JP2011204580A - ホルダの取付構造 - Google Patents

ホルダの取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2011204580A
JP2011204580A JP2010072776A JP2010072776A JP2011204580A JP 2011204580 A JP2011204580 A JP 2011204580A JP 2010072776 A JP2010072776 A JP 2010072776A JP 2010072776 A JP2010072776 A JP 2010072776A JP 2011204580 A JP2011204580 A JP 2011204580A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
fuse
locking
plate
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010072776A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5513952B2 (ja
Inventor
Shin Nakayama
慎 中山
Takahiko Mitsui
隆彦 三井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2010072776A priority Critical patent/JP5513952B2/ja
Priority to US13/064,370 priority patent/US8414334B2/en
Priority to DE102011006143.6A priority patent/DE102011006143B4/de
Priority to CN201110072920.0A priority patent/CN102201305B/zh
Publication of JP2011204580A publication Critical patent/JP2011204580A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5513952B2 publication Critical patent/JP5513952B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/02Bases, casings, or covers
    • H01H9/04Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof casings
    • H01H9/042Explosion-proof cases
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H85/00Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
    • H01H85/02Details
    • H01H85/04Fuses, i.e. expendable parts of the protective device, e.g. cartridges
    • H01H85/041Fuses, i.e. expendable parts of the protective device, e.g. cartridges characterised by the type
    • H01H85/044General constructions or structure of low voltage fuses, i.e. below 1000 V, or of fuses where the applicable voltage is not specified
    • H01H85/045General constructions or structure of low voltage fuses, i.e. below 1000 V, or of fuses where the applicable voltage is not specified cartridge type
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H85/00Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
    • H01H85/02Details
    • H01H85/04Fuses, i.e. expendable parts of the protective device, e.g. cartridges
    • H01H85/05Component parts thereof
    • H01H85/143Electrical contacts; Fastening fusible members to such contacts
    • H01H85/147Parallel-side contacts
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H85/00Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
    • H01H85/02Details
    • H01H85/20Bases for supporting the fuse; Separate parts thereof
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H85/00Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
    • H01H85/02Details
    • H01H85/22Intermediate or auxiliary parts for carrying, holding, or retaining fuse, co-operating with base or fixed holder, and removable therefrom for renewing the fuse
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H85/00Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
    • H01H85/54Protective devices wherein the fuse is carried, held, or retained by an intermediate or auxiliary part removable from the base, or used as sectionalisers

Abstract

【課題】本発明は、強度を損なうことなく薄型化を図ったホルダの取付構造を提供することを目的とする。
【解決手段】ホルダの取付構造1は、電気部品としてのヒューズ11が取り付けられるホルダ本体3と、互いの間に前記ヒューズ11が位置付けられるように前記ホルダ本体3から立設する一対の板部8と、を有するホルダ2と、前記ホルダ2がスライド挿入可能に設けられ、前記ヒューズ11に接続される接続端子としての音叉型端子20が収容される収容部22を有するホルダ取付部5と、を備えている。前記板部8には、前記ホルダ本体3に連なる厚肉部8Aと、前記厚肉部8Aに連なり前記板部8の前記ホルダ本体3から離れた端部81に形成された前記厚肉部8Aより薄い薄肉部8Bと、が設けられ、前記薄肉部8Bには、前記ホルダ2が前記収容部22にスライド挿入されて前記ヒューズ11が前記音叉型端子20に接続される位置で前記ホルダ2に係止する本係止部12が設けられている。
【選択図】図6

Description

本発明は、例えば、電気部品が取り付けられたホルダを、電気接続箱に設けられたホルダ取付部に取り付けるホルダの取付構造に関するものである。
図10は、例えば時計などのイグニッションがオフされても電力の供給が必要な暗電流部品と電源との間に接続される暗電流ヒューズ115が取り付けられるホルダ102を電気接続箱に設けられたホルダ取付部105に取り付ける従来のホルダの取付構造101である(特許文献1を参照。)。
上記ホルダ102は、天井壁109と、該天井壁109の縁に連なる複数の周壁110と、によって箱状に形成されたホルダ本体103と、前記天井壁109から互いに間隔をあけて板状に立設した一対の係止壁部104と、を備えている。上記ホルダ本体103には、暗電流ヒューズ115が取り付けられている。また、一対の係止壁部104それぞれには、仮係止部111と、仮係止部111よりも係止壁部104の先端寄りに設けられた本係止部112と、が設けられている。また、図10に示す矢印Yは、係止壁部104が天井壁109から立設する方向を示し、矢印Xは、一対の係止壁部104が並ぶ方向を示している。
上記ホルダ取付部105は、底壁と、該底壁の縁に連なる複数の周壁114と、によって箱状に形成された取付部本体106と、前記底壁から矢印Yに沿って立設し、矢印X方向に弾性変形可能な一対の仮係止アーム107と、前記底壁から矢印Yに沿って立設し、矢印X方向に弾性変形可能な一対の本係止アーム108と、を備えている。また、仮係止アーム107と本係止アーム108とは、矢印Xに沿って前記係止壁部104を互いの間に挟む位置に設けられている。上記仮係止アーム107には、仮係止部111に係止する仮係止受け部116が設けられている。上記本係止アーム108には、本係止部112に係止する本係止受け部117が設けられている。また、各係止アーム107、108は、底壁に連なる一端から前記底壁から離れた他端までの矢印X方向の厚みが等しく形成されている。また、取付部本体106には、電源及び電装品回路に接続された雌型端子118が取り付けられている。
上述した従来のホルダ102をホルダ取付部105に取り付ける際には、暗電流ヒューズ115をホルダ本体103に取り付けた後、一対の係止壁部104を一対の仮係止アーム107間に侵入させるようにホルダ102をホルダ取付部105に近づけて、仮係止受け部116を仮係止部111に係止させる。この際、暗電流ヒューズ115と雌型端子118とは、互いに離間しており、電気的に遮断されている。さらに、ホルダ102をホルダ取付部105に近づけて、本係止受け部117を本係止部112に係止させる。このように、本係止受け部117を本係止部112に係止させると、暗電流ヒューズ115と雌型端子118とが電気的に接続される。
特開平5−159693号公報
近年、自動車に搭載される電子機器の増加に伴い、多くの電気部品が取り付けられる電機接続箱において、上述した暗電流ヒューズ115を断続させる機構を設けるための取付スペースを確保する必要があった。
そこで、前記係止アーム107、108(の矢印X方向)全体の厚みを薄くして、即ち前記ホルダ取付部105を薄型化して、前記電気部品を取り付けるための前記取付スペースの確保を試みていたが、前記係止アーム107、108全体の厚みを薄くすると、前記係止アーム107、108が曲がったり、折れてしまうおそれがあり、前記係止アーム107、108が、前記ホルダ102を保持するための強度を確保することが困難であった。
逆に、強度を確保するために、前記係止アーム107、108全体の厚みを厚く形成すると、ホルダ取付部105は、(矢印X方向)に大型化してしまう傾向にあった。即ち、従来のホルダの取付構造101では、前記係止アーム107、108が、前記ホルダ102を保持するための強度を確保することと、小型化(即ち、薄型化)とを両立することができなかった。
また、従来のホルダの取付構造101は、これら仮係止アーム107と、本係止アーム108とが、矢印Xに沿って並ぶ位置に設けられており、これら係止アーム107、108が、同じ(矢印X)方向に弾性変形するので、従来のホルダの取付構造101は、さらに大型化する傾向にあった。
そこで、本発明は、上記のような問題点に着目し、強度を損なうことなく薄型化を図ったホルダの取付構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載の本発明は、電気部品が取り付けられるホルダ本体と、互いの間に前記電気部品が位置付けられるように前記ホルダ本体から立設する一対の板部と、を有するホルダと、前記ホルダがスライド挿入可能に設けられ、前記電気部品に接続される接続端子が収容される収容部を有するホルダ取付部と、を備えたホルダの取付構造において、前記板部には、前記ホルダ本体に連なる厚肉部と、前記厚肉部に連なり前記板部の前記ホルダ本体から離れた端部に形成された前記厚肉部より薄い薄肉部と、が設けられ、前記薄肉部には、前記ホルダが前記収容部にスライド挿入されて前記電気部品が前記接続端子に接続される位置で前記ホルダに係止する本係止部が設けられていることを特徴としている。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の本発明において、前記板部が立設する第1の方向と前記一対の板部が並ぶ第2の方向との双方に対して直交する第3の方向に前記板部と並ぶ位置に前記板部と間隔をあけて設けられた前記第1の方向に延在するアーム部を備え、前記アーム部の前記板部から離れた外表面に、前記収容部に前記ホルダがスライド挿入されて前記電気部品が前記接続端子に接続されない位置で前記ホルダに係止する仮係止部が、設けられていることを特徴としている。
請求項3に記載の本発明は、請求項1または請求項2に記載の本発明において、前記アーム部は、前記ホルダ本体寄りの一端が前記ホルダ本体または前記板部に連なっており、 前記ホルダ本体から離れた他端が前記板部に連結されていることを特徴としている。
請求項4に記載の本発明は、請求項2または請求項3に記載の本発明において、前記収容部には、前記収容部に挿入された前記アーム部の前記板部から離れた外表面に当接する当接部が設けられていることを特徴としている。
以上説明したように請求項1に記載の本発明によれば、電気部品が取り付けられるホルダ本体と、互いの間に前記電気部品が位置付けられるように前記ホルダ本体から立設する一対の板部と、を有するホルダと、前記ホルダがスライド挿入可能に設けられ、前記電気部品に接続される接続端子が収容される収容部を有するホルダ取付部と、を備えたホルダの取付構造において、前記板部には、前記ホルダ本体に連なる厚肉部と、前記厚肉部に連なり前記板部の前記ホルダ本体から離れた端部に形成された前記厚肉部より薄い薄肉部と、が設けられ、前記薄肉部には、前記ホルダが前記収容部にスライド挿入されて前記電気部品が前記接続端子に接続される位置で前記ホルダに係止する本係止部が設けられているので、前記薄肉部は、前記厚肉部よりも弾性変形しやすくなり、よって、前記板部のうち前記薄肉部のみが弾性変形することで、前記板部全体が弾性変形するよりも小さいスペースで変形することとなるので、薄型化を図ったホルダの取付構造を提供することができる。
また、前記板部は、前記薄肉部のみの厚みが薄く形成されているので、前記板部全体の強度を確保することができる。
請求項2に記載の本発明によれば、前記板部が立設する第1の方向と前記一対の板部が並ぶ第2の方向との双方に対して直交する第3の方向に前記板部と並ぶ位置に前記板部と間隔をあけて設けられた前記第1の方向に延在するアーム部を備え、前記アーム部の前記板部から離れた外表面に、前記収容部に前記ホルダがスライド挿入されて前記電気部品が前記接続端子に接続されない位置で前記ホルダに係止する仮係止部が、設けられているので、前記板部が前記第2の方向に弾性変形自在に形成されており、前記アーム部が前記第3の方向に弾性変形自在に形成されているので、前記板部と前記アーム部とは互いに異なる方向に弾性変形することとなり、よって、前記板部が並ぶ前記第2の方向にさらに薄型化を図ったホルダの取付構造を提供することができる。
請求項3に記載の本発明によれば、前記アーム部は、前記ホルダ本体寄りの一端が前記ホルダ本体または前記板部に連なっており、前記ホルダ本体から離れた他端が前記板部に連結されている、即ち、前記アーム部は両持ち状に形成されていることとなるので、該アーム部の強度の向上を図ることができる。
請求項4に記載の本発明によれば、前記収容部には、前記収容部に挿入された前記アーム部の前記板部から離れた外表面に当接する当接部が設けられているので、前記アーム部の前記外表面と前記当接部とが当接することで、前記ホルダと前記ホルダ取付部とのガタつきを防ぐことができる。
本発明の一実施の形態に係るホルダの取付構造の仮係止部が仮係止受け部に係止した状態を示す斜視図である。 図1に示されたホルダの取付構造の本係止部が本係止受け部に係止した状態を示す斜視図である。 図1に示されたホルダの取付構造を構成するホルダの斜視図である。 図3に示されたホルダのIV―IV線に沿う断面図である。 図1に示されたホルダの取付構造のI―I線に沿う断面図である。 図1に示されたホルダの取付構造のII―II線に沿う断面図である。 図2に示されたホルダの取付構造のIII―III線に沿う断面図である。 図1に示されたホルダの取付構造の説明図であり、本係止部が本係止受け部に係止する様子を示す要部拡大図である。 図1に示されたホルダの取付構造の他の変形例を示す断面図である。 従来のホルダの取付構造の説明図であり、仮係止部が仮係止受け部に係止した状態を示す断面図である。
以下、本発明の一実施の形態にかかるホルダの取付構造1を図1ないし図8を用いて説明する。
図1、図2に示すように、本実施形態のホルダの取付構造1は、例えば、電気部品としてのヒューズ11が取り付けられるホルダ2と、自動車に搭載される電気接続箱などに設けられ、前記ホルダ2がスライド挿入可能に設けられた収容部22を有するホルダ取付部5と、を備えている。
上記ヒューズ11は、例えば時計などのイグニッションがオフされても電力の供給が必要な暗電流部品と電源との間に接続される。また、このヒューズ11は、前記電源と前記暗電流部品との間に接続されて、前記電源から前記暗電流部品に過電流が流れると溶断して前記暗電流部品への電力の供給を遮断する。また、前記暗電流部品に接続されるヒューズ11は、当該ヒューズ11を搭載した前記自動車のバッテリ上がりを防止するために、前記暗電流部品と前記電源との電気的な接続が遮断された状態(後述する、ホルダ2がホルダ取付部5の仮係止位置に位置付けられた状態)で輸送され、ユーザに納車される際に、前記ヒューズ11が前記電源と前記暗電流部品との間に接続されて、前記暗電流部品と前記電源とが電気的に接続される。
上記ホルダ2は、絶縁性の合成樹脂によって構成されている。また、ホルダ2は、図3などに示すように、ヒューズ11が取り付けられるホルダ本体3と、一対の脚部4と、を備えている。なお、図3において、ヒューズ11は省略されている。
上記ホルダ本体3は、矩形状に形成された本体部3Aと、一対の挟持部6と、一対の張出部7と、を備えている。前記本体部3Aの上面3aは平坦に形成されている。
上記一対の挟持部6は、前記本体部3Aから矢印Yに沿って立設し、互いに間隔をあけて矢印Xに沿って互いに対向するように設けられており、これら一対の挟持部6間に前記ヒューズ11を挟持する。
上記一対の張出部7は、前記本体部3Aの矢印X方向の両端部に、矢印Z方向の全長に亘って設けられている。前記一対の張出部7は、前記本体部3Aの矢印X方向の両端部それぞれから互いに離れる方向(矢印X)に突出するように設けられている。前記張出部7と、前記本体部3Aの上面3aとは、互いに面一に設けられている。
上記一対の脚部4は、前記ホルダ本体3から互いに間隔をあけて板状に立設し、互いの間に前記ヒューズ11を位置付ける一対の板部8と、各板部8が立設する第1の方向(矢印Y)と前記一対の板部8が並ぶ第2の方向(矢印Z)との双方に対して直交する第3の方向(矢印X)に前記板部8と並ぶ位置に前記板部8と間隔をあけて設けられた前記第1の方向(矢印Y)に延在する一対のアーム部9と、前記一対のアーム部9のホルダ本体3から離れた端部それぞれを前記板部8に連結する一対の連結部10と、を備えている。また、図1などに示された矢印Yは、ホルダ本体3から板部8が立設する方向、及び、特許請求項の範囲に示された「第1の方向」、を示しており、矢印Zは、矢印Yに対して直交(交差)する方向であり、かつ、一対の板部8が並ぶ方向、及び、特許請求項の範囲に示された「第2の方向」を示しており、矢印Xは、矢印Yと矢印Zとの双方に対して直交(交差)する方向であり、板部8のアーム部9が設けられる方向、及び、特許請求項の範囲に示された「第3の方向」を示している。
上記板部8には、図4に示すように、ホルダ本体3に連なる厚肉部8Aと、前記厚肉部8Aに連なる薄肉部8Bと、が設けられている。
上記薄肉部8Bは、前記一対の板部8の互いに相対する内表面から凹に形成されることで、当該薄肉部8Bは、(矢印Z方向の)厚みが、前記厚肉部8Aより薄く形成されている。この薄肉部8Bは、板部8の前記ホルダ本体3から離れた端部81に設けられており、前記端部81の矢印X方向の中央部のみに設けられている。また、前記薄肉部8Bは、前記厚肉部8Aよりも、(矢印Z方向の)厚みが、薄く形成されているので、前記薄肉部8Bは、前記厚肉部8Aよりも弾性変形しやすく形成されている。この薄肉部8Bには、各板部8の前記ヒューズ11から離れた側の外表面8aから凸に形成された本係止部12が設けられている。
上記本係止部12には、当該本係止部12のホルダ本体3寄りの端部から矢印Y方向の中央部に向かって前記外表面8aから離れる方向に傾斜した第1テーパ部12aと、前記本係止部12のホルダ本体3から離れた端部(即ち、前記板部8の端部81)から矢印Y方向の中央部に向かって前記外表面8aから離れる方向に傾斜した第2テーパ部12bと、が設けられている。前記第2テーパ部12bは、前記第1テーパ部12aよりも傾斜がゆるやかに形成されている。
上記アーム部9は、棒状に形成されている。また、アーム部9は、矢印X方向に弾性変形自在に形成されている。このアーム部9は、一端がホルダ本体3に連なり、かつ、他端が前記連結部10によって板部8の端部81に連結されており、前記アーム部9は両持ち状に形成されている。また、アーム部9には、仮係止部13が設けられている。この仮係止部13は、前記アーム部9の前記板部8から離れた側の外表面9aから凸に形成されている。また、前記仮係止部13は、アーム部9の矢印Y方向に中央部に設けられており、前記本係止部12よりも、前記ホルダ本体3寄りに位置している。
上記仮係止部13には、当該仮係止部13のホルダ本体3寄りの端部に、前記外表面9aに対して垂直な垂直面13aと、前記仮係止部13のホルダ本体3から離れた端部から矢印Y方向の中央部に向かって前記外表面9aから離れる方向に傾斜したテーパ部13bと、が設けられている。
上記電気接続箱は、自動車に搭載されて電源側からの電力を電子機器側に分配するためのものであり、前記ヒューズ11、リレー、コネクタなどを予め定められたパターンにしたがって互いに接続する複数のバスバと、該複数のバスバを取り付ける、絶縁性の合成樹脂によって板状に形成されたバスバ取付部と、前記バスバ取付部に前記ホルダ2を取り付けるホルダ取付部5と、を備えている。
上記バスバは、導電性の板金に打ち抜き加工や曲げ加工が施されて得られるものである。前記バスバには、図5に示すように、前記ヒューズ11、リレー、コネクタなどとそれぞれ接続する複数の音叉型端子20が一体に形成されている。この音叉型端子20は、矢印Yに沿って立設している。また、前記音叉型端子20は、前記ヒューズ11が挿入されるスリットが形成された平面視音叉型の形状をなしている。このスリットは、直線状に伸びているとともに、前記音叉型端子20の矢印Y方向の中央部から、前記バスバ取付部から離れた側の外縁までを切り欠いている。そして、前記ヒューズ11がこのスリットに挿入され、前記スリットの入口部分で前記音叉型端子20に弾性的に接触することにより、前記ヒューズ11が前記バスバに接続される構成となっている。前記音叉型端子20は、特許請求項の範囲に示された「接続端子」に相当する。
上記バスバ取付部には、複数の貫通孔が設けられており、この貫通孔に前記音叉型端子20の先端が通されることで、前記バスバ取付部には、前記音叉型端子20が取り付けられている。このように、前記バスバ取付部には、前記音叉型端子20が、当該バスバ取付部から立設するように取り付けられている。また、前記バスバ取付部には、リレーを取り付けるためのリレー取付部と、コネクタを取り付けるためのコネクタ取付部と、が設けられている。これらリレー取付部、コネクタ取付部には、当該リレー取付部、コネクタ取付部に取り付けられるリレー、コネクタなどの外形に沿って枠状に形成されている。そして、前記リレー取付部に、前記リレーが取り付けられると、前記リレーと前記バスバとが電気的に接続し、前記コネクタ取付部に、前記コネクタが取り付けられると、前記コネクタと前記バスバとが電気的に接続する。
上記ホルダ取付部5は、図1、図2などに示すように、絶縁性の合成樹脂からなり、かつ、前記電気接続箱に形成されている。前記ホルダ取付部5は、前記バスバ取付部に重ねられる。このホルダ取付部5には、前記ホルダ2がスライド挿入可能に設けられた収容部22が設けられている。なお、図1、図2は、前記電気接続箱の一部を示している。
上記収容部22は、図6、図7に示すように、前記ホルダ2がスライド挿入可能に設けられている。また、前記収容部22には、前記ヒューズキャビティ21bと、前記一対の脚部4それぞれが取り付けられる一対の脚部収容部16と、前記本係止部12が係止する本係止受け部17と、図9に示す、前記仮係止部13が係止する仮係止受け部18と、が設けられている。
上記ヒューズキャビティ21bには、前記ホルダ2に取り付けられたヒューズ11を収容するヒューズ収容部15と、一対の音叉型端子20それぞれを収容する一対の端子収容部14と、が設けられている。一対の端子収容部14は、ヒューズ収容部15を矢印Z方向に挟む位置に設けられている。
上記ヒューズ収容部15は、前記電気接続箱の前記ヒューズ11を搭載する搭載面5bから凹に形成されている。また、前記ヒューズ11を取り付けたホルダ2の本係止部12が前記ホルダ取付部5の本係止受け部18に係止すると、前記ヒューズ収容部15にヒューズ11が収容されることとなり、前記ヒューズ11と、前記端子収容部14に通された音叉型端子20と、が電気的に接続される。
上記端子収容部14は、矢印Yに沿って直線状に設けられており、前記ホルダ取付部5を貫通している。
上記一対の脚部収容部16は、矢印Z方向にヒューズキャビティ21bを挟む位置に設けられており、各脚部収容部16とヒューズキャビティ21b(の端子収容部14)とは隔壁22aによって仕切られている。また、前記脚部収容部16には、前記板部8の外表面8aに重ねられる内表面16aから凹に形成されており、前記本係止部12が通される溝部19が設けられている。
上記本係止受け部17は、凹に形成された前記溝部19の底部から凸に形成されている。この本係止受け部17はその凸の頂部から、前記内表面16aと相対する前記隔壁22aの表面16cまでの寸法が、厚肉部8Aの厚み(矢印Z方向)よりも僅かに大きくなるように形成されている。
上記仮係止受け部18は、前記脚部収容部16の前記アーム部9の外表面9aと対向する一対の内表面16bそれぞれに設けられている。この一対の仮係止受け部18は、前記脚部収容部16の開口寄りの端部に設けられ、かつ、各内表面16bから矢印Xに沿って互いに近付く方向に凸に突出している。また、前記仮係止受け部18が設けられていることで、前記脚部収容部16の開口部は、開口側が奥側より狭く形成されている。また、前記一対の仮係止受け部18間の矢印X方向の寸法は、前記一対のアーム部9の外表面9a間の寸法よりも僅かに大きく形成されている。
さらに、前記ホルダ取付部5の周辺には、複数のヒューズキャビティ21a、21cが設けられている。ヒューズキャビティ21a、21cと、ヒューズキャビティ21b(即ち、収容部22)とは、矢印Xに沿って並べられている。また、前記ヒューズキャビティ21a、21cには、(ホルダ2が取り付けられてない)ヒューズを収容するヒューズ収容部15と、一対の音叉型端子20それぞれを収容する一対の端子収容部14と、が設けられている。
上述したホルダの取付構造1について説明する。まず、一対の挟持部6間にヒューズ11を挟持させることでヒューズ11をホルダ本体3に取り付けて、一対の脚部4を脚部収容部16それぞれに挿入させるとともに、ヒューズキャビティ21bのヒューズ収容部15に前記ヒューズ11を近付けるように、ホルダ2を収容部22にスライド挿入する。さらに、ホルダ2を矢印Y方向の奥側にスライドさせると、仮係止部13のテーパ部13bが、仮係止受け部18に当接する。さらにスライドさせると、一対のアーム部9がテーパ部13bに沿って互いに近付く方向に弾性変形して仮係止部13が仮係止受け部18を乗り上げる。さらにスライドさせると、仮係止部13が仮係止受け部18を乗り越えて、一対のアーム部9が弾性変形する前の状態に復元した後、本係止部12の第2テーパ部12bが、本係止受け部17に当接する。この際、仮係止部13は、仮係止受け部18よりも矢印Y方向の奥側に位置している。こうして、ホルダ2は、図5、図6に示すように、ホルダ取付部5の仮係止位置に位置付けられる。また、ホルダ2がホルダ取付部5の仮係止位置に位置付けられた仮係止状態では、ホルダ2に取り付けられたヒューズ11と、バスバの音叉型端子20とが、電気的に接続されていない(遮断されている)。
次に、ホルダ2に取り付けられたヒューズ11を断続させる機構について説明する。前述したホルダ2に取り付けられたヒューズ11と、バスバの音叉型端子20とを、電気的に接続する際には、本係止部12の第2テーパ部12bと本係止受け部17とが当接し、かつ、前述したホルダ2に取り付けられたヒューズ11と、バスバの音叉型端子20とが、電気的に接続されていない(遮断されている)仮係止状態において、ホルダ本体3の上面3aを、ホルダ取付部5に近付く方向(矢印Y)に押しつけると、ホルダ2がホルダ取付部5に近付く方向に動かされて、図8に示すように、一対の板部8のうち一対の薄肉部8Bが本係止部12の第2テーパ部12bに沿って互いに近付く方向に弾性変形して本係止部12が本係止受け部17を乗り上げる。さらに押しつけると、図7に示すように、本係止部12が本係止受け部17を乗り越える。このように、本係止部12が本係止受け部17を乗り越えると、一対の板部8のうち一対の薄肉部8Bが弾性変形する前の状態に復元して、当該本係止部12が本係止受け部17に係止する。こうしてホルダ2は、ホルダ取付部5の本係止位置に位置付けられると同時に、音叉型端子20とヒューズ11とが電気的に接続される。
また、ホルダ2に取り付けられたヒューズ11と、音叉型端子20とを、電気的に遮断する際には、図7に示すように、本係止部12の第1テーパ部12aと本係止受け部17とが当接し、ホルダ2に取り付けられたヒューズ11と、音叉型端子20とが、電気的に接続された本係止状態において、ホルダ本体3の張出部7に指先を引っ掛けるように当該張出部7をつまんでホルダ取付部5から離れる方向(矢印Y)に引き上げると、一対の板部8のうち一対の薄肉部8Bが第1テーパ部12aに沿って互いに近付く方向に弾性変形して本係止部12が本係止受け部17を乗り上げる。さらに引き上げると、本係止部12が本係止受け部17を乗り越える。図6に示すように、本係止部12が本係止受け部17を乗り越えると、一対の薄肉部8Bが弾性変形する前の状態に復元して、本係止部12と本係止受け部17との係止が解除される、と同時に、音叉型端子20とヒューズ11との電気的な接続が遮断される。こうしてホルダ2は、ホルダ取付部5の本係止位置から仮係止位置に位置付けられる。また、図5に示すように、仮係止部13には垂直面13aが設けられているので、ホルダ2がホルダ取付部5から離れる方向にさらに引き上げられた際においても、垂直面13aと係止受け部18とが当接することで、ホルダ取付部5に対するホルダ2の移動が阻止される。
また、ホルダ2をホルダ取付部5から取り外す(抜き取る)際には、ホルダ2は、ホルダ取付部5の仮係止位置に位置付けられており、アーム部9の仮係止部13よりもホルダ本体3側が露出しているので、このアーム部9の露出した部分を引き上げると、仮係止部13の垂直面13aと仮係止受け部18とが当接する。仮係止部13の垂直面13aと仮係止受け部18とが当接した状態で、一対のアーム部9が互いに近付く方向につまんでさらに引き上げると、一対のアーム部9が垂直面13aに沿って互いに近付く方向に弾性変形して仮係止部13が仮係止受け部18を乗り上げる。仮係止部13が仮係止受け部18を乗り上げた状態でさらに引き上げると、仮係止部13が仮係止受け部18を乗り越える。このように、仮係止部13が仮係止受け部18を乗り越えると、一対のアーム部9が弾性変形する前の状態に復元する、と同時に、ホルダ2はホルダ取付部5から取り外される(抜き取られる)。
上述した実施形態によれば、電気部品としてのヒューズ11が取り付けられるホルダ本体3と、互いの間に前記ヒューズ11が位置付けられるように前記ホルダ本体3から立設する一対の板部8と、を有するホルダ2と、前記ホルダ2がスライド挿入可能に設けられ、前記ヒューズ11に接続される接続端子としての音叉型端子20が収容される収容部22を有するホルダ取付部5と、を備えたホルダの取付構造1において、前記板部8には、前記ホルダ本体3に連なる厚肉部8Aと、前記厚肉部8Aに連なり前記板部8の前記ホルダ本体3から離れた端部81に形成された前記厚肉部8Aより薄い薄肉部8Bと、が設けられ、前記薄肉部8Bには、前記ホルダ2が前記収容部22にスライド挿入されて前記ヒューズ11が前記音叉型端子20に接続される(本係止)位置で前記ホルダ2に係止する本係止部12が設けられているので、前記薄肉部8Bは、前記厚肉部8Aよりも弾性変形しやすくなり、よって、前記板部8のうち前記薄肉部8Bのみが弾性変形することで、前記板部8全体が弾性変形するよりも小さいスペースで変形することとなるので、薄型化を図ったホルダの取付構造1を提供することができる。
また、前記板部8は、前記薄肉部8Bのみの厚みが薄く形成されているので、前記板部8全体の強度を確保することができる。
また、前記板部8が立設する第1の方向(矢印Y)と前記一対の板部8が並ぶ第2の方向(矢印Z)との双方に対して直交する第3の方向(矢印X)に前記板部8と並ぶ位置に前記板部8と間隔をあけて設けられた前記第1の方向(矢印Y)に延在するアーム部9を備え、前記アーム部9の前記板部8から離れた外表面9aに、前記収容部22に前記ホルダ2がスライド挿入されて前記ヒューズ11が前記音叉型端子20に接続されない(仮係止)位置で前記ホルダ2に係止する仮係止部13が、設けられているので、前記板部8が前記第2の方向(矢印Z)に弾性変形自在に形成されており、前記アーム部9が前記第3の方向(矢印X)に弾性変形自在に形成されているので、前記板部8と前記アーム部9とは互いに異なる方向に弾性変形することとなり、よって、前記板部8が並ぶ前記第2の方向(矢印Z)にさらに薄型化を図ったホルダの取付構造1を提供することができる。
また、ホルダ本体3の上面3aは平坦に形成されているので、ホルダ2をホルダ取付部5に容易に押し付けることができる。また、ホルダ本体3には張出部7が設けられているので、この張出部7に指先を引っ掛けるように当該張出部7をつまんで引き上げることで、容易にホルダ2をホルダ取付部5から引き上げることができる。
また、前記ヒューズ11を交換する際には、ホルダ2を、ホルダ取付部5の仮係止位置に位置付けて、アーム部9の露出した部分をつまんで引き上げることで、仮係止部13と仮係止受け部18との係止を解除する。こうして、ホルダ2はホルダ取付部5から取り外される。そして、ホルダ2に取り付けられたヒューズ11を交換する。このように、一対のアーム部9を互いに近付く方向につまんで引き上げる容易な作業で、仮係止部13と仮係止受け部18との係止を解除し、ホルダ2をホルダ取付部5から取り外すことができるので、マイナスドライバなどの係止解除具を用いることなく、前記ヒューズ11を交換することができる。
また、前記アーム部9は、前記ホルダ本体3寄りの一端が前記ホルダ本体3または前記板部8に連なっており、前記ホルダ本体3から離れた他端が前記板部8に連結されている、即ち、前記アーム部9は両持ち状に形成されていることとなるので、該アーム部9の強度の向上を図ることができる。
なお、上述した実施形態によれば、前記一対の仮係止受け部18間の矢印X方向の寸法は、前記一対のアーム部9の外表面9a間の寸法よりも僅かに大きく形成されており、係止受け部18とアーム部9の外表面9aとの間には隙間があいているが、本発明はこれに限ったものではなく、仮係止受け部18には、図9に示すように、アーム部9の外表面9aに隙間なく当接する当接部18Aが設けられていてもよい。前記仮係止受け部18には、前記アーム部9の前記外表面9aに当接する当接部18Aが設けられているので、前記外表面9aと前記当接部18Aとが当接することで、前記仮係止状態において、前記ホルダ2と前記ホルダ取付部5とのガタつきを防ぐことができる。また、図9において、前述した実施形態と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
また、上述した実施形態によれば、前記電気部品として、前記暗電流部品に接続されるヒューズ11が用いられているが、本発明はこれに限ったものではなく、前記接続端子としての音叉型端子20に接続される(前記暗電流部品以外の電流部品に接続される)ヒューズ、リレー、コネクタであってもよい。
また、上述した実施形態によれば、前記本係止部12は、前記一対の板部8の前記ヒューズ11から離れた側の外表面8aに設けられているが、本発明はこれに限ったものではなく、一対の板部8の互いに相対する内表面に前記本係止受け部17に係止可能に設けられていてもよい。また、前記本係止部12は、外表面8aから凸に形成されているが、本発明はこれに限ったものではなく、前記本係止部12は、前記本係止受け部17に係止可能な凹に形成されていてもよい。
また、上述した実施形態によれば、ホルダ2には、アーム部9が設けられているが、本発明はこれに限ったものではなく、アーム部9はなくてもよい。
また、上述した実施形態によれば、アーム部9は、ホルダ本体3寄りの一端がホルダ本体3に連なっているが、本発明はこれに限ったものではなく、アーム部9はホルダ本体3寄りの一端が板部8に連なっていてもよい。
また、上述した実施形態によれば、アーム部9は、ホルダ本体3寄りの一端が前記ホルダ本体3に連なっており、他端が、連結部10によって前記板部8に連結されているが、本発明はこれに限ったものではなく、アーム部9の他端は、前記板部8に連結されていなくてもよい。
また、上述した実施形態によれば、接続端子として、複数の音叉型端子20はバスバに一体に形成されているが、本発明はこれに限ったものではなく、バスバまたは電線に接続された雌型端子であればよい。
また、前述した実施形態は、本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 ホルダの取付構造
2 ホルダ
3 ホルダ本体
5 ホルダ取付部
8 板部
8A 厚肉部
8B 薄肉部
81 端部
9 アーム部
9a 外表面
11 ヒューズ(電気部品)
12 本係止部
20 音叉型端子(接続端子)
22 収容部
矢印Y 第1の方向
矢印Z 第2の方向

Claims (4)

  1. 電気部品が取り付けられるホルダ本体と、互いの間に前記電気部品が位置付けられるように前記ホルダ本体から立設する一対の板部と、を有するホルダと、
    前記ホルダがスライド挿入可能に設けられ、前記電気部品に接続される接続端子が収容される収容部を有するホルダ取付部と、を備えたホルダの取付構造において、
    前記板部には、前記ホルダ本体に連なる厚肉部と、前記厚肉部に連なり前記板部の前記ホルダ本体から離れた端部に形成された前記厚肉部より薄い薄肉部と、が設けられ、
    前記薄肉部には、前記ホルダが前記収容部にスライド挿入されて前記電気部品が前記接続端子に接続される位置で前記ホルダに係止する本係止部が設けられている
    ことを特徴とするホルダの取付構造。
  2. 前記板部が立設する第1の方向と前記一対の板部が並ぶ第2の方向との双方に対して直交する第3の方向に前記板部と並ぶ位置に前記板部と間隔をあけて設けられた前記第1の方向に延在するアーム部を備え、
    前記アーム部の前記板部から離れた外表面に、前記収容部に前記ホルダがスライド挿入されて前記電気部品が前記接続端子に接続されない位置で前記ホルダに係止する仮係止部が、設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のホルダの取付構造。
  3. 前記アーム部は、前記ホルダ本体寄りの一端が前記ホルダ本体または前記板部に連なっており、
    前記ホルダ本体から離れた他端が前記板部に連結されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のホルダの取付構造。
  4. 前記収容部には、前記収容部に挿入された前記アーム部の前記板部から離れた外表面に当接する当接部が設けられていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のホルダの取付構造。
JP2010072776A 2010-03-26 2010-03-26 ホルダの取付構造 Active JP5513952B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010072776A JP5513952B2 (ja) 2010-03-26 2010-03-26 ホルダの取付構造
US13/064,370 US8414334B2 (en) 2010-03-26 2011-03-22 Holder-mounting structure
DE102011006143.6A DE102011006143B4 (de) 2010-03-26 2011-03-25 Montageaufbau für eine Halterung
CN201110072920.0A CN102201305B (zh) 2010-03-26 2011-03-25 保持器的安装结构

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010072776A JP5513952B2 (ja) 2010-03-26 2010-03-26 ホルダの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011204580A true JP2011204580A (ja) 2011-10-13
JP5513952B2 JP5513952B2 (ja) 2014-06-04

Family

ID=44586216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010072776A Active JP5513952B2 (ja) 2010-03-26 2010-03-26 ホルダの取付構造

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8414334B2 (ja)
JP (1) JP5513952B2 (ja)
CN (1) CN102201305B (ja)
DE (1) DE102011006143B4 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5201153B2 (ja) * 2010-01-13 2013-06-05 第一精工株式会社 電気コネクタ及び電気コネクタ組立体
JP5912610B2 (ja) * 2012-02-07 2016-04-27 矢崎総業株式会社 ねじ締めブロックの係止構造
US10692679B2 (en) * 2012-04-18 2020-06-23 Eaton Intelligent Power Limited Modular fuse removal tool accessory, kit, and systems for fusible disconnect device
JP5900409B2 (ja) * 2013-05-07 2016-04-06 住友電装株式会社 電気接続箱
JP2016091624A (ja) * 2014-10-30 2016-05-23 太平洋精工株式会社 多極型ヒュージブルリンクに取り付けられるハウジング、ヒューズ、及びヒューズボックス
JP6601330B2 (ja) * 2016-07-01 2019-11-06 住友電装株式会社 暗電流回路の断続構造を備えた電気接続箱
JP7206536B2 (ja) * 2017-09-22 2023-01-18 リテルフューズ、インコーポレイテッド 集積ヒューズモジュール

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0545875U (ja) * 1991-11-20 1993-06-18 矢崎総業株式会社 ヒユーズプラー
JPH06150806A (ja) * 1992-11-13 1994-05-31 Yazaki Corp ヒューズブロックにおけるミニヒューズ保持構造

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4137478A1 (de) * 1991-11-14 1993-05-19 Niedecker Herbert Zweiteiliger kunststoff-clip zum verschliessen von wursthuellen, beuteln o. dgl.
US5171293A (en) * 1991-12-05 1992-12-15 Yazaki Corporation Fuse box assembly
JP2634524B2 (ja) 1991-12-06 1997-07-30 矢崎総業株式会社 暗電流ヒューズの断続機構
JP2879811B2 (ja) 1993-07-02 1999-04-05 矢崎総業株式会社 暗電流ヒューズの断続機構及びそれを備えた電気接続箱
JP3083061B2 (ja) * 1995-01-20 2000-09-04 矢崎総業株式会社 ヒューズ接続構造
US5816858A (en) * 1996-04-15 1998-10-06 Yazaki Corporation Fuse holder with cover
US5751208A (en) * 1996-08-15 1998-05-12 Alcoa Fujikura Ltd. Temporary fuse disconnect system
US6033252A (en) * 1998-01-14 2000-03-07 Lear Automotive Dearborn, Inc. Component retaining device
DE19903078A1 (de) * 1999-01-27 2000-08-03 Wilo Gmbh Spalttopf für Kreiselpumpe
JP2004032839A (ja) * 2002-06-21 2004-01-29 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気接続箱
US7612646B2 (en) * 2003-04-04 2009-11-03 Yazaki Corporation Fuse cavity structure and electric connection box
US7825766B2 (en) * 2008-07-25 2010-11-02 Cooper Technologies Company Touch safe fuse module with ampacity rejection
KR101373727B1 (ko) * 2007-10-02 2014-03-13 타이코에이엠피(유) 차량용 로우 프로파일 퓨즈의 결속장치
DE102008008374A1 (de) * 2008-02-09 2009-08-13 Abb Ag Installationsschaltgerät
JP5202204B2 (ja) 2008-09-17 2013-06-05 株式会社日立製作所 データ管理システム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0545875U (ja) * 1991-11-20 1993-06-18 矢崎総業株式会社 ヒユーズプラー
JPH06150806A (ja) * 1992-11-13 1994-05-31 Yazaki Corp ヒューズブロックにおけるミニヒューズ保持構造

Also Published As

Publication number Publication date
US8414334B2 (en) 2013-04-09
CN102201305B (zh) 2014-04-02
US20110237129A1 (en) 2011-09-29
DE102011006143A1 (de) 2011-09-29
DE102011006143B4 (de) 2019-06-27
CN102201305A (zh) 2011-09-28
JP5513952B2 (ja) 2014-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5513952B2 (ja) ホルダの取付構造
JP5221255B2 (ja) 電気接続箱
CN102403683B (zh) 连接器盖和设置有该连接器盖的接线盒单元
EP2568539B1 (en) Conductor connection tool and relay unit comprising the same
JP5606830B2 (ja) 電気接続箱
EP2432091B1 (en) Bracket structure of electrical connection box
JP2001210419A (ja) 雌型端子
JP2009022070A (ja) 自動車用の電気接続箱
JP2011101502A (ja) 電気接続箱
EP3151345A1 (en) Electric connector
JP2013020849A (ja) ヒューズホルダ、該ヒューズホルダを用いたヒューズの接続方法、該ヒューズホルダを備えたヒューズの接続構造
JP2019139916A (ja) 暗電流回路の断続構造およびそれを備えた電気接続箱
WO2012067255A1 (en) Terminal connection structure
JP2014054005A (ja) 電気接続箱
US7314376B2 (en) Electric distribution box
KR101653062B1 (ko) 전기 커넥터
JP4601486B2 (ja) バスバー取付け構造
JP5513951B2 (ja) 部品付きホルダの取付構造
JP2009117182A (ja) 直付けコネクタ
JP2006115638A (ja) 電気接続箱
JP2015118790A (ja) 圧着端子用コンタクトとケーブル用電気コネクタ
JP4861291B2 (ja) ヒュージブルリンクユニットの支持構造
JP2002305828A (ja) 電気接続箱とコネクタハウジングとの固定構造
CN108174621B (zh) 连接器单元、装入电气部件的连接器以及带连接器的电气部件
JP2005287203A (ja) 電気接続箱

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140318

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140328

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5513952

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250