JP2004207157A - ジョイントコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】バスバーの抜き差しの作業性を高めつつ大型化を回避する。
【解決手段】端子金具10が収容されたハウジング20の前部には、バスバー30を保持した保持部材40が上方から組み付けられている。端子金具10の接続部12の上壁12Aには、バスバー30のタブ片33,35が差し込まれる差込孔14が開口されている。これにより、バスバー30の抜き差しが保持部材40を介して行われるため、作業性が高められる。また、保持部材40をデッドスペースとなるランス25の前方位置に設けた組付凹部26に収容するようにしたため、コネクタの大型化を回避できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ジョイントコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ジョイントコネクタの一例として、特許文献1に記載されたものがある。これは、図18に示すように、コネクタハウジング1の内部に横幅方向に並んで設けられた複数のキャビティ2にそれぞれ端子金具3を収容し、コネクタハウジング1の上面の取付溝4から複数のキャビティ2を横切るように帯板状のバスバー5を挿入した構成となっている。バスバー5は、端子金具3に形成した受け溝6に嵌入され、もって端子金具3同士がバスバー5を介して短絡される。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−306617号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のジョイントコネクタでは、バスバー5が単体で取り扱われるために、バスバー5をコネクタハウジング1の取付溝4に差し込んだり、メンテナンス等に際して取付溝4から抜き出したりする作業がやりづらいという問題があった。これに対し、バスバーを合成樹脂製の保持部材に保持させておき、バスバーの抜き差しは、この保持部材をコネクタハウジングに組み付けたり、外したりすることで行うような構成が考えられる。しかしながら、単に保持部材を設けただけでは、コネクタの大型化を招くことになってしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、バスバーの抜き差しの作業性を高めつつ大型化を回避することの可能なジョイントコネクタを提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための請求項1の発明に係るジョイントコネクタは、前部に接続部を設けた端子金具と、この端子金具が後方から挿入される複数のキャビティが横幅方向に並んで形成され、かつそのキャビティの高さ方向の内壁に前記端子金具に弾性的に係止可能なランスが形成されたコネクタハウジングと、複数のタブ片が並列して形成され、各タブ片を前記端子金具の接続部に高さ方向から接触させることで端子金具同士を短絡させるバスバーとを備えたジョイントコネクタであって、前記バスバーを保持する合成樹脂製の保持部材が設けられるとともに、前記コネクタハウジングには、前記ランスの前方位置に前記保持部材を収容した状態で組み付け可能な組付凹部が形成されているところに特徴を有する。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記接続部には前記タブ片の差し込み方向に沿って片持ち状に延びた弾性接触片が前記タブ片に対して弾性的に接触可能に形成されているところに特徴を有する。
【0007】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のものにおいて、前記接続部は、前後方向に沿った筒状をなすとともに、その高さ方向の壁面には前記タブ片を差し込み可能な差込孔が開口しており、前記タブ片が前記差込孔の孔縁部に係止することで前記端子金具が抜け止め状態とされるようにしたところに特徴を有する。
【0008】
請求項4の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記コネクタハウジングの前面には、前記キャビティ内へ導通検査用治具を挿入させるための検知孔が開口される一方、前記保持部材は、前記コネクタハウジングに対して、前記バスバーのタブ片が前記端子金具の接続部に対し正規の接触状態となる本係止位置と非接触状態となる仮係止位置とに保持可能とされるとともに、前記検知孔の前側に配されて前記仮係止位置にて前記検知孔を開放状態とする前面壁を備えており、かつこの前面壁には、前記本係止位置にて前記検知孔に整合して前記導通検査用治具を差し込み可能とする治具挿通孔が開口されているところに特徴を有する。
【0009】
請求項5の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記保持部材は、前記コネクタハウジングに対して、前記バスバーのタブ片が前記端子金具の接続部に対し正規の接触状態となる本係止位置と非接触状態となる仮係止位置とに保持可能とされるとともに、前記コネクタハウジングには、前記保持部材が前記仮係止位置から前記本係止位置に変位される途中の押し込み規制位置にて前記保持部材を係止するストッパが設けられ、前記端子金具が正規の深さ位置に至らない半挿入の場合には、前記保持部材が仮係止位置から押し込み規制位置へ至る直前に前記タブ片の先端が前記接続部に接触する設定とした
ところに特徴を有する。
【0010】
請求項6の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記コネクタハウジングの前面には、前記キャビティ内へ導通検査用治具を挿入させるための検知孔が開口される一方、前記端子金具には、前記導通検査用治具の先端を突き当て可能な突き当て壁が前記弾性接触片の前方を覆うようにして設けられているところに特徴を有する。
【0011】
【発明の作用および効果】
請求項1の発明によれば、バスバーを保持する保持部材を設けて、バスバーの抜き差しを保持部材を介して行うようにしたため、作業性が高められる。また、その保持部材をデッドスペースとなるランスの前方位置に設けた組付凹部に収容するようにしたため、コネクタの大型化を回避できる。
【0012】
請求項2の発明によれば、端子金具の弾性接触片がタブ片に対して弾性的に接触するので良好な接触状態を確保できるとともに、タブ片が弾性接触片の延び方向に沿って差し込まれるため、タブ片との当接によって弾性接触片を傷めるおそれが少ない。
【0013】
請求項3の発明によれば、バスバーによって端子金具が抜け止めされるため、抜け止めのための専用部材を設けずに済み、部品点数を低減することができる。
【0014】
請求項4の発明によれば、保持部材を仮係止位置にした状態と本係止位置にした状態との両方で導通検査を行うことができる。
【0015】
請求項5の発明によれば、保持部材を仮係止位置から押し込み規制位置へ変位する途中で、タブ片が半挿入状態の端子金具に当接した場合には、その当接感によって、半挿入状態の端子金具が存在することを知ることができる。また、タブ片が端子金具に当接した直後に、保持部材が押し込み規制位置に係止されるため、タブ片の変形を防ぐことができる。
【0016】
請求項6の発明によれば、導通検査用治具の先端が弾性接触片の前方を覆った突き当て壁に当てられるようにしたため、治具によって弾性接触片が突かれて変形するような事態を防ぐことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に本発明の一実施形態について図1から図16を参照して説明する。
本実施形態のジョイントコネクタは、図1に示すように、雌端子金具10と、雌端子金具10が収容されるコネクタハウジング20(以下、ハウジングという)と、雌端子金具10同士を短絡するバスバー30と、バスバー30を保持する保持部材40とを備えて構成されている。なお、以下の説明において、前後方向については図1の左側を前方とし、上下方向については図1を基準とする。
【0018】
雌端子金具10は、導電性の金属板をプレスによって所定形状に打ち抜いた後、曲げ加工を施すことで形成されており、図1から図4に示すように、後部に電線Wの端末が圧着されるバレル部11を備え、前部にバスバー30のタブ片33,35と接続される接続部12を備えている。バレル部11は、底壁の左右側縁から上方に突出した一対の片よりなるインシュレーションバレル11Aとその先端側に配され同様に上方に突出した一対の片よりなるワイヤバレル11Bを備えてなり、インシュレーションバレル11Aには電線Wの被覆部分がかしめられ、ワイヤバレル11Bにはその電線Wの被覆端末から剥き出された芯線部分がかしめられるようになっている。
【0019】
接続部12は、天井面が二重に折り重なるようにして前後方向に長い角筒状に形成されている。接続部12の上壁12A(本発明の「高さ方向の壁面」に相当)には、図3の左端からハウジング20のキャビティ21への挿入動作の安定等に機能するスタビライザ13が上方に立ち上げて形成されている。また、接続部12の上壁12Aには、前後方向のほぼ中央でかつ図4の右寄り位置に、バスバー30のタブ片33,35を差し込み可能な長方形の差込孔14が開口されている。接続部12の内部には、図4の左側壁の上端から舌片状に延出した弾性接触片15が下向きに折り返すように形成されており、その先端部が上方から見て差込孔14の奥側に張り出した形態となっている。また、接続部12における図4の右側壁には、この弾性接触片15に対向した位置に、上下方向に延びた前後一対の挟持突起16が内側へ叩き出して形成されている。そして、バスバー30のタブ片33,35が差込孔14に上方から挿入されると、弾性接触片15が撓み変形して、その復元弾力によりタブ片33,35が弾性接触片15の先端と挟持突起16との間で挟持されることにより、両者10,30間の接続が取られるようになっている。また、接続部12における図4の左側壁下部からは、弾性接触片15が過剰に撓まされることを規制する過度撓み規制片17が、弾性接触片15の先端側へ向けて突出して形成されている。さらに、接続部12の前面には、図3に示すように、上壁12Aの前端から延出された突き当て壁18が設けられており、この突き当て壁18によって弾性接触片15の前方が覆われ、また、この突き当て壁18に対して導通検査用治具Jの先端が突き当てられるようになっている。
【0020】
ハウジング20は、合成樹脂製であって、図1及び図5から図7に示すように、全体として偏平な箱形をなし、その内部には前後に細長いキャビティ21が横幅方向に図示5つ並んで形成されている。各キャビティ21は、後端側が端子金具を挿入するための端子挿入孔22として大きく開口しており、前端側には前止まり壁23が設けられ、その上部に導通検査用治具Jをキャビティ21内に挿入するための検知孔24が溝状の開口して形成されている。各キャビティ21の内壁上面には、前後方向の中程から前方へ片持ち状に延出したランス25が形成されている。このランス25は、上下方向に撓み変形可能とされるとともに、その先端部が雌端子金具10の接続部12の後縁に係止することで雌端子金具10が抜け止めされるようになっている。なお、ランス25の上方には撓み空間Sが設けられ、さらにその上方をハウジング20の上面壁20Aが覆った形態となっているため、ハウジング20全体としては、キャビティ21下側の下面壁20Bよりも、キャビティ21上側の上面壁20Aの方が肉厚となっている。
【0021】
ハウジング20の前部には、保持部材40を組み付けるための組付凹部26が形成されている。この組付凹部26は、より詳細には、ハウジング20の前面及び左右両側面の略前半部分を下辺部を残して所定の厚み寸法切除した形態の外周部26Aと、各キャビティ21の前端部、ランス25よりも前方部分の上方を切除した形態の本体収容部26Bとから構成されている。組付凹部26の外周部26Aに面したハウジング20の左右両側面には、その下部領域に本係止突起27が前後に3つ並んで形成され、その上部領域に後側の2つの本係止突起27と対応して仮係止突起28が2つ並んで形成されている。本係止突起27及び仮係止突起28は、ともに上側にテーパ状の斜面が形成されており、また、仮係止突起28の方が本係止突起27よりも突出寸法が大きくされている。また、ハウジング20の左右両側面には、組付凹部26における外周部26Aの後端で、かつ高さ方向の略中央位置にストッパ29が突設されている。
【0022】
バスバー30は、導電性の金属板をプレスによって所定形状に打ち抜いた後、曲げ加工を施すことで形成されている(後に詳述する)。バスバー30は、図8及び図9に示すように、横長帯板状の基部31を備え、その基部31の後縁側から後方(図8の下側)へ図示3つの延出部32が所定ピッチで並んで延設されている。各延出部32における図8の右側縁からは、第1タブ片33が下向きに突設されている。また、基部31の前縁側には、隣り合う延出部32の中央に対応した位置から折返し部34が延出され、その先端が基部31の後方側へ折り返されている。折返し部34の先端における図8の右側縁からは、第2タブ片35が下向きに突設されている。第1タブ片33と第2タブ片35とは、ともに平板状で幅寸法が互いに等しく、基部31からの突出寸法も互いに等しくされており、互いに平行で、第1タブ片33と第2タブ片35とが一定ピッチ(第1タブ片33のピッチの半分)で厚み方向に交互に並んで設けられている。各タブ片33,35の先端には、幅方向の両端に先細り状にテーパ部36が形成されている。また、基部31の前縁側には、各延出部32と対応した位置ごとに、先端部が幅方向に張り出した形状の圧入突起37が突設されている。
【0023】
保持部材40は、図5から図7及び図10等に示すように、横長厚板状の本体部41と、本体部41の前端から下方に延出した前面壁42と、本体部41及び前面壁42の左右両側端から後方へ延出した一対の側面壁43とを備えて構成されている。本体部41の後面には圧入溝44が形成されており、ここにバスバー30を緊密に嵌め込むとともに、バスバー30の圧入突起37を圧入溝44の奥部の壁面に食い込ませることで、バスバー30が各タブ片33,35を本体部41の下方に突出させた状態で保持されるようになっている。前面壁42及び側面壁43は、それぞれタブ片33,35の突出端を前方及び側方から覆っており、そのためタブ片33,35が異物と干渉することが回避されている。
【0024】
側面壁43には、3つの係止孔45A,45Bが前後に並んで形成されており、そのうち後側の2つの係止孔45Aは、側面壁43の高さ方向の全幅近くにわたって形成されて本係止突起27及び仮係止突起28が係合可能とされ、前側の係止孔45Bは、側面壁43の下半分の領域のみに設けられて本係止突起27が係合可能とされている。保持部材40は、ハウジング20を左右に跨ぐようにして、組付凹部26に対し上方から組み付けられ、組み付け状態では両側面壁43の外面がハウジング20の外側面とほぼ面一となり、前面壁42の前面がハウジング20前端の下辺部分の前面とほぼ面一となる。保持部材40のハウジング20に対する保持位置として、以下に述べるように、最終組み付け位置である本係止位置と、本係止位置よりも上側に位置する仮係止位置と、本係止位置と仮係止位置との中間に位置する押し込み規制位置との3つが規定されている。
【0025】
仮係止位置においては、図1及び図7に示すように、係止孔45A内に仮係止突起28が係合するとともに、側面壁43の下端に仮係止突起28が係合することで、保持部材40がハウジング20の上面より上側に突出した状態で保持される。この位置では、バスバー30のタブ片33,35の先端は、キャビティ21内の雌端子金具10の接続部12の上壁12Aよりも上方に離間した状態となる。また、この仮係止位置では、検知孔24が前面壁42の下方奥側に開放した状態となる。
【0026】
本係止位置においては、図15及び図16に示すように、後側の係止孔45A内に本係止突起27及び仮係止突起28の両方が係合し、前側の係止孔45B内に仮係止突起28が係合する。このとき、保持部材40の前面壁42及び側面壁43が組付凹部26の外周部26Aの、本体部41が本体収容部26Bのほぼ全領域を埋めるような形態で収容され、保持部材40の上面がハウジング20の上面とほぼ面一状態となる。また、バスバー30の各タブ片33,35は、キャビティ21内に突出して、雌端子金具10の接続部12の差込孔14内に差し込まれて正規の接触状態となる。また、保持部材40の前面壁42には、導通検査用治具Jを挿通可能な長方形の治具挿通孔46が各キャビティ21に対応して開口されており、本係止位置においてこの治具挿通孔46と検知孔24が整合するようになっている。
【0027】
側面壁43の後端縁には、中央よりやや下端寄り位置に、ストッパ29に係合可能なリブ47が突設されている。リブ47とストッパ29とは、保持部材40が仮係止位置から本係止位置へ変位される途中の押し込み規制位置にて係合して、保持部材40の本係止位置への押し込みが一時的に規制されるようになっている。この押し込み規制位置においては、タブ片33,35の先端がキャビティ21内の雌端子金具10の接続部12の上面位置とほぼ同じ高さ(正確には僅かに下側)に位置するため、雌端子金具10が正規の深さ位置まで挿入されていない半挿入状態の場合に、タブ片33,35の先端が接続部12の上面に接触し得るような設定となっている。また、押し込み規制位置の保持部材40を下方に押圧すると、リブ47の周辺部位が僅かに撓み変形してリブ47がストッパ29を乗り越えるようになっている。
【0028】
バスバー30の製造は次のようにして行われる。まず、長尺の金属板材がプレスにより打ち抜かれ、図11に示すように、長尺帯状をなすキャリア50の側縁に展開状態のバスバー30を多数連ねたものが形成される。キャリア50には、円形の位置決め孔51が長さ方向に沿って所定ピッチ(延出部32と同一ピッチ)で形成されており、キャリア50の一側縁には、各位置決め孔51に対応した位置ごとに細長い連結部53が延設されている。バスバー30の基部31は、キャリア50と平行に配されており、基部31のキャリア50側の縁部から延出した各延出部32の先端がそれぞれ連結部53の先端に連結されている。各延出部32における図11の右側縁からは、第1タブ片33が基部31と平行に隣りの延出部32に至る長さまで延びて形成されている。また、基部31のキャリア50と反対側の縁部からは、隣り合う圧入突起37間に折返し部34が延出して設けられ、その折返し部34の先端部の側縁から基部31と平行方向(第1タブ片33の延び方向と同じ方向)に延びて、第1タブ片33よりほぼ板厚一枚分長さが短い第2タブ片35が形成されている。また、各連結部53には、キャリア50と平行(第1タブ片33の延び方向と反対向き)に隣りの連結部53付近まで延びた変形防止片54が形成されている。この変形防止片54は、タブ片33,35よりもやや長くされ、その先端部が図11の紙面手前側へ約90度に曲げられることで保護部54Aが形成されている。
【0029】
上記バスバー30は、第1タブ片33が直角(図11中、紙面の手前側)に曲げ起こされ、第2タブ片35が折返し部34に対し直角(第1タブ片33と逆方向、図11中、紙面の奥側)に曲げ起こされた後、折返し部34が基端付近でキャリア50側へ折り返される。その結果、折返し部34の先端の第2タブ片35が基部31のキャリア50側にて、隣り合う第1タブ片33の中間位置に配され、両タブ片33,35がその厚み方向に一定ピッチ(第1タブ片33のピッチの半分)で交互に並ぶ。このように、バスバー30に第1タブ片のみを設けた場合に比べて、隣り合うタブ片33,35間のピッチを半分にすることができるため、その分相手のハウジング20のキャビティ21間のピッチを狭めて小型化を図ることができる。また、各変形防止片54が、図8に二点鎖線で示すように、タブ片33,35と同じ側へ直角に曲げ起こされる。なお、図11において、上記のバスバー30に隣接するバスバー30Aについては、例えば第1タブ片33が2本、第2タブ片35が3本というように、タブ片33,35がバスバー30のものと互い違いの構成のものが形成される(詳細には示さない)が、類似した形状であるため、このものもバスバー30と同一部品として扱われる。
【0030】
上記のようにして曲げ工程を終えたバスバー30は、リールに巻き付けられた状態で、キャリア50からバスバー30を切り離す工程や、バスバー30を保持部材40に組み付ける等の作業現場へ輸送される。バスバー30をリールに巻き付ける際には、図12に示すように、バスバー30の内周側となる面に長尺帯状の層間紙55が宛われ、この層間紙55とバスバー30とが一緒にリールに巻き付けられる。このように層間紙55を介装することで、バスバー30がその内周側に隣接するバスバー30に接触することが阻止され、バスバー30同士の干渉に起因する傷付きや絡み、破損などが防止される。このとき、バスバー30からは、変形防止片54がタブ片33,35よりも高く突出して、その先端に層間紙55が接触するため、層間紙55がタブ片33,35に干渉することが防止され、従ってタブ片33,35の変形が防止される。また、変形防止片54の先端を曲げて保護部54Aを形成したため、変形防止片54の先端が層間紙55を突き破ることが防止されている。その後、連結部53を分断することでバスバー30がキャリア50から切り離される。
【0031】
組み付けに際しては、まずバスバー30が保持部材40の圧入溝44に圧入される。そして、この保持部材40がハウジング20を左右に跨ぐようにして組付凹部26へ上方から押し込まれる。すると、左右両側面壁43が仮係止突起28に当接して互いに開き方向に撓み変形しつつ仮係止突起28に乗り上げる。さらに、保持部材40が押し込まれると、両側面壁43が互いに内側へ復元変形するとともに仮係止突起28が係止孔45A内に係合して、保持部材40が仮係止位置に保持される。
この状態から、雌端子金具10がハウジング20の各キャビティ21内に後方から挿入され、ランス25が接続部12の上壁12Aに当接して上方に撓み変形した後、雌端子金具10が正規の深さ位置まで挿入されると、ランス25が復元変形して接続部12の後端に係止し、これにより雌端子金具10が抜け止め状態となる(図1及び図7参照)。
【0032】
雌端子金具10が挿入された後、各雌端子金具10が正規のキャビティ21に収容されているか否か等を検査するための導通検査が行われる場合には、導通検査用治具Jの先端が検知孔24を通してキャビティ21内に差し込まれ、接続部12に当てられる。このとき、導通検査用治具Jの先端が接続部12の前面の突き当て壁18に当てられるようにしたため、弾性接触片15が突かれて変形するような事態を防ぐことができる。なお、雌端子金具10は、一つの工程にて全てのものがハウジング20に装着されるのではなく、いくつかの工程に分けて装着される場合があり、そのような場合には、導通検査が各工程の終わりごとに行われることがある。そこで、本実施形態では、上述のように保持部材40を仮係止位置とした状態と、後述のように保持部材40を本係止位置にした状態との両方で導通検査を行うことができるようにしている。
【0033】
全ての雌端子金具10がキャビティ21に装着された後、保持部材40が下方に押し下げられる。すると、左右の側面壁43が本係止突起27に当接して互いに開き方向に撓み変形しつつ本係止突起27に乗り上げる。ここで、全ての雌端子金具10が正規の深さ位置まで挿入されていた場合には、保持部材40は、ハウジング20との間の摩擦力のみを受けつつ円滑に押し込み規制位置へと変位される。そこで、図13に示すように、ストッパ29がリブ47に突き当たることで、保持部材40が押し込み規制位置に係止される。このときのタブ片33,35の先端は、差込孔14の入口付近に位置して接続部12とは非接触の状態である。
【0034】
これに対し、いずれかの雌端子金具10が半挿入状態(正確には、雌端子金具10の後端が端子挿入孔22より内側に隠れる程度挿入され、かつ雌端子金具10の前端が前止まり壁23に至らない状態)であった場合には、保持部材40が押し込み規制位置に至る直前にタブ片33,35の先端が接続部12の上壁12Aに当接する。そして、保持部材40は、タブ片33,35や接続部12をごく僅かに撓み変形させつつ押し込み規制位置に至り、ストッパ29がリブ47に突き当たることで押し込み規制位置に係止される(図14参照)。そのため、作業者は、保持部材40が押し込み規制位置に至るより前に、タブ片33,35が接続部12に接触するときの当接感を得て、半挿入状態の雌端子金具10が存在することを知ることができる。ここで、仮にストッパ29とリブ47による押し込みの規制がなく、保持部材40が仮係止位置から本係止位置へ直に変位される構成であった場合には、タブ片33,35の先端を半挿入状態の雌端子金具10の接続部12に強く突き当ててしまい、タブ片33,35を大きく変形させるおそれがある。しかし、本実施形態の構成では、タブ片33,35の先端が半挿入状態の雌端子金具10にごく軽く接触する程度で止められるため、タブ片33,35の変形はないか、あったとしても使用に支障はない程ごく僅かで済む。上記のようにして、半挿入状態の雌端子金具10が存在することが判明した場合には、保持部材40が仮係止位置に引き戻され、雌端子金具10の挿入がやり直された後、再び保持部材40が押し込み規制位置へ押し込まれる。
【0035】
全ての雌端子金具10が正常に挿入されたことが判明した場合には、保持部材40が圧入用の治具等によって押し込み規制位置よりもさらに押し下げられる。すると、各タブ片33,35が差込孔14の奥側へと進入して、弾性接触片15を撓み変形させつつ弾性接触片15と挟持突起16との間に挟み込まれる。このとき、タブ片33,35は弾性接触片15の延び方向に沿って差し込まれるため、タブ片33,35との当接によって弾性接触片15を傷めるおそれが少ない。なお、タブ片33,35の進入位置と雌端子金具10の深さ位置との間に微少なずれがあった場合には、タブ片33,35が差込孔14内に進入する際に、テーパ部36が差込孔14の孔縁部に摺接することで雌端子金具10の位置が前後に矯正される。そして、保持部材40が本係止位置に至ると、両側面壁43が互いに内側に復元変形するとともに、各本係止突起27が係止孔45A,45B内に係合する(図15,図16参照)。これにより、バスバー30を保持した保持部材40が組付凹部26に収容され、ハウジング20及び保持部材40の外形がほぼ直方体形状となる。この状態では、雌端子金具10同士がバスバー30を介して短絡される。また、バスバー30が差込孔14の孔縁に係止することで、雌端子金具10が二重に抜け止めされた状態となる。
【0036】
この状態で雌端子金具10に対し導通検査が行われる場合には、導通検査用治具Jの先端が前方から治具挿通孔46と検知孔24とを通してキャビティ21内に差し込まれ、接続部12の突き当て壁18に当てられる。
また、メンテナンス等の際に、雌端子金具10をキャビティ21より抜き出す場合には、保持部材40を本係止位置より仮係止位置へ引き戻し、治具を用いてランス25を撓み変形させて雌端子金具10との係合を外せば、雌端子金具10を抜き出すことができる。
【0037】
以上説明したように本実施形態によれば、バスバー30を保持する保持部材40を設けて、バスバー30の抜き差しを保持部材40を介して行うようにしたため、作業性が高められる。また、その保持部材40をデッドスペースとなるランス25の前方位置に設けた組付凹部26に収容するようにしたため、コネクタの大型化を回避できる。
また、雌端子金具10の弾性接触片15がタブ片33,35に対して弾性的に接触するので良好な接触状態を確保できるとともに、タブ片33,35が弾性接触片15の延び方向に沿って差し込まれるため、タブ片33,35との当接によって弾性接触片15を傷めるおそれが少ない。
また、バスバー30によって雌端子金具10が抜け止めされるため、抜け止めのための専用部材を設けずに済み、部品点数を低減することができる。
【0038】
さらに、保持部材40を仮係止位置にした状態と本係止位置にした状態との両方で導通検査を行うことができる。
また、保持部材40を仮係止位置から押し込み規制位置へ変位する途中で、タブ片33,35が半挿入状態の雌端子金具10に当接した場合には、その当接感によって、半挿入状態の雌端子金具10が存在することを知ることができる。また、タブ片33,35が雌端子金具10に当接した直後に、保持部材40が押し込み規制位置に係止されるため、タブ片33,35の変形を防ぐことができる。
また、導通検査用治具Jの先端が弾性接触片15の前方を覆った突き当て壁18に当てられるようにしたため、治具Jによって弾性接触片15が突かれて変形するような事態を防ぐことができる。
【0039】
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)キャビティの個数や配列は、上記に記載のものに限らず、例えば図17に示すように、コネクタハウジング60に上下対称に2段のキャビティ21を設けるとともに、各キャビティ21のランス25の前方位置に上方又は下方に開放した組付凹部61を設けてそれぞれにバスバー30を保持した保持部材40が組み付けられるような構成としても良い。
(2)バスバーは、端子金具の短絡パターンに応じて一つの保持部材に複数個に分かれたものを組み付けるようにしても良く、一つのバスバーが有するタブ片の本数も2本以上の任意の本数に設定できる。
(3)バスバーは、インサート成形によって保持部材と一体化させるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態において保持部材を仮係止位置に組み付けた状態の縦断面図
【図2】端子金具の平面図
【図3】端子金具の正面図
【図4】端子金具の正断面図
【図5】ハウジング及び保持部材の平面図
【図6】ハウジング及び保持部材の正面図
【図7】保持部材を仮係止位置に組み付けた状態の側面図
【図8】バスバーの底面図
【図9】バスバーの側面図
【図10】保持部材の背面図
【図11】バスバーの展開状態を示す平面図
【図12】バスバーをリール巻きにした状態を示す側面図
【図13】保持部材が押し込み規制位置にあるときの側面図
【図14】タブ片が半挿入状態の端子金具に当接した状態を示す縦断面図
【図15】保持部材を本係止位置に組み付けた状態を示す側面図
【図16】その縦断面図
【図17】他の実施形態を示す縦断面図
【図18】従来のジョイントコネクタを示す縦断面図
【符号の説明】
10…雌端子金具(端子金具)
12…接続部
12A…上壁(接続部の高さ方向の壁面)
14…差込孔
15…弾性接触片
18…突き当て壁
20…コネクタハウジング
21…キャビティ
24…検知孔
25…ランス
26…組付凹部
29…ストッパ
30…バスバー
33,35…タブ片
40…保持部材
42…前面壁
46…治具挿通孔
J…導通検査用治具

Claims (6)

  1. 前部に接続部を設けた端子金具と、
    この端子金具が後方から挿入される複数のキャビティが横幅方向に並んで形成され、かつそのキャビティの高さ方向の内壁に前記端子金具に弾性的に係止可能なランスが形成されたコネクタハウジングと、
    複数のタブ片が並列して形成され、各タブ片を前記端子金具の接続部に高さ方向から接触させることで端子金具同士を短絡させるバスバーとを備えたジョイントコネクタであって、
    前記バスバーを保持する合成樹脂製の保持部材が設けられるとともに、前記コネクタハウジングには、前記ランスの前方位置に前記保持部材を収容した状態で組み付け可能な組付凹部が形成されていることを特徴とするジョイントコネクタ。
  2. 前記接続部には前記タブ片の差し込み方向に沿って片持ち状に延びた弾性接触片が前記タブ片に対して弾性的に接触可能に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のジョイントコネクタ。
  3. 前記接続部は、前後方向に沿った筒状をなすとともに、その高さ方向の壁面には前記タブ片を差し込み可能な差込孔が開口しており、前記タブ片が前記差込孔の孔縁部に係止することで前記端子金具が抜け止め状態とされるようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のジョイントコネクタ。
  4. 前記コネクタハウジングの前面には、前記キャビティ内へ導通検査用治具を挿入させるための検知孔が開口される一方、前記保持部材は、前記コネクタハウジングに対して、前記バスバーのタブ片が前記端子金具の接続部に対し正規の接触状態となる本係止位置と非接触状態となる仮係止位置とに保持可能とされるとともに、前記検知孔の前側に配されて前記仮係止位置にて前記検知孔を開放状態とする前面壁を備えており、かつこの前面壁には、前記本係止位置にて前記検知孔に整合して前記導通検査用治具を差し込み可能とする治具挿通孔が開口されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のジョイントコネクタ。
  5. 前記保持部材は、前記コネクタハウジングに対して、前記バスバーのタブ片が前記端子金具の接続部に対し正規の接触状態となる本係止位置と非接触状態となる仮係止位置とに保持可能とされるとともに、前記コネクタハウジングには、前記保持部材が前記仮係止位置から前記本係止位置に変位される途中の押し込み規制位置にて前記保持部材を係止するストッパが設けられ、前記端子金具が正規の深さ位置に至らない半挿入の場合には、前記保持部材が仮係止位置から押し込み規制位置へ至る直前に前記タブ片の先端が前記接続部に接触する設定としたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のジョイントコネクタ。
  6. 前記コネクタハウジングの前面には、前記キャビティ内へ導通検査用治具を挿入させるための検知孔が開口される一方、前記端子金具には、前記導通検査用治具の先端を突き当て可能な突き当て壁が前記弾性接触片の前方を覆うようにして設けられていることを特徴とする請求項2に記載のジョイントコネクタ。
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