JP2003347003A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2003347003A
JP2003347003A JP2002157630A JP2002157630A JP2003347003A JP 2003347003 A JP2003347003 A JP 2003347003A JP 2002157630 A JP2002157630 A JP 2002157630A JP 2002157630 A JP2002157630 A JP 2002157630A JP 2003347003 A JP2003347003 A JP 2003347003A
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JP
Japan
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relay
electric component
connector
elastic
fitting
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JP2002157630A
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English (en)
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Hiroki Osawa
寛樹 大澤
Tomoaki Kajii
知昭 梶井
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きさが異なる電気部品を兼用して収容可能
なコネクタを提供する。 【解決手段】 コネクタ20は、雌端子を収容したハウ
ジング本体22の上面に、リレー10が嵌合される嵌合
凹部24が設けられる。嵌合凹部24の左右の内壁に
は、縦向きの円弧形をなす一対の弾性片32が、互い違
いに対向して一体形成される。リレー10は、その本体
部11の幅を大小異にした2種類が備えられる。リレー
10は、本体部11の幅に応じて弾性片32の弾性変形
量を変化させつつ、嵌合凹部24内に嵌合される。弾性
片32がリレー10の本体部11の寸法の相違を吸収す
るように機能し、大きさを異にする2種類のリレー10
を共用して嵌合することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リレー等の電気部
品が嵌合されるコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばリレー用コネクタは、端子金具を
収容してなるハウジングの前面に嵌合凹部が設けられた
構造であって、嵌合凹部内にリレーを嵌合することによ
り、リレーの端子をハウジング内の端子金具と接続する
ようにして用いられる。なお、このようなリレー用のコ
ネクタは、例えば特開平9−35605号公報に記載さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでリレーの中に
は、端子の配列は同じで、本体部の外形形状例えば幅の
みが大小異なっているものがある。しかるに従来のリレ
ー用コネクタでは、リレーをがたつきなく収容する等を
意図して、嵌合凹部はリレーの本体部が緊密に嵌合可能
な大きさに形成されていた。そのため、リレーの本体部
の大きさが異なれば、それに合った大きさの嵌合凹部を
持った専用のコネクタを製造しなければならないという
問題があった。本発明は上記のような事情に基づいて完
成されたものであって、その目的は、大きさが異なる電
気部品を兼用して収容可能なコネクタを提供するところ
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、リレー又はヒュー
ズ等の端子付きの電気部品が挿入されて嵌合する嵌合凹
部を有し、装備された端子金具と前記電気部品の端子と
の間の電気的接続を取ることに用いるコネクタであっ
て、前記嵌合凹部の内面には、前記電気部品が前記嵌合
凹部に嵌合された際に前記電気部品の外面に当接する弾
性片が一体形成されている構成としたところに特徴を有
する。請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおい
て、前記弾性片が対向した面に一対形成されているとこ
ろに特徴を有する。
【0005】請求項3の発明は、請求項2に記載のもの
において、前記一対の弾性片が正対した位置から前記電
気部品の挿入方向に対して直交する方向にずれた互い違
いの位置に形成されているところに特徴を有する。請求
項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記
載のものにおいて、前記弾性片が前記電気部品の挿入方
向に沿って両持ち状に形成されているところに特徴を有
する。
【0006】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>電気部品は
その外形の大きさに応じて弾性片の弾性変形量を変化さ
せつつ、嵌合凹部内に嵌合される。弾性片が電気部品の
外形寸法の相違を吸収するように機能し、大きさを異に
する複数種の電気部品を共用して嵌合凹部内に嵌合する
ことができる。その結果、コネクタの種類が大幅に削減
でき、製造コストの低減に寄与することができる。 <請求項2の発明>電気部品を一対の弾性片で両側から
挟んだ状態となるから、より安定して保持することがで
きる。
【0007】<請求項3の発明>一対の弾性片を互い違
いに配したことで、成形時の型抜き構造が簡単となり、
製造コストの低減にさらに寄与し得る。 <請求項4の発明>弾性片を両持ち状としたことでより
大きな弾発力が得られ、ひいては電気部品の保持力を高
めることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図6に基づいて説明する。この実施形態では、リ
レー用コネクタを例示している。リレー10は、図4に
示すように、短寸の角柱状をなす合成樹脂製の本体部1
1を有しており、その下面からは、タブ状をなすリレー
端子12が、図示5本所定の配列で突設されている。ま
た本実施形態では、リレー10として、図5に示すよう
に、本体部11の幅W1が大きい大型リレー10Lと、
図6に示すように、幅W2が小さい小型リレー10Sの
2種類が備えられている。
【0009】一方コネクタ20は、図1ないし図3に示
すように、合成樹脂製のハウジング21を有しており、
ブロック状のハウジング本体22の上面には、一回り大
きい長方形断面の角筒部23が形成され、この角筒部2
3内が、リレー10が嵌合される嵌合凹部24となって
いる。この嵌合凹部24は、リレー10の本体部11の
背よりも大きい深さを持っているとともに、正面から見
た横幅は、大型リレー10Lの本体部11の横幅W1よ
りもさらに大きい寸法に設定され、また奥行寸法は、リ
レー10の本体部11が奥行き方向においてほぼ緊密に
嵌まる寸法に設定されている。
【0010】ハウジング本体22内には、上下方向を向
いた図示5本のキャビティ26が、リレー端子12と対
応した配列で形成され、上端の端子挿入口27が嵌合凹
部24の底面に開口し、リレー端子12が挿入可能とな
っている。また、各リレー端子12と接続可能な雌端子
28が備えられて電線29の端末に圧着されており、各
雌端子28が対応するキャビティ26内に下方から挿入
され、キャビティ26の側壁に設けられたランス30に
より係止されて抜け止め状態で収容されるようになって
いる。
【0011】さて、嵌合凹部24における正面から見た
左右の内壁には、一対の弾性片32が一体的に形成され
ている。この弾性片32は縦長であって、内方に向けて
膨出した円弧状に形成されており、上下両端がそれぞれ
内壁に連結された両持ち状となっている。また、左右の
弾性片32は、図3に示すように、奥行方向において正
対せずに互い違いの位置に形成されている。これによ
り、両弾性片32を成形型内で形成する場合に、同図の
左右方向の抜き型のみで形成することができる。それに
伴い各弾性片32と正対した壁面には、図2に示すよう
に、弾性片32の形成領域とほぼ対応した面積で抜き孔
33が形成されている。
【0012】ここで、図1に示すように、自然状態にお
ける両弾性片32の突出端の間の間隔Sが、小型リレー
10Sの横幅W2よりもさらに小さい寸法を取るように
設定されている。なお、嵌合凹部24の手前側と奥側の
壁面には、ロック片35が対向して形成されている。ロ
ック片35は両側にスリット37が入れられることで立
ち上がって形成され、上端側が嵌合凹部24の内外に撓
み変形可能となっており、その上端部の内面に、リレー
10の本体部11の上面に係止可能な係止鈎36が形成
されている。
【0013】続いて、本実施形態の作用を説明する。リ
レー10は、図4の矢線に示すように、コネクタ20の
嵌合凹部24内に上方から挿入される。リレー10は、
ロック片35を外方に向けて撓み変形させつつ、両弾性
片32の間に割って入るようにして押し込まれ、ここ
で、リレー10が横幅の大きい大型リレー10Lである
と、図5に示すように、弾性片32を扁平に大きく撓み
変形させつつ押し込まれる。正規位置まで押し込まれる
と、ロック片35が復元変形して係止鈎36が大型リレ
ー10Lの本体部11の上面に係止し、抜け止めされ
る。それとともに、両弾性片32が弾発力で本体部11
を左右両側から挟むことで、大型リレー10Lは嵌合凹
部24内の定位置で強固に保持される。この間に、リレ
ー端子12は端子挿入口27から対応するキャビティ2
6内に進入し、その中に収容された雌端子28と接続さ
れる。
【0014】一方、リレー10が横幅の小さい小型リレ
ー10Sの場合も、図6に示すように、弾性片32の撓
み変形量が小さくなるだけで同様に押し込まれる。そし
て正規位置まで押し込まれると、ロック片35により抜
け止めされ、また両弾性片32で左右両側から弾性的に
挟まれることで嵌合凹部24内の定位置に強固に保持さ
れ、同じくリレー端子12が対応するキャビティ26内
に進入して雌端子28と正規に接続される。
【0015】以上説明したように本実施形態のコネクタ
20によれば、弾性片32がリレー10の本体部11の
横幅寸法の相違を吸収するように機能し、横幅寸法の異
なる2種類のリレー10L,10Sを共用して嵌合凹部
24内に嵌合することができる。その結果、コネクタ2
0自体の種類を削減でき、製造コストの低減に寄与する
ことができる。特に、一対の弾性片32でリレー10の
本体部11を左右両側から挟むようにしたから、リレー
10が嵌合凹部24内で安定して保持される。
【0016】さらに、一対の弾性片32を互い違いに配
したことで、成形時の型抜き構造が簡単となり、製造コ
ストの低減にさらに寄与し得る。また、弾性片32を両
持ち状としたことでより大きな弾発力が得られ、ひいて
はリレー10の保持力を高めることができる。
【0017】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)弾性片は、片持ち状に設けられていてもよい。 (2)コネクタは、ジャンクションボックス(J/B)
等とは別体に形成されて後付けされるもの、あるいはJ
/Bから直に突設されたもののいずれであってもよい。 (3)また本発明は、ヒューズ等の他の電気部品が嵌合
されるコネクタ全般に適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコネクタの一部切欠
正面図
【図2】その側面図
【図3】図1のX−X線断面図
【図4】リレーの嵌合動作を示す一部切欠正面図
【図5】大型リレーが嵌合された状態の一部切欠正面図
【図6】小型リレーが嵌合された状態の一部切欠正面図
【符号の説明】
10…リレー 10L…大型リレー 10S…小型リレー 11…本体部 12…リレー端子 20…コネクタ 22…ハウジング本体 24…嵌合凹部 28…雌端子(端子金具) 32…弾性片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梶井 知昭 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 5E024 CA21

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リレー又はヒューズ等の端子付きの電気
    部品が挿入されて嵌合する嵌合凹部を有し、装備された
    端子金具と前記電気部品の端子との間の電気的接続を取
    ることに用いるコネクタであって、 前記嵌合凹部の内面には、前記電気部品が前記嵌合凹部
    に嵌合された際に前記電気部品の外面に当接する弾性片
    が一体形成されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記弾性片が対向した面に一対形成され
    ていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記一対の弾性片が正対した位置から前
    記電気部品の挿入方向に対して直交する方向にずれた互
    い違いの位置に形成されていることを特徴とする請求項
    2記載のコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記弾性片が前記電気部品の挿入方向に
    沿って両持ち状に形成されていることを特徴とする請求
    項1ないし請求項3のいずれかに記載のコネクタ。
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