JP3174276B2 - 圧接コネクタ用ハウジング及びその組付方法 - Google Patents

圧接コネクタ用ハウジング及びその組付方法

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JP3174276B2
JP3174276B2 JP23058096A JP23058096A JP3174276B2 JP 3174276 B2 JP3174276 B2 JP 3174276B2 JP 23058096 A JP23058096 A JP 23058096A JP 23058096 A JP23058096 A JP 23058096A JP 3174276 B2 JP3174276 B2 JP 3174276B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧接コネクタ用ハウ
ジングに関し、詳しくは電子機器、自動車用ワイヤハー
ネス等の多数の電線の圧接端子を収容する端子収納部を
備えた圧接コネクタ用ハウジング及びその組付方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の圧接コネクタ用ハウジングとし
て特公平3−38708号公報に開示されたものがあ
る。この圧接コネクタ用ハウジング100は、図10及
び図11に示すように、上面を開放した電線接続部10
5と、この電線接続部105に連通する端子接続部10
6とからなり、それぞれ別体に形成された上段ハウジン
グ101、中段ハウジング102、及び下段ハウジング
103を3段積みにして構成されている。各ハウジング
101,102,103の電線接続部105には区画壁
で区画された複数の収納部が並列に形成されており、こ
の各収納部毎に圧接端子(図示せず)が装着されるよう
になっていると共に、この圧接端子毎に被覆電線が圧接
されるようになっている。
【0003】これらハウジング101,102,103
には、電線接続部105及び端子接続部106の両側壁
に上下方向に位置ずれさせて下側に本係止用突起107
a、上側に仮係止用突起107bが設けられると共に、
電線接続部105側の仮係止用突起107bの両側にカ
バー係止用突起109が設けられている。さらに上段及
び中段ハウジング101及び102には、本係止用突起
107aの下方位置にハウジングの下方に突出する枠状
の連結具108が設けられている。
【0004】また上段ハウジング101の電線接続部1
05の上面を覆うカバー体104は、ハウジング101
と別体に形成されており、平板部104aと、この平板
部104aの両側に設けた連結具108とから構成され
ている。
【0005】そしてこれらハウジング101,102,
103及びカバー体104を組付けるには次の様にす
る。
【0006】まず、ハウジング101,102,103
の各電線接続部105に装着した圧接端子上に被覆電線
を供給した状態で、下段ハウジング103上に中間ハウ
ジング102を仮係止し、中段ハウジング102上に上
段ハウジング101を仮係止すると共に、上段ハウジン
グ101の電線接続部105上にカバー体104を仮係
止する。これらの仮係止状態は、中段及び上段ハウジン
グ102及び101の各連結具108がそれぞれ下段及
び中段ハウジング103及び102の仮係止用突起10
7bに係止すると共に、カバー体104の連結具108
が上段ハウジング101のカバー係止用突起109の上
部に当接して得られる。この仮係止状態で、上段ハウジ
ング101及びカバー体104を下方向へ押圧すると、
上段及び中段ハウジング101及び102の各連結具1
08がそれぞれ中段及び下段ハウジング102及び10
3の本係止用突起107aに係止すると共に、カバー体
104の連結具108が上段ハウジング101のカバー
係止用突起109に係止して組付けが完了する。この組
付け完了状態の圧接コネクタ用ハウジング100を図1
0に示す。なお、図10は被覆電線を省略してあるが、
この被覆電線は前記組付けの際に上段及び中段ハウジン
グ101及び102の各下面、及びカバー体104の平
板部104aの下面にそれぞれ突出形成された突起部
(図示せず)により押圧されて圧接端子に圧接される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の圧
接コネクタ用ハウジング100は、単位圧接コネクタの
ハウジングを構成する複数のハウジング101,10
2,103、及びカバー体104がそれぞれ別体で形成
されているので、部品点数が多く、部品の組合せ作業及
び部品管理が面倒で作業効率の低下を招くという課題を
有している。
【0008】本発明は前記した課題を解決すべくなされ
たものであり、その目的は部品点数の削減を図り、かつ
部品の組合せ作業及び部品管理の容易化により作業効率
の向上を図ることのできる圧接コネクタ用ハウジング及
びその組付方法を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ため請求項1記載の発明は、上面を開放した電線接続部
と、この電線接続部に連通する閉断面構造の端子接続部
とからなるハウジングの単位圧接コネクタを構成する複
数個が、前記電線接続部及び端子接続部に嵌着される圧
接端子の長さ方向と直交する方向に、前記電線接続部の
上面を上方にして階段状に配置されると共に相互の隣接
部分を切断可能な薄肉部で連結して一体形成されている
ことを特徴としている。
【0010】このため請求項1記載の発明では、構成要
素としての複数のハウジングは単位圧接コネクタ毎に連
結されて一体形成されるので、2個以上のハウジングか
らなる多段構成の圧接コネクタにおいても一個の連結ハ
ウジングとして一回の成形で形成される。このとき構成
要素としての複数のハウジングは電線接続部の上面を上
方にして連結形成されるので、各ハウジングの電線接続
部に装着した圧接端子への被覆電線の圧接を、連結ハウ
ジング全体の反転を要すること無く容易に行なうことが
できる。
【0011】また、構成要素としての複数のハウジング
を薄肉部で階段状に連結して構成したので、連結された
ハウジング相互の移動で薄肉部を容易に切断することが
できると共に、切断後の各ハウジングを連結状態の上下
方向の順位に従って容易に積み重ねることができ、積み
重ね順位の特定化が可能となる。
【0012】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の圧接コネクタ用ハウジングであって、前記複数個の
ハウジングの内最上段に位置するハウジングの電線接続
部に、該電線接続部の上面を覆うカバー体をヒンジで連
結して一体形成したことを特徴としている。
【0013】このため請求項2記載の発明では、最上段
に位置するハウジングの電線接続部の上面を覆うカバー
体を含めて一個の連結ハウジングとして形成することが
できる。
【0014】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2記載の圧接コネクタ用ハウジングであって、前記複
数個のハウジングが上段及び下段ハウジングとからな
り、前記上段ハウジングの下部に下段ハウジングを収納
するハウジング収納部を一体形成したことを特徴として
いる。
【0015】このため請求項3記載の発明では、薄肉部
切断後の下段ハウジングはハウジング収納部に収納する
ことによって、上段ハウジングとの位置合せを精度良く
行なうことができる。
【0016】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載の圧接コネクタ用ハウジングであって、前記ハウジン
グ収納部は、相手側コネクタの雄端子が挿入される端子
挿入口を穿設した上段ハウジングの端子接続部の前壁を
下方に延設して一体形成された前記端子挿入口を穿設し
た前壁と、前記下段ハウジングの連結側に形成された下
段ハウジングの導入口と、前記前壁と対向する後方側に
形成された後方開口部とを有して箱形状に形成されてい
ることを特徴としている。
【0017】このため請求項4記載の発明では、下段ハ
ウジングは箱形状のハウジング収納部に収納されて外方
よりの衝撃から保護されると共に、端子挿入口を穿設し
たハウジング収納部の前壁を上段ハウジングの前壁と一
体に設けたので、相手側コネクタに対する嵌合面が、上
段及び下段ハウジングの反りや、下段ハウジングのロッ
ク部のがた付き等に影響されること無く形成することが
できる。
【0018】また、請求項5記載の発明は、請求項2記
載の圧接コネクタ用ハウジングにおいて、前記複数個の
ハウジングの電線接続部の圧接端子に被覆電線を圧接し
た後前記薄肉部を切断し、その後前記複数個のハウジン
グを電線接続部及び端子接続部をそれぞれ上下方向同一
位置で同一の向きに、前記階段状の上下位置の順位に従
って順次積み重ねると共に、最上段のハウジングの電線
接続部をカバー体で被覆することを特徴としている。
【0019】このため請求項5記載の発明では、圧接コ
ネクタを構成する複数のハウジング及びカバー体が単位
圧接コネクタ毎に相互に連結した一体物として形成され
るので、部品点数の削減をもたらすと共に部品の組合せ
作業及び部品管理が容易となる。
【0020】また、複数のハウジングは、全て電線接続
部の上面を上方にして連結されているので、各ハウジン
グへの圧接端子の装着及び該圧接端子への被覆電線の圧
接がハウジングの反転作業を要することなく行なうこと
ができる。
【0021】さらに複数のハウジングは、階段状の上下
位置の順位に従って積み重ねられるので、特定の積み重
ね順位で容易に組付けができる。
【0022】また、請求項6記載の発明は、請求項3記
載の圧接コネクタ用ハウジングにおいて、前記上段及び
下段ハウジングの電線接続部の圧接端子に被覆電線を圧
接した後、前記下段ハウジングを、前記薄肉部を切断し
ながら前記ハウジング収納部へ押込み収納するようにし
たことを特徴としている。
【0023】このため請求項6記載の発明では、薄肉部
は下段ハウジングのハウジング収納部への押込み時に同
時に切断されるので、薄肉部の切断工程が不要となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0025】図1は、本発明の一実施形態としての圧接
コネクタ用ハウジング1を示す。このハウジング1は上
面を開放した電線接続部2と、この電線接続部2に連通
する閉断面構造の端子接続部3とからなる上段,中段、
及び下段ハウジング10,11、及び12が、電線接続
部2及び端子接続部3に嵌着される圧接端子30(図2
参照)の長さ方向と直交する方向に、電線接続部2の上
面を上方にして階段状に配置されると共に、相互の隣接
部分を切断可能な薄肉部8,9で連結して一体形成され
て大略構成されている。
【0026】上段,中段、及び下段ハウジング10,1
1、及び12は、その電線接続部2に相互に平行な複数
の区画壁4,4,…で区画された複数の端子収納部5,
5,…が形成されると共に、その端子接続部3の電線接
続部2とは反対側の前壁3aに、相手側コネクタの雄端
子(図示せず)が挿入される端子挿入口(図示せず)が
穿設されて、大略同形状に形成されている。
【0027】また、上段ハウジング10の端子接続部3
には、電線接続部2の上面を覆うカバー体6が下面側を
上方にして端子接続部3上に折り重ねた状態でヒンジ7
を介して一体に連結されており、かつ下段ハウジング1
2の下面には他部材へ係止させるための係止部20が形
成されている。
【0028】そしてこれらの上段,中段、及び下段ハウ
ジング10,11、及び12は次の様に連結されてい
る。すなわち、上段,中段、及び下段ハウジング10,
11、及び12は上段ハウジング10が上位に、下段ハ
ウジング12が下位になるように順次に上下位置をずら
した横並び状態の階段状に配置される。このとき上段,
中段、及び下段ハウジング10,11、及び12は、各
電線接続部2の上面を上方にして、かつ各前壁3aを同
一側に揃えて配置されている。そして上段ハウジング1
0と中段ハウジング11、及び中段ハウジング11と下
段ハウジング12の各端子接続部3の隣接部分同士を、
それぞれ薄肉部8及び9で連結して構成されている。
【0029】このように上段,中段、及び下段ハウジン
グ10,11、及び12、並びにカバー体6を備えたハ
ウジング1は、前述した連結構造を有して電気絶縁性樹
脂材で一体形成される。
【0030】図1において、符号13はカバー体6の下
面に形成した係合爪で、上段ハウジング10の電線接続
部2への折り重ね(図1のB矢印方向)の際に電線接続
部2の端部両側壁に形成した係合凹部14に係合してカ
バー体6の電線接続部2の上面を被覆した状態を維持
し、符号15は上段及び中段ハウジング10及び11の
下面に形成された係合爪で、上段,中段、及び下段ハウ
ジング10,11、及び12の積み重ね時に、それぞれ
中段及び下段ハウジング11及び12の電線接続部2の
端部両側壁に形成した係合凹部16に係合して前記積み
重ね状態を維持し、かつ符号27は中段及び下段ハウジ
ング11及び12の各端子接続部3上に形成した係合爪
で上段,中段、及び下段ハウジング10,11、及び1
2の積み重ね時に、それぞれ上段及び中段ハウジング1
0及び11の下面に形成した係合凹部(図示せず)に係
合して前記積み重ね状態を維持する。
【0031】図2は本実施形態に用いられる圧接端子3
0を示す。この圧接端子30は、相手側の図示しない雄
端子が挿入されて電気的に導通するコンタクト31と、
被覆電線40が図2中で圧接治具50を用いて矢印A方
向に押し込まれた状態で圧接刃32aが被覆部41を突
き破り内の芯線42に接触して導通する圧接部32と、
この圧接部32に対してコンタクト31と反対側の端部
に位置し、内側に折曲げられることで被覆電線40を被
覆部41の上から固定する電線保持部33とを備えて構
成されている。
【0032】そしてこの圧接端子30は、コンタクト3
1側を端子接続部3に挿入すると共に、圧接部32及び
電線保持部33を端子収納部5に嵌入させて上段,中
段、及び下段ハウジング10,11、及び12の電線接
続部2に取付けられる。
【0033】このような取付状態においては、上段,中
段及び下段ハウジング10,11、及び12において圧
接端子30のコンタクト31の開口31aと端子接続部
3の前壁3aに形成した端子挿入口とが対応しており、
前壁3aの端子挿入口から挿入された相手側コネクタの
雄端子は各ハウジング10,11、及び12に取付けら
れた圧接端子30のコンタクト31に挿入されて圧接端
子30との間で相互に電気的に導通するようになってい
る。
【0034】そして被覆電線40は、上段,中段、及び
下段ハウジング10,11、12及び12に取付けた圧
接端子30に圧接される。この被覆電線40の圧接を図
2乃至図4に基づいて説明する。
【0035】この圧接に用いられる圧接治具50は、圧
接端子30に圧接刃32aに対応した位置にて下降して
被覆電線40を押込む押込片52と、この押込片52と
一体に形成され、圧接端子30の電線保持部33に対応
した位置にて下降して電線保持部33を内側に折曲げる
クリンパ51と、押込片52の両側部にて上下動可能に
配置されて押込動作時に圧接刃32aの過度開きを防止
するガイド板53とを備えて構成されている。
【0036】まず、図1の自由状態のハウジング1の開
放状態にある電線接続部2に取付けられた圧接端子30
上に被覆電線40を供給する。この状態で圧接治具50
を下降させると図3に示すようにクリンパ51が治具受
け70と協働して直立状態にある電線保持部33を内側
に折り曲げ、電線保持部33の先端33aが被覆電線4
0の被覆部41を貫通して芯線42に接触し加締められ
た状態となる。一方、クリンパ51と一体となって下降
する押込片52は、図4に示すように、被覆電線40を
圧接端子30内に押込み、これにより、圧接刃32aが
被覆部41を突き破って芯線42に接触し、圧接刃32
aと芯線42とが電気的に導通した状態となる。
【0037】なお、治具受け70は、図3に示すように
ハウジング10(あるいは11,12)の電線接続部2
の端子接続部3と反対側の縁部に形成された切欠凹部1
0aに嵌入可能に櫛歯状に形成されている。図1では切
欠凹部10aは省略されている。
【0038】このようにして上段,中段及び下段ハウジ
ング10,11、及び12に取付けた複数の圧接端子3
0の各々に被覆電線40を圧接する。この被覆電線40
の圧接状態を図5(a)に示す。この被覆電線40の圧
接工程は、上段,中段及び下段ハウジング10,11、
及び12の電線接続部2が上方向に開放しているので、
ハウジング1の全体を裏返す作業(反転作業)が不要
で、ハウジング1及び圧接治具50のいずれか一方を横
移動するだけで容易に行なうことができる。
【0039】被覆電線40の圧接後は、図5に基づいて
積み重ね作業を行なう。まず、図5(a)に示すように
各ハウジング10,11、及び12を連結状態に維持し
ている薄肉部8及び9を切断する。この薄肉部8及び9
の切断後の状態を図5(b)に示す。この薄肉部8,9
の切断は、連結状態にある2個のハウジング10,11
(あるいは11,12)を相互に逆方向となるように移
動させる(離反あるいは重合方向に移動させる)か、あ
るいは適宜のカッター(図示せず)を用いることによっ
て容易に行なうことができる。
【0040】薄肉部8,9の切断後は、各ハウジング1
0,11,12を、連結状態にある階段状の上下位置の
順位に従って積み重ねると共に、カバー体6をヒンジ7
を中心に回動して上段ハウジング10の電線接続部2の
上面を被覆する。この状態は図5(c)及び図6に示す
ように、下段ハウジング12上に中段ハウジング11及
び上段ハウジング10が順次積み重なった状態となって
おり、下段及び中段ハウジング12及び11の各電線接
続部2の上面はそれぞれ中段及び上段ハウジング11及
び10の下面で被覆されると共に上段ハウジング10の
電線接続部2の上面はカバー体6で被覆されている。
【0041】以上の組付工程を経て図6に示す3段構成
の圧接コネクタ25を得ることができる。
【0042】この圧接コネクタ25は、図5(c)に示
すように各ハウジング10,11,12毎の圧接端子3
0が上下方向同一向きの順方向配列となっており、これ
によって該コネクタ25に嵌合する相手側コネクタの雄
端子も順方向配列に組付けることができるので、相手側
コネクタの端子アッセンブリの容易化を図ることができ
る。
【0043】このように圧接コネクタ25用のハウジン
グ1によれば、上段,中段、及び下段ハウジング10,
11、及び12からなる3段構成の圧接コネクタ25に
おいても各段のハウジング10,11,12及びカバー
体6が相互に連結した連結体として一回の成形により形
成することができるので、成形容易であると共に部品点
数の削減を図ることができる。その上、ハウジング1
は、圧接コネクタ25の単位毎に前記連結体を構成する
ので、圧接コネクタ25を組付ける際の部品の組合せ作
業及び部品管理が容易となり、これにより作業効率の向
上を図ることができる。
【0044】また、ハウジング1は上段,中段、及び下
段ハウジング10,11、及び12を薄肉部8,9で階
段状に連結して構成したので、連結された2個のハウジ
ング10,11(あるいは11,12)の相互移動で薄
肉部8,9を容易に切断することができると共に、切断
後の各ハウジング10,11,12を連結状態の上下位
置の順位に従って容易に積み重ねることができ、この点
でも作業効率の向上を図ることができ、かつ積み重ね順
位の特定化も可能となる。
【0045】さらにハウジング1は、各段のハウジング
10,11,12を電線接続部2の開放した上面を上方
にして連結されているので、各段のハウジング10,1
1,12への圧接端子30の装着及びこの圧接端子30
への被覆電線40の圧接がハウジング1の反転作業を要
すること無く行なうことができるので作業効率の向上を
図ることができる。
【0046】図7乃至図9(a),(b)は他の実施形
態としての圧接コネクタ用ハウジング26を示す。この
ハウジング26は2段構成の圧接コネクタ60(図9参
照)を構成することができる。このためハウジング26
は上段ハウジング10と、下段ハウジング12とから大
略構成されている。このときの上段及び下段ハウジング
10及び12は前述した一実施形態と同様に構成されて
いるので同一構成要素は同一符号を付して重複する説明
を省略する。
【0047】上段ハウジング10は、その下部に下段ハ
ウジング12を収納するハウジング収納部21を一体形
成して構成されている。ハウジング収納部21は、相手
側コネクタの雄端子(図示せず)が挿入される端子挿入
口24を穿設した上段ハウジング10の端子接続部3の
前壁3aを下方に延設して一体形成された端子挿入口2
4を穿設した前壁21a(図9(b)参照)と、下段ハ
ウジング12の連結側に形成された下段ハウジング12
の導入口21bと、前壁21aと対向する後方側に形成
された後方開口部21cとを有して箱形状に形成されて
いる。
【0048】このとき下段ハウジング12は、一側壁1
2aを導入口21bに臨ませて配置されると共に、その
端子接続部3の隣接部分の上,下縁部と対応する導入口
21bの上,下縁部とをそれぞれ薄肉部17,17で連
結して構成されている(図8(a)参照)。また下段ハ
ウジング12の端子接続部3の前壁3aには、下段ハウ
ジング12のハウジング収納部21への収納時に前壁2
1aの端子挿入口24に連通する開口部3bが穿設され
ており(図9(b)参照)、相手側コネクタの雄端子は
端子挿入口24から挿入されると共に開口部3bを経て
圧接端子30のコンタクト31に電気的に接続するよう
に構成されている。さらに本実施形態においては係止部
20はハウジング収納部21の下面に設けられている。
【0049】このように上段,下段ハウジング10,1
2、及びハウジング収納部21を備えたハウジング26
は、前述した連結構造を有して電気絶縁性樹脂材で一体
形成される。
【0050】図7及び図8において、符号28は下段ハ
ウジング12の端子接続部3の上,下部に設けた係合爪
で、下段ハウジング12のハウジング収納部21への収
納時にハウジング収納部21の導入口21a側の上,下
面に設けた係合凹部18に係合して下段ハウジング12
の収納状態を維持するように構成されており、かつ符号
23は下段ハウジング12の電線接続部2の端部側下面
に形成された段部で、下段ハウジング12のハウジング
収納部21への収納時にハウジング収納部21の後方開
口部21cの端縁に沿って形成された突条22に係合し
て(図9(b)参照)、被覆電線40に作用する引張力
に抗して下段ハウジング12の抜け止めを図って収納状
態を維持するように構成されている。
【0051】そして上段及び下段ハウジング10及び1
2には前述した実施形態と同様に圧接端子30が装着さ
れると共に、この圧接端子30に被覆電線40が圧接さ
れる。この被覆電線40の圧接状態を図8(a)に示
す。この被覆電線40の圧接工程は、両ハウジング10
及び12の電線接続部2が共に上方向に開放しているの
で、ハウジング26の全体を裏返す作業が不要で容易に
行なうことができる。
【0052】被覆電線40の圧接後は、図8に基づいて
積み重ね作業を行なう。まず、図8(a)に示す被覆電
線40の圧接後の状態にある下段ハウジング12にC矢
印方向の力を作用させて下段ハウジング12をハウジン
グ収納部21へ押し込む。この押し込みの初期段階で薄
肉部17,17が切断され、下段ハウジング12はハウ
ジング収納部21内に押し込まれる(図8(b)参
照)。この押し込みは終期段階で係合爪28が係合凹部
18に係合して、上段及び下段ハウジング10及び12
の積み重ね作業が完了する(図8(c)参照)。次にカ
バー体6をヒンジ7を中心にB矢印方向(図7参照)に
回動して上段ハウジング10の電線接続部2の上面を被
覆して、図9(a)に示す圧接コネクタ60を得ること
ができる。なお、図9(a)は圧接端子30及び被覆電
線40を省略してある。
【0053】このように圧接コネクタ60用のハウジン
グ26によれば、前述したハウジング1と同様に作業効
率の向上を図ることができ、かつ下段ハウジング12を
ハウジング収納部21に収納することによって上段ハウ
ジング10との位置合せを精度良く行なうことができる
と共に、外方よりの衝撃から下段ハウジング12を有効
に保護して耐久性の向上をも図ることができる。また、
ハウジング26の下段ハウジング12はハウジング収納
部21に収納されるので、積み重ね順位の特定化が必然
的に図れる。
【0054】その上ハウジング26によれば、端子挿入
口24を穿設したハウジング収納部21の前壁21aを
上段ハウジング10の前壁3aと一体に設けたので、相
手コネクタに対する嵌合面(前壁3a及び21aの外側
面)が、各ハウジング10,12の反りや、下段ハウジ
ング12のロック部のがた付き等に影響されることなく
高精度に形成することができる。
【0055】また、このハウジング26の組付方法によ
れば、前述したハウジング1の組付方法と同様の作用効
果が得られるばかりでなく、薄肉部17の切断工程が不
要となって作業効率の一層の向上を図ることができる。
【0056】また前述した一実施形態としてのハウジン
グ1は3段構成の圧接コネクタ25用のものであるが、
本発明はこれに限定されるものではなく4段以上の多段
構成の圧接コネクタ用としても適用できることは勿論の
ことである。この多段構成の場合、ハウジングは前記多
段に見合った構成要素としての複数のハウジングをハウ
ジング1と同様に階段状に連結される。
【0057】
【発明の効果】以上詳細に述べたように本発明によれば
次の様な効果を奏することができる。
【0058】すなわち、請求項1記載の発明によれば、
2個以上のハウジングからなる多段構成の圧接コネクタ
においても一個の連結体として一回の成形により形成す
ることができるので、部品点数の削減を図り、かつ部品
の組合せ作業及び部品管理の容易化により作業効率の向
上を図ることができる。
【0059】その上、構成要素としての複数のハウジン
グを薄肉部で階段状に連結して構成したので、連結され
たハウジングの相互移動で薄肉部を容易に切断すること
ができると共に、切断後の各ハウジングを連結状態の上
下位置の順位に従って容易に積み重ねることができ、こ
の点でも作業効率の向上を図ることができる。
【0060】また、請求項2記載の発明によれば、最上
段に位置するハウジングの電線接続部の上面を覆うカバ
ー体を含めて一個の連結ハウジングとして形成すること
ができるので、部品点数の一層の削減により作業効率の
向上を図ることができる。
【0061】また、請求項3記載の発明によれば、下段
ハウジングをハウジング収納部に収納することによって
上段ハウジングとの位置合せを精度良く行なうことがで
きる。
【0062】また、請求項4記載の発明によれば、下段
ハウジングが箱形状のハウジング収納部に収納されて外
方よりの衝撃から保護されて耐久性の向上を図ることが
できると共に、端子挿入口を穿設したハウジング収納部
の前壁を上段ハウジングの前壁と一体に設けたので、相
手側コネクタに対する嵌合面が、上段及び下段ハウジン
グの反りや、下段ハウジングのロック部のがた付き等に
影響されること無く高精度に形成することができる。
【0063】また、請求項5記載の発明によれば、圧接
コネクタを構成する複数のハウジング及びカバー体が単
位圧接コネクタ毎に相互に連結した一体物として一回の
成形で形成することができるので、部品点数の削減と共
に部品の組合せ作業及び部品管理の容易化により作業効
率の向上を図ることができる。
【0064】また、請求項6記載の発明によれば、薄肉
部は下段ハウジングのハウジング収納部への押込み時に
同時に切断されるので、薄肉部の切断工程が不要とな
り、この分作業効率の一層の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての圧接コネクタ用ハ
ウジングの斜視図である。
【図2】図1のハウジングに組付けられる圧接端子及び
組付けに用いる圧接治具の斜視図である。
【図3】図2の圧接端子の電線保持部への被覆電線の圧
接工程を説明する断面図である。
【図4】図2の圧接端子の圧接部への被覆電線の圧接工
程を説明する断面図である。
【図5】一実施形態としてのハウジングの組付工程を示
す図1のV−V線に沿う断面図で、(a)は連結状態、
(b)は薄肉部の切断状態、(c)は各ハウジングの積
み重ね状態をそれぞれ示す。
【図6】図1のハウジングにより組付けられた圧接コネ
クタの斜視図である。
【図7】本発明の他の実施形態としての圧接コネクタ用
ハウジングの斜視図である。
【図8】他の実施形態としてのハウジングの組付工程を
示す図7のVIII−VIII線に沿う断面図で、
(a)は連結状態、(b)は薄肉部の切断状態、(c)
は各ハウジングの積み重ね状態をそれぞれ示す。
【図9】(a)は図8のハウジングにより組付けられた
圧接コネクタの斜視図、(b)は(a)のIXb −IX
b 線に沿う断面図である。
【図10】従来の圧接コネクタの斜視図である。
【図11】図10の圧接コネクタの組付説明図である。
【符号の説明】
1,26 圧接コネクタ用ハウジング 2 電線接続部 3 端子接続部 3a 前壁(端子接続部の) 6 カバー体 7 ヒンジ 8,9,17 薄肉部 10 上段ハウジング 11 中段ハウジング 12 下段ハウジング 21 ハウジング収納部 21a 前壁(ハウジング収納部の) 21b 導入口(ハウジング収納部の) 21c 後方開口部(ハウジング収納部の) 24 端子挿入口 25,60 圧接コネクタ 30 圧接端子 40 被覆電線
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 4/24 H01R 13/514

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面を開放した電線接続部と、この電線
    接続部に連通する閉断面構造の端子接続部とからなるハ
    ウジングの単位圧接コネクタを構成する複数個が、前記
    電線接続部及び端子接続部に嵌着される圧接端子の長さ
    方向と直交する方向に、前記電線接続部の上面を上方に
    して階段状に配置されると共に相互の隣接部分を切断可
    能な薄肉部で連結して一体形成されていることを特徴と
    する圧接コネクタ用ハウジング。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の圧接コネクタ用ハウジン
    グであって、 前記複数個のハウジングの内最上段に位置するハウジン
    グの電線接続部に、該電線接続部の上面を覆うカバー体
    をヒンジで連結して一体形成したことを特徴とする圧接
    コネクタ用ハウジング。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の圧接コネクタ用ハ
    ウジングであって、 前記複数個のハウジングが上段及び下段ハウジングとか
    らなり、前記上段ハウジングの下部に下段ハウジングを
    収納するハウジング収納部を一体形成したことを特徴と
    する圧接コネクタ用ハウジング。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の圧接コネクタ用ハウジン
    グであって、 前記ハウジング収納部は、相手側コネクタの雄端子が挿
    入される端子挿入口を穿設した上段ハウジングの端子接
    続部の前壁を下方に延設して一体形成された前記端子挿
    入口を穿設した前壁と、前記下段ハウジングの連結側に
    形成された下段ハウジングの導入口と、前記前壁と対向
    する後方側に形成された後方開口部とを有して箱形状に
    形成されていることを特徴とする圧接コネクタ用ハウジ
    ング。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の圧接コネクタ用ハウジン
    グにおいて、 前記複数個のハウジングの電線接続部の圧接端子に被覆
    電線を圧接した後前記薄肉部を切断し、その後前記複数
    個のハウジングを電線接続部及び端子接続部をそれぞれ
    上下方向同一位置で同一の向きに、前記階段状の上下位
    置の順位に従って順次積み重ねると共に、最上段のハウ
    ジングの電線接続部をカバー体で被覆することを特徴と
    する圧接コネクタ用ハウジングの組付方法。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の圧接コネクタ用ハウジン
    グにおいて、 前記上段及び下段ハウジングの電線接続部の圧接端子に
    被覆電線を圧接した後、前記下段ハウジングを、前記薄
    肉部を切断しながら前記ハウジング収納部へ押込み収納
    するようにしたことを特徴とする圧接コネクタ用ハウジ
    ングの組付方法。
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