JP5900409B2 - 電気接続箱 - Google Patents
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Description
本発明は、自動車等に搭載される電気接続箱に係り、特に、リレーの浮き上がりを防止する機能を備えた電気接続箱に関するものである。
従来から、自動車等に搭載される電気接続箱は、リレーやヒューズ、電線等が装着される箱本体と、かかる箱本体の上下側の開口部を覆うアッパカバーやロアカバーといった蓋体とを備えた構造とされている。
ところで、このような電気接続箱には、車両走行時等の振動により、箱本体に装着されたリレーやヒューズ等が浮き上がるおそれがあり、内部回路の導通安定性が確保されない場合があった。そこで、実開昭61−166453号公報(特許文献1)には、蓋体に装着されるヒューズプラーを、僅かな隙間を隔ててヒューズに対向配置させ、ヒューズが浮き上がった際にはヒューズプラーと当接して完全な浮き上がりを阻止する構造が提案されている。
ところが、特許文献1の構造では、ヒューズの浮き上がり防止機能が、ヒューズプラーに依存していることから、車両メンテナンス時にヒューズプラーを付け忘れた際には、ヒューズの浮き上がり防止機能が発揮されないという問題を内在していた。
また、ヒューズに比べて重量が大きいリレーについては、振動等により浮き上がる可能性が大きい。従って、リレーについてもヒューズに増して浮き上がりを防止する対策が望まれるが、特許文献1の構造をそのまま適用するには問題があった。すなわち、リレーは発熱性が高いことから、ヒューズプラーの如き容量の大きな部品を近接させることは、リレーの放熱性を阻害して、リレー自体の機能や性能に悪影響を与えるおそれがあるからである。
それ故、従来では、実開昭62−19021号公報(特許文献2)に記載の如く、蓋体に別途リレー浮き上がり防止専用のボスを突出させて浮き上がりを防止する対策を取っていたが、省スペース化やコスト削減の要求に対して、更なる対策が求められていた。
本発明は、上述の事情を背景に為されたものであって、その解決課題は、浮き上がり防止専用のボスを設けることなく、リレーの放熱性を確保しつつリレーの浮き上がりを確実に防止し得る、新規な構造の電気接続箱を提供することにある。
以下、前述の如き課題を解決するために為された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の組み合わせで採用可能である。
本発明の第一の態様は、リレーが装着される箱本体と、該箱本体の開口部を覆蓋する蓋体とを備えた電気接続箱において、前記蓋体の内面には、ヒューズプラーを保持する保持突起が突設されており、該保持突起が前記ヒューズプラーよりも前記リレー側に突出することで、前記リレーの浮き上がりを抑えるように配置されていることを特徴とする。
本態様によれば、保持突起が前記ヒューズプラーよりも前記リレー側に突出することで、前記リレーの浮き上がりを抑えるように配置されている。これにより、車両走行時の振動等によりリレーが浮き上がるようなことがあっても、保持突起に当接して、リレーの浮き上がりが防止される。
さらに、保持突起はそもそもヒューズプラーを保持するものであることから、別途リレーの浮き上がり防止用のボス等を設ける必要がない。従って、ヒューズプラー保持突起とリレー浮き上がり防止用ボスとの共用化を図ることができ、部品点数の削減や省スペース化を図ることができる。例えば、蓋体の大部分の領域をヒューズプラー保持領域としなければならない小型の電気接続箱の場合でも、リレーの浮き上がり防止対策を図ることができるのである。
しかも、リレーの浮き上がり防止機能が保持突起に保持されるヒューズプラーに依存していないことから、ヒューズプラーを付け忘れた場合にもリレー浮き上がり防止効果が担保されると共に、車種違いや顧客の要望等によりヒューズプラーが不要な場合でも、電気接続箱自体の設計変更なくリレー浮き上がり防止機能が確保できるのである。
加えて、保持突起が前記ヒューズプラーよりも前記リレー側に突出することで、前記リレーの浮き上がりを抑えるように配置されていることから、リレーとヒューズプラーの間に隙間を確保することができる。これにより、発熱性の高いリレーとヒューズプラーとの距離を確保して、リレーの放熱性を確保しつつ、リレーの浮き上がりを防止することが達成できるのである。
本発明の第二の態様は、前記第一の態様に記載のものにおいて、前記保持突起が、前記ヒューズプラーのヒューズ把持部を保持する把持部保持突起と、前記ヒューズプラーの取っ手部を保持する取っ手部保持突起を含んでいる一方、前記把持部保持突起と前記取っ手部保持突起が、前記リレーの対向面における対角部に対向配置されているものである。
本態様においては、ヒューズプラーの保持突起が、相互に離隔する把持部保持突起と取っ手部保持突起に分散されることを巧く利用して、それらをリレーの対角部に対向配置することで、振動等によるリレーの浮き上がりを確実且つ効率的に抑えることができる。
本発明においては、保持突起が前記ヒューズプラーよりも前記リレー側に突出することで、前記リレーの浮き上がりを抑えるように配置されている。従って、車両走行時の振動等によりリレーが浮き上がることがあっても、保持突起に当接して、リレーの浮き上がりが防止される。加えて、発熱性の高いリレーとヒューズプラーとの距離を確保して、リレーの放熱性を確保できる。さらに、ヒューズプラー保持突起とリレー浮き上がり防止用ボスとの共用化を図ることができ、部品点数の削減や省スペース化が図れる。しかも、リレーの浮き上がり防止機能がヒューズプラーに依存していないことから、ヒューズプラーを付け忘れてもリレー浮き上がり防止効果が担保される。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1〜6に、本発明の一実施形態としての電気接続箱10を示す。電気接続箱10は、自動二輪車等の図示しない車両の適所に配設されてバッテリーから供給される電力をモータやランプ等の車載電装品に分配する機能を担っている。なお、電気接続箱10は、図1の上下方向を鉛直方向として車両へ搭載される。なお、以下の説明において、特に断りのない限り、上下方向とは図1における上下方向を、また、前後方向とは図1における左右方向を言うものとする。
より詳細には、電気接続箱10は、図1に示されているように、箱本体12と、箱本体12の上方開口部14を覆う蓋体としてのアッパカバー16と、箱本体12の下方開口部18を覆う蓋体としてのロアカバー20を含んで構成されている。これら箱本体12とアッパカバー16およびロアカバー20は、何れも合成樹脂により形成されている。
箱本体12は、全体として長手矩形ブロック形状を呈し、図3に示されているように、箱本体12の上面には、複数のリレー装着部22a,22b(本実施形態では2つ)や複数のヒューズ装着部24(本実施形態では6つ)が、上方に向かって開口形成されている。図4に示されているように、箱本体12の下面には、複数の端子収容孔26が下方に向かって開口形成されており、電線28の端末に圧着された圧着端子30が端子収容孔26に収容配置されるようになっている。さらに、箱本体12には、内部回路を構成する図示しないバスバーが、図示しないバスバー収容溝等に収容配置されるようになっている。なお、図面の明瞭化の目的から、電線28および圧着端子30は、図4にのみ仮想線で示し、他の図における図示を省略している。
そして、箱本体12の上面側から、各リレー装着部22や各ヒューズ装着部24に対して、リレー32a,32bやヒューズ34が装着されると、リレー32a,32bやヒューズ34から突出する各タブ端子36が、電線28の端末の圧着端子30や図示しないバスバー等に接続されて導通されるようになっている。
箱本体12の幅方向(図3中、上下方向)で対向する周壁38a,38cの外周面には、図示しない固定用ブラケットに装着されるロック嵌合部40,42がそれぞれ突設されており、ロック嵌合部40,42を図示しない固定用ブラケットに嵌合させることにより、電気接続箱10が車両の所定位置に安定して保持されるようになっている。
箱本体12の長手方向(図3中の左右方向)で対向する周壁38b,38dには、箱本体12の上方開口部14近傍において、それぞれ平面視でコ字状のロック枠体44が突設されている。また、箱本体12の周壁38b,38dにおける下方開口部18近傍において、それぞれ2つのロック突部46,46が周方向に離隔して突設されている。
ロアカバー20は、上方に開口する有底箱体形状を有しており(図4参照)、平面視において、箱本体12の下面と略同一の長手矩形状に形成されている(図5参照)。ロアカバー20の幅方向(図5中、上下方向)で対向する周壁50a,50cの外面は何も突設されない平坦面とされている。一方、ロアカバー20の長手方向(図5中の左右方向)で対向する周壁50b,50dの開口側端部には、箱本体12のロック突部46と対向する位置に、それぞれ2つの弾性ロック片52,52が、片持ち梁状に上方に向かって突設されている(図1参照)。各弾性ロック片52は、逆U字形状で周壁50b,50dの開口側端部から上方に向かって突出しており、突出先端部に設けられた係合部54が箱本体12に設けられたロック突部46に係合されて、ロアカバー20が箱本体12の下方開口部18への装着状態にロックされるようになっている。
また、図5に示されているように、ロアカバー20には、周壁50bにおける弾性ロック片52に挟まれた中央部分において、電線導出孔56が、ロアカバー20の周壁50における開口端面58に開口して貫設されており、箱本体12に装着された電線28を電線導出孔56から外部に引き出せるようになっている。
次に、アッパカバー16は、下方に開口する有底箱体形状を有しており(図4参照)、平面視において、箱本体12の上面と略同一の長手矩形状に形成されている(図3参照)。アッパカバー16の長手方向(図2中の左右方向)で対向する周壁60b,60dには、箱本体12のロック枠体44と対向する位置に、それぞれ弾性ロック片62,62が、周壁60b,60dとの間に隙間を隔てて片持ち梁状に突設されている。各弾性ロック片62の突出先端部には、外方に向かって突出するロック爪部64,64がそれぞれ設けられている(図4参照)。なお、アッパカバー16の幅方向(図2中の上下方向)で対向する周壁60a,60cの外面は、何も突設されない平坦面とされている。
このようなアッパカバー16を箱本体12の上方開口部14に組み付ける際には、図4に示すように、アッパカバー16の周壁60の内周面が、箱本体12の周壁38の上端部分の外周面に重ね合されるように挿し入れられる。さらに、アッパカバー16が箱本体12側に押し込まれると、アッパカバー16の弾性ロック片62,62の各ロック爪部64が、箱本体12のロック枠体44に当接し、弾性ロック片62,62が内方に撓み変形して更なる押し込みが許容される。そして、ロック爪部64,64がロック枠体44,44を乗り越えて弾性ロック片62,62が弾性復帰されると、各ロック爪部64がロック枠体44に係合して、アッパカバー16が箱本体12の上方開口部14への装着状態にロックされるのである。
一方、アッパカバー16の上底部66の内面68において、箱本体12への組み付け時にヒューズ装着部24と対向する位置には、予備ヒューズ保持部70が設けられており、予備のヒューズ34が収容保持されている。また、図4に示されているように、アッパカバー16の上底部66の内面68において、箱本体12への組み付け時にリレー32aと対向する位置には、リレー32aに向かって突出する押え突起72が設けられている。押え突起72の突出端面74は、図4に示すように、リレー32aに対して僅かな隙間を隔てて対向配置されるようになっている。
また、アッパカバー16の上底部66の内面68において、箱本体12への組み付け時にリレー32bと対向する位置には、リレー32bに向かって突出する保持突起76が設けられている。図6に示されているように、保持突起76は、ヒューズプラー78を着脱自在に嵌合保持するものであって、ヒューズプラー78のヒューズ把持部80を保持する把持部保持突起82と、ヒューズプラー78の取っ手部84を保持する取っ手部保持突起86を含んでいる構成されている。しかも、図3に仮想線で示すように、把持部保持突起82と取っ手部保持突起86は、リレー32bの対向面における対角部に対向する位置に設けられている。より詳細には、図6に示されているように、把持部保持突起82は、把持部規制板部88と、把持部規制板部88と所定間隔をあけて両側に突出する側部押さえ板部90,90と、これら側部押さえ板部90,90の一方の端部を直線状に連結した抜け止め部92とを含んで構成されている。一方、取っ手部保持突起86は、円柱状保持部94と、円柱状保持部94から連続した直線状の回り止め部96と、回り止め部96の先端に連続する抜け止め部98とを含んで構成されている。
一方、ヒューズプラー78は、図6に示されているように、略半円弧形状の弾性連結部100と、弾性連結部100の両端より連続して延在する一対のヒューズ把持部80,80と、これらヒューズ把持部80,80と反対側に延在する取っ手部84,84とを含んで構成されている。また、ヒューズ把持部80,80の先端には内方へ突出する係止爪102,102が設けられている。保持突起76の突出端面104は、図4に示されているように、保持突起76に保持された上述の如き構成のヒューズプラー78よりもリレー32b側に突出することで、リレー32bの浮き上がりを抑えるように配置されるようになっている。
上記の如き構成とされた本実施形態の電気接続箱10においては、押え突起72の突出端面74や保持突起76の突出端面104が、リレー32a,32bに対して僅かな隙間を隔てて対向配置されていることから、車両走行時の振動等によりリレー32a,32bが浮き上がった際に、リレー32a,32bが押え突起72や保持突起76に当接することで、リレー装着部22a,22bからのリレー32a,32bの抜け出しが防止されるようになっているのである。加えて、ヒューズプラー78とリレー32bの間に十分な隙間:S(図5参照)を確保することができることから、一般に発熱性の高いリレー32bとヒューズプラー78との距離を確保して、リレー32bの放熱性を確保しつつ、リレー32a,32bの浮き上がりを防止することが達成できるのである。
しかも、リレー32bの浮き上がり防止機能が保持突起76に保持されるヒューズプラー78に依存していないことから、ヒューズプラー78を付け忘れた場合にもリレー浮き上がり防止効果が担保されると共に、車種違いや顧客の要望等によりヒューズプラー78が不要な場合でも、電気接続箱10自体の設計変更なくリレー浮き上がり防止機能が確保できるのである。
さらに、保持突起76はそもそもヒューズプラー78を保持するものであることから、別途リレー32bの浮き上がり防止用のボス等を設ける必要がない。従って、ヒューズプラー78の保持突起76とリレー浮き上がり防止用ボスとの共用化を図ることができ、部品点数の削減や省スペース化を図ることができる。例えば、アッパカバー16の上底部66の内面68における大部分の領域をヒューズプラー78の保持領域としなければならない小型の電気接続箱の場合でも、リレー32bの浮き上がり防止対策を図ることができるのである。
また、ヒューズプラー78の保持突起76が、相互に離隔する把持部保持突起82と取っ手部保持突起86に分散されることを巧く利用して、それらをリレー32bの対角部に対向配置することで、振動等によるリレー32a,32bの浮き上がりを確実且つ効率的に抑えることができるのである。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はその具体的な記載によって限定されない。例えば、上記実施形態では、箱本体12の上面にリレー32が装着されており、アッパカバー16の内面68にヒューズプラー78を保持する保持突起76が設けられていたが、箱本体12の下面にリレー32を装着し、ロアカバー20の内面にヒューズプラー78を保持する保持突起76を設けることも勿論可能である。さらに、箱本体12の上下両面にリレー32を装着し、アッパカバー16とロアカバー20の両方の内面にヒューズプラー78を保持する保持突起76を設けるようにすることも勿論可能である。
また、上記実施形態では、ヒューズプラー78の保持突起76を構成する把持部保持突起82と取っ手部保持突起86が、リレー32bの対角部に対向配置されていたが、勿論この配置に限定されない。例えば、リレー32aとリレー32bの上面が同じ高さ位置となる場合には、保持突起76の把持部保持突起82を一方のリレー32aと対向する位置に設けると共に、保持突起76の取っ手部保持突起86を他方のリレー32bと対向する位置に設けるようにしてもよい。これにより、押え突起72を不要とすることができる。要するに、リレー32a、32bの配列やアッパカバー16の内面68との隙間、その他の配設スペース等を考慮して、保持突起76の各リレー32への対向位置を適宜設定すればよい。
さらに、上記実施形態では、アッパカバー16を箱本体12に装着した状態で、保持突起76の突出端面104は、保持されたヒューズプラー78を越えて箱本体12側に向かって突出されて、リレー32bに対して僅かな隙間を隔てて対向配置されていたが、必ずしも隙間は必要ではなく、保持突起76の突出端面104がリレー32bに接触していてもよい。同様に、押え突起72の突出端面74とリレー32aの間の隙間も必ずしも必要ではなく、押え突起72の突出端面74がリレー32aに接触していてもよい。
その他、一々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識に基づいて種々なる変更,修正,改良等を加えた態様において実施され得るものであり、また、そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもない。
10:電気接続箱、12:箱本体、14:上方開口部(開口部)、16:アッパカバー(蓋体)、18:下方開口部(開口部)、20:ロアカバー(蓋体)、32a,b:リレー、68:内面、76:保持突起、78:ヒューズプラー、80:ヒューズ把持部、82:把持部保持突起、84:取っ手部、86:取っ手部保持突起
Claims (2)
- リレーが装着される箱本体と、該箱本体の開口部を覆蓋する蓋体とを備えた電気接続箱において、
前記蓋体の内面には、ヒューズプラーを保持する保持突起が突設されており、該保持突起が前記ヒューズプラーよりも前記リレー側に突出することで、前記リレーの浮き上がりを抑えるように配置されている
ことを特徴とする電気接続箱。 - 前記保持突起が、前記ヒューズプラーのヒューズ把持部を保持する把持部保持突起と、前記ヒューズプラーの取っ手部を保持する取っ手部保持突起を含んでいる一方、
前記把持部保持突起と前記取っ手部保持突起が、前記リレーの対向面における対角部に対向配置されている請求項1に記載の電気接続箱。
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