JP3112417B2 - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
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- Japan
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- connector
- circuit board
- terminal
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- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Description
ジャンクションブロック等の電気接続箱に係り、特に電
子回路を構成するプリント基板を一緒に組込んだ電気接
続箱に関する。
ョンブロックの一例を示す。このジャンクションブロッ
クは、相互にロックするメインカバー(上カバー)1と
アンダーカバー(下カバー)2との間にブスバー配線板
3を収納し、メインカバー1の上面にプリント基板10
を載せて、その上にプリント基板10の保護のための基
板カバー12を被せたものである。メインカバー1には
ヒューズ装着部5が設けられ、ヒューズ装着部5には、
ブスバー配線板3から延ばした端子4、7がセットされ
ている。
8を嵌めることで、ブスバー配線板3とヒューズ8とが
電気接続されている。また、メインカバー1を貫通する
形でブスバー配線板3から上方にタブ端子9が突出して
おり、これらタブ端子9がプリント基板10に設けた中
継端子11に嵌まることで、プリント基板10とブスバ
ー配線板3とが電気接続されている。
8とプリント基板10の電気接続はブスバー配線板3の
ブスバー6を介して行われており、このブスバー6を介
してヒューズ8よりプリント基板10に電源が供給され
ている。また、入出力用コネクタのタブ端子14はブス
バー配線板3のブスバー13に形成されており、このブ
スバー13の一端に形成したタブ端子9と中継端子11
の接続により、プリント基板10と外部コネクタ間の入
出力経路が形成されるようになっている。
はプリント基板10とヒューズ8の接続、プリント基板
と入出力コネクタとの接続を、ブスバー配線板3のブス
バーを介して行っていた。そのため、中継のためのブス
バー6、13やタブ端子9が必要である上、プリント基
板10にも多数の中継端子11を設けなくてはならず、
コストアップになるばかりでなく、プリント基板10の
回路形成の効率やブスバー配線板3のブスバーの配索効
率が低いという問題があった。
板の中継端子の省略と、配線板組立体におけるブスバー
やタブ端子の減数を可能にする電気接続箱を提供するこ
とを目的とする。
バーと下カバーとの間に、ブスバーあるいは電線の少な
くとも一方により配線経路を形成した配線板組立体を収
納すると共に、該配線板組立体と上カバーとの間にプリ
ント基板を収納し、該プリント基板に、上カバーのヒュ
ーズ装着部に装着されたヒューズの端子が結合するヒュ
ーズ接続端子を設けると共に、外部コネクタと結合する
コネクタ端子を設け、プリント基板と配線板組立体とが
ヒューズのみを介して電気的に接続されていることを特
徴とする。
バーの内側に収納するに際し、上カバーに装着するヒュ
ーズとプリント基板とを配線板組立体の回路を介さずに
直接連結すると共に、プリント基板上に設けたコネクタ
端子によって、入出力用のコネクタを配線板組立体の回
路を介さずに直接構成するようにしたので、プリント基
板上に、配線板組立体のタブ端子とプリント基板を接続
するための中継端子を敢えて設ける必要がなくなる。し
たがって、中継端子を省略できる分だけ、プリント基板
の基板面の有効利用ができ、より多くの回路をプリント
基板に形成することができる。また、プリント基板とヒ
ューズ、プリント基板と外部接続用コネクタをそれぞれ
に繋ぐブスバーやタブ端子あるいは中継用の電線を省略
することができるので、配線板組立体のブスバー等の配
索効率が向上する。また、中継端子やブスバー等の省略
によりコストダウンが図れる。
続箱であって、前記コネクタ端子が配線板組立体を貫通
して下カバーより外部に突出しており、該突出部分に入
出力用コネクタを構成したことを特徴とする。
接続箱の底面に接続する相手コネクタと直接接続するこ
とができる。
の電気接続箱であって、前記コネクタ端子が上カバーの
周壁を貫通して外部に突出しており、該突出部分により
入出力用コネクタを構成していることを特徴とする。
接続箱の側面に接続する相手コネクタと直接接続するこ
とができる。
基づいて説明する。
ロック20の組立状態の概略構成を示す部分断面図、図
1(b)はその中のヒューズ8と圧接端子31、42の
関係を示す詳細図、図2は同ジャンクションブロック2
0の分解斜視図である。
ンカバー21と、アンダーカバー22と、メインカバー
21及びアンダーカバー22の間に収納された配線板組
立体23及びプリント基板30とからなる。ここでは、
プリント基板30をメインカバー21と配線板組立体2
3との間に配設することにより、従来用いていた基板カ
バーを廃止している。
bとからなり、上壁21aには、片側に寄せてヒューズ
装着部21fが設けられている。アンダーカバー22は
底壁22a及び周壁22bとからなり、アンダーカバー
22の周壁22bの外側にメインカバー21の周壁21
bが被さるようになっている。メインカバー21とアン
ダーカバー22は、図1のように閉じた状態で、図示略
のロック機構により相互にロックされている。
は、コネクタを構成するための枠状のコネクタハウジン
グ部47aが突設され、該コネクタハウジング部47a
の内部の底壁22aには端子突出孔48が設けられてい
る。
線板25と、その上層のブスバー配線板25、及びその
上層の電線布線配線板24を順次積層して構成されてい
る。ブスバー配線板25は、絶縁板25aに所定経路の
ブスバー25bを配索したものであり、電線布線配線板
24は、絶縁板24aから突き出させた下層のブスバー
配線板25の圧接端子24cに電線24bを布線するこ
とで所定経路の回路を構成したものである。配線板組立
体23は、これらブスバー配線板25及び電線布線配線
板24の積層により、全体で所定の配線経路を構成して
いる。なお、配線板組立体23は、全部をブスバー配線
板25で構成しても勿論かまわない。又、ブスバー配線
板25と電線布線配線板24の層の上下があっても勿論
かまわない。
の内部に挿入されて底壁22aの上に積層され、その上
にプリント基板30が載置されている。この場合、配線
板組立体23の最上層の配線板24には、適当箇所に角
柱状の小さなボス部27が突設されており、プリント基
板30はボス部27の上端面に載り、配線板組立体23
から所定の隙間を隔てて支持されている。
おり、メインカバー21の上壁21aの内面に突設した
押圧凸部52により、プリント基板30が浮き上がらな
いように押さえ付けられている。図2に示すように、プ
リント基板30には、ヒューズ8の端子8aを結合する
ための圧接端子(ヒューズ接続端子)31が突設される
と共に、ブスバー配線板25に設けた圧接端子41、4
2を貫通させるためのる貫通スリット32が設けられて
いる。
ョンブロック20の下面の入出力用コネクタ47を構成
するためのタブ端子(コネクタ端子に相当し、ピン端子
でもよい)36が下向きに突設されている。また、プリ
ント基板30の側部には、ジャンクションブロック20
の側面の入出力用コネクタ38を構成するためのタブ端
子(コネクタ端子に相当し、ピン端子でもよい)37が
側方向きに突設されている。前者は、組立状態で配線板
組立体23を貫通してアンダーカバー22の底板22a
の端子突出孔48より外部に突出する。後者は、組立状
態でメインカバー21の周壁21bの切欠39に嵌まる
コネクタハウジング38a内に納められている。
23上に載置され、その上にメインカバー21が被せら
れてロックされることで、圧接端子41、42がプリン
ト基板30を貫通し、プリント基板30上の圧接端子3
1と共に、ヒューズ8の端子を接続するためのヒューズ
接続用端子を構成している。また、配線板組立体23の
タブ端子43と、プリント基板30に下向きに突設した
タブ端子36とが、アンダーカバー22の底壁22aの
端子突出孔48からコネクタハウジング部47a内に突
出することで、ジャンクションブロック20の下面に入
出力用のコネクタ47を構成している。
インカバー21とアンダーカバー22との間に、配線板
組立体23と共にプリント基板30を収納したので、専
用の基板カバーが不要になり、その分コストダウンが図
れる。また、プリント基板30とヒューズ8とを配線板
組立体23のブスバーを介さずに直接接続し、しかもプ
リント基板30に設けたタブ端子36、37で入出力コ
ネクタを構成しているので、プリント基板30上に設け
ていた中継端子や、中継のためのブスバーやタブ端子を
省略することができる。したがって、中継端子を省略で
きる分だけ、プリント基板30の基板面の有効利用がで
き、より多くの回路をプリント基板30に形成すること
ができる。また、中継用のブスバー等が不要になる分、
配線板組立体23側の回路構成の自由度も増す。
の外部コネクタの接続は、ジャンクションブロック20
の下面や側面のコネクタ47、38に対して行えば、ブ
スバー配線板25等を介さずに、直接プリント基板30
を外部コネクタに接続することができる。図3はジャン
クションブロック20の回路構成を簡単に示している。
この図に示すように、ヒューズ8の上流側にブスバー回
路部81があり、ヒューズ8の下流側にプリント基板部
82と電線布線部83とがある。そして、プリント基板
部82と電線布線部83がブスバー回路部81を介さず
にユニットやコネクタと接続されている。
よれば、プリント基板に設けていた中継端子を省略でき
ると共に、それに接続していた配線板組立体のブスバー
や電線及びタブ端子を省略できる。したがって、中継端
子を省略できる分だけ、プリント基板の基板面の有効利
用ができ、より多くの回路をプリント基板に形成するこ
とができる。また、プリント基板とヒューズ、プリント
基板と外部接続用コネクタをそれぞれに繋ぐブスバーや
タブ端子あるいは中継用の電線を省略することができる
ので、配線板組立体のブスバー等の配索効率が向上す
る。その結果、中継端子やブスバー等の省略によりコス
トダウンが図れる。
形成したコネクタ端子を下カバーより外部に突出させた
ので、プリント基板を電気接続箱の底面に接続する相手
コネクタと直接接続することができる。
形成したコネクタ端子を上カバーの側方に突出させたの
で、プリント基板を電気接続箱の側面に接続する相手コ
ネクタと直接接続することができる。
分断面図、(b)はその中のヒューズと圧接端子部分の
詳細斜視図である。
る。
回路系統図である。
す斜視図である。
す断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 上カバーと下カバーとの間に、ブスバー
あるいは電線の少なくとも一方により配線経路を形成し
た配線板組立体を収納すると共に、該配線板組立体と上
カバーとの間にプリント基板を収納し、該プリント基板
に、上カバーのヒューズ装着部に装着されたヒューズの
端子が結合するヒューズ接続端子を設けると共に、外部
コネクタと結合するコネクタ端子を設け、プリント基板
と配線板組立体とがヒューズのみを介して電気的に接続
されていることを特徴とする電気接続箱。 - 【請求項2】 請求項1記載の電気接続箱であって、 前記コネクタ端子が配線板組立体を貫通して下カバーよ
り外部に突出し、該突出部分に入出力用コネクタを構成
したことを特徴とする電気接続箱。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の電気接続箱であ
って、 前記コネクタ端子が上カバーの周壁を貫通して外部に突
出し、該突出部分により入出力用コネクタを構成してい
ることを特徴とする電気接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08124713A JP3112417B2 (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08124713A JP3112417B2 (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 電気接続箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09308049A JPH09308049A (ja) | 1997-11-28 |
JP3112417B2 true JP3112417B2 (ja) | 2000-11-27 |
Family
ID=14892272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08124713A Expired - Lifetime JP3112417B2 (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3112417B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2001023742A (ja) * | 1999-07-02 | 2001-01-26 | Mitsumi Electric Co Ltd | 電気コネクタ |
US6354847B1 (en) * | 1999-10-22 | 2002-03-12 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Electric connection box |
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JP3867729B1 (ja) | 2005-07-21 | 2007-01-10 | 住友電装株式会社 | 電気接続箱 |
JP2008178240A (ja) * | 2007-01-19 | 2008-07-31 | Fujikura Ltd | 電気接続箱 |
JP2008271706A (ja) * | 2007-04-20 | 2008-11-06 | Fujikura Ltd | 電気接続箱 |
JP7413872B2 (ja) * | 2020-03-24 | 2024-01-16 | 住友電装株式会社 | 電気接続箱 |
-
1996
- 1996-05-20 JP JP08124713A patent/JP3112417B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09308049A (ja) | 1997-11-28 |
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