JPH0422078A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH0422078A
JPH0422078A JP2124208A JP12420890A JPH0422078A JP H0422078 A JPH0422078 A JP H0422078A JP 2124208 A JP2124208 A JP 2124208A JP 12420890 A JP12420890 A JP 12420890A JP H0422078 A JPH0422078 A JP H0422078A
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櫻井　一昭
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誠二 小園
Mitsuhiko Totsuka
光彦 戸塚
Toshiharu Kudo
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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ 本発明は、ハウジング本体内の端子を係止する可撓係止
片を、スペーサの挿入によってロックさせて、端子の後
抜けを防止するコネクタに関するものである。
〔従来の技術］ 第６図は、米国特許第４４３１２５２号に記載された従
来のコネクタを示す縦断面図である。
該コネクタ２９は、ハウジング本体３０に、端子収容室
３１に臨む可撓係止片３２を端部開口３３に向けて突設
し、該端子収容室３１に挿入した端子３４の係止孔３５
に可撓係止片３２が係合した状態で、該可撓係止片３２
の背面３６とハウジング本体３０の内壁３７との間隙３
８に端部開口３３からスペーサ３９を挿入して、該可撓
係止片３２の背面３６方向への撓みを阻止することによ
り、端子３４を強固に係止させるものである。図で、上
側の端子３４′は不完全挿入の状態にあり、可撓係止片
３２は背面３６側に撓んでいる。
しかしながら、上記従来のコネクタ２９にあっては、作
業者が端子３４′の不完全挿入に気付かず、矢印口方向
に半ば強引にスペーサ３９を押しこんだ場合には、可撓
係止片３２が背面３６側に屈曲変形し、ついには破損し
てしまうという問題があった。可撓係止片３２が破損し
た場合には、ハウジング本体３０自体が使用できな（な
り、ｐ組付にも多くも時間を要して、生産性が悪くな２
ものであった。また、スペーサ３９が押し込まｔたのを
正常晶と見なして、可撓係止片３２が破材したまま製品
として流出してしまう危険性もあった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上記した点に鑑み、鳴子の不完全祠入に際し
て、スペーサを強引に押しこんでも可撓係止片が破損せ
ず、端子の不完全挿入を検知できるコネクタを提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、ハウジング本体
に、端子収容室に臨んで端子に係合する可撓係止片を設
け、該可撓係止片の撓みを許容する間隙に、該可撓係止
片の撓みを阻止するスペーサを挿入するコネクタにおい
て、前記ハウジング本体内に、前記可撓係止片の側面に
対面する当接壁部を設け、前記間隙内に前記スペーサを
該可撓係止片の側面に直交する方向にスライド可能に設
け、該スペーサには、該可撓係止片に対する係合孔と撓
み阻止部とをスライド方向に順次形成して成る構造を採
用するものである。
［作　　用〕 端子の不完全挿入時に、可撓係止片は撓んでスペーサの
係合孔内に係合している。ここで、該可撓係止片をロッ
クさせるために、該スペーサを無理にスライドさせよう
としても、係合孔の内面が可撓係止片の側面に当接し、
該可撓係止片は、ハウジング本体の当接壁部に当接して
、変形することなく、スペーサのスライドを阻む。従っ
て、端子の不完全挿入が検知される。
〔実施例〕
第１図は、本発明に係るコネクタを示す分解斜視図であ
る。
該コネクタ１は、合成樹脂製のハウジング本体２と、該
ハウジング本体２の開口部３がら内部に挿入される合成
樹脂製のスペーサ４とにより構成される。該ハウジング
本体２の内部には、上下二段に複数（各三つ）の端子収
容室５を並設してあり、該端子収容室５にはそれぞれ、
二股状に分岐した可撓係止片６を臨ませている。該可撓
係止片６は、上下の端子収容室５に連通する縦溝７内に
配置され、端子収容室５内に挿入される端子２５（第３
図参照）に突起部６ａを押圧されて背面２８側に撓み、
復元して該突起部６ａを端子２５の段部２５ａに係止さ
せるものであり、該縦溝７の対向する内壁面８（第４図
参照）は、該可撓係止片６の側面９に近接して対面して
いる。
ハウジング本体２内には、前壁１ｏの開口部３から、該
縦溝８に直交するスリット状の横溝１１を設けてあり、
該横溝１１は、前記二股状の可撓係止片６の間隙Ｓとほ
ぼ同じ隙間ｓ１に設定され、該間隙Ｓ内に及んでいる。
該横溝１１内には、前記スペーサ４に対する抜止突起４
ｏを設けである。
また、ハウジング本体２の側壁１２には、該横溝１１と
連通する切欠部１３を設けてあり、前記開口部３には、
端子収容室５に対応して、図示しない相手側ピン端子挿
入用の小径の半円孔１４を形成しである。
前記スペーサ４は、開口部３に対する蓋部１５の中央に
、前記横溝１１に対するスライドＦｉ１６を垂設し、−
側端に操作片１７を突設してなるものであり、該蓋部１
５には、スライドして前記半円孔１４に順次整合する矩
形溝１８と半円孔１９とを交互に形成し、スライド板１
６には、横方向すなわち該スペーサ４のスライド方向（
イ方向）に、前記可撓係止片６の側面９に対する内壁面
２６を有する矩形状の係合孔２ｏを等間隔に並設して、
各保合孔２ｏの間の板厚部２１と一例の板厚部２１ａと
を可撓係止片６の背面２８に対する撓み阻止部となし、
該板厚部２１の端縁には、係合孔２０を連繋して前記抜
止突起４ｏに対する挿通溝４１を設けている。さらに、
前記操作片１７には、ハウジング本体２の切欠部１３に
係合する係止突起２２を設けである。
なお、上記ハウジング本体２の側壁１２を大きく切欠し
て、スペーサ４を側壁１２側がら挿入し、該スペーサ４
を順次仮係止及び本係止させる構造も可能である。
第２図は、該スペーサ４のスライド板１６をハウジング
本体２の横溝１１内に前方より挿入して、前記保合孔２
０（第１図参照）の前端面４２を抜止突起４０に係止さ
せると共に、蓋部１５を切欠部１３側に寄せて開口部３
に係合させ、操作片１７の係止突起２２を側壁面１２に
係止させた仮係止状態を示すものであり、前壁１０の半
円孔１４には、矩形溝１８が整合して、スペーサ４の仮
係止状態を目視確認可能としている。
第３図は、第２図のＸ−Ｘ断面、第４図は、同じ＜Ｙ−
Ｘ断面を示すものであり、後壁２３の開口２４から端子
収容室５に端子２５を挿入するに際して、端子２５に突
起部６ａを押された可撓係止片６は、スペーサ４のスラ
イド板１６の係合孔２０内に先端部６ｂを撓ませる。こ
の状態で端子２５の挿入を止めた所謂不完全挿入にあっ
ては、スペーサ４を矢印イ方向（第４図）に無理に押し
込もうとしても、スライド板１６の係合孔２０の内壁面
２６が可撓係止片６の一方の側面９ａに当接し、さらに
、該可撓係止片６の他方の側面９がハウジング本体２の
内壁面（当接壁部）８に突き当たって停止するから、ス
ペーサ４を押し込むことができない。従って、端子２５
の不完全挿入を検知することができ、また、可撓係止片
６が破損することもない。
第５図は、端子２５を完全に挿入し、スペーサ４を押し
込んで本係止させた状態を示すものであり、操作片１７
の係止突起２２は横溝１１の内側面２７に係合し、スラ
イド板１６の板厚部（撓み阻止部）２１，２１ａは、可
撓係止片６の背面２８に対向して位置し、該可撓係止片
６の背面２８方向への撓みを阻止して、端子２５を強固
に係止させている。
〔発明の効果〕
以上の如くに、本発明によれば、ハウジング本体への端
子の挿入が不完全である場合に、半ば強引にスペーサを
押しこんでも、可撓係止片が破損せず、スペーサの押し
込みを許さないから、端子の不完全挿入を検知すること
ができる。従って、不良品の流出が防止され、また、従
来のように、可撓係止片が破損してハウジング本体が使
用できなくなることがないから、再組付の手間がなくな
り、生産性が向上するものである。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の一実施例を示す分解斜視図、第２図は
同じく組み立てた状態の斜視図、第３図は第２図のＸ−
Ｘ断面図、 第４図はスペーサ仮係止状態を示す第２図のＹ−Ｘ断面
図、 第５図はスペーサ本係止状態を示す断面図、第６図は従
来例を示す縦断面図である。 １・・・端子係止コネクタ、２・・・ハウジング本体、
４・・・スペーサ、５・・・端子収容室、６・・・可撓
係止片、７・・・縦溝、８・・・内壁面（当接壁部）、
９・・・側面、１１・・・横溝、２０・・・保合孔、２
１．２１ａ・・・板厚部（撓み阻止部）、２５・・・端
子。 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 　ハウジング本体に、端子収容室に臨んで端子に係合す
    る可撓係止片を設け、該可撓係止片の撓みを許容する間
    隙に、該可撓係止片の撓みを阻止するスペーサを挿入す
    るコネクタにおいて、前記ハウジング本体内に、前記可
    撓係止片の側面に対面する当接壁部を設け、前記間隙内
    に前記スペーサを該可撓係止片の側面に直交する方向に
    スライド可能に設け、該スペーサには、該可撓係止片に
    対する係合孔と撓み阻止部とをスライド方向に順次形成
    して成ることを特徴とするコネクタ。
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