JPH103972A - ジョイントコネクタ - Google Patents

ジョイントコネクタ

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JPH103972A
JPH103972A JP15266996A JP15266996A JPH103972A JP H103972 A JPH103972 A JP H103972A JP 15266996 A JP15266996 A JP 15266996A JP 15266996 A JP15266996 A JP 15266996A JP H103972 A JPH103972 A JP H103972A
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JP
Japan
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terminal
short
retainer
circuit
connector housing
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JP15266996A
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Inventor
Mitsugi Furuya
貢 古谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Publication of JPH103972A publication Critical patent/JPH103972A/ja
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/422Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means
    • H01R13/4223Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means comprising integral flexible contact retaining fingers
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
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    • H01R13/66Structural association with built-in electrical component
    • H01R13/70Structural association with built-in electrical component with built-in switch
    • H01R13/703Structural association with built-in electrical component with built-in switch operated by engagement or disengagement of coupling parts, e.g. dual-continuity coupling part
    • H01R13/7031Shorting, shunting or bussing of different terminals interrupted or effected on engagement of coupling part, e.g. for ESD protection, line continuity
    • H01R13/7032Shorting, shunting or bussing of different terminals interrupted or effected on engagement of coupling part, e.g. for ESD protection, line continuity making use of a separate bridging element directly cooperating with the terminals
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R31/00Coupling parts supported only by co-operation with counterpart
    • H01R31/08Short-circuiting members for bridging contacts in a counterpart

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み付け作業性の優れたジョイントコネクタ
の提供を目的とするものである。 【解決手段】 リテーナ30の主部31には、その一方
端側にターミナル係止突部32が設けられ、他方端に
は、そのターミナル係止突部32と対峙するように短絡
プレート40が備えらている。コネクタハウジング10
にターミナル20を装着し、リテーナ30をコネクタハ
ウジング10に上方から押し込むと、ターミナル係止突
部32によるターミナル20の二重係止と、短絡プレー
ト40による各ターミナル20間の短絡という、従来、
別々の作業で行っていたことが一動作にてなされる。こ
れにより、作業効率が向上する、

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のターミナル
同士を短絡させるためのジョイントコネクタに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、ジョイントコネクタとして図11
に示すものがある。このジョイントコネクタのハウジン
グ1には複数のキャビティ2が形成され、内部には図示
しないランスが設けられている。このランスはキャビテ
ィに挿入されたターミナル5と弾性的に係合することが
でき、これによってターミナルはハウジングに抜け止め
された状態となる。一方、コネクタハウジング1の上面
には取付溝4が形成され、ここから複数のキャビティを
横切るようにして短絡プレート7を挿入すると、各ター
ミナル5に形成された受け溝5bに短絡プレート7が嵌
合し、もって複数のターミナル5同士が短絡プレート7
を介して短絡されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のジ
ョイントコネクタではターミナルの抜け止めは専ら図示
しないランスによって行われており、その係着力はラン
スの弾性力を利用するものであって、ターミナルに対し
て抜け方向への強い引っ張り力が作用する事態まで想定
していない。仮に、ジョイントコネクタにおいてこのよ
うな強い力が作用した場合には、短絡部材にもこの力が
及ぶことになる。しかし、短絡部材は本来的にターミナ
ルの抜けを規制するものとして設けられているわけでは
なく、むしろ抵抗を低くするために薄くしてありかつ単
に平板に形成されているだけであるから、変形を生じ易
いという問題がある。本願発明は上記事情に鑑みて創案
されたものであって、その目的は短絡部材の変形を防止
できるジョイントコネクタを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
<請求項1の発明>上記目的を達成するため、請求項1
に係る発明は、コネクタハウジングの内部にはそれぞれ
ターミナルを挿入可能な端子収容室が形成され、かつ各
端子収容室には各ターミナルに弾性的に係合してターミ
ナルを一次係止状態とする弾性係止片が設けられ、また
前記コネクタハウジングには、前記ターミナルに形成さ
れた受け溝に嵌まり込んで各ターミナル間を横断しつつ
相互を短絡させる導電材よりなる短絡部材と、前記ター
ミナルに係合してこれらを二次係止状態とするリテーナ
とが装着されていることを特徴とするものである。
【0005】請求項1の発明によれば、端子収容室に挿
入されたターミナルはランスによって一次係止され、さ
らにリテーナとによって二次係止される。また、各ター
ミナルの受け溝へ短絡部材を嵌め込むことによって、短
絡部材間は短絡された状態となる。このように、ターミ
ナルはランスによる弾性的な係合に加えて、リテーナに
よる係合によって二重に抜け止めされている。したがっ
て、ターミナルに抜け方向の力が作用しても、リテーナ
がこれに抗することができるため、短絡部材に変形を生
じさせるような力を作用させることはない。
【0006】<請求項2の発明>また請求項2の発明
は、請求項1記載のものにおいて、前記リテーナと前記
短絡部材とが一体に形成されていることを特徴とするも
のである。このように構成された請求項2の発明によれ
ば、部品点数の低減によって管理・取扱い性に優れる。
また、リテーナと短絡部材はコネクタハウジング側の装
着部位の間隔に対応した間隔で固定されるため、一方の
装着位置を基準に他方の装着位置が定まる結果、作業が
しやすくなる。
【0007】<請求項3の発明>さらに請求項3の発明
は、請求項2記載のものにおいて、前記リテーナは、前
記ターミナルが半挿入の状態にある場合にハウジングへ
の装着操作に連動して正規位置へ押し込む矯正機能を備
えたリテーナ本体と、そのリテーナ本体に対してヒンジ
にて回動可能に連結された前記短絡部材を有し、前記リ
テーナは、前記リテーナ本体が前記短絡部材に先だって
嵌合されて正規の装着位置に前記ターミナルを保持させ
た後、前記ヒンジ回りに前記短絡部材を回動させて前記
ターミナルの受け溝に嵌合させて同ターミナル同士を短
絡可能な構成としてあることを特徴とするものである。
請求項3の発明によれば、リテーナは、ターミナルを正
規に装着位置に押し込むことが可能な構成となってお
り、このリテーナにてターミナルを正規の装着位置に保
持してから短絡部材がターミナルの受け溝に嵌合するの
で、短絡部材は受け溝に位置合わせするような煩雑な作
業は必要とせず作業効率がよい。
【0008】
【発明の実施の形態】
<実施形態1>以下、本発明を具体化した実施形態1を
図1乃至図3を参照して説明する。樹脂製のコネクタハ
ウジング10には、図1に示すように、前後方向に細長
い複数室(本実施形態では4室)のキャビティ11が左
右方向に並列して形成されている。隣り合うキャビティ
11同士は隔壁12によって互いに仕切られている。ま
た、各キャビティ11の後端部はコネクタハウジング1
0の後端面に開口する挿入口13となっており、電線W
の端末に固着されたターミナル20は挿入口13から挿
入されることによってキャビティ11内に収容される。
【0009】このコネクタハウジング10の上面部の前
端側には、以下に述べる短絡溝15が形成されている。
この短絡溝15は、左右方向(ターミナル20の挿入方
向に対して直交する方向)に沿ってコネクタハウジング
10のほぼ全幅に亘って延びている。短絡溝15は、コ
ネクタハウジング10の上面板部を貫通しており、図2
に示すように、キャビティ11内の天井面から隔壁12
の上部領域にかけて縦長に切欠かれ、隣接するキャビテ
ィ11同士が連通される。かかる短絡溝15には、後述
する短絡プレート(本発明の構成要件である短絡部材)
40が各キャビティ11及びターミナル20を横切るよ
うにして取り付けられるようになっている。
【0010】このコネクタハウジング10の上面部の中
央には、短絡溝15と平行にリテーナ挿入孔16が形成
されている。このリテーナ挿入孔16は、コネクタハウ
ジング10の上面板部を貫通してキャビティ11内の天
井面に開口しており、後述するリテーナ30の下面に設
けられた4つのターミナル係止突部32が隔壁12を跨
いで各キャビティ11に挿入されるようになっている。
樹脂製のリテーナ30は、プレート状の主部31の一端
に、コネクタハウジング10のリテーナ挿入孔16を通
してキャビティ11内へ突入可能な4本の係止突部32
がキャビティ11と等ピッチで配列されている。このタ
ーミナル係止突部32は、キャビティ11内に挿入して
ターミナル20の後述する後端面21aと係合してその
抜け防止をする。また、両サイドの係止突部32の側方
にはそれぞれ可撓性を備えた係止爪33が設けられ、リ
テーナ30をリテーナ挿入こう6に正規の深さ(主部3
1がコネクタハウジング10の上面に当接する深さ)ま
で挿入されるとリテーナ挿入孔16の奥に設けた図示し
ない係止部に係止し、かかるリテーナ30がコネクタハ
ウジング10に固定される。主部31の前方側には、4
つのターミナル係止突部32と対峙するように短絡プレ
ート40がインサート成形によって取り付けられてる。
この短絡プレート40は短絡溝15に嵌め込み可能に形
成されるとともにターミナル係止突部32との間隔は、
短絡溝15とリテーナ挿入孔16との間隔と同じになっ
ている。
【0011】一方、キャビティ11に挿入されるターミ
ナル20には、その前方側が矩形筒部21をなすと共に
後方側にはバレル部25を備えて電線Wがカシメ装着さ
れている。矩形筒部21の下面には、キャビティ11の
底面に備えたランス17と係止可能なランス孔22が形
成され、かかるターミナル20をキャビティ11内に挿
入するとターミナル20が正規の装着位置に至ったとこ
ろで一度撓んだランス17が復帰してランス孔22と係
合し、ターミナル20をキャビティ11内に保持する。
矩形筒部21には、その上面から左右両側面の上部領域
にかけて受け溝23が切欠き形成されている。この受け
溝23は、ターミナル20が上述の正規の位置に装着さ
れたとき上記短絡溝15の真下に位置するようになって
いる。この状態で短絡プレート40をその短絡溝15に
挿入すると、短絡プレート40の下端部が受け溝23に
嵌合して短絡プレート40とターミナル20とが導通可
能状態となる。
【0012】矩形筒部21とバレル部25との間は、連
結部24によって連結されている。ターミナル20を正
規の位置に装着すると、この連結部24がリテーナ挿入
孔16に対面し、矩形筒部21の後端面21aがリテー
ナ挿入孔16の前面側に位置する。この状態でリテーナ
30係止部がリテーナ挿入孔16に挿入されると、ター
ミナル係止突部32が矩形筒部21の後端面21aに対
面するようにキャビティ11内に進入し、ターミナル2
0をキャビティ11内に保持する。なお、図示のものは
ジョイントコネクタとしての使用が可能であるばかり
か、通常のコネクタと同様に雄側との接続も可能なタイ
プとなっている。
【0013】次に、本実施形態の作用について説明す
る。まず、図2に示す状態から、各キャビティ11にタ
ーミナル20を挿入する。ターミナル20が正規の位置
に挿入されると、ランス17とランス孔22とが係合し
てコネクタハウジング10に対するターミナル20の一
次係止がなされる。この一次係止の状態となると、短絡
溝15の真下においては、ターミナル20の受け溝23
が位置し、リテーナ挿入孔16においては、その前面側
にターミナル20の後端面21aが一致する。これによ
り、リテーナ30の装着準備が完了する。続いて、リテ
ーナ30をコネクタハウジング10に装着する。リテー
ナ30のターミナル係止突部32及び短絡プレート40
の各先端を、コネクタハウジング10のリテーナ挿入孔
16及び短絡溝15の各開口に対面させて押し込む。す
ると、両者はリテーナ30をコネクタハウジング10に
押し込むという一操作でそれぞれキャビティ11内に入
り込む(図3参照)。
【0014】この動作にて、リテーナ係止突部32は、
各ターミナル20の後端面21aに対面してターミナル
20がキャビティ11から抜ける方向の移動を妨げ、上
述したランス17による一次係止に加えてターミナル2
0をキャビティ11内に保持するという二次係止がなさ
れてコネクタハウジング10とターミナル20との保持
の信頼性が高くなる。また、同じ動作の際に、短絡プレ
ート40は、各ターミナル20の受け溝23内に入り込
んで、4つのターミナル20間を短絡する。この際、作
業者はリテーナ30を押し込めば短絡プレート40とリ
テーナ30とが同時に挿入されるので、従来のように個
別に挿入する場合に比べて作業性がよい。更に、リテー
ナ30はコネクタハウジング10と係止爪33にて係合
しているので、短絡プレート40自体に抜け止め手段を
設定しなくてもその抜け止めを同時に達成できる。
【0015】<実施形態2>本実施形態のジョイントコ
ネクタは、コネクタハウジング50にリテーナ60を斜
めに挿入する構成となっている。以下、第1実施形態と
同じ構造に関しては、同一部位については同一符号を付
すことで重複した説明は省略し、異なる構成となる部分
を図4乃至図8を参照して説明する。図4に示すコネク
タハウジング50の上面部の中央には、コネクタハウジ
ング50の左右方向に沿ってリテーナ挿入孔51が開口
して各キャビティ11へ連通している。コネクタハウジ
ング50の上面には、リテーナ挿入孔51より後方側に
後方上がりに傾斜する挿入斜面52が連続し、後述のリ
テーナ60がこの挿入斜面52に沿ってリテーナ挿入孔
51に案内されるようになっている。また、コネクタハ
ウジング50の左右の両側面には、後述のリテーナ60
を仮係止状態と本係止状態とに保持する第1係止突起5
3と第2係止突起54とが各側面毎に2つずつ並べて設
けられている。この第1係止突起53がコネクタハウジ
ング50側面の後方側上方にあり、第2係止突起54が
コネクタハウジング50側面の中央下方に位置して両者
は一直線上に並んでいて両者を結ぶと挿入斜面52と同
じ傾斜をなす。また、コネクタハウジング50の両側面
において上記した両係止突起53,54を含む領域には
ガイド面50aが凹み形成されている。このガイド面5
0aの外縁(段差面)はリテーナ60の両側片63の外
形の形状に適合可能に形成されるとともに、リテーナ6
0をこの段差面に沿って移動させることができ、つまり
リテーナ60を仮係止状態から本係止状態へと移行させ
る操作の案内を行うことができる。
【0016】さて、リテーナ60はこの第1係止突起5
3に係止した状態で装着されている。このリテーナ本体
61はその主部62の左右両側に一対の側片63が形成
されてその間にコネクタハウジング50を幅方向に挟む
ようになっている。また、その両側片63には前下がり
に開口するスリット64が設けられ第1、第2の係止突
起53,54と選択的に係合する。つまり、図4に示す
仮係止状態(スリット64が第1係止突起53と係合し
ている状態)からリテーナ60を挿入斜面52に沿って
斜め前方に押し出し込むと、このスリットが第1係止突
起53から外れるとともに第2係止突起54に係合し、
本係止状態となる。
【0017】この主部62の下面に設けられたターミナ
ル係止突部65は、リテーナ60が仮係止位置にあると
きにはキャビティ11へ突入せず、したがってターミナ
ル20の挿脱を可能にしているが、リテーナ60が本係
止状態にあるときには各ターミナル係止突部65はキャ
ビティ11へ深く突入し、図6に示すようにして対応す
るターミナル20の後端面21aと係合し、これによっ
てターミナル20はランス17との係合に加えてリテー
ナ60の係止突部65との二重係止なされる。この際、
例えば、ターミナル20が正規の嵌合位置にない、いわ
ゆる、半嵌合状態にあると、ターミナル20を前方に押
し込みながら正規の装着状態にする役目も果たす。
【0018】この主部62の前端面の上縁部には、ヒン
ジ66を介してプレート状の回動部67が設けられ、そ
の回動部67の下面には導通材よりなる金属製の短絡プ
レート40が設けられている。この短絡プレート40
は、リテーナ60を第2係止突起54に係止させた本係
止状態で前方に回動させるとコネクタハウジング50の
短絡溝15に対応する位置に立設している。次に、本実
施形態の作用について説明する。まず、図5に示すよう
に、リテーナ60を第1係止突起53に係止させ、回動
部67を起こして主部62側に重ね、ターミナル20の
挿入作業の邪魔にならないようにしておく。
【0019】コネクタハウジング50内にターミナル2
0を装着する。ターミナル20は、奥まで挿入されると
ランス17とランス孔22とが係合して一次係止がなさ
れ、短絡溝15と受け溝23とが整合するとともにター
ミナル20の後端面21aがリテーナ挿入孔51の前面
側に一致した状態となる。この一次係止状態から、リテ
ーナ60を斜め前方に押し下げると、両側片63が拡開
してリテーナ60のスリット64は第1係止突起53か
ら外れて第2係止突起54へと係合位置を移す。この動
作によって、図6に示すように、ターミナル係止突部3
2がキャビティ11内に進入してターミナル20の後端
面21aの後方に対面してターミナル20の抜け防止を
なし、上述のランス17との係合に加えて二重係止がな
される。
【0020】このリテーナ60が第2係止突起54に係
止したこと、即ち、本係止状態となったことを確認して
から、続いて、回動部67を前方に倒す。すると、図7
及び図8に示すように、短絡プレート40が短絡溝15
に入り込んで各ターミナル20間を短絡させる。この作
業は、回動部67を回動させながら押し倒すという動作
のみで行うことができ、薄い短絡プレート40を短絡溝
15の狭い隙間に位置合わせして押し込むような煩わし
い作業がないため効率よく行うことができる。また、タ
ーミナル20がキャビティ11内の正規の位置に挿入さ
れていない場合には以下のようになる。
【0021】ターミナル20がキャビティ11内に半挿
入状態となると、その後端面21aがリテーナ挿入孔5
1の途中に位置する。この状態でリテーナ60を押し込
むとリテーナ60は挿入斜面52に沿って斜めに移動す
る。この過程でターミナル係止突部65が後端面21a
に当接し、ターミナル20が前方正規の挿入位置にまで
押し込まれる。これにより、受け溝23が短絡溝15の
真下に導かれるため、その後、回動部67を回動させて
短絡プレート40を差し込めばターミナル20間を短絡
させることができる。このように、リテーナ60の嵌合
によりターミナル20は自動的に正規位置に矯正される
ため、作業を円滑に行うことができる。従って、半挿入
のターミナル20がある場合に、短絡プレート40を無
理に押し込んで変形させてしまうおそれもなくなる。
【0022】<他の実施形態>本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するよ
うな実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、
下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することができる。 (1)第1実施形態では、リテーナ30に一枚の短絡プ
レート40を設けた構成としているが、複数の短絡プレ
ート40を設けたものでもよい。例えば、図9及び図1
0に示すように、各ターミナル20に二条の受け溝23
を前後に配し、さらにコネクタハウジング10にもこれ
らに対応する短絡溝15とを設けておく。そして、例え
ば二枚の短絡プレート40をリテーナ30に対して幅方
向にシフトさせつつ前後に配しておけば、1つのジョイ
ントコネクタにおいて、隣合った2つのグループに分け
てターミナル20同士を短絡させることができる。ま
た、この効果として組み付け時に、リテーナ30をコネ
クタハウジング10に装着するだけで、複数の短絡プレ
ート40を一度に受け溝23に挿入することとなるの
で、リテーナ60に短絡プレート40が取り付けられて
いないものに比べて、より一層作業性が向上する点も挙
げられる。
【0023】(2)第1実施形態では、リテーナ30を
コネクタハウジング10の上面から装着するタイプのジ
ョイントコネクタに本発明を適用した例を示したが、例
えば、リテーナをコネクタハウジングの前面又は、側面
若しくは背面等から装着するタイプのジョイントコネク
タのリテーナに短絡プレート(短絡部材)を一体に設け
てもよい。 (3)また、第2実施形態ではリテーナ60によりター
ミナル20を正規の位置へ矯正移動させるものにおい
て、ターミナル係止突部65と短絡プレート40との間
にヒンジ66を設けて回動可能としているが、例えば、
第1実施形態のように、ターミナル20を矯正移動させ
ないタイプのリテーナ30において、ターミナル係止突
部32と短絡プレート40との間にヒンジを設けた構造
にしてもよい。この場合、ターミナル係止突部32を先
にコネクタハウジング10に装着すれば、コネクタハウ
ジング10とリテーナ30との位置が決まり、続いて、
短絡プレート40を容易に装着することができる。ま
た、その際に、ターミナル20が半挿入状態であれば、
ターミナル係止突部32がターミナル20に当接して半
挿入状態を検知でき、短絡プレート40を無理に押し込
んで変形させてしまうおそれもなくなる。 (4)第1実施形態及び第2実施形態では、リテーナと
コネクタハウジングとが別々に設けられているが、例え
ば、ヒンジを介してコネクタハウジングにリテーナを一
体成形したものであってもよい。そのようなものであれ
ば、部品がバラバラとならず、部品管理が更に容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のジョイントコネクタの斜視図で
ある。
【図2】同ジョイントコネクタの側断面図である。
【図3】ターミナル同士を短絡部材にて短絡させた状態
を示す側断面図である。
【図4】第2実施形態のジョイントコネクタを示す斜視
図である。
【図5】同ジョイントコネクタの側断面図である。
【図6】同ジョイントコネクタを本係止状態を示す側断
面図である。
【図7】ターミナル同士を短絡部材にて短絡させた状態
を示す側断面図である。
【図8】ターミナル同士を短絡部材にて短絡させた状態
を示す斜視図である。
【図9】第1実施形態における変形例を示す側断面図で
ある。
【図10】同変形例の平断面図である。
【図11】従来のジョイントコネクタを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10…コネクタハウジング 16…リテーナ挿入孔 20…ターミナル 21a…後端面 23…受け溝 24…連結部 30…リテーナ 32…ターミナル係止突部 40…短絡プレート(短絡部材) 50…コネクタハウジング 60…リテーナ 61…リテーナ本体 66…ヒンジ 67…回動部 W…電線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングの内部にはそれぞれ
    ターミナルを挿入可能な端子収容室が形成され、かつ各
    端子収容室には各ターミナルに弾性的に係合してターミ
    ナルを一次係止状態とする弾性係止片が設けられ、 また前記コネクタハウジングには、前記ターミナルに形
    成された受け溝に嵌まり込んで各ターミナル間を横断し
    つつ相互を短絡させる導電材よりなる短絡部材と、前記
    ターミナルに係合してこれらを二次係止状態とするリテ
    ーナとが装着されていることを特徴とするジョイントコ
    ネクタ。
  2. 【請求項2】 前記リテーナと前記短絡部材とが一体に
    形成されていることを特徴とする請求項1記載のジョイ
    ントコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記リテーナは、前記ターミナルが半挿
    入の状態にある場合にハウジングへの装着操作に連動し
    て正規位置へ押し込む矯正機能を備えたリテーナ本体
    と、そのリテーナ本体に対してヒンジにて回動可能に連
    結された前記短絡部材を有し、 前記リテーナは、前記リテーナ本体が前記短絡部材に先
    だって嵌合されて正規の装着位置に前記ターミナルを保
    持させた後、前記ヒンジ回りに前記短絡部材を回動させ
    て前記ターミナルの受け溝に嵌合させて同ターミナル同
    士を短絡可能な構成としてあることを特徴とする請求項
    2記載にジョイントコネクタ。
JP15266996A 1996-06-13 1996-06-13 ジョイントコネクタ Pending JPH103972A (ja)

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