JP2001052804A - 防水コネクタ及び該防水コネクタの組付方法 - Google Patents

防水コネクタ及び該防水コネクタの組付方法

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JP2001052804A
JP2001052804A JP11220140A JP22014099A JP2001052804A JP 2001052804 A JP2001052804 A JP 2001052804A JP 11220140 A JP11220140 A JP 11220140A JP 22014099 A JP22014099 A JP 22014099A JP 2001052804 A JP2001052804 A JP 2001052804A
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outer housing
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rubber
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Takao Murakami
孝夫 村上
Masaru Fukuda
優 福田
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組付作業性の向上を図ることができる防水コ
ネクタを提供する。 【解決手段】 防水コネクタ1のコネクタハウジング2
を、各端子収容室4を形成したインナハウジング3と、
このインナハウジング3を内部に嵌め込むアウタハウジ
ング5とで構成し、このアウタハウジング5の各端子収
容室4に対向する一壁部5cに電線挿通孔5eを形成す
ると共に、該一壁部5cの内側の各電線挿通孔5eに対
向する位置にゴム栓8が収容されるゴム栓収容凹部5d
を形成し、アウタハウジング5の各電線挿通孔5eを貫
通した電線6をインナハウジング3の各端子収容室4に
収容された端子7に接続して該インナハウジング3をア
ウタハウジング5内に嵌め込んだ後で、アウタハウジン
グ5の各ゴム栓収容凹部5dにその外部からゴム栓8を
収容自在にする一方、アウタハウジング5の一壁部5c
側にゴム栓8を抜け止めするゴム栓押し込み部材9を着
脱自在に取り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタハウジン
グと端子を接続した複数の電線との防水性を向上させた
小型で多極の防水コネクタ及び該防水コネクタの組付方
法に関する。
【0002】
【先行技術】この種の防水コネクタ及び該防水コネクタ
の組付方法を、本出願人は特願平10−162521号
において出願した。これを、図6〜図8によって具体的
に説明すると、防水コネクタ10のコネクタハウジング
11は、複数の端子収容室13を一体形成した合成樹脂
製のインナハウジング12と、このインナハウジング1
2を内部に嵌め込む合成樹脂製のアウタハウジング17
と、これらインナハウジング12とアウタハウジング1
7との間に介在され、該インナハウジング12の各端子
収容室13に収容された雌端子(端子)14を保持する
合成樹脂製のスペーサ28とで構成されている。
【0003】図6,図7に示すように、インナハウジン
グ12は上下面の後側がそれぞれ開口した箱部12aを
有していて、中央の水平壁12bと仕切壁を兼ねた上下
の各垂直側壁12cとで形成される空間内に上記各端子
収容室13を形成してある。そして、この各端子収容室
13内に雌端子14が収容されるようになっている。ま
た、箱部12aの上下面の両側及び中央には係止爪(係
止部)15をそれぞれ一体突出形成してあると共に、そ
の両側中央の前端には図示しないフランジ部をそれぞれ
一体突出形成してある。尚、箱部12aの前壁の各端子
収容室13に対向する位置には図示しない相手側コネク
タの雄端子が挿通する矩形の挿通孔12dを形成してあ
る。さらに、雌端子14の箱部14aの後部の両側板部
には各一対の圧接刃14b,14bを折り曲げ形成して
ある。
【0004】図6,図7に示すように、アウタハウジン
グ17は、略四角筒状の内壁部17aと、この内壁部1
7aを内包する略四角筒状の外壁部17bと、これら
内,外壁部17a,17bの後部を連結した底壁部(一
壁部)17cとで正面側が開口した二重の箱状になって
いる。この底壁部17cの中央は厚肉になっていて、そ
の厚肉部の前側の各端子収容室13に対向する位置に
は、防水ゴム栓18が圧入等により収容される大径で断
面円形のゴム栓収容凹部19をそれぞれ形成してあると
共に、該厚肉部の後側には電線20が貫通する小径で断
面円形の電線挿通孔21を対応するゴム栓収容凹部19
に連通するようにそれぞれ形成してある。
【0005】また、アウタハウジング17の内壁部17
aの上下壁の前両側には、インナハウジング12の箱部
12aの上下面の両側の各係止爪15が係脱される矩形
の係止孔(係止部)22をそれぞれ形成してあると共
に、該内壁部17aの上下壁の前側中央には、インナハ
ウジング12の箱部12aの上下面の中央の各係止爪1
5が係脱される矩形で長尺の係止孔(係止部)23をそ
れぞれ形成してある。さらに、アウタハウジング17の
内壁部17aの外面側の奥には、環状でゴム製の防水パ
ッキン24を受けるV字状のパッキン受部25を一体突
出形成してある。
【0006】尚、アウタハウジング17の内壁部17a
の内面側の前縁の各係止孔22,23に対向する位置に
は、テーパ面26をそれぞれ形成してある。また、アウ
タハウジング17の外壁部17bの上下壁の前側には、
図示しない相手側コネクタの可撓性係止アームが係脱さ
れる図示しない係止孔(係止部)をそれぞれ形成してあ
る。
【0007】図6,図7に示すように、スペーサ28
は、アウタハウジング17の内壁部17aの内面側に嵌
合される略四角筒状の胴体部28aと、この胴体部28
aの前端より後方に折れ曲がるように一体形成され、ア
ウタハウジング17の内壁部17aの外面側に嵌合され
る略四角筒状の鍔部28bと、上記胴体部28aの底壁
部(一壁部)28cとで正面側が開口した箱状になって
いる。
【0008】そして、スペーサ28の胴体部28aの内
部にインナハウジング12の箱部12aが嵌合されるよ
うになっている。このスペーサ28の胴体部28aの上
下壁の内面にはインナハウジング12の箱部12aの後
端縁及び各端子収容室13に収容された雌端子14の箱
部14aの後端縁をそれぞれ係止するリブ状で端子脱落
防止用の突起29をそれぞれ一体突出形成してある。
【0009】また、スペーサ28の胴体部28aと鍔部
28bとの連結部の前側のインナハウジング12の各係
止爪15に対向する位置には、切欠部30をそれぞれ形
成してある。この上下側の各切欠部30,30間のスペ
ーサ28の胴体部28aの上下壁の外面側には、アウタ
ハウジング17の各係止孔23に係脱される係止爪(係
止部)32を一体突出形成してある。さらに、スペーサ
28の鍔部28bの先端部は、アウタハウジング17へ
の嵌合完了時に該アウタハウジング17の内壁部17a
のパッキン受部25に係止したパッキン24を保持する
ようになっている。
【0010】また、スペーサ28の底壁部28cのアウ
タハウジング17の各電線挿通孔21に対向する位置に
は電線挿通孔33をそれぞれ形成してある。また、スペ
ーサ28の底壁部28cは、アウタハウジング17への
嵌合完了時に該アウタハウジング17の底壁部17cの
各ゴム栓収容凹部19に挿入されたゴム栓18を保持す
るようになっている。そして、図6に示すように、アウ
タハウジング17の各電線挿通孔21と各ゴム栓18及
びスペーサ28の各電線挿通孔33を貫通した各電線2
0は、インナハウジング12の各端子収容室13に収容
された各雌端子14の一対の圧接刃14b,14b間に
圧接接続され、各端子収容室13と各電線20とは各ゴ
ム栓18及びパッキン24によりそれぞれシールされる
ようになっている。
【0011】さらに、アウタハウジング17の底壁部1
7cの内側の各ゴム栓収容凹部19の入口側には逆円錐
面(テーパ面)19aを形成してある。また、スペーサ
28の底壁部28cの外側の各電線挿通孔33の回りに
はゴム栓押圧部を兼ねた逆円錐面(テーパ面)28dを
形成してある。そして、アウタハウジング17の各ゴム
栓収容凹部19にゴム栓18を収容する前(アウタハウ
ジング17の内壁部17a内にスペーサ28の胴体部2
8aの前側が嵌め込まれた図6に示す仮係止状態の時)
に、上記各ゴム栓収容凹部19の逆円錐面19aと上記
スペーサ28の各電線挿通孔33の回りの逆円錐面28
dとの間にゴム栓18を挟み込み自在にしてある。
【0012】また、図8に示すように、電線20が貫通
するゴム栓18の両端側には、円錐面(テーパ面)18
a,18aをそれぞれ形成してある。このゴム栓18の
内径Rb(即ちゴム栓18の電線挿通孔18bの径)は
電線20の直径Rと等しいか大きくなるように設定して
ある(Rb≧R)。さらに、ゴム栓18の外径Raはゴ
ム栓収容凹部19の径Dよりも大きくなるように形成し
てあり、ゴム栓収容凹部19内でシール関係(Ra−R
b+R>D)が成立するように設定してある。
【0013】尚、防水ゴム栓18は内,外周面がそれぞ
れ凹凸状の略円筒状になっていて、内部の電線挿通孔1
8bに電線20が隙間なく貫通されるようになってい
る。
【0014】上記構成の防水コネクタ10を組み付ける
場合には、コネクタハウジング11の外側を成すアウタ
ハウジング17の内壁部17aのパッキン受部25に、
パッキン24を予め挿入してセットしておく。そして、
アウタハウジング17の底壁部17cの複数の電線挿通
孔21に電線20をその外側からそれぞれ貫通させ、次
に、各電線20にゴム栓18を貫通させた後でスペーサ
28の底壁部28cの各電線挿通孔33に該各電線20
を外側から貫通させる。
【0015】次に、図6に示すように、各ゴム栓18を
アウタハウジング17の底壁部17cの内側の各ゴム栓
収容凹部19内に収容せずに、該各ゴム栓収容凹部19
の逆円錐面19aとスペーサ28の底壁部28cの各電
線挿通孔33の回りの逆円錐面28dとの間で挟み込む
ようにしてスペーサ28の胴体部28aの前側をアウタ
ハウジング17の内壁部17a内に嵌め込んで仮係止さ
せておく。そして、各電線20をコネクタハウジング1
1の内側を成すインナハウジング12の複数の端子収容
室13に収容した各端子14の一対の圧接刃14b,1
4bに圧接接続させる。
【0016】次に、各電線20をスペーサ28の底壁部
28cとアウタハウジング17の底壁部17cの各電線
挿通孔33,21に対して摺動させながら、図7に示す
ように、スペーサ28の胴体部28aの内部にインナハ
ウジング12を嵌め込んで該スペーサ28の胴体部28
aをアウタハウジング17の内壁部17a内に完全に嵌
め込んで本係止させると、スペーサ28の底壁部28c
の各電線挿通孔33の回りの逆円錐面28dで各ゴム栓
18を各ゴム栓収容凹部19内に押圧収容することによ
り、各ゴム栓18で各電線20がシールされた防水コネ
クタ10の組み付けが完了する。このように、インナハ
ウジング12をアウタハウジング17の内部にゴム栓1
8を介して仮係止状態で嵌合されたスペーサ28内に嵌
め込む際に、ゴム栓18の圧迫を受けることがないの
で、電線20が座屈することなく防水コネクタ10がス
ムーズに組み付けられ、全体の組付作業性がより一段と
向上する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】前記先行技術の防水コ
ネクタ10では、図6に示すように、アウタハウジング
17の各ゴム栓収容凹部19に収容されていない状態で
待機しているゴム栓18に電線20を貫通させ、その先
で該電線20をインナハウジング12の端子収容室13
に収容された雌端子14に圧接接続し、インナハウジン
グ12と共に各電線20をゴム栓18の電線挿通孔18
b内に摺動移動させながら該インナハウジング12をス
ペーサ28を介して上記アウタハウジング17の内部に
本係止させることで、ゴム栓18をアウタハウジング1
7の各ゴム栓収容凹部19に押圧収容する構造になって
いるが、ゴム栓18と電線20が摺動されながらセット
される構造であるため、ゴム栓18の数が多い場合は、
各ゴム栓18と各電線20の摺動摩擦力の総和が大きく
なり、インナハウジング12とアウタハウジング17と
の嵌合荷重が大きくなってワイヤハーネスの製造に支障
を来す虞があった。即ち、インナハウジング12をスペ
ーサ28を介してアウタハウジング17側に嵌め込むハ
ウジング嵌合作業時に、ゴム栓18の数が多い場合には
各ゴム栓18と各電線20の摺動摩擦による作業負荷
(ゴム栓収容荷重及びハウジング嵌合荷重)が大きくな
って防水コネクタ10の組付作業性が悪くなる虞があっ
た。
【0018】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、組付作業性の向上を図ること
ができる小型で多極の防水コネクタ及び該防水コネクタ
の組付方法を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、コネ
クタハウジングに複数の端子収容室を形成し、この各端
子収容室に電線を接続した端子を収容自在にすると共
に、該各端子収容室と前記電線とをゴム栓でシール自在
にした防水コネクタにおいて、前記コネクタハウジング
を、前記各端子収容室を形成したインナハウジングと、
このインナハウジングを内部に嵌め込むアウタハウジン
グとで構成し、このアウタハウジングの前記各端子収容
室に対向する一壁部に電線挿通孔を形成すると共に、該
一壁部の内側の該各電線挿通孔に対向する位置に前記ゴ
ム栓が収容されるゴム栓収容凹部を形成し、前記アウタ
ハウジングの各電線挿通孔を貫通した前記電線を前記イ
ンナハウジングの各端子収容室に収容された前記端子に
接続して該インナハウジングを前記アウタハウジング内
に嵌め込んだ後で、該アウタハウジングの各ゴム栓収容
凹部にその外部から前記ゴム栓を収容自在にする一方、
前記アウタハウジングの一壁部側に前記ゴム栓を抜け止
めするゴム栓押し込み部材を着脱自在に取り付けたこと
を特徴とする。
【0020】この防水コネクタでは、アウタハウジング
の各電線挿通孔を貫通した電線をインナハウジングの各
端子収容室に収容された端子に接続して該インナハウジ
ングをアウタハウジング内に嵌め込んだ後で、該アウタ
ハウジングの各ゴム栓収容凹部にその外部からゴム栓を
収容自在にしたので、インナハウジングをアウタハウジ
ング内に嵌め込む際等に、電線とゴム栓の摺動がなくな
って電線の座屈の発生が防止され、防水コネクタの組付
作業性が向上する。即ち、ワイヤハーネスの製造が容易
となる。また、アウタハウジングの一壁部側に着脱自在
に取り付けられたゴム栓押し込み部材により該アウタハ
ウジングの各ゴム栓収容凹部にその外部から収容された
ゴム栓が抜け止めされるので、各ゴム栓がアウタハウジ
ングの各ゴム栓収容凹部からその外部に抜け落ちること
がない。
【0021】請求項2の発明は、コネクタハウジングの
複数の端子収容室に電線を接続した端子をそれぞれ収容
し、この各端子収容室と各電線とをゴム栓によりシール
して防水コネクタを組み付けるようにした該防水コネク
タの組付方法において、前記コネクタハウジングの外側
を成すアウタハウジングの一壁部の外部で前記各電線に
予めゴム栓をそれぞれ貫通させておき、次に、この各電
線を前記アウタハウジングの一壁部の複数の電線挿通孔
にその外部からそれぞれ貫通させ、次に、この各電線を
前記コネクタハウジングの内側を成すインナハウジング
の複数の端子収容室に収容した各端子にそれぞれ接続
し、次に、前記各電線を前記アウタハウジングの外部の
方向へ引いて該アウタハウジングの内部に前記インナハ
ウジングを嵌め込んだ後、前記アウタハウジングの一壁
部の内側の各ゴム栓収容凹部に前記ゴム栓を該アウタハ
ウジングの外部から該アウタハウジングの支軸を中心に
回転するゴム栓押し込み部材を用いて収容させ、このゴ
ム栓押し込み部材で前記ゴム栓を抜け止めすることによ
り防水コネクタの組み付けを完了するようにしたことを
特徴とする。
【0022】この防水コネクタの組付方法では、アウタ
ハウジングの各電線挿通孔に電線を挿通させる際と、イ
ンナハウジングをアウタハウジングの内部に嵌め込む際
に、電線はゴム栓と摺動されないフリー状態のため、電
線が座屈することなくスムーズに組み付けられ、電線挿
通力及びハウジング嵌合力の作業負荷が軽減される。こ
れにより、防水性に優れた多極の防水コネクタが簡単か
つ短時間で組み付けられて全体の組付作業性がより一段
と向上する。また、アウタハウジングの支軸を中心に回
転するゴム栓押し込み部材を用いて、該アウタハウジン
グの各ゴム栓収容凹部に外部からゴム栓をそれぞれ収容
して抜け止めするようにしたので、ゴム栓押し込み部材
のてこ作用によりアウタハウジングの各ゴム栓収容凹部
に外部からゴム栓がそれぞれ容易に収容されて確実に抜
け止めされる。これにより、ゴム栓押し込み部材の小さ
な操作力で複数のゴム栓の収容が短時間でかつ容易に行
われ、防水コネクタの組付作業性が向上してワイヤハー
ネスの製造が容易となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0024】図1は本発明の一実施形態の防水コネクタ
の組み付け完了状態を示す断面図、図2は同防水コネク
タのアウタハウジングにインナハウジングを嵌め込む前
の状態を示す断面図、図3は同アウタハウジングのゴム
栓収容凹部にゴム栓を組み付ける前の状態を示す断面
図、図4は同防水コネクタをゴム栓押し込み部材側より
見た説明図、図5(a)は同ゴム栓をゴム栓収容凹部に
外部より収容する前の状態を示す部分断面図、図5
(b)は同ゴム栓をゴム栓収容凹部に収容した状態を示
す部分断面図である。
【0025】図1〜図3に示すように、防水コネクタ1
のコネクタハウジング2は、複数の端子収容室4を一体
形成した合成樹脂製のインナハウジング3と、このイン
ナハウジング3を内部に嵌め込む合成樹脂製のアウタハ
ウジング5とで構成されている。
【0026】インナハウジング3は上面の後側が開口し
てアウタハウジング5の内壁部5aの内面側に嵌合され
る箱部3aとこの箱部3aの前端より後方に折れ曲がる
ように一体形成されて該アウタハウジング5の内壁部5
aの外面側に嵌合される略四角筒状の鍔部3bを有して
いて、該箱部3aの中央の水平壁3cと仕切壁を兼ねた
各垂直側壁3dとで形成される空間内に上記各端子収容
室4を形成してある。そして、この各端子収容室4内に
電線6を接続する雌端子(端子)7が収容されるように
なっている。
【0027】インナハウジング3の箱部3aの両側面の
中央にはアウタハウジング5の後述する各係止孔5fに
係脱される係止爪(係止部)3eをそれぞれ一体突出形
成してある。また、インナハウジング3の箱部3aの各
垂直側壁3dの後面等が、アウタハウジング5への嵌合
完了時に該アウタハウジング5の底壁部5cの各ゴム栓
収容凹部5dに挿入された止水栓としてのゴム栓8を保
持するようになっている。
【0028】インナハウジング3の鍔部3bの先端部
は、アウタハウジング5への嵌合完了時に該アウタハウ
ジング5の内壁部5aのパッキン受部5gに係止された
パッキンPを保持するようになっている。尚、箱部3a
の前壁の各端子収容室4に対向する位置には図示しない
相手側コネクタの雄端子が挿通する矩形の挿通孔3fを
形成してある。さらに、雌端子7の箱部7aの後部の両
側板部には電線6が圧接接続される各一対の圧接刃7
b,7bを折り曲げ形成してある。
【0029】アウタハウジング5は、略四角筒状の内壁
部5aと、この内壁部5aを内包する略四角筒状の外壁
部5bと、これら内,外壁部5a,5bの後部を連結し
た底壁部(一壁部)5cとで正面側が開口した二重の箱
状になっている。この底壁部5cの中央は厚肉になって
いて、その厚肉部の前側の各端子収容室4に対向する位
置には防水ゴム栓8が圧入等により収容される大径で断
面円形のゴム栓収容凹部5dをそれぞれ形成してあると
共に、該厚肉部の後側には電線6が貫通する断面円形の
電線挿通孔5eを対応するゴム栓収容凹部5dに連通す
るようにそれぞれ形成してある。
【0030】また、アウタハウジング5の内壁部5aの
前両側には、インナハウジング3の箱部3aの両側の各
係止爪3eが係脱される矩形の係止孔(係止部)5fを
それぞれ形成してあると共に、アウタハウジング5の内
壁部5aの外面側の奥には、環状でゴム製の防水パッキ
ンPを受ける断面V字状のパッキン受部5gを一体突出
形成してある。さらに、アウタハウジング5の底壁部5
cの各ゴム栓収容凹部5dに対向する位置に形成された
電線挿通孔5eは、前述した先行技術のスペーサ28の
底壁部28cの各電線挿通孔33より大径に形成してあ
る。この各電線挿通孔5eの電線6の入口側は逆円錐面
(テーパ面)になっていて、その全周に鉤状でオーバー
ハング状のフック部5e′を形成してある。これによ
り、図3及び図5(a),(b)に示すように、インナ
ハウジング3をアウタハウジング5の内壁部5a内に嵌
め込んだ後で、該アウタハウジング5の各ゴム栓収容凹
部5dにその外部(外側)の方向Aからゴム栓8を収容
できるようになっている。
【0031】図5(a),(b)に示すように、電線6
が貫通するゴム栓8の電線挿通孔8aの両端側には逆円
錐面(テーパ面)8b,8cをそれぞれ形成してある。
このゴム栓8の電線挿通孔8aの面(内周面)及び外周
面は凹凸部状になっていて、該電線挿通孔8a内に電線
が隙間なく貫通されるようになっている。また、ゴム栓
8の前側外周には円錐面(テーパ面)8dを形成してあ
り、各ゴム栓収容凹部5d内にそれぞれ挿入し易くなっ
ている。さらに、ゴム栓8の後側外周の肩部8eの後端
には、円環凹状の係止部8fを形成してある。そして、
図1,図5(b)に示すように、ゴム栓8がアウタハウ
ジング5の各ゴム栓収容凹部5dに収容された時に、該
アウタハウジング5の各電線挿通孔5eの周りのフック
部5e′がゴム栓8の肩部8eの係止部8fに食い込む
ように該ゴム栓8を係止するようになっている。
【0032】また、図1〜図3に示すように、アウタハ
ウジング5の各ゴム栓収容凹部5dにその外部の方向A
からゴム栓8を収容する際に、該アウタハウジング5の
支軸5iを中心に回転するレバー(ゴム栓押し込み部
材)9により、ゴム栓8を各ゴム栓収容凹部5dに外部
の方向Aから順次押圧して収容するようになっている。
即ち、アウタハウジング5の外壁部5bの一側面には略
矩形で水平の鍔部5hを一体突出形成してある。この鍔
部5hの上下面に、上記レバー9を回転自在に支持する
円柱状で一対の支軸5i,5iが上下方向に延びるよう
に一体突出形成されている。
【0033】レバー9は合成樹脂により正面及び平面コ
字状になっていて、その一対の基端部9a,9aに各支
軸5iに回転自在に嵌合する円形の係合孔(係合部)9
bを形成してある。これにより、レバー9がアウタハウ
ジング5の一対の支軸5i,5iを中心に図中時計方向
に回転するようになっている。また、図4に示すよう
に、レバー9の中央には電線6が挿通する空間9cを形
成してある。さらに、レバー9の先端部9dは鉤形(略
V字状)に折れ曲がるように一体突出形成してあり、該
鉤形の先端部9dがアウタハウジング5の外壁部5bの
他側面に一体突出形成された係止突起(係止部)5jに
係止・離脱(係脱)自在に係止されるようになってい
る。
【0034】以上実施形態の防水コネクタ1を組み付け
る場合には、コネクタハウジング2の外側を成すアウタ
ハウジング5の内壁部5aのパッキン受部5gにパッキ
ンPを予め挿入してセットしておくと共に、図2に示す
ように、該アウタハウジング5の底壁部5cの外部(外
側)で各電線6に予めゴム栓8をそれぞれ貫通させてお
く。次に、この各電線6をアウタハウジング5の底壁部
5cの複数の電線挿通孔5eにその外部から貫通させ
る。
【0035】次に、図2に示すように、各電線6をコネ
クタハウジング2の内側を成すインナハウジング3の複
数の端子収容室4に収容した各端子7の一対の圧接刃7
b,7bに圧接接続させる。次に、各電線6をアウタハ
ウジング5の外部の方向へ引いて該アウタハウジング5
の底壁部5cの各電線挿通孔5eに対して摺動させなが
ら、図3に示すように、インナハウジング3をアウタハ
ウジング5の内壁部5a内に嵌合させる。この嵌合状態
は、インナハウジング3の箱部3aの各係止爪3eとア
ウタハウジング5の内壁部5aの各係止孔(係止部)5
fとの係止により保持される。
【0036】そして、図1に示すように、アウタハウジ
ング5の底壁部5cの内側の各ゴム栓収容凹部5d内に
ゴム栓8を電線6に沿うようにして該アウタハウジング
5の外部の方向Aからレバー9で押圧収容して、該レバ
ー9の先端部9dをアウタハウジング5の外壁部5bの
係止突起5jに係止することにより、防水コネクタ1の
組み付けが完了する。このアウタハウジング5の各ゴム
栓収容凹部5d内にゴム栓8を外部から押圧収容する際
に、図5(a)に示すように、電線6に対するゴム栓8
の摺動距離(L)が短いため、電線6の座屈が発生しづ
らく、防水コネクタ1の組付作業性を向上させることが
できる。また、図1,図5(b)に示すように、アウタ
ハウジング5の各ゴム栓収容凹部5d内に収容されたゴ
ム栓8はアウタハウジング5の各電線挿通孔5eの周り
のフック部5e′により係止されると共に、アウタハウ
ジング5の外壁部5bの係止突起5jに係止されるレバ
ー9によりそれぞれ係止されるため、ゴム栓8がアウタ
ハウジング5の各ゴム栓収容凹部5dから外へ抜け落ち
ることはない。
【0037】このように、インナハウジング3とアウタ
ハウジング5とを嵌合した後で、該アウタハウジング5
の各ゴム栓収容凹部5dにその外部よりゴム栓8を収容
して該ゴム栓8をレバー9により抜け止めするようにし
たので、アウタハウジング5の各電線挿通孔5eに電線
6を挿通させる際と、インナハウジング3をアウタハウ
ジング5に嵌合する際に、各電線6はゴム栓8と摺動さ
れないフリー状態のため、各電線6が座屈することなく
スムーズに組み付けられ、電線挿通力とハウジング嵌合
力の作業負荷を大幅に軽減することができる。これによ
り、防水性に優れた多極の防水コネクタ1が簡単かつ短
時間で組み付けられる。即ち、各電線6が束ねられて構
成されるワイヤハーネスの製造が容易となって全体の組
付作業性がより一段と向上する。
【0038】特に、アウタハウジング5の各ゴム栓収容
凹部5dにその外部からレバー9のてこ作用によりゴム
栓8を収容させると共に、該アウタハウジング5の底壁
部5c側に各ゴム栓8を抜け止めさせるレバー9を着脱
自在に取り付けたので、アウタハウジング5の各ゴム栓
収容凹部5dにその外部から収容されたゴム栓8が確実
に抜け止めされて外側へ抜け落ちを確実に防止すること
ができる。即ち、図1及び図3に示すように、アウタハ
ウジング5の一対の支軸5i,5iを中心に回転するレ
バー9の先端側をアウタハウジング5側に押す小さな操
作力により、該レバー9の内面である押圧面9eで水平
方向に並んだ複数のゴム栓8の後面8gが電線6に沿っ
て順次押されることで、アウタハウジング5の複数のゴ
ム栓収容凹部5d内への各ゴム栓8の収容を短時間でか
つ容易に行うことができ、防水コネクタ1の組付作業性
をより一段と向上させることができる。
【0039】さらに、アウタハウジング5の各ゴム栓収
容凹部5d内に収容されたゴム栓8は、アウタハウジン
グ5の各電線挿通孔5eの周りのフック部5e′と、ア
ウタハウジング5の外壁部5bの係止突起5jに係止さ
れるレバー9の押圧面9eとにより二重係止されるた
め、アウタハウジング5の各ゴム栓収容凹部5dからゴ
ム栓8の外部への抜けを確実に防止することができる。
【0040】尚、前記実施形態によれば、圧接端子に電
線を圧接接続する場合について説明したが、端子は圧接
端子に限らず、圧着端子に電線を圧着接続する場合にも
前記実施形態を適用できることは勿論である。また、ア
ウタハウジングに嵌合されるインナハウジングにその左
右方向(水平方向)にのみ端子収容室を複数隣接するよ
うに形成したが、端子収容室を上下方向にも複数段形成
しても良い。さらに、ゴム栓はゴムに類する弾性を有す
るものであれば良く、例えば弾性を有する軟質の樹脂製
等のものを含むものである。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
防水コネクタによれば、アウタハウジングの各電線挿通
孔を貫通した電線をインナハウジングの各端子収容室に
収容された端子に接続して該インナハウジングを前記ア
ウタハウジング内に嵌め込んだ後で、該アウタハウジン
グの各ゴム栓収容凹部にその外部からゴム栓を収容自在
にしたので、インナハウジングをアウタハウジング内に
嵌め込む際等に、電線とゴム栓の摺動がなくなって電線
の座屈の発生を防止することができ、防水コネクタの組
付作業性を向上させることができる。即ち、ワイヤハー
ネスの製造を容易にすることができる。また、アウタハ
ウジングの一壁部側に各ゴム栓を抜け止めするゴム栓押
し込み部材を着脱自在に取り付けたので、該アウタハウ
ジングの各ゴム栓収容凹部にその外部から収容されたゴ
ム栓をゴム栓押し込み部材で確実に抜け止めして各ゴム
栓の抜け落ちを確実に防止することができる。
【0042】請求項2の発明の防水コネクタの組付方法
によれば、アウタハウジングの外部で各電線に予めゴム
栓を貫通させておき、次に、この各電線をアウタハウジ
ングの各電線挿通孔にその外部から貫通させた後、該各
電線をインナハウジングの各端子収容室に収容した端子
に接続し、次に、各電線をアウタハウジングの外部の方
向へ引いて該アウタハウジングの内部にインナハウジン
グを嵌め込んだ後、アウタハウジングの各ゴム栓収容凹
部にゴム栓をアウタハウジングの外部から該アウタハウ
ジングの支軸を中心に回転するゴム栓押し込み部材を用
いて収容させ、このゴム栓押し込み部材でゴム栓を抜け
止めするようにしたので、アウタハウジングの各電線挿
通孔に電線を挿通させる際と、インナハウジングをアウ
タハウジングの内部に嵌め込む際に、電線はゴム栓と摺
動されないフリー状態のため、電線が座屈することなく
スムーズに組み付けられ、電線挿通力とハウジング嵌合
力の作業負荷を大幅に軽減することができる。また、ア
ウタハウジングの各ゴム栓収容凹部に外部からゴム栓を
それぞれ収容する際に、ゴム栓押し込み部材のてこ作用
により各ゴム栓収容凹部に外部からゴム栓を容易かつ確
実に収容して抜け止めすることができる。これらによ
り、防水性に優れた多極の防水コネクタを簡単かつ短時
間で組み付けることができ、防水コネクタの組付作業性
を向上させることができる。その結果、ワイヤハーネス
の製造を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の防水コネクタの組み付け
完了状態を示す断面図である。
【図2】上記防水コネクタのアウタハウジングにインナ
ハウジングを嵌め込む前の状態を示す断面図である。
【図3】上記防水コネクタのアウタハウジングのゴム栓
収容凹部にゴム栓を組み付ける前の状態を示す断面図で
ある。
【図4】上記防水コネクタをゴム栓押し込み部材側より
見た説明図である。
【図5】(a)は上記ゴム栓を上記アウタハウジングの
ゴム栓収容凹部に外部より収容する前の状態を示す部分
断面図、(b)は同ゴム栓をアウタハウジングのゴム栓
収容凹部に収容した状態を示す部分断面図である。
【図6】先行技術の防水コネクタのアウタハウジングと
スペーサの仮係止状態を示す断面図である。
【図7】上記先行技術の防水コネクタのアウタハウジン
グとスペーサの本係止状態を示す断面図である。
【図8】上記先行技術の防水コネクタの要部の拡大説明
図である。
【符号の説明】
1 防水コネクタ 2 コネクタハウジング 3 インナハウジング 4 端子収容室 5 アウタハウジング 5c 底壁部(一壁部) 5d ゴム栓収容凹部 5e 電線挿通孔 5i 支軸 6 電線 7 雌端子(端子) 8 ゴム栓 9 レバー(ゴム栓押し込み部材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングに複数の端子収容室
    を形成し、この各端子収容室に電線を接続した端子を収
    容自在にすると共に、該各端子収容室と前記電線とをゴ
    ム栓でシール自在にした防水コネクタにおいて、 前記コネクタハウジングを、前記各端子収容室を形成し
    たインナハウジングと、このインナハウジングを内部に
    嵌め込むアウタハウジングとで構成し、このアウタハウ
    ジングの前記各端子収容室に対向する一壁部に電線挿通
    孔を形成すると共に、該一壁部の内側の該各電線挿通孔
    に対向する位置に前記ゴム栓が収容されるゴム栓収容凹
    部を形成し、前記アウタハウジングの各電線挿通孔を貫
    通した前記電線を前記インナハウジングの各端子収容室
    に収容された前記端子に接続して該インナハウジングを
    前記アウタハウジング内に嵌め込んだ後で、該アウタハ
    ウジングの各ゴム栓収容凹部にその外部から前記ゴム栓
    を収容自在にする一方、前記アウタハウジングの一壁部
    側に前記ゴム栓を抜け止めするゴム栓押し込み部材を着
    脱自在に取り付けたことを特徴とする防水コネクタ。
  2. 【請求項2】 コネクタハウジングの複数の端子収容室
    に電線を接続した端子をそれぞれ収容し、この各端子収
    容室と各電線とをゴム栓によりシールして防水コネクタ
    を組み付けるようにした該防水コネクタの組付方法にお
    いて、 前記コネクタハウジングの外側を成すアウタハウジング
    の一壁部の外部で前記各電線に予めゴム栓をそれぞれ貫
    通させておき、次に、この各電線を前記アウタハウジン
    グの一壁部の複数の電線挿通孔にその外部からそれぞれ
    貫通させ、次に、この各電線を前記コネクタハウジング
    の内側を成すインナハウジングの複数の端子収容室に収
    容した各端子にそれぞれ接続し、次に、前記各電線を前
    記アウタハウジングの外部の方向へ引いて該アウタハウ
    ジングの内部に前記インナハウジングを嵌め込んだ後、
    前記アウタハウジングの一壁部の内側の各ゴム栓収容凹
    部に前記ゴム栓を前記アウタハウジングの外部から該ア
    ウタハウジングの支軸を中心に回転するゴム栓押し込み
    部材を用いて収容させ、このゴム栓押し込み部材で前記
    ゴム栓を抜け止めすることにより防水コネクタの組み付
    けを完了するようにしたことを特徴とする防水コネクタ
    の組付方法。
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