JP2713845B2 - 圧接ジョイントコネクタ - Google Patents

圧接ジョイントコネクタ

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JP2713845B2
JP2713845B2 JP4346432A JP34643292A JP2713845B2 JP 2713845 B2 JP2713845 B2 JP 2713845B2 JP 4346432 A JP4346432 A JP 4346432A JP 34643292 A JP34643292 A JP 34643292A JP 2713845 B2 JP2713845 B2 JP 2713845B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数本の電線を相互接
続する圧接ジョイントコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、実開昭56−44472号公報
に記載のものと類似の圧接ジョイントコネクタ1を示
す。同図において、この圧接ジョイントコネクタ1は、
2本の電線収容溝3が形成されたハウジング5と、この
ハウジング5とヒンジ7で連結されると共に、圧接端子
9が埋設されたカバー11とからなる。圧接端子9に
は、2つの圧接溝13、13が形成されている。また、
ハウジング5の外側には、係止孔15を形成する係止片
17が設けられ、カバー11には、係止孔15に係止さ
れる係止突起19が突設されている。
【0003】このような、圧接ジョイントコネクタ1に
より、2本の電線W1、W2をジョイントするには、ま
ず、ハウジング5の電線収容溝3に電線W1、W2を収
容する。次に、ヒンジ7を屈曲してカバー11によりハ
ウジング5の上部を閉鎖する。そして、ペンチ等の治具
を用いて、カバー11とハウジング5とを押圧すること
により、圧接端子9の圧接溝13内に電線W1、W2が
挿入され圧接される。これにより圧接端子9を介して電
線W1と電線W2とが電気的に接続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の圧接ジョイントコネクタ1は、圧接作業時にペンチ
等の治具を必要とするため、圧接作業が面倒であるとい
う問題がある。
【0005】そこで、本発明は、圧接作業時に治具を必
要としない圧接ジョイントコネクタを提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案では、一方が開口されたケースと、この開口から
挿入・嵌合されると共に、ケース挿入方向と平行な複数
本の電線を収容する電線収容溝が形成されたハウジング
と、電線収容溝へ出没自在にハウジングに組み付けられ
ると共に、電線が圧接される電線圧接溝が形成された圧
接カム端子と、ケースへのハウジングの挿入動作により
圧接カム端子を電線収容溝に突出させて電線を電線圧接
溝に圧接させる圧接カム端子移動手段とを有することを
特徴としている。
【0007】
【作用】本発明の圧接ジョイントコネクタにより電線相
互をジョイントするには、接続しようとする電線を、ハ
ウジングの電線収容溝にそれぞれ収容する。次に、開口
からケース内部にハウジングを挿入すると、圧接カム端
子移動手段により、圧接カム端子が電線収容溝に突出
し、圧接カム端子の圧接溝内に電線がそれぞれ挿入され
て圧接される。これにより、電線相互が圧接端子を介し
て電気的に接続される。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る圧接ジョイントコネクタ
の一実施例について説明する。なお、図1は圧接ジョイ
ントコネクタ21により電線W1、W2がジョイントさ
れた状態を示す一部を破断した斜視図であり、図2は圧
接手順を示す斜視図である。また、図3は圧接時におけ
る圧接カム端子の動きを示す断面図である。
【0009】図1及び図2に示すように、本実施例の圧
接ジョイントコネクタ21は、ケース23と、このケー
ス23に挿入・嵌合されると共に電線収容溝25が形成
されたハウジング27と、ハウジング27に組み込まれ
る圧接カム端子29と、この圧接カム端子29を電線収
容溝25に突出させる圧接端子移動手段31とからな
る。
【0010】ケース23は、一方が開口された箱体で、
対向する内壁に、開口部23aから奥方に向かって次第
に上昇するスロープ33、33がそれぞれ形成されてい
る。このケース23の開口部23aからは、ハウジング
27が内部に挿入・嵌合される。
【0011】ハウジング27は、略矩形状で上面部に電
線が収容される2本の電線収容溝25、25がケース2
3への挿入・嵌合方向に沿って形成されている。また、
ハウジング27には、これらの電線収容溝25、25に
対して交差する方向に沿って、電線収容溝25、25に
開口すると共に、両側壁にも開口した圧接端子収容溝3
5が設けられている。この圧接端子収容溝35には、圧
接カム端子29が上下動可能に挿入されている。
【0012】圧接カム端子29は、電線収容溝25、2
5に対応して圧接刃を有する2つの圧接溝37、37が
形成されている。また、両側部からはカム突起39、3
9が突設されている。これらのカム突起39、39は、
圧接カム端子29が圧接端子収容溝35に収容された状
態では、ハウジング27の外壁から突設される。これら
のカム突起39、39は、ケース23へのハウジング2
7の挿入により、スロープ33上を摺動して、圧接カム
端子29を上方へ移動させる。この場合、圧接カム端子
29の上方への移動量は、ケース23へのハウジング2
7の挿入移動量より小さく設定されている。
【0013】上記圧接端子移動手段31は、上述したス
ロープ33、33と、このスロープ33、33上を摺動
するカム突起39と、このカム突起39が形成された圧
接カム端子29が収容される圧接端子収容溝35とで構
成されている。
【0014】なお、ハウジング27の両側壁には、仮係
止突起41、41が突設されており、これらの仮係止突
起41、41はケース23の内壁に形成された仮係止孔
部43に挿入・係止されて、ハウジング27をケース2
3に仮係止する。
【0015】また、ケース23の底部の開口部23a側
には、本係止孔部45が形成されており、この本係止孔
部45には、ハウジング27の底部に形成された本係止
ロック47が挿入・係止されて、ハウジング27をケー
ス23に本係止する。このとき、ハウジング27の後端
部両側壁から突設されたストッパ27aがケース23の
開口部23aの縁部に当接することにより、ケース23
へのハウジング27の挿入量が規制されるようになって
いる。
【0016】このような圧接ジョイントコネクタ21に
より2本の電線W1、W2をジョイントするには、図2
に示すように、圧接カム端子29をハウジング27の圧
接端子収容溝35内に組み付けた状態では、圧接カム端
子29は電線収容溝25、25から退避している。この
状態から、図3及び図4(a)に示すように、ハウジン
グ27をケース23の開口部23aに位置させて、仮係
止突起41をケース23の仮係止孔部43内にそれぞれ
挿入し、ハウジング27をケース23に仮係止する。次
に、図4(b)に示すように、電線W1、W2をハウジ
ング27の電線収容溝25、25に収容する。
【0017】そして、ハウジング27を押圧してケース
23内に挿入する。この挿入動作により、圧接カム端子
29のカム突起39がスロープ33、33上を摺動し、
圧接カム端子29が上昇して電線収容溝25、25内に
突出する。圧接カム端子29が電線収容溝25、25内
に突出すると、図4(c)に示すように、圧接カム端子
29の圧接溝37内に電線W1、W2が挿入され、圧接
カム端子29に電線W1、W2が圧接される。これによ
り、電線W1、W2が圧接カム端子29を介してジョイ
ントされる。
【0018】この場合、圧接カム端子29の上方への移
動量は、ケース23内へのハウジング27の挿入移動量
より少なく設定されているので、比較的小さい力でハウ
ジング27をケース23内へ挿入することが出来る。
【0019】また、この状態では、本係止ロック47が
本係止孔部45に係止されて、ケース23にハウジング
27が本係止される。
【0020】なお、上記実施例では、2本の電線W1、
W2をジョイントする例を示したが、2本以上の電線を
ジョイントすることも可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る圧接ジ
ョイントコネクタによれば、ケースにハウジングを挿入
することにより、圧接カム端子移動手段が圧接カム端子
を移動させて、電線を圧接するので、圧接作業時に治具
が不要になり、圧接作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧接ジョイントコネクタの実施例
を示す一部を破断した斜視図である。
【図2】本発明に係る圧接ジョイントコネクタを示す分
解斜視図である。
【図3】ケースにハウジングを仮係止した状態を示す斜
視図である。
【図4】本発明に係る圧接ジョイントコネクタによる電
線の圧接状態を示す図であり、(a)はケースにハウジ
ングを仮係止した状態を示す断面図、(b)はケースに
ハウジングを挿入しカム突起39がスロープ33上を摺
動する状態を示す断面図、(c)はケースにハウジング
を完全に挿入し圧接カム端子が電線を圧接した状態を示
す断面図である。
【図5】従来の圧接ジョイントコネクタを示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
21 圧接ジョイントコネクタ 23 ケース 23a 開口部 25 電線収容溝 27 ハウジング 29 圧接カム端子 31 圧接端子移動手段 33 スロープ 35 圧接端子収容溝 37 圧接溝 39 カム突起 W1、W2 電線

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の電線を相互接続する圧接ジョイ
    ントコネクタにおいて、一方が開口されたケースと、こ
    の開口からケース内に挿入・嵌合されると共に、ケース
    挿入方向と平行な複数本の電線を収容する電線収容溝が
    形成されたハウジングと、前記電線収容溝へ出没自在に
    前記ハウジングに組み付けられると共に、電線が圧接さ
    れる電線圧接溝が形成された圧接カム端子と、前記ケー
    スへの前記ハウジングの挿入動作により前記圧接カム端
    子を前記電線収容溝に突出させて電線を前記電線圧接溝
    に圧接させる圧接カム端子移動手段とを有することを特
    徴とする圧接ジョイントコネクタ。
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