JP3283784B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

Info

Publication number
JP3283784B2
JP3283784B2 JP08829397A JP8829397A JP3283784B2 JP 3283784 B2 JP3283784 B2 JP 3283784B2 JP 08829397 A JP08829397 A JP 08829397A JP 8829397 A JP8829397 A JP 8829397A JP 3283784 B2 JP3283784 B2 JP 3283784B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
housing
cut
connector
connection portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08829397A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10284159A (ja
Inventor
敏明 岡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP08829397A priority Critical patent/JP3283784B2/ja
Priority to US09/055,283 priority patent/US5967842A/en
Publication of JPH10284159A publication Critical patent/JPH10284159A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3283784B2 publication Critical patent/JP3283784B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4361Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion
    • H01R13/4362Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion comprising a temporary and a final locking position
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/50Bases; Cases formed as an integral body
    • H01R13/501Bases; Cases formed as an integral body comprising an integral hinge or a frangible part
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/502Bases; Cases composed of different pieces
    • H01R13/506Bases; Cases composed of different pieces assembled by snap action of the parts

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動車用
ワイヤハーネスに使用して好適なコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のコネクタとして、図5〜図8に
示すものがある。このコネクタ1は、合成樹脂製のハウ
ジング2の上下段に複数の端子収容室3,3,…を形成
してあると共に、その上下面側には該各端子収容室3に
連通する開口部4,4をそれぞれ形成してある。この各
開口部4は各端子収容室3に電線5を接続する圧接端子
6が収容配置された後は端子係止部材を兼ねた各カバー
7により閉塞されるようになっている。この各カバー7
とハウジング2の上下面側とは一対のヒンジ8,8によ
りそれぞれ連結されていると共に、閉塞前の各カバー7
はハウジング2の上下面の前側中央と各カバー7の外面
の略中央との間にそれぞれ一体成形されたバンド部(連
結部)9によりハウジング2の上下面側にリジッドに連
結されている。これにより、カバー閉塞前のコネクタ1
の梱包及び搬送の際に、コネクタ1同士の絡みをなく
し、ハウジング2及びカバー7の破損を防止している。
【0003】そして、図7及び図8(a),(b),
(c)に示すように、各カバー7をハウジング2の各開
口部4に組み付ける時には、上下の各バンド部9,9を
それぞれ切断し、上下の各カバー7,7を各一対のヒン
ジ8,8を介して各開口部4側に回動させて各カバー7
により各開口部4を閉塞させることにより、コネクタ1
が組み立てられるようになっている。尚、この類似構造
は、実公平2−41824号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のコネクタ1
では、図7に示すように、各カバー7をハウジング2の
各開口部4に組み付る際に、バンド部9を両基部から切
断して除去するために、図7及び図8(c)に示すよう
に、ハウジング2の上下面及び各カバー7の外面にバン
ド部9の切り残し9aや切り屑9bが発生し、(1)バ
ンド部9の切り残し9aがハウジング2の上下面側及び
各カバー7の外面側に突出し、相手側コネクタとの嵌合
の障害となる、(2)バンド部9の細かい切り屑9bが
圧接端子6の接点部に混入し、導通不良等の要因となる
虞がある、という問題が生じた。
【0005】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、連結部の切断後の切断連結部
が周囲に突出して相手側コネクタとの嵌合の障害になる
ことがなく、また、連結部の切り屑による端子の導通不
良等の不具合の発生を確実に防ぐことができるコネクタ
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、端子
収容室と連通する開口部を有したハウジングと該ハウジ
ングの開口部を閉塞するカバーとを切断自在な連結部を
介して一体に成形したコネクタにおいて、前記カバーの
閉塞時の前記連結部に相対向する該カバーの所定位置に
ハウジング側の切断された切断連結部を収容する収容凹
部を形成し、前記カバーの閉塞時に前記収容凹部に前記
ハウジング側の切断連結部を収容自在にしたことを特徴
とする。
【0007】このコネクタでは、連結部の切断後のハウ
ジング側の切断連結部が周囲に突出して相手側コネクタ
との嵌合の障害になることがなく、また、連結部を切断
して除去しないため、連結部の切り屑が発生せず、従来
のような連結部の切り屑の端子の接点部側への混入によ
る導通不良等が発生することがない。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載のコネク
タであって、前記カバーの閉塞時の前記連結部に相対向
する前記ハウジングの所定位置にカバー側の切断された
切断連結部を収容する収容凹部を形成し、前記カバーの
閉塞時に前記収容凹部に前記カバー側の切断連結部を収
容自在にしたことを特徴とする。
【0009】このコネクタでは、連結部の切断後のカバ
ー側の切断連結部が周囲に突出して相手側コネクタとの
嵌合の障害になることがなく、また、連結部を切断して
除去しないため、連結部の切り屑が発生せず、従来のよ
うな連結部の切り屑の端子の接点部側への混入による導
通不良等が発生することがない。
【0010】請求項3の発明は、端子収容室と連通する
開口部を有したハウジングと該ハウジングの開口部を閉
塞するカバーとを切断自在な連結部を介して一体に成形
したコネクタにおいて、前記連結部に係止部を形成し、
前記カバーの閉塞時の前記連結部に相対向する該カバー
の所定位置にハウジング側の切断された切断連結部の係
止部を係脱させる係合部を形成し、該ハウジング側の切
断された切断連結部を前記カバーの閉塞時の該カバーの
係合部との係止手段として機能させたことを特徴とす
る。
【0011】このコネクタでは、連結部の切断後のハウ
ジング側の切断連結部が周囲に突出して相手側コネクタ
との嵌合の障害になることがなく、また、連結部を切断
して除去しないため、連結部の切り屑が発生せず、従来
のような連結部の切り屑の端子の接点部側への混入によ
る導通不良等が発生することがない。さらに、ハウジン
グ側の切断された切断連結部がカバーの係合部との係止
手段として機能するため、ハウジングとカバーとの間に
ロック機構を別途設ける必要がなく、コネクタ全体の小
型化が図られる。
【0012】請求項4の発明は、請求項3記載のコネク
タであって、前記カバーの閉塞時の前記連結部に相対向
する前記ハウジングの所定位置にカバー側の切断された
切断連結部の係止部を係脱させる係合部を形成し、該カ
バー側の切断された切断連結部を前記カバーの閉塞時の
前記ハウジングの係合部との係止手段として機能させた
ことを特徴とする。
【0013】このコネクタでは、連結部の切断後のカバ
ー側の切断連結部が周囲に突出して相手側コネクタとの
嵌合の障害になることがなく、また、連結部を切断して
除去しないため、連結部の切り屑が発生せず、従来のよ
うな連結部の切り屑の端子の接点部側への混入による導
通不良等が発生することがない。さらに、カバー側の切
断された切断連結部がハウジングの係合部との係止手段
として機能するため、ハウジングとカバーとの間にロッ
ク機構を別途設ける必要がなく、コネクタ全体の小型化
が図られる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0015】図1は本発明の実施形態の例えば自動車用
ワイヤハーネスに使用して好適な圧接コネクタ(コネク
タ)を示す斜視図であり、図2(a)〜(c)は同コネ
クタのカバーの組み付け状態を順を追って示す断面図で
ある。
【0016】図1,図2に示すように、コネクタ10
は、左右に各端子収容室12を有すると共に、上面後側
に該各端子収容室12と連通する開口部13を有した合
成樹脂製で箱型のハウジング11と、このハウジング1
1の各端子収容室12にそれぞれ配置され、電線Wを圧
接接続させる圧接端子(端子)14と、ハウジング11
の開口部13より露出した圧接端子14の電線圧接部1
4a及び電線加締部14bを覆うように該開口部13を
閉塞する端子係止部材を兼ねたカバー15と、ハウジン
グ11の上面11aの後両側とカバ−15の内面15a
の後両側との間にそれぞれ一体成形された一対のヒンジ
16,16と、ハウジング11の上面11aの前両側と
カバー15の内面15aの中央両側との間にそれぞれ一
体成形されたバンド状で切断自在な一対の連結部17,
17とで構成されている。
【0017】ハウジング11の両側壁11b,11bの
外面後部には、係止突起(係止部)11cを一体突出形
成してある。また、図2(a)〜(c)に示すように、
ハウジング11の前壁11dの各端子収容室12に収容
された各圧接端子14の接触部(接点部)14cに相対
向する位置には、図示しない相手側コネクタの雄端子が
挿入される端子挿通孔11eをそれぞれ形成してある。
さらに、ハウジング11の両側壁11b,11bの内面
後部には、カバー15側の連結部17の切断された切断
連結部17aを収容する一対の収容凹部18,18をそ
れぞれ形成してあり、カバー15が開口部13に組み付
けられて該開口部13を閉塞する時に各収容凹部18に
カバー15側の切断連結部17aが収容されるようにな
っている。尚、ハウジング11の各端子収容室12は仕
切壁12aにより左右に仕切られている。
【0018】カバー15の両側後部は下方に突出してい
て、該突出部にハウジング11の両側壁11b,11b
の各係止突起11cに係脱される係合孔(係合部)15
cを形成してある。また、上カバー15の外面15bに
は、図示しない相手側のコネクタに係脱されるL字状の
ロック片部15dを一体突出形成してある。さらに、カ
バー15の内面15aの前両側には、ハウジング11側
の連結部17の切断された切断連結部17bを収容する
一対の収容凹部19,19をそれぞれ形成してあり、カ
バー15が開口部13に組み付けられて該開口部13を
閉塞する時に各収容凹部19にハウジング11側の切断
連結部17bが収容されるようになっている。
【0019】一対のヒンジ16,16はハウジング11
とカバー15とを連結するように両者間に一体成形され
ていて、長尺の帯状で弾性変形自在になっている。そし
て、図2(a)に示すように、一対のヒンジ16,16
は、カバー15の閉塞前はハウジング11の上面11a
とカバー15の内面15a間の空間にほぼ内包するよう
に湾曲変形させて収納されている。また、一対の連結部
17,17はハウジング11とカバー15とをリジッド
に連結するように両者に一体成形されていて、ハウジン
グ11の上面11aの前両側とカバー15の内面15a
の中央両側との間に矩形板状に突出している。即ち、ハ
ウジング11とカバー15の外側に露出しない上面11
aと内面15a同士が一対の連結部17,17にて連結
されている。
【0020】尚、各連結部17はカバー15をハウジン
グ11の開口部13に組み付ける際に所定手段を介して
切断されて上下に二分割され、一方の切断連結部17a
はカバー15側に残り、他方の切断連結部17bはハウ
ジング11側に残るようになっている。また、図2
(a)に示すように、ハウジング11の各端子収容室1
2内に収容された圧接端子14の電線圧接部14aには
圧接治具Gを介して電線Wが圧接接続されるようになっ
ている。
【0021】以上実施形態のコネクタ10によれば、図
1及び図2(a)に示すように、カバー15をハウジン
グ11の開口部13に組み付ける前において、カバー1
5はハウジング11とカバー15とに一体成形された一
対の連結部17,17によりハウジング11にリジッド
に連結されているため、コネクタ10の梱包及び搬送の
時に、コネクタ10同士の絡みをなくし、ハウジング1
1及びカバー15の破損が防止されている。
【0022】そして、図2(b),(c)に示すよう
に、カバー15をハウジング11の開口部13に組み付
けて該開口部13を閉塞する時には、一対の連結部1
7,17をそれぞれ切断し、カバー15を一対のヒンジ
16,16を介してハウジング11の開口部13に平行
移動させて開口部13を閉塞することにより、コネクタ
10が組み立てられる。この際、図2(c)に示すよう
に、カバー15側の切断連結部17aはハウジング11
の収容凹部18に、ハウジング11側の切断連結部17
bはカバー15の収容凹部19に、それぞれ収容され
る。
【0023】このように、カバー15の閉塞時の連結部
17に相対向するハウジング11及びカバー15の所定
位置にカバー15側及びハウジング11側の切断された
切断連結部17a,17bを収容する収容凹部18,1
9をそれぞれ形成し、カバー15の閉塞時に収容凹部1
8,19にカバー15側及びハウジング11側の切断連
結部17a,17bをそれぞれ収容自在にしたので、連
結部17の切断後のハウジング11側及びカバー15側
の切断連結部17b,17aが周囲に突出して相手側コ
ネクタとの嵌合の障害になることがなく、また、連結部
17を切断して除去しない(切り取らない)ため、連結
部17の切り屑が発生することがなく、従来のような連
結部の切り屑の端子14の接触部14c側への混入によ
る導通不良等が発生することはない。
【0024】図3は、本発明の他の実施形態の例えば自
動車用ワイヤハーネスに使用して好適な圧接コネクタ
(コネクタ)を示す斜視図であり、図4(a)〜(c)
は同コネクタのカバーの組み付け状態を順を追って示す
断面図である。
【0025】図3,図4に示すように、コネクタ20
は、左右に各端子収容室22を有すると共に、上面後側
に該各端子収容室22と連通する開口部23を有した合
成樹脂製で箱型のハウジング21と、このハウジング2
1の各端子収容室22にそれぞれ配置され、電線Wを圧
接接続させる圧接端子(端子)14と、ハウジング21
の開口部23より露出した圧接端子14の電線圧接部1
4a及び電線加締部14bを覆うように該開口部23を
閉塞する端子係止部材を兼ねたカバー25と、ハウジン
グ21の上面21aの前両側とカバー25の内面25a
の後両側との間にそれぞれ一体成形され、外側にビーク
状になった各上下一対の係止部26a,26bを有する
と共に、当該係止部26a,26bとの境目で切断自在
な一対の連結部27,27とで構成されている。
【0026】図3に示すように、ハウジング21の両側
壁21b,21b間に各端子収容室22をそれぞれ形成
してある。また、図4(a)〜(c)に示すように、ハ
ウジング21の前壁21dの各端子収容室22に収容さ
れた各圧接端子14の接触部(接点部)14cに対向す
る位置には、図示しない相手側コネクタの雄端子が挿入
される端子挿通孔21eをそれぞれ形成してある。さら
に、ハウジング21の両側壁21b,21bの内面後部
には、カバー25側の連結部27の切断された切断連結
部27aを収容係止する凹状で一対の係合部28,28
をそれぞれ形成してあり、カバー25が開口部23に組
み付けられて該開口部23を閉塞する時に各係合部28
の係止突起28aにカバー25側の切断連結部27aの
係止部26aが収容係止されるようになっている。尚、
ハウジング21の各端子収容室22は仕切壁22aによ
り左右に仕切られている。
【0027】カバー25の外面25bには、図示しない
相手側のコネクタに係脱されるL字状のロック片部25
dを一体突出形成してある。また、カバー25の前両側
にはハウジング21側の連結部27の切断された切断連
結部27bを収容係止する矩形孔状で一対の係合部2
9,29をそれぞれ形成してあり、カバー25が開口部
23に組み付けられて該開口部23を閉塞する時に各係
合部29の係止突起29bにハウジング21側の切断連
結部27bの係止部26bが収容係止されるようになっ
ている。
【0028】図3に示すように、一対の連結部27,2
7はハウジング21とカバー25とをリジッドに連結す
るように両者に一体成形されていて、ハウジング21の
上面21aの前両側とカバー25の内面25aの後両側
との間にビーク板状に突出している。即ち、ハウジング
21とカバー25の外側に露出しない上面21aと内面
25a同士が一対の連結部27,27にて連結されてい
る。そして、カバー25をハウジング21の開口部23
に組み付ける際に各連結部27の外側にビーク状になっ
た上下一対の係止部26a,26bとの境目で切断され
て上下に二分割され、一方の切断連結部27aは係止部
26aと共にカバー25側に残り、他方の切断連結部2
7bは係止部26bと共にハウジング21側に残るよう
になっている。これにより、カバー側及びハウジング側
の切断された切断連結部27a,27bを、カバー25
の閉塞時のハウジング21及びカバー25の係合部2
8,29との係止手段としてそれぞれ機能させるように
なっている。
【0029】以上実施形態のコネクタ20によれば、図
3及び図4(a)に示すように、カバー25をハウジン
グ21の開口部23に組み付ける前において、カバー2
5はハウジング21とカバー25とに一体成形された一
対の連結部27,27によりハウジング21にリジッド
に連結されているため、コネクタ20の梱包及び搬送の
時に、コネクタ20同士の絡みをなくし、ハウジング2
1及びカバー25の破損が防止されている。
【0030】そして、図4(b),(c)に示すよう
に、カバー25をハウジング21の開口部23に組み付
けて該開口部23を閉塞する時には、一対の連結部2
7,27の中央をそれぞれ切断し、カバー25をハウジ
ング21の開口部23上に平行移動させて開口部23を
閉塞することにより、コネクタ20が組み立てられる。
この際、図4(c)に示すように、カバー25側の切断
連結部27aの係止部26aがハウジング21の係合部
28の係止突起28aに、ハウジング21側の切断連結
部27bの係止部26bがカバー25の係合部29の係
止突起29bに、それぞれ収容係止される。
【0031】このように、カバー25の閉塞時の連結部
27に相対向するハウジング21及びカバー25の所定
位置にカバー25側及びハウジング21側の切断された
切断連結部27a,27bの係止部26a,26bを係
脱させる係合部28,29をそれぞれ形成し、これらカ
バー25側及びハウジング21側の切断された切断連結
部27a,27bをカバー25の閉塞時のハウジング2
1及びカバー25の係合部28,29との係止手段とし
て機能させたことにより、連結部27の切断後のカバー
25側及びハウジング21側の切断連結部27a,27
bが周囲に突出して相手側コネクタとの嵌合の障害にな
ることがなく、また、連結部27を切断して除去しない
(切り取らない)ため、連結部27の切り屑が発生する
ことがなく、従来のような連結部の切り屑の端子14の
接触部14c側への混入による導通不良等が発生するこ
とがない。さらに、カバー25側及びハウジング21側
の切断された切断連結部27a,27bがハウジング2
1及びカバー25の係合部28,29との係止手段とし
て機能するため、ハウジング21とカバー25との間に
ロック機構を別途設ける必要がなく、その分コネクタ全
体の低コスト化及び小型化をより一段と図ることができ
る。
【0032】尚、前記各実施形態によれば、左右に2つ
の端子収容室を備えた圧接コネクタについて説明した
が、上下段に複数の端子収容室を備えたハウジングを用
いるコネクタや、複数の端子収容室を備えたハウジング
を複段に積層させた合体コネクタ等にも前記各実施形態
を適用できることは勿論である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
コネクタによれば、連結部の切断後のハウジング側の切
断連結部が周囲に突出して相手側コネクタとの嵌合の障
害になることがなく、また、連結部を切断して除去しな
いため、連結部の切り屑が発生することがなく、従来の
ような連結部の切り屑の端子の接点部側への混入による
導通不良等の発生を確実に防止することができる。
【0034】請求項2の発明のコネクタによれば、連結
部の切断後のカバー側の切断連結部が周囲に突出して相
手側コネクタとの嵌合の障害になることがなく、また、
連結部を切断して除去しないため、連結部の切り屑が発
生することがなく、従来のような連結部の切り屑の端子
の接点部側への混入による導通不良等の発生を確実に防
止することができる。
【0035】請求項3の発明のコネクタによれば、連結
部の切断後のハウジング側の切断連結部が周囲に突出し
て相手側コネクタとの嵌合の障害になることがなく、ま
た、連結部を切断して除去しないため、連結部の切り屑
が発生することがなく、従来のような連結部の切り屑の
端子の接点部側への混入による導通不良等の発生を確実
に防止することができる。さらに、ハウジング側の切断
された切断連結部がカバーの係合部との係止手段として
機能するため、ハウジングとカバー間にロック機構を別
途設ける必要がなく、コネクタ全体の低コスト化及び小
型化を図ることができる。
【0036】請求項4の発明のコネクタによれば、連結
部の切断後のカバー側の切断連結部が周囲に突出して相
手側コネクタとの嵌合の障害になることがなく、また、
連結部を切断して除去しないため、連結部の切り屑が発
生することがなく、従来のような連結部の切り屑の端子
の接点部側への混入による導通不良等の発生を確実に防
止することができる。さらに、カバー側の切断された切
断連結部がハウジングの係合部との係止手段として機能
するため、ハウジングとカバー間にロック機構を別途設
ける必要がなく、コネクタ全体の低コスト化及び小型化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のコネクタを示す斜視図であ
る。
【図2】(a)は上記コネクタのハウジングの開口部に
カバーを組み付ける前の状態を示す断面図、(b)は同
カバーを組み付ける途中の状態を示す断面図、(c)は
同カバーの組み付け完了状態を示す断面図である。
【図3】本発明の実施形態の他のコネクタを示す斜視図
である。
【図4】(a)は、上記他のコネクタのハウジングの開
口部にカバーを組み付ける前の状態を示す断面図、
(b)は、同カバーを組み付ける途中の状態を示す断面
図、(c)は、同カバーの組み付け完了状態を示す断面
図である。
【図5】従来例のコネクタのハウジングの開口部にカバ
ーを組み付ける前の状態を示す断面図である。
【図6】上記従来例のコネクタのハウジングの開口部に
カバーを組み付ける前の状態を示す正面図である。
【図7】上記従来例のコネクタのハウジングの開口部に
カバーを組み付ける途中の状態を示す斜視図である。
【図8】(a)は上記従来例のコネクタのハウジングの
開口部にカバーを組み付ける前の状態を示す斜視図、
(b)は同カバーを組み付ける途中の状態を示す斜視
図、(c)は同カバーの組み付け完了状態を示す斜視図
である。
【符号の説明】
10,20 コネクタ 11,21 ハウジング 12,22 端子収容室 13,23 開口部 15,25 カバー 17,27 連結部 17a,17b,27a,27b 切断連結部 18,19, 収容凹部 26a,26b 係止部 28,29 係合部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子収容室と連通する開口部を有したハ
    ウジングと該ハウジングの開口部を閉塞するカバーとを
    切断自在な連結部を介して一体に成形したコネクタにお
    いて、 前記カバーの閉塞時の前記連結部に相対向する該カバー
    の所定位置にハウジング側の切断された切断連結部を収
    容する収容凹部を形成し、前記カバーの閉塞時に前記収
    容凹部に前記ハウジング側の切断連結部を収容自在にし
    たことを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコネクタであって、 前記カバーの閉塞時の前記連結部に相対向する前記ハウ
    ジングの所定位置にカバー側の切断された切断連結部を
    収容する収容凹部を形成し、前記カバーの閉塞時に前記
    収容凹部に前記カバー側の切断連結部を収容自在にした
    ことを特徴とするコネクタ。
  3. 【請求項3】 端子収容室と連通する開口部を有したハ
    ウジングと該ハウジングの開口部を閉塞するカバーとを
    切断自在な連結部を介して一体に成形したコネクタにお
    いて、 前記連結部に係止部を形成し、前記カバーの閉塞時の前
    記連結部に相対向する該カバーの所定位置にハウジング
    側の切断された切断連結部の係止部を係脱させる係合部
    を形成し、該ハウジング側の切断された切断連結部を前
    記カバーの閉塞時の該カバーの係合部との係止手段とし
    て機能させたことを特徴とするコネクタ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のコネクタであって、 前記カバーの閉塞時の前記連結部に相対向する前記ハウ
    ジングの所定位置にカバー側の切断された切断連結部の
    係止部を係脱させる係合部を形成し、該カバー側の切断
    された切断連結部を前記カバーの閉塞時の前記ハウジン
    グの係合部との係止手段として機能させたことを特徴と
    するコネクタ。
JP08829397A 1997-04-07 1997-04-07 コネクタ Expired - Fee Related JP3283784B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08829397A JP3283784B2 (ja) 1997-04-07 1997-04-07 コネクタ
US09/055,283 US5967842A (en) 1997-04-07 1998-04-06 Connector having integral connecting member for cutting and for subsequent placement within receiving portions

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08829397A JP3283784B2 (ja) 1997-04-07 1997-04-07 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10284159A JPH10284159A (ja) 1998-10-23
JP3283784B2 true JP3283784B2 (ja) 2002-05-20

Family

ID=13938878

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08829397A Expired - Fee Related JP3283784B2 (ja) 1997-04-07 1997-04-07 コネクタ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5967842A (ja)
JP (1) JP3283784B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3651254B2 (ja) * 1998-04-15 2005-05-25 住友電装株式会社 コネクタ
JP2001052796A (ja) * 1999-08-06 2001-02-23 Yazaki Corp カバー一体型コネクタ
JP3355172B2 (ja) * 2000-03-30 2002-12-09 日本圧着端子製造株式会社 圧接コネクタ
US6773309B1 (en) * 2003-05-30 2004-08-10 Tyco Electronics Corporation Electrical connector with integral contact retention and terminal position assurance elements
JP4425316B2 (ja) * 2007-06-29 2010-03-03 ヒロセ電機株式会社 ケーブル用電気コネクタ
US7540749B1 (en) * 2008-02-06 2009-06-02 Tyco Electronics Corporation Connector assemblies and systems
DE102010029192B4 (de) * 2010-05-20 2012-04-05 Tyco Electronics Amp Gmbh Steckverbinder und Steckmodulsystem
US9647378B1 (en) * 2016-05-10 2017-05-09 Te Connectivity Corporation Electrical connector
US10892579B2 (en) * 2019-02-25 2021-01-12 J.S.T. Corporation Female terminal position assurance (TPA) device for a connector and method for assembling thereof
EP3931912A4 (en) 2019-02-25 2023-02-22 J.S.T. Corporation METHOD OF IMPROVING CLEARANCE AND CREEP IN A HIGH VOLTAGE CONNECTOR ASSEMBLY USING A MALE OR FEMALE TERMINAL POSITION ASSURANCE (TPA) DEVICE

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4200350A (en) * 1978-03-20 1980-04-29 Amp Incorporated Toolless retention system
JPH0241824A (ja) * 1988-07-29 1990-02-13 Nippon Tungsten Co Ltd 放電加工用電極線
US5141452A (en) * 1990-03-22 1992-08-25 Nissan Motor Co., Ltd. Electrical connector
US5147222A (en) * 1990-10-23 1992-09-15 Amp Incorporated Sealed electrical connector
JP3415946B2 (ja) * 1994-10-31 2003-06-09 タイコエレクトロニクスアンプ株式会社 電気コネクタ
JP3150863B2 (ja) * 1994-11-04 2001-03-26 矢崎総業株式会社 リヤホルダ一体型コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
US5967842A (en) 1999-10-19
JPH10284159A (ja) 1998-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6027374A (en) Electrical connector with hinged cover for a vehicle side fitting panel
JP3320986B2 (ja) 合体コネクタ
JP3138219B2 (ja) コネクタ
JP3330509B2 (ja) コネクタ
JP3283784B2 (ja) コネクタ
JP3028988B2 (ja) コネクタ
JPH11354201A (ja) 防水コネクタ
US6135824A (en) Combined connector
EP0942494A2 (en) Waterproof connector and assembling method of waterproof connector
JP3330529B2 (ja) 合体コネクタ
JP3330506B2 (ja) コネクタ
JP3330530B2 (ja) 合体コネクタ
JPH11288756A (ja) 防水コネクタ及び防水コネクタの組立方法
JP3278042B2 (ja) レバー式コネクタ
US5967843A (en) Connector with improved cover hinge construction
JP3761667B2 (ja) コネクタ及びコネクタの組付方法
JPH10302879A (ja) 合体コネクタ
JPH11214101A (ja) ジョイントコネクタ及び該ジョイントコネクタのジョイント回路成形方法
JPH10233254A (ja) コネクタ
JP2713845B2 (ja) 圧接ジョイントコネクタ
JP3399247B2 (ja) コネクタ
JP3278040B2 (ja) レバー式コネクタ
JPH0869844A (ja) ジョイントコネクタ
JPH06333626A (ja) コネクタ
JPH10255936A (ja) ジョイントコネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees