JPH06150806A - ヒューズブロックにおけるミニヒューズ保持構造 - Google Patents

ヒューズブロックにおけるミニヒューズ保持構造

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JPH06150806A
JPH06150806A JP30365392A JP30365392A JPH06150806A JP H06150806 A JPH06150806 A JP H06150806A JP 30365392 A JP30365392 A JP 30365392A JP 30365392 A JP30365392 A JP 30365392A JP H06150806 A JPH06150806 A JP H06150806A
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JP
Japan
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fuse
block
holder
mini
block body
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP30365392A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Okazaki
敏夫 岡崎
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定形ヒューズ用のヒューズブロックにミニヒ
ューズを共用可能なミニヒューズ保持構造を提供する。 【構成】 ブロック本体1内に、ヒューズ接続用端子2
に対する係止ランス28を設けたヒューズブロックにお
いて、ブロック本体1のヒューズキャビティ4に、ミニ
ヒューズ5に対する収容部12を有するホルダ3を挿着
する。さらに、ホルダ3に、前記係止ランス28に対す
る撓み阻止片9,10と、前記ブロック本体の被係止部
32に対する仮係止部7と本係止部8とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、定形ヒューズ用のヒュ
ーズブロックにミニヒューズを共用可能なミニヒューズ
保持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のヒューズブロックを示す
ものである。図で、1は、合成樹脂製のブロック本体、
2は、該ブロック本体1内の端子収容室33に下方から
挿入され、可撓係止ランス28で係止されるヒューズ接
続用端子、35は、該ブロック本体1のヒューズキャビ
ティ4に装着され、タブ端子36を該接続用端子2に挿
入接続させるヒューズである。
【0003】該ブロック本体1内には中央の仕切壁29
を隔てて端子収容室33や該収容室33に対向する係止
ランス28等を対称に配設し、各収容室33には接続用
端子2を背中合わせに収容させる。また、ヒューズキャ
ビティ4には、ブロック周壁18に、ヒューズ挿入溝4
0を構成する突出壁15を設け、該突出壁15の下方に
段部16と水平溝17とを設けてある。
【0004】該接続用端子2は背板部44に該係止ラン
ス28に対する係合窓27を有し、背板部44の先方に
ヒューズ35のタブ端子36に対する一対の対向するば
ね片31,31を有する。
【0005】そして該接続用端子2を収容室33内に挿
入して係止ランス28に係止させ、ヒューズ35をキャ
ビティ4内に挿着する。該ヒューズ35はキャビティ4
内でガイド溝40に挿入され、タブ端子36を接続用端
子2に接続させる。
【0006】しかしながら、上記従来の構造にあって
は、上記ヒューズ(定形ヒューズ)35とは異なる形状
のヒューズ、例えば二廻り程小さなミニヒューズを使用
する場合に、ミニヒューズがヒューズキャビティ1内で
安定に固定されないために、端子2との接続がうまく行
われず、従ってミニヒューズ用のヒューズブロックを新
設しなければならないという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑み、定形ヒューズ用のヒューズブロックにミニヒュ
ーズを共用することのできる構造を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ブロック本体内に、ヒューズ接続用端子
に対する係止ランスを設けたヒューズブロックにおい
て、該ブロック本体のヒューズキャビティに、ミニヒュ
ーズに対する収容部を有するホルダを挿着する構造を基
本とする。そして、前記ホルダに、前記係止ランスに対
する撓み阻止片と、前記ブロック本体の被係止部に対す
る仮係止部と本係止部とを設けることも可能である。
【0009】
【作用】ホルダはブロック本体のヒューズキャビティに
挿着され、ミニヒューズはホルダの収容部に挿入されて
ガタなく安定に保持される。該ホルダは予め仮係止部を
ブロック本体内の被係止部に係合させて仮係止され、押
し込み操作により本係合する。この状態でホルダの撓み
阻止片が係止ランスの撓みを阻止し、接続用端子の抜け
防止を図る。
【0010】
【実施例】図1は、本発明に係るヒューズブロックにお
けるミニヒューズ保持構造の一実施例を示す分解斜視
図、図2は同じく組付状態を示す図1のA−A相当断面
図である。図で、1は、従来同様のヒューズブロック本
体、2は同じくヒューズ接続用端子、3は、該ヒューズ
ブロック本体1の定形ヒューズ用のヒューズキャビティ
4に挿着される合成樹脂製のミニヒューズ用ホルダ、5
は、定形ヒューズよりも二廻り程小さなミニヒューズで
ある。
【0011】該ホルダ3は、ミニヒューズ保持部6と、
ブロック本体1に対する係止部7,8を有するランス撓
み阻止片9及び平板状のランス撓み阻止片10とを一体
に形成したものである。
【0012】該ミニヒューズ保持部6は、長方形の箱体
部11内に左右一対のヒューズ収容キャビティ12,1
2を並設し、該箱体部11の前後上縁に鍔状の安定板1
3,13を突設したものである。該箱体部11の底部中
央には突出部14を設け、該突出部14に前記ランス撓
み阻止片9,10を垂下連成してある。該箱体部11
は、ブロック本体1のヒューズキャビティ4内の突出壁
15に沿って嵌合し、該突出壁15に続く段部16に底
部11aを当接させる。また該突出部14は、該段部1
6に続く中央の水平溝17に嵌合する。さらに前記鍔状
の安定板13は、該突出壁15の上端面15aに裏面1
3aを当接させると共にブロック周壁内面18に先端1
3bを接触させて箱体部11を水平に支持させる。
【0013】該ヒューズ収容キャビティ12には前後壁
19,20から各安定板13,13にかけてヒューズ挿
入用のガイド開口21,21を設けてあり、該ガイド開
口21にミニヒューズ5の樹脂製胴部22の両側部22
aが嵌合する。該ガイド開口21の下部には一対のガイ
ド突起23,23を対向して突出させてあり、該ガイド
突起23には、ヒューズ胴部22の表裏に設けた縦方向
の係合溝24が嵌合する。該収容キャビティ12の底部
中央には前記突出部14の上端面14aが露呈し、該上
端面14aに一対のタブ端子25,25の間のヒューズ
胴部底面22bが当接して支持される。ミニヒューズ5
はガイド開口21とガイド突起23と底部の突出部上面
14aとによりガタ付きなく安定に保持される。
【0014】該突出部14には前後に平板状のランス撓
み阻止片10と縦スリット26を有するランス撓み阻止
片9とを背中合わせに対向して設けている。該撓み阻止
片9,10は、ブロック本体1内の接続用端子2の係止
窓27に係合する可撓ランス28の背面に沿って挿入さ
れ、該ランス28の撓みを阻止して端子の抜けを防ぐ。
縦スリット26を有する撓み阻止片9の側端には、スリ
ット26に近い側に仮係止突起7、遠い側に本係止突起
8を設けてある。
【0015】該ブロック本体1の端子収容室33の側壁
延長部37には、係止ランス28の後方(背面側)に該
撓み阻止片9の仮係止突起7と本係止突起8とに対する
被係止突起32,32を設けてある。また、該側壁延長
部37に続く中央の水平溝17の左右には、該撓み阻止
片9に対する挿通孔30を形成してある。
【0016】各撓み阻止片9,10はブロック本体1中
央の仕切壁29を挟んで前後の挿通孔30内に挿入さ
れ、左右の阻止片9,9間の突出部14底面をブロック
本体1の水平溝底部17aに当接停止させる。ホルダ3
は、撓み阻止片9,10を挿通孔30に挿入する際に該
阻止片9,10が挿通孔30によってガイド位置決めさ
れるから、ヒューズキャビティ4内に容易に挿着され
る。ミニヒューズ5の雄タブ端子25は、図2の如く接
続用端子2の一対の接触ばね片31の内側寄りに挿入接
続される。
【0017】図3〜4は、撓み阻止片9の係合状態を順
に示すものである。図3は仮係止状態を示し、ブロック
本体1の対向する被係止突起32,32の一方に撓み阻
止片9の仮係止突起7を乗り越し係合させ、他方に本係
止突起8を当接停止させた状態で、ホルダ3が仮係合す
る。この状態で接続用端子2(図2)を係止ランス28
に係合させ、次いで図4の如く該ホルダ3を押し下げ
る。これにより本係止突起8は被係止突起32に乗り越
し係合してホルダ3を係止させ、また撓み阻止片9はラ
ンス28の撓みを阻止する。
【0018】
【発明の効果】以上の如くに、本発明によれば、ホルダ
によってミニヒューズをブロック本体のヒューズキャビ
ティに安定に固定させ、ブロック内の接続用端子に対す
る位置決めを確実に行うことができるから、定形ヒュー
ズ用のヒューズブロックにミニヒューズを確実に接続さ
せることができ、定形ヒューズとミニヒューズの共用化
を達成するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るヒューズブロックにおけるミニヒ
ューズ保持構造の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】同じく組付状態を示す図1のA−A相当断面図
である。
【図3】ヒューズホルダの仮係合状態を示す要部縦断面
図(図1のA−A直交断面相当図)である。
【図4】同じくヒューズホルダの本係合状態を示す要部
縦断面図である。
【図5】従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ブロック本体 2 接続用端子 3 ホルダ 4 ヒューズキャビティ 5 ミニヒューズ 7 仮係止突起 8 本係止突起 9,10 撓み阻止片 12 収容キャビティ 28 係止ランス 32 被係止突起

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロック本体内に、ヒューズ接続用端子
    に対する係止ランスを設けたヒューズブロックにおい
    て、該ブロック本体のヒューズキャビティに、ミニヒュ
    ーズに対する収容部を有するホルダを挿着することを特
    徴とするヒューズブロックにおけるミニヒューズ保持構
    造。
  2. 【請求項2】 前記ホルダに、前記係止ランスに対する
    撓み阻止片と、前記ブロック本体の被係止部に対する仮
    係止部と本係止部とを設けてなる請求項1記載のヒュー
    ズブロックにおけるミニヒューズ保持構造。
JP30365392A 1992-11-13 1992-11-13 ヒューズブロックにおけるミニヒューズ保持構造 Withdrawn JPH06150806A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30365392A JPH06150806A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 ヒューズブロックにおけるミニヒューズ保持構造

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JPH06150806A true JPH06150806A (ja) 1994-05-31

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ID=17923603

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JP30365392A Withdrawn JPH06150806A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 ヒューズブロックにおけるミニヒューズ保持構造

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JP (1) JPH06150806A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2735280A1 (fr) * 1995-06-09 1996-12-13 Peugeot Boite a fusibles en particulier pour vehicule automobile et procede pour la mise en place de fusibles dans une telle boite.
US6089918A (en) * 1997-06-30 2000-07-18 Yazaki Corporation Adapter for electrical circuit components
US6666722B2 (en) 2001-02-22 2003-12-23 J.S.T. Mfg. Co., Ltd. Fuse holder
US6666723B2 (en) 2001-02-22 2003-12-23 J.S.T. Mfg. Co., Ltd. Multiple-fuse holder
US6726506B2 (en) 2001-02-22 2004-04-27 J.S.T. Mfg. Co., Ltd. Fuse holder
JP2011204580A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Yazaki Corp ホルダの取付構造

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6089918A (en) * 1997-06-30 2000-07-18 Yazaki Corporation Adapter for electrical circuit components
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US6666723B2 (en) 2001-02-22 2003-12-23 J.S.T. Mfg. Co., Ltd. Multiple-fuse holder
US6726506B2 (en) 2001-02-22 2004-04-27 J.S.T. Mfg. Co., Ltd. Fuse holder
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Effective date: 20000201