JP5394821B2 - 防水栓、及び、該防水栓を有するコネクタ - Google Patents

防水栓、及び、該防水栓を有するコネクタ Download PDF

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Description

本発明は、電線の外周に取り付けられるとともにコネクタハウジングの端子収容室内に詰め込まれる防水栓、及び、該防水栓を有するコネクタに関するものである。
上記コネクタ210は、図6に示すように、一端部に相手側部材9に接続される電気接続部252が設けられ、他端部に電線206の端末が接続される電線接続部255が設けられた端子金具205と、この端子金具205及び該端子金具205に接続された電線206を収容する端子収容室241を有するコネクタハウジング204と、電線206の外周に取り付けられるとともに端子収容室241内に詰め込まれて、電線206の外周と端子収容室241の内面との間を水密に保つ防水栓201と、を有している(例えば特許文献1を参照。)。
上記相手側部材9は、例えば、電子機器の端子をなしており、導電性金属により平板状に形成された板部90に丸穴91が設けられた構成の接続部92を有している。この接続部92は、前記電子機器の筐体内に設けられた受け台8に重ねられ、ボルト11及びナット12によって受け台8に固定される。また、ボルト11は、予め受け台8に取り付けられており、丸穴91内を通される。また、図6中の矢印Yは、ボルト11及びナット12、即ち締結部材、の締結方向を示している。また、図6中の矢印Xは、矢印Yと直交する方向を示している。
上記電気接続部252は、導電性金属により平板状に形成された板部250に丸穴251が設けられた構成である。この電気接続部252は、ボルト11を丸穴251内に通す格好で受け台8及び相手側部材9の接続部92に重ねられ、ボルト11とナット12とによって固定されることで接続部92に接続される。
上記電線接続部255は、板部250から矢印X方向に沿って連続した平板状の載置部253と、載置部253の端部から立設し、載置部253の表面上に位置付けられた電線206の芯線を圧着する圧着片254と、を有している。また、電線206は、その端末において、絶縁外皮が皮剥き処理されて前記芯線が露出している。
上記防水栓201は、ゴム製の防水部203と、防水部203と一体に形成された合成樹脂製の樹脂部202と、を有している。前記防水部203は、内側に電線206が通される円筒状の本体部230と、本体部230の外周から突出し、端子収容室241の内面に密着する円環状の複数の外周リップ231と、本体部230の内周から突出し、電線206の外周に密着する円環状の複数の内周リップ232と、を有している。また、図6中の一点鎖線は、内周リップ232が弾性変形していない状態を示している。図6中の一点鎖線で示すように、複数の内周リップ232は、本体部230の内周からの突出量が互いに等しく形成されている。前記樹脂部202は、円筒状に形成され、本体部230の内部に埋設されている。この樹脂部202は、防水部203の経年変化による変形防止や防水部203の剛性向上のために設けられている。
このような構成のコネクタ210は、防水栓201が電線206の外周に取り付けられた後に、この電線206の端末に端子金具205の電線接続部255が接続され、そして、これら端子金具205、電線206、防水栓201がコネクタハウジング204の端子収容室241内に収容されて組み立てられる。また、防水栓201は、外周リップ231が端子収容室241の内面に当接して潰れることで該内面との間を水密に保ち、内周リップ232が電線206の外周に当接して潰れることで該電線206との間を水密に保つ。
また、上記コネクタ210は、端子金具205の電気接続部252がボルト11及びナット12によって固定される際に、端子金具205及び電線206が、ボルト11及びナット12の締結方向、即ち矢印Y方向、に沿って1mm程度移動するので、端子収容室241の矢印Y方向の寸法が、前述した端子金具205及び電線206の移動分を含んだ寸法とされている。さらに、前述した防水栓201は、前述した防水の役割以外に、端子金具205及び電線206のがたつきを防止する役割も果たしている。
特開2006−32199号公報
しかしながら、前述した従来の防水栓201を有するコネクタ210は、以下に示す問題があった。即ち、端子金具205に接続された電線206は、端子金具205の電気接続部252がボルト11及びナット12によって固定される際に、ボルト11及びナット12の締結方向に沿って移動するので、この電線206と防水栓201とのシール性が低下しないようにするためには、内周リップ232の本体部230の内周からの突出量を大きくして、当該内周リップ232の潰れ代を大きく設定する必要がある。しかし、全ての内周リップ232の突出量を大きくすると、防水栓201を電線206の外周に取り付ける際の摩擦、即ち挿入力、が非常に高くなるために、この防水栓201の電線206への取り付け作業が困難になってしまうという問題があった。また、全ての内周リップ232の突出量を大きくすると、内周リップ232の電線206への接触圧が高くなりすぎるために、電線206が端子金具205の移動に追従し難く、そのために、電線206及び端子金具205に応力が生じてしまうという問題があった。
そこで、本発明は、上記のような問題点に着目し、シール性が高く、かつ、容易に電線の外周に取り付けることができる防水栓、及び、該防水栓を有するコネクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載された発明は、一端部に、相手側部材に重ねられて締結部材によって固定されることで前記相手側部材に接続される電気接続部が設けられ、他端部に、電線の端末が接続される電線接続部が設けられた端子金具と、前記端子金具及び該端子金具に接続された前記電線を、前記締結部材の締結方向と平行な前記電線の径方向に沿って移動自在に収容する端子収容室を有するコネクタハウジングと、を有するコネクタの前記電線の外周に取り付けられるとともに前記端子収容室内に詰め込まれて、前記電線の外周と前記端子収容室の内面との間を水密に保つ防水栓であって、内側に前記電線が通される円筒状の本体部と、前記本体部の外周から突出し、前記端子収容室の内面に密着する円環状の外周リップと、前記本体部の内周から突出し、前記電線の外周に密着する円環状の複数の内周リップと、を有する弾性材料で構成された防水部と、合成樹脂で構成され、かつ、前記防水部と一体に形成された樹脂部と、を有し、前記複数の内周リップのうち、最も前記端子金具寄りの位置に位置する内周リップが、他の内周リップよりも前記本体部の内周からの突出量が小さく形成されていることを特徴とする防水栓である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、記樹脂部が、内側に前記電線が通され前記本体部と同軸上に配置された円筒状の円筒部と、前記円筒部の内周から突出し、前記電気接続部が前記締結部材によって固定される際に前記締結方向に沿って移動する前記電線に当接することで、当該電線が過度に移動するのを防止する規制部と、を有していることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、一端部に、相手側部材に重ねられて締結部材によって固定されることで前記相手側部材に接続される電気接続部が設けられ、他端部に、電線の端末が接続される電線接続部が設けられた端子金具と、前記端子金具及び該端子金具に接続された前記電線を、前記締結部材の締結方向と平行な前記電線の径方向に沿って移動自在に収容する端子収容室を有するコネクタハウジングと、前記電線の外周に取り付けられるとともに前記端子収容室内に詰め込まれて、前記電線の外周と前記端子収容室の内面との間を水密に保つ防水栓と、を有するコネクタにおいて、前記防水栓として、請求項1又は請求項2に記載の防水栓を有していることを特徴とするコネクタである。
請求項1に記載された発明によれば、最も前記端子金具寄りの位置に位置する内周リップが、他の内周リップよりも前記本体部の内周からの突出量が小さく形成されているので、電線の、最も端子金具寄りの位置に位置する内周リップと当接した部分を、端子金具の移動に追従させることができ、電線及び端子金具に応力が生じることを防止できる。また、電線の、突出量が大きく形成された他の内周リップと当接した部分において高いシール性を確保することができる。また、突出量が小さく形成された内周リップによって、防水栓を電線に取り付ける際の挿入力が高くなることを防止できる。よって、シール性が高く、かつ、容易に電線の外周に取り付けることができる防水栓を提供することができる。さらに、合成樹脂で構成され、かつ、前記防水部と一体に形成された樹脂部を有しているので、防水部の経年変化による変形防止や剛性向上が図れる。
請求項2に記載された発明によれば、記樹脂部が、内側に前記電線が通され前記本体部と同軸上に配置された円筒状の円筒部と、前記円筒部の内周から突出し、前記電気接続部が前記締結部材によって固定される際に前記締結方向に沿って移動する前記電線に当接することで、当該電線が過度に移動するのを防止する規制部と、を有しているので、防水部の経年変化による変形防止や剛性向上が図れ、かつ、規制部によって、電線が過度に移動して内周リップのシール性が低下してしまうことを防止できる。
請求項3に記載された発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の防水栓を有しているので、シール性が高く、かつ、容易に組み立てることができるコネクタを提供することができる。
本発明の一実施の形態に係る防水栓を有するコネクタを示す分解斜視図である。 図1に示されたコネクタのA−A線に沿った断面図である。 図1に示された防水栓の斜視図である。 図3中のB−B線に沿った断面図である。 図2に示されたコネクタの端子金具が相手側部材に接続された状態を示す断面図である。 従来の防水栓を有するコネクタを示す断面図である。
以下、本発明の一実施の形態に係る防水栓、及び、該防水栓を有するコネクタを図1ないし図5を参照しながら説明する。
上記コネクタ10は、図1及び図2に示すように、一端部に相手側部材9(図5を参照。)に接続される電気接続部52が設けられ、他端部に電線6の端末が接続される電線接続部55が設けられた端子金具5と、この端子金具5及び該端子金具5に接続された電線6を収容する端子収容室41を有する合成樹脂製のコネクタハウジング4と、電線6の外周に取り付けられるとともに端子収容室41内に詰め込まれて、電線6の外周と端子収容室41の内面との間を水密に保つ上記防水栓1と、端子金具5及び電線6が端子収容室41から抜け出ることを防止するホルダ7と、を有している。
上記相手側部材9は、例えば、電子機器の端子をなしており、図5に示すように、導電性金属により平板状に形成された板部90に丸穴91が設けられた構成の接続部92を有している。この接続部92は、前記電子機器の筐体内に設けられた受け台8に重ねられ、ボルト11及びナット12によって受け台8に固定される。また、ボルト11は、予め受け台8に取り付けられており、丸穴91内を通される。また、図1ないし図5中の矢印Yは、ボルト11及びナット12、即ち締結部材、の締結方向を示している。また、図1ないし図5中の矢印Xは、矢印Yと直交する方向を示している。
上記端子金具5は、導電性の金属板にプレス加工が施されて得られる。
また、上記電気接続部52は、平板状に形成された板部50に丸穴51が設けられた構成である。この電気接続部52は、コネクタハウジング4の開口部、即ち端子収容室41の一端部、からコネクタハウジング4の外部に突出している。この電気接続部52は、ボルト11を丸穴51内に通す格好で受け台8及び相手側部材9の接続部92に重ねられ、ボルト11とナット12とによって固定されることで接続部92に電気的に接続される。即ち、電気接続部52が接続部92に接続された状態で、板部50の厚み方向は前記締結方向、即ち矢印Y方向、と平行になる。
また、上記電線接続部55は、図1に示すように、板部50から矢印X方向に沿って連続した平板状の載置部53と、載置部53の幅方向Zの端部から立設し、載置部53の表面上に位置付けられた電線6の芯線61を圧着して該芯線61に電気的に接続される圧着片54と、を有している。前述した幅方向Zは、矢印Y及び矢印Xの双方と直交する方向である。また、電線6は、その長手方向が矢印Xと平行になる向きで載置部53の表面上に位置付けられる。また、この電線接続部55に電線6が接続された状態で、該電線6の径方向は、載置部53及び板部50の厚み方向、即ちボルト11とナット12との締結方向(矢印Y方向)、と平行である。
上記電線6は、図2に示すように、導電性の芯線61の外周が絶縁外皮62で覆われた、断面丸型の被覆電線である。また、電線6は、その端末において、絶縁外皮62が皮剥き処理されることにより芯線61が露出している。また、電線6は、コネクタハウジング4の開口部、即ち端子収容室41の他端部、からコネクタハウジング4の外部に引き出されている。
また、上述した端子金具5は、電気接続部52がボルト11及びナット12によって接続部92及び受け台8に固定される際に、ボルト11とナット12との締結方向、即ち矢印Y方向、に沿って1mm程度移動するので、上記端子収容室41の矢印Y方向の寸法は、端子金具5及び電線6の移動分を含んだ寸法とされている。このような構成により、端子収容室41は、端子金具5及び電線6を、矢印Y方向、即ち載置部53及び板部50の厚み方向であり電線6の径方向、に沿って移動自在に収容する。また、防水栓1は、コネクタハウジング4の電線6が引き出される開口部、即ち端子収容室41の他端部、から端子収容室41内に液体が浸入することを防止する防水の役割以外に、端子金具5及び電線6のがたつきを防止する役割も果たしている。
上記防水栓1は、図2ないし図4に示すように、弾性材料としての合成ゴムで構成された防水部3と、この防水部3と一体に形成された合成樹脂製の樹脂部2と、を有している。即ち、防水栓1は、インサート品としての樹脂部2が防水部3用の金型内に挿入されることによるインサート成形によって製造されている。
上記防水部3は、内側に電線6が通される円筒状の本体部30と、本体部30の外周から突出し、端子収容室41の内面に密着する円環状の複数の外周リップ31と、本体部30の内周から突出し、電線6の外周に密着する円環状の複数の内周リップ32a,32b,32cと、本体部30の一端部30aから円筒状に延びた第1延長部33と、本体部30の一端部30aから円筒状に延びた第2延長部34と、を一体に有している。また、図3及び図4中の一点鎖線Pは、防水部3の中心軸を示している。前述した複数の外周リップ31と複数の内周リップ32a,32b,32cとは、それぞれ、中心軸Pに沿って互いの間に間隔をあけて並べられている。また、第1延長部33と第2延長部34とは本体部30と同軸上に配置されており、かつ、第2延長部34が第1延長部33の内側に配置されている。これら第1延長部33と第2延長部34との間には、後述する樹脂部2が位置付けられる。また、第1延長部33の内側には、端子金具5の電線接続部55が位置付けられる。このような防水栓1は、複数の外周リップ31が端子収容室41の内面に当接して潰れることで該内面との間を水密に保ち、複数の内周リップ32a,32b,32cが電線6の外周に当接して潰れることで該電線6との間を水密に保つ。
さらに、上記複数の内周リップ32a,32b,32cは、本体部30の一端部30aに位置する内周リップ32a(以下、第1内周リップ32aと呼ぶ。)が、他の内周リップ32b,32c(以下、第1内周リップ32aに隣接したものを第2内周リップ32bと呼び、第1内周リップ32aから離れたものを第3内周リップ32cと呼ぶ。)よりも突出量が小さく形成されている。また、第2内周リップ32bと第3内周リップ32cの突出量は互いに等しい。また、前記突出量とは、本体部30の内周から各内周リップ32a,32b,32cの先端までの寸法を意味する。また、図2中の一点鎖線は、各内周リップ32a,32b,32cが弾性変形していない状態を示している。
上記樹脂部2は、主に防水部3の経年変化による変形防止や防水部3の剛性向上のために設けられている。この樹脂部2は、内側に電線6が通される円筒状の円筒部20と、円筒部20の一端部20aの内周から突出した円環状の規制部21と、を一体に有している。
上記円筒部20は、図4に示すように、本体部30及び第1延長部33と同軸上に配置され、かつ、第1延長部33の内周に位置付けられている。また、円筒部20の一端部20aは、本体部30の一端部30a内に埋設されているとともに、第1延長部33と第2延長部34との間に位置付けられている。
上記規制部21は、第1延長部33と第2延長部34との間に位置付けられている。この規制部21及び第2延長部34は、電気接続部52がボルト11及びナット12によって接続部92及び受け台8に固定される以前の状態では、電線6との間に間隔をあけている。そして、規制部21及び第2延長部34は、電気接続部52がボルト11及びナット12によって接続部92及び受け台8に固定されることで電線6が前記締結方向に沿って移動する際や、電線6が振動によってその径方向に沿って移動する際など(電線6が移動する様子を図4中の二点鎖線で示す。)に、当該電線6に当接することで、この電線6が過度に移動するのを防止する。
このように、本発明では、防水栓1が規制部21を有しているので、電線6が過度に移動して各内周リップ32a,32b,32cシール性が低下してしまうことを防止できる。また、「シール性が低下する」とは、各内周リップ32a,32b,32cの電線6に対する潰れ代が小さくなること、及び、各内周リップ32a,32b,32cと電線6との間に隙間が生じることを意味する。また、本発明では、第2延長部34は必ずしも設けられていなくても良い。
上記構成の防水栓1は、本体部30側から第1延長部33側に向かって電線6が通されることで電線6の外周に取り付けられる。即ち、前述した複数の内周リップ32a,32b,32cのうち、最も端子金具5寄りの位置に位置するのは第1内周リップ32aであり、この第1内周リップ32aが、第2内周リップ32b及び第3内周リップ32cよりも突出量が小さく形成されている。
このように、本発明では、第1内周リップ32aの突出量が他の内周リップ32b,32cよりも小さく形成されているので、防水栓1を電線6の外周に取り付ける際の挿入力、即ち摩擦力、が全体として高くなることを防止できる。よって、防水栓1の電線6への取り付け作業を容易に行うことができる。また、第2内周リップ32b及び第3内周リップ32cの電線6に対する潰れ代、即ちシール性、が十分に確保されているので、たとえ、第1内周リップ32aと電線6との間に隙間が生じてしまったとしても、他の内周リップ32b,32cによって径方向に沿って移動する電線6に対して高いシール性を確保することができる。
また、仮に、全ての内周リップ32a,32b,32cの突出量を大きくしたとすると、これら内周リップ32a,32b,32cの電線6への接触圧が高くなりすぎるために、受け台8への固定時における端子金具5の移動に電線6が追従し難く、そのために、電線6及び端子金具5に応力が生じてしまうことになるが、本発明では、最も端子金具5寄りの位置に位置する第1内周リップ32aの電線6への接触圧が適度に低くなるように、この第1内周リップ32aの突出量を他の内周リップ32b,32cよりも小さく形成しているので、電線6の第1内周リップ32aと当接した部分を、端子金具5の移動に追従させることができ、電線6及び端子金具5に応力が生じることを防止できる。
上記ホルダ7は、合成樹脂で構成されており、図1及び図2に示すように、端子収容室41内に位置付けられる押さえ部70と、端子収容室41外に位置付けられ、コネクタハウジング4の外表面に設けられた突起42に係止する枠状の一対の係止部71と、を有している。
上記構成のコネクタ10は、以下のように組み立てられる。まず、防水栓1の内側に電線6が通された後に、この電線6の端末の絶縁外皮62が皮剥き処理されて芯線61が露出される。そして、この電線6の端末に端子金具5の電線接続部55が接続される。そして、これら端子金具5、電線6、防水栓1がコネクタハウジング4の端子収容室41内に挿入され、続いてホルダ7の押さえ部70が端子収容室41内に挿入されかつ一対の係止部71がコネクタハウジング4の突起42に係止して、コネクタ10が組み立てられる。
さらに、本発明のコネクタ10は、図2に示すように、防水栓1及びホルダ7によって端子金具5が端子収容室41内に保持される構成であり、端子金具5には、コネクタハウジング4への係止構造が設けられていないことから、この端子金具5をコネクタハウジング4から容易に取り外すことができる。即ち、本発明のコネクタ10は、分解性、リサイクル性に優れている。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 防水栓
2 樹脂部
3 防水部
4 コネクタハウジング
5 端子金具
6 電線
9 相手側部材
10 コネクタ
11 ボルト(締結部材)
12 ナット(締結部材)
20 円筒部
21 規制部
30 本体部
31 外周リップ
32a 第1内周リップ(内周リップ)
32b 第2内周リップ(内周リップ)
32c 第3内周リップ(内周リップ)
41 端子収容室
52 電気接続部
55 電線接続部

Claims (3)

  1. 一端部に、相手側部材に重ねられて締結部材によって固定されることで前記相手側部材に接続される電気接続部が設けられ、他端部に、電線の端末が接続される電線接続部が設けられた端子金具と、前記端子金具及び該端子金具に接続された前記電線を、前記締結部材の締結方向と平行な前記電線の径方向に沿って移動自在に収容する端子収容室を有するコネクタハウジングと、を有するコネクタの前記電線の外周に取り付けられるとともに前記端子収容室内に詰め込まれて、前記電線の外周と前記端子収容室の内面との間を水密に保つ防水栓であって、
    内側に前記電線が通される円筒状の本体部と、前記本体部の外周から突出し、前記端子収容室の内面に密着する円環状の外周リップと、前記本体部の内周から突出し、前記電線の外周に密着する円環状の複数の内周リップと、を有する弾性材料で構成された防水部と、
    合成樹脂で構成され、かつ、前記防水部と一体に形成された樹脂部と、
    を有し、
    前記複数の内周リップのうち、最も前記端子金具寄りの位置に位置する内周リップが、他の内周リップよりも前記本体部の内周からの突出量が小さく形成されている
    ことを特徴とする防水栓。
  2. 記樹脂部が、内側に前記電線が通され前記本体部と同軸上に配置された円筒状の円筒部と、前記円筒部の内周から突出し、前記電気接続部が前記締結部材によって固定される際に前記締結方向に沿って移動する前記電線に当接することで、当該電線が過度に移動するのを防止する規制部と、を有している
    ことを特徴とする請求項1に記載の防水栓。
  3. 一端部に、相手側部材に重ねられて締結部材によって固定されることで前記相手側部材に接続される電気接続部が設けられ、他端部に、電線の端末が接続される電線接続部が設けられた端子金具と、
    前記端子金具及び該端子金具に接続された前記電線を、前記締結部材の締結方向と平行な前記電線の径方向に沿って移動自在に収容する端子収容室を有するコネクタハウジングと、
    前記電線の外周に取り付けられるとともに前記端子収容室内に詰め込まれて、前記電線の外周と前記端子収容室の内面との間を水密に保つ防水栓と、を有するコネクタにおいて、
    前記防水栓として、請求項1又は請求項2に記載の防水栓を有している
    ことを特徴とするコネクタ。
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