JPH10233254A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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Publication number
JPH10233254A
JPH10233254A JP3396297A JP3396297A JPH10233254A JP H10233254 A JPH10233254 A JP H10233254A JP 3396297 A JP3396297 A JP 3396297A JP 3396297 A JP3396297 A JP 3396297A JP H10233254 A JPH10233254 A JP H10233254A
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JP
Japan
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terminal
connector housing
elastic locking
locking piece
connector
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Application number
JP3396297A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Okabe
敏明 岡部
Satoru Kaneko
金子  悟
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタハウジングの上壁の後部が開放され
ていても、浮き上がることのないがたつきを防止した端
子の装着を行う。 【解決手段】 コネクタハウジング21の係止孔31に
端子41下面側の弾性係止片53が係合して、抜け止め
を行う。端子41の上面側の弾性係止片52は、コネク
タハウジング21の上壁23下面に当接し、その弾性力
で端子41を下壁24に押さえ付け、端子41の浮き上
がり、がたつきを防止する。コネクタハウジング21の
上壁23の後部が開放されていても、端子41を確実に
固定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタハウジン
グ内に端子を収容するコネクタに関し、特に、端子のが
たつきを防止した構造のコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のコネクタ1を示し、コネク
タハウジング2と、コネクタハウジング2に収容される
端子3とを備えている。コネクタハウジング2は、上壁
4、下壁5、左右の両側壁6、7及び前端壁8によっ
て、後端側が開口された略箱形状に成形されており、開
口されている後端側から端子3が挿入されるようになっ
ている。このコネクタハウジング1は、左右の両側壁
6、7及びこれらの間に設けられた隔壁9によって内部
が仕切られることにより、端子3を個々に収容する複数
の端子収容室10が形成されている。
【0003】前端壁8における各端子収容室10との対
向部位には、相手コネクタからの端子の端部が挿入され
る挿入口11が形成されている。又、各端子収容室10
における下壁5には、係止孔12が貫通するように形成
されている。
【0004】端子3は、相手コネクタの端子の端部が接
触する接触部13、被覆電線16(図6参照)が圧接さ
れて接続される圧接部14及び被覆電線16を加締めに
よって固定する加締め部15が、その長さ方向に順に形
成されている。この端子3の下面には、弾性係止片17
が形成されている。弾性係止片17は端子3の下面を部
分的に切り起こすことによって形成されており、この切
り起こしによって変形可能な弾性が付与されている。
【0005】このような端子3は開口された後端側から
コネクタハウジング2の対応した端子収容室10内に挿
入される。この挿入によって図6に示すように、弾性係
止片17がコネクタハウジング2の係止孔12内に進入
して係止され、端子3の抜け止めが行われる。なお、コ
ネクタハウジング2の上壁4の後部は、切り欠かれるこ
とにより開放されており、この開放部分19から被覆電
線16の圧接が行われる。この圧接は、端子3をコネク
タハウジング2に装着した後、圧接治具18により被覆
電線16の端末を端子13方向に圧接することにより行
われ、これにより圧接部14が被覆電線内部の導線と接
触して導通する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のコネクタ1で
は、コネクタハウジング2の上壁4の後部が切り欠かれ
ているため、端子3の後部を確実に押さえ付けることが
できない。このため、端子3が端子収容室10内でがた
つきを生じた状態で被覆電線16を圧接した場合には、
被覆電線16を確実に圧接できない虞がある。また、相
手コネクタ(不図示)と嵌合しようとすると、コネクタ
ハウジング2内での端子3のがたつきに起因して、嵌合
力が高くなる問題がある。
【0007】本発明は、このような従来の問題点を考慮
してなされたものであり、コネクタハウジングの上壁の
後部が切り欠かれた開放状態になっていても、端子がが
たつくこと無く、端子収容室内で端子が確実に位置決め
(又は、固定)されたコネクタを提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、端子収容室を覆う上下両壁のい
ずれか一方に係止孔が形成されたコネクタハウジング
と、前記係止孔に係止する弾性係止片が上下面の少なく
とも一方の面から突出し、前記端子収容室に挿入される
端子とを備え、前記弾性係止片の形成面と対向する端子
の対向面に、弾性係止片の形成面をコネクタハウジング
に押圧する付勢手段が設けられていることを特徴とす
る。
【0009】この構造では、端子の弾性係止片がコネク
タハウジングの係止孔に係合することによって、端子が
抜け止め状態で端子収容室に収納される。付勢手段は、
弾性係止片の形成面と対向する端子の対向面を押圧し
て、端子をコネクタハウジングに押さえ付けるため、端
子が浮き上がってがたつくことがなくなる。このため、
コネクタハウジングの上壁の後部が切り欠かれた開放状
態となっていても、端子を端子収容室に固定することが
できる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1記載の発明で
あって、前記弾性係止片及び付勢手段は、端子の相互に
対向した面の上下対称位置に設けられていることを特徴
とする。
【0011】弾性係止片及び付勢手段を、相互に対向し
た面の上下対称位置に設けることにより、弾性係止片の
弾性力及び付勢手段の付勢力が、上下の対称位置から端
子に作用する。従って、これらの力がずれることがな
く、端子のがたつきをさらに、確実に防止することがで
きる。
【0012】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
発明であって、前記付勢手段は、前記弾性係止片の形成
面と対向した面から突出する弾性係止片であることを特
徴とする。
【0013】付勢手段が弾性係止片となっているため、
弾性係止片が端子の上下面に形成された構造となる。そ
して、コネクタハウジングの係止孔に対応した一方の弾
性係止片は、係止孔に係合して端子の抜け止めを行う。
これに対し、他方の弾性係止片は、コネクタハウジング
の壁面に弾性的に当接して、その弾性力で端子をコネク
タハウジングに押圧する。これにより、端子の浮き上が
りを防止することができる。
【0014】請求項4の発明は、端子収容室を覆う上下
両壁のいずれか一方に係止孔が形成されたコネクタハウ
ジングと、前記係止孔に係止する弾性係止片が上下面の
少なくとも一方の面から突出し、前記端子収容室に挿入
される端子とを備え、前記弾性係止片の形成面と対向し
た端子の対向面を押圧して弾性係止片の形成面をコネク
タハウジングに押圧する付勢手段が、前記コネクタハウ
ジングに形成されていることを特徴とする。
【0015】この構造では、付勢手段がコネクタハウジ
ングに形成されるものであり、この付勢手段が端子を押
圧して、その浮き上がりを防止する。従って、端子とし
て従来のたんしを使用することができ、汎用性のある使
用が可能となる。又、一般に、コネクタハウジングは樹
脂の射出成形によって形成されるものであり、付勢手段
をコネクタハウジングに設けることにより、コネクタハ
ウジングの成形と同時に付勢手段を形成することがで
き、付勢手段の形成を簡単に行うことができる。
【0016】請求項5の発明は、請求項4記載の発明で
あって、前記付勢手段は、前記端子収容室への端子の挿
入方向に沿って、前記コネクタハウジングを部分的に切
り起こした押圧片であることを特徴とする。
【0017】押圧片は付勢手段として作用するため、端
子を押さえ付けて、がたつきを防止することができる。
この押圧片は、端子の挿入方向に沿って切り起こされて
いるため、端子をコネクタハウジングに挿入する際の邪
魔とならず、端子の挿入を円滑に行うことができる。
【0018】請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれ
かに記載の発明であって、前記端子は、被覆電線が圧接
されることにより、被覆電線内部の導線と導通する圧接
刃を有していることを特徴とする。
【0019】この端子は、圧接刃に被覆電線を圧接する
ことによって、被覆電線内部の導線との接続がなされる
圧接端子である。この圧接端子であっても、請求項1〜
5の構造の付勢手段によって、がたつきが防止されてい
るため、被覆電線の圧接を確実に行うことができ、信頼
性のある圧接が可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコネクタの一
実施形態について、図面を用いて説明する。図1は一実
施形態の分解斜視図、図2は端子の斜視図、図3は端子
を取り付けた状態の断面図である。この実施形態のコネ
クタ20は、上下のコネクタハウジング21、22を積
み重ねて結合することにより構成される。
【0021】上側のコネクタハウジング21は、平坦な
上下の両壁23、24、左右の両側壁25、26及び前
端壁27によって囲まれた略箱形状に成形されており、
左右の両側壁25、26の間には、隔壁28が複数設け
られることによって、側壁25、26及び隔壁28によ
って仕切られた複数の端子収容室29が形成されてい
る。上壁23は、後部が切り欠かれた形状となってお
り、これにより、コネクタハウジング21は後部上側が
開放された状態となっている。なお、この開放部分は、
端子41の装着後に、図示を省略したカバープレートに
よって封鎖されるものである。
【0022】このコネクタハウジング21の各端子収容
室29と対応した前端壁27には、相手コネクタからの
端子が挿入される挿入口30が貫通している。又、下壁
24には、係止孔31が各端子収容室29と対応した位
置に貫通している。
【0023】下側のコネクタハウジング22も、上側の
コネクタハウジング21と同様に、平坦な上下の両壁3
2、33、左右の両側壁34、35及び前端壁36によ
って囲まれた略箱形状に成形されていると共に、左右の
両側壁34、35の間には、隔壁37が複数設けられる
ことによって、側壁34、35及び隔壁37によって仕
切られた複数の端子収容室38が形成されている。又、
上壁32は、後部が切り欠かれた形状となっていること
により、コネクタハウジング22も後部上側が開放され
た状態となっている。この開放部分は、端子41の装着
後に、上側のコネクタハウジング21を積み重ねること
により、上側のコネクタハウジング21の下壁24によ
って封鎖される。このコネクタハウジング22において
も、その前端壁36には、相手コネクタからの端子が挿
入される挿入口39が貫通している。 なお、下側のコ
ネクタハウジング22においては、その上壁32に係止
孔40が形成されるものである。
【0024】下側のコネクタハウジング22の上壁32
の左右には、突起42、42が突設されている。この突
起42、42は上側のコネクタハウジング21の下壁2
4に形成された孔部43、43内に挿入されて係止され
る。又、下側のコネクタハウジング22の両側壁34、
35の外面には、ロック突起44、44が設けられてい
る。このロック突起44、44は、上側のコネクタハウ
ジング21の両側壁25、26から下方側に突設されて
いるロック部材45、45のロック孔46に挿入されて
係止される。
【0025】突起42及び孔部43は上下のコネクタハ
ウジング21、22を重ね合わせる際の位置決めを行
い、ロック突起44及びロック部材45は重ね合わされ
た上下のコネクタハウジング21、22を相互に結合さ
せる。さらに、下側のコネクタハウジング22の下面に
は、相手コネクタとの結合を保持するロックアーム47
が形成されている。
【0026】端子41は、図2に示すように、相手コネ
クタの端子の端部が接触する接触部48が先端側に形成
され、この接触部48の後側に圧接部49が連設され、
さらに圧接部49の後側に加締め部50が連設されてい
る。圧接部49は端子を構成する板材を、部分的に対向
するように切り起こすことによって形成された圧接刃5
1を有しており、この圧接刃51に被覆電線16(図6
参照)が圧接されることにより、圧接刃51が被覆に食
い込んで、内部の導線と接触し、接続が行われる。加締
め部50は被覆電線を加締めによって固定するものであ
る。
【0027】この端子41においては、弾性係止片5
2、53が形成されている。弾性係止片52、53は、
接触部48の上下面にそれぞれ形成されており、それぞ
れが端子41の外面から外側に突出している。これらの
弾性係止片52、53は、接触部48の上下面を部分的
に切り起こすことによって形成され、この切り起こしに
よって変形可能な弾性を有している。なお、切り起こし
は、端子41の前側から後側に向かって行われ、これに
より後側が高くなるように突出している。
【0028】このような端子41は、コネクタハウジン
グ21、22の端子収容室29、38に挿入される。こ
の挿入によって、一の端子41の弾性係止片52、53
は、一方がコネクタハウジング21又は22の係止孔3
1又は40内に進入して、係止孔に係合し、他方がコネ
クタハウジング21又は22の上壁23、32又は下壁
24、33に弾性的に当接する。
【0029】図3は、端子41を上側のコネクタハウジ
ング21の装着した状態であり、端子41の下面側の弾
性係止片53は下壁24の係止孔31に進入して係合
し、これにより端子41の抜け止めがなされている。一
方、端子41の上面側の弾性係止片52はコネクタハウ
ジング21の上壁23の下面に当接して変形している。
この変形による弾性力は、端子41をコネクタハウジン
グ21の下壁24上に押圧するように作用するものであ
り、上面側の弾性係止片52は、端子41をコネクタハ
ウジング21に押圧する付勢手段として機能している。
【0030】この上面側の弾性係止片52の押圧によっ
て、端子41は下壁24側に押さえ付けられるため、浮
き上がることがなく、がたつきのない取り付けを行うこ
とができる。これにより、コネクタハウジング21の上
壁23の後部が開放されていても、端子41を確実に押
さえ付けることができ、そのがたつきを防止することが
できる。従って、端子41に対して被覆電線16を圧接
しても、圧接不良が生じることなく、良好な圧接を行う
ことができる。
【0031】この実施形態では、上下の弾性係止片5
2、53が、端子41の上下面の対称位置に設けられて
おり、上下の弾性係止片52、53は端子41の長さ方
向の同一の箇所で上述した作用を行っている。このよう
に弾性係合片53による係合力及び弾性係合片52によ
る押圧力が、端子41の上下の対称位置から作用する構
造では、これらの力がずれることがなく、端子41のが
たつきを確実に防止することができる。
【0032】なお、図示を省略するが、下側のコネクタ
ハウジング22の端子41を装着した場合は、端子41
の上面側の弾性係止片52がコネクタハウジング22の
上壁32に形成された係止孔40に係合して端子41の
抜け止めを行う。これに対して、下面側の弾性係止片5
3は、コネクタハウジング22の下壁33に当接して変
形し、その弾性力によって端子41をコネクタハウジン
グ22の上壁32に下面に押圧するように作用する。従
って、上述と同様に、端子41のがたつきを防止するこ
とができる。
【0033】図4は、本発明の別の実施形態の端子41
装着状態の断面図を示し、上述した実施形態と同一の部
分は同一の符号で対応させることにより、重複する説明
を省略する。この実施形態は、下側のコネクタハウジン
グ21に端子41を装着した場合を示しており、係止孔
31が形成された下壁24と対向するコネクタハウジン
グ21の上壁23には、押圧片54が形成されている。
この押圧片54は、各端子収容室29に対応した上壁2
3部分を部分的に下方に切り起こすように形成されてお
り、その切り起こしによって弾性を有している。
【0034】これに対し、端子41はコネクタハウジン
グ21の下壁24と対向する下面に弾性係止片53が形
成されるが、上壁23と対向する上面には弾性係止片が
形成されていない。すなわち、この実施形態で使用する
端子41は、従来と同様の構造であり、従来の端子をそ
のまま使用することができる。
【0035】この実施形態において、コネクタハウジン
グ21の端子収容室29に端子41を挿入すると、端子
41の下面の弾性係止片53が下壁24の係止孔31に
係合して、端子41の抜け止めが行われる。一方、端子
41の上面には、上壁23からの押圧片54が当接し、
その弾性力によって端子41をコネクタハウジング21
の下壁24に押し付ける。これにより、押圧片54は端
子41をコネクタハウジング21に押圧する付勢手段と
して機能している。
【0036】この押圧片54の押圧では、端子41は下
壁24側に押さえ付けられるため、浮き上がることがな
く、がたつきのない取り付けを行うことができ、コネク
タハウジング21の上壁23の後部が開放されていて
も、端子41を確実に押さえ付けることができる。従っ
て、端子41に対して被覆電線16を圧接しても、圧接
不良が生じることなく、良好な圧接を行うことができ
る。
【0037】この実施形態において、押圧片54は、矢
印Aで示す端子収容室29への端子41の挿入方向に沿
って切り起こされている。すなわち、押圧片54は、上
壁23との連設部分が端子41の挿入方向の上流側に位
置しており、この連接部分から端子41の挿入方向の下
流側に向かって、端子収容室29内に傾斜している。こ
のように、端子41の挿入方向に沿って押圧片54を切
り起こすことにより、端子41の挿入の妨げとならない
ため、端子41を端子収容室29に円滑に挿入すること
ができる。
【0038】以上のような押圧片54は、弾性係止片の
形成面と対向した端子の対向面を押圧するように形成さ
れるものである。従って、図示を省略するが、上壁32
に係止孔40が形成されている上側のコネクタハウジン
グ22に対しては、その下壁33に押圧片54が形成さ
れる。この場合、端子41に対しての弾性係止片はその
上面に形成されることによって充分であり、下面には形
成する必要がないものである。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、端子に形成した付勢手段が、弾性係止片の形成
面と対向する端子の対向面を押圧して、端子をコネクタ
ハウジングに押さえ付けるため、端子が浮き上がってが
たつくことがなり、コネクタハウジングの上壁の後部が
切り欠かれた開放状態となっていても、端子を端子収容
室に安定して固定することができる。
【0040】請求項2の発明によれば、弾性係止片及び
付勢手段を端子の相互に対向した面の上下対称位置に設
けるため、弾性係止片の弾性力及び付勢手段の付勢力
が、ずれることがなく、端子のがたつきを確実に防止す
ることができる。
【0041】請求項3の発明によれば、付勢手段が弾性
係止片となっているため、コネクタハウジングの係止孔
に対応した一方の弾性係止片が、係止孔に係合して端子
の抜け止めを行い、他方の弾性係止片がコネクタハウジ
ングの壁面に弾性的に当接し、その弾性力で端子をコネ
クタハウジングに押圧するため、端子のがたつきを防止
できる。
【0042】請求項4の発明の発明によれば、付勢手段
をコネクタハウジングに形成し、この付勢手段が端子を
押圧して、その浮き上がりを防止する。このため、従来
と同様の端子を使用しても、そのがたつきを防止するこ
とができる。
【0043】請求項5の発明によれば 付勢手段として
の押圧片が、端子の挿入方向に沿って切り起こされてい
るため、端子をコネクタハウジングに挿入する際の邪魔
とならず、端子の挿入を円滑に行うことができる。
【0044】請求項6の発明によれば、圧接端子に対し
てのがたつきを防止できるため、圧接端子に対して被覆
電線の圧接を確実に行うことができ、信頼性のある圧接
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のコネクタの分解斜視図で
ある。
【図2】一実施形態のコネクタに使用する端子の斜視図
である。
【図3】一実施形態の装着状態の断面図である。
【図4】別の実施形態の装着状態の断面図である。
【図5】従来のコネクタの分解斜視図である。
【図6】従来のコネクタの装着状態の断面図である。
【符号の説明】
20 コネクタ 21 22 コネクタハウジング 23 32 上壁 24 33 下壁 25 26 34 35 側壁 27 36 前端壁 28 37 隔壁 29 38 端子収容室 30 39 挿入口 31 40 係止孔 41 端子 48 接続部 49 圧接部 50 加締め部 51 圧接刃 52 53 弾性係止片 54 押圧片

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子収容室を覆う上下両壁のいずれか一
    方に係止孔が形成されたコネクタハウジングと、 前記係止孔に係止する弾性係止片が上下面の少なくとも
    一方の面から突出し、前記端子収容室に挿入される端子
    とを備え、 前記弾性係止片の形成面と対向する端子の対向面に、弾
    性係止片の形成面をコネクタハウジングに押圧する付勢
    手段が設けられていることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、 前記弾性係止片及び付勢手段は、端子の相互に対向した
    面の上下対称位置に設けられていることを特徴とするコ
    ネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の発明であって、 前記付勢手段は、前記弾性係止片の形成面と対向した面
    から突出する弾性係止片であることを特徴とするコネク
    タ。
  4. 【請求項4】 端子収容室を覆う上下両壁のいずれか一
    方に係止孔が形成されたコネクタハウジングと、 前記係止孔に係止する弾性係止片が上下面の少なくとも
    一方の面から突出し、前記端子収容室に挿入される端子
    とを備え、 前記弾性係止片の形成面と対向した端子の対向面を押圧
    して弾性係止片の形成面をコネクタハウジングに押圧す
    る付勢手段が、前記コネクタハウジングに形成されてい
    ることを特徴とするコネクタ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の発明であって、 前記付勢手段は、前記端子収容室への端子の挿入方向に
    沿って、前記コネクタハウジングを部分的に切り起こし
    た押圧片であることを特徴とするコネクタ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の発明で
    あって、 前記端子は、被覆電線が圧接されることにより、被覆電
    線内部の導線と導通する圧接刃を有していることを特徴
    とするコネクタ。
JP3396297A 1997-02-18 1997-02-18 コネクタ Pending JPH10233254A (ja)

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Cited By (6)

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