JP2001126783A - ジョイント端子およびジョイントコネクタ - Google Patents

ジョイント端子およびジョイントコネクタ

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JP2001126783A
JP2001126783A JP30143599A JP30143599A JP2001126783A JP 2001126783 A JP2001126783 A JP 2001126783A JP 30143599 A JP30143599 A JP 30143599A JP 30143599 A JP30143599 A JP 30143599A JP 2001126783 A JP2001126783 A JP 2001126783A
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contact portion
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Yasuo Ito
康生 伊藤
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    • H01R4/2466Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type the contact members having additional means acting on the insulation or the wire, e.g. additional insulation penetrating means, strain relief means or wire cutting knives the contact members having a channel-shaped part, the opposite sidewalls of which comprise insulation-cutting means
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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    • H01R9/2458Electrical interconnections between terminal blocks

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子相互間の接続を種々の回路接続形態に応
じて柔軟に対応できるようにする。 【解決手段】 絶縁板12と、これに固定されたジョイ
ント端子11とからなる接続ユニット13を設け、ジョ
イント端子11の基部12aの一端方に上方へ向けて電
線Wを圧接する第一圧接部11dを設ける一方、基部1
1aの他端方に下方へ向けて第二圧接部11eを設け
る。そして電線Wが圧接された接続ユニット13を上下
複数段に積み重ねることで、一方の絶縁板12に保持さ
れる電線Wを積み重ねられた他方の接続ユニット13の
第二圧接部11eに圧接可能として、上下の電線W同士
を接続するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジョイント端子お
よびジョイントコネクタに関し、詳しくは、端子相互間
の接続を種々の回路接続形態に応じて柔軟に対応できる
ようにするものである。
【0002】
【従来の技術】従来アースライン等の共通の回路系統に
使用される電線をそれぞれ接続するには、ジョイントコ
ネクタが利用される場合がある。図9はジョイントコネ
クタ1を示し、ジョイントコネクタケース1aには、接
続形態に対応させた接続用バスバー2を挿着する一方、
接続する各電線Dは端末に端子3を取り付けてコネクタ
Cに挿入して、このコネクタCをジョイントコネクタケ
ース1aに嵌合することで各電線Dの接続を行ってい
る。
【0003】しかし、上記ジョイントコネクタ1は構成
部品点数が多く、接続回路の種類に応じて種々の接続用
バスバー2やジョイントコネクタケース1aを準備する
必要があり、また、回路変更等に伴う接続数の増加等に
も適応が困難であった。これらの内容に対応して特開平
8−306451号において、図10(A)に示すジョ
イントコネクタ1'が開示されている。上記ジョイント
コネクタ1'は、コネクタハウジング1a'の端子収容室
1b'に、図10(B)に示す接続用端子3'を挿入して
構成されている。
【0004】上記コネクタハウジング1a'は一体で複
数段(図面では4段)の端子収容室1b'を有すると共
に、各端子収容室1b'の上下を開口としており、ま
た、コネクタハウジング1a'の前面1c'には、夫々端
子収容室1b'に合わせて挿入口1d'を設けている。一
方、接続用端子3'は上部に第一弾性接触片3a'を突出
させ、内部には第二弾性接触片3b'を有し、下部に接
続部3c'を設けている。
【0005】上記接続用端子3'のコネクタハウジング
1a'への収容状態では、下方の接続用端子3'の第一弾
性片3a'が上方の接続用端子3'の接続部3c'と当接
することで、従来の接続用バスバー2を使用することな
く上下に位置する接続用端子3'を接続するようにして
いる。また、コネクタハウジング前面1c'の挿入口1
d'よりオス端子4を挿入することで接続用端子3'の第
二弾性接触片3b'と接触させて接続し、接続本数の増
加等にも対応できるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにジョイン
トコネクタ1'は、従来に比べて接続できる本数を増加
させているが、コネクタハウジング1a'の端子収容室
1b'の数により上記本数も制限を受け、やはり回路形
態に応じてある程度の品種に及ぶコネクタハウジング1
a'を準備しなければならない問題がある。また、上下
に位置する接続用端子3'は必ず接続されてしまうた
め、回路的にこれらの接続が必要でない場合では、上記
構成のジョイントコネクタ1'を適用できない問題があ
る。
【0007】また、ワイヤハーネスを組み立てる場合、
まず、図11に示すように、サブハーネス(仮結束ハー
ネス)K−1〜3を仮結束するが、その際、他の仮結束
ハーネスに接続される電線端末の端子T−1〜3はコネ
クタに未挿入の状態となり、所謂、後入れ端子となる。
これら仮結束ハーネスは組立図板において本結束され、
その際に上記後入れ端子が他の仮結束ハーネスのコネク
タに挿入される。よって、本結束時に、端子の後入れ工
程が必須となるので、組立の効率化を図れない問題があ
る。また、仮結束ハーネスと本結束のワイヤハーネスW
/Hの組立は別の箇所で行われていることがほとんどで
あるため、上記仮結束ハーネスK−1〜3の後入れとな
る未挿入の端子T−1〜3が搬送時に、変形や損傷を受
けやすくなり、損傷等を受けるとコネクタへの挿入が困
難となり端子挿入が確実に行えないおそれもある。
【0008】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、仮結束ハーネスでの後入れ端子を無くして完結型
とし、かつ、ジョイントすべき電線の接続本数の増加や
回路変更に対しても柔軟に対応できるようにするジョイ
ントコネクタおよびこれに適するジョイント端子を提供
することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、連鎖部により連結されると共に並列して
配置された複数の細長い基部と、上記各基部上に導入さ
れる電線を保持する電線保持部と、上記各基部の一端方
において上方へ折り曲げると共に、上記電線に圧接接続
可能な圧接刃を備えた第一圧接部と、上記各基部の他端
方において下方へ折り曲げると共に、他の電線に圧接接
続可能な圧接刃を備えた第二圧接部とからなることを特
徴とするジョイント端子を提供している。
【0010】上記構成によれば、各基部の第一圧接部に
電線端末を圧接して電線保持部で固定することにより、
基部が連鎖部で連結されているため、圧接された各電線
を電気的に接続することができる。そして、第一圧接部
に電線が圧接されたジョイント端子を、同様に処理され
た他のジョイント端子の上に重ね合わせることにより、
他のジョイント端子に圧接された電線端末に対し、第二
圧接部を圧接することができ、よって上下のジョイント
端子に圧接された電線同士を電気的に接続することがで
きる。
【0011】また、他の発明では、平板状の絶縁板と、
該絶縁板に固定されたジョイント端子とからなる接続ユ
ニットを設け、上記ジョイント端子は、連鎖部により連
結されると共に並列して配置された複数の細長い基部
と、該各基部上に導入される電線を保持する電線保持部
と、上記各基部の一端方において上方へ折り曲げると共
に、上記電線に圧接接続可能な圧接刃を備えた第一圧接
部と、上記各基部の他端方において下方へ折り曲げると
共に、他の電線に圧接接続可能な圧接刃を備えた第二圧
接部とを備え、上記第一圧接部および電線保持部を上記
絶縁板の上面から突出させて上記電線を第一圧接部で圧
接可能とすると共に、電線保持部で保持可能とする一
方、上記第二圧接部を上記絶縁板の下面から突出させ、
上記電線が圧接された接続ユニットを上下複数段に積み
重ねることで、一方の絶縁板に保持される電線を積み重
ねられた他方の接続ユニットの第二圧接部に圧接可能と
して、上下の電線同士を接続する構成としていることを
特徴とするジョイントコネクタを提供している。
【0012】上記絶縁板に対するジョイント端子の固定
は、具体的には、絶縁板の内部にインサート成形する
か、若しくは絶縁板の上面または下面にジョイント端子
の基部を沿わせ、該基部に係止片を突設すると共に、絶
縁板に係止した係止孔に係止させるようにしている。上
記構成によれば、上記接続ユニットに、仮結束ハーネス
のうち、少なくとも他の仮結束ハーネスの電線と接続す
る電線端末をそれぞれ圧接しておき、本結束時におい
て、他の仮結束ハーネスに接続した接続ユニットと上下
に積み重ねて一体化させたときに、ジョイント端子の第
二圧接部を介して仮結束ハーネスの電線同士が接続され
る。よって、従来、仮結束ハーネスで後入れ端子となっ
ていたものを接続ユニットに接続することで、完結型の
仮結束ハーネスとして、後入れ端子を無くすことができ
る。また、各接続ユニットを上下に積み重ねた際、第二
圧接部を介して上下の接続ユニットの電線間を接続する
必要がない部位については、第一圧接部に圧接する電線
端末を第一圧接部から延出しない長さに設定しておくこ
とで、他の接続ユニットの第二圧接部との圧接を選択的
に無効とすることができる。
【0013】更に具体的には、上記接続ユニットを上下
複数段に積み重ねた状態で各接続ユニットを収容可能な
ケースを更に備えている。ケースには、上下に積層され
た各接続ユニットを位置決めして挿入案内するガイド部
を設けると共に、各接続ユニットの完全収容状態で、各
接続ユニットをケースに固定するためのロック部を設け
るようにするのが好ましい。このようにすれば、上下に
積層され、必要な電線間が接続された接続ユニットを一
体的に保持して、ワイヤハーネスの所要部位に固定する
ことができる。
【0014】上記絶縁板には、上記ジョイント端子の並
設された基部を連結する連鎖部の配置位置に対応して開
口部を形成し、該開口部を通して上記連鎖部を切断する
ための切断工具の挿入口とするのが好ましい。これによ
り、同一の接続ユニットにおいて、第一圧接部に圧接さ
れた隣接する電線間での接続を要しない部位に対し、上
記開口部を通して切断工具によりジョイント端子の連鎖
部を切断することで、種々の回路設定に対応することが
できる。なお、ジョイント端子を基板にインサート成形
等で固定しておく前に、ジョイント端子に電線を圧接接
続しておき、接続を要しない部分では連鎖部を切断して
おくと、ジョイント端子の無駄を省くことができる。
【0015】上記ジョイント端子の第一圧接部および第
二圧接部は、上記基部の両側を立ち上げた側壁部と、該
側壁部から内方へ切り起こした圧接刃からなり、該圧接
刃の間に電線が挿入されて圧接されるとき、圧接刃の開
きを防止する撓み防止リブを上記側壁部の外側に位置さ
せるようにして絶縁板から一体突設するのが好ましい。
更に、上記撓み防止リブの高さを各接続ユニットが上下
に積み重ねられたときの、間隔を規制する高さに設定す
るようにしてもよい。これにより、各圧接部への電線端
末の圧接操作に際し、圧接刃の開きを防止して確実な圧
接接続を可能とすると共に、各接続ユニットを上下に積
み重ねて上下の電線間を圧接する際に、撓み防止リブを
高さ方向のストッパーとして作用させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1はジョイントコネクタ10の実
施形態を示し、電線Wの端末に接続されるジョイント端
子11を、平板状の絶縁板12に固定してなる接続ユニ
ット13を複数枚上下に積み重ねることで構成され、各
接続ユニット13に接続された電線W間および上下の接
続ユニット13の電線W間を電気的に接続可能としてい
る。
【0017】ジョイント端子11は、図2に示すよう
に、所要形状に打ち抜かれた金属板を折り曲げ形成して
なり、複数の端子11A、11B…を並列して配置する
と共に、各端子11A、11B…の細長い基部11aの
中間部を連鎖部11bにより連結し、所要数一組として
構成している。基部11aの一端には、一側から立設し
たバレル11c−1からなる電線保持部11cを設け、
基部11a上に受け入れられる電線Wの端末を圧着保持
するようにしている。
【0018】基部11aの一端方には、電線保持部11
cに隣接して第一圧接部11dを形成している。第一圧
接部11dは、基部11aの両側の突出片を上方へ折り
曲げ形成した一対の側壁部11d−1と、該側壁部11
d−1から内方へ切り起こした二対の圧接刃11d−2
とから構成している。一方、基部11aの他端方には、
同様に二対の圧接刃11e−2を有する一対の側壁部1
1e−1を、第一圧接部11dとは逆に下方へ折り曲げ
形成した第二圧接部11eを形成し、該第二圧接部11
eは、他のジョイント端子11に接続された電線Wとの
圧接用としている。なお、各端子11A、11B…間の
電気的接続を兼ねた連鎖部11bとしては、基部11a
の中間部によらず、端子成形時に送りに利用される端部
のキャリア11b−1としてもよいが、ジョイント端子
11の全長の小型化からすれば、中間部に設定するのが
好ましい。この場合、キャリア11b−1は、成形後に
切断分離される。
【0019】上記構成からなるジョイント端子11を絶
縁板12に固定して接続ユニット13とするには、ま
ず、仮結束ハーネスの電線群のうち少なくとも他の仮結
束ハーネスの電線と接続する電線Wを、ジョイント端子
11の第一圧接部11dに圧接して芯線Wcとジョイン
ト端子11とを接続する。圧接に際しては、電線Wの端
末が第二圧接部11eの反対側の面に対向する位置まで
延出された状態で圧接する。その際、隣接する端子11
A、11B…間の電気的接続を遮断する必要がある箇所
は連鎖部11bを予め切断しておく。また、複数の接続
ユニット13を下に積み重ねて上下間の電線Wを電気的
に接続するに際し、その接続が不要な箇所では、第一圧
接部11dに圧接する電線Waを第二圧接部11eの対
応位置まで延出せず短くしておく。
【0020】次に、図3および図4に示すように、絶縁
板12の成形時に電線Wと圧接接続したジョイント端子
11をインサート成形するようにしている。絶縁板12
に固定されたジョイント端子11は、絶縁板12の上面
において、第一圧接部11dおよび電線保持部11cを
上方へ突出させ、同様に絶縁板12の下面において第二
圧接部11eを下方へ突出させている。また、絶縁板1
2の上下面において、隣接する各端子11A、11B…
における第一圧接部11d同士の間、第二圧接部11e
同士の間に、電線Wの圧接時における圧接刃11e−2
の開きを防止する撓み防止リブ12a、12bをそれぞ
れ一体突設している。この撓み防止リブ12a、12b
の突出高さは、第一圧接部11d、第二圧接部11eよ
り僅かに高く設定し、各接続ユニット13が上下に積み
重ねられたとき、その間隔を規制して第一圧接部11
d、第二圧接部11eを保護するようにしている。
【0021】なお、図5(A)(B)に示すように、絶
縁板12の成形時に、電線と圧接接続していないジョイ
ント端子11をインサート成形してもよい。その場合、
絶縁板12には、ジョイント端子11の並設された基部
11aを連結する連鎖部11bの配置位置に対応して設
ける開口部12cは、図6に示すように、連鎖部11b
を切断するための切断工具14の挿入口となり、切断工
具14により所要の連鎖部11bを切断することで、隣
接する端子11A、11B…間の電気的接続状態を遮断
可能としている。
【0022】上記のようにして後入れ端子を無くして完
結型とした仮結束ハーネスは、組立作業台上で本結束さ
れる。ワイヤハーネスの本結束時においては、各仮結束
の電線端末取り付けられた接続ユニット13を、図1、
図7(A)に示すように、上下に積み重ねる。このと
き、各接続ユニット13を組み付け工具により重ね合わ
せ方向に圧力を加えることで、絶縁板12上において、
第一圧接部11dから延出された電線Wには、上方に位
置する他の接続ユニット13の第二圧接部11eの圧接
刃11d−2が食い込んで接続され、よって、接続ユニ
ット13の上下間の電線Wが電気的に接続される。な
お、このとき、第一圧接部11dのみの圧接に止めた電
線Waの位置では、他の接続ユニット13の第二圧接部
11eが圧接されず、上下間の電気的接続は行われな
い。
【0023】上記のようにして、上下に積み重ねられた
複数の接続ユニット13は、図7(A)(B)に示すよ
うに、例えば、ケース15内に収容される。ケース15
は、例えば、積み重ねられた接続ユニット13を収容可
能な収容部15aを備え、各接続ユニット13の絶縁板
12の両側をガイドして挿入するための溝状のガイド部
15bを形成している。また、ケース15と各接続ユニ
ット13とを収容状態で固定するためロック部16とし
て、絶縁板12の両側に係止突起16aを突設すると共
に、ガイド部15bに係止孔16bを形成している。
【0024】なお、上記実施形態においては、絶縁板1
2へのジョイント端子11の固定をインサート成形によ
り行うようにしたが、図8に示すように、絶縁板12の
上面または下面にジョイント端子11の基部11aを沿
わせ、該基部11aに係止片11fを突設すると共に、
絶縁板に係止した係止孔12dに係止させるようにして
もよい。
【0025】
【発明の効果】以上の説明より明きらかなように、本発
明によれば、仮結束ハーネスの組立時に、少なくとも従
来後入れとなっていた電線を接続ユニットのジョイント
端子に接続しておけば、本結束時に各接続ユニットを積
み重ねて一体化することで、他の仮結束ハーネスの電線
とジョイント端子を介して接続することができる。よっ
て、仮結束ハーネスに生じていた後入れ端子を無くすこ
とができ、従来後入れ端子に要していた手間と時間を削
減でき、効率的なワイヤハーネスの組立を行うことがで
きる。さらに、仮結束の搬送時における端子の損傷も同
時に無くすことができ、ワイヤハーネスの品質および信
頼性を向上できる。また、ジョイントすべき回路の変更
等にも容易に対応することができる。
【0026】また、電線をジョイント端子に先に圧接
し、不要なジョイント端子を切り離しておき、その後、
ジョイント端子を基板と固定すると、ジョイント端子の
無駄を省くことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のジョイントコネクタを示す斜視図で
ある。
【図2】 ジョイント端子の斜視図である。
【図3】 (A)は接続ユニットに電線を圧接した状態
の上面側から見た斜視図、(B)は下面側から見た斜視
図である。
【図4】 第一圧接部の断面図である。
【図5】 他の組み立て順序を示し、(A)は接続ユニ
ットの斜視図、(B)は断面図である。
【図6】 連鎖部の切断状態の拡大断面図である。
【図7】 (A)はジョイントコネクタをケースに収容
する状態の側面図、(B)は収容状態の正面図である。
【図8】 絶縁板へのジョイント端子の固定状態の変形
例を示す断面図である。
【図9】 従来のジョイントコネクタの斜視図である。
【図10】 別の従来のジョイントコネクタであり、
(A)は断面図、(B)はジョイントコネクタに用いら
れる端子の斜視図である。
【図11】 従来の仮結束ハーネスと本結束のワイヤハ
ーネスの組立を示す概略図である。
【符号の説明】
10 ジョイントコネクタ 11 ジョイント端子 11a 基部 11b 連鎖部 11c 電線保持部 11d 第一圧接部 11d−2、11e−2 圧接刃 11e 第二圧接部 12 絶縁板 12a、12b 撓み防止リブ 12c 開口部 13 接続ユニット 14 切断工具 15 ケース 15b ガイド部 16 ロック部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連鎖部により連結されると共に並列して
    配置された複数の細長い基部と、 上記各基部上に導入される電線を保持する電線保持部
    と、 上記各基部の一端方において上方へ折り曲げると共に、
    上記電線に圧接接続可能な圧接刃を備えた第一圧接部
    と、 上記各基部の他端方において下方へ折り曲げると共に、
    他の電線に圧接接続可能な圧接刃を備えた第二圧接部と
    からなることを特徴とするジョイント端子。
  2. 【請求項2】 平板状の絶縁板と、該絶縁板に固定され
    たジョイント端子とからなる接続ユニットを設け、 上記ジョイント端子は、連鎖部により連結されると共に
    並列して配置された複数の細長い基部と、該各基部上に
    導入される電線を保持する電線保持部と、上記各基部の
    一端方において上方へ折り曲げると共に、上記電線に圧
    接接続可能な圧接刃を備えた第一圧接部と、上記各基部
    の他端方において下方へ折り曲げると共に、他の電線に
    圧接接続可能な圧接刃を備えた第二圧接部とを備え、 上記第一圧接部および電線保持部を上記絶縁板の上面か
    ら突出させて上記電線を第一圧接部で圧接可能とすると
    共に、電線保持部で保持可能とする一方、上記第二圧接
    部を上記絶縁板の下面から突出させ、 上記電線が圧接された接続ユニットを上下複数段に積み
    重ねることで、一方の絶縁板に保持される電線を積み重
    ねられた他方の接続ユニットの第二圧接部に圧接可能と
    して、上下の電線同士を接続する構成としていることを
    特徴とするジョイントコネクタ。
  3. 【請求項3】 上記接続ユニットを上下複数段に積み重
    ねた状態で各接続ユニットを収容可能なケースを更に備
    えている請求項2に記載のジョイントコネクタ。
  4. 【請求項4】 上記絶縁板には、上記ジョイント端子の
    並設された基部を連結する連鎖部の配置位置に対応して
    開口部を形成し、該開口部を通して上記連鎖部を切断す
    るための切断工具の挿入口としている請求項2または請
    求項3に記載のジョイントコネクタ。
  5. 【請求項5】 上記ジョイント端子の第一圧接部および
    第二圧接部は、上記基部の両側を立ち上げた側壁部と、
    該側壁部から内方へ切り起こした圧接刃からなり、該圧
    接刃の間に電線が挿入されて圧接されるとき、圧接刃の
    開きを防止する撓み防止リブを上記側壁部の外側に位置
    させるようにして絶縁板から一体突設している請求項2
    乃至請求項4のいずれか1項に記載のジョイントコネク
    タ。
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