JPH10199604A - ハウジングへのフロントホルダの係止構造 - Google Patents

ハウジングへのフロントホルダの係止構造

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JPH10199604A
JPH10199604A JP9006523A JP652397A JPH10199604A JP H10199604 A JPH10199604 A JP H10199604A JP 9006523 A JP9006523 A JP 9006523A JP 652397 A JP652397 A JP 652397A JP H10199604 A JPH10199604 A JP H10199604A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フロントホルダの仮係止位置でのハウジング
に対するがたつきを抑制して、係止ランスの可撓空間内
に撓み防止板が不用意に入り込むことのないようにす
る。 【解決手段】 本発明のハウジング11へのフロントホ
ルダ12の係止構造では、ハウジング11に対する仮係
止位置でのフロントホルダ12の傾きを抑制して撓み防
止板部21の可撓空間19内への進入を阻止する傾き防
止部25を枠形成本体部22に設けたことを特徴として
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハウジングに嵌合
面側から挿入されて端子の抜けを阻止するフロントホル
ダをハウジングに係止するハウジングへのフロントホル
ダの係止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、特開平8ー203592号公報
に記載の二重係止コネクタ1を示す。このコネクタ1
は、端子がそれぞれ収容される複数の端子収容室4が形
成されたハウジング2と、このハウジング2の嵌合面2
a側からハウジング2に係止されるフロントホルダ3と
からなる。
【0003】ハウジング2の端子収容室4の内壁から
は、図8に示すように、可撓性の係止ランス5が突設さ
れている。この係止ランス5は、その係止段部6が端子
収容室4内に収容された端子7に係止することで、端子
収容室4内からの端子7の抜けを阻止する。
【0004】フロントホルダ3は、枠形成本体部8と、
この枠形成本体部8から一体に突設された複数の撓み防
止板9とからなり、ハウジング2の相手コネクタとの嵌
合面2a側からハウジング2内に挿入される。また、こ
のフロントホルダ3は、ハウジング2に対して本係止位
置と仮係止位置の2つの位置でハウジング2に係止され
る。
【0005】フロントホルダ3が本係止位置にあるとき
は、撓み防止板9が、各端子収容室4内の係止ランス5
の可撓空間10内に挿入することにより、係止ランス5
の不用意な撓みが防止され、端子収容室4内に端子7を
二重に係止している。
【0006】一方、フロントホルダ3が仮係止位置にあ
るときは、撓み防止板9が、各端子収容室4内の係止ラ
ンス5の可撓空間10内から退避している。この状態で
は、端子7を端子収容室4内に挿入すれば係止ランス5
が撓み、端子7を端子収容室4内の所定位置に収容され
ると、係止ランス5が自身の弾性力により元の形状に復
帰して、係止ランス5の係止段部6が端子7に係止す
る。
【0007】また、端子7を端子収容室4内から抜き出
す際には、フロントホルダ3を仮係止位置にすること
で、係止ランス5を端子抜き治具により強制的に撓ませ
ることができ、端子7を端子収容室4内から抜き出すこ
とができるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記フ
ロントホルダ3は、ハウジング2に対して仮係止位置に
あるとき、図7に示すように、幅方向のがたつきでフロ
ントホルダ3がハウジング2に対して傾斜すると、フロ
ントホルダ3の幅方向の一側が、ハウジング2内に不必
要に挿入する。この結果、図8に示すように、係止ラン
ス5の可撓空間10内に、撓み防止板9の先端部が挿入
してしまう。この状態では、係止ランス5が撓むことが
できないため、端子7を端子収容室4内に挿入すること
ができないという問題が生じる。
【0009】また、端子抜き治具を挿入して、係止ラン
ス5を強制的に撓ませようとしても、撓み防止板9が係
止ランス5の撓みを規制してしまうため、フロントホル
ダ3を仮係止位置にしても端子7を抜き出すことができ
ないという問題が生じる。
【0010】そこで、本発明は、フロントホルダの仮係
止位置でのハウジングに対するがたつきを抑制して、係
止ランスの可撓空間内に撓み防止板が不用意に入り込む
ことのないハウジングへのフロントホルダの係止構造の
提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、端子が収容される端子収容室の
内壁から端子に係止して端子の抜けを阻止する可撓性の
係止ランスが突設されたハウジングと、枠形成本体部か
ら一体に突設された撓み防止板を有し前記ハウジングの
相手コネクタへの嵌合面側からハウジングに係止される
フロントホルダとを備え、前記ハウジングに対して前記
フロントホルダが本係止位置にあるとき前記撓み防止板
が前記係止ランスの可撓空間内に挿入して係止ランスの
撓みを阻止し端子収容室内に端子を二重に係止すると共
に、前記ハウジングに対して前記フロントホルダが仮係
止位置にあるとき前記撓み防止板が前記係止ランスの撓
み空間内から退避して前記端子収容室内への端子の挿入
を許容するハウジングへのフロントホルダの係止構造で
あって、前記ハウジングに対する仮係止位置での前記フ
ロントホルダの傾きを抑制して前記撓み防止板の前記可
撓空間内への進入を阻止する傾き防止部を前記枠形成本
体部に設けたことを特徴としている。
【0012】このハウジングへのフロントホルダの係止
構造では、フロントホルダは、ハウジングに対する仮係
止位置での傾きが傾き防止部により抑制されるため、係
止ランスの可撓空間内に不用意に挿入することがない。
この結果、フロントホルダが仮係止位置にあるとき、端
子を端子収容室内に確実に挿入・収容することができる
と共に、係止ランスを強制的に撓ませることにより、端
子を端子収容室内から確実に抜き出すことができる。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明であって、前記傾き防止部が、前記枠形成本体部の幅
方向の両側部に設けられ、前記ハウジングの幅方向両側
に設けた案内溝部に挿入される延設部であることを特徴
としている。
【0014】このハウジングへのフロントホルダの係止
構造では、傾き防止部が、枠形成本体部の幅方向の両側
に設けられ、ハウジングの案内溝部内に挿入されること
でハウジングに対するフロントホルダの仮係止位置にお
けるがたつきが抑制される。
【0015】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の発明であって、前記枠形成本体部が、複数の撓
み防止板を並列に連結する連結板部と、この連結板部の
両側部に連結板部に対して直交した設けた枠板部とから
なり、前記延設板部が前記枠板部から前記撓み防止板部
と同方向に延設されていることを特徴としている。
【0016】このハウジングへのフロントホルダの係止
構造では、フロントホルダをハウジングの嵌合面側から
ハウジング内に挿入すると、撓み防止板が端子収容室内
に挿入されると共に、延設板部がハウジングの案内溝部
内に挿入される。
【0017】そして、フロントホルダのハウジングに対
する仮係止位置では、延設板部がフロントホルダのハウ
ジングに対するがたつきを抑制することで、撓み防止板
部が係止ランスの可撓空間内に不用意に挿入することが
ない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るハウジングへ
のフロントホルダの係止構造の実施形態について説明す
る。図1は、本発明が適用されたハウジング11と、こ
のハウジング11の嵌合面側からハウジング11に係合
されるフロントホルダ12を示す斜視図であり、図2は
ハウジング11の正面図である。また、図3は図2のII
-II線に沿って切断した断面図であり、図4はIV-IV線に
沿って切断した断面図である。
【0019】ハウジング11は、内部に前後方向(相手
コネクタとの嵌合方向)両側が貫通した端子収容室13
が2段に形成されている。これらの端子収容室13内に
は、それぞれ端子14が収容されている。図4に示すよ
うに、端子収容室13の内壁15からは、可撓性の係止
ランス17が、相手コネクタとの嵌合面16側に向けて
突設されている。この係止ランス17は、先端部に係止
段部18が形成され、端子収容室13の内壁15との間
に可撓空間19を形成している。
【0020】そして、端子収容室13内に収容された端
子14の係止肩20に係止段部18が係止することによ
り、端子収容室13内からの端子14の抜けが阻止され
る。このとき係止ランス17は、撓んでおらず、可撓空
間19は開放されている。この可撓空間19内に、フロ
ントホルダ12の撓み防止板21が挿入されることで、
係止ランス17の不用意な撓みが阻止される。
【0021】フロントホルダ12は、枠形成本体部22
と、この枠形成本体部22から突設された撓み防止板部
21とで構成されている。枠形成本体部22は、撓み防
止板部21を並列に連結する連結板部23と、この連結
板部23の両側部に連結板部23に対して直交して形成
された枠板部24とで矩形状に形成されている。
【0022】このフロントホルダ12は、ハウジング1
1に対して本係止位置にあるときは、撓み防止板部21
が可撓空間19内に進入して係止ランス17の撓みを規
制する。このため、フロントホルダ12が本係止位置に
あるときは、端子収容室13内に収容された端子14
は、係止ランス17の係止段部18が端子14に係止す
ると共に、係止ランス17の不用意な撓みが撓み防止板
部21により規制されていることにより、端子収容室1
3内に二重に係止されている。
【0023】また、フロントホルダ12は、ハウジング
11に対して仮係止位置にあるときには、撓み防止板部
21が前記係止ランス17の可撓空間19内から退避し
ており、この状態では、係止ランス17は、撓むことが
可能となっている。従って、端子14を端子収容室13
内に挿入することができると共に、端子収容室13内に
端子14が収容されている場合には、係止ランス17の
係止段部18が端子14の係止肩20に係止して端子1
4の抜けを阻止している。また、この場合には、端子抜
き治具により係止ランス17を強制的に撓ませることで
端子14を端子収容室13内から抜き出すことができ
る。
【0024】さらに、本形態のフロントホルダ12に
は、枠形成本体部22に傾き防止部25が設けられてい
る。この傾き防止部25は、ハウジング11に対する仮
係止位置でのフロントホルダ12の傾きを阻止して撓み
防止板部21の可撓空間19内への進入を阻止する。ま
た、傾き防止部25は、枠板部24に、撓み防止板部2
1と同方向に延設された延設部26となっている。
【0025】延設部26は、枠板部24の下部側半分が
撓み防止板部21と同方向に突出して形成されており、
ハウジング11の幅方向の両側に設けた案内溝部(図3
参照)27内に挿入される。
【0026】延設部26がハウジング11の案内溝部2
7に挿入されると、仮に図3に示すように、フロントホ
ルダ12がハウジング11に対して傾いた場合、一方の
延設部26の先端部が一方の案内溝部27の奥方の内壁
29に当接し、他方の延設部26の後部側が他方の案内
溝部27の開口側の内壁30に当接する。
【0027】この場合、図7に示すように、延設部26
がない場合には、ハウジング11に対して傾斜するフロ
ントホルダ12の傾斜角度θが大きくなり、他方側の撓
み防止板部21は、可撓空間19内に進入するが、延設
部26がある場合には、ハウジング11に対して傾斜す
るフロントホル12の傾斜角度θが小さくなり、他方側
の撓み防止板部21がハウジング11の奥方に進入しな
いので、撓み防止板部21が可撓空間19内に進入する
ことがない。すなわち、延設部26を設けることによ
り、仮係止位置において、ハウジング11に対するフロ
ントホルダ12のがたつき(傾斜角度θ)が抑制される
ため、撓み防止板部21が可撓空間19内に不用意に進
入することがない。
【0028】なお、フロントホルダ12の幅寸法L1
は、ハウジング11の案内溝部27、27間の寸法L2
より短く設定されおり、少なくとも延設部26、枠板部
24が案内溝部27内にスムーズに挿入できる寸法に設
定されている。
【0029】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0030】まず、フロントホルダ12をハウジング1
1に装着する。この場合、ハウジング11の嵌合面16
側からフロントホルダ12をハウジング11内に挿入
し、仮係止位置に係止する。この状態では、フロントホ
ルダ12の延設部26が案内溝部27内に挿入されてい
るため、ハウジング11に対するフロントホルダ12の
がたつきが抑制されている。また、この状態では、フロ
ントホルダ12の撓み防止板部21は、可撓空間19内
に不用意に進入することがない。
【0031】この状態で、端子14を端子収容室13内
に挿入すると、最初に係止ランス17と端子14の先端
部が当接し、さらに端子14を端子収容室13の奥方に
向けて移動させると、係止ランス17が可撓空間19側
へ撓み、端子14が端子収容室13の所定の位置まで挿
入されると、係止ランス17が自身の弾性力で元の形状
に復帰して、端子14の係止肩20に係止段部18が係
止する。これにより端子14の端子収容室13内からの
抜けが阻止される。
【0032】このとき、フロントホルダ12がハウジン
グ11に対して傾斜しても、そのがたつきが延設部26
により抑制されているので、撓み防止板部21が可撓空
間19内に不用意に進入することがなく、端子14を端
子収容室13内に確実に挿入、収容することができる。
【0033】次に、フロントホルダ12をハウジング1
1に対して本係止位置となるように、ハウジング11内
に挿入すると、フロントホルダ1の撓み防止板部21が
可撓空間19内に挿入される。これにより、係止ランス
17の不用意な撓みが規制され、端子14は端子収容室
13内に二重に係止される。
【0034】また、端子収容室13内に端子14が収容
され、フロントホルダ12が本係止位置にある状態か
ら、端子14を端子収容室13内から抜き出す場合に
は、フロントホルダ12をハウジング11に対して仮係
止位置まで引き抜く。これにより、可撓空間19内か
ら、撓み防止板部21が抜き出る。
【0035】この状態から、端子抜き治具(不図示)を
端子収容室13内に挿入し、係止ランス17を強制的に
撓ませることにより係止肩20への係止段部18の係止
状態を解除する。このまま、端子14を引き抜くこと
で、端子収容室13内から端子14を取り出すことがで
きる。
【0036】この場合、仮係止位置にあるフロントホル
ダ12のハウジング11に対するがたつきが延設部26
により抑制されているので、フロントホルダ12がハウ
ジング11に対して傾斜しても撓み防止板部21が不用
意に可撓空間19内に進入することがない。従って、フ
ロントホルダ12をハウジング11に対して仮係止位置
とすることで、端子収容室13内から端子14を確実に
引き抜くことができる。
【0037】本実施形態のハウジング11へのフロント
ホルダ12の係止構造によれば、フロントホルダ12
に、ハウジング11の案内溝部27内に挿入される延設
部26を設けたことで、仮係止位置でのフロントホルダ
12のハウジング11に対するがたつきを抑制すること
ができ、これにより、係止ランス17の可撓空間19内
に撓み防止板部21が不用意に進入することがない。
【0038】なお、図5に示すフロントホルダ31で
は、フロントホルダ31の枠板部24の上半分を延設し
て延設部32を、撓み防止板部21と同方向に突出させ
て形成させても良い。この場合には、ハウジングには、
幅方向の両側の上半分の部分に案内溝部が設けられる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、フロントホルダは、ハウジングに対する仮係止位
置での傾きが傾き防止部により抑制されるため、係止ラ
ンスの可撓空間内に不用意に挿入することがない。この
結果、フロントホルダが仮係止位置にあるとき、端子を
端子収容室内に確実に挿入・収容することができると共
に、係止ランスを強制的に撓ませることにより、端子を
端子収容室内から確実に抜き出すことができる。
【0040】請求項2記載の発明によれば、傾き防止部
が、枠形成本体部の幅方向の両側に設けられ、ハウジン
グの案内溝部内に挿入されることでハウジングに対する
フロントホルダの仮係止位置におけるがたつきが抑制さ
れる。
【0041】請求項3の発明によれば、フロントホルダ
をハウジングの嵌合面側からハウジング内に挿入する
と、撓み防止板が端子収容室内に挿入されると共に、延
設板部がハウジングの案内溝部内に挿入される。そし
て、フロントホルダのハウジングに対する仮係止位置で
は、延設板部がフロントホルダのハウジングに対するが
たつきを抑制することで、撓み防止板部が係止ランスの
可撓空間内に不用意に挿入することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハウジングへのフロントホルダの
係止構造が適用されたハウジングとフロントホルダを示
す斜視図である。
【図2】ハウジングを示す正面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿って切断した断面
図である。
【図4】図2のIV−IV線に沿って切断した断面図で
ある。
【図5】フロントホルダの他の形態を示す斜視図であ
る。
【図6】従来のハウジングとフロントホルダを示す斜視
図である。
【図7】従来のハウジングにおいて、フロントホルダが
傾斜した状態を示す断面図である。
【図8】従来のハウジングにおいて、フロントホルダが
傾斜した状態での撓み防止板部と可撓空間との関係を示
す断面図である。
【符号の説明】
11 ハウジング 12 フロントホルダ 13 端子収容室 14 端子 15 内壁 16 嵌合面 17 係止ランス 19 可撓空間 21 撓み防止板部 22 枠形成本体部 25 傾き防止部 26 延設部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子が収容される端子収容室の内壁から
    端子に係止して端子の抜けを阻止する可撓性の係止ラン
    スが突設されたハウジングと、 枠形成本体部から一体に突設された撓み防止板部を有し
    前記ハウジングの相手コネクタへの嵌合面側からハウジ
    ングに係止されるフロントホルダとを備え、前記ハウジ
    ングに対して前記フロントホルダが本係止位置にあると
    き前記撓み防止板部が前記係止ランスの可撓空間内に挿
    入して係止ランスの撓みを阻止し前記端子収容室内に端
    子を二重に係止すると共に、前記ハウジングに対して前
    記フロントホルダが仮係止位置にあるとき前記撓み防止
    板部が前記係止ランスの可撓空間内から退避して前記端
    子収容室内への端子の挿入を許容するハウジングへのフ
    ロントホルダの係止構造であって、前記ハウジングに対
    する仮係止位置での前記フロントホルダの傾きを抑制し
    て前記撓み防止板部の前記可撓空間内への進入を阻止す
    る傾き防止部を前記枠形成本体部に設けたことを特徴と
    するハウジングへのフロントホルダの係止構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、前記傾き
    防止部が、前記枠形成本体部の幅方向の両側部に設けら
    れ、前記ハウジングの幅方向両側に設けた案内溝部に挿
    入される延設部であることを特徴とするハウジングへの
    フロントホルダの係止構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の発明であ
    って、前記枠形成本体部が、複数の撓み防止板部を並列
    に連結する連結板部と、この連結板部の両側部に連結板
    部に対して直交して設けた枠板部とからなり、前記延設
    部が前記枠板部から前記撓み防止板部と同方向に延設さ
    れていることを特徴とするハウジングへのフロントホル
    ダの係止構造。
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