JP2000003754A - 防水コネクタ - Google Patents

防水コネクタ

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JP2000003754A
JP2000003754A JP10165552A JP16555298A JP2000003754A JP 2000003754 A JP2000003754 A JP 2000003754A JP 10165552 A JP10165552 A JP 10165552A JP 16555298 A JP16555298 A JP 16555298A JP 2000003754 A JP2000003754 A JP 2000003754A
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electric wire
insertion hole
housing
rubber
rubber plug
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JP10165552A
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Takao Murakami
孝夫 村上
Masaru Fukuda
優 福田
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/502Bases; Cases composed of different pieces
    • H01R13/506Bases; Cases composed of different pieces assembled by snap action of the parts
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5205Sealing means between cable and housing, e.g. grommet
    • H01R13/5208Sealing means between cable and housing, e.g. grommet having at least two cable receiving openings

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダミー栓を不要として部品点数を削減するこ
とができ、全体の低コスト化を図ることができる多極の
防水コネクタを提供する。 【解決手段】 コネクタハウジング11に複数の端子収
容室13を形成すると共に、コネクタハウジング11の
各端子収容室13に対向する位置にゴム栓収容凹部18
を形成し、このゴム栓収容凹部18に電線挿通孔17を
有したゴム栓16を圧入により収容自在にすると共に、
各端子収容室13に電線30を接続した端子14を収容
自在にして、各端子収容室13と電線30とをゴム栓1
6でシール自在にした防水コネクタ10において、ゴム
栓収容凹部18にゴム栓16を圧入により収容する際に
ゴム栓16の電線挿通孔17を閉塞自在にし、このゴム
栓16の電線挿通孔17に環状凹部17aと環状凸部1
7bを交互にそれぞれ一体形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタハウジン
グと端子を接続した複数の電線との防水性を向上させ、
ダミー栓を不要とした多極の防水コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の防水コネクタ用のダミー栓とし
て、図3及び図4に示す実開昭62−188069号公
報に開示されたものや、図5及び図6に示す特開平7−
122331号公報に開示されたものがある。
【0003】図3,図4に示す防水コネクタ用のダミー
栓Aは、棒状部5aと円盤状の段差部5bを有した合成
樹脂製のピン5と、このピン5の棒状部5aに嵌合され
る環状のゴム栓6から構成されている。また、防水コネ
クタのコネクタハウジング1には複数の端子収容孔2を
形成してあり、この各端子収容孔2には電線3を接続し
た雌端子4がランス(可撓性係止腕)1aにより係止さ
れて収容されるようになっている。
【0004】そして、図4に示すように、防水コネクタ
のコネクタハウジング1の使用しない空の端子収容孔2
の基端側にダミー栓Aを嵌め込み、端子収容孔2への外
部からの水の浸入を防ぐようになっている。
【0005】図5,図6に示す防水コネクタ用のダミー
栓Bは、防水コネクタのコネクタハウジング1′に形成
された複数の端子収容孔2のうちの雌端子が挿着されな
い空の端子収容孔2に嵌め込まれる電線シール用のゴム
栓7と、このゴム栓7の電線挿通孔7aに挿入される電
線3の径と同径の軸部8aを有した合成樹脂製のリヤホ
ルダー8から構成されている。
【0006】そして、図6に示すように、リヤホルダー
8の枠状のロック部8bとコネクタハウジング1′との
係合によりダミー栓Bがコネクタハウジング1′の使用
しない空の端子収容孔2に嵌合されて係止され、端子収
容孔2への外部からの水の浸入を防ぐようになってい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の各防水コネ
クタのコネクタハウジング1,1′は複数の端子収容孔
2を有するが、オプション回路の改良や廃止(即ちワイ
ヤハーネス回路のバリエーションの共用)等により未使
用の端子収容孔2が発生するため、ダミー栓Aやダミー
栓Bのリヤホルダー8が必要不可欠となり、その分部品
点数が増えてコスト高であった。
【0008】また、各防水コネクタの用途等のバリエー
ションの多様化により、コネクタハウジング1,1′の
未使用の端子収容孔2を使用するように変更した場合、
部品を取り換えない限り対処することができなかった。
【0009】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、ダミー栓を不要として部品点
数を削減することができ、全体の低コスト化を図ること
ができる多極の防水コネクタを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、コネ
クタハウジングに複数の端子収容室を形成すると共に、
該コネクタハウジングの各端子収容室に対向する位置に
ゴム栓収容凹部を形成し、このゴム栓収容凹部に電線挿
通孔を有したゴム栓を圧入により収容自在にすると共
に、前記各端子収容室に電線を接続した端子を収容自在
にして、前記各端子収容室と前記電線とを前記ゴム栓で
シール自在にした防水コネクタにおいて、前記ゴム栓収
容凹部に前記ゴム栓を圧入により収容する際に該ゴム栓
の電線挿通孔を閉塞自在にしたことを特徴とする。
【0011】この防水コネクタでは、ダミー栓が不要と
なるため、その分部品点数が削減されて低コスト化が図
られる。また、電線が挿通されないゴム栓の電線挿通孔
はゴム栓収容凹部への該ゴム栓の圧入により閉塞される
ため、外部からの水の浸入が防止されてゴム栓の防水性
が容易かつ確実に確保される。
【0012】請求項2の発明は、請求項1記載の防水コ
ネクタであって、前記ゴム栓の電線挿通孔に環状凹部と
環状凸部を交互に一体形成し、前記ゴム栓収容凹部に前
記ゴム栓を圧入により収容する際に前記電線挿通孔の環
状凸部を閉塞自在にすると共に、前記電線挿通孔に前記
電線を挿通する際に該電線挿通孔の環状凹部の案内によ
り前記環状凸部を拡開(押し広げ)自在にしたことを特
徴とする。
【0013】この防水コネクタでは、後からコネクタハ
ウジングに対する電線の配索経路に変更があっても、ゴ
ム栓の電線挿通孔の環状凹部が電線を該電線挿通孔に挿
通する際の案内となるため、電線をゴム栓の電線挿通孔
に簡単に挿通させて部品を交換することなく簡単に対処
することができ、防水コネクタの用途等がより一段と多
様化する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0015】図1(a)は本発明の一実施形態の防水コ
ネクタを示す断面図、図1(b)は同防水コネクタに用
いられるゴム栓の斜視図、図2(a)は同防水コネクタ
のゴム栓収容凹部にゴム栓を収容する前の状態を示す部
分拡大断面図、図2(b)は同ゴム栓を収容した状態を
示す部分拡大断面図、図2(c)は同ゴム栓の電線挿通
孔に電線を貫通させる前の状態を示す部分拡大断面図、
図2(d)は同電線の貫通状態を示す部分拡大断面図で
ある。
【0016】図1(a)に示すように、防水コネクタ1
0のコネクタハウジング11は、複数の端子収容室13
を一体形成した合成樹脂製のインナハウジング12と、
このインナハウジング12を内部に嵌め込む合成樹脂製
のアウタハウジング15と、これらインナハウジング1
2とアウタハウジング15との間に介在され、該インナ
ハウジング12の各端子収容室13に収容された雌端子
(端子)14を保持する合成樹脂製のスペーサ21とで
構成されている。
【0017】図1(a)に示すように、インナハウジン
グ12は上下面の後側がそれぞれ開口した箱部12aを
有していて、中央の水平壁12bと仕切壁を兼ねた上下
の図示しない各垂直側壁とで形成される空間内に上記各
端子収容室13を形成してある。そして、この各端子収
容室13内に雌端子14が収容されるようになってい
る。尚、インナハウジング12の箱部12aの前壁の各
端子収容室13に対向する位置には図示しない相手側コ
ネクタの雄端子が挿通する矩形の挿通孔12cを形成し
てある。さらに、雌端子14の箱部14aの後部の両側
板部には各一対の圧接刃14b,14bを折り曲げ形成
してある。
【0018】アウタハウジング15は、略四角筒状の内
壁部15aと、この内壁部15aを内包する略四角筒状
の外壁部15bと、これら内,外壁部15a,15bの
後部を連結した底壁部(一壁部)15cとで正面側が開
口した二重の箱状になっている。この底壁部15cの中
央は厚肉になっていて、その厚肉部の前側の各端子収容
室13に対向する位置には、防水ゴム栓16が圧入等に
より収容される大径で断面円形のゴム栓収容凹部18を
それぞれ形成してあると共に、該厚肉部の後側には電線
30が貫通する小径で断面円形の電線挿通孔19を対応
するゴム栓収容凹部18に連通するようにそれぞれ形成
してある。
【0019】また、アウタハウジング15の内壁部15
aの上下壁の前側中央には、インナハウジング12の箱
部12aの上下面の図示しない各係止爪が係脱される矩
形の係止孔(係止部)15dをそれぞれ形成してある。
さらに、アウタハウジング15の内壁部15aの外面側
の奥には、環状でゴム製の防水パッキン20を受けるV
字状のパッキン受部15eを一体突出形成してある。
【0020】図1(a),(b)及び図2(a)〜図2
(d)に示すように、防水ゴム栓16は内,外周面がそ
れぞれ凹凸状の略円筒状になっていて、内部に電線30
が隙間なく貫通される電線貫通孔17を有している。詳
述すると、ゴム栓16の電線挿通孔17には断面谷状の
環状凹部17aと断面山状の環状凸部17bとを交互に
一体形成してあり、該ゴム栓16をアウタハウジング1
5のゴム栓収容凹部18に圧入により収容するとゴム栓
16の電線挿通孔17の一対の環状凸部17b,17b
がそれぞれ閉塞するように圧縮代等を設定してある(例
えばゴム栓16の各環状凸部17bの厚みをH、ゴム栓
収容凹部18の径をDとするとH≧D)。即ち、図2
(a),(b)に示すように、アウタハウジング15の
ゴム栓収容凹部18にゴム栓16を圧入により収容する
と、該ゴム栓16の電線挿通孔17の一対の環状凸部1
7b,17bがそれぞれ閉塞されるようになっていると
共に、図2(c),(d)に示すように、ゴム栓16の
電線挿通孔17に電線30を挿通する際には該電線挿通
孔17の開口端入口側で逆円錐状の環状凹部17aの逆
円錐面の案内により上記各環状凸部17b側が拡開され
る(押し広げられる)ようになっている。
【0021】尚、防水ゴム栓16の外周面の両端側には
円錐面(テーパ面)16a,16aを形成してあると共
に、中央には断面V字状の凹部16bを形成してある。
また、ゴム栓収容凹部18の入口側には逆円錐面(テー
パ面)18aを形成してある。
【0022】図1(a)に示すように、スペーサ21
は、アウタハウジング15の内壁部15aの内面側に嵌
合される略四角筒状の胴体部21aと、この胴体部21
aの前端より後方に折れ曲がるように一体形成され、ア
ウタハウジング15の内壁部15aの外面側に嵌合され
る略四角筒状の鍔部21bと、上記胴体部21aの底壁
部(一壁部)21cとで正面側が開口した箱状になって
いる。
【0023】そして、スペーサ21の胴体部21aの内
部にインナハウジング12の箱部12aが嵌合されるよ
うになっている。このスペーサ21の胴体部21aの上
下壁の内面にはインナハウジング12の箱部12aの後
端縁及び各端子収容室13に収容された雌端子14の箱
部14aの後端縁をそれぞれ係止するリブ状で端子脱落
防止用の図示しない突起をそれぞれ一体突出形成してあ
る。また、スペーサ21の胴体部21aの上下壁の外面
側には、アウタハウジング15の各係止孔15dに係脱
される係止爪(係止部)22を一体突出形成してある。
さらに、スペーサ21の鍔部21bの先端部は、アウタ
ハウジング15への嵌合完了時に該アウタハウジング1
5の内壁部15aのパッキン受部15eに係止したパッ
キン20を保持するようになっている。
【0024】また、スペーサ21の底壁部21cのアウ
タハウジング15の各電線挿通孔19に対向する位置に
は電線挿通孔23をそれぞれ形成してある。さらに、ス
ペーサ21の底壁部21cは、アウタハウジング15へ
の嵌合完了時に該アウタハウジング15の底壁部15c
の各ゴム栓収容凹部18に挿入されたゴム栓16を抜け
止め自在に保持するようになっている。そして、図1
(a)に示すように、アウタハウジング15の各電線挿
通孔19と各ゴム栓16の電線挿通孔17及びスペーサ
21の各電線挿通孔23を貫通した各電線30は、イン
ナハウジング12の各端子収容室13に収容された各雌
端子14の一対の圧接刃14b,14b間に圧接接続さ
れ、各端子収容室13と各電線30とは各ゴム栓16及
びパッキン20によりそれぞれシールされるようになっ
ている。
【0025】以上実施形態の防水コネクタ10を組み付
ける場合には、まず、図2(a)に示すように、コネク
タハウジング11の外側を成すアウタハウジング15の
底壁部15cの内側の各ゴム栓収容凹部18にコネクタ
ハウジング嵌合方向よりゴム栓16をそれぞれ挿入して
セットすると共に、パッキン20をアウタハウジング1
5の内壁部15aのパッキン受部15eに挿入してセッ
トする。その後で、アウタハウジング15の内壁部15
aにスペーサ21の胴体部21aを嵌め込み、アウタハ
ウジング15の内壁部15aの各係止孔15dにスペー
サ21の胴体部21aの各係止爪22を係止させる。こ
のアウタハウジング15の内壁部15aの各係止孔15
dとスペーサ21の胴体部21aの各係止爪22との係
止により、アウタハウジング15の底壁部15cにより
各ゴム栓16が抜け止めされて脱落が確実に防止される
と共に、スペーサ21の鍔部21bの斜めの先端により
パッキン20が抜け止めされ、コネクタハウジング全体
の防水性がより一段と向上する。
【0026】次に、図2(c),(d)に示すように、
アウタハウジング15の底壁部15cの各電線挿通孔1
9より各ゴム栓16とスペーサ21の底壁部21cの各
電線挿通孔17,23に電線30を外側からそれぞれ貫
通させ、各電線30をコネクタハウジング11の内側を
成すインナハウジング12の各端子収容室13に収容し
た雌端子14の一対の圧接刃14b,14bに圧接接続
させる。次に、スペーサ21の胴体部21a内にインナ
ハウジング12を嵌め込み、アウタハウジング15の内
壁部15aの各係止孔15dにインナハウジング12の
箱部12aの図示しない各係止爪を係止させることによ
り、防水コネクタ10の組み付けが完了する。
【0027】この際、防水コネクタ10の用途等のバリ
エーションの多様化やワイヤハーネス回路のバリエーシ
ョンを共用するために、電線30が不要な箇所(電線3
0の配索が不要な箇所)が発生するが、インナハウジン
グ12の各端子収容室13には雌端子14が予め収容さ
れていると共に、アウタハウジング15の各ゴム栓収容
凹部18にもゴム栓16が予め挿入されているため、電
線30が配索されないゴム栓16の電線挿通孔17より
水が浸入する虞がある。しかし、図2(b)に示すよう
に、電線30の不要部分のアウタハウジング15のゴム
栓収容凹部18に圧入されたゴム栓16の電線挿通孔1
8はその各環状凸部17bがそれぞれ閉塞されているた
め、該閉塞された各環状凸部17bにより外部からの水
の浸入が確実に防止され、電線30が配索されないゴム
栓16の防水性を確実に確保することができる。
【0028】また、コネクタハウジング11に対する電
線30の配索経路に変更(例えば、電線30の配索不要
部分に電線30を配索する変更)があっても、図2
(c)に示すように、ゴム栓16の電線挿通孔17の開
口端入口側で逆円錐状の環状凹部17bが電線30を該
電線挿通孔17に挿通する際の案内となり、電線30を
ゴム栓16の電線挿通孔17に簡単に挿通させて部品を
交換することなく簡単に対処することができると共に、
ゴム栓16の防水性を容易かつ確実に確保することがで
き、防水コネクタ10の用途等の多様化をより一段と図
ることができる。
【0029】このように、アウタハウジング15のゴム
栓収容凹部18にゴム栓16を圧入により収容する際に
電線挿通孔17の各環状凸部17bが閉塞されると共
に、電線挿通孔17に電線30を挿通する際に該電線挿
通孔17の開口端入口側で逆円錐状の環環状凹部17a
の案内により上記各環状凸部17bが押し広げられるよ
うにしたので、従来のようなダミー栓が不要となり、そ
の分部品点数を削減することができて低コスト化をより
一段と図ることができる。特に、従来のようなダミー栓
が不要となるため、通常のゴム栓16を使用することが
でき、新たな金型代や部品管理費用がかからず、この点
からも低コスト化を図ることができる。また、インナハ
ウジング12とアウタハウジング15との間に介在され
るスペーサ21により各ゴム栓16が保持されるため、
各ゴム栓16の脱落を確実に防止することができ、防水
の信頼性をより一段と向上させることができる。
【0030】尚、前記実施形態によれば、圧接端子に電
線を圧接接続する場合について説明したが、端子は圧接
端子に限らず、圧着端子に電線を圧着接続する場合にも
前記実施形態を適用できることは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、ダミー栓が不要となるため、その分部品点数を
削減することができて低コスト化を図ることができる。
また、電線を挿通しないゴム栓の電線挿通孔がゴム栓収
容凹部への該ゴム栓の圧入により閉塞されるため、外部
からの水の浸入を防止することができてゴム栓の防水性
を容易かつ確実に確保することができる。
【0032】請求項2の発明によれば、後からコネクタ
ハウジングに対する電線の配索経路に変更があっても、
ゴム栓の電線挿通孔の環状凹部が電線を該電線挿通孔に
挿通する際の案内となるため、電線をゴム栓の電線挿通
孔に簡単に挿通させて部品を交換することなく対処する
ことができ、防水コネクタの用途等を多様化することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施形態の防水コネクタを
示す断面図、(b)は同防水コネクタに用いられるゴム
栓の斜視図である。
【図2】(a)は上記防水コネクタのゴム栓収容凹部に
ゴム栓を収容する前の状態を示す部分拡大断面図、
(b)は同ゴム栓を収容した状態を示す部分拡大断面
図、(c)は同ゴム栓の電線挿通孔に電線を貫通させる
前の状態を示す部分拡大断面図、(d)は同電線の貫通
状態を示す部分拡大断面図である。
【図3】従来例の防水コネクタ用のダミー栓の斜視図で
ある。
【図4】上記従来例のダミー栓を用いた防水コネクタの
断面図である。
【図5】他の従来例の防水コネクタ用のダミー栓の分解
斜視図である。
【図6】上記他の従来例のダミー栓を用いた防水コネク
タを一部断面で示す側面図である。
【符号の説明】
10 防水コネクタ 11 コネクタハウジング 13 端子収容室 14 雌端子(端子) 16 ゴム栓 17 電線挿通孔 17a 環状凹部 17b 環状凸部 18 ゴム栓収容凹部 30 電線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングに複数の端子収容室
    を形成すると共に、該コネクタハウジングの各端子収容
    室に対向する位置にゴム栓収容凹部を形成し、このゴム
    栓収容凹部に電線挿通孔を有したゴム栓を圧入により収
    容自在にすると共に、前記各端子収容室に電線を接続し
    た端子を収容自在にして、前記各端子収容室と前記電線
    とを前記ゴム栓でシール自在にした防水コネクタにおい
    て、前記ゴム栓収容凹部に前記ゴム栓を圧入により収容
    する際に該ゴム栓の電線挿通孔を閉塞自在にしたことを
    特徴とする防水コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の防水コネクタであって、 前記ゴム栓の電線挿通孔に環状凹部と環状凸部を交互に
    一体形成し、前記ゴム栓収容凹部に前記ゴム栓を圧入に
    より収容する際に前記電線挿通孔の環状凸部を閉塞自在
    にすると共に、前記電線挿通孔に前記電線を挿通する際
    に該電線挿通孔の環状凹部の案内により前記環状凸部を
    拡開自在にしたことを特徴とする防水コネクタ。
JP10165552A 1998-06-12 1998-06-12 防水コネクタ Pending JP2000003754A (ja)

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