JP2001110466A - 圧接コネクタ - Google Patents

圧接コネクタ

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JP2001110466A
JP2001110466A JP28319499A JP28319499A JP2001110466A JP 2001110466 A JP2001110466 A JP 2001110466A JP 28319499 A JP28319499 A JP 28319499A JP 28319499 A JP28319499 A JP 28319499A JP 2001110466 A JP2001110466 A JP 2001110466A
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press
terminal
electric wire
plate
housing
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Junko Ishida
順子 石田
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Yazaki Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/24Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands
    • H01R4/2416Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type
    • H01R4/2445Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type the contact members having additional means acting on the insulation or the wire, e.g. additional insulation penetrating means, strain relief means or wire cutting knives
    • H01R4/2466Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type the contact members having additional means acting on the insulation or the wire, e.g. additional insulation penetrating means, strain relief means or wire cutting knives the contact members having a channel-shaped part, the opposite sidewalls of which comprise insulation-cutting means
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/58Means for relieving strain on wire connection, e.g. cord grip, for avoiding loosening of connections between wires and terminals within a coupling device terminating a cable

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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧接端子が外れにくく、圧接端子から被覆電
線が抜けにくい圧接コネクタを提供する。 【解決手段】 圧接コネクタ20は、端子収容溝部23
が形成されたハウジング21と、端子収容溝部23に収
容されて被覆電線が圧入される圧接端子22とを備え
る。圧接端子22は、接触部28と電線接続部29とを
備える。電線接続部29は、底板30と一対の対向する
側板31とを有し、それぞれの側板31に、内側へ切り
曲げて形成される圧接板37が設けられる。圧接板37
を切り曲げて形成した結果、側板31に開口部38が形
成され、この開口部38に端子収容溝部23の側壁24
に突設された係止用突起26が係合する。このような構
成において、ハウジング21に圧接端子22が強固に支
持されると共に、切り曲げて形成された圧接板37同士
が側壁24に規制されて所定間隔以上に離間することが
なく被覆電線を強固に保持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電線端末を圧入
して接続する圧接端子が収納、配置された圧接コネクタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の圧接コネクタとしては、
図5〜図8に示すような特開平10−40973号公報
に開示されたものが知られている。図5に示すように、
圧接コネクタ1は、ハウジング2に複数の圧接端子3が
収納されて構成される。圧接端子3は、図7に示すよう
に、相手端子が嵌挿される接触部3Aと被覆電線の端末
が接続・保持される電線接続部3Bとを備える。ハウジ
ング2には、圧接端子3を収容する複数の溝部4が平行
に形成されている。この溝部4の前端側は天板5で覆わ
れており、内部空隙に圧接端子3の接触部3Aが収容さ
れる。また、天板5の所定位置には、図5、図7及び図
8に示すように、それぞれの溝部4に収容される圧接端
子3の接触部3Aの上部に形成されたランス6が係止さ
れるランス係止穴7が形成されている。圧接端子3の後
端部側の電線接続部3Bには、図6に示すように電線接
続部3Bの対向する側板8、8から内側に向けて突設さ
れた圧接刃9、9が対峙するように形成されている。ま
た、圧接刃9、9の後端側には、被覆電線10を保持す
る保持片11、11が形成されている。図6は、ハウジ
ング2の溝部4に圧接端子3が収容され、この圧接端子
3に被覆電線10の端末が圧入して芯線12が圧接刃
9、9と接触して接続された状態を示す。なお、同図
中、符号13は溝部4を形成する側壁部、符号14は被
覆電線10を圧入するための治具を示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した圧接コネクタ
1においては、ハウジング2の溝部4に収容された圧接
端子3は、ハウジング2の天板5に形成されたランス係
止穴7に、接触部3Aの上部に形成されたランス6が係
止されることにより支持されている。このような圧接コ
ネクタ1にあっては、例えばハーネス製造工程での移動
や、被覆電線10の引き回しなどにより、図8に示す矢
印の方向aの力が被覆電線10にかかった場合、圧接端
子3のランス6がハウジング2のランス係止穴7から外
れ易く、圧接端子3がハウジング2から抜け易いとう問
題点があった。また、このように被覆電線10に引き抜
かれる方向aのテンションがかかった場合、保持片1
1、11は単に折り曲げられて被覆電線10を保持して
いるだけであるため、保持力が緩み易いものであった。
このように保持片11、11の保持力が弱くなったとき
には、被覆電線10の引っ張り応力は、圧接刃9、9に
集中するが、圧接刃9が側板8を切り曲げて形成された
ものであるため、被覆電線10が引かれる方向へ曲がり
易く、被覆電線10を充分に保持することはできないも
のであった。
【0004】そこで、本発明は、圧接端子が外れにく
く、圧接端子から被覆電線が抜けにくい圧接コネクタを
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
端子収容溝部が形成されたハウジングと、前記端子収容
溝部に収容されて被覆電線が圧入される圧接端子とを備
え、前記被覆電線と前記圧接端子とが電気的に接続され
る圧接コネクタであって、前記端子収容溝部の側壁に係
合部が形成され、前記圧接端子に前記係合部が係合する
被係合部が形成されていることを特徴とする。
【0006】このような構成の請求項1記載の発明で
は、ハウジングの端子収容溝部の側壁に形成された係合
部が、端子収容溝部に収容された圧接端子の被係合部に
係合することで、ハウジングに対して圧接端子を支持す
ることができる。
【0007】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の圧接コネクタであって、前記係合部は突起であり、
前記被係合部は開口部であることを特徴とする。
【0008】したがって、請求項2記載の発明では、請
求項1記載の発明の作用に加えて、ハウジングの端子収
容溝部の側壁に突設された突起を、圧接端子に形成した
開口部へ挿入することで、圧接端子をハウジングに支持
することができる。
【0009】さらに、請求項3記載の発明は、請求項2
に記載の圧接コネクタであって、前記圧接端子は、相手
端子と結合する接触部と、前記被覆電線を圧入する電線
接続部とを備えてなり、該電線接続部は、底板と、該底
板の両側縁から立ち上がる一対の側板とを有し、それぞ
れの前記側板に、当該側板を切り曲げて対向内側へ向け
て突出する圧接板が形成され、前記突起は前記側板の切
り曲げによって形成された開口部に係合することを特徴
とする。
【0010】したがって、請求項3記載の発明は、請求
項2に記載の発明の作用に加えて、圧接端子の側板を切
り曲げて形成した圧接板で被覆電線を保持・接続するこ
とができ、側板に圧接板を切り曲げることにより形成さ
れた開口部に突起を挿入することで、圧接端子をハウジ
ングに支持することができる。
【0011】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載の圧接コネクタであって、前記開口部は、前記被覆電
線が圧入されない状態で前記端子収容溝部の前記側壁に
形成した前記突起と係合せず、前記被覆電線が圧入され
た状態で前記一対の側板が互いに離間して前記側壁に近
接して前記突起と係合することを特徴とする。
【0012】したがって、請求項4記載の発明では、請
求項3に記載の発明の作用に加えて、ハウジングの端子
収容溝部に圧接端子のみを取り付ける際には突起と開口
部とが係合しないように、端子収容溝部を挟む両側壁に
形成された突起同士の距離が、対をなす側板同士の距離
より長く設定されているため、端子収容溝部に圧接端子
を容易に挿入することができる。また、端子収容溝部に
挿入された圧接端子に被覆電線を圧入すると圧接板同士
が互いに離間しこれに伴って両側の側板同士も離間す
る。この結果、側板に形成された被係合部としての開口
部は、側壁に突設された突起に係合する。このため、被
覆電線に圧接端子から引き抜かれる方向のテンションが
発生しても圧接板間で被覆電線が強固に挟持され、且つ
圧接端子が端子収容溝部に支持されて圧接端子がハウジ
ングから外れにくくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る圧接コネクタ
の詳細を図面に示す実施形態に基づいて説明する。図1
は本実施形態の圧接コネクタ20を示す分解斜視図、図
2は圧接端子の斜視図である。図1に示すように、圧接
コネクタ20は、ハウジング21と圧接端子22とを備
えてなる。
【0014】ハウジング21は、図1に示すように前後
方向に沿って形成された端子収容溝部23の複数が、幅
方向に互いに平行をなすように並んで形成されている。
それぞれの端子収容溝部23は、両側に側壁24が形成
されている。そして、互いに隣接する端子収容溝部23
同士は、側壁24を介して形成されている。また、ハウ
ジング21の前端部には、端子収容溝部23の上部を覆
う天板25が一体的に形成されている。この天板25で
覆われた溝部23内には、圧接端子22の前端部が収容
されるようになっている。さらに、ハウジング21の前
端面には、収容された圧接端子22の前端部に相手端子
が嵌挿できるように図示しない開口部が形成されてい
る。
【0015】ハウジング21の側壁24の中間部には、
端子収容溝部23内へ向けて係止用突起26が突設され
ている。なお、端子収容溝部23を挟む両側の側壁24
には、互いに対向する位置に係止用突起26が対峙する
ように形成されている。また、ハウジング21の天板2
5には、ランス係止穴27がそれぞれの端子収容溝部2
3と対応する位置に形成されている。
【0016】圧接端子22は、図2に示すように、前端
側に相手端子との接触部28が形成され、後端側に電線
接続部29が形成されている。なお、本実施形態の圧接
端子22は、表裏面にメッキ処理が施された金属板から
打ち抜かれた1枚の所定展開形状の金属板を折り曲げ加
工して形成されている。
【0017】接触部28と電線接続部29とは、共通の
底板30に沿って形成されている。底板30の幅方向の
両側縁には、底板30と直角をなすように立ち上がる一
対の側板31、31が形成されている。これら側板3
1、31は、互いに平行をなすように対向している。
【0018】接触部28は、一方の側板31の上縁から
延在された覆い板32が折り曲げて形成されている。こ
の覆い板32と側板31、31とで形成される空隙28
A内に、前端側から相手端子が嵌挿されることにより、
相手端子とこの圧接端子22とが電気的に接続されるよ
うになっている。他方の側板31は、図2に示すよう
に、上縁にランス33が一体的に形成されている。な
お、このランス33は、先端部33Aが覆い板32から
僅かに浮き上がるように、覆い板32の上に曲げ重ねら
れている。
【0019】電線接続部29には、後端側に一対の電線
保持片34、34が形成されている。また、電線接続部
29における電線保持片34、34の前側には、圧接部
35が設けられている。圧接部35は、側板31、31
を内側へ切り曲げて形成された一対の電線挟持板36、
36と、これら電線挟持板36、36より前側の側板3
1、31を内側へ切り曲げて形成されたに二対の圧接板
37、37とを有している。なお、これら二対の圧接板
37は、同一の側板31における2つの圧接板37、3
7が互いに両扉を解放するように互いに異なる方向へ折
り曲げられて形成されている。この結果、両圧接板3
7、37との間の側板31には、矩形状の開口部38が
形成されている。なお、この開口部38には、ハウジン
グ21に圧接端子22を装着した状態で、ハウジング2
1の側壁24に突設された係止用突起26が嵌合し得る
ようになっている。
【0020】圧接板37の上部には、被覆電線を案内す
る案内斜面37Aが形成されている。この案内斜面37
Aは、側板31が切断されて形成された面である。ま
た、圧接板37の端部には、被覆電線の芯線と圧接する
圧接面37Bが形成されている。
【0021】次に、本実施形態の圧接コネクタ20にお
いてハウジング21に圧接端子22を装着する動作及び
諸作用について図3及び図4を用いて説明する。
【0022】図3(a)はハウジング21の端子収容溝
部23の係止用突起26が形成された部分の断面図であ
る。このような端子収容溝部23に圧接端子22を収容
する場合は、圧接端子22の接触部28側を端子収容溝
部23の後端側から差し込み、接触部28が天板25の
下まで入り込むように挿入する。これに伴い、接触部2
8の上部に後ろ向に浮き上がるように形成されたランス
33が下方へ押さえられながら天板25の下面を滑っ
て、ランス係止穴27に完全に収容された時点で再度浮
き上がってランス係止穴27に係止される。これによっ
て、圧接端子22が端子収容溝部23内で保持された状
態でハウジング21に支持される。この状態は、図3
(b)に示すように、圧接端子22の両側板31に形成
された開口部38と、側壁24に突設された係止用突起
26とは嵌合せずに、対峙した状態である。
【0023】次に、図3(c)に示すように被覆電線4
0の端末を圧入用治具39を用いて電線接続部29に圧
入する。被覆電線40は、二対の圧接板37、37間、
及び一対の電線挟持板36、36間、並びに一対の電線
保持片34、34間に圧入される。なお、圧接板37、
電線挟持板36の上部には、図2に示すように溝内側へ
向けて下る案内斜面が形成されているため、被覆電線4
0が容易に中央に案内される。このとき、二対の圧接板
37、37間に圧入された被覆電線40は、圧接板37
の端面で絶縁被覆42が切断されて芯線41が圧接板3
7に接触して電気的接続が行われる。また、対向する圧
接板37、37は、間に被覆電線40が圧入されること
により、互いに離間される。これに伴って、図3(d)
に示すように、側板31、31同士は、互いに離間し
て、両側の側壁24、24の壁面に当接する。このと
き、圧接端子22の両側板31に形成された開口部38
と、側壁24に突設された係止用突起26とが嵌合し
て、開口部38内に係止用突起26が入り込んだ状態と
なる。
【0024】このように開口部38に係止用突起26が
入り込んだ状態では、圧接端子22は端子収容溝部23
内を前後方向に移動することが阻止される。なお、開口
部38に係止用突起26が入り込む以前にランス33が
ランス係止穴27に係止しているため、圧接端子22の
前後方向の移動は規制されているが、開口部38に係止
用突起26が入り込むことにより、前後方向の移動を規
制する強度が向上し、且つ端子収容溝部23から圧接端
子22が上方へ移動することも規制される。このため、
圧接端子22の抜けを防止すると同時に圧接端子22の
ぐらつきを防止できる。
【0025】また、開口部38に入り込んだ係止用突起
26は、圧接端子22の側板31の内側に突出して、圧
接板37を側面から補強する作用がある。このため、図
4に示すように被覆電線40に軸方向bの負荷が働いた
場合に、圧接板37が前方又は後方へ曲がるのを防止す
る作用がある。なお、被覆電線40に圧接端子22に対
して前方への負荷が働いた場合は、係止用突起26が、
側板31の後側に位置する方の圧接板37が前方に倒れ
るのを防止する作用がある。逆に、被覆電線40が圧接
端子22の後方へ引かれる負荷が働いた場合は、係止用
突起26が、側板31の前側に位置する方の圧接板37
が後方へ倒れるのを防止する作用がある。このように被
覆電線40が圧接端子22に対して相対的に前後方向へ
移動する力が働いた場合でも、前後のうち一方の圧接板
37が係止用突起26で補強されて倒れが防止されるた
め、他方の圧接板37と被覆電線40との相対的位置関
係は変化せず倒れが防止される。
【0026】以上、実施形態について説明したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、構成の要旨に付随
する各種の変更が可能である。例えば、上記した実施形
態では、圧接板37を二対備える構成としたが、少なく
とも一対の圧接板を有する構成であれば、良好な電気的
接続を行うことができる。また、本実施形態では、電線
挟持片36を備える構成としたが、これを省略すること
も可能である。
【0027】また、上記した実施形態では、側壁24に
突設した係止用突起26が圧接端子22の側板31に形
成した開口部38に嵌合する構成としたが、側板31に
凹部を形成しこれに係止用突起26を嵌合する構成とし
てもよい。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、ハウジングの端子収容溝部の側
壁に形成された係合部が、端子収容溝部に収容された圧
接端子に形成された被係合部に係合することで、ハウジ
ングに対して圧接端子が強固に支持され、圧接端子がハ
ウジングから外れるのを防止する効果を奏する。
【0029】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、ハウジングの端子収容溝部の
側壁に突設された突起を、圧接端子に形成した開口部へ
挿入することで、圧接端子をハウジングに支持すること
ができる。請求項2記載の発明によれば、側壁に突起を
形成し圧接端子側に開口部を形成するという簡単な手法
により、圧接端子が外れにくい圧接コネクタを低コスト
で製造することが可能となる。
【0030】請求項3記載の発明によれば、請求項2に
記載の発明の効果に加えて、圧接端子の側板を切り曲げ
て形成した圧接板で被覆電線を保持・接続することがで
きると共に、側板に圧接板を切り曲げることにより形成
された開口部に突起を挿入することで、圧接端子をハウ
ジングに支持することができ、被覆電線の接続・保持構
造と圧接端子の支持構造を効率的に形成することができ
る。
【0031】請求項4記載の発明によれば、請求項3に
記載の発明の効果に加えて、端子収容溝部に圧接端子を
容易に挿入することができるという効果がある。また、
端子収容溝部に挿入された圧接端子に被覆電線を圧入す
ると圧接板同士が互いに離間し、自動的に開口部が側壁
に突設された突起へ係合させる効果がある。このため、
被覆電線に圧接端子から引き抜かれる方向のテンション
が発生しても圧接板間で被覆電線が強固に挟持され、且
つ圧接端子が端子収容溝部に支持されて圧接端子がハウ
ジングから外れにくくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧接コネクタの実施形態を示す分
解斜視図である。
【図2】実施形態の圧接端子の斜視図である。
【図3】(a)〜(d)は、実施形態の圧接コネクタの
ハウジングに圧接端子と被覆電線とを装着する工程を示
す断面説明図である。
【図4】実施形態の要部を示す平面図である。
【図5】従来の圧接コネクタの斜視図である。
【図6】従来の圧接コネクタに被覆電線を装着する状態
を示す断面図である。
【図7】従来の圧接コネクタの前後方向の断面を示す断
面図である。
【図8】従来の圧接コネクタの前後方向の断面を示す断
面図である。
【符号の説明】
20 圧接コネクタ 21 ハウジング 22 圧接端子 23 端子収容溝部 24 側壁 26 係止用突起(係合部) 28 接触部 29 電線接続部 30 底板 31 側板 37 圧接板 38 開口部(被係合部) 1 被覆電線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子収容溝部が形成されたハウジング
    と、前記端子収容溝部に収容されて被覆電線が圧入され
    る圧接端子とを備え、前記被覆電線と前記圧接端子とが
    電気的に接続される圧接コネクタであって、 前記端子収容溝部の側壁に係合部が形成され、前記圧接
    端子に前記係合部が係合する被係合部が形成されている
    ことを特徴とする圧接コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の圧接コネクタであって、 前記係合部は突起であり、前記被係合部は開口部である
    ことを特徴とする圧接コネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の圧接コネクタであっ
    て、 前記圧接端子は、相手端子と結合する接触部と、前記被
    覆電線を圧入する電線接続部とを備えてなり、該電線接
    続部は、底板と、該底板の両側縁から立ち上がる一対の
    側板とを有し、それぞれの前記側板に、当該側板を切り
    曲げて対向内側へ向けて突出する圧接板が形成され、前
    記突起は前記側板の切り曲げによって形成された開口部
    に係合することを特徴とする圧接コネクタ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の圧接コネクタであって、 前記開口部は、前記被覆電線が圧入されない状態で前記
    端子収容溝部の前記側壁に形成した前記突起と係合せ
    ず、前記被覆電線が圧入された状態で前記一対の側板が
    互いに離間して前記側壁に近接して前記突起と係合する
    ことを特徴とする圧接コネクタ。
JP28319499A 1999-10-04 1999-10-04 圧接コネクタ Pending JP2001110466A (ja)

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