JPH09312920A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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Publication number
JPH09312920A
JPH09312920A JP8127343A JP12734396A JPH09312920A JP H09312920 A JPH09312920 A JP H09312920A JP 8127343 A JP8127343 A JP 8127343A JP 12734396 A JP12734396 A JP 12734396A JP H09312920 A JPH09312920 A JP H09312920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring board
cover
printed circuit
circuit board
board assembly
Prior art date
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Pending
Application number
JP8127343A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsurou Saimoto
哲朗 斉本
Naoto Kogure
直人 木暮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用の基板カバーを廃止して、コストダウン
を図れるようにした電気接続箱を提供する。 【解決手段】 上カバー21と下カバー22との間に、
ブスバーあるいは電線の少なくとも一方で配線経路を形
成した配線板組立体23を収納すると共に、該配線板組
立体23と上カバー21との間にプリント基板30を収
納した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載される
ジャンクションブロック等の電気接続箱に係り、特に電
子回路を構成するプリント基板を一緒に組込んだ電気接
続箱に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のこの種のジャンクションブ
ロックの一例を示す。このジャンクションブロックは、
相互にロックするメインカバー(上カバー)1とアンダ
ーカバー(下カバー)2との間にブスバー配線板3を収
納し、メインカバー1の上面にプリント基板10を載せ
て、その上にプリント基板10の保護のための基板カバ
ー12を被せたものである。メインカバー1にはヒュー
ズ装着部5が設けられ、ヒューズ装着部5には、ブスバ
ー配線板3から延ばした端子7がセットされている。そ
して、このヒューズ装着部5にヒューズ8を嵌めること
で、ブスバー配線板3とヒューズ8とが電気接続されて
いる。また、メインカバー1を貫通する形でブスバー配
線板3から上方に端子6が延ばされており、この端子6
がプリント基板10に設けた中継端子11に嵌まること
で、プリント基板10とブスバー配線板3とが電気接続
されている。
【0003】ここでブスバー配線板3は、絶縁板とブス
バーを交互に積層したものであり、メインカバー1とア
ンダーカバー2とによって上下方向から挟み込まれて固
定されている。したがって、ブスバー配線板3の雄タブ
9によって構成したコネクタ13に、相手コネクタを嵌
合したり離脱したりする場合にも、その際の操作力によ
ってブスバー配線板3が動いたりしないようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来で
はプリント基板10をメインカバー1の上面に載せ、そ
れを専用の基板カバー12で覆った構成にしているの
で、基板カバー12が必要な分だけ部品点数が増加して
いた。
【0005】本発明は、上記事情を考慮し、専用の基板
カバーを廃止して、コストダウンを図れるようにした電
気接続箱を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上カ
バーと下カバーとの間に、ブスバーあるいは電線の少な
くとも一方により配線経路を形成した配線板組立体を収
納すると共に、該配線板組立体と上カバーとの間にプリ
ント基板を収納したことを特徴とする。
【0007】この電気接続箱では、プリント基板を上カ
バーの内側に収納したので、専用の基板カバーが不要に
なる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載の電気接
続箱であって、前記上カバーに、プリント基板を下向き
に押さえる押圧部を設けたことを特徴とする。
【0009】この電気接続箱では、プリント基板を上カ
バーの押圧部で押さえるので、プリント基板を確実に固
定することができる。
【0010】請求項3の発明は、請求項1または2記載
の電気接続箱であって、前記下カバーに、配線板組立体
の上方への移動を阻止するロック手段を設けたことを特
徴とする。
【0011】この電気接続箱では、配線板組立体の上方
への移動をロック手段が阻止するので、プリント基板と
配線板組立体との間に確実に所定の隙間を確保しておく
ことができる。したがって、プリント基板の下面の部品
や端子の半田付け部分等を保護することができる。
【0012】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かに記載の電気接続箱であって、前記プリント基板に、
前記配線板組立体に設けたタブ端子の貫通部を設けたこ
とを特徴とする。
【0013】この電気接続箱では、プリント基板に配線
板組立体の雄タブの貫通部を設けたので、貫通部の位置
を雄タブの位置に対応させさえすれば、プリント基板を
配線板組立体の上面を覆う大きさまで自由に広げること
ができる。
【0014】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かに記載の電気接続箱であって、前記配線板組立体の最
上層に前記プリント基板固定用のボス部を突設し、該ボ
ス部上にプリント基板を載置することで配線板組立体と
プリント基板との間に所定の隙間を確保したことを特徴
とする。
【0015】この電気接続箱では、プリント基板を上カ
バーの内側に収納する際、配線板組立体の最上層に突設
したボス部上にプリント基板を載置して、プリント基板
の下面側の隙間を確保することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0017】図1は実施形態のジャンクションブロック
20の組立状態の概略構成を示す断面図、図2は同ジャ
ンクションブロック20の分解斜視図である。このジャ
ンクションブロック20は、メインカバー21と、アン
ダーカバー22と、メインカバー21及びアンダーカバ
ー22の間に収納された配線板組立体23及びプリント
基板30とからなる。ここでは、プリント基板30をメ
インカバー21と配線板組立体23との間に配設するこ
とにより、従来用いていた基板カバーを廃止している。
【0018】メインカバー21は上壁21aと周壁21
bとからなり、上壁21aには、片側に寄せてヒューズ
装着部21fが設けられている。アンダーカバー22は
底壁22a及び周壁22bとからなり、アンダーカバー
22の周壁22bの外側にメインカバー21の周壁21
bが被さるようになっている。メインカバー21とアン
ダーカバー22は、図1のように閉じた状態で、図示略
のロック機構により相互にロックされている。
【0019】アンダーカバー22の底壁22aの下面に
は、コネクタを構成するための枠状のコネクタハウジン
グ部47aが突設され、該コネクタハウジング部47a
の内部の底壁22aには端子突出孔48が設けられてい
る。また、アンダーカバー22の周壁22bの適当位置
には、複数のロック片51が設けられている。ロック片
51は、図3に詳細を示すように、両脇に平行な縦の切
り込み51a、51aを入れることで可撓片51bを形
成し、該可撓片51bの上端内面に係止爪51cを形成
したものである。
【0020】配線板組立体23は、最下層のブスバー配
線板25と、その上層のブスバー配線板25、及びその
上層の電線布線配線板24を順次積層して構成されてい
る。ブスバー配線板25は、絶縁板25aに所定経路の
ブスバー25bを配索したものであり、電線布線配線板
24は、絶縁板24aから突き出させた下層のブスバー
配線板25の圧接端子24cに電線24bを布線するこ
とで所定経路の回路を構成したものである。配線板組立
体23は、これらブスバー配線板25及び電線布線配線
板24の積層により、全体で所定の配線経路を構成して
いる。なお、配線板組立体23は、全部をブスバー配線
板25で構成しても勿論かまわない。
【0021】配線板組立体23は、アンダーカバー22
の内部に挿入されて、底壁22aの上に積層されてお
り、その状態で最上層の配線板24がロック片51に係
合することで、上方に動かないように固定されている。
そして、配線板組立体23の最上層の上にプリント基板
30が載置されている。この場合、配線板組立体23の
最上層の配線板24には、適当箇所にピン27a付きの
角柱状の小さなボス部27が突設されており、このピン
27aにプリント基板30の位置決め孔35を嵌めるこ
とで、ボス部27の上端面にプリント基板30が載り、
プリント基板30が、配線板組立体23から所定の隙間
を隔てて支持されている。
【0022】メインカバー21はその上から被せられて
おり、メインカバー21の上壁21aの内面に突設した
押圧凸部52により、プリント基板30が浮き上がらな
いように押さえ付けられている。図2に示すように、プ
リント基板30には、ヒューズ8の端子を嵌合するため
の圧接端子31が突設されると共に、ブスバー配線板2
5に設けた圧接端子(タブ端子)41、42を貫通させ
るためのる貫通スリット(貫通部)32が設けられてい
る。
【0023】そして、プリント基板30が配線板組立体
23上に載置され、その上にメインカバー21が被せら
れてロックされることで、圧接端子41、42がプリン
ト基板30を貫通し、プリント基板30上の圧接端子3
1と共に、ヒューズ8の端子を接続するためのヒューズ
接続用端子を構成している。また、配線板組立体23の
タブ端子43がアンダーカバー22の底壁22aの端子
突出孔48からコネクタハウジング部47a内に突出す
ることで、ジャンクションブロック20の下面にコネク
タ47を構成している。
【0024】次に作用を説明する。
【0025】このジャンクションブロック20では、メ
インカバー21とアンダーカバー22との間に、配線板
組立体23と共にプリント基板30を収納したので、専
用の基板カバーが不要になり、その分コストダウンが図
れる。また、組立状態において、アンダーカバー22の
ロック片51が配線板組立体23の上方への移動を押さ
えているので、下面のコネクタ47に相手コネクタを嵌
合する際に、タブ端子43に上向きの力が加わっても、
配線板組立体23が動かない。
【0026】また、配線板組立体23の最上層に突設し
たボス部27を介してプリント基板30を支持している
ので、プリント基板30と配線板組立体23との間に確
実にプリント基板30の保護のための隙間を確保してお
くことができる。しかも、ボス部27に突設したピン2
7aに、プリント基板30の位置決め孔35を嵌めてい
るので、プリント基板30の横ずれを防止することがで
きる。
【0027】また、ヒューズ接続端子を構成するべく配
線板組立体23側の圧接端子41、42を、プリント基
板30の貫通スリット32に貫通させているので、ヒュ
ーズ装着部分を避けてプリント基板30を配置する必要
がなく、プリント基板30を制約を受けずに配置するこ
とができる。
【0028】次に他の実施形態のジャンクションブロッ
クについて図4を用いて説明する。図4に示すように、
本形態のジャンクションブロックは、ボス部27にピン
27aに代えてねじ穴55を設け、位置決め孔35を挿
通させたねじ56をねじ穴55に螺合し締め付けること
でプリント基板30をボス部27に固定する。本形態に
おいても、上記実施形態と同様の効果が得られる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、プリント基板を上カバーの内側に収納したの
で、専用の基板カバーを廃止でき、組付けが簡単になる
と共に、コストダウンが図れる。
【0030】請求項2の発明によれば、プリント基板を
上カバーの押圧部で押さえるようにしたので、プリント
基板を確実に固定することができ、ガタつき防止を図る
ことができる。
【0031】請求項3の発明によれば、内部に収納した
配線板組立体の上方への移動をロック手段によって阻止
するので、プリント基板と配線板組立体との間に、プリ
ント基板の下面を保護するための隙間を確実に確保して
おくことができる。
【0032】請求項4の発明によれば、プリント基板に
配線板組立体のタブ端子の貫通部を設けたので、プリン
ト基板を配線板組立体の上面を覆う大きさまで自由に広
げることができ、配索効率の向上が図れる。
【0033】請求項5の発明によれば、プリント基板を
ボス部上に載置することで、プリント基板の下面側の隙
間を確実に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の概略構成を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の実施形態の構成を示す分解斜視図であ
る。
【図3】図2のロック片の詳細を示す部分斜視図であ
る。
【図4】他の実施形態の構成を示す分解斜視図である。
【図5】従来のジャンクションブロックの概略構成を示
す断面図である。
【符号の説明】
20 ジャンクションブロック(電気接続箱) 21 メインカバー(上カバー) 22 アンダーカバー(下カバー) 23 配線板組立体 24 電線布線配線板 24b 電線 25 ブスバー配線板 25b ブスバー 30 プリント基板 32 貫通スリット(貫通部) 41,42 圧接端子(タブ端子) 51 ロック片(ロック手段) 52 押圧凸部(押圧部)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上カバーと下カバーとの間に、ブスバー
    あるいは電線の少なくとも一方により配線経路を形成し
    た配線板組立体を収納すると共に、該配線板組立体と上
    カバーとの間にプリント基板を収納したことを特徴とす
    る電気接続箱。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電気接続箱であって、 前記上カバーに、プリント基板を下向きに押さえる押圧
    部を設けたことを特徴とする電気接続箱。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の電気接続箱であ
    って、 前記下カバーに、配線板組立体の上方への移動を阻止す
    るロック手段を設けたことを特徴とする電気接続箱。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の電気接
    続箱であって、 前記プリント基板に、前記配線板組立体に設けたタブ端
    子の貫通部を設けたことを特徴とする電気接続箱。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の電気接
    続箱であって、前記配線板組立体の最上層に前記プリン
    ト基板固定用のボス部を突設し、該ボス部上にプリント
    基板を載置することで配線板組立体とプリント基板との
    間に所定の隙間を確保したことを特徴とする電気接続
    箱。
JP8127343A 1996-05-22 1996-05-22 電気接続箱 Pending JPH09312920A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007189881A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 電気接続箱
KR100819090B1 (ko) * 2003-02-07 2008-04-02 주식회사 만도 자동차용 전자제어 컨트롤러의 피씨비 조립체 고정방법
KR100819071B1 (ko) * 2006-12-20 2008-04-02 주식회사 만도 차량용 전자제어유닛의 조립 구조

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