JP3685058B2 - ジャンクションボックス - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車用ワイヤハーネスに接続するジャンクションボックスに関し、特に、該ジャンクションボックスに設けるヒューズの脱落防止を図るものである。
【0002】
【従来の技術】
近時、自動車に搭載される電装品の急増に伴い、ジャンクションボックスの内部に収容される回路が急増し、高密度で分岐回路を形成するために、部品点数が非常に多くなり、組み立て手数も非常にかかるようになっている。
【0003】
上記ジャンクションボックスの薄型化を図ると共に、回路変更にも容易に対応でき、かつ、組立手数の軽減を図るものとして、本出願人は先に図11に示す如きジャンクションボックス1を特願2000−112691号で提案している。
【0004】
上記ジャンクションボックス1は、コネクタ接続回路部(ベース回路部)、ヒューズ接続回路部、リレー接続回路部を分割して、コネクタモジュール2、ヒューズモジュール3、リレーモジュール4として別個に設け、これらモジュール2、3、4をロアケース5とアッパーケース6とからなるケース内部に組み込んでいる。上記各モジュール2、3、4はいずれも絶縁基板2a、3a、4a上にバスバー2b、3b、4bを加締め固着した構成とし、これらバスバー2b、3b、4bを絶縁基板2a、3a、4aの周縁より突出させて互いに溶接で接続した構成としている。
【0005】
ジャンクションボックスを上記のように、コネクタモジュール、ヒューズモジュール、リレーモジュールと分割すると、コネクタ接続回路、ヒューズ接続回路、リレー接続回路が分割されるため、バスバーのタブが重なることはなく、よって、バスバーの多層化が抑制され、ジャンクションボックスを薄型化することができる。かつ、各バスバーの回路取り回しも簡単となるため、夫々のバスバー面積が縮小でき、その結果、バスバーを分割しても、全体としてのバスバー面積を縮小でき、ジャンクションボックスの面積増大も抑制することができる。
さらに、各コネクタ回路、ヒューズ回路、リレー回路に仕様変更があれば、これら対応するモジュールのみを変更すればよく、仕様変更に容易に対応することができ、回路変更に容易に対応することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように、ジャンクションボックス内の回路をコネクタ接続回路、ヒューズ接続回路、リレー接続回路に分割して、それぞれモジュール化しておくと、上記のように大きなメリットがある。
しかしながら、上記のジャンクションボックスでは、ヒューズモジュールがコネクタモジュール上に載置された状態となっている。このため、図10(A)に示すように、ジャンクションボックス1を自動車のインストルメントパネル7の裏面に沿って垂直方向に縦長の状態で取り付けた場合、ヒューズモジュールの配置状態からして、ヒューズ8の交換はインストルメントパネル7に着脱可能な蓋部9を設けて水平方向から行うこととなり、作業性がよくない。また、このようにインストルメントパネル7に蓋部9を設けることはデザイン上の制約を受けやすく、しかも衝突時におけるインストルメントパネルの膝当たり強度の低下にもなり好ましくない等の問題がある。このため、ヒューズをジャンクションボックスの下端部に設けることも考えられるが、この場合、自動車の走行中の振動等によりヒューズの落下や緩みの問題がある。
【0007】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、ジャンクションボックスを垂直方向に配置した場合におけるヒューズの交換を容易に行うことが可能で、かつヒューズの落下や緩みを防止できるジャンクションボックスを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、自動車に搭載されるジャンクションボックスのケースを垂直方向の左右一対のケースで構成し、該ケースの垂直方向の側面にコネクタ収容部を設けると共に、これら左右一対のケースの下端部の間ヒューズモジュール収容部とし、該ヒューズモジュール収容部に対して下方から着脱自在にカバーを取り付ける構成とし、
上記ジャンクションボックスのケース内部に収容するバスバーは、コネクタと接続されるバスバーと、ヒューズに接続されるバスバーを分割し、上記コネクタ接続用のバスバーを絶縁板に固定した回路板を備えたコネクタモジュールと、ヒューズ接続用のバスバーを絶縁基板に固定した回路板を備えたヒューズモジュールを設け、かつ、上記ヒューズモジュールはヒューズ収容部を並設した列を複数個備え、
上記コネクタモジュールを垂直方向に配置すると共に、該コネクタモジュールの下方に直交させて上記ヒューズモジュールを水平に配置して上記ヒューズモジュール収容部に配置し、上記コネクタ接続用のバスバーとヒューズ接続用のバスバーの端部に設けた溶接タブを接合して溶接し、かつ、上記ヒューズモジュールのヒューズ収容部に下方からヒューズを取り付けて上記カバーを被せ、該カバーの内面に設けた押さえリブで各ヒューズの絶縁保持部を押さえる構成としていることを特徴とするジャンクションボックスを提供している。
【0009】
上記構成によればジャンクションボックスを垂直方向に取り付けた状態においても、ジャンクションボックスの下端部に配置されたヒューズ収容部から容易にヒューズを着脱操作することができる。また、ヒューズ収容部にはカバーが取り付けられ、かつ、カバーに設けたリブで各ヒューズが押さえられているため、下向きに並設されたヒューズの緩みや落下を確実に防止できる。更に、ヒューズ収容部へのヒューズの装着に際し、ヒューズが半挿入状態であった場合でも、カバーの装着時にリブが半挿入状態のヒューズに当接することで、ヒューズを強制的に完全挿入位置へ押し込むことができる。
【0010】
具体的には、上記ヒューズは多数並列された列を複数設けており、上記カバーは全てのヒューズをカバーする蓋形状で、その周壁内面にロック爪を設け、該周壁を上記ヒューズ収容部の外壁に被せて、該外壁から突設したロック爪と係止させて取り付けている。ヒューズ収容部にカバーがロックされることで、カバーに設けたリブによるヒューズの押さえ込み作用を維持することができる。
【0011】
上記ジャンクションボックス内に回路部として、さらに、リレーに接続されるバスバーを絶縁基板に固定した回路板を備えたリレーモジュールとして別個に設け、該リレーモジュールのバスバーも上記コネクタモジュールのバスバーと溶接して接続してもよい。
【0012】
ヒューズモジュールはヒューズ装着面の幅がヒューズ装着高さよりも大きい寸法設定となっている。このため、ヒューズモジュールをコネクタモジュールの下方で直交方向に配置したことにより、コネクタモジュールの表面からヒューズモジュールの装着領域が削減できる。このため、コネクタモジュールの側面からの出っ張り分を差し引いてもコネクタモジュールの表面長さ寸法を削減することができ、よってジャンクションボックスにおける長さ方向の小型化を図ることができる。
【0013】
上記ジャンクションボックスは自動車のインストルメントパネル内に配置されるもので、上記ジャンクションボックスの下部に配置するヒューズはインストルメントパネルの内装板とフロアとの間の隙間から交換可能な配置としている。
上記構成によれば、ヒューズモジュールに装着されたヒューズは、インストルメントパネルの内面にジャンクションボックスが取り付けられた状態で、床面に向けて垂直方向に抜き差しすることができる。このため、水平方向にヒューズを抜き差しする場合のように、インストルメントパネル自体にヒューズ抜き差し用の開閉蓋部を設ける必要がない。よって、インストルメントパネルにおけるデザイン上の制約をなくすことができると共に、蓋部を設けることによるインストルメントパネルの強度低下を防止できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は自動車用ワイヤハーネスに接続されるジャンクションボックス10を構成する部品の分解斜視図を示し、図4は組み付け状態の断面図を示す。
【0015】
図1中、11はコネクタモジュール、12はヒューズモジュール、13はリレーモジュール、14はロアケース、15はアッパーケース、16は電子制御ユニットである。
【0016】
上記ジャンクションボックス10は、垂直方向に縦長に配置される方形状のロアケース14と、アッパーケース15との間に、リレーモジュール13、コネクタモジュール11、電子制御ユニット16を順次垂直方向に配置して組みつけている。ロアケース14とアッパーケース15との周壁間の下面側にヒューズモジュール収容部15aを設け、このヒューズモジュール収容部15aにヒューズモジュール12を水平方向に収容し、即ち、ヒューズモジュール12の配置方向をコネクタモジュール11の配置方向と直交する方向としている。そして、ヒューズモジュール12に対し、ヒューズ30を外部下方から抜き差し可能に取り付けるようにしている。リレーモジュール13の側面側に取り付けたリレー40は、ロアケース14の側面に設けた開口14bから外部に露出させている。また、ロアケース14の側面には、コネクタモジュール11に連繋する複数のコネクタ収容部14aを設けている。
【0017】
上記コネクタモジュール11は、図4に示すように、1枚の導電板を打抜加工して所要形状の回路を形成したコネクタ接続用のバスバー21を絶縁板22に固定した回路板23を複数積層することで構成している。最外層の絶縁板22には、各回路板23のバスバー21からロアケース14側へと突出するコネクタ側接続タブ21cを設け、このコネクタ側接続タブ21cを図2に示すように、ロアケース14に設けたコネクタ収容部14a内に突出させるようにしている。コネクタ収容部14aには、ワイヤハーネス先端に接続されるコネクタ(図示せず)を嵌合して、各コネクタ内の端子を上記コネクタ側接続タブ21cと接続するようにしている。
【0018】
また、ヒューズモジュール12に対向するコネクタモジュール11の下辺には、図6に示すように、バスバー21の端部を左右両側に向けてL字状に屈曲して突出させた複数のコネクタ側溶接タブ21bを直線上に並列することで集中配置している。コネクタモジュール11の中央寄りの位置には、後述のリレーモジュール13から突設されたリレー側中間タブ13aを受け入れるための細長状の開口部11aを形成すると共に、開口部11aの端縁に沿って上記リレー側中間タブ13aと接続されるコネクタ側中間タブ21aを所要のバスバー21の端部を上方へ立ち上げることによって突設している。
【0019】
コネクタモジュール11の下辺に隣接して水平方向に配置したヒューズモジュール12は、図5に示すように、多数のヒューズ収容部31を縦方向に並設していると共に、左右2列に形成した絶縁基板32を備えている。絶縁基板32の内部には、図7(B)に示すように、各ヒューズ収容部31内にそれぞれ突出させる電源側と負荷側の一対の圧接端子33a、34aをそれぞれ先端に形成したバスバー33、34をモールドしている。これらのバスバー33、34は屈折形成して他端を左右の絶縁基板32の左右両側にそれぞれ突出させてコネクタモジュール11のコネクタ側溶接タブ21bに対向するよう直線上に並列配置し、各端部のタブをヒューズ側溶接タブ33b、34bとしている。
【0020】
上記ヒューズモジュール12には、ヒューズ30を各ヒューズ収容部31に挿入し、ヒューズ30の絶縁保持部30cから並行して突出する一対の端子30a、30bを上記圧接端子33a、34aに圧入して着脱可能に圧接接続させるようにしている。
【0021】
上記ヒューズ収容部31の外壁31aの外周には、カバー35を下方から着脱自在に取り付けている。ヒューズ30は図4に示すように、前(F)後(R)に複数列(本実施形態では2列)で、各列は図5に示すように、左(L)右(R)方向に多数並列させており、上記カバー35は全てのヒューズ30をカバーする蓋形状としている。また、図8(A)〜(C)、図9(A)に示すように、カバー35の周壁35aの内面には、3箇所にロック爪35bを設ける一方、ヒューズ収容部31の外壁31aの外周対応位置に上記ロック爪35bに係合するロック爪31bを突設している。このカバー35をヒューズ収容部31の外壁31aに被せて押し込んだ状態でロック爪35bがロック爪31bに弾性的に係止してカバー35を固定可能としている。
【0022】
また、カバー35の内面には、ヒューズ収容部31にカバー35を装着した状態で、各ヒューズ30の絶縁保持部30cに当接して押さえる2条のリブ35cを間隔をあけて突設している。これらリブ35cは2列のヒューズ収容部31に差し込む各ヒューズ30の絶縁保持部の端面中央に当接させるようにした段状に突設している。これらのリブ35cにより、各ヒューズ30の緩みおよび落下を防止すると共に、カバー35の装着時に、半挿入状態のヒューズ30を完全挿入位置へ強制的に押し込み可能としている。
【0023】
上記リレーモジュール13は、図9(A)(B)に示すように、コネクタモジュール11の側方で且つヒューズモジュール12の配置側に近接した位置に配置され、基板42内にバスバー41を配置すると共に、リレー40の端子40aと接続するための圧接端子41aを基板42から外方へ突設している。リレー40の端子40aと接続したバスバー41の一端は屈折させて、基板42の上端の一辺から側方へ突出し、上記コネクタ側中間タブ21aと対向するリレー側中間タブ13aとしている。他のバスバー41の端部は、基板42の下端の一辺から他方へ突出させると共に、コネクタモジュール11のコネクタ側溶接タブ21bに対向させて直線上に並列配置してリレー側溶接タブ40bとしている。
【0024】
上記電子制御ユニット16は、図4に示すように、基板50の片面に電子部品(図示せず)を搭載しており、コネクタモジュール11の側面より突設した支柱51に保持させ、アッパーケース15の垂直側面とコネクタモジュール11との間でネジ52により固定するようにしている。この状態で電子部品は基板50とアッパーケース15との間の空間Sに位置される。
また、上記基板50にプリント印刷した導体を一端縁に並設させ、図中水平方向の縦バスバー状の中継端子53と上記導体とをECUコネクタを介して、またはコネクタを介さずに直接に接続すると共に、中継端子53の端部をコネクタモジュール11のバスバー21と接続するようにしている。
【0025】
上記部品からなるジャンクションボックス10を組み立てるには、前記のように、リレーモジュール13、コネクタモジュール11、電子制御ユニット16を重ね合わせて順次配置し、電子制御ユニット16の導体を中継端子53を介してコネクタモジュール11のバスバー21と接続させている。そして、コネクタモジュール11とリレーモジュール13が重なった状態で、コネクタモジュール11の開口部11aから突出したリレーモジュール13のリレー側中間タブ13aと、これに対向するコネクタ側溶接タブ21aを溶接により接合させている。
【0026】
また、コネクタモジュール11の一辺に突出させたコネクタ側溶接タブ21bにヒューズモジュール12のヒューズ側溶接タブ33b、34bを対向させるようにしてヒューズモジュール12を配置し、直線上に並列配置されたコネクタ側溶接タブ21bとヒューズ側溶接タブ33b、34bとを重ね合わせて順次溶接により接合している。更に上記溶接に際し、コネクタ側溶接タブ21bと一方のヒューズ側溶接タブ33bには、リレーモジュール13のリレー側溶接タブ40bを重ね合わせてヒューズ側溶接タブ33bとリレー側溶接タブ40bとの間にコネクタ側溶接タブ21bを挟み込んだ三重の重ね合わせ状態として、これら三つの溶接タブを一括して溶接するようにしている。なお、接合部分として、所要のヒューズ側溶接タブ33b、34bとリレー側溶接タブ40bとの二重の重ね合わせ部に溶接を行う場合もある。
【0027】
このように、コネクタモジュール11、ヒューズモジュール12、リレーモジュール13の接続に際しては、接合すべきコネクタ側溶接タブ21b、ヒューズ側溶接タブ33b、リレー側溶接タブ40bがヒューズモジュール12側の一辺に直線上に並列配置されているため、効率よくその溶接作業を行うことができる。そして、溶接作業完了後、ロアケース14とアッパーケース15との間に、互いに接合されたコネクタモジュール11、ヒューズモジュール12、リレーモジュール13および電子制御ユニット16を配置固定するようにしている。更に、ヒューズモジュール12のヒューズ収容部31にヒューズ30を挿入すると共に、外壁31aにカバー35を装着して係止する。このとき、カバー35内面のリブ35cが各ヒューズ30の絶縁保持部30cに押し当たるため、各ヒューズ30を完全挿入位置へ押し込むことができると共に、ヒューズ30の緩みおよび脱落が防止される。
【0028】
また、ジャンクションボックス10のアッパーケース15には、図10(B)に示すように、その上面より突出する取付ブラケット60を設け、該取付ブラケット60を介して自動車のインストルメントパネルP内に固定可能としている。インストルメントパネルP内への取り付けに際しては、ジャンクションボックス10の長さ方向を垂直にすると共に、ヒューズモジュール12が下端部に位置するようにしてインストルメントパネルPの裏面側に固定するようにしている。この取付状態によれば、ヒューズモジュール12に装着されたヒューズ30は、インストルメントパネルPの内装板の下端とフロアFとの間の空間部より抜き差し交換可能とすることができる。
【0029】
本発明は上記実施形態に限定されず、ヒューズ脱落防止用のカバーに設ける押さえリブは、ヒューズを3列で取り付ける場合には、3個設けられる。また、1つのヒューズに対して、複数の突条で押さえるようにしてもよく、さらに、突条でなく1つのヒューズに対して1つの突起でも良い。
【0030】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明のジャンクションボックスによれば、ジャンクションボックスを垂直方向に取り付けた状態で下端部のヒューズ収容部から容易にヒューズを着脱操作することができる。また、ヒューズ収容部の着脱自在に取り付けたカバーには、各ヒューズを押さえるリブを設けているので、下向きに並設されたヒューズの緩みや落下を確実に防止できる。しかも、ヒューズが装着時に半挿入状態であった場合でも、カバーの装着時に半挿入状態のヒューズをリブによって強制的に完全挿入位置へ押し込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施形態のジャンクションボックスの概略分解斜視図である。
【図2】 ロアケースの外側の側面図である。
【図3】 アッパーケースの外側の側面図である。
【図4】 ジャンクションボックスを組み立てた状態の断面図である。
【図5】 図3の底面側から見たヒューズモジュールの底面図である。
【図6】 図5と同方向から見たコネクタモジュールの一部省略底面図である。
【図7】 (A)はヒューズモジュールの部分拡大断面図、(B)はヒューズモジュール取付部の概略分解斜視図である。
【図8】 (A)はカバーの底面図、(B)は側面図、(C)は断面図である。
【図9】 (A)はリレーモジュールの組み付け状態を示す部分断面図、(B)はリレーモジュールにおけるリレーとバスバーの接続状態を示す概略図である。
【図10】 (A)は従来のジャンクションボックスの自動車への取付状態を示す概略図、(B)は本発明のジャンクションボックスの取付状態の概略図である。
【図11】 従来のジャンクションボックスの分解斜視図である。
【符号の説明】
10 ジャンクションボックス
11 コネクタモジュール
12 ヒューズモジュール
13 リレーモジュール
14 ロアケース
15 アッパーケース
15a ヒューズモジュール収容部
16 電子制御ユニット
23 回路板
30 ヒューズ
31 ヒューズ収容部
31a 外壁
31b ロック爪
35 カバー
35a 周壁
35b ロック爪
35c リブ
40 リレー
P インストルメントパネル
F フロア

Claims (3)

  1. 自動車に搭載されるジャンクションボックスのケースを垂直方向の左右一対のケースで構成し、該ケースの垂直方向の側面にコネクタ収容部を設けると共に、これら左右一対のケースの下端部の間ヒューズモジュール収容部とし、該ヒューズモジュール収容部に対して下方から着脱自在にカバーを取り付ける構成とし、
    上記ジャンクションボックスのケース内部に収容するバスバーは、コネクタと接続されるバスバーと、ヒューズに接続されるバスバーを分割し、上記コネクタ接続用のバスバーを絶縁板に固定した回路板を備えたコネクタモジュールと、ヒューズ接続用のバスバーを絶縁基板に固定した回路板を備えたヒューズモジュールを設け、かつ、上記ヒューズモジュールはヒューズ収容部を並設した列を複数個備え、
    上記コネクタモジュールを垂直方向に配置すると共に、該コネクタモジュールの下方に直交させて上記ヒューズモジュールを水平に配置して上記ヒューズモジュール収容部に配置し、上記コネクタ接続用のバスバーとヒューズ接続用のバスバーの端部に設けた溶接タブを接合して溶接し、かつ、上記ヒューズモジュールのヒューズ収容部に下方からヒューズを取り付けて上記カバーを被せ、該カバーの内面に設けた押さえリブで各ヒューズの絶縁保持部を押さえる構成としていることを特徴とするジャンクションボックス。
  2. 記カバーは全てのヒューズをカバーする蓋形状で、その周壁内面にロック爪を設け、該周壁を上記ヒューズ収容部の外壁に被せて、該外壁から突設したロック爪と係止させて取り付けている請求項1に記載のジャンクションボックス。
  3. 上記ジャンクションボックスは自動車のインストルメントパネル内に配置されるもので、上記ジャンクションボックスの下部に配置するヒューズはインストルメントパネルの内装板とフロアとの間の隙間から交換可能な配置としている請求項1または請求項2に記載のジャンクションボックス。
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