JP3535034B2 - 防水コネクタ - Google Patents

防水コネクタ

Info

Publication number
JP3535034B2
JP3535034B2 JP08701499A JP8701499A JP3535034B2 JP 3535034 B2 JP3535034 B2 JP 3535034B2 JP 08701499 A JP08701499 A JP 08701499A JP 8701499 A JP8701499 A JP 8701499A JP 3535034 B2 JP3535034 B2 JP 3535034B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber plug
housing
outer housing
wire insertion
spacer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08701499A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000286006A (ja
Inventor
孝夫 村上
優 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP08701499A priority Critical patent/JP3535034B2/ja
Priority to US09/536,395 priority patent/US6231388B1/en
Priority to EP00106065A priority patent/EP1041678B1/en
Priority to DE60023385T priority patent/DE60023385T2/de
Publication of JP2000286006A publication Critical patent/JP2000286006A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3535034B2 publication Critical patent/JP3535034B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5219Sealing means between coupling parts, e.g. interfacial seal
    • H01R13/5221Sealing means between coupling parts, e.g. interfacial seal having cable sealing means
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5205Sealing means between cable and housing, e.g. grommet
    • H01R13/5208Sealing means between cable and housing, e.g. grommet having at least two cable receiving openings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/005Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for making dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof connection, coupling, or casing

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタハウジン
グと端子を接続した複数の電線との防水性を向上させた
小型で多極の防水コネクタに関する。
【0002】
【先行技術】この種の防水コネクタを、本出願人は特願
平10−162521号において出願した。これを、図
4〜図6によって具体的に説明すると、図4,図5に示
すように、防水コネクタ10′のコネクタハウジング1
1は、複数の端子収容室13を一体形成した合成樹脂製
のインナハウジング12と、このインナハウジング12
を内部に嵌め込む合成樹脂製のアウタハウジング17
と、これらインナハウジング12とアウタハウジング1
7との間に介在され、該インナハウジング12の各端子
収容室13に収容された雌端子(端子)14を保持する
合成樹脂製のスペーサ28とで構成されている。
【0003】インナハウジング12は上下面の後側がそ
れぞれ開口した箱部12aを有していて、中央の水平壁
12bと仕切壁を兼ねた上下の各垂直側壁12cとで形
成される空間内に上記各端子収容室13を形成してあ
る。そして、この各端子収容室13内に雌端子14が収
容されるようになっている。また、箱部12aの上下面
の両側及び中央には係止爪15をそれぞれ一体突出形成
してあると共に、その両側中央の前端には図示しないフ
ランジ部をそれぞれ一体突出形成してある。尚、箱部1
2aの前壁の各端子収容室13に対向する位置には図示
しない相手側コネクタの雄端子が挿通する矩形の挿通孔
12dを形成してある。さらに、雌端子14の箱部14
aの後部の両側板部には各一対の圧接刃14b,14b
を折り曲げ形成してある。
【0004】アウタハウジング17は、略四角筒状の内
壁部17aと、この内壁部17aを内包する略四角筒状
の外壁部17bと、これら内,外壁部17a,17bの
後部を連結した底壁部(一壁部)17cとで正面側が開
口した二重の箱状になっている。この底壁部17cの中
央は厚肉になっていて、その厚肉部の前側の各端子収容
室13に対向する位置には防水ゴム栓18′が圧入等に
より収容される大径で断面円形のゴム栓収容凹部19を
それぞれ形成してあると共に、該厚肉部の後側には電線
20が貫通する小径で断面円形の電線挿通孔21を対応
するゴム栓収容凹部19に連通するようにそれぞれ形成
してある。この防水ゴム栓18′は内,外周面がそれぞ
れ凹凸状の略円筒状になっていて、内部に電線20が隙
間なく貫通されるようになっている。
【0005】また、アウタハウジング17の内壁部17
aの上下壁の前両側には、インナハウジング12の箱部
12aの上下面の両側の各係止爪15が係脱される図示
しない矩形の係止孔をそれぞれ形成してあると共に、該
内壁部17aの上下壁の前側中央には、後述するスペー
胴体部2aの上下の中央の各係止爪32
係脱される矩形で長尺の係止孔23をそれぞれ形成して
ある。さらに、アウタハウジング17の内壁部17aの
外面側の奥には、環状でゴム製の防水パッキン24を受
けるV字状のパッキン受部25を一体突出形成してあ
る。
【0006】スペーサ28は、アウタハウジング17の
内壁部17aの内面側に嵌合される略四角筒状の胴体部
28aと、この胴体部28aの前端より後方に折れ曲が
るように一体形成され、アウタハウジング17の内壁部
17aの外面側に嵌合される略四角筒状の鍔部28b
と、上記胴体部28aの底壁部(一壁部)28cとで正
面側が開口した箱状になっている。
【0007】そして、スペーサ28の胴体部28aの内
部にインナハウジング12の箱部12aが嵌合されるよ
うになっている。このスペーサ28の胴体部28aの上
下壁の内面にはインナハウジング12の箱部12aの後
端縁及び各端子収容室13に収容された雌端子14の箱
部14aの後端縁をそれぞれ係止するリブ状で端子脱落
防止用の突起29をそれぞれ一体突出形成してある。
【0008】また、スペーサ28の胴体部28aと鍔部
28bとの連結部の前側のインナハウジング12の各係
止爪15と図示しないフランジ部に対向する位置には、
切欠部30をそれぞれ形成してある。この上下側の各切
欠部30,30間のスペーサ28の胴体部28aの上下
壁の外面側には、アウタハウジング17の各係止孔23
に係脱される係止爪32を一体突出形成してある。さら
に、スペーサ28の鍔部28bの先端部は、アウタハウ
ジング17への嵌合完了時に該アウタハウジング17の
内壁部17aのパッキン受部25に係止したパッキン2
4を保持するようになっている。
【0009】また、スペーサ28の底壁部28cのアウ
タハウジング17の各電線挿通孔21に対向する位置に
は電線挿通孔33をそれぞれ形成してある。また、スペ
ーサ28の底壁部28cは、アウタハウジング17への
嵌合完了時に該アウタハウジング17の底壁部17cの
各ゴム栓収容凹部19に挿入されたゴム栓18′を保持
するようになっている。そして、図5に示すように、ア
ウタハウジング17の各電線挿通孔21と各ゴム栓1
8′の電線貫通孔18b及びスペーサ28の各電線挿通
孔33を貫通した各電線20は、インナハウジング12
の各端子収容室13に収容された各雌端子14の一対の
圧接刃14b,14b間に圧接接続され、各端子収容室
13と各電線20とは各ゴム栓18及びパッキン24
によりそれぞれシールされるようになっている。
【0010】さらに、アウタハウジング17の底壁部1
7cの内側の各ゴム栓収容凹部19の入口側には逆円錐
面(テーパ面)19aを形成してある。また、スペーサ
28の底壁部28cの外側の各電線挿通孔33の回りに
はゴム栓押圧部を兼ねた逆円錐面(テーパ面)28dを
形成してある。そして、アウタハウジング17の各ゴム
栓収容凹部19にゴム栓18′を収容(嵌合)する前
(アウタハウジング17の内壁部17a内にスペーサ2
8の胴体部28aの前側が嵌め込まれた図4に示す仮係
止状態の時)に、上記各ゴム栓収容凹部19の逆円錐面
19aと上記スペーサ28の各電線挿通孔33の回りの
逆円錐面28dとの間にゴム栓18′を挟み込み自在に
してある。
【0011】また、図6(a)に示すように、電線20
が貫通するゴム栓18′の両端側には、円錐面(テーパ
面)18a,18aをそれぞれ形成してある。このゴム
栓18′の内径Rb(即ちゴム栓18′の電線挿通孔1
8bの径)は、電線20の直径Rと等しいか大きくなる
ように設定してある(Rb≧R)。さらに、ゴム栓1
8′の外径Raはゴム栓収容凹部19の径Dよりも大き
くなるように形成してあり、ゴム栓収容凹部19内でシ
ール関係(Ra−Rb+R>D)が成立するように設定
してある。
【0012】上記構成の防水コネクタ10′を組み付け
る場合には、コネクタハウジング11の外側を成すアウ
タハウジング17の内壁部17aのパッキン受部25
に、パッキン24を予め挿入してセットしておく。そし
て、アウタハウジング17の底壁部17cの複数の電線
挿通孔21に電線20をその外側からそれぞれ貫通さ
せ、次に、各電線20にゴム栓18′を貫通させた後で
スペーサ28の底壁部28cの各電線挿通孔33に該各
電線20を外側から貫通させる。
【0013】次に、図4に示すように、各ゴム栓18′
をアウタハウジング17の底壁部17cの内側の各ゴム
栓収容凹部19内に収容せずに、該各ゴム栓収容凹部1
9の逆円錐面19aとスペーサ28の底壁部28cの各
電線挿通孔33の回りの逆円錐面28dとの間で挟み込
むようにしてスペーサ28の胴体部28aの前側をアウ
タハウジング17の内壁部17a内に嵌め込んで仮係止
させておく。そして、各電線20をコネクタハウジング
11の内側を成すインナハウジング12の複数の端子収
容室13に収容した各端子14の一対の圧接刃14b,
14bに圧接接続させる。
【0014】次に、各電線20をスペーサ28の底壁部
28cとアウタハウジング17の底壁部17cの各電線
挿通孔33,21に対して摺動させながら、図5に示す
ように、スペーサ28の胴体部28aの内部にインナハ
ウジング12を嵌め込んで該スペーサ28の胴体部28
aをアウタハウジング17の内壁部17a内に完全に嵌
め込んで本係止させると、スペーサ28の底壁部28c
の各電線挿通孔33の回りの逆円錐面28dで各ゴム栓
18′を各ゴム栓収容凹部19内に押圧収容することに
より、各ゴム栓18′で各電線20がシールされた防水
コネクタ10の組み付けが完了する。このように、イン
ナハウジング12をアウタハウジング17の内部にゴム
栓18′を介して仮係止状態で嵌合されたスペーサ28
内に嵌め込む際に、ゴム栓18′の圧迫を受けることが
ないので、電線20が座屈することなくスムーズに組み
付けられ、全体の組付作業性がより一段と向上する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】前記先行技術の防水コ
ネクタ10′では、ゴム栓18′への電線20の挿通力
(挿入力)を低減させるために、ゴム栓18′をアウタ
ハウジング17のゴム栓収容凹部19内に完全に嵌合せ
ずに、スペーサ28の胴体部28aの前側をアウタハウ
ジング17の内壁部17a内に嵌め込んで仮係止(仮セ
ット)状態にしている。この仮係止の際に、ゴム栓1
8′の両端側の円錐面18a,18aをアウタハウジン
グ17のゴム栓収容凹部19の逆円錐面19aとスペー
サ28の底壁部28cの各電線挿通孔33の回りの逆円
錐面28dとの間で挟み込んでいるため、例えば、電線
20の挿通(挿入)前に上記仮係止状態にしておけば、
ゴム栓18′の外れが抑制され、かつ、ゴム栓18′の
姿勢の安定化が図られて防水コネクタ10′の組付作業
性がより一段と向上するようになるが、ゴム栓18′は
アウタハウジング17の逆円錐面19aとスペーサ28
の逆円錐面28dとの間の単なる挟み込みであるため、
振動や外力によりゴム栓18′がアウタハウジング17
の逆円錐面19aとスペーサ28の逆円錐面28dとの
間から外れる虞があった。
【0016】また、図6(b)に示すように、ゴム栓1
8′の円錐面18aとアウタハウジング17のゴム栓収
容凹部19の逆円錐面19aとは面接触であるため、摩
擦力が大きく、スペーサ28の逆円錐面28dでゴム栓
18′をアウタハウジング17のゴム栓収容凹部19内
に押圧収容する際に、該ゴム栓収容凹部19へのゴム栓
18′の挿入力が大きくなって防水コネクタ10′の組
付作業性が悪くなる虞があった。
【0017】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、組付作業性の向上を図ること
ができる多極の防水コネクタを提供することを目的とす
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、コネ
クタハウジングに複数の端子収容室を形成し、この各端
子収容室に電線が接続される端子を収容自在にすると共
に、該各端子収容室と前記電線とをゴム栓でシール自在
にした防水コネクタにおいて、前記コネクタハウジング
を、前記各端子収容室を形成したインナハウジングと、
このインナハウジングを内部に嵌め込むアウタハウジン
グと、これらインナハウジングとアウタハウジングとの
間に介在され、該インナハウジングの各端子収容室に収
容された端子を保持するスペーサとで構成し、前記アウ
タハウジングの前記各端子収容室に対向する一壁部に電
線挿通孔をそれぞれ形成すると共に、該一壁部の内側の
該各電線挿通孔に対向する位置に、両端側に筒状部を有
した前記ゴム栓が収容されるゴム栓収容凹部をそれぞ
成する一方、前記スペーサの前記アウタハウジングの
各電線挿通孔に対向する一壁部に電線挿通孔をそれぞれ
形成すると共に、該一壁部の外側の前記各電線挿通孔に
対向する位置に前記ゴム栓の一端側の筒状部が収容され
る凹部をそれぞれ形成し、かつ前記各ゴム栓収容凹部の
入口側にテーパ面を形成すると共に、前記各凹部の入口
側にテーパ面を形成し、前記アウタハウジングの各電線
挿通孔と前記ゴム栓の電線挿通孔及び前記スペーサの各
電線挿通孔とに前記電線を挿通させる前の前記アウタハ
ウジングと前記スペーサとの間で前記ゴム栓を仮係止す
る際に、前記ゴム栓の両端側の各筒状部を前記各ゴム栓
収容凹部内と前記各凹部内の少なくとも一方に収容させ
ると共に、該ゴム栓の両側を前記各ゴム栓収容凹部のテ
ーパ面と前記各凹部のテーパ面との間に挟み込み自在に
し、前記アウタハウジングの各電線挿通孔と前記ゴム栓
の電線挿通孔及び前記スペーサの各電線挿通孔を貫通し
た前記電線を前記インナハウジングの各端子収容室に収
容された前記端子に接続自在にしたことを特徴とする。
【0019】この防水コネクタでは、アウタハウジング
のゴム栓収容凹部のテーパ面とスペーサの凹部のテーパ
面との間でゴム栓の両側を挟み込む電線挿通前の仮係止
時に、ゴム栓の両端側の各筒状部がアウタハウジングの
ゴム栓収容凹部内とスペーサの凹部内の少なくとも一方
に収容されるため、アウタハウジングの一壁部とスペー
サの一壁部との間からのゴム栓の外れが阻止される。こ
れにより、電線挿通時にゴム栓の姿勢の安定化が図ら
れ、防水コネクタの組付作業性が向上する。
【0020】請求項2の発明は、請求項1記載の防水コ
ネクタであって、前記ゴム栓の他端側の筒状部の外周面
の基端側に前記ゴム栓収容凹部のテーパ面に点接触する
曲面環状の突出部を形成したことを特徴とする。
【0021】この防水コネクタでは、アウタハウジング
のゴム栓収容凹部のテーパ面とスペーサの凹部のテーパ
面との間でゴム栓の両側を挟み込む電線挿通前の仮係止
時に、ゴム栓の曲面環状の突出部とアウタハウジングの
ゴム栓収容凹部のテーパ面とが点接触するため、アウタ
ハウジングの内部に嵌め込まれてゴム栓を介して仮係止
状態のスペーサを該アウタハウジングの内部に完全に嵌
め込んで本係止する際に、アウタハウジングのゴム栓収
容凹部とゴム栓との間の摩擦力が安定すると共に低下す
る。これにより、ゴム栓収容凹部へのゴム栓の挿入力が
低減され、防水コネクタの組付作業性が向上する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0023】図1は一実施形態の防水コネクタのアウタ
ハウジングとスペーサの仮係止状態を示す断面図、図2
は同防水コネクタの要部の拡大断面図、図3は同図2中
符号B部分の拡大断面図である。
【0024】図1に示すように、防水コネクタ10のコ
ネクタハウジング11は、前記先行技術と同様に、複数
の端子収容室13を一体形成した合成樹脂製のインナハ
ウジング12と、このインナハウジング12を内部に嵌
め込む合成樹脂製のアウタハウジング17と、これらイ
ンナハウジング12とアウタハウジング17との間に介
在され、該インナハウジング12の各端子収容室13に
収容された雌端子(端子)14を保持する合成樹脂製の
スペーサ28とで構成されている。
【0025】ここで、アウタハウジング17の底壁部
(一壁部)17cの内側の各ゴム栓収容凹部19の入口
側には、逆円錐面(テーパ面)19aを形成してある。
また、スペーサ28の厚肉の底壁部(一壁部)28cの
外側の各電線挿通孔33に対向する位置には上記各ゴム
栓収容凹部19と同径の凹部28eを形成してあると共
に、該凹部28eの入口側にはゴム栓押圧部を兼ねた逆
円錐面(テーパ面)28dを形成してある。そして、ア
ウタハウジング17の各ゴム栓収容凹部19にゴム栓1
8を完全に収容(嵌合)する前(アウタハウジング17
の内壁部17a内にスペーサ28の胴体部28aの前側
が嵌め込まれた図1に示す仮係止状態の時)に、上記各
ゴム栓収容凹部19の逆円錐面19aと上記スペーサ2
8の各電線挿通孔33の逆円錐面28dとの間にゴム栓
18の両側を挟み込み自在にしてある。
【0026】また、図1,図2に示すように、電線20
が貫通するゴム栓18の両端側には同形で円筒ストレー
ト状の筒状部18c,18c′をそれぞれ形成してあ
る。このゴム栓18の各筒状部18c,18c′の外径
dはゴム栓収容凹部19の径Dと等しいか小さくなるよ
うに設定してある(d≦D)。さらに、ゴム栓18の両
側の間は内,外周面がそれぞれ凹凸状の略円筒状になっ
ている。即ち、ゴム栓18の他端側の筒状部18c′の
外周面の基端側には上記ゴム栓収容凹部19の逆円錐面
19aに点接触する曲面環状(断面円弧状)の突出部1
8dを一体突出形成してあると共に、該ゴム栓18の一
端側の筒状部18cの外周面の基端側には上記凹部28
eの逆円錐面28dに点接触する曲面環状(断面円弧
状)の突出部18dを一体突出形成してある。尚、他の
構成は前記先行技術の防水コネクタ10′と同様である
ので、同一構成部分には同一符号を付して説明を省略す
る。
【0027】以上実施形態の防水コネクタ10を組み付
ける場合には、コネクタハウジング11の外側を成すア
ウタハウジング17の内壁部17aのパッキン受部25
に、パッキン24を予め挿入してセットしておく。
【0028】次に、各ゴム栓18の両端側の各筒状部1
8c,18c′をスペーサ28の底壁部28cの外側の
各凹部28eとアウタハウジング17の底壁部17cの
内側の各ゴム栓収容凹部19内にそれぞれ収容すると共
に、該各ゴム栓18の両側の曲面環状の各突出部18
d,18dを各ゴム栓収容凹部19の逆円錐面19aと
スペーサ28の逆円錐面28dとの間で点接触状態で挟
み込むようにして、スペーサ28の胴体部28aの前側
をアウタハウジング17の内壁部17a内に嵌め込んで
仮係止させておく。
【0029】そして、図2に示すように、アウタハウジ
ング17の底壁部17cの各電線挿通孔21と各ゴム栓
18の電線挿通孔18bとスペーサ28の底壁部28c
の各電線挿通孔33との順に、外側から各電線20を貫
通させた後で、該各電線20をコネクタハウジング11
の内側を成すインナハウジング12の複数の端子収容室
13に収容した各端子14の一対の圧接刃14b,14
bに圧接接続させる。
【0030】次に、スペーサ28の胴体部28aの内部
にインナハウジング12を嵌め込んで該スペーサ28の
胴体部28aをアウタハウジング17の内壁部17a内
に完全に嵌め込んで本係止させると、スペーサ28の底
壁部28cの凹部28e及び逆円錐面28dで各ゴム栓
18を各ゴム栓収容凹部19内に押圧収容(嵌合)する
ことにより、各ゴム栓18で各電線20がシールされた
防水コネクタ10の組み付けが完了する。
【0031】このように、アウタハウジング17の各ゴ
ム栓収容凹部19の逆円錐面19aとスペーサ28の各
凹部28eの逆円錐面28dとの間で各ゴム栓18の両
側の突出部18d,18dを挟み込む図2に示す電線挿
通前の仮係止時に、各ゴム栓18の両端側の各筒状部1
8c,18c′をスペーサ28の凹部28e内とアウタ
ハウジング17のゴム栓収容凹部19内とにそれぞれ収
容するようにしたことにより、アウタハウジング17の
底壁部17cとスペーサ28の底壁部28cとの間から
のゴム栓18の外れを確実に防止することができる。こ
れにより、電線20をアウタハウジング17の底壁部1
7cの各電線挿通孔21と各ゴム栓18の電線挿通孔1
8bとスペーサ28の底壁部28cの各電線挿通孔33
との順に挿通させる際にゴム栓18の姿勢の安定化を図
ることができ、防水コネクタ10の組付作業性を向上さ
せることができる。
【0032】また、アウタハウジング17のゴム栓収容
凹部19の逆円錐面19aとスペーサ28の凹部28e
の逆円錐面28dとの間でゴム栓18の両側を挟み込む
上述の電線挿通前の仮係止時に、ゴム栓18の曲面環状
の突出部18dとアウタハウジング17のゴム栓収容凹
部19の逆円錐面19aとが点接触することにより、ア
ウタハウジング17の内壁部17a内に嵌め込まれてゴ
ム栓18を介して仮係止状態のスペーサ28の胴体部2
8aを該アウタハウジング17の内壁部17a内に完全
に嵌め込んで本係止する際に、アウタハウジング17の
ゴム栓収容凹部19とゴム栓18との間の摩擦力を安定
かつ低下させることができる。これにより、ゴム栓収容
凹部19へのゴム栓18の挿入力を低減することがで
き、防水コネクタ10の組付作業性を向上させることが
できる。
【0033】尚、前記各実施形態によれば、圧接端子に
電線を圧接接続する場合について説明したが、端子は圧
接端子に限らず、圧着端子に電線を圧着接続する場合に
も前記各実施形態を適用できることは勿論である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
防水コネクタによれば、アウタハウジングのゴム栓収容
凹部のテーパ面とスペーサの凹部のテーパ面との間でゴ
ム栓の両側を挟み込む電線挿通前の仮係止時に、ゴム栓
の両端側の各筒状部をアウタハウジングのゴム栓収容凹
部内とスペーサの凹部内の少なくとも一方に収容するよ
うにしたので、アウタハウジングの一壁部とスペーサの
一壁部との間からのゴム栓の外れを確実に防止すること
ができる。これにより、電線挿通時にゴム栓の姿勢の安
定化を図ることができ、防水コネクタの組付作業性を向
上させることができる。
【0035】請求項2の発明の防水コネクタによれば、
アウタハウジングのゴム栓収容凹部のテーパ面とスペー
サの凹部のテーパ面との間でゴム栓の両側を挟み込む電
線挿通前の仮係止時に、ゴム栓の曲面環状の突出部とア
ウタハウジングのゴム栓収容凹部のテーパ面とが点接触
するので、アウタハウジングの内部に嵌め込まれてゴム
栓を介して仮係止状態のスペーサを該アウタハウジング
の内部に完全に嵌め込んで本係止する際に、アウタハウ
ジングのゴム栓収容凹部とゴム栓との間の摩擦力を安定
かつ低下させることができる。これにより、ゴム栓収容
凹部へのゴム栓の挿入力を低減することができ、防水コ
ネクタの組付作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の防水コネクタのアウタハ
ウジングとスペーサの仮係止状態を示す断面図である。
【図2】上記防水コネクタの要部の拡大断面図である。
【図3】上記図2中符号B部分の拡大断面図である。
【図4】先行技術の防水コネクタのアウタハウジングと
スペーサの仮係止状態を示す断面図である。
【図5】上記先行技術の防水コネクタのアウタハウジン
グとスペーサの本係止状態を示す断面図である。
【図6】(a)は上記先行技術の防水コネクタの要部の
拡大説明図、(b)は同要部の部分拡大断面図である。
【符号の説明】 10 防水コネクタ 11 コネクタハウジング 12 インナハウジング 13 端子収容室 14 雌端子(端子) 17 アウタハウジング 17c 底壁部(一壁部) 18 ゴム栓 18b 電線挿通孔 18c 一端側の筒状部 18c′ 他端側の筒状部 18d 曲面環状の突出部 19 ゴム栓収容凹部 19a 逆円錐面(テーパ面) 20 電線 21 電線挿通孔 28 スペーサ 28c 底壁部(一壁部) 28d 逆円錐面(テーパ面) 28e 凹部 33 電線挿通孔

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングに複数の端子収容室
    を形成し、この各端子収容室に電線が接続される端子を
    収容自在にすると共に、該各端子収容室と前記電線とを
    ゴム栓でシール自在にした防水コネクタにおいて、 前記コネクタハウジングを、前記各端子収容室を形成し
    たインナハウジングと、このインナハウジングを内部に
    嵌め込むアウタハウジングと、これらインナハウジング
    とアウタハウジングとの間に介在され、該インナハウジ
    ングの各端子収容室に収容された端子を保持するスペー
    サとで構成し、前記アウタハウジングの前記各端子収容
    室に対向する一壁部に電線挿通孔をそれぞれ形成すると
    共に、該一壁部の内側の該各電線挿通孔に対向する位置
    に、両端側に筒状部を有した前記ゴム栓が収容されるゴ
    ム栓収容凹部をそれぞれ形成する一方、前記スペーサの
    前記アウタハウジングの各電線挿通孔に対向する一壁部
    に電線挿通孔をそれぞれ形成すると共に、該一壁部の外
    側の前記各電線挿通孔に対向する位置に前記ゴム栓の一
    端側の筒状部が収容される凹部をそれぞれ形成し、かつ
    前記各ゴム栓収容凹部の入口側にテーパ面を形成すると
    共に、前記各凹部の入口側にテーパ面を形成し、前記ア
    ウタハウジングの各電線挿通孔と前記ゴム栓の電線挿通
    孔及び前記スペーサの各電線挿通孔とに前記電線を挿通
    させる前の前記アウタハウジングと前記スペーサとの間
    で前記ゴム栓を仮係止する際に、前記ゴム栓の両端側の
    各筒状部を前記各ゴム栓収容凹部内と前記各凹部内の少
    なくとも一方に収容させると共に、該ゴム栓の両側を前
    記各ゴム栓収容凹部のテーパ面と前記各凹部のテーパ面
    との間に挟み込み自在にし、前記アウタハウジングの各
    電線挿通孔と前記ゴム栓の電線挿通孔及び前記スペーサ
    の各電線挿通孔を貫通した前記電線を前記インナハウジ
    ングの各端子収容室に収容された前記端子に接続自在に
    したことを特徴とする防水コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の防水コネクタであって、 前記ゴム栓の他端側の筒状部の外周面の基端側に前記ゴ
    ム栓収容凹部のテーパ面に点接触する曲面環状の突出部
    を形成したことを特徴とする防水コネクタ。
JP08701499A 1999-03-29 1999-03-29 防水コネクタ Expired - Fee Related JP3535034B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08701499A JP3535034B2 (ja) 1999-03-29 1999-03-29 防水コネクタ
US09/536,395 US6231388B1 (en) 1999-03-29 2000-03-28 Waterproof connector
EP00106065A EP1041678B1 (en) 1999-03-29 2000-03-29 Waterproof connector and method of assembling the same
DE60023385T DE60023385T2 (de) 1999-03-29 2000-03-29 Wasserdicher Verbinder und Verfahren zu dessen Zusammenbau

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08701499A JP3535034B2 (ja) 1999-03-29 1999-03-29 防水コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000286006A JP2000286006A (ja) 2000-10-13
JP3535034B2 true JP3535034B2 (ja) 2004-06-07

Family

ID=13903122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08701499A Expired - Fee Related JP3535034B2 (ja) 1999-03-29 1999-03-29 防水コネクタ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6231388B1 (ja)
EP (1) EP1041678B1 (ja)
JP (1) JP3535034B2 (ja)
DE (1) DE60023385T2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3825238B2 (ja) * 2000-09-04 2006-09-27 矢崎総業株式会社 防水コネクタ
US6497589B1 (en) 2000-11-17 2002-12-24 General Electric Company Methods and apparatus for electrical connections
JP3682865B2 (ja) * 2001-08-01 2005-08-17 矢崎総業株式会社 防水コネクタの防水栓
FR2830132A1 (fr) * 2001-09-24 2003-03-28 Framatome Connectors Int Connecteur etanche a dispositif de compression de joint
FR2844644B1 (fr) * 2002-09-12 2006-04-28 Framatome Connectors Int Systeme d'etancheite pour connecteur electrique multibroche
JP2004349072A (ja) * 2003-05-21 2004-12-09 Yazaki Corp 防水コネクタ
FR2881888A1 (fr) * 2005-02-04 2006-08-11 Fci Sa Dispositif de connexion etanche et contrepartie de connecteur etanche
EP1872445B8 (en) * 2005-04-11 2019-01-16 Aptiv Technologies Limited Improved grommet-type joint for electrical connector, and electrical connector comprising such a joint
WO2007113392A1 (fr) * 2006-03-31 2007-10-11 Fci Dispositif de connexion etanche
WO2010020294A1 (en) * 2008-08-18 2010-02-25 Fci Grid for an electrical connector, electrical connector provided with such a grid, and method of assembly
JP5424484B2 (ja) * 2010-02-03 2014-02-26 矢崎総業株式会社 コネクタ
DE102011106727B3 (de) * 2011-05-06 2012-07-05 Oase Gmbh Stecker für feuchtigkeitsgeschützte elektrische Steckverbindung
JP2016051634A (ja) * 2014-09-01 2016-04-11 住友電装株式会社 コネクタ

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62188069A (ja) 1986-02-14 1987-08-17 Hitachi Ltd イメ−ジデ−タの記録方式
JPH0310619Y2 (ja) * 1986-05-21 1991-03-15
JP2542639Y2 (ja) * 1990-11-27 1997-07-30 住友電装株式会社 コネクタ
JP2568578Y2 (ja) 1992-01-31 1998-04-15 住友電装株式会社 防水コネクタ用ゴム部品
US5580264A (en) * 1994-08-09 1996-12-03 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Waterproofed connector
DE4439684C1 (de) 1994-11-07 1996-05-09 Delphi Automotive Systems Gmbh Elektrische Steckverbindung
JP3540156B2 (ja) 1998-06-10 2004-07-07 矢崎総業株式会社 防水コネクタ及び該防水コネクタの組付方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE60023385D1 (de) 2005-12-01
DE60023385T2 (de) 2006-07-27
EP1041678A1 (en) 2000-10-04
EP1041678B1 (en) 2005-10-26
JP2000286006A (ja) 2000-10-13
US6231388B1 (en) 2001-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3540164B2 (ja) 防水コネクタ
JP3691291B2 (ja) 防水コネクタ
JP2000133367A (ja) 防水コネクタ及び該防水コネクタの組付方法
JP3691300B2 (ja) 防水コネクタ
JP3535034B2 (ja) 防水コネクタ
JP3175817B2 (ja) 防水コネクタ
JP2000133368A (ja) 防水コネクタとダミー栓の係止構造
JPH05326066A (ja) 防水型コネクタ
JP3285004B2 (ja) コネクタ
JP3500065B2 (ja) 防水コネクタ
JP3540156B2 (ja) 防水コネクタ及び該防水コネクタの組付方法
US6241554B1 (en) Waterproof connector and method of assembling the same
JPH11354201A (ja) 防水コネクタ
JP3530024B2 (ja) 防水コネクタ及び該防水コネクタの組付方法
JP3517156B2 (ja) 防水コネクタ及び該防水コネクタの組付方法
JP3517107B2 (ja) 防水コネクタ及び該防水コネクタの組付方法
JP2001052804A (ja) 防水コネクタ及び該防水コネクタの組付方法
JP3517116B2 (ja) 防水コネクタ
JP3647674B2 (ja) 防水コネクタ及び該防水コネクタの組付方法
JP2000003754A (ja) 防水コネクタ
JP2000003737A (ja) 圧接型防水コネクタ
JP3517109B2 (ja) 防水コネクタ及び防水コネクタの組立方法
JPH10255898A (ja) 防水圧接コネクタ及び圧接方法
JP2542416Y2 (ja) 防水圧接端子コネクタ
JP4896192B2 (ja) 防水コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040123

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040310

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees