JP2861661B2 - ジョイントコネクタ - Google Patents
ジョイントコネクタInfo
- Publication number
- JP2861661B2 JP2861661B2 JP4225675A JP22567592A JP2861661B2 JP 2861661 B2 JP2861661 B2 JP 2861661B2 JP 4225675 A JP4225675 A JP 4225675A JP 22567592 A JP22567592 A JP 22567592A JP 2861661 B2 JP2861661 B2 JP 2861661B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- bus bar
- housing
- joint connector
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R31/00—Coupling parts supported only by co-operation with counterpart
- H01R31/08—Short-circuiting members for bridging contacts in a counterpart
- H01R31/085—Short circuiting bus-strips
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/436—Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
- H01R13/4361—Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ジョイントコネクタに
関し、詳しくは、自動車用電装品の配線変更等に用いら
れるジョイントコネクタにおいて、部品点数の低減及び
構造の簡素化を図るものである。
関し、詳しくは、自動車用電装品の配線変更等に用いら
れるジョイントコネクタにおいて、部品点数の低減及び
構造の簡素化を図るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のジョイントコネクタでは、例えば
図９に示すように、ハウジング１の端子収容室１ａ，
…，１ａに複数個（図９では５個）の端子２を収容する
と共に、バスバー３を組み込んだカバー４を、ハウジン
グ１に嵌合させて、所定の端子２をバスバー３で接続す
る構成としている。
図９に示すように、ハウジング１の端子収容室１ａ，
…，１ａに複数個（図９では５個）の端子２を収容する
と共に、バスバー３を組み込んだカバー４を、ハウジン
グ１に嵌合させて、所定の端子２をバスバー３で接続す
る構成としている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ジ
ョイントコネクタでは、ハウジング１、端子２、バスバ
ー３及びカバー４を必要とし、構成部品が多い。また、
この種のジョイントコネクタでは、端子２を二重係止す
る必要がある場合が多いが、二重係止構造とするための
リテーナー部１ｂ及びバスバー３の構造は複雑であり、
製造コストが高くなるという問題があった。
ョイントコネクタでは、ハウジング１、端子２、バスバ
ー３及びカバー４を必要とし、構成部品が多い。また、
この種のジョイントコネクタでは、端子２を二重係止す
る必要がある場合が多いが、二重係止構造とするための
リテーナー部１ｂ及びバスバー３の構造は複雑であり、
製造コストが高くなるという問題があった。
【０００４】本発明は、上記のような従来のジョイント
コネクタにおける問題を解決するためになされたもので
あって、部品点数を低減すると共に、構造の簡素化を図
り、低コストに製造できるジョイントコネクタを提供す
ることを目的としてなされたものである。
コネクタにおける問題を解決するためになされたもので
あって、部品点数を低減すると共に、構造の簡素化を図
り、低コストに製造できるジョイントコネクタを提供す
ることを目的としてなされたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、端子
収容室を並列に設けたコネクタハウジングに、これら端
子収容室を端子挿入方向と直交する方向に貫通すると共
にコネクタハウジングの外面に開口するスリット孔を備
え、該スリット孔に長方形状の平板からなるジョイント
用のバスバープレートを挿入係止可とし、上記端子収容
室内に、電線端末に接続されると共に挿入方向と直交す
るスリット溝を有する端子を収容して、上記スリット孔
より挿入する上記バスバープレートを上記各端子のスリ
ット溝に嵌合して、これら端子をジョイントしているこ
とを特徴とするジョイントコネクタを提供するものであ
る。
収容室を並列に設けたコネクタハウジングに、これら端
子収容室を端子挿入方向と直交する方向に貫通すると共
にコネクタハウジングの外面に開口するスリット孔を備
え、該スリット孔に長方形状の平板からなるジョイント
用のバスバープレートを挿入係止可とし、上記端子収容
室内に、電線端末に接続されると共に挿入方向と直交す
るスリット溝を有する端子を収容して、上記スリット孔
より挿入する上記バスバープレートを上記各端子のスリ
ット溝に嵌合して、これら端子をジョイントしているこ
とを特徴とするジョイントコネクタを提供するものであ
る。
【０００６】本発明に係るジョイントコネクタでは、各
端子収容室に端子と係合するランス部を設け、このラン
ス部と端子の係合及び端子とバスバープレートの係合に
より、端子を二重係止する構成とすることが好ましい。
端子収容室に端子と係合するランス部を設け、このラン
ス部と端子の係合及び端子とバスバープレートの係合に
より、端子を二重係止する構成とすることが好ましい。
【０００７】また、本発明では上記ハウジングの端子の
スリット溝と対応する位置にスリット孔を設け、このス
リット孔を介してバスバープレートをスリット溝に挿入
すると共に、バスバープレートの一部分をこのスリット
孔に係止する構成とすることが好ましい。
スリット溝と対応する位置にスリット孔を設け、このス
リット孔を介してバスバープレートをスリット溝に挿入
すると共に、バスバープレートの一部分をこのスリット
孔に係止する構成とすることが好ましい。
【０００８】更に、本発明では上記ハウジングの前方部
分を開口し、この開口部分をカバー部で開閉する構成と
してもよい。
分を開口し、この開口部分をカバー部で開閉する構成と
してもよい。
【０００９】
【作用】本発明のジョイントコネクタでは、上記の構成
としているため、ハウジングの端子収容室に収容した各
端子のスリット溝にバスバープレートを直接挿入して圧
接することができ、バスバー用のカバーを廃止すると共
に、バスバーをプレートタイプとして簡素化できる。ま
た、上記のように端子に挿入、圧接するバスバープレー
トをハウジングに対して係止するため、二重係止のため
のリテーナー部等を別途設ける必要がない。
としているため、ハウジングの端子収容室に収容した各
端子のスリット溝にバスバープレートを直接挿入して圧
接することができ、バスバー用のカバーを廃止すると共
に、バスバーをプレートタイプとして簡素化できる。ま
た、上記のように端子に挿入、圧接するバスバープレー
トをハウジングに対して係止するため、二重係止のため
のリテーナー部等を別途設ける必要がない。
【００１０】
【実施例】次に、図面に示す実施例に基づいて、本発明
について詳細に説明する。図１から図４は、本発明に係
る第１実施例のジョイントコネクタ６Ａを示している。
合成樹脂製のハウジング７には、複数個（図では４個）
の端子収容室７ａ，…，７ａを幅方向に一定の間隔で形
成し、各端子収容室７ａの底部には、各端子収容室７ａ
の後部開口７ｂからそれぞれ挿入された端子８の係止部
８ａを係止するランス部７ｃを一体に形成している。
について詳細に説明する。図１から図４は、本発明に係
る第１実施例のジョイントコネクタ６Ａを示している。
合成樹脂製のハウジング７には、複数個（図では４個）
の端子収容室７ａ，…，７ａを幅方向に一定の間隔で形
成し、各端子収容室７ａの底部には、各端子収容室７ａ
の後部開口７ｂからそれぞれ挿入された端子８の係止部
８ａを係止するランス部７ｃを一体に形成している。
【００１１】上記各端子８の後部には配線用コード１０
を圧着している。また、端子８の前上部には、ハウジン
グ７への端子８の挿入方向に直交するスリット溝８ｂを
形成している。
を圧着している。また、端子８の前上部には、ハウジン
グ７への端子８の挿入方向に直交するスリット溝８ｂを
形成している。
【００１２】上記ハウジング７の前方側上部には、幅方
向に所定の隙間７ｆ，７ｆを隔てた膨出部７ｄ，…，７
ｄを一体に形成している。また、ハウジング７の前方側
上部には、上記各端子収容室７ａに挿入された各端子８
のスリット溝８ｂに対応するように、各膨出部７ｄ及び
隙間７ｆにまたがり、かつ、ハウジング７の端子収容室
７ａから外部まで貫通するスリット孔７ｅを形成してい
る。
向に所定の隙間７ｆ，７ｆを隔てた膨出部７ｄ，…，７
ｄを一体に形成している。また、ハウジング７の前方側
上部には、上記各端子収容室７ａに挿入された各端子８
のスリット溝８ｂに対応するように、各膨出部７ｄ及び
隙間７ｆにまたがり、かつ、ハウジング７の端子収容室
７ａから外部まで貫通するスリット孔７ｅを形成してい
る。
【００１３】第１実施例のバスバープレート９は、長方
形状に形成している。バスバープレートの厚さは、端子
８のスリット溝８ｂｉに挿入された圧接し、かつ、上記
スリット孔７ｅを挿通可能となるように設定している。
また、バスバープレート９の図中上下方向の幅は、上記
ハウジング７のスリット孔７ｅに差込んだとき、下部９
ａが上記各端子８のスリット溝８ｂの図中下端に位置し
た状態で、上部９ｂが上記ハウジング７の上壁部７ｇの
スリット孔７ｅ内に位置するように設定している。
形状に形成している。バスバープレートの厚さは、端子
８のスリット溝８ｂｉに挿入された圧接し、かつ、上記
スリット孔７ｅを挿通可能となるように設定している。
また、バスバープレート９の図中上下方向の幅は、上記
ハウジング７のスリット孔７ｅに差込んだとき、下部９
ａが上記各端子８のスリット溝８ｂの図中下端に位置し
た状態で、上部９ｂが上記ハウジング７の上壁部７ｇの
スリット孔７ｅ内に位置するように設定している。
【００１４】次に、第１実施例に係るジョイントコネク
タの組立について説明する。まず、ハウジング７の各端
子収容室７ａに後部開口７ｂから端子８を挿入する。こ
の時、各端子８の係止部８ａがランス部７ｃで係止され
る。
タの組立について説明する。まず、ハウジング７の各端
子収容室７ａに後部開口７ｂから端子８を挿入する。こ
の時、各端子８の係止部８ａがランス部７ｃで係止され
る。
【００１５】次に、図１に示すように、ハウジング７の
スリット孔７ｅに上方からバスバープレート９をその上
端が上壁部７ｇの上面に一致するまで差込み、バスバー
プレート９の下部９ａを端子８のスリット溝８ｂに挿入
して圧接させる。この時、バスバープレート９の隙間７
に位置する部分を挿入用治具（図示せず）により図中下
向きに押すことにより、バスバープレート９を容易に所
望の位置まで差し込むことができる。上記のように本実
施例では、バスバープレート９をハウジング７のスリッ
ト孔７ｅ内に収容する構成としているため、従来のよう
なカバー４（図９参照）が不要となる。
スリット孔７ｅに上方からバスバープレート９をその上
端が上壁部７ｇの上面に一致するまで差込み、バスバー
プレート９の下部９ａを端子８のスリット溝８ｂに挿入
して圧接させる。この時、バスバープレート９の隙間７
に位置する部分を挿入用治具（図示せず）により図中下
向きに押すことにより、バスバープレート９を容易に所
望の位置まで差し込むことができる。上記のように本実
施例では、バスバープレート９をハウジング７のスリッ
ト孔７ｅ内に収容する構成としているため、従来のよう
なカバー４（図９参照）が不要となる。
【００１６】また、上記バスバープレート９の下部９ａ
をスリット溝８ｂに挿入した状態で、バスバープレート
９の上部９ｂはハウジング７の上壁部７ｇのスリット孔
７ｅに位置しており、バスバープレート９がスリット孔
７ｅに係止されるため、バスバープレート９は、端子８
の端子収容室７ａからの抜けを防止する役割を果たす。
即ち、第１実施例では、上記ランス部７ｃ及びバスバー
プレート９により端子８を二重係止する構成としてお
り、従来のようなリテーナー部１ｂ（図９参照）を別途
設ける必要がない。
をスリット溝８ｂに挿入した状態で、バスバープレート
９の上部９ｂはハウジング７の上壁部７ｇのスリット孔
７ｅに位置しており、バスバープレート９がスリット孔
７ｅに係止されるため、バスバープレート９は、端子８
の端子収容室７ａからの抜けを防止する役割を果たす。
即ち、第１実施例では、上記ランス部７ｃ及びバスバー
プレート９により端子８を二重係止する構成としてお
り、従来のようなリテーナー部１ｂ（図９参照）を別途
設ける必要がない。
【００１７】尚、図１から図４では、１枚のバスバープ
レート９により４個の端子を接続する構成としている
が、例えば、バスバープレート９を長手方向に２分割し
て、端子８を２個づつ接続することもできる。
レート９により４個の端子を接続する構成としている
が、例えば、バスバープレート９を長手方向に２分割し
て、端子８を２個づつ接続することもできる。
【００１８】次に、図５に示す本発明の第２実施例につ
いて説明する。第２実施例ジョイントコネクタ６Ｂで
は、上記ハウジング７の前方側上部を開口し、この開口
部分をカバー７ｋで開閉する構成としている。上記カバ
ー部７ｋには、後端に屈曲自在のヒンジ部７ｈを設ける
と共に、閉じ位置で上記ハウジング７のロック爪７ｉに
ロックされるロック孔７ｊを設けている。また、カバー
部７ｋには、上記端子８のスリット溝８ｂと対応する位
置にスリット孔７ｅを設けている。
いて説明する。第２実施例ジョイントコネクタ６Ｂで
は、上記ハウジング７の前方側上部を開口し、この開口
部分をカバー７ｋで開閉する構成としている。上記カバ
ー部７ｋには、後端に屈曲自在のヒンジ部７ｈを設ける
と共に、閉じ位置で上記ハウジング７のロック爪７ｉに
ロックされるロック孔７ｊを設けている。また、カバー
部７ｋには、上記端子８のスリット溝８ｂと対応する位
置にスリット孔７ｅを設けている。
【００１９】第２実施例の構成では、カバー部７ｋを開
いて、バスバープレート９の下部９ａを端子８のスリッ
ト溝８ｂに挿入し、その後、カバー部７ｋを閉じてロッ
ク孔７ｊをロック爪７ｉにロックすると、バスバープレ
ート９の上部９ｂがカバー部７ｋのスリット孔７ｅに差
込まれる。尚、カバー部７ｋを閉じた位置とした後、ス
リット孔７ｅに上方からバスバープレート９を差込むこ
とも可能である。
いて、バスバープレート９の下部９ａを端子８のスリッ
ト溝８ｂに挿入し、その後、カバー部７ｋを閉じてロッ
ク孔７ｊをロック爪７ｉにロックすると、バスバープレ
ート９の上部９ｂがカバー部７ｋのスリット孔７ｅに差
込まれる。尚、カバー部７ｋを閉じた位置とした後、ス
リット孔７ｅに上方からバスバープレート９を差込むこ
とも可能である。
【００２０】第２実施例のジョイントコネクタ６Ｂも、
上記した第１実施例と同様に、ハウジング７に設けたス
リット孔７ｅを介してバスバープレート９を端子８のス
リット溝８ｂに挿入する構成としているため、バスバー
用のカバーが不要であると共に、バスバープレート９が
端子８の抜け止めの役割を果たすため、二重係止用のリ
テーナ等を別途設ける必要がない。
上記した第１実施例と同様に、ハウジング７に設けたス
リット孔７ｅを介してバスバープレート９を端子８のス
リット溝８ｂに挿入する構成としているため、バスバー
用のカバーが不要であると共に、バスバープレート９が
端子８の抜け止めの役割を果たすため、二重係止用のリ
テーナ等を別途設ける必要がない。
【００２１】尚、第２実施例のその他の構成及び作用は
上記した第１実施例と同様であるので、同一の要素には
同一の符号を付して説明を省略する。
上記した第１実施例と同様であるので、同一の要素には
同一の符号を付して説明を省略する。
【００２２】図６に示す第３実施例に係るジョイントコ
ネクタ６Ｃでは、ハウジング７の前方側に設けた開口を
開閉するカバー部７ｋの前端をヒンジ部７ｈを介して連
結している。上記カバー部７ｋには、閉じ位置で上記ハ
ウジング７のロック爪７ｉにロックされるロック孔７ｊ
を設けている。また、カバー７ｋの内面側には、先端を
矢状に形成した片持ち梁状の止め腕部７ｍを設けてい
る。一方、バスバープレート９は長手方向に沿って、ほ
ぼ直角に屈曲しており、Ｌ字状を呈している。
ネクタ６Ｃでは、ハウジング７の前方側に設けた開口を
開閉するカバー部７ｋの前端をヒンジ部７ｈを介して連
結している。上記カバー部７ｋには、閉じ位置で上記ハ
ウジング７のロック爪７ｉにロックされるロック孔７ｊ
を設けている。また、カバー７ｋの内面側には、先端を
矢状に形成した片持ち梁状の止め腕部７ｍを設けてい
る。一方、バスバープレート９は長手方向に沿って、ほ
ぼ直角に屈曲しており、Ｌ字状を呈している。
【００２３】上記第３実施例では、カバー部７ｋを開い
て、バスバープレート９の下部９ａを端子８のスリット
溝８ｂに挿入し、その後、カバー部７ｋを閉じてロック
孔７ｊをロック爪７ｉにロックする。この時、上記のよ
うにＬ字状に屈曲したバスバープレート９の上部９ｂが
カバー部７ｋの内面と止め腕部７ｍの間に挟持され、よ
って、バスバープレート９はハウジング７のカバー部７
ｋに係止される。
て、バスバープレート９の下部９ａを端子８のスリット
溝８ｂに挿入し、その後、カバー部７ｋを閉じてロック
孔７ｊをロック爪７ｉにロックする。この時、上記のよ
うにＬ字状に屈曲したバスバープレート９の上部９ｂが
カバー部７ｋの内面と止め腕部７ｍの間に挟持され、よ
って、バスバープレート９はハウジング７のカバー部７
ｋに係止される。
【００２４】図７及び図８に示す第４実施例のジョイン
トコネクタ６Ｄでは、上記第２実施例から第３実施例と
同様に、ハウジング７の前方側を開口し、この開口した
部分を、カバー部７ｋにより開閉する構成としている。
カバー部７ｋは、一方の側端をヒンジ部７ｈでハウジン
グ７に連結すると共に、閉じ位置で上記ハウジング７の
ロック爪７ｉにロックされるロック孔７ｊを設けてい
る。
トコネクタ６Ｄでは、上記第２実施例から第３実施例と
同様に、ハウジング７の前方側を開口し、この開口した
部分を、カバー部７ｋにより開閉する構成としている。
カバー部７ｋは、一方の側端をヒンジ部７ｈでハウジン
グ７に連結すると共に、閉じ位置で上記ハウジング７の
ロック爪７ｉにロックされるロック孔７ｊを設けてい
る。
【００２５】また、第４実施例では、カバー部７ｋの左
右両側壁の内周面側に、バスバープレート９の上部９ｂ
を差込み係止する一対の係止用突起７ｎ，７ｎをそれぞ
れ設けている。更に、上記カバー部７ｋの内周面には、
ランス検出用リブ７ｐを幅方向全体にわたって突設して
いる。
右両側壁の内周面側に、バスバープレート９の上部９ｂ
を差込み係止する一対の係止用突起７ｎ，７ｎをそれぞ
れ設けている。更に、上記カバー部７ｋの内周面には、
ランス検出用リブ７ｐを幅方向全体にわたって突設して
いる。
【００２６】上記第４実施例の構成であれば、カバー部
７ｋを開いて、バスバープレート９の上部９ｂをカバー
部７ｋの係止用突起７ｍに係止し、その後、カバー部７
ｋを閉じると、バスバープレート９の下部９ａが端子８
のスリット溝８ｂに挿入されると共に、ロック孔７ｊが
ロック爪７ｉにロックされる。
７ｋを開いて、バスバープレート９の上部９ｂをカバー
部７ｋの係止用突起７ｍに係止し、その後、カバー部７
ｋを閉じると、バスバープレート９の下部９ａが端子８
のスリット溝８ｂに挿入されると共に、ロック孔７ｊが
ロック爪７ｉにロックされる。
【００２７】上記のようにカバー部７ｋを閉じる際に、
ある端子８と対応するランス部７ｃとが係合していない
場合、そのランス部７ｃの先端部分がハウジング７の外
側に位置する。そのため、カバー７ｋを閉じようとして
もランス検出用リブ７ｐがランス８の上面に当接して、
ロック孔７ｊをロック爪７ｉにロックすることができな
い。即ち、第４実施例では、上記ランス検出用リブ７ｐ
を設けたことにより、正しく収容されてない端子８が存
在することを検知することができる。
ある端子８と対応するランス部７ｃとが係合していない
場合、そのランス部７ｃの先端部分がハウジング７の外
側に位置する。そのため、カバー７ｋを閉じようとして
もランス検出用リブ７ｐがランス８の上面に当接して、
ロック孔７ｊをロック爪７ｉにロックすることができな
い。即ち、第４実施例では、上記ランス検出用リブ７ｐ
を設けたことにより、正しく収容されてない端子８が存
在することを検知することができる。
【００２８】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
のジョイントコネクタでは、ハウジングの端子収容室に
収容した端子のスリット溝にバスバープレートを直接挿
入して圧接する構成としているため、バスバー用のカバ
ーを廃止することができ、構成部品数を低減することが
できる。また、本発明では、上記端子のスリット溝に挿
入したバスバープレートをハウジングに係止する構成と
しているため、リテーナー等を設けることなく二重係止
構造とすることができ、ハウジングの構造を簡素化する
ことができる。更に、本発明ではバスバーをプレートタ
イプに簡素化できるため、上記ハウジング構造の簡素化
と併せて製造コストを大幅に低減をできると共に、組付
け性も良好になる等の種々の利点を有するものである。
のジョイントコネクタでは、ハウジングの端子収容室に
収容した端子のスリット溝にバスバープレートを直接挿
入して圧接する構成としているため、バスバー用のカバ
ーを廃止することができ、構成部品数を低減することが
できる。また、本発明では、上記端子のスリット溝に挿
入したバスバープレートをハウジングに係止する構成と
しているため、リテーナー等を設けることなく二重係止
構造とすることができ、ハウジングの構造を簡素化する
ことができる。更に、本発明ではバスバーをプレートタ
イプに簡素化できるため、上記ハウジング構造の簡素化
と併せて製造コストを大幅に低減をできると共に、組付
け性も良好になる等の種々の利点を有するものである。
【図１】 第１実施例のジョイントコネクタの斜視図で
ある。
ある。
【図２】 図１のジョイントコネクタの一部断面平面図
である。
である。
【図３】 図２の正面図である。
【図４】 図３のＡ−Ａ線断面図である
【図５】 第２実施例のジョイントコネクタの断面図で
ある。
ある。
【図６】 第３実施例のジョイントコネクタの斜視図で
ある。
ある。
【図７】 第４実施例のジョイントコネクタの正面図で
ある。
ある。
【図８】 図７のジョイントコネクタの斜視図である。
【図９】 従来のジョイントコネクタの斜視図である。
６Ａ〜６Ｄ ジョイントコネクタ ７ ハウジング ７ａ 端子収容室 ７ｂ 開口 ７ｃ ランス部 ７ｅ スリット孔 ８ 端子 ８ｂ スリット溝 ９ バスバープレート ９ａ 下部 ９ｂ 上部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01R 31/08 H01R 13/42
Claims (1)
- 【請求項１】 端子収容室を並列に設けたコネクタハウ
ジングに、これら端子収容室を端子挿入方向と直交する
方向に貫通すると共にコネクタハウジングの外面に開口
するスリット孔を備え、該スリット孔に長方形状の平板
からなるジョイント用のバスバープレートを挿入係止可
とし、 上記端子収容室内に、電線端末に接続されると共に挿入
方向と直交するスリット溝を有する端子を収容して、上
記スリット孔より挿入する上記バスバープレートを上記
各端子のスリット溝に嵌合して、これら端子をジョイン
トしていることを特徴とするジョイントコネクタ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4225675A JP2861661B2 (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | ジョイントコネクタ |
| US08/098,906 US5356302A (en) | 1992-08-25 | 1993-07-29 | Joint connector |
| EP93112286A EP0584582B1 (en) | 1992-08-25 | 1993-07-30 | Joint connector and plug fixation plate |
| DE69301642T DE69301642T2 (de) | 1992-08-25 | 1993-07-30 | Verbindungsstecker und Fixierungsplatte |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4225675A JP2861661B2 (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | ジョイントコネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0676899A JPH0676899A (ja) | 1994-03-18 |
| JP2861661B2 true JP2861661B2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=16833023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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