JP3928460B2 - 防水コネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、個室防水機能を備えた防水コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の個室防水機能を備えた防水コネクタとして、本願出願人の提案になる特開2001−267000公報に記載されたものが知られている。このものは、図11に示すように、雌端子2を収容するキャビティ1Aを複数設けた雌ハウジング1と、この雌ハウジング1を嵌合可能なフード部3Aを有するプリント基板用の雄ハウジング3とを備え、雄ハウジング3にはL型の雄端子4の一端が嵌合端面3Bからフード部3A内に突出して装着されている。ここで、雄ハウジング3の嵌合端面3Bには、雄端子4の突出部分の回りに取付凹部5が形成されて、その中にシール部材6が嵌着されている。
【0003】
このシール部材6の表面には孔6Aの回りに圧入溝7が形成されているとともに、雌ハウジング1の嵌合端面1Bには、キャビティ1Aの前面開口の回りにおいて、圧入溝7内に嵌まる環形のリブ8が立てられている。
そして、雄ハウジング3に対して雌ハウジング1が嵌合されると、雌ハウジング1のリブ8がシール部材6の圧入溝7に圧入され、雌ハウジング1側では、リブ8の周面と圧入溝7の周面とが密着することにより、また雄ハウジング3側では、取付凹部5の周面とシール部材6の孔6Aの周面とが密着することによって、個室防水が図られるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに上記構造のものは、端的にはシール部材6が雄ハウジング3側に設けられた構造であって、シール部材6を装着するに当たっては、雄端子4の突出しているフード部3A内に挿入して、その奥にある取付凹部5に嵌め付けなくてはいけないため、装着の作業に手間が掛かるという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、シール部材の装着が簡単にでき、かつコネクタの小型化等を図ることができるようにするところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明に係る防水コネクタは、雌端子を収容するキャビティを複数設けた雌ハウジングと、この雌ハウジングと嵌合可能で、前記雌端子と接続される雄端子を嵌合端面から突出して設けた雄ハウジングとを備え、前記雄ハウジングの嵌合端面における前記雄端子の突出部分にはシール突部が形成され、前記キャビティの前面には、前記雄端子を挿通可能な端子挿通口が開口されるとともに、前記雌端子を係止するランスの撓み空間に係止解除用の治具が挿入される治具挿入口が開口されており、前記雌ハウジングの嵌合端面には、前記キャビティと対応した位置ごとに貫通孔が形成された、前記雌ハウジングとは別体でかつ単一のシール部材が当接され、かつ前記端子挿通口と前記治具挿入口とを内側に囲むようにしてリブが格子状に形成されており、前記雄ハウジング側では、前記シール部材の前記貫通孔の内周面が前記シール突部の外周面と密着する一方、前記雌ハウジング側では、前記シール部材の当接面が前記雌ハウジングの嵌合端面の前記リブに食い込ませつつ押し付けられる構成としたところに特徴を有する。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記シール部材は、前記雌ハウジングの嵌合端面に被着されるホルダによりこの嵌合端面上に保持されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記シール部材は、二色成形により前記ホルダと一体に形成されているところに特徴を有する。
【0007】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
雄雌のハウジングを嵌合させると、貫通孔が雄端子の突出部分に緊密に嵌合しつつ、シール部材が両ハウジングの嵌合端面の間で挟持される。雄ハウジング側では、貫通孔の内周面と雄端子の突出部分の外周面との周面同士で密着し、一方、雌ハウジング側では、シール部材の当接面と嵌合端面とが面当たり状に密着することによって、個室防水が図られる。
シール部材を、雌ハウジングの嵌合端面といった露出部分に装着する構造であるから、シール部材の装着作業を簡単に行うことができる。
【0008】
雌ハウジング側のシールに関し、シール部材を雌ハウジングの嵌合端面に面当たりさせる構造であるから、周面同士でシールする場合と違って、シール部材を分離して相手のリブを差し込むためのスペースを設けることが不要であり、その分端子金具間のピッチを小さくすることができて、ひいてはコネクタの小型化を図ることができる。
また仮に雄雌の端子金具間のピッチがずれていたとしても、シール部材は雌ハウジングの嵌合端面上を摺接しながら、ずれを吸収することができる。したがって、雄ハウジング側では全周にわたり、また雌ハウジング側では全面にわたって均一なシールを施すことができる。
【0009】
<請求項2の発明>
雌ハウジングの嵌合端面にホルダを被着することによって、シール部材が嵌合端面に当接した状態に保持される。
<請求項3の発明>
シール部材をホルダに一体成形したことにより、部品点数の削減が図られるとともに、組み付け作業も簡単となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図10に基づいて説明する。
本実施形態の防水コネクタは大まかには、図1に示すように、雄ハウジング10と、雌ハウジング20と、この雌ハウジング20に装着されるシール部材50とから構成されている。なお以下では、それぞれのハウジング10,20について、嵌合面側を前方として説明する。
雄ハウジング10は基板取付型であって、合成樹脂材により形成されており、本体板11の前面にフード部12が突設されるとともに、後面の下部に、プリント基板Pに対する取付板13が形成されている。本体板11の前面が、本発明に言う雄ハウジング10の嵌合端面15となっている。
【0011】
雄ハウジング10には、L形をなす雄端子16がインサート成形によって装着されている。各雄端子16の一端側が、図2にも示すように、7列で3段にわたって整列されて嵌合端面15からフード部12内に突出している。嵌合端面15における雄端子16の突出部分には、それぞれ円柱状をなすシール突部17が形成されている。
各雄端子16の他端は、本体板11の後面に突出したのち下方に屈曲され、取付板13がプリント基板Pに取り付けられたのち、プリント基板Pの導電路にハンダ付けされている。フード部12の上面の先端寄りの位置には、ロック突部19が形成されている。
【0012】
雌ハウジング20は同じく合成樹脂製であって、その前端側が雄ハウジング10のフード部12内に嵌合可能なブロック状に形成されている。雌ハウジング20側では、その前面が嵌合端面21となっている。
雌ハウジング20内には、図5にも示すように、前後方向を向いたキャビティ22が、上記した雄ハウジング10側の雄端子16と対応した配置で形成されている。キャビティ22の前面には、雄端子16が挿通可能な端子挿通口23が開口されている。キャビティ22の底壁にはランス24が設けられ、下方の撓み空間25に向けて撓み変形可能となっており、撓み空間25の前方は開口されて、係止解除用の治具の挿入口26となっている。
【0013】
雌ハウジング20の後端側には、全キャビティ22の入口に開口する装着孔28が形成され、その中に、一括ゴム栓29が嵌着されてゴム栓押さえ30で保持されている。
そして、電線Wの端末に固着された雌端子32が、一括ゴム栓29を貫通してキャビティ22内に後方から挿入され、図3に示すように、正規位置まで挿入されたところでランス24が弾性的に係止して抜け止めされ、一括ゴム栓29の貫通孔29Aが電線Wの外周に密着することで、各キャビティ22の入口がシールされるようになっている。
また、雌ハウジング20の上面には、雄ハウジング10側のロック突部19と係止可能なシーソ状のロックアーム34が設けられている。
【0014】
さて、雌ハウジング20の嵌合端面21には、個室防水用のシール部材50が装着されるようになっている。
この雌ハウジング20の嵌合端面21には、図3及び図5に示すように、各キャビティ22の端子挿通口23と治具挿入口26とを内側に囲むようにして、背の低いリブ35が格子状に形成されている。
一方、雌ハウジング20の嵌合端面21には、ホルダ40が取り付けられるようになっている。このホルダ40は、雌ハウジング20と同様に、PBT(ポリブチレンテレフタレート)等の硬質樹脂によって形成され、雌ハウジング20の前端部分に被せられるキャップ状に形成されている。
【0015】
ホルダ40の前面板41には、図6にも示すように、各キャビティ22と対応した位置ごとに円形の窓孔42が開口されている。この窓孔42には、上記した雄ハウジング10の嵌合端面15に突設されたシール突部17が挿通可能となっている。窓孔42の表面側の口縁には、ガイド用にテーパが付されている。
また、ホルダ40の上下及び左右の面には、係止片44が後方を向いた片持ち状に形成され、撓み変形可能となっている。上面の係止片44は、他に比べて後方に突出している。これに対し、雌ハウジング20の上下及び左右の面には、上記した各係止片44を弾性的に係止する係止突部37が形成されている。
【0016】
ホルダ40の前面板41の裏面には、ほぼ全面にわたって装着凹部46が形成され、その中に、厚肉の板状をなすシール部材50が装着されている。このシール部材50は、シリコーン等の軟質樹脂(ゴム)からなり、ホルダ40とは二色成形によって一体形成されている。前面板41の裏面に立てられたリブ43がシール部材50中に突入されていることで、結合力が高められている。
シール部材50には、貫通孔51がホルダ40の窓孔42と整合した位置ごとに開口されている。この貫通孔51の内周面には、リップ52が1条ずつ形成されている。リップ52の内径寸法は、雄ハウジング10の嵌合端面15のシール突部17の外形寸法よりも少し小さい設定となっている。
なお、リップ52の形成位置は、下段から上段に向けて順次に後方(図3の右側)にずれている。
【0017】
本実施形態の作用は以下のようである。
図3に示すように、すべてのキャビティ22に雌端子32が挿入されてランス24により係止されたら、同図の矢線に示すように、雌ハウジング20の前端部分にホルダ40が被せられる。ホルダ40は、係止片44を外側に開き変形させつつ押し込まれ、シール部材50の当接面54がが雌ハウジング20の嵌合端面21に押し付けられた位置まで押し込まれたら、図1に示すように、係止片44が復元変形して対応する係止突部37に係止し、ホルダ40が取り付けられる。これに伴い、リブ35を当接面54に食い込ませつつ、シール部材50が嵌合端面21に弾性的に押し付けられる。
【0018】
このように、雌ハウジング20に対してホルダ40並びにシール部材50が装着されたら、図1の矢線に示すように、雌ハウジング20を雄ハウジング10のフード部12内に嵌合する。嵌合が進むと、ロックアーム34がロック突部19に乗り上げて撓み変形し、また雄端子16の先端が、ホルダ40の窓孔42、シール部材50の貫通孔51を通って端子挿通口23から対応するキャビティ22内に相対的に進入し、キャビティ22内に収容されている雌端子32の接続部33と次第に接続する。それとともに、シール突部17が、同じくホルダ40の窓孔42を通って、リップ52を潰しつつシール部材50の貫通孔51内に進入する。
【0019】
ホルダ40の前面板41が雄ハウジング10の嵌合端面15に達する正規位置まで押し込まれると、図8に示すように、ロックアーム34が復元変形しつつロック突部19に係止し、雄雌のハウジング10,20が正規嵌合状態にロックされる。このときには、対応する雄雌の端子金具16,32同士が正規に接続される。また、シール部材50の貫通孔51の全長にわたってシール突部17の先端側が嵌合される。
ここで、雄ハウジング10側では、シール部材50の貫通孔51の内周面がリップ52を潰しつつシール突部17の外周面と周方向に沿って密着し、一方、雌ハウジング20側では、シール部材50の当接面54が、雌ハウジング20の嵌合端面21のリブ35に食い込ませつつ押しつけられることによって、個室防水が図られる。
【0020】
本実施形態の効果を、概念図を用いて従来例と比較しつつ説明する。本実施形態の概念図は図9及び図10に、従来例の概念図は図12及び図13にそれぞれ示されている。
概念的な構造を簡単に繰り返すと、従来例では、雄ハウジング3の嵌合端面3Bにおける雄端子4の突出部分3Cにシール部材6の環形部分6Bが嵌着されて、雄ハウジング10側のシールが取られるとともに、雌ハウジング1の嵌合端面1Bにはキャビティ1Aの前面開口の回りを囲むようにしてリブ8が立てられ、このリブ8がシール部材6の環形部分6Bの外周に嵌着されることで雌ハウジング1側のシールが取られる。
これに対して本実施形態では、雄ハウジング10の嵌合端面15における雄端子16の突出部分(シール突部17)にシール部材50の貫通孔51が嵌着されて、雄ハウジング10側のシールが取られるとともに、このシール部材50の当接面54が雌ハウジング20の嵌合端面21(リブ35)に面当たりされることで雌ハウジング20側のシールが取られる。
【0021】
すなわち、雌ハウジング側のシール構造において、従来例では、シール部材6(環形部分6B)を周方向に密着させるようになっているから、図13(B)に示すように、シール部材6を雄端子4の突出位置ごとに分離して、その間に相手のリブ8を挿入するためのスペースSを確保する必要がある。
それに対し本実施形態では、シール部材50を面当たりさせる構造であるから、図10(B)に示すように、上記したリブの挿入スペースが不要であり、その分、端子金具16間のピッチを小さくすることができ、ひいてはコネクタの小型化を図ることができる。
【0022】
また、仮に雄雌の端子金具間のピッチがずれていたとすると、従来例では、シール部材6の環形部分6Bは、その回りにリブ8が嵌合して径方向の動きが拘束されているため、例えば、図13(B)において、環形部分6Bにおける雄端子4の並んだ方向の一側(符号6R)で大きく圧縮される一方、反対側(符号6L)で圧縮量が小さく留められるといったように、雄雌の両ハウジング3,1について、シールにむらができる。
それに対して本実施形態では、雌ハウジング20側ではシール部材50が雌ハウジング20の嵌合端面21に面当たりする構造であるから、上記のようなずれがあった場合、シール部材50は雌ハウジング20の嵌合端面21上を摺接しながら、ずれを吸収することができる。すなわち、雄ハウジング10側では全周にわたり、また雌ハウジング20側では全面にわたって均一なシールを施すことができる。
【0023】
さらに本実施形態では、シール部材50を、雌ハウジング20の嵌合端面21といった露出部分に装着する構造であるから、シール部材50の装着の作業自体を簡単に行うことができる。
また、シール部材50はホルダ40により確実に保持され、しかもシール部材50を二色成形によりホルダ40に一体形成したから、部品点数の削減が図られ、かつ組み付け作業も簡単に行うことができる。
【0024】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態ではシール部材をホルダと一体に形成した場合を例示したが、シール部材をホルダとは別体に形成してもよい。
(2)シール部材を別体に形成した場合、ホルダを用いることなく雌ハウジングの嵌合端面に直接に保持するようにしてもよい。
(3)雄ハウジングは、キャビティを備えてその中に雄端子を挿入する形式のものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコネクタの嵌合前の状態の側断面図
【図2】雄ハウジングの正面図
【図3】ホルダを雌ハウジングに装着する前の状態の側断面図
【図4】その平面図
【図5】雌ハウジングの正面図
【図6】ホルダの正面図
【図7】雄雌のハウジングが嵌合された状態の平面図
【図8】その側断面図
【図9】本実施形態の概念を示す両ハウジングの嵌合前の側断面図
【図10】(A)その嵌合後の側断面図
(B)(A)のX−X線拡大断面図
【図11】従来例の側断面図
【図12】従来例の概念を示す両ハウジングの嵌合前の側断面図
【図13】(A)その嵌合後の側断面図
(B)(A)のx−x線拡大断面図
【符号の説明】
10…雄ハウジング
15…(雄ハウジング10の)嵌合端面
16…雄端子
17…シール突部(雄端子16の突出部分)
20…雌ハウジング
21…(雌ハウジング20の)嵌合端面
22…キャビティ
32…雌端子
35…リブ
40…ホルダ
41…前面板
42…窓孔
50…シール部材
51…貫通孔
52…リップ
54…当接面
Claims (3)
- 雌端子を収容するキャビティを複数設けた雌ハウジングと、この雌ハウジングと嵌合可能で、前記雌端子と接続される雄端子を嵌合端面から突出して設けた雄ハウジングとを備え、前記雄ハウジングの嵌合端面における前記雄端子の突出部分にはシール突部が形成され、前記キャビティの前面には、前記雄端子を挿通可能な端子挿通口が開口されるとともに、前記雌端子を係止するランスの撓み空間に係止解除用の治具が挿入される治具挿入口が開口されており、
前記雌ハウジングの嵌合端面には、前記キャビティと対応した位置ごとに貫通孔が形成された、前記雌ハウジングとは別体でかつ単一のシール部材が当接され、かつ前記端子挿通口と前記治具挿入口とを内側に囲むようにしてリブが格子状に形成されており、
前記雄ハウジング側では、前記シール部材の前記貫通孔の内周面が前記シール突部の外周面と密着する一方、
前記雌ハウジング側では、前記シール部材の当接面が前記雌ハウジングの嵌合端面の前記リブに食い込ませつつ押し付けられることを特徴とする防水コネクタ。 - 前記シール部材は、前記雌ハウジングの嵌合端面に被着されるホルダによりこの嵌合端面上に保持されていることを特徴とする請求項1記載の防水コネクタ。
- 前記シール部材は、二色成形により前記ホルダと一体に形成されていることを特徴とする請求項2記載の防水コネクタ。
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