断面図
【図21】保持アームの係止構造を示す部分正面図
【図22】両ハウジングがこじて嵌合された場合の概略
【図23】保持アームの解離動作の説明図
【符号の説明】
1…雄ハウジング 3…係止突部 11…雌ハウジング 12…本体部(端子収容部) 20…ロックアーム 25…スプリングホルダ(ホルダ) 41…コイルバネ(バネ) 54…保持アーム(保持部) 55…取付板 56…係止爪(爪部) 58…係止面 60…引掛部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−111390(JP,A) 特開 平9−92396(JP,A) 特開 平8−288016(JP,A) 実開 昭64−16079(JP,U) 実開 平6−56985(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/639

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雌雄のコネクタハウジングは、一方のコ
    ネクタハウジングに設けられた筒部が他方のコネクタハ
    ウジングの端子収容部の外周に進入することで相互に嵌
    合可能とされ、 一方のコネクタハウジングには係止突部が形成されると
    ともに、 他方のコネクタハウジングには、両コネクタハウジング
    の嵌合過程では前記係止突部に乗り上げるように撓み変
    形し、完全嵌合に至ったときには前記係止突部を乗り越
    えて復動することでこの係止突部と係止可能となるロッ
    クアームと、 両コネクタハウジングの嵌合方向に沿って移動可能に配
    されたホルダと、 前記一方のコネクタハウジングと突き当たることで両コ
    ネクタハウジングの嵌合方向に沿って圧縮可能に前記ホ
    ルダに組み込まれたバネと、 前記ホルダに設けられ前記他方のコネクタハウジング
    おける前記端子収容部の外周に突設された引掛部に弾性
    的に係止することでこのホルダを前進位置に保持する保
    持部とを備え、 前記ホルダは、両コネクタハウジングが嵌合する過程で
    は前記ロックアームが前記係止突部に乗り上げる動作に
    伴ってロックアームと係止し、その後退方向への移動が
    規制されることで前記バネの圧縮が可能とされるととも
    に、両コネクタハウジングが完全嵌合される前には、前
    記一方のコネクタハウジングにおける前記筒部の先端縁
    が前記保持部に当接することで前記前進位置での保持が
    解除され、また両コネクタハウジングが完全嵌合に至っ
    てロックアームが復動することに伴い係止が解除された
    ときには、前記バネの復元弾力で後退可能とされたもの
    において、 前記保持部が係止する前記引掛部が、前記端子収容部の
    外周における角部に設けられ、前記一方のコネクタハウ
    ジングの軸線が前記他方のコネクタハウジングの軸線に
    対して傾いて嵌合された場合にも、前記一方のコネクタ
    ハウジングにおける前記筒部の先端縁が前記保持部に当
    接可能な構成としたことを特徴とする嵌合検知コネク
    タ。
  2. 【請求項2】 相互に嵌合可能な雌雄のコネクタハウジ
    ングのうちの一方のコネクタハウジングには係止突部が
    形成されるとともに、 他方のコネクタハウジングには、両コネクタハウジング
    の嵌合過程では前記係止突部に乗り上げるように撓み変
    形し、完全嵌合に至ったときには前記係止突部を乗り越
    えて復動することでこの係止突部と係止可能となるロッ
    クアームと、 両コネクタハウジングの嵌合方向に沿って移動可能に配
    されたホルダと、 前記一方のコネクタハウジングと突き当たることで両コ
    ネクタハウジングの嵌合方向に沿って圧縮可能に前記ホ
    ルダに組み込まれたバネと、 前記ホルダに撓み変形可能に設けられ、先端に形成され
    た爪部が前記他方のコネクタハウジングの引掛部に係止
    することでこのホルダを前進位置に保持する保持アーム
    とを備え、 前記ホルダは、両コネクタハウジングが嵌合する過程で
    は前記ロックアームが前記係止突部に乗り上げる動作に
    伴ってロックアームと係止し、その後退方向への移動が
    規制されることで前記バネの圧縮が可能とされるととも
    に、両コネクタハウジングが完全嵌合される前には前記
    一方のコネクタハウジングが前記爪部に当接し、保持ア
    ームが前記引掛部から外れるように撓み変形することで
    前記前進位置での保持が解除され、また両コネクタハウ
    ジングが完全嵌合に至ってロックアームが復動すること
    に伴い係止が解除されたときには、前記バネの復元弾力
    で後退可能とされたものにおいて、 前記保持アームの爪部における前記引掛部に対する係止
    面がテーパ状に形成されていることを特徴とする嵌合検
    知コネクタ。
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