JP2016051634A - コネクタ - Google Patents

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茂人 片岡
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Abstract

【課題】防水性を良好に確保することが可能なコネクタを提供する。【解決手段】コネクタは、複数のキャビティ16と通し孔18とを有する第1ハウジング10と、第1ハウジング10に取り付けられ、電線200を液密に挿入可能なシール孔81を複数有するゴム栓80と、第1ハウジング10に嵌合され、嵌合時に通し孔18に挿通されることにより、第1ハウジング10に対して傾いた姿勢で嵌合されるのを規制するこじり防止部54を有する第2ハウジング50とを備える。ゴム栓80は、嵌合時に通し孔18に挿通されたこじり防止部54の先端部が挿入されて押し広げられ、その押し広げられる際にシール孔81側に電線200との密着性を高める方向への圧縮力を付与する挿入孔84を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタに関する。
特許文献1に開示のコネクタは、電線の端部に接続された端子金具を挿入可能なキャビティ(第1キャビティ)を有する第1ハウジング(コネクタハウジング)と、第1ハウジングに取り付けられ、キャビティと連通する位置に、端子金具の通過後、電線を液密に挿入可能な電線挿入孔を複数有するゴム栓と、第1ハウジングに嵌合可能な第2ハウジング(相手コネクタハウジング)とを備えている。第1ハウジングは、キャビティを有するインナハウジングと、アウタハウジングとからなり、ゴム栓は、インナハウジングの後面とアウタハウジングの前面との間に挟まれた状態で収容されている。
特開2013−12352号公報
ところで、端子金具がゴム栓のシール孔を通過する際に、端子金具のエッジ部分がゴム栓と接触することでゴム栓が損傷する可能性があることから、これを回避するべく、シール孔の孔径をある程度大きくすることが求められる。しかし、シール孔の孔径が大きくなると、そのシール孔に挿入される電線との密着性が低下し、防水性が低下するおそれがある。このため、シール孔の孔径の寸法管理を厳密に行う必要があり、寸法管理が難しいという事情がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、防水性を良好に確保することが可能なコネクタを提供することを目的とする。
本発明のコネクタは、電線の端部に接続された端子金具を挿入可能なキャビティを複数有するとともに、前後方向に貫通する通し孔を有する第1ハウジングと、前記第1ハウジングに取り付けられ、前記キャビティと連通する位置に、前記端子金具の通過後、前記電線を液密に挿入可能なシール孔を複数有するゴム栓と、前記第1ハウジングに嵌合され、嵌合時に前記通し孔に挿通されることにより、前記第1ハウジングに対して傾いた姿勢で嵌合されるのを規制するこじり防止部を有する第2ハウジングとを備え、前記ゴム栓は、前記通し孔と連通する位置に、前記嵌合時に前記通し孔に挿通された前記こじり防止部の先端部が挿入されて押し広げられ、その押し広げられる際に前記シール孔側に前記電線との密着性を高める方向への圧縮力を付与する挿入孔を有するところに特徴を有する。
第1ハウジングが第2ハウジングに嵌合される前の状態では、こじり防止部の先端部がゴム栓の挿入孔に挿入されず、シール孔側に圧縮力が付与されないため、シール孔の孔径を比較的大きく設定することで、シール孔を通過する端子金具とゴム栓との摺動抵抗を小さくすることができ、ゴム栓が損傷する事態を回避することができる。
一方、第1ハウジングが第2ハウジングに嵌合されると、こじり防止部の先端部がゴム栓の挿入孔に挿入されて、挿入孔が押し広げられ、その押し広げられた挿入孔によって、シール孔側に、電線との密着性を高める方向への圧縮力が付与されるため、ゴム栓と電線との密着性が高められ、防水性を良好に確保することができる。
とくに、本発明の場合、こじり防止部が本来のこじり防止機能に加えて防水性を確保する機能をも兼ねるため、防水性を確保するための構造を別途設ける必要がなく、全体の構造を簡素にすることができるとともに、大型になるのを回避することができる。
本発明の実施例に係るコネクタにおいて、第1、第2ハウジングが互いに正規嵌合された状態を示す断面図である。 第1、第2ハウジングが嵌合される途中の状態を示す断面図である。 第2ハウジングの正面図である。 第2ハウジングの側面図である。 第1ハウジングの背面図である。 第1ハウジングの正面図である。
本発明の好ましい実施形態を以下に示す。
前記第1ハウジングに取り付けられ、前記第1ハウジングとの間に前記ゴム栓を前後方向に挟んで保持することが可能なリアホルダをさらに備え、前記嵌合時に前記こじり防止部の先端が前記リアホルダの壁面で覆われた状態になっている。したがって、ゴム栓に挿入孔が貫通するという事情があっても、ゴム栓の防水性を確保することができる。
前記ゴム栓には、前記挿入孔の周りを取り囲むように複数の前記シール孔が配置されている。こうすると、挿入孔がこじり防止部によって押し広げられる際に、複数のシール孔側に圧縮力が略均等に伝わり、各シール孔に挿入される電線周りの防水性を安定に維持することができる。
<実施例>
以下、実施例を図面に基づいて説明する。本実施例のコネクタは、互いに嵌合可能な第1ハウジング10及び第2ハウジング50と、第1ハウジング10に取り付けられる一括型のゴム栓80とを備えている。なお、以下の説明において、前後方向については、嵌合開始時に第1、第2ハウジング10、50が互いに向き合う面側を前側とし、上下方向については、各図を基準とする。また、幅方向とは、図3、図5及び図6の左右方向のことである。
第2ハウジング50は合成樹脂製であって、図4及び図5に示すように、前方に突出する筒状のフード部51を有している。図1及び図2に示すように、フード部51の奥壁には、ピン状の雄端子金具60を圧入により装着可能な複数の装着孔52が前後に貫通して設けられている。各装着孔52は、幅方向及び上下方向に複数並列に配置される。雄端子金具60は、全体として略L字形をなし、装着孔52を貫通してフード部51内に突出するとともにフード部51の後方に引き出される水平部61と、水平部61の後端から下方へ延びる垂直部62とを有している。垂直部62の下端部は、プリント回路基板100の接続孔101に挿入されて電気的に接続される。
図3及び図4に示すように、フード部51の周壁の上下面には、幅方向略中央部に、略円柱状の一対のカムフォロア53が突設されている。また、フード部51の奥壁の前面には、フード部51の上下方向中央からやや下方へ偏心した位置に、こじり防止部54が前方に突出して設けられている。こじり防止部54は、矩形の平板状をなし、幅方向に沿って配置されている。図4に示すように、こじり防止部54の前端部は、フード部51の前端よりも前方に突出して配置されている。そして、図3に示すように、各装着孔52は、こじり防止部54の周りを全周に亘って取り囲むように点在して配置されている。なお、フード部51は横並びで対をなして連設されているが、便宜上、両フード部51のうちの一方のフード部51のみを図示する。
第1ハウジング10は合成樹脂製であって、図6に示すように、ブロック状のハウジング本体11と、ハウジング本体11の周りを取り囲む筒状の嵌合筒部12とを有している。図2に示すように、嵌合筒部12とハウジング本体11との間には、第1、第2ハウジング10、50の嵌合時にフード部51が進入する嵌合空間13が前方に開放されている。嵌合筒部12の上下面の幅方向略中央部には、略円柱状の一対の支軸14が突出して設けられている(図1及び図2を参照)。両支軸14には、レバー70が回転可能に支持される。
レバー70は合成樹脂製であって、図5に示すように、全体として門型枠状をなし、上下方向に沿った操作部71と、操作部71の上下両端から互いにほぼ平行に突出する一対のアーム部72とを有している。図1及び図2に示すように、アーム部72には軸受部73が設けられている。レバー70は、第1ハウジング10に後方から跨るように取り付けられ、両アーム部72の軸受部73に、対応する支軸14が嵌合されることにより、支軸14を中心として初期位置(図1、図5及び図6を参照)と嵌合位置(図2を参照)とに回動可能とされている。また、アーム部72にはカム溝74が設けられている。レバー70が初期位置にあるときには、カム溝74の入り口が前方を向いて開放され、第1、第2ハウジング10、50が浅く嵌合されることにより、カム溝74の入り口にカムフォロア53が進入する(図2を参照)。レバー70が初期位置から嵌合位置へ向けて回動されると、カム溝74の溝面をカムフォロア53が摺動してレバー70と第2ハウジング50との間にカム作用がはたらき、第1、第2ハウジング10、50が低嵌合力で嵌合されて行く。そして、レバー70が嵌合位置に至ると、カムフォロア53がカム溝74の奥端側に移行し、第1、第2ハウジング10、50が正規嵌合状態に保持されるようになっている(図1を参照)。
図1及び図2に示すように、ハウジング本体11の外周面には、段付き状の段差部15が全周に亘って設けられている。ハウジング本体11の外周面のうち、段差部15よりも前側の部分は、後側の部分よりも一段落ちて配置され、段差部15の前方に、シールリング90が嵌着されている。図1に示すように、第1、第2ハウジング10、50の正規嵌合時には、ハウジング本体11の外周面とフード部51の内周面との間にシールリング90が弾性的に挟着され、第1、第2ハウジング10、50間が液密に保持されるようになっている。
図1及び図2に示すように、ハウジング本体11の内部には、雌端子金具40を挿入可能な複数のキャビティ16が前後に貫通して設けられている。各キャビティ16は、各装着孔52と対応する位置に、幅方向及び上下方向に複数並列に配置されている(図6を参照)。各キャビティ16の内壁下面には、撓み可能なランス17が前方へ突出して設けられている。図2に示すように、ランス17は、キャビティ16に正規挿入された雌端子金具40を弾性的に係止し、雌端子金具40をキャビティ16に抜け止めする役割をはたす。
図1及び図2に示すように、雌端子金具40は、全体として前後方向に細長い形態とされ、筒状の端子本体41と、端子本体41の後方に連なるオープンバレル状のバレル部42とを有している。図1に示すように、第1、第2ハウジング10、50の嵌合時には、端子本体41に相手側の雄端子金具60の先端部が挿入され、これによって両端子金具40、60が電気的に接続されるようになっている。端子本体41の下壁には、係止突起43が下方に突出して設けられている。雌端子金具40がキャビティ16に正規挿入されると、ランス17が係止突起43に係止されるようになっている。バレル部42は、電線200の端部の圧着により接続されている。
また、図1、図2及び図6に示すように、ハウジング本体11の内部には、ハウジング本体11の上下方向中央から下方へやや偏心した位置に、こじり防止部54を挿通可能な通し孔18が前後に貫通して設けられている。通し孔18は、こじり防止部54を遊嵌して挿通可能な横長のスリット状をなし、幅方向に延出する形態とされている。図6に示すように、各キャビティ16は、通し孔18の周りを全周に亘って取り囲むように点在して配置されている。
また、図1及び図2に示すように、ハウジング本体11の内部には、リテーナ30を挿入可能なリテーナ装着孔19が幅方向に貫通して設けられている。リテーナ装着孔19は、上下方向に延出してハウジング本体11の下面に開口する形態とされ、各キャビティ16及び通し孔18と略直角に連通している。リテーナ装着孔19に正規挿入されるリテーナ30は、雌端子金具40の端子本体41の後端に係止可能に配置され、雌端子金具40をキャビティ16に抜け止め状態に保持する役割をはたす。
図1、図2及び図5に示すように、ハウジング本体11の後端部には、ゴム栓収容室20が後方に開放して設けられている。ゴム栓収容室20には、後方からゴム栓80が挿入される。ゴム栓80はシリコンゴム等のゴム製であって、前後方向に薄いマット状をなし、後述するリアホルダ300を介してゴム栓収容室20に抜け止めされた状態で取り付けられる。
図1、図2及び図5に示すように、ゴム栓80の内部には、複数のシール孔81が前後に貫通して設けられている。各シール孔81は、ゴム栓80が第1ハウジング10に取り付けられた状態で各キャビティ16と連通する位置に、幅方向及び上下方向に複数並列に配置されている。図1及び図2に示すように、ゴム栓80の各シール孔81の内周面には、複数条の内周リップ82が周設されている。そして、ゴム栓80の各シール孔81には、雌端子金具40の通過後、電線200が挿入され、電線200の外周面に内周リップ82が弾性的に密着することにより、電線200周りが液密に保持される。また、ゴム栓80の外周面には、複数条の外周リップ83が周設されている。ゴム栓80がゴム栓収容室20に挿入されると、各外周リップ83がゴム栓収容室20の内周面に弾性的に密着し、これによってゴム栓収容室20内が液密に保持されるようになっている。
また、図1、図2及び図5に示すように、ゴム栓80の内部には、ゴム栓80の上下方向中央から下方へやや偏心した位置に、こじり防止部54の先端部を挿入可能な挿入孔84が前後に貫通して設けられている。挿入孔84は、横長のスリット状をなし、幅方向に延出する形態とされている。そして、挿入孔84は、通し孔18よりも上下方向の開口寸法が小さくされている。図5に示すように、各シール孔81は、挿入孔84の周りを全周に亘って取り囲むように点在して配置されている。なお、挿入孔84の内周面は、前後方向に沿って延出する形態とされ、シール孔81と違って、内周リップ82の如き形状を含んでいない。
図1及び図2に示すように、ゴム栓収容室20には、ゴム栓80に続いて後方からリアホルダ300が挿入される。リアホルダ300は合成樹脂製であって、ゴム栓収容室20に挿入された状態で第1ハウジング10に係止されて取り付けられる。リアホルダ300が第1ハウジング10に取り付けられると、ゴム栓収容室20内においてリアホルダ300とハウジング本体11との間にゴム栓80が前後に挟まれた状態に保持される。
図1及び図2に示すように、リアホルダ300の内部には、複数の貫通孔301が前後に貫通して設けられている。各貫通孔301は、リアホルダ300が第1ハウジング10に取り付けられた状態で各シール孔81と連通する位置に、幅方向及び上下方向に複数並列に配置されている。リアホルダ300の各貫通孔301には、雌端子金具40が略位置決め状態で通され、その後、電線200が遊嵌状態で挿入される。
図1及び図2に示すように、ハウジング本体11の後端部には、電線カバー400が取り付けられる。電線カバー400は合成樹脂製であって、全体としてキャップ状をなしている。電線カバー400内にはリアホルダ300の各貫通孔301から延出する電線200が挿入される。電線200は、リアホルダ300内で屈曲されたあと外部へ引き出されるようになっている。
次に、本実施例のコネクタの作用効果を説明する。
第1ハウジング10のゴム栓収容室20に、後方からゴム栓80及びリアホルダ300が順次挿入されて取り付けられる。第1ハウジング10にゴム栓80及びリアホルダ300が取り付けられると、キャビティ16、シール孔81及び貫通孔301が前後同軸上に連通して配置されるとともに、通し孔18と挿入孔84とが同じく前後同軸上に連通して配置される(図1及び図2を参照)。また、リアホルダ300の前面がゴム栓80の後面にほぼ密着した状態で当接し、ゴム栓80の挿入孔84の後端開口がリアホルダ300の前面における閉止面部302で閉塞される(図1及び図2を参照)。
続いて、第1ハウジング10の各キャビティ16に後方から雌端子金具40が挿入される。各キャビティ16に雌端子金具40が正規挿入されると、ゴム栓80の各シール孔81に電線200が液密に挿入されるとともに、リアホルダ300の各貫通孔301に電線200が遊嵌して挿入される(図1及び図2を参照)。ここで、雌端子金具40がシール孔81を通過する際に、端子本体41のエッジ部分がシール孔81の内周リップ82を傷付ける懸念があるものの、本実施例の場合、シール孔81が予めある程度大きな開口径で形成されているため、雌端子金具40との干渉に起因するゴム栓80の損傷を回避することが可能となっている。
次いで、第1、第2ハウジング10、50が浅く嵌合される。雄端子金具60が雌端子金具40の端子本体41に挿入されるのに先立ち、こじり防止部54が第1ハウジングの通し孔18にほぼ位置決めされた状態で挿入される(図2を参照)。したがって、仮に、第2ハウジング50に対する第1ハウジング10の嵌合姿勢が傾いていても、こじり防止部54が通し孔18に挿入されることによって第1ハウジング10の嵌合姿勢が正規姿勢に立て直される。このため、第1、第2ハウジング10、50の嵌合動作がこじり防止部54に案内されて適正に進行させられ、雄端子金具60が雌端子金具40の端子本体41に正規の挿入姿勢で挿入される。
第1、第2ハウジング10、50が正規嵌合されると、こじり防止部54の先端部がゴム栓80の挿入孔84に挿入され、こじり防止部54の先端が挿入孔84の後端開口に臨むもののリアホルダ300の閉止面部302で覆われる(図1を参照)。また、第1、第2ハウジング10、50が正規嵌合されると、ゴム栓80の挿入孔84がこじり防止部54の先端部によって弾性的に押し広げられ、それに伴い挿入孔84の周りに配置される各シール孔81側に対し、内周リップ82と電線200との密着性を高める方向への圧縮力が付与される。これにより、各シール孔81の内周リップ82が電線200の外周面に緊密に密着し、電線200周りの防水性が良好に確保される。また、挿入孔84が押し広げられるに伴ってゴム栓80の外周側に対し、外周リップ83とゴム栓収容室20との密着性を高める方向への圧縮力も付与され、これによって各外周リップ83がゴム栓収容室20の内周面に弾性的に密着し、ゴム栓収容室20内の防水性も良好に確保される。
以上説明したように、本実施例によれば、第1ハウジング10が第2ハウジング50に嵌合される前の状態では、こじり防止部54の先端部がゴム栓80の挿入孔84に挿入されず、シール孔81側に圧縮力が付与されないため、予め孔径を大きく設定したシール孔81に雌端子金具40を容易に挿入することができ、ゴム栓80が損傷する事態を回避することができる。
一方、第1ハウジング10が第2ハウジング50に嵌合されると、こじり防止部54の先端部がゴム栓80の挿入孔84に挿入されて、挿入孔84が押し広げられ、その押し広げられた挿入孔84によって、シール孔81側に、電線200との密着性を高める方向への圧縮力が付与されるため、ゴム栓80と電線200との密着性が高められ、防水性を良好に確保することができる。
とくに、こじり防止部54が本来のこじり防止機能に加えて挿入孔84を押し広げて防水性を確保する機能をも兼ね備えるため、防水性を確保するための構造を別途設ける必要がなく、全体の構造を簡素にすることができるとともに、コネクタが大型になるのを回避することができる。
また、こじり防止部54の先端が挿入孔84に挿入された状態でリアホルダ300の閉止面部302で覆われるため、ゴム栓80の後面に挿入孔84が開口するという事情があっても、ゴム栓80の防水性を確保することができる。
さらに、ゴム栓80には挿入孔84の周りを取り囲むように複数のシール孔81が配置されているため、挿入孔84がこじり防止部54によって押し広げられる際に、各シール孔81側に圧縮力が略均等に伝わり、各シール孔81に挿入される電線200周りの防水性が安定に維持される。
<他の実施例>
以下、他の実施例を簡単に説明する。
(1)挿入孔の内周面には、こじり防止部に弾性的に密着する内周リップが周設されるものであってもよい。
(2)挿入孔は、ゴム栓の後面側で閉止され、ゴム栓の前面のみに開口する形態であってもよい。
(3)第1、第2ハウジングが正規嵌合されたときに、こじり防止部の先端が挿入孔の後端まで至らずに前後方向途中で留まるものであってもよい。
(4)第1、第2ハウジングが正規嵌合されたときに、こじり防止部の先端が挿入孔の後端を越えてハウジング本体よりも後方に至るものであってもよい。この場合、リアホルダには、こじり防止部の先端部を逃がす凹部等の逃がし構造が設けられるとよい。
(5)本発明は、雄端子金具が電線の端末に接続される構造とすることにより、第1、第2ハウジングのいずれからも電線が導出される所謂ワイヤトゥワイヤタイプのコネクタにも適用可能である。
10…第1ハウジング
16…キャビティ
18…通し孔
40…雌端子金具(端子金具)
50…第2ハウジング
54…こじり防止部
80…ゴム栓
84…挿入孔
200…電線
300…リアホルダ
図1及び図2に示すように、ハウジング本体11の後端部には、電線カバー400が取り付けられる。電線カバー400は合成樹脂製であって、全体としてキャップ状をなしている。電線カバー400内にはリアホルダ300の各貫通孔301から延出する電線200が挿入される。電線200は、電線カバー400内で屈曲されたあと外部へ引き出されるようになっている。

Claims (3)

  1. 電線の端部に接続された端子金具を挿入可能なキャビティを複数有するとともに、前後方向に貫通する通し孔を有する第1ハウジングと、
    前記第1ハウジングに取り付けられ、前記キャビティと連通する位置に、前記端子金具の通過後、前記電線を液密に挿入可能なシール孔を複数有するゴム栓と、
    前記第1ハウジングに嵌合され、嵌合時に前記通し孔に挿通されることにより、前記第1ハウジングに対して傾いた姿勢で嵌合されるのを規制するこじり防止部を有する第2ハウジングとを備え、
    前記ゴム栓は、前記通し孔と連通する位置に、前記嵌合時に前記通し孔に挿通された前記こじり防止部の先端部が挿入されて押し広げられ、その押し広げられる際に前記シール孔側に前記電線との密着性を高める方向への圧縮力を付与する挿入孔を有することを特徴とするコネクタ。
  2. 前記第1ハウジングに取り付けられ、前記第1ハウジングとの間に前記ゴム栓を前後方向に挟んで保持することが可能なリアホルダをさらに備え、
    前記嵌合時に前記こじり防止部の先端が前記リアホルダの壁面で覆われた状態になっていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記ゴム栓には、前記挿入孔の周りを取り囲むように複数の前記シール孔が配置されていること特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ。
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