JPH11214062A - 二重係止コネクタ - Google Patents
二重係止コネクタInfo
- Publication number
- JPH11214062A JPH11214062A JP10009539A JP953998A JPH11214062A JP H11214062 A JPH11214062 A JP H11214062A JP 10009539 A JP10009539 A JP 10009539A JP 953998 A JP953998 A JP 953998A JP H11214062 A JPH11214062 A JP H11214062A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- spacer
- lance
- locking lance
- connector housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/422—Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means
- H01R13/4223—Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means comprising integral flexible contact retaining fingers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/436—Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
- H01R13/4364—Insertion of locking piece from the front
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スペーサで端子半挿入を確実に検知し、且つ
治具棒で端子係止ランスのロックを確実に解除する。 【解決手段】 可撓性の端子係止ランス6′を有するコ
ネクタハウジングと、コネクタハウジング内に挿入さ
れ、端子係止ランスの撓みを阻止すると共に、端子半挿
入時の端子係止ランスに当接して端子半挿入を検知する
スペーサ3′とを備え、スペーサ3′に、端子係止ラン
スのロックを解除するための治具棒挿入溝5′が設けら
れた二重係止コネクタで、端子係止ランス6′の中心に
対してランス幅方向にオフセットして治具棒挿入溝5′
が設けられている。端子係止ランス6′の一側面6b′
と、一側面6b′に対向するスペーサ3′ないしコネク
タハウジングの側面との間隔を拡げることで、治具棒挿
入溝5′を拡幅した。
治具棒で端子係止ランスのロックを確実に解除する。 【解決手段】 可撓性の端子係止ランス6′を有するコ
ネクタハウジングと、コネクタハウジング内に挿入さ
れ、端子係止ランスの撓みを阻止すると共に、端子半挿
入時の端子係止ランスに当接して端子半挿入を検知する
スペーサ3′とを備え、スペーサ3′に、端子係止ラン
スのロックを解除するための治具棒挿入溝5′が設けら
れた二重係止コネクタで、端子係止ランス6′の中心に
対してランス幅方向にオフセットして治具棒挿入溝5′
が設けられている。端子係止ランス6′の一側面6b′
と、一側面6b′に対向するスペーサ3′ないしコネク
タハウジングの側面との間隔を拡げることで、治具棒挿
入溝5′を拡幅した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スペーサで端子半
挿入を確実に検知すると共に、治具棒で端子係止ランス
のロックを確実に解除し得る二重係止コネクタに関する
ものである。
挿入を確実に検知すると共に、治具棒で端子係止ランス
のロックを確実に解除し得る二重係止コネクタに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、特開平7−282884号公報
に記載された従来の二重係止コネクタを示すものであ
る。二重係止コネクタ25は、コネクタハウジング26
と、コネクタハウジング26内に後方から挿入される雌
端子27と、コネクタハウジング26内に前方から挿入
される係止用のスペーサ28とで構成される。
に記載された従来の二重係止コネクタを示すものであ
る。二重係止コネクタ25は、コネクタハウジング26
と、コネクタハウジング26内に後方から挿入される雌
端子27と、コネクタハウジング26内に前方から挿入
される係止用のスペーサ28とで構成される。
【0003】端子27はコネクタハウジング26内の可
撓性の端子係止ランス29の突起部30で孔部ないし段
部31を係止され、端子係止ランス29の撓み空間32
にスペーサ28が進入して、端子係止ランス29の不意
な撓みが阻止される。スペーサ28は、図6に示す如
く、コネクタハウジング26(図5)に対する仮係止突
起33と本係止突起34とを両側に有し、中央に、マイ
ナスドライバ等のロック解除用の治具棒35(図5)を
挿通させる治具棒挿入溝36を有している。
撓性の端子係止ランス29の突起部30で孔部ないし段
部31を係止され、端子係止ランス29の撓み空間32
にスペーサ28が進入して、端子係止ランス29の不意
な撓みが阻止される。スペーサ28は、図6に示す如
く、コネクタハウジング26(図5)に対する仮係止突
起33と本係止突起34とを両側に有し、中央に、マイ
ナスドライバ等のロック解除用の治具棒35(図5)を
挿通させる治具棒挿入溝36を有している。
【0004】図5においてスペーサ28を矢印ロの如く
引き出した仮係止の状態で、治具棒35を治具棒挿入溝
36からコネクタハウジング26内に挿入し、治具棒3
5で端子係止ランス29を撓ませてロックを解除させ、
端子27を引き出す。端子27の挿入もスペーサ28の
仮係止状態で行う。端子27の挿入が不完全である場合
には、端子係止ランス29が撓んだままの状態となり、
スペーサ28を押し込む際にスペーサ28の先端37が
端子係止ランス29の先端に当接し、スペーサ28が本
係止されず、それにより端子挿入不完全が検知される。
引き出した仮係止の状態で、治具棒35を治具棒挿入溝
36からコネクタハウジング26内に挿入し、治具棒3
5で端子係止ランス29を撓ませてロックを解除させ、
端子27を引き出す。端子27の挿入もスペーサ28の
仮係止状態で行う。端子27の挿入が不完全である場合
には、端子係止ランス29が撓んだままの状態となり、
スペーサ28を押し込む際にスペーサ28の先端37が
端子係止ランス29の先端に当接し、スペーサ28が本
係止されず、それにより端子挿入不完全が検知される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構造にあっては、図6の如くスペーサ28に治具棒
挿入溝36を設けるためにスペーサ28の剛性が弱ま
り、特に、ロック解除を確実に行うために幅広の治具棒
35を用いる場合には、治具棒挿入溝36の幅も広くな
り、一層スペーサ28の剛性が弱まって、端子半挿入時
(不完全挿入時)にスペーサ28が端子係止ランス29
と干渉しても強引に挿入されてしまい、端子半挿入検知
が行われないという懸念があった。
来の構造にあっては、図6の如くスペーサ28に治具棒
挿入溝36を設けるためにスペーサ28の剛性が弱ま
り、特に、ロック解除を確実に行うために幅広の治具棒
35を用いる場合には、治具棒挿入溝36の幅も広くな
り、一層スペーサ28の剛性が弱まって、端子半挿入時
(不完全挿入時)にスペーサ28が端子係止ランス29
と干渉しても強引に挿入されてしまい、端子半挿入検知
が行われないという懸念があった。
【0006】本発明は、上記した点に鑑み、幅広の治具
棒で端子係止ランスのロック解除を確実に行うことがで
きると共に、端子半挿入検知を確実に行うことのできる
二重係止コネクタを提供することを目的とする。
棒で端子係止ランスのロック解除を確実に行うことがで
きると共に、端子半挿入検知を確実に行うことのできる
二重係止コネクタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、可撓性の端子係止ランスを有するコネク
タハウジングと、該コネクタハウジング内に挿入され、
該端子係止ランスの撓みを阻止すると共に、端子半挿入
時の該端子係止ランスに当接して端子半挿入を検知する
スペーサとを備え、該スペーサに、該端子係止ランスの
ロックを解除するための治具棒挿入溝が設けられた二重
係止コネクタにおいて、前記端子係止ランスの中心に対
してランス幅方向にオフセットして前記治具棒挿入溝が
設けられたことを特徴とする(請求項1)。前記端子係
止ランスの一側面と、該一側面に対向する前記スペーサ
ないし前記コネクタハウジングの側面との間隔を拡げる
ことで、前記治具棒挿入溝を拡幅したことも有効である
(請求項2)。
に、本発明は、可撓性の端子係止ランスを有するコネク
タハウジングと、該コネクタハウジング内に挿入され、
該端子係止ランスの撓みを阻止すると共に、端子半挿入
時の該端子係止ランスに当接して端子半挿入を検知する
スペーサとを備え、該スペーサに、該端子係止ランスの
ロックを解除するための治具棒挿入溝が設けられた二重
係止コネクタにおいて、前記端子係止ランスの中心に対
してランス幅方向にオフセットして前記治具棒挿入溝が
設けられたことを特徴とする(請求項1)。前記端子係
止ランスの一側面と、該一側面に対向する前記スペーサ
ないし前記コネクタハウジングの側面との間隔を拡げる
ことで、前記治具棒挿入溝を拡幅したことも有効である
(請求項2)。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の具体
例を図面を用いて詳細に説明する。図1〜図2は、本発
明に係る二重係止コネクタの一実施例を示すものであ
る。
例を図面を用いて詳細に説明する。図1〜図2は、本発
明に係る二重係止コネクタの一実施例を示すものであ
る。
【0009】この二重係止コネクタ1は、従来同様に合
成樹脂製のコネクタハウジング2と、コネクタハウジン
グ2内に後方から挿入される図示しない雌端子と、コネ
クタハウジング2内に前方から挿入される合成樹脂製の
スペーサ3とで構成され、コネクタハウジング2の端子
収容室4(図2)に連通するスペーサ3の治具棒挿入溝
5を可撓性の端子係止ランス6に対してオフセットして
設けたことを特徴とする。
成樹脂製のコネクタハウジング2と、コネクタハウジン
グ2内に後方から挿入される図示しない雌端子と、コネ
クタハウジング2内に前方から挿入される合成樹脂製の
スペーサ3とで構成され、コネクタハウジング2の端子
収容室4(図2)に連通するスペーサ3の治具棒挿入溝
5を可撓性の端子係止ランス6に対してオフセットして
設けたことを特徴とする。
【0010】本例において端子収容室4(図2)は上下
二段に設けられ、各端子収容室4の下側に、治具棒挿入
溝(治具棒ガイド溝)5に通じる開口(治具棒挿入孔)
7(図1では71 〜75 で示す)が配置されている。図
1で各開口内(治具棒挿入孔内)71 〜75 には、スペ
ーサ3の先端側のランス撓み阻止部8(図2)における
治具棒挿入溝5が見えている。
二段に設けられ、各端子収容室4の下側に、治具棒挿入
溝(治具棒ガイド溝)5に通じる開口(治具棒挿入孔)
7(図1では71 〜75 で示す)が配置されている。図
1で各開口内(治具棒挿入孔内)71 〜75 には、スペ
ーサ3の先端側のランス撓み阻止部8(図2)における
治具棒挿入溝5が見えている。
【0011】図1に鎖線で示す如くスペーサ3は、挿入
方向に突出した複数の凸壁9と、各凸壁9,9の間に連
成された凹壁すなわち薄板状の前記ランス撓み阻止部8
とを有しており、ランス撓み阻止部8に前記治具棒挿入
溝5が形成されている。図2においてランス撓み阻止部
8は端子係止ランス6の撓み空間10に進入可能で、且
つ端子半挿入時に撓んだ端子係止ランス6の先端6aに
ランス撓み阻止部8の先端(当接面)8aが当接可能で
ある。
方向に突出した複数の凸壁9と、各凸壁9,9の間に連
成された凹壁すなわち薄板状の前記ランス撓み阻止部8
とを有しており、ランス撓み阻止部8に前記治具棒挿入
溝5が形成されている。図2においてランス撓み阻止部
8は端子係止ランス6の撓み空間10に進入可能で、且
つ端子半挿入時に撓んだ端子係止ランス6の先端6aに
ランス撓み阻止部8の先端(当接面)8aが当接可能で
ある。
【0012】図1の如く治具棒挿入孔(開口)7すなわ
ち治具棒挿入溝5は、端子係止ランス6の中心すなわち
端子収容室4の雄タブ挿入開口11の中心(図1で垂直
方向の中心線イ)に対してラップして小さく偏心(オフ
セット)したもの73 ,74と、中心線イと同一位置ま
で偏心したもの75 と、中心線を越えて大きく偏心した
もの71 ,72 とがそれぞれ設定されている。なお、図
1の例では下段の開口7の位置を上段の開口7とほぼ回
転対称に配置している。
ち治具棒挿入溝5は、端子係止ランス6の中心すなわち
端子収容室4の雄タブ挿入開口11の中心(図1で垂直
方向の中心線イ)に対してラップして小さく偏心(オフ
セット)したもの73 ,74と、中心線イと同一位置ま
で偏心したもの75 と、中心線を越えて大きく偏心した
もの71 ,72 とがそれぞれ設定されている。なお、図
1の例では下段の開口7の位置を上段の開口7とほぼ回
転対称に配置している。
【0013】上段の各開口71 〜74 はスペーサ3の下
段の各ハウジング係合孔12に連通している。上下の各
ハウジング係合孔12の開口側にはコの字状(半割り形
状)の雄タブ挿入溝13が形成され、コネクタハウジン
グ2に同じくコの字状の雄タブ挿入溝14が形成され、
スペーサ完全挿入時に両雄タブ挿入溝13,14が合体
して前記雄タブ挿入孔11を構成する。雄タブ(図示せ
ず)は相手側雌コネクタ(図示せず)に設けられてい
る。図2の如くハウジング係合孔12にコネクタハウジ
ング2の端子収容室4の周壁15が進入する。
段の各ハウジング係合孔12に連通している。上下の各
ハウジング係合孔12の開口側にはコの字状(半割り形
状)の雄タブ挿入溝13が形成され、コネクタハウジン
グ2に同じくコの字状の雄タブ挿入溝14が形成され、
スペーサ完全挿入時に両雄タブ挿入溝13,14が合体
して前記雄タブ挿入孔11を構成する。雄タブ(図示せ
ず)は相手側雌コネクタ(図示せず)に設けられてい
る。図2の如くハウジング係合孔12にコネクタハウジ
ング2の端子収容室4の周壁15が進入する。
【0014】図2においてスペーサ3はコネクタハウジ
ング2に対して各突起16,17により仮係止と本係止
とが行われる。本係止状態でスペーサ3は完全に押し込
まれる。18は防水パッキン、19は相手雌コネクタに
対するロックアーム、20はコネクタハウジング2のフ
ード部を示す。
ング2に対して各突起16,17により仮係止と本係止
とが行われる。本係止状態でスペーサ3は完全に押し込
まれる。18は防水パッキン、19は相手雌コネクタに
対するロックアーム、20はコネクタハウジング2のフ
ード部を示す。
【0015】図3〜図4は、端子係止ランスに対するス
ペーサの一例を示すものであり、本例では図1〜図2の
構成に較べてランス撓み阻止部8′が挿入方向に長く形
成されている。
ペーサの一例を示すものであり、本例では図1〜図2の
構成に較べてランス撓み阻止部8′が挿入方向に長く形
成されている。
【0016】スペーサ3′の凹部21内のランス撓み阻
止部(基壁)8′の先端に当接面8a′が形成され、基
壁8′に治具棒挿入溝5′が切欠形成されて、基壁8′
の上面よりも一段低い位置に治具棒挿入溝5′の底面5
a′が位置している。治具棒挿入溝5′の底面5a′よ
り下に端子係止ランス6′が当接することは殆どない
が、当接させるように治具棒挿入溝5′の深さを設定す
ることも可能である。
止部(基壁)8′の先端に当接面8a′が形成され、基
壁8′に治具棒挿入溝5′が切欠形成されて、基壁8′
の上面よりも一段低い位置に治具棒挿入溝5′の底面5
a′が位置している。治具棒挿入溝5′の底面5a′よ
り下に端子係止ランス6′が当接することは殆どない
が、当接させるように治具棒挿入溝5′の深さを設定す
ることも可能である。
【0017】基壁8′は自由状態の端子係止ランス6′
すなわち端子(図示せず)を係止した状態の端子係止ラ
ンス6′の下側の撓み空間10′に進入し、端子半挿入
時における撓んだ状態の端子係止ランス6′の先端6
a′に基壁8′の先端(当接面)8a′が当接する。自
由状態における端子係止ランス6′は両側の凸壁9′,
9′の間(凹部空間21内)に位置する。
すなわち端子(図示せず)を係止した状態の端子係止ラ
ンス6′の下側の撓み空間10′に進入し、端子半挿入
時における撓んだ状態の端子係止ランス6′の先端6
a′に基壁8′の先端(当接面)8a′が当接する。自
由状態における端子係止ランス6′は両側の凸壁9′,
9′の間(凹部空間21内)に位置する。
【0018】スペーサ3′の当接面8a′は端子係止ラ
ンス6′の垂直方向の中心線イ(図4)をやや越えて位
置し、端子係止ランス6′に対する十分な当接面積を有
している。当接面8′に隣接して凹部空間21内の端子
係止ランス6′の下側に治具棒挿入溝5′が位置する。
対向する一方の凸壁9′の側面9a′と端子係止ランス
6′の一側面6b′との間の隙間(間隔)Sを適宜広く
設定することで、治具棒挿入溝5′の幅Lを幅広の治具
棒22(図2)に対応して広く設定することができる。
この側面9a′はスペーサ3の凸壁9′の側面に限ら
ず、コネクタハウジング2の図示しない内壁の側面であ
っても構わない。
ンス6′の垂直方向の中心線イ(図4)をやや越えて位
置し、端子係止ランス6′に対する十分な当接面積を有
している。当接面8′に隣接して凹部空間21内の端子
係止ランス6′の下側に治具棒挿入溝5′が位置する。
対向する一方の凸壁9′の側面9a′と端子係止ランス
6′の一側面6b′との間の隙間(間隔)Sを適宜広く
設定することで、治具棒挿入溝5′の幅Lを幅広の治具
棒22(図2)に対応して広く設定することができる。
この側面9a′はスペーサ3の凸壁9′の側面に限ら
ず、コネクタハウジング2の図示しない内壁の側面であ
っても構わない。
【0019】上記各例においてスペーサ3,3′が広い
当接面8a,8a′で端子係止ランス6,6′に確実に
当接することで、端子半挿入が確実に検知される。それ
に加えて、幅広の治具棒22で端子係止ランス6,6′
のロック解除を確実に行うことができる。ロック解除は
図2の如くスペーサ3を突出させた仮係止状態で行われ
る。
当接面8a,8a′で端子係止ランス6,6′に確実に
当接することで、端子半挿入が確実に検知される。それ
に加えて、幅広の治具棒22で端子係止ランス6,6′
のロック解除を確実に行うことができる。ロック解除は
図2の如くスペーサ3を突出させた仮係止状態で行われ
る。
【0020】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、端子係止ランスに対して治具棒挿入溝がオフセット
した分、端子係止ランスに対するスペーサの当接面積が
大きくなり、端子半挿入時の端子係止ランスへのスペー
サの突き当てが強い力で確実に行われ、端子半挿入検知
が正確に行われる。また、請求項2記載の発明によれ
ば、治具棒挿入溝が拡幅された分、幅広の治具棒を使用
することができ、幅広の治具棒で端子係止ランスのロッ
ク解除操作を確実に行うことができる。
ば、端子係止ランスに対して治具棒挿入溝がオフセット
した分、端子係止ランスに対するスペーサの当接面積が
大きくなり、端子半挿入時の端子係止ランスへのスペー
サの突き当てが強い力で確実に行われ、端子半挿入検知
が正確に行われる。また、請求項2記載の発明によれ
ば、治具棒挿入溝が拡幅された分、幅広の治具棒を使用
することができ、幅広の治具棒で端子係止ランスのロッ
ク解除操作を確実に行うことができる。
【図1】本発明に係る二重係止コネクタの一実施例を示
す正面図である。
す正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】端子係止ランスに対するスペーサの一例を示す
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図4】図3のB−B断面図である。
【図5】従来の二重係止コネクタを示す縦断面図であ
る。
る。
【図6】同じくスペーサを示す斜視図である。
1 二重係止コネクタ 2 コネクタハウジング 3,3′ スペーサ 5,5′ 治具棒挿入溝 6,6′ 端子係止ランス 6b′,9a′ 側面 S 間隔
Claims (2)
- 【請求項1】 可撓性の端子係止ランスを有するコネク
タハウジングと、該コネクタハウジング内に挿入され、
該端子係止ランスの撓みを阻止すると共に、端子半挿入
時の該端子係止ランスに当接して端子半挿入を検知する
スペーサとを備え、該スペーサに、該端子係止ランスの
ロックを解除するための治具棒挿入溝が設けられた二重
係止コネクタにおいて、前記端子係止ランスの中心に対
してランス幅方向にオフセットして前記治具棒挿入溝が
設けられたことを特徴とする二重係止コネクタ。 - 【請求項2】 前記端子係止ランスの一側面と、該一側
面に対向する前記スペーサないし前記コネクタハウジン
グの側面との間隔を拡げることで、前記治具棒挿入溝を
拡幅したことを特徴とする請求項1記載の二重係止コネ
クタ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10009539A JPH11214062A (ja) | 1998-01-21 | 1998-01-21 | 二重係止コネクタ |
US09/233,959 US6165011A (en) | 1998-01-21 | 1999-01-20 | Double-retaining connector |
DE19901998A DE19901998C2 (de) | 1998-01-21 | 1999-01-21 | Steckverbinder mit doppelter Haltefunktion |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10009539A JPH11214062A (ja) | 1998-01-21 | 1998-01-21 | 二重係止コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11214062A true JPH11214062A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=11723085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10009539A Abandoned JPH11214062A (ja) | 1998-01-21 | 1998-01-21 | 二重係止コネクタ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6165011A (ja) |
JP (1) | JPH11214062A (ja) |
DE (1) | DE19901998C2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002170623A (ja) * | 2000-11-30 | 2002-06-14 | Ryosei Electro-Circuit Systems Ltd | 電気コネクタ |
CN110620306A (zh) * | 2018-06-18 | 2019-12-27 | 日本压着端子制造株式会社 | 连接器 |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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