JP2000252001A - 合体コネクタ - Google Patents

合体コネクタ

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JP2000252001A
JP2000252001A JP11053219A JP5321999A JP2000252001A JP 2000252001 A JP2000252001 A JP 2000252001A JP 11053219 A JP11053219 A JP 11053219A JP 5321999 A JP5321999 A JP 5321999A JP 2000252001 A JP2000252001 A JP 2000252001A
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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    • H01R13/514Bases; Cases composed as a modular blocks or assembly, i.e. composed of co-operating parts provided with contact members or holding contact members between them

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連結作業に際して隣接する端子間のショート
事故を防止する。 【解決手段】 上段側のコネクタハウジング21に端子
26を収容する複数の端子収容室23を設け、この隣接
する端子収容室23間を仕切る複数の仕切壁24を設
け、下段側のコネクタハウジング22にこの複数の仕切
壁24に対向する位置に同じく複数の仕切壁を設け、双
方のコネクタハウジング21、22の連結位置への移動
に伴って双方の仕切壁24が互いに近接する方向に移動
され、連結位置では双方の仕切壁24の先端面同士が略
当接される合体コネクタ20において、下段側のコネク
タハウジング22の連結面22aに仕切壁24の延びる
方向を延設方向Tとすると、この延設方向Tに沿って連
続する位置決め突起状ロック部36を設け、上段側のコ
ネクタハウジング21の連結面21aに位置決め突起状
ロック部36が嵌合する位置決め凹部29を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の端子を収容
するコネクタハウジングを複数有し、このコネクタハウ
ジングを多段状に連結して構成される合体コネクタに関
する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先にこの種の従来の合体コ
ネクタを提案した(特願平9−223764号出願書類
参照)。図4はかかる合体コネクタの合体前の状態を示
す斜視図、図5は上段側のコネクタハウジングの要部を
底面側から見た拡大斜視図、図6は下段側のコネクタハ
ウジングの要部を平面側から見た拡大斜視図、図7は仕
切壁が圧接端子に接触した状態を示す要部断面図、図8
は仕切壁の押圧によって圧接端子が変形した状態を示す
要部断面図である。
【0003】図4〜図8において、合体コネクタ1は、
上段側のコネクタハウジング2と下段側のコネクタハウ
ジング3とから成り、上段側のコネクタハウジング2の
下面2aと下段側のコネクタハウジング3の上面3aと
が相対向する連結面として構成されている。上段側のコ
ネクタハウジング2内には前後方向に配置される端子収
容室4が左右方向に複数並列して構成され、この隣接す
る端子収容室4間は仕切壁5(図7、図8に示す)によ
って仕切られている。上段側のコネクタハウジング2の
下面(連結面)2aの後部は開口部6として構成され、
この開口部6より各端子収容室4の後部が露出されてい
る。各端子収容室4には圧接端子7(図7、図8に示
す)がそれぞれ収容され、各圧接端子7の後部の電線圧
接部7aには圧接によって電線Wの一端側が接続されて
いる。電線圧接部7aは略コ字状に折曲された形状を有
し、両側の先端部が仕切壁5より上方に突出している。
【0004】又、上段側のコネクタハウジング2の下面
(連結面)2aの前部には、その中央とこの左右の一定
間隔離れた位置との3カ所に前後方向に延びる略断面台
形状の前側第1係止突起部8が設けられていると共に、
上段側のコネクタハウジング2の下面2aの前方両端に
は前側第2係止突起部9が設けられている。この各前側
第2係止突起部9は、図5に詳しく示すように、下方に
突出された略半円状の導入リブ9aと、この導入リブ9
aの先端側より斜めに形成された導入テーパ凸部9b
と、この導入テーパ凸部9bの底面より水平状に突出し
た平坦凸部9cとから構成されている。上段側のコネク
タハウジング2の両側面の後部には角柱状の後側係止突
起部10が設けられている。
【0005】下段側のコネクタハウジング3内には前後
方向に配置される端子収容室4が左右方向に複数並列し
て構成されていると共に、下段側のコネクタハウジング
3の下面の後部は開口部6として構成され、この開口部
6より各端子収容室4の後部が露出されている。各端子
収容室4には上記と同様にして圧接端子(図示せず)が
それぞれ収容されている。
【0006】下段側のコネクタハウジング3の下面側に
はヒンジ部(図示せず)を介してカバー11が連結さ
れ、このカバー11によって前記開口部6を閉じること
ができるよう構成されている。下段側のコネクタハウジ
ング3の上面(連結面)3aの後部には、上段側のコネ
クタハウジング2の複数の仕切壁5に対向する位置に同
じく複数の仕切壁12が設けられている。又、隣接する
各仕切壁12の間には電線位置規制用突起13(図7、
図8に示す)がそれぞれ設けられている。
【0007】又、下段側のコネクタハウジング3の上面
(連結面)3aの前部には、その中央とこの左右の一定
間隔離れた位置との3カ所に略断面逆台形状の前側第1
係止凹部14が設けられていると共に、下段側のコネク
タハウジング3の上面3aの前方両端には前側第2係止
凹部15が設けられている。この各前側第2係止突凹部
15は、図6に詳しく示すように、導入リブ9a及び導
入テーパ凸部9bが挿入される案内テーパ凹部15a
と、平坦凸部9cが挿入される水平凹部15bとから構
成されている。下段側のコネクタハウジング3の両側面
の後部には可撓性の後側係止アーム部16が設けられ、
この各後側係止アーム部16に後側係止孔17が設けら
れている。
【0008】上記構成において、各コネクタハウジング
2、3の端子収容室4に圧接端子7を収容し、この圧接
端子7に電線Wの一端側を接続し終えると、下段側のコ
ネクタハウジング3の開口部6をカバー11で閉じる。
次に、上段側のコネクタハウジング2をその下面2a側
を上方として図示しない合体治具にセットし、このセッ
トした上段側のコネクタハウジング2の上方から下段側
のコネクタハウジング3を上面3a側を下方として乗せ
る。この乗せる際に、上段側のコネクタハウジング2の
前側第1係止突起部8、前側第2係止突起部9及び後側
係止突起部10が、下段側のコネクタハウジング3の前
側第1係止凹部14、前側第2係止凹部15及び後側係
止アーム部16に略位置合わせされる。
【0009】次に、下段側のコネクタハウジング3を下
方に押圧し、この押圧力によって双方のコネクタハウジ
ング2、3の相対向する連結面が互いに近接する方向に
移動し、連結位置で前側第1係止突起部8及び前側第2
係止突起部9が前側第1係止凹部14及び前側第2係止
凹部15にそれぞれ入り込むと共に、後側係止突起部1
0が撓み変形する後側係止アーム部16によって後側係
止孔17に係止される。これによって双方のコネクタハ
ウジング2、3が合体される。
【0010】又、上記した双方のコネクタハウジング
2、3の連結位置への移動に伴って双方の仕切壁5、1
2が互いに近接する方向に移動し、連結位置では双方の
仕切壁5、12の先端面同士が略当接状態とされる。こ
れによって隣接する端子収容室4間が略完全に仕切ら
れ、隣接する圧接端子7間におけるショート事故の防止
が図られる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の合体コネクタにおいては、その連結作業過程にあっ
て双方のコネクタハウジング2、3間の位置決めが不安
定である。つまり、双方のコネクタハウジング2、3の
前方側は、その左右方向の位置決めが前側第1係止突起
部8の前側第1凹部14への挿入によって、その前後方
向の位置決めが前側第2係止突起部9の前側第2凹部1
5への挿入によってなされるために問題ないが、双方の
コネクタハウジング2、3の後方側は、後側係止突起部
10が撓み変形可能な後側係止アーム部16によっての
み位置決めされているため、撓み変形方向である左右方
向に容易に変移可能である。
【0012】従って、下段側のコネクタハウジング3が
適性な位置から左右方向に位置ずれした状態で双方のコ
ネクタハウジング2、3の連結位置への移動がなされる
と、図7に示すように、下段側のコネクタハウジング3
の仕切壁12が圧接端子7の電線圧接部7aに突き当た
り、仕切壁12からの押圧力によって圧接端子7の電線
圧接部7aが折曲される。圧接端子7の電線圧接部7a
が、図8に示すように、外側に折曲されると、隣接する
圧接端子7に接触してショートする恐れがある。
【0013】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、連結作業に際して隣接する端
子間のショート事故を防止できる合体コネクタを提供す
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、一方
のコネクタハウジングと他方のコネクタハウジングと
が、双方のコネクタハウジングの相対向する連結面を互
いに近接させる方向に移動することによって連結位置に
移動されると共に、前記一方のコネクタハウジングと前
記他方のコネクタハウジングとのいずれか一方に、端子
を収容する各端子収容室を仕切る複数の仕切壁を設け、
他方にこの複数の仕切壁に対向する位置に同じく複数の
仕切壁を設け、双方のコネクタハウジングの連結位置へ
の移動に伴って双方の仕切壁が互いに近接する方向に移
動され、連結位置では双方の仕切壁の先端面同士が略当
接される合体コネクタにおいて、前記一方のコネクタハ
ウジングと前記他方のコネクタハウジングとの相対向す
る連結面のいずれか一方に、前記仕切壁の延びる方向を
延設方向とすると、この延設方向に沿って少なくとも相
手側の仕切壁が略当接される区間に亘って連続する位置
決め突起状ロック部を設け、他方に双方のコネクタハウ
ジングの連結位置への移動に際して前記位置決め突起状
ロック部が係合される位置決め凹部を設けたことを特徴
とする。
【0015】この合体コネクタでは、双方のコネクタハ
ウジングの相対向する連結面を互いに近接させる方向に
移動させると、いずれか一方のコネクタハウジングの連
結面に設けられた位置決め突起状ロック部が他方のコネ
クタハウジングの連結面に設けられた位置決め凹部に連
続的に徐々に挿入され、この連続的な挿入動作によって
仕切壁の延びる延設方向に直交する方向に対しては位置
ずれすることなく連結位置に移動されるため、双方の仕
切壁が位置ずれすることなく互いに近接する方向に移動
される。
【0016】請求項2の発明は、請求項1記載の合体コ
ネクタであって、前記位置決め突起状ロック部は、先端
から根元に行くに従って徐々に幅が狭くなる形状であ
り、位置決め凹部は入口から奥に行くに従って徐々に幅
が広くなる形状であることを特徴とする。
【0017】この合体コネクタでは、請求項1の発明の
作用に加え、入口より奥の幅の方が広い位置決め凹部
に、先端より根元の幅が狭い位置決め突起状ロック部が
嵌まり込んで係合する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0019】図1は本発明の一実施形態に係る合体コネ
クタの合体前を示す斜視図、図2は合体コネクタの合体
後を示す斜視図、図3は合体作業の一過程を示す側面図
である。尚、図1では連結作業の状態をイメージし易い
ように、上段側のコネクタハウジング21が下方の位置
に、下段側のコネクタハウジング22が上方の位置にそ
れぞれ位置され、且つ、双方のコネクタハウジング2
1、22共に下面側が上方に向けられて示されている。
【0020】図1〜図3において、合体コネクタ20
は、上段側のコネクタハウジング(一方のコネクタハウ
ジング)21と下段側のコネクタハウジング(他方のコ
ネクタハウジング)22とから成り、上段側のコネクタ
ハウジング21の下面21aと下段側のコネクタハウジ
ング3の上面22aとが相対向する連結面として構成さ
れている。上段側のコネクタハウジング21内には、中
央部を除いて前後方向に配置される端子収容室23が左
右方向に複数並列して構成され、この隣接する端子収容
室23間は仕切壁24によって仕切られている。
【0021】上段側のコネクタハウジング21の下面
(連結面)21aの後部は開口部25として構成され、
この開口部25より各端子収容室23の後部が露出され
ている。各端子収容室23には圧接端子26がそれぞれ
収容され、各圧接端子26の後部の電線圧接部(特に、
符号を付さず)には圧接によって電線Wの一端側が接続
されている。電線圧接部は略コ字状に折曲された形状を
有し、両側の先端部が仕切壁5より上方に突出してい
る。
【0022】又、上段側のコネクタハウジング21の下
面(連結面)21aの前部で、且つ、その両端には、前
側係止突起部27がそれぞれ設けられている。この各前
側係止突起部27の構成は、前記従来例の前側第2係止
突起部9と同一構成であるため、図面に同一符号を付し
てその説明を省略する。上段側のコネクタハウジング2
1の両側面の後部には角柱状の後側係止突起部28が設
けられている。
【0023】更に、上段側のコネクタハウジング21の
下面(連結面)の中央部には、前記仕切壁24の延びる
方向を延設方向(前後方向)Tとすると、この延設方向
Tに沿って上段側のコネクタハウジング21の下面(連
結面)21aの全域に亘って位置決め凹部29が設けら
れている。この位置決め凹部29は、入口から奥に行く
に従って徐々に幅が広くなるアリ溝形状に構成されてい
る。
【0024】一方、下段側のコネクタハウジング22内
には前後方向に配置される端子収容室23が左右方向に
複数並列して構成されていると共に、下段側のコネクタ
ハウジング22の下面の後部は開口部25として構成さ
れ、この開口部25より各端子収容室23の後部が露出
されている。各端子収容室23には上記と同様にして圧
接端子26がそれぞれ収容されている。
【0025】下段側のコネクタハウジング22の下面2
2a側にはヒンジ部(図示せず)を介してカバー30が
連結され、このカバー30によって前記開口部25を閉
じることができるよう構成されている。カバー30の両
側面の先端側には係止孔31が形成され、下段側のコネ
クタハウジング22の両側面の後部には係止突起部32
が設けられ、カバー30が開口部25を閉じる位置に位
置すると係止孔31に係止突起部32が係止することに
よってロックされる。
【0026】下段側のコネクタハウジング22の上面
(連結面)22aの後部には、前記従来例と同様に、上
段側のコネクタハウジング21の複数の仕切壁24に対
向する位置に同じく複数の仕切壁(図示せず)が設けら
れている。又、隣接する各仕切壁(図示せず)の間に
は、従来例と同様に電線規制用突起(図示せず)がそれ
ぞれ設けられている。
【0027】又、下段側のコネクタハウジング22の上
面(連結面)22aの前部で、且つ、その両端には前側
係止凹部33が設けられている。この各前側係止凹部3
3の構成は、前記従来例の前側第2係止凹部15と同一
構成であるため、その説明を省略する。下段側のコネク
タハウジング22の両側面の後部には可撓性の後側係止
アーム部34が設けられ、この各後側係止アーム部34
に後側係止孔35が設けられている。
【0028】更に、下段側のコネクタハウジング22の
上面(連結面)22aの中央部には、前記仕切壁24の
延びる方向を延設方向(前後方向)Tとすると、この延
設方向Tに沿って下段側のコネクタハウジング22の上
面(連結面)22aの全域に亘って位置決め突起状ロッ
ク部36が設けられている。この位置決め突起状ロック
部36は、先端から根元に行くに従って徐々に幅が狭く
なる形状に構成されている。
【0029】上記構成において、各コネクタハウジング
21、22の端子収容室23に圧接端子26を収容し、
この圧接端子26に電線Wの一端側を接続し終えると、
下段側のコネクタハウジング22の開口部25をカバー
30で閉じる。
【0030】次に、図3に示すように、上段側のコネク
タハウジング21をその下面21a側を上方として合体
治具40の凹部41にセットし、このセットした上段側
のコネクタハウジング21の上方から下段側のコネクタ
ハウジング22をその上面22a側を下方として乗せ
る。この乗せる際に、上段側のコネクタハウジング21
の前側係止突起部27及び後側係止突起部28が、下段
側のコネクタハウジング22の前側係止凹部33及び後
側係止アーム部34に略位置合わせすると共に、下段側
のコネクタハウジング22の位置決め突起状ロック部3
6の前端を上段側のコネクタハウジング21の位置決め
凹部29の前端に略位置合わせする。
【0031】次に、図3にて矢印で示すように、合体治
具40のプレス体42を下方に移動させ、このプレス体
42で下段側のコネクタハウジング22を下方に押圧す
る。すると、この押圧力によって下段側のコネクタハウ
ジング22が下方に移動して双方のコネクタハウジング
21、22の相対向する連結面が相対的に近接する方向
に移動し、連結位置で前側係止突起部27が前側係止凹
部33にそれぞれ入り込むと共に、後側係止突起部28
が撓み変形する後側係止アーム部34によって後側係止
孔35に係止される。ここで、連結動作の当初におい
て、上段側のコネクタハウジング21の一対の前側係止
突起部27がこの左右一対の前側係止凹部33にガイド
されることによって双方のコネクタハウジング21、2
2の前端側の左右方向と前後方向とのセンター合わせが
なされるため、次に説明する位置決め突起状ロック部3
6の位置決め凹部29への挿入開始がスムーズに行われ
る。
【0032】又、上記した双方のコネクタハウジング2
1、22の連結位置への移動に際して、下段側のコネク
タハウジング22の上面(連結面)22aに設けられた
位置決め突起状ロック部36が上段側のコネクタハウジ
ング21の下面(連結面)21aに設けられた位置決め
凹部29に徐々に挿入され、この挿入動作は連結位置に
達するまで続けられる。
【0033】つまり、位置決め突起状ロック部36の位
置決め凹部29への連続的な挿入動作によって双方のコ
ネクタハウジング21、22が仕切壁24、(図示せ
ず)の延びる延設方向Tに直交する方向Sに対しては常
に位置ずれすることなく連結位置に移動されるため、双
方のコネクタハウジング21、22の各仕切壁24、
(図示せず)が位置ずれすることなく互いに近接する方
向に移動される。従って、下段側のコネクタハウジング
22の仕切壁(図示せず)の先端面が圧接端子26に干
渉せず上段側のコネクタハウジング21の仕切壁24の
先端面に対して略当接状態に位置される。以上より、連
結作業に際して隣接する圧接端子26間のショート事故
を防止できる。
【0034】双方のコネクタハウジング21、22は、
前側係止突起部27が前側係止凹部33に、後側係止突
起部28が後側係止アーム部34の後側係止孔35にそ
れぞれ係止され、且つ、位置決め突起状ロック部36が
位置決め凹部29に嵌合することによってロックされ
る。
【0035】又、この実施形態では、入口より奥の幅の
方が広い位置決め凹部29に、先端より根元の幅が狭い
位置決め突起状ロック部36が嵌まり込んで係合するた
め、合体後のガタを有効に防止できる。
【0036】尚、前記実施形態によれば、位置決め凹部
29、及び、位置決め突起状ロック部36は、仕切壁2
4、(図示せず)の延設方向Tに沿って上段側のコネク
タハウジング21の下面(連結面)21a、及び、下段
側のコネクタハウジング22の上面(連結面)22aの
全域に亘ってそれぞれ設けられているが、少なくとも相
手側の仕切壁24、(図示せず)が略当接される区間に
亘って連続するよう構成すれば良い。つまり、位置決め
凹部29、及び、位置決め突起状ロック部36は少なく
とも相手側の仕切壁が略当接される区間に亘って連続し
て構成されていれば、双方の仕切壁24、(図示せず)
が位置ずれすることなく互いに近接する方向に移動させ
ることができるからである。又、位置決め凹部29と位
置決め突起状ロック部36とをそれぞれ一箇所にのみ設
けたが、複数箇所に設けても良く、又、複数箇所に設け
る場合には一方のコネクタハウジングに位置決め凹部2
9及び位置決め突起状ロック部36とを混合して設けて
も良い。
【0037】尚、前記実施形態によれば、上段側のコネ
クタハウジング21に位置決め凹部29を、下段側のコ
ネクタハウジング22に位置決め突起状ロック部36を
設けたが、逆に、上段側のコネクタハウジング21に位
置決め突起状ロック部36を、下段側のコネクタハウジ
ング22に位置決め凹部29を設けても良い。
【0038】尚、前記実施形態によれば、合体コネクタ
20が上段側と下段側の2段のコネクタハウジング2
1、22にて構成された場合を示したが、3段又は4段
以上のコネクタハウジングにて構成された場合にも本発
明を適用できることはもちろんである。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、一方のコネクタハウジングと他方のコネクタハ
ウジングとの相対向する連結面のいずれか一方に、仕切
壁の延びる方向を延設方向とすると、この延設方向に沿
って少なくとも相手側の仕切壁が略当接される区間に亘
って連続する位置決め突起状ロック部を設け、他方に双
方のコネクタハウジングの連結位置への移動に際して前
記位置決め突起状ロック部が係合される位置決め凹部を
設けたので、双方のコネクタハウジングの相対向する連
結面を互いに近接させる方向に移動させると、いずれか
一方のコネクタハウジングの連結面に設けられた位置決
め突起状ロック部が他方のコネクタハウジングの連結面
に設けられた位置決め凹部に連続的に徐々に挿入され、
この連続的な挿入動作によって仕切壁の延びる延設方向
に直交する方向に対しては常に位置ずれすることなく連
結位置に移動されるため、双方の仕切壁が位置ずれする
ことなく互いに近接する方向に移動され、連結作業に際
して隣接する端子間のショート事故を防止できる。
【0040】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
合体コネクタであって、位置決め突起状ロック部は、先
端から根元に行くに従って徐々に幅が狭くなる形状に、
位置決め凹部は入口から奥に行くに従って徐々に幅が広
くなる形状に構成したので、請求項1の発明の効果に加
え、入口より奥の幅の方が広い位置決め凹部に、先端よ
り根元の幅が狭い位置決め突起状ロック部が嵌まり込ん
で係合するため、合体後のガタを有効に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る合体コネクタの合体
前を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る合体コネクタの合体
後を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る合体コネクタの合体
作業の一過程を示す側面図である。
【図4】従来例の合体コネクタの合体前の状態を示す斜
視図である。
【図5】従来例の上段側のコネクタハウジングの要部を
底面側から見た拡大斜視図である。
【図6】従来例の下段側のコネクタハウジングの要部を
平面側から見た拡大斜視図である。
【図7】従来例の仕切壁が圧接端子に接触した状態を示
す要部断面図である。
【図8】従来例の仕切壁の押圧によって圧接端子が変形
した状態を示す要部断面図である。
【符号の説明】
20 合体コネクタ 21 上段側のコネクタハウジング(一方のコネクタハ
ウジング) 21a 下面(連結面) 22 下段側のコネクタハウジング(他方のコネクタハ
ウジング) 22a 上面(連結面) 23 端子収容室 24 仕切壁 26 圧接端子(端子) 29 位置決め凹部 36 位置決め突起状ロック部 T 延設方向

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方のコネクタハウジングと他方のコネ
    クタハウジングとが、双方のコネクタハウジングの相対
    向する連結面を互いに近接させる方向に移動することに
    よって連結位置に移動されると共に、前記一方のコネク
    タハウジングと前記他方のコネクタハウジングとのいず
    れか一方に、端子を収容する各端子収容室を仕切る複数
    の仕切壁を設け、他方にこの複数の仕切壁に対向する位
    置に同じく複数の仕切壁を設け、双方のコネクタハウジ
    ングの連結位置への移動に伴って双方の仕切壁が互いに
    近接する方向に移動され、連結位置では双方の仕切壁の
    先端面同士が略当接される合体コネクタにおいて、 前記一方のコネクタハウジングと前記他方のコネクタハ
    ウジングとの相対向する連結面のいずれか一方に、前記
    仕切壁の延びる方向を延設方向とすると、この延設方向
    に沿って少なくとも相手側の仕切壁が略当接される区間
    に亘って連続する位置決め突起状ロック部を設け、他方
    に双方のコネクタハウジングの連結位置への移動に際し
    て前記位置決め突起状ロック部が係合される位置決め凹
    部を設けたことを特徴とする合体コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の合体コネクタであって、 前記位置決め突起状ロック部は、先端から根元に行くに
    従って徐々に幅が狭くなる形状であり、位置決め凹部は
    入口から奥に行くに従って徐々に幅が広くなる形状であ
    ることを特徴とする合体コネクタ。
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