JP3362103B2 - ジョイントコネクタ - Google Patents

ジョイントコネクタ

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JP3362103B2
JP3362103B2 JP06106997A JP6106997A JP3362103B2 JP 3362103 B2 JP3362103 B2 JP 3362103B2 JP 06106997 A JP06106997 A JP 06106997A JP 6106997 A JP6106997 A JP 6106997A JP 3362103 B2 JP3362103 B2 JP 3362103B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車用ワ
イヤハ−ネスの分岐接続等に用いられるジョイントコネ
クタに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のジョイントコネクタとして、実
開昭56−115878号公報に開示されたものがあ
る。これを、図7〜図9によって具体的に説明すると、
図9に示すように、ジョイントコネクタ1は、ブスバ−
から成る左右上下各一対の雄端子3,3を備えた雌コネ
クタ2と、電線5を圧接接続した複数の雌端子6を備
え、雌コネクタ2の両側の開口部2a,2aにそれぞれ
嵌合される一対の雄コネクタ4,4とで構成されてい
る。図7,図8に示すように、各雄端子3には係合孔3
aを形成してあり、この係合孔3aを雌コネクタ2の端
子収容室2bに一体突出形成した各可撓性突起2cに係
止させている。また、雌コネクタ2の両側の開口部2
a,2aの各上壁中央には凹部2dをそれぞれ突出形成
してある。そして、この各凹部2c内に設けられた図示
しない係合部に各雄コネクタ4のロック片部4aの係止
爪4bをロックさせることにより、雌コネクタ2の両側
に一対の雄コネクタ4,4がそれぞれジョイントされる
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のジョイントコネクタ1は、雌コネクタ2と雄端子3
と一対の雄コネクタ4,4から構成され、少なくとも3
部品のコネクタハウジングが必要不可欠なため、部品点
数が多く、その分全体形状が大きくなって大型化すると
共に、組み立て作業性が悪くてコスト高になっていた。
【0004】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、部品点数を可及的に削減する
ことができ、全体の小型化及び低コスト化をより一段と
図ることができるジョイントコネクタを提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、両側
に連通する端子挿入口を有した筒状のハウジングと、こ
のハウジングの一方の側の端子挿入口より挿入される分
岐端子と、この分岐端子に圧接接続されるジョイント端
子とを備えたジョイントコネクタにおいて、前記分岐端
子の両側に分岐タブ部をそれぞれ設け、この一方の側の
分岐タブ部に一方のジョイント端子を圧接接続した前記
分岐端子を前記ハウジングの一方の側の端子挿入口より
挿入して、該一方のジョイント端子を前記ハウジングに
設けられた一方の側の係止部に係止自在にし、かつ前記
ハウジングの他方の側の端子挿入口より前記分岐端子の
他方の側の分岐タブ部に他方のジョイント端子を圧接接
続し、該他方のジョイント端子を前記ハウジングに設け
られた他方の側の係止部に係止自在にしたことを特徴と
する。
【0006】このジョイントコネクタでは、ハウジング
が1部品で済むため部品点数が削減でき、全体の小型化
及び低コスト化が図られる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1記載のジョイ
ントコネクタであって、前記一方の側の係止部を前記ハ
ウジングの内壁の一方の側の端子挿入口側に一体突出形
成されたストッパと係止突起とで構成する一方、前記他
方の側の係止部を前記ハウジングの内壁の他方の側の端
子挿入口側に一体突出形成されたストッパと係止突起と
で構成したことを特徴とする。
【0008】このジョイントコネクタでは、各ジョイン
ト端子が各係止部を成すストッパと係止突起間で確実に
保持される。
【0009】請求項3の発明は、請求項2記載のジョイ
ントコネクタであって、前記各係止突起の端子挿入口側
にテ−パ面を形成し、前記ストッパと係止突起間で前記
各ジョイント端子をそれぞれ保持したことを特徴とす
る。
【0010】このジョイントコネクタでは、各ジョイン
ト端子を各係止部を成すストッパと係止突起間に保持す
る際に、該係止突起のテ−パ面を介して各ジョイント端
子はストッパと係止突起間にスム−ズに挿入される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0012】図1は本発明の一実施形態のジョイントコ
ネクタを示す分解斜視図である。このジョイントコネク
タ10は、前後両側に連通する端子挿入口11a,11
bを有した合成樹脂製で四角筒状のハウジング11と、
このハウジング11の一方の側(図中右側)の端子挿入
口11aより挿入される雄型の分岐端子12と、この分
岐端子12に嵌合される雌型の各ジョイント端子13,
14とで構成されている。
【0013】図1〜図6に示すように、ハウジング11
の前後両側の端子挿入口11a,11bの高さはジョイ
ント端子13,14が隙間なく入る高さになって左右に
連通していると共に、各端子挿入口11a,11bの幅
はジョイント端子13,14が例えば4個並列に等間隔
へだてて配置できる大きさに形成してある。また、ハウ
ジング11の上,下壁の各ジョイント端子13,14に
対向する位置には長,短尺で矩形の金型抜き孔11c,
11dを複数形成してある。そして、一方の側の端子挿
入口11a側の各長尺の金型抜き孔11cを挟むように
してハウジング11の内壁にはストッパ11eと係止突
起11fをそれぞれ一体突出形成してある。これらスト
ッパ11eと係止突起11fとで一方の側の係止部11
Eが構成されている。また、他方の側(図中左側)の端
子挿入口11b側の各長尺の金型抜き孔11cを挟むよ
うにしてハウジング11の内壁にはストッパ11eと係
止突起11fをそれぞれ一体突出形成してある。これら
ストッパ11eと係止突起11fとで他方の側の係止部
11Fが構成されている。さらに、上記各係止突起11
fの各端子挿入口11a,11b側にはテ−パ面11g
をそれぞれ形成してある。
【0014】図1,図5に示すように、分岐端子12は
ブスバ−から成り、その前後両側には分岐タブ部12
a,12bをそれぞれ櫛歯状に一体突出形成してある。
この一方の側(図中右側)の各分岐タブ部12aに一方
のジョイント端子13を嵌合させた上記分岐端子12
は、ハウジング11の一方の側の端子挿入口11aから
挿入されるようになっている。この際に、上記一方のジ
ョイント端子13はハウジング11の一方の側の係止部
11Eのストッパ11eと係止突起11f間に係止保持
されるようになっている。また、ハウジング11の他方
の側の端子挿入口11bからは、上記分岐端子12の他
方の側(図中左側)の分岐タブ部12bに他方のジョイ
ント端子14が嵌合されるようになっている。この際
に、他方のジョイント端子14はハウジング11の他方
の側の係止部11Fのストッパ11eと係止突起11f
間に係止保持されるようになっている。
【0015】図1及び図5に示すように、各ジョイント
端子13,14は、分岐端子12の各分岐タブ部12
a,12bに嵌合(圧接接続)される一対の折曲バネ片
部13a,13a及び14a,14aと、電線15を圧
接接続する圧接部13b及び14bとを備えている。
【0016】以上実施形態のジョイントコネクタ10に
よれば、分岐端子12は、図1に示すように、その一方
の側の分岐タブ部12aに一方のジョイント端子13の
一対の折曲バネ片部13a,13aを嵌合させてからハ
ウジング11の一方の側の端子挿入口11aから挿入さ
れる。ハウジング11内に挿入された一方のジョイント
端子13はハウジング11内の一方の側の係止部11E
を成すストッパ11eと係止突起11f間によって保持
され、分岐端子12は一方のジョイント端子13の接圧
によって保持される。次に、ハウジング11の他方の側
の端子挿入口11bより他方のジョイント端子14を挿
入し、ハウジング11内に嵌合された上記分岐端子12
の他方の側の分岐タブ部12bに上記他方のジョイント
端子14の一対の折曲バネ片部14a,14aを嵌合さ
せる。この他方のジョイント端子14はハウジング11
内の他方の側の係止部11Fを成すストッパ11eと係
止突起11f間で保持される。各ジョイント端子13,
14は、使用状況によって必要な数だけ使うことができ
るため、無駄がない。
【0017】このように、ジョイントコネクタ10を、
ハウジング11と分岐端子12とジョイント端子13,
14とで構成したことにより、従来複数必要とされてい
たコネクタハウジングが1部品で済むため、その分部品
点数を削減することができ、全体の小型薄型化及び低コ
スト化をより一段と図ることができる。また、各ジョイ
ント端子13,14を各係止部11E,11Fを成すス
トッパ11eと係止突起11f間に保持する際に、該係
止突起11fのテ−パ面11gを介して各ジョイント端
子13,14をストッパ11eと係止突起11f間にス
ム−ズに挿入させることができ、この挿入後に各ジョイ
ント端子13,14は各係止部11E,11Fを成すス
トッパ11eと係止突起11f間で確実に保持される。
【0018】尚、前記実施形態によれば、ハウジングの
一方の端子挿入口から並列に4個のジョイント端子を収
納するようにしたが、ジョイント端子の収納個数は4個
以上でも4個以下でもよいことは勿論である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
ジョイントコネクタによれば、ハウジングが1部品で済
むためにその分部品点数を削減することができ、全体の
小型化及び低コスト化をより一段と図ることができる。
【0020】請求項2の発明のジョイントコネクタによ
れば、各ジョイント端子を各係止部を成すストッパと係
止突起間で確実に保持させることができる。
【0021】請求項3の発明のジョイントコネクタによ
れば、各ジョイント端子を各係止部を成すストッパと係
止突起間に保持する際に、係止突起のテ−パ面を介して
各ジョイント端子をストッパと係止突起間にスム−ズに
挿入させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のジョイントコネクタを示
す分解斜視図である。
【図2】上記ジョイントコネクタのハウジングの底面図
である。
【図3】上記ハウジングを図2中矢印Y方向から見た側
面図である。
【図4】図2中X−X線に沿う断面図である。
【図5】上記ジョイントコネクタのジョイント状態を示
す横断面図である。
【図6】上記ジョイントコネクタのジョイント状態を示
す縦断面図である。
【図7】従来例のジョイントコネクタの雌コネクタの分
解斜視図である。
【図8】上記従来例のジョイントコネクタの雌コネクタ
の断面図である。
【図9】上記従来例のジョイントコネクタの分解斜視図
である。
【符号の説明】
10 ジョイントコネクタ 11 ハウジング 11a 一方の側の端子挿入口 11b 他方の側の端子挿入口 11e ストッパ 11f 係止突起 11E 一方の側の係止部 11F 他方の側の係止部 11g テ−パ面 12 分岐端子 12a 一方の側の分岐タブ部 12b 他方の側の分岐タブ部 13 一方のジョイント端子 14 他方のジョイント端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−203636(JP,A) 特開 平6−68931(JP,A) 特開 平2−244577(JP,A) 実開 平6−26163(JP,U) 実開 平5−61972(JP,U) 実開 昭62−120287(JP,U) 実開 昭56−115878(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 31/08 H01R 13/42

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側に連通する端子挿入口を有した筒状
    のハウジングと、このハウジングの一方の側の端子挿入
    口より挿入される分岐端子と、この分岐端子に圧接接続
    されるジョイント端子とを備えたジョイントコネクタに
    おいて、 前記分岐端子の両側に分岐タブ部をそれぞれ設け、この
    一方の側の分岐タブ部に一方のジョイント端子を圧接接
    続した前記分岐端子を前記ハウジングの一方の側の端子
    挿入口より挿入して、該一方のジョイント端子を前記ハ
    ウジングに設けられた一方の側の係止部に係止自在に
    し、かつ前記ハウジングの他方の側の端子挿入口より前
    記分岐端子の他方の側の分岐タブ部に他方のジョイント
    端子を圧接接続し、該他方のジョイント端子を前記ハウ
    ジングに設けられた他方の側の係止部に係止自在にした
    ことを特徴とするジョイントコネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のジョイントコネクタであ
    って、 前記一方の側の係止部を前記ハウジングの内壁の一方の
    側の端子挿入口側に一体突出形成されたストッパと係止
    突起とで構成する一方、前記他方の側の係止部を前記ハ
    ウジングの内壁の他方の側の端子挿入口側に一体突出形
    成されたストッパと係止突起とで構成したことを特徴と
    するジョイントコネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のジョイントコネクタであ
    って、 前記各係止突起の端子挿入口側にテ−パ面を形成し、前
    記ストッパと係止突起間で前記各ジョイント端子をそれ
    ぞれ保持したことを特徴とするジョイントコネクタ。
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JP2011165474A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Autonetworks Technologies Ltd ワイヤハーネス接続用コネクタ
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