JPH11214101A - ジョイントコネクタ及び該ジョイントコネクタのジョイント回路成形方法 - Google Patents

ジョイントコネクタ及び該ジョイントコネクタのジョイント回路成形方法

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JPH11214101A
JPH11214101A JP10008980A JP898098A JPH11214101A JP H11214101 A JPH11214101 A JP H11214101A JP 10008980 A JP10008980 A JP 10008980A JP 898098 A JP898098 A JP 898098A JP H11214101 A JPH11214101 A JP H11214101A
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cover
joint
connector
connector housing
opening
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JP10008980A
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Mitsuharu Nakamura
光晴 中村
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/50Bases; Cases formed as an integral body
    • H01R13/501Bases; Cases formed as an integral body comprising an integral hinge or a frangible part
    • HELECTRICITY
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/502Bases; Cases composed of different pieces
    • H01R13/506Bases; Cases composed of different pieces assembled by snap action of the parts
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/24Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands
    • H01R4/2416Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type
    • H01R4/2445Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type the contact members having additional means acting on the insulation or the wire, e.g. additional insulation penetrating means, strain relief means or wire cutting knives
    • H01R4/2466Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type the contact members having additional means acting on the insulation or the wire, e.g. additional insulation penetrating means, strain relief means or wire cutting knives the contact members having a channel-shaped part, the opposite sidewalls of which comprise insulation-cutting means

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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品コストを安くすることができると共に、
作業工数を削減することができるジョイントコネクタを
提供する。 【解決手段】 複数の電線収容室12を有すると共に、
該各電線収容室12に収容された電線20間をジョイン
トする部分に対向する位置に開口部13を有したコネク
タハウジング11と、この開口部13をコネクタハウジ
ング11との間に設けられたヒンジ14aを介して開閉
するカバー15と、このカバー15の電線20間のジョ
イント部分に対向する位置に設けられ、カバー15によ
る開口部13の閉時に所定数の電線20間をジョイント
する複数の圧接ジョイント端子19を備えたジョイント
コネクタ10において、カバー15を第1カバー16と
第2カバー17とで構成し、この第2カバー17に、切
断自在な導電性の繋ぎ部19cで連結した複数の圧接ジ
ョイント端子19を一体成形した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ワイヤハ
ーネス等の複数の電線間をジョイントするジョイントコ
ネクタ及び該ジョイントコネクタのジョイント回路成形
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のジョイントコネクタとして、図
4及び図5に示す特開昭63−308884号公報に開
示されたものがある。このジョイントコネクタ(分岐用
コネクタ)1は、端子収容室を兼ねた複数の電線収容室
2aを有すると共に、該各電線収容室2aに収容された
電線4間をジョイントする部分に対向する位置に複数の
矩形の開口部2bを有した合成樹脂製のコネクタハウジ
ング2と、このコネクタハウジング2の各開口部2bよ
り挿入され、各電線収容室2aに収容された所定数の電
線4間をジョイントする複数の圧接ジョイント端子3
と、を備えている。この複数の圧接ジョイント端子3
は、背部3aにスリット3bにより仕切られた一対の圧
接刃3c,3cを複数組連鎖状に形成していて、各スリ
ット3bの部分で背部3aを切断することにより、二
連,三連,…の個数の異なる圧接ジョイント端子3が作
製されるようになっている。
【0003】そして、コネクタハウジング2の各電線収
容室2aに、各電線4の先端に接続された雄型の圧着端
子5を挿入した後で、連鎖状の各圧接ジョイント端子3
をコネクタハウジング2の上,下面の各開口部2bから
挿入押圧し、該連鎖状の各圧接ジョイント端子3の一対
の圧接刃3c,3cが各電線4の先端側と圧接接続され
ることにより、所定のジョイント回路が成形されるよう
になっている。
【0004】尚、このジョイントコネクタ1に関する類
似技術は、特開平9−22745号公報に開示されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のジョイントコネクタ1では、そのジョイント回路パ
ターン毎に連鎖状の各圧接ジョイント端子3を予め切断
して用意しておかなければならないため、ジョイントコ
ネクタ1の組立前の部品の管理が煩雑となり、部品コス
トが高くなった。また、コネクタハウジング2の各電線
収容室2aに圧着端子5を挿入した後で、連鎖状の各圧
接ジョイント端子3をコネクタハウジング2の各開口部
2bより挿入して各電線4に押圧接続するため、作業工
数が増加した。
【0006】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、部品コストを安くすることが
できると共に、作業工数を削減することができるジョイ
ントコネクタ及び該ジョイントコネクタのジョイント回
路成形方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
の電線収容室を有すると共に、該各電線収容室に収容さ
れた電線間をジョイントする部分に対向する位置に開口
部を有したコネクタハウジングと、このコネクタハウジ
ングの開口部を該コネクタハウジングとの間に設けられ
たヒンジを介して開閉するカバーと、このカバーの前記
電線間のジョイント部分に対向する位置に設けられ、該
カバーによる前記開口部の閉時に所定数の電線間をジョ
イントする複数の圧接ジョイント端子と、を備えたジョ
イントコネクタにおいて、前記カバーに、切断自在な導
電性の繋ぎ部で連結した前記複数の圧接ジョイント端子
を一体成形したことを特徴とする。
【0008】このジョイントコネクタでは、複数の圧接
ジョイント端子を連結した繋ぎ部を切断することによ
り、一つのコネクタハウジングにより全てのジョイント
回路パターンに対応できるため、部品コストが安価にな
り、また、カバーを閉じる作業だけにより、複数の圧接
ジョイント端子で所定数の電線間がジョイントされるた
め、作業工数が削減される。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載のジョイ
ントコネクタであって、前記カバーを、前記コネクタハ
ウジングにヒンジを介して連結されて前記開口部を開閉
する第1カバーと、この第1カバーにヒンジを介して連
結されて該第1カバーに形成されたカバー収容部に収容
される第2カバーとで構成し、この第2カバーに、前記
切断自在な導電性の繋ぎ部で連結した複数の圧接ジョイ
ント端子を一体成形したことを特徴とする。
【0010】このジョイントコネクタでは、第2カバー
の繋ぎ部の切断部分が第1カバーで覆われるため、圧接
ジョイント端子の露出が防止され、カバーを閉じた際の
見栄えが向上する。さらに、圧接ジョイント端子の露出
の防止により、他の回路とのショートも防止される。
【0011】請求項3の発明は、請求項2記載のジョイ
ントコネクタであって、前記第1カバーに、前記コネク
タハウジングの係止部及び第2カバーの係止部がそれぞ
れ係脱される係合部を設けたことを特徴とする。
【0012】このジョイントコネクタでは、第1カバー
の係合部に第2カバーを係止させた状態で該第1カバー
の係合部がコネクタハウジングの係止部に係止されるた
め、圧接ジョイント端子と電線とが簡単かつ確実に接続
されると共に、該接続状態が確実に保持される。
【0013】請求項4の発明は、複数の電線収容室を有
すると共に、該各電線収容室に収容された電線間をジョ
イントする部分に対向する位置に開口部を有したコネク
タハウジングと、このコネクタハウジングの開口部を該
コネクタハウジングとの間に設けられたヒンジを介して
開閉するカバーと、このカバーの前記電線間のジョイン
ト部分に対向する位置に設けられ、該カバーによる前記
開口部の閉時に所定数の電線間をジョイントする複数の
圧接ジョイント端子と、を備えたジョイントコネクタの
ジョイント回路成形方法において、前記カバーに繋ぎ部
で連結した前記複数の圧接ジョイント端子を一体成形
し、次に、前記繋ぎ部を切断することにより所定の回路
に相応するジョイントパターンを形成し、前記カバーを
複数の電線を収容した前記コネクタハウジングの開口部
に着装することにより前記所定数の電線間をジョイント
するようにしたことを特徴とする。
【0014】このジョイントコネクタのジョイント回路
成形方法では、繋ぎ部を切断することにより所定の回路
に相応するジョイントパターンが形成されるため、ジョ
イントコネクタに最適なジョイント回路が簡単な作業で
かつ短時間で成形される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0016】図1(a)は本発明の一実施形態のジョイ
ントコネクタのカバーを閉じる前の状態を示す斜視図、
図1(b)は同カバーの要部の拡大斜視図、図2は同ジ
ョイントコネクタのカバーの第2カバーを閉じた状態を
示す斜視図、図3(a)は上記第2カバーに一体成形さ
れた複数の圧接ジョイント端子の繋ぎ部を切断する際の
断面図、図3(b)は同第2カバーを第1カバーのカバ
ー収容部に収容した状態を示す断面図、図3(c)は同
第1カバーでジョイントコネクタの開口部を閉じて第2
カバーの複数の圧接ジョイント端子で電線間をジョイン
トした状態を示す断面図である。
【0017】図1(a),(b)及び図2に示すよう
に、ジョイントコネクタ10は、端子収容室を兼ねた複
数の電線収容室12を有すると共に、該各電線収容室1
2に収容された電線20間をジョイントする部分に対向
する位置に開口部13を有した合成樹脂製のコネクタハ
ウジング11と、このコネクタハウジング11の開口部
13を該コネクタハウジング11との間に設けられた一
対のヒンジ14a,14aを介して開閉する合成樹脂製
のカバー15と、このカバー15の各電線20間のジョ
イント部分に対向する位置に設けられ、該カバー15に
よる上記開口部13の閉時に所定数の電線20間をジョ
イントする複数の圧接ジョイント端子19とを備えてい
る。
【0018】図1〜図3に示すように、コネクタハウジ
ング11の各電線収容室12は仕切壁12aにより左右
に仕切られている。また、各電線収容室12の底壁の基
端側には電線20のブレを抑える突起(突出部)12b
を一体突出形成してある。さらに、コネクタハウジング
11の各電線収容室12の前側は箱型になっていて、該
箱型の前壁11aの各電線収容室12に収容される電線
20の先端に接続された雌型の圧着端子21の接触部2
1aに対向する位置には、図示しない相手側コネクタの
雄端子が挿入される端子挿通孔11bを形成してある。
また、コネクタハウジング11の仕切壁12aと同じ高
さの両側壁11c,11cの中央には、係止突起(係止
部)11dをそれぞれ一体突出形成してある。
【0019】図1(a),(b)及び図2に示すよう
に、カバー15は、コネクタハウジング11に一対のヒ
ンジ14a,14aを介して一体成形されて該コネクタ
ハウジング11の開口部13を開閉する第1カバー16
と、この第1カバー16に一対のヒンジ14b,14b
を介して一体成形されて該第1カバー16に形成された
カバー収容部16bに収容される第2カバー17とで構
成されていて、この第2カバー17に、切断自在な導電
性の繋ぎ部19cで連結した複数の圧接ジョイント端子
19をインサート成形により一体成形してある。
【0020】図1(a),図2に示すように、第1カバ
ー16はコネクタハウジング11の開口部13を覆う矩
形板状になっていて、該開口部13に対向する前側の半
分の面にはコネクタハウジング11の側壁11c及び仕
切壁12aに当接するリブ16aをそれぞれ一体突出形
成してある。また、第1カバー16の開口部13に対向
する後側の半分の面は、第2カバー17が収容される凹
状のカバー収容部16bになっている。さらに、第1カ
バー16の両側の中央には、コネクタハウジング11の
各係止突起(係止部)11d及び第2カバー17の両側
前端の各係止突起(係止部)17dがそれぞれ係脱(係
止、離反)される矩形の各係合片(係合部)18をそれ
ぞれ一体突出形成してある。即ち、各係合片18の上部
に形成された係合孔18aにコネクタハウジング11の
各係止突起11dを係脱自在にしてあると共に、該各係
合片18の係合孔18aの真下に形成された係合凹部1
8bに第2カバー17の各係止突起17dを係脱自在に
してある。
【0021】図1(a),(b)及び図2に示すよう
に、第2カバー17は、第1カバー16のカバー収容部
16bに収容される矩形板状になっていて、該カバー収
容部16bに当接する面は平坦面になっている。また、
第2カバー17のコネクタハウジング11の開口部13
に対向する面にはコネクタハウジング11の側壁11c
及び仕切壁12aに当接するリブ17aをそれぞれ一体
突出形成してある。さらに、第2カバー17の各リブ1
7a間には、各圧接ジョイント端子19の一対の圧接刃
19a,19aを連結する連結板部19bをインサート
成形により一体成形してある。さらに、第2カバー17
の各リブ17aには、各圧接ジョイント端子19の連結
板部19bに一体成形されて切断自在な導電性の繋ぎ部
19cをインサート成形により一体成形してある。この
第2カバー17の各リブ17a間の繋ぎ部19cは外部
に露出して該第2カバー17の底壁17bと共に自動機
の一対の切断刃H,Hにより切断されるようになってい
る。
【0022】図1(b),図2に示すように、各圧接ジ
ョイント端子19は、コネクタハウジング11の各電線
収容室12に収容された電線20を圧接接続する前後一
対の圧接刃19a,19aと、この各圧接刃19aを折
り曲げ形成した正面略凵字状の連結板部19bと、この
連結板部19bの底壁の中央より突出して隣接する圧接
ジョイント端子19の連結板部19bの底壁と一体の繋
ぎ部19cとを備えている。
【0023】以上実施形態のジョイントコネクタ10の
組み付け手順について説明する。まず、図3(a)に示
すように、コネクタハウジング11の端子収容室を兼ね
た各電線収容室12に電線20を圧着接続した圧着端子
21を挿入した後で、自動機の一対の切断刃H,Hによ
り、複数の圧接ジョイント端子19を連結する繋ぎ部1
9cの所定位置をジョイントパターン(ジョイント回
路)に合わせてカットする。次に、図1(a)及び図3
(a)の矢印Aに示すように、第2カバー17を閉じて
第1カバー16のカバーを収容部16bに収容する。こ
の時、第2カバー17の係止突起17dが第1カバー1
6の係合片18の係合凹部18bに係止されて、第2カ
バー17は第1カバー16のカバー収容部16bにガタ
付くことなく確実に収容される。また、繋ぎ部19cの
所定位置を自動機で切断することにより所定の回路に相
応するジョイントパターンを形成することができ、ジョ
イントコネクタ10に最適なジョイント回路を簡単な作
業でかつ短時間で成形することができる。
【0024】次に、図2及び図3(b)の矢印Bに示す
ように、自動機にてコネクタハウジング11の開口部1
3を第1カバー16で閉じると、図3(c)に示すよう
に、所定の圧接ジョイント端子19により電線20が圧
接接続されて、所定数の電線20間のジョイントが完了
する。この時、コネクタハウジング11の各電線収容室
12の底壁より突出した突起12bにより、電線20の
ブレを抑えて該電線20が圧接ジョイント端子19の一
対の圧接刃19a,19aにより圧接接続し易くなって
いる。また、この接続状態は、第1カバー16の係合片
18の係合孔18aとコネクタハウジング11の係止突
起11dとの係止により確実に保持される。
【0025】このように、複数の圧接ジョイント端子1
9を連結した繋ぎ部19cの所定位置を自動機の一対の
切断刃H,Hで切断することにより、一つのコネクタハ
ウジング11により全てのジョイント回路パターンに対
応させることができるため、部品コストの低コスト化を
図ることができる。また、第1カバー16を図示しない
自動機のカバー閉手段で閉じることにより、所定の圧接
ジョイント端子19を電線20に圧接接続して所定数の
電線20間をジョイントできるため、作業工数を大幅に
削減することができる。この際に、第2カバー17の繋
ぎ部19c等の切断部分(図2中符号Sで示す)が第1
カバー16のカバー収容部16bで確実に覆われるた
め、所定の圧接ジョイント端子19の露出を確実に防止
することができ、第1カバー16を閉じた際の見栄えを
向上させることができる。また、所定の圧接ジョイント
端子19の露出の防止により、他の回路とのショートも
防止することができる。さらに、第1カバー16の係合
片18の係合凹部18bに第2カバー17の係止突起1
7dを係止させた状態で、該第1カバー16の係合片1
8の係合孔18aをコネクタハウジング11の係止突起
11dに係止することができるため、所定の圧接ジョイ
ント端子19と電線20とを簡単かつ確実に圧接接続す
ることができ、高精度のジョイントコネクタ10を安価
で提供することができる。
【0026】尚、前記実施形態によれば、自動車用ワイ
ヤハーネスに用いられる複数の電線間をジョイントする
場合について説明したが、自動車用ワイヤハーネス以外
の複数の電線間のジョイントに前記実施形態を適用でき
ることは勿論である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、複数の圧接ジョイント端子を連結した繋ぎ部を
切断することにより、一つのコネクタハウジングにより
全てのジョイント回路パターンに対応できるため、部品
コストの低コスト化を図ることができる。また、カバー
を閉じる作業により、複数の圧接ジョイント端子により
所定数の電線間をジョイントできるため、作業工数を削
減することができる。
【0028】請求項2の発明によれば、第2カバーの繋
ぎ部の切断部分が第1カバーで覆われるため、圧接ジョ
イント端子の露出を防ぐことができ、カバーを閉じた際
の見栄えを向上させることができる。さらに、圧接ジョ
イント端子の露出の防止により、他の回路とのショート
も防止することができる。
【0029】請求項3の発明によれば、第1カバーの係
合部に第2カバーを係止させた状態で該第1カバーの係
合部がコネクタハウジングの係止部に係止されるため、
圧接ジョイント端子と電線とを簡単かつ確実に接続する
ことができると共に、該接続状態を確実に保持すること
ができる。
【0030】請求項4の発明によれば、繋ぎ部を切断す
ることにより所定の回路に相応するジョイントパターン
が形成されるため、ジョイントコネクタに最適なジョイ
ント回路を簡単な作業でかつ短時間で成形することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施形態のジョイントコネ
クタのカバーを閉じる前の状態を示す斜視図、(b)は
同カバーの要部の拡大斜視図である。
【図2】上記ジョイントコネクタのカバーの第2カバー
を閉じた状態を示す斜視図である。
【図3】(a)は上記第2カバーに一体成形された複数
の圧接ジョイント端子の繋ぎ部を切断する際の断面図、
(b)は同第2カバーを第1カバーのカバー収容部に収
容した状態を示す断面図、(c)は同第1カバーでジョ
イントコネクタの開口部を閉じて第2カバーの複数の圧
接ジョイント端子で電線間をジョイントした状態を示す
断面図である。
【図4】従来例のジョイントコネクタの分解斜視図であ
る。
【図5】上記従来例のジョイントコネクタの断面図であ
る。
【符号の説明】
10 ジョイントコネクタ 11 コネクタハウジング 11d 係止突起(係止部) 12 電線収容室 13 開口部 14a,14b ヒンジ 15 カバー 16 第1カバー 16b カバー収容部 17 第2カバー 17d 係止突起(係止部) 18 係合片(係合部) 19 圧接ジョイント端子 19c 繋ぎ部 20 電線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電線収容室を有すると共に、該各
    電線収容室に収容された電線間をジョイントする部分に
    対向する位置に開口部を有したコネクタハウジングと、
    このコネクタハウジングの開口部を該コネクタハウジン
    グとの間に設けられたヒンジを介して開閉するカバー
    と、このカバーの前記電線間のジョイント部分に対向す
    る位置に設けられ、該カバーによる前記開口部の閉時に
    所定数の電線間をジョイントする複数の圧接ジョイント
    端子と、を備えたジョイントコネクタにおいて、 前記カバーに、切断自在な導電性の繋ぎ部で連結した前
    記複数の圧接ジョイント端子を一体成形したことを特徴
    とするジョイントコネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のジョイントコネクタであ
    って、 前記カバーを、前記コネクタハウジングにヒンジを介し
    て連結されて前記開口部を開閉する第1カバーと、この
    第1カバーにヒンジを介して連結されて該第1カバーに
    形成されたカバー収容部に収容される第2カバーとで構
    成し、この第2カバーに、前記切断自在な導電性の繋ぎ
    部で連結した複数の圧接ジョイント端子を一体成形した
    ことを特徴とするジョイントコネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のジョイントコネクタであ
    って、 前記第1カバーに、前記コネクタハウジングの係止部及
    び第2カバーの係止部がそれぞれ係脱される係合部を設
    けたことを特徴とするジョイントコネクタ。
  4. 【請求項4】 複数の電線収容室を有すると共に、該各
    電線収容室に収容された電線間をジョイントする部分に
    対向する位置に開口部を有したコネクタハウジングと、
    このコネクタハウジングの開口部を該コネクタハウジン
    グとの間に設けられたヒンジを介して開閉するカバー
    と、このカバーの前記電線間のジョイント部分に対向す
    る位置に設けられ、該カバーによる前記開口部の閉時に
    所定数の電線間をジョイントする複数の圧接ジョイント
    端子と、を備えたジョイントコネクタのジョイント回路
    成形方法において、 前記カバーに繋ぎ部で連結した前記複数の圧接ジョイン
    ト端子を一体成形し、次に、前記繋ぎ部を切断すること
    により所定の回路に相応するジョイントパターンを形成
    し、前記カバーを複数の電線を収容した前記コネクタハ
    ウジングの開口部に着装することにより前記所定数の電
    線間をジョイントするようにしたことを特徴とするジョ
    イントコネクタのジョイント回路成形方法。
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