JP3446689B2 - ジョイントコネクタを用いたワイヤハーネスの分岐接続構造 - Google Patents

ジョイントコネクタを用いたワイヤハーネスの分岐接続構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はジョイントコネクタ
を用いたワイヤハーネスの分岐接続構造に関し、詳しく
は、自動車用ワイヤハーネスの分岐回路形成するジョイ
ントコネクタの導通用の端子として圧接端子を用い、分
岐回路を簡単に形成すると共に、回路変更にも容易に対
応しえるようにするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用ワイヤハーネスにおい
て、電気回路を分岐させる場合、図11に示すように、
ワイヤハーネスW/Hにスプライス部1を形成してい
る。該スプライス部1は、母線w1の中間部の絶縁被覆
を皮剥ぎして芯線を露出させると共に、支線w2を端末
の絶縁被覆を皮剥ぎして芯線を露出させ、これら芯線を
重ね合わせて中間圧着端子2をかしめ固着して形成して
いる。
【0003】上記スプライス部1を設けて分岐回路を形
成する場合、電線の皮剥ぎを行う必要があると共に、中
間圧着端子のかしめ固着を行う必要がある等、製造工程
が複雑となり、作業手数をかかる問題がある。
【0004】このため、スプライス部1を設けて分岐回
路を形成する手法に代えて、電気分配機能をコネクタ内
に持たせたジョイントコネクタを用いる場合もある。該
ジョイントコネクタは、図12(A)(B)に示すよう
に、コネクタハウジング3内にタブ4aを連結部4bか
ら突設した櫛歯形状のバスバー4を収納する一方、電線
w3〜w5の先端に端子t1〜t6を接続し、これら端
子t1〜t3をコネクタハウジング3内に挿入したバス
バー4の各タブ4aと接続している。
【0005】また、上記ジョイントコネクタは、仮結束
ハーネス(サブハーネス)の形成時に、1つの仮結束ハ
ーネスの電線と接続しておき、他の仮結束ハーネスの電
線と接続して分岐回路を形成する必要がある場合、ワイ
ヤハーネス組立作業台上での本結束時に、他の仮結束ハ
ーネスの電線と接続した端子をジョイントコネクタに後
入れして接続している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記バスバーを用いる
ジョイントコネクタは、生産量が多くなれば、安価で信
頼性の高い手法であるが、少量生産の場合は、バスバー
形成用の金型費用が高価となり、コスト高になる。ま
た、分岐回路構成が変更されると、その都度、バスバー
が変更となるため、金型を作成しなければならず、この
点からもコスト高になる。さらに、分岐回路構成が変更
されると、コネクタハウジングの形状を変更する必要が
あり、種類が増加して、コスト高になる。このように、
分岐回路の変更に伴いバスバー、コネクタハウジングを
変更しなければならず、回路変更の自由度が低いものと
なる。さらにまた、電線側には端子を接続しなけらばな
らず、部品点数が増加すると共に、作業手数もかかる問
題がある。
【0007】また、ジョイントコネクタに端子を後入れ
して接続する場合、ジョイントコネクタに接続するまで
端子は外部に露出した状態となり、端子に損傷が発生す
る恐れがあると共に、ワイヤハーネスの本結束作業時に
端子の後入れ作業が必要となり、作業手数がかかる問題
がある。
【0008】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、分岐回路構成に変更があっても、金型を作成しな
おす必要がなく、容易に回路変更に対応でき、しかも、
作業手数がかからず、分岐回路を形成することができる
ジョイントコネクタを設け、このジョイントコネクタを
用いて、ワイヤハーネス組立作業台における本結束時に
おいて、ジョイントコネクタへの端子の後入れを無くす
ことを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、四角筒形状に折り曲げられた本体の各辺
の上端より圧接刃を切り込んで形成し、左右横方向の圧
接刃と前後縦方向の圧接刃とは深さを相違させて、電線
と十文字方向に圧接接続可能とした圧接端子を設け、上
記圧接端子をコネクタハウジングの基板部に縦横に間隔
をあけて並列固定し、横方向に並列した圧接端子の各横
方向の圧接刃に接続用電線を横方向に通して横方向に並
列した圧接端子同士を接続する一方、縦方向に配列した
圧接端子の各縦方向の圧接刃に、ワイヤハーネスの分岐
接続用の電線を縦方向から挿入して接続し、上記横方向
の接続用電線を介して他の分岐接続用電線と接続し、分
岐回路を形成する構成としているジョイントコネクタを
用い、上記ジョイントコネクタを仮結束ハーネス毎に接
続し、これらジョイントコネクタを上下に積層し、上記
横方向に配線する接続用電線を延在させて他のジョイン
トコネクタの圧接端子に圧接接続し、上下積層するジョ
イントコネクタ間で圧接端子を電線と介して接続して、
仮結束ハーネスの電線を別の仮結束ハーネスの電線と接
続して分岐回路を形成する構成としているジョイントコ
ネクタを用いたワイヤハーネスの分岐接続構造を提供し
ている。
【0010】上記コネクタハウジングの基板部には縦横
に間隔をあけて圧接端子収容用の凹部を設け、所要位置
の凹部に所要位置に圧接端子を収容固定している。ま
た、横方向の接続用電線は、接続不要な部分は切断して
いる。
【0011】上記した圧接端子とコネクタハウジングと
を用いると、分岐回路の変更があっても、圧接端子の配
置位置を代えるだけで回路変更を行うことができる。ま
た、圧接端子とコネクタハウジングとは1種類を用意す
ればよく、回路変更に伴うコストアップを防止できる。
さらに、上記ジョイントコネクタを1つの仮結束ハーネ
スに接続して、該仮結束ハーネス内の電線同士で分岐接
続回路を構成する電線を全てジョイントコネクタで接続
することにより、スプライスを完全に無くすと共に後入
れを端子の発生を無くし、仮結束ハーネスの完結化を図
ることができる。
【0012】
【0013】上記1つのジョイントコネクタで横方向の
圧接端子同士を接続すると共に上下積層するジョイント
コネクタの圧接端子も接続する接続用電線は、1つのジ
ョイントコネクタの形成時に、その圧接端子と接続させ
た状態で予め延在させておき、他のジョイントコネクタ
と積層する時に、該他のジョイントコネクタの圧接端子
に圧接接続させてもよい。あるいは、ジョイントコネク
タを積層する時に接続用電線を所要のジョイントコネク
タの圧接端子に圧接接続させながら、ジョイントコネク
タを組みつけていってもよい。
【0014】上記構成とすると、異なる仮結束ハーネス
の電線同士を分岐接続することができ、従来用いられて
いた後入れ端子を無くすことができる。例えば、ジョイ
ントコネクタを上下3段に積層する場合には、接続用電
線を上段から中段、さらに下段にかけて連続して布線し
ていくと、3つの仮結束ハーネスの電線を接続すること
ができる。さらに、上段から中段を飛ばして下段へと布
線して、上段と下段のジョイントコネクタに接続した仮
結束ハーネスの電線を接続でき、分岐回路の構成の自由
度が非常に高いものとなる。
【0015】さらに、上記ジョイントコネクタを仮結束
ハーネス毎に形成して、これらジョイントコネクタを上
下に積層し、所要箇所の圧接端子は90度回転させて上
下方向の圧接刃を有する形状としてコネクタハウジグに
固定し、かつ、該圧接端子固定部と対応する位置に電線
挿通用の貫通孔を設けておき、該貫通孔を通して接続用
電線を上下方向に布線して、上下積層したジョイントコ
ネクタの圧接端子に接続し、仮結束ハーネスの電線を別
の仮結束ハーネスの電線と接続して分岐回路を形成する
構成としてもよい。
【0016】この場合も、前記した横方向に布線する接
続用電線の上下段への引き回しと同様に、異なる仮結束
ハーネスの電線同士を分岐接続することができ、後入れ
端子を無くすことができる。
【0017】さらにまた、上下積層するジョイントコネ
クタ間を電線により接続する形態に代えて、上下に係止
溝を有する平板状の中継端子を設けると共に、圧接端子
の収容部の貫通孔を設け、該貫通孔に中径端子を通し、
上下のジョイントコネクタの圧接端子に係止溝を嵌合し
て導通を図る構成としてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1乃至図5は第1実施形態で用い
るジョイントコネクタ10を示し、1つの仮結束ハーネ
スAの電線のうち、分岐回路を形成する電線w10〜w
14をジョイントコネクタ10で接続して、スプライス
および後入れ端子無しとして仮結束ハーネスAの完結化
を図っている。
【0019】上記ジョイントコネクタ10には、図2
(A)(B)に示す圧接端子12を図3に示すコネクタ
ハウジング13の基板部14に縦横に間隔をあけて配置
した構成としている。上記圧接端子12は、四角筒形状
に折り曲げられた本体12aの四辺の上端より圧接刃1
2b〜12eを円弧形状に切り込んで形成している。左
右横方向の圧接刃12b、12dと前後縦方向の圧接刃
12c、12eとは切り込み深さを相違させて、縦横に
布線する電線と十文字方向に圧接接続できる形状として
いる。
【0020】上記コネクタハウジグ13は略平板状で、
その基板部14に縦横に一定間隔をあけて圧接端子収容
用の凹部15を設けている。本実施形態では左右横方向
に5個、前後縦方向には3個設け、合計15個の凹部1
5を設けている。凹部15には圧接端子12の下部を圧
入固定して収容し、該収容状態で圧接刃12b〜12e
は上部に突出するように設定している。なお、上記圧接
刃12b〜12eに電線を圧接接続後、蓋(図示せず)
を被せるようにしているが、該蓋と予め一体成形してお
いてもよい。
【0021】上記コネクタハウジグ13と圧接端子12
とからなるジョイントコネクタ10の組み立て方法につ
いて以下に説明する。まず、コネクタハウジグ13の凹
部15の全てに圧接端子12を収容するのではなく、図
1に示すように、分岐回路構成に対応する所要位置の凹
部15に圧接端子12を挿入固定する。この時、圧接端
子12は左右および前後に設けた4つの圧接刃12b〜
12eが上端開口となるように凹部15へ挿入固定して
いる。
【0022】ついで、左右横方向に並列した圧接端子1
2の各横方向の圧接刃12b、12dとそれぞれ圧接接
続させて、1本の接続用電線16を横方向に布線し、こ
れにより、横方向に並列した圧接端子同士を接続する。
本実施形態では前後3列であるため、3本の接続用電線
16を横方向に布線する。
【0023】その後、図5に示すように、仮結束ハーネ
スAの分岐接続用の電線w10〜w14を縦方向から挿
入して接続し、前後縦方向に並列する圧接端子12の各
縦方向の圧接刃12c、12eに圧接接続させる。この
ように、仮結束ハーネスAの分岐接続用電線w10〜w
14は横方向に配線する接続用電線16と圧接端子12
とを介して、所要の電線同士を接続することができる。
なお、横方向に配線する接続用電線16は回路構成に対
応して所要箇所で切断する場合もある。
【0024】上記構成とすると、仮結束ハーネスAの中
で互いに接続する電線同士はジョイントコネクタ10を
用いて接続することができ、スプライスや後入れ端子を
不要とした完結化したハーネスAとすることができる。
【0025】また、分岐回路の変更は、コネクタハウジ
グ13に取り付ける圧接端子12の配置位置を変えるだ
けでよく、自由度が高いため、回路形成に容易に対応す
ることができる。また、回路変更があっても端子12お
よびコネクタハウジグ13の形状を変える必要はなく、
端子12およびコネクタハウジグの種類は1種類で良
く、部品点数の減少および金型製作費の低減を図ること
ができる。
【0026】図6および図7は上記ジョイントコネクタ
10を用いたワイヤハーネスの分岐接続構造を示し、上
記ジョイントコネクタ10を複数の仮結束ハーネスにそ
れぞれ接続して、これらジョイントコネクタ(実施形態
では3個)を上下に積層して組み立て、別の仮結束ハー
ネスの電線と分岐接続を図るものである。図中、下段の
ジョイントコネクタ10−1は仮結束ハーネスAに、中
段のジョイントコネクタ10−2は仮結束ハーネスB
に、上段のジョイントコネクタ10−3は仮結束ハーネ
スCの分岐回路用の電線に予め接続している。各ジョイ
ントコネクタ10−1〜10−3は第1実施形態と略同
様であり、コネクタハウジグ13内に圧接端子12を収
容固定し、仮結束ハーネスA,B、Cの電線を縦方向に
配線して前後縦方向に並列した圧接端子12に圧接接続
している。なお、コネクタハウジグ13を上下に積層し
て組み立てるため、基板部14より周壁20を突設し、
該周壁20上に上層のコネクタハウジグ13を載置して
固定できる構成としている。
【0027】上記ジョイントコネクタ10−1〜10−
3の内、各ジョイントコネクタの横方向に配列する圧接
端子12のうち、前方側の2列R1、R2はそれぞれ各
ジョイントコネクタ内で接続するために、第1実施形態
と同様に接続用電線16を横方向に配線して接続してい
るが、後端列R3は先端側の横方向に配列する圧接端子
12には下段のジョイントコネクタ10−3のみ接続用
電線21を圧接接続し、その一端をコネクタハウジグ1
3より外方に延在させている。
【0028】上記下段のジョイントコネクタ10−3の
上部に中段のジョイントコネクタ10−2を積層し、下
段のジョイントコネクタより延在させた接続用電線21
を中段のジョイントコネクタ10−2の上部へと引き出
し、後端列R3の圧接端子12と圧接接続し、さらに、
積層する上段のジョイントコネクタ10−1の上方へと
引き出して、後端R3の圧接端子12と圧接接続する。
これにより、3段に積層したジョイントコネクタ10−
1〜10−3の後端列の圧接端子12を接続用電線21
を介して接続することができ、その結果、これら圧接端
子12と接続した仮結束ハーネスA,B,Cの電線同士
を接続することができる。
【0029】なお、図8に示すように、上下3段に積層
したジョイントコネクタのうち、中段を飛ばして、下段
のジョイントコネクタ10−3と上段のジョイントコネ
クタ10−1の圧接端子12を接続用電線21で接続し
てもよく 電線を引き回すだけであるため、回路変更を
簡単に行うことができる。
【0030】図9は第2実施形態を示し、上下積層する
ジョイントコネクタの圧接端子同士を接続する必要があ
る場合、接続する圧接端子12を90度回転して、左右
横方向としていた圧接刃12b’、12d’を上下方向
としている。一方、コネクタハウジグ13に設ける圧接
端子収容用の凹部15の底面には電線挿通用の貫通孔2
2を設けておき、上記90度回転させた圧接端子12’
の上下圧接刃が該貫通孔22と対応する位置となるよう
にしている。
【0031】このように、上下に積層するジョイントコ
ネクタ10−1〜10−3のうち、上下で電気接続する
必要がある箇所では圧接端子12’を90度回転させて
配置し、縦方向に配線する接続用電線25を用い、該接
続用電線25をコネクタハウジグ13の貫通穴22を通
して上下の圧接端子12’の圧接刃12b’、12d’
と圧接接続させることにより、異なる仮結束ハーネスの
電線を接続することができる。
【0032】図10は第3実施形態を示し、上下積層す
るジョイントコネクタの圧接接続する必要がある圧接端
子12を、上下に係止溝を有する平板状の中継端子30
を介して接続している。
【0033】上記第1〜第3実施形態の構成とすると、
別の仮結束ハーネスの電線同士もジョイントコネクタを
用いて接続することができ、スプライスおよび後入れ端
子を無くすことができる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
で用いるジョイントコネクタでは、縦横に配線する電線
に対して十文字方向に圧接接続できる圧接端子を用い、
該圧接端子をコネクタハウジグに縦横に間隔をあけて配
置し、横方向に電線を通して横方向に並列した圧接端子
を接続する一方、縦方向にはワイヤハーネスの分岐接続
する電線を通して圧接接続しているため、所要の分岐接
続回路を簡単に構成することができる。また、回路変更
があった場合には、コネクタハウジグに取り付ける圧接
端子の位置を変えるだけでよく、同一の圧接端子および
コネクタハウジグを用いことができ、コストアップにな
らずに回路変更を行うことができる。
【0035】さらに、仮結束ハーネス毎にジョイントコ
ネクタを接続し、これらジョイントコネクタを上下積層
して組み合わせ、圧接端子同士を接続する電線を延長し
て用いること等により、複数の仮結束ハーネスの電線同
士を接続することができる。
【0036】このように、本発明ではジョイントコネク
タを用いることにより、1つの仮結束ハーネスの電線間
で分岐接続を図る場合、あるいは、複数の仮結束ハーネ
スの電線間で分岐接続を図るいずれの場合も、スプライ
スの形成および後入れ端子を無くして分岐接続を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態を示す概略図である。
【図2】 本発明で用いる圧接端子を示し、(A)は斜
視図、(B)は電線と圧接接続した状態を示す斜視図で
ある。
【図3】 コネクタハウジグの斜視図である。
【図4】 (A)はコネクタハウジグに圧接端子を固定
した状態を示す概略平面図、(B)は一部拡大断面図で
ある。
【図5】 上記圧接端子に接続用電線を圧接接続した状
態を示す概略平面図である。
【図6】 図1に示すジョイントコネクタを用いて各仮
結束ハーネスにジョイントコネクタを接続した状態を示
す概略図である。
【図7】 上記ジョイントコネクタを上下に積層して電
線により接続した状態を示す概略図である。
【図8】 第1実施形態の変形例を示す概略図である。
【図9】 (A)は第2実施形態を示す要部概略斜視
図、(B)は断面図である。
【図10】 第3実施形態を示し、(A)は斜視図、
(B)は要部概略図である。
【図11】 従来例を示す概略図である。
【図12】 (A)は従来のジョイントコネクタを示す
分解斜視図、(B)はジョイントコネクタと電線との接
続状態を示す概略図である。
【符号の説明】
10 ジョイントコネクタ 12 圧接端子 12a 本体 12b〜12e 圧接刃 13 コネクタハウジグ 15 凹部 16 接続用電線 w10〜w14 分岐回路形成用の電線 A〜C 仮結束ハーネス
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/16 H01R 4/24 H01R 31/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四角筒形状に折り曲げられた本体の各辺
    の上端より圧接刃を切り込んで形成し、左右横方向の圧
    接刃と前後縦方向の圧接刃とは深さを相違させて、電線
    と十文字方向に圧接接続可能とした圧接端子を設け、 上記圧接端子をコネクタハウジングの基板部に縦横に間
    隔をあけて並列固定し、横方向に並列した圧接端子の各
    横方向の圧接刃に接続用電線を横方向に通して横方向に
    並列した圧接端子同士を接続する一方、縦方向に配列し
    た圧接端子の各縦方向の圧接刃に、ワイヤハーネスの分
    岐接続用の電線を縦方向から挿入して接続し、上記横方
    向の接続用電線を介して他の分岐接続用電線と接続し、
    分岐回路を形成する構成としているジョイントコネクタ
    を用い、 上記ジョイントコネクタを仮結束ハーネス毎に接続し、
    これらジョイントコネクタを上下に積層し、上記横方向
    に配線する接続用電線を延在させて他のジョイントコネ
    クタの圧接端子に圧接接続し、上下積層するジョイント
    コネクタ間で圧接端子を電線と介して接続して、仮結束
    ハーネスの電線を別の仮結束ハーネスの電線と接続して
    分岐回路を形成する構成としている ジョイントコネクタ
    を用いたワイヤハーネスの分岐接続構造。
  2. 【請求項2】 上記ジョイントコネクタのコネクタハウ
    ジングの基板部には縦横に間隔をあけて圧接端子収容用
    の凹部を設け、所要位置の凹部に所要位置に圧接端子を
    収容固定している請求項1に記載のジョイントコネクタ
    を用いたワイヤハーネスの分岐接続構造
  3. 【請求項3】 四角筒形状に折り曲げられた本体の各辺
    の上端より圧接刃を切り込んで形成し、左右横方向の圧
    接刃と前後縦方向の圧接刃とは深さを相違させて、電線
    と十文字方向に圧接接続可能とした圧接端子を設け、 上記圧接端子をコネクタハウジングの基板部に縦横に間
    隔をあけて並列固定し、横方向に並列した圧接端子の各
    横方向の圧接刃に接続用電線を横方向に通して横方向に
    並列した圧接端子同士を接続する一方、縦方向に配列し
    た圧接端子の各縦方向の圧接刃に、ワイヤハーネスの分
    岐接続用の電線を縦方向から挿入して接続し、上記横方
    向の接続用電線を介して他の分岐接続用電線と接続し、
    分岐回路を形成する構成としているジョイントコネクタ
    を用い、 上記ジョイントコネクタを仮結束ハーネス毎に形成し
    て、これらジョイントコネクタを上下に積層し、所要箇
    所の圧接端子は90度回転させて上下方向の圧接刃を有
    する形状としてコネクタハウジグに固定し、かつ、該圧
    接端子固定部と対応する位置に電線挿通用の貫通孔を設
    けておき、該貫通孔を通して接続用電線を上下方向に布
    線して、上下積層したジョイントコネクタの圧接端子に
    接続し、仮結束ハーネスの電線を別の仮結束ハーネスの
    電線と接続して分岐回路を形成する構成としている ジョ
    イントコネクタを用いたワイヤハーネスの分岐接続構
    造。
  4. 【請求項4】 上記ジョイントコネクタのコネクタハウ
    ジングの基板部には縦横に間隔をあけて圧接端子収容用
    の凹部を設け、所要位置の凹部に所要位置に圧接端子を
    収容固定している請求項3に記載のジョイントコネクタ
    を用いたワイヤハーネスの分岐接続構造。
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JP5652334B2 (ja) * 2011-06-02 2015-01-14 株式会社オートネットワーク技術研究所 ワイヤハーネス用ジョイントコネクタ

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