JP2002044833A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP2002044833A
JP2002044833A JP2000224043A JP2000224043A JP2002044833A JP 2002044833 A JP2002044833 A JP 2002044833A JP 2000224043 A JP2000224043 A JP 2000224043A JP 2000224043 A JP2000224043 A JP 2000224043A JP 2002044833 A JP2002044833 A JP 2002044833A
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Shuji Yamakawa
修司 山川
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒューズプラーをヒューズの上側に搭載した
場合でも、ヒューズの導通状態を確認することができる
電気接続箱を提供する。 【解決手段】 ケース本体12の内部には電気回路が収
容されている。ケース本体12にはヒューズ装着部列A
1が形成されている。ヒューズ装着部列A1は、複数の
ヒューズ装着凹部32からなっている。ヒューズ装着凹
部32には、ヒューズ42が電気回路に接続された状態
で保持されている。また、ケース本体12にはヒューズ
プラー保持部33が設けられている。ヒューズプラー保
持部33にはヒューズプラー46が着脱可能に保持され
ている。ヒューズプラー46は、ヒューズ装着部列A1
の上方位置にてヒューズ装着部列A1の伸びる方向に対
して交差するように配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気接続箱に係
り、ヒューズの取り外し時に用いられるヒューズプラー
の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の電気回路に使用されるジ
ャンクションボックス、リレーボックス、ヒュージブル
リンクボックス、電気制御ユニット等の各種電気接続箱
が提案されている。
【0003】近年、自動車の電子化が進み、電気接続箱
に搭載される部品が増加する傾向にある。そのため、電
気接続箱が大型化される傾向にあり、限られたスペース
で全ての部品を搭載することが非常に困難になってい
る。そうした状況において、電気接続箱を構成するケー
ス本体には、ヒューズプラーを搭載するためのスペース
が必要であった。
【0004】この問題を解決するために、図5に示され
るような電気接続箱51が考えられている。詳述する
と、電気接続箱51を構成するケース本体52には、図
示しない電気回路が収容されている。ケース本体52に
は複数のヒューズ装着部53が一列に並べられている。
各ヒューズ装着部53にはヒューズ54が装着されてい
る。ヒューズ54の外部を覆うモールド部は、ヒューズ
54の導通状態(即ち、ヒューズエレメントの断線の有
無)を確認するために透明になっている。これらヒュー
ズ54を各ヒューズ装着部53に装着することにより、
各ヒューズ54が電気回路に電気的に接続されるように
なる。
【0005】また、ケース本体52には一対のヒューズ
プラー保持部55が一体形成されている。各ヒューズプ
ラー保持部55は、一列に並べられたヒューズ装着部5
3の間に配置されている。このヒューズプラー保持部5
5には、ヒューズ装着部53からヒューズ54を取り外
すためのヒューズプラー56が着脱可能に保持されるよ
うになっている。図5においては、ヒューズプラー56
は、ヒューズ装着部列の上方位置において同ヒューズ装
着部列の延びる方向に沿って配置されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この構成で
あると、複数あるヒューズ54の大部分がヒューズプラ
ー56によって覆われてしまう。ゆえに、電気的に接線
された状態にあるヒューズ54の導通状態を確認するた
めには、ヒューズプラー56をいちいち取り外さなけれ
ばならないという問題があった。
【0007】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、ヒューズプラーをヒューズの上側
に搭載した場合でも、ヒューズの導通状態を確認するこ
とができる電気接続箱を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、内部に電気回路が収
容されたケース本体に、ヒューズを前記電気回路に接続
させた状態で保持する複数のヒューズ装着部からなるヒ
ューズ装着部列を形成した電気接続箱において、前記ヒ
ューズ装着部列の上方位置にてそのヒューズ装着部列の
延びる方向に対して交差した状態で前記ヒューズプラー
を着脱可能に保持しうるヒューズプラー保持部を、前記
ケース本体に設けたことを要旨とする。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記ヒューズプラー保持部は、前記
ヒューズ装着部列の脇に隣接するようにして突設されて
いることを要旨とする。
【0010】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載の発明において、前記ヒューズプラー
保持部は、前記ヒューズ装着部列の延びる方向に対して
直交した状態で前記ヒューズプラーを保持しうることを
要旨とする。
【0011】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1に記載の発明によると、ヒューズプラー
は、ヒューズ装着部列の上方位置にてそのヒューズ装着
部列の延びる方向に対して交差した状態で配置されてい
る。そのため、ヒューズプラーをヒューズ装着部列の上
方位置にてそのヒューズ装着部列の延びる方向に沿って
配置したときに比べて、ヒューズがヒューズプラーによ
って覆われてしまう面積が減少する。よって、複数ある
ヒューズのうちの大部分のものがヒューズプラーによっ
て覆われてしまうのが防止される。ゆえに、ヒューズの
導通状態を確認するためにヒューズプラーを取り外さな
ければならない場合が少なくなる。つまり、ヒューズプ
ラーをヒューズの上側に搭載した場合でも、ヒューズの
導通状態を確認することができる。
【0012】請求項2に記載の発明によると、ヒューズ
を取り外す際にヒューズプラー保持部が邪魔にならない
ため、ヒューズプラーはヒューズプラー保持部に接触し
にくくなる。よって、ヒューズをスムーズに取り外すこ
とができるばかりでなく、接触によってヒューズプラー
保持部が破損・変形してしまうのを防止することができ
る。また、ヒューズプラー保持部がヒューズ装着部間に
ではなく、ヒューズ装着部列の脇に隣接するように配置
されるため、ヒューズプラー保持部を大きく形成するこ
とができる。よって、ヒューズプラーをより確実に保持
することができる。
【0013】請求項3に記載の発明によると、ヒューズ
プラーは、ヒューズ装着部列の延びる方向に対して直交
した状態で配置されている。そのため、ヒューズがヒュ
ーズプラーによって覆われてしまう面積が減少する。よ
って、ヒューズの導通状態をより簡単に確認することが
できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した自動車
用の電気接続箱の一実施形態を図1及び図2に基づき詳
細に説明する。
【0015】図1及び図2に示すように、電気接続箱1
1を構成するケース本体12は、合成樹脂によって略直
方体状に形成されている。ケース本体12はアッパーケ
ース13及びロアケース14からなり、そのケース本体
12の内部には、電気回路を構成する2つの配線板21
が収容されている。各配線板21は、3枚の絶縁基板2
2と3枚のバスバー23とを交互に積層組み付けするこ
とによって構成されている。
【0016】また、アッパーケース13の上面13aに
は、リレー装着部としてのリレー装着凹部31とヒュー
ズ装着部としてのヒューズ装着凹部32とがそれぞれ複
数箇所に形成されている。各リレー装着凹部31にはリ
レー41が装着されている。リレー41がリレー装着凹
部31に装着されたとき、同リレー41はバスバー23
と電気的に接続されるようになっている。
【0017】各ヒューズ装着凹部32は、一列に並べら
れることによってヒューズ装着部列(図1に示す二点鎖
線に囲まれた部分)A1をなしている。各ヒューズ装着
凹部32は、互いに所定間隔を有した状態に配置されて
いる。各ヒューズ装着凹部32にはヒューズ42が装着
されている。ヒューズ42は2本の接続端子43を備え
ている。各接続端子43はヒューズエレメント45によ
って電気的に接続されている。ヒューズエレメント45
はモールド部44によって保護されている。モールド部
44は、各接続端子43同士の導通状態(即ち、ヒュー
ズエレメント45の断線の有無)を確認するために透明
になっている。これらヒューズ42を各ヒューズ装着凹
部32に装着することにより、各ヒューズ42が前記バ
スバー23に電気的に接続されるようになる。
【0018】また、アッパーケース13の上面13aに
はヒューズプラー保持部33が突設されている。ヒュー
ズプラー保持部33はアッパーケース13と一体形成さ
れている。このヒューズプラー保持部33には、ヒュー
ズ装着凹部32からヒューズ42を取り外すためのヒュ
ーズプラー46が着脱可能に保持されるようになってい
る。より具体的に言うと、本実施形態のヒューズプラー
保持部33は、第1支持柱34及び第2支持柱35から
なっている。第1支持柱34及び第2支持柱35は、前
記ヒューズ装着部列A1の脇に隣接するようにして突設
されている。第1支持柱34及び第2支持柱35はヒュ
ーズ装着部列A1を介して互いに離間している。第1支
持柱34及び第2支持柱35は、ヒューズ装着部列A1
の延びる方向に対して直角に引かれた仮想線上に配置さ
れている。第1支持柱34及び第2支持柱35の上端面
は、ヒューズ42の上端面よりも図2に示すヒューズプ
ラー46の高さL1分だけ上方に位置している。図1に
示すように、第1支持柱34は断面略T字状に形成され
ている。本実施形態において、第1支持柱34はヒュー
ズ装着部列A1の延びる方向に対して直交した状態で配
置されている。第2支持柱35は、ヒューズ装着部列A
1を介して第1支持柱34と向かい合うように配置され
ている。そのため、第2支持柱35も、ヒューズ装着部
列A1の延びる方向に対して第1支持柱34と同じく直
交した状態で配置されている。
【0019】ヒューズプラー46は、合成樹脂を射出成
形することにより形成されており、一対の把持片47を
備えている。これら把持片47は左右対称形状をなし、
互いに向かい合うように並列に配置されている。そし
て、各把持片47のほぼ中間部分が、同把持片47と一
体に成形された連結部48によって連結されている。連
結部48の側面は、前記第2支持柱35の外周面に当接
するようになっている。
【0020】各把持片47の内側面における先端部47
aには、爪部49aがそれぞれ形成されている。これら
爪部49aは鉤状をなしている。各把持片47の内側面
において、連結部48との連結箇所の近辺から先端部4
7aに向かう部分には、それぞれ第1リブ50aが形成
されている。これら爪部49a及び第1リブ50aは、
前記第1支持柱34と対応するように配置されている。
その結果、各把持片47の先端部47aは、同先端部4
7aの内側面が第1支持柱34の外周面に圧接すること
によって第1支持柱34に保持されるようになる。
【0021】また、各把持片の内側面における基端部4
7bには、爪部49bがそれぞれ形成されている。これ
ら爪部49bは鉤状をなしている。各把持片47の内側
面において、連結部48との連結箇所の近辺から基端部
47bに向かう部分には、それぞれ第2リブ50bが形
成されている。これら爪部49b及び第2リブ50b
は、前記第2支持柱35と対応するように配置されてい
る。その結果、各把持片47の基端部47bは、同基端
部47bの内側面が第2支持柱35の外周面に圧接する
ことによって第2支持柱35に保持されるようになる。
【0022】図1に示すように、ヒューズプラー46
は、前記ヒューズ装着部列A1の上方に配置されてい
る。ヒューズプラー46は、ヒューズ装着部列A1の延
びる方向に対して交差した状態で配置されている。詳述
すると、ヒューズプラー46は、ヒューズ装着部列A1
の延びる方向に対して直交した状態で配置されている。
【0023】次に、ヒューズエレメント45の断線を確
認して、ヒューズ装着凹部32からヒューズ42を取り
外す方法を詳述する。まず、図1に示されるアッパーケ
ース13の上面13aにおいて、ヒューズエレメント4
5の断線の有無を確認する。この場合、ヒューズプラー
46は、ヒューズ装着部列A1の上方位置にてそのヒュ
ーズ装着部列A1の延びる方向に対して直交した状態で
配置されている。そのため、ヒューズプラー46をヒュ
ーズ装着部列A1の延びる方向に沿って配置したときと
比べて、ヒューズ42がヒューズプラー46によって覆
われてしまう面積が減少する。よって、ヒューズプラー
46がヒューズ装着部列A1の上方に配置された場合で
も、ヒューズエレメント45の断線の有無が確認され
る。
【0024】そして、ヒューズエレメント45の断線が
確認された場合、ヒューズプラー保持部33からヒュー
ズプラー46を取り外す必要がある。そして、各把持片
47の先端部47aをヒューズ42の側面に係止させた
状態で同ヒューズ42を引き抜くことによって、ヒュー
ズ42がヒューズ装着凹部32から取り外される。
【0025】従って、本実施形態によれば以下のような
効果を得ることができる。 (1)ヒューズプラー46は、ヒューズ装着部列A1の
上方位置にてそのヒューズ装着部列A1の延びる方向に
対して交差した状態で配置されている。そのため、ヒュ
ーズプラー46をヒューズ装着部列A1の上方位置にて
そのヒューズ装着部列A1の延びる方向に沿って配置し
たときに比べて、ヒューズ42がヒューズプラー46に
よって覆われてしまう面積が減少する。よって、複数あ
るヒューズ42のうちの大部分のものがヒューズプラー
46によって覆われてしまうのが防止される。ゆえに、
ヒューズエレメント45の断線の有無を確認するために
ヒューズプラー46を取り外さなければならない場合が
少なくなる。つまり、ヒューズプラー46をヒューズ4
2の上側に搭載した場合でも、ヒューズエレメント45
の断線の有無を確認することができる。
【0026】(2)第1支持柱34及び第2支持柱35
は、ヒューズ装着部列A1の脇に隣接するように配置さ
れている。よって、ヒューズ42を取り外す際に第1支
持柱34及び第2支持柱35が邪魔にならないため、ヒ
ューズプラー46は第1支持柱34及び第2支持柱35
に接触しにくくなる。従って、ヒューズ42をスムーズ
に取り外すことができるばかりでなく、接触によって第
1支持柱34及び第2支持柱35が破損・変形してしま
うのを防止することができる。また、第1支持柱34及
び第2支持柱35がヒューズ装着凹部32間にではな
く、ヒューズ装着部列A1の脇に隣接するように配置さ
れるため、第1支持柱34及び第2支持柱35を大きく
形成することができる。よって、ヒューズプラー46を
より確実に保持することができる。
【0027】(3)ヒューズプラー46は、ヒューズ装
着部列A1の延びる方向に対して直交した状態で配置さ
れている。そのため、ヒューズ42がヒューズプラー4
6によって覆われてしまう面積が減少する。具体的に言
うと、ヒューズプラー46によって覆われるヒューズ4
2は1つだけになる。それとともに、それ以外のヒュー
ズ42はヒューズプラー46によって覆われることがな
い。従って、ヒューズプラー46に覆われないヒューズ
42におけるヒューズエレメント45の断線の有無をよ
り簡単に確認することができる。
【0028】(4)第1支持柱34及び第2支持柱35
の上端面は、ヒューズ42の上端面よりもヒューズプラ
ー46の高さL1分だけ上方に位置している。そのた
め、ヒューズプラー46を複雑な構成にしなくても、同
ヒューズプラー46を第1支持柱34及び第2支持柱3
5によって保持することができる。
【0029】(5)ヒューズプラー46は、第1支持柱
34及び第2支持柱35の両方によって支持されてい
る。ゆえに、第1支持柱34及び第2支持柱35のうち
いずれか一方によってヒューズプラー46を保持した場
合に比べて、ヒューズプラー46をより確実に保持する
ことができる。
【0030】(6)ヒューズプラー46はヒューズ42
の上側に配置される。そのため、アッパーケース13の
上面13aにヒューズプラー46を搭載するスペースを
設ける必要がない。よって、電気接続箱11に搭載され
る部品が増加しても、電気接続箱11が大型化してしま
うのを防止することができる。
【0031】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・前記実施形態では、第1支持柱34及び第2支持柱3
5は、ヒューズ装着部列A1の脇に隣接するように突設
されていた。しかし、第1支持柱34及び第2支持柱3
5を、ヒューズ装着部列A1から離間した位置に突設し
てもよい。
【0032】・前記実施形態では、ヒューズプラー保持
部33は、各把持片47の先端部47aを保持する第1
支持柱34と、各把持片47の基端部47bを保持する
第2支持柱35とからなっていた。しかし、第1支持柱
34または第2支持柱35のどちらかを省略した状態で
ヒューズプラー46を保持してもよい。
【0033】・前記実施形態では、第1支持柱34及び
第2支持柱35の上端面は、ヒューズ42の上端面より
もヒューズプラー46の高さL1分だけ高くなってい
た。しかし、第1支持柱34及び第2支持柱35の高さ
を変更してもよい。
【0034】・前記実施形態では、ヒューズプラー46
は、ヒューズ装着部列A1の延びる方向に対して直交し
た状態で配置されていた。しかし、図3に示すように、
ヒューズプラー46を、ヒューズ装着部列A1の延びる
方向に対して斜めの状態で配置してもよい。このように
構成すれば、ヒューズ装着凹部32からヒューズプラー
46が突出してしまう部分が最小限になる。よって、ケ
ース本体12のスペースが有効に利用される。従って、
電気接続箱11の大型化を防止することができる。
【0035】・図4に示すように、各把持片47の内側
面側に切欠部61を設けてもよい。このように構成すれ
ば、ヒューズプラー46をヒューズ42の上方に配置し
ても、ヒューズエレメント45を見ることができる。よ
って、ヒューズエレメント45の断線の有無をより簡単
に確認することができる。
【0036】次に、特許請求の範囲に記載された技術的
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想を以下に列挙する。 (1)請求項1または2において、前記ヒューズプラー
保持部は、前記ヒューズ装着部列の延びる方向に対して
斜めの状態で前記ヒューズプラーを保持しうることを特
徴とする電気接続箱。よって、この技術的思想(1)に
よれば、電気接続箱の大型化を防止することができる。
【0037】(2)請求項1〜3、技術的思想(1)に
おいて、前記ヒューズプラー保持部の上端面は、前記ヒ
ューズの上端面よりも上方に位置することを特徴とする
電気接続箱。よって、この技術的思想(2)によれば、
ヒューズプラーをヒューズプラー保持部によってより確
実に保持することができる。
【0038】(3)請求項1〜3、技術的思想(1)ま
たは(2)において、前記ヒューズプラー保持部は、前
記ヒューズプラーの先端部を保持する第1支持柱と、前
記ヒューズプラーの基端部を保持する第2支持柱とから
なることを特徴とする電気接続箱。
【0039】(4)請求項1〜3、技術的思想(1)〜
(3)において、前記ヒューズプラーを構成する把持片
の内側面側に切欠部を設けたことを特徴とする電気接続
箱。よって、この技術的思想(4)によれば、ヒューズ
の導通状態をより簡単に確認することができる。
【0040】(5)ヒューズを前記電気回路に接続させ
た状態で保持する複数のヒューズ装着部からなるヒュー
ズ装着部列の上方位置にて、そのヒューズ装着部列の延
びる方向に対して交差するように配置するとともに、ヒ
ューズプラー保持部によって着脱可能に保持したことを
特徴とするヒューズプラーの取付構造。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、ヒューズプラーをヒューズの上側に搭載
した場合でも、ヒューズの導通状態を確認することがで
きる。
【0042】請求項2に記載の発明によれば、ヒューズ
をスムーズに取り外すことができるばかりでなく、接触
によってヒューズプラー保持部が破損・変形してしまう
のを防止することができる。また、ヒューズプラーをよ
り確実に保持することができる。
【0043】請求項3に記載の発明によれば、ヒューズ
の導通状態をより簡単に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態における電気接続箱を示す上面
図。
【図2】 電気接続箱の断面図。
【図3】 別例における電気接続箱を示す上面図。
【図4】 別例における電気接続箱を示す上面図。
【図5】 従来における電気接続箱を示す上面図。
【符号の説明】
11…電気接続箱、12…ケース本体、32…ヒューズ
装着部としてのヒューズ装着凹部、33…ヒューズプラ
ー保持部、42…ヒューズ、46…ヒューズプラー、A
1…ヒューズ装着部列。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に電気回路が収容されたケース本体
    に、ヒューズを前記電気回路に接続させた状態で保持す
    る複数のヒューズ装着部からなるヒューズ装着部列を形
    成した電気接続箱において、 前記ヒューズ装着部列の上方位置にてそのヒューズ装着
    部列の延びる方向に対して交差した状態で前記ヒューズ
    プラーを着脱可能に保持しうるヒューズプラー保持部
    を、前記ケース本体に設けたことを特徴とする電気接続
    箱。
  2. 【請求項2】前記ヒューズプラー保持部は、前記ヒュー
    ズ装着部列の脇に隣接するようにして突設されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 【請求項3】前記ヒューズプラー保持部は、前記ヒュー
    ズ装着部列の延びる方向に対して直交した状態で前記ヒ
    ューズプラーを保持しうることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載の電気接続箱。
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