JP2003037914A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP2003037914A
JP2003037914A JP2001222008A JP2001222008A JP2003037914A JP 2003037914 A JP2003037914 A JP 2003037914A JP 2001222008 A JP2001222008 A JP 2001222008A JP 2001222008 A JP2001222008 A JP 2001222008A JP 2003037914 A JP2003037914 A JP 2003037914A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気接続箱の汎用性を高める。 【解決手段】 内部回路のPCB基板11の各辺11a
〜11dに接続部11g〜11iを並列配置し、スリッ
ト12b〜15bを開口したヒューズブロック12、リ
レーブロック13、コネクタブロック14、側壁ブロッ
ク15を各辺11a〜11dに差し込んで取り付け、P
CB基板11の上方及び下方を被うアッパーカバー1
6、ロアカバー17を取り付けて電気接続箱11を完成
する。各種ブロック11〜15は、PCB基板11の回
路形態により適宜変更可能であり、種々の仕様の電気接
続箱をこれらブロック11等の組合せで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気接続箱に関し、
詳しくは、電気接続箱の構成の自由度を高め、種々の仕
様等に関してもフレキシブルに対応可能にするものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車は、車体の各所に配索したワイヤ
ハーネスの接続や、ヒューズ、リレー、ダイオード等の
電気部品を取り付ける電気接続箱を搭載している。この
電気接続箱は接続形態や回路構成等に応じて、従来より
種々のものが存在している。
【0003】図13は、従来の電気接続箱1であり、樹
脂で成形したアッパケース1a及びロアケース1b内に
内部回路を収容している。この電気接続箱1の内部回路
は、単芯線2を所要形状に配索した層に絶縁板3を介在
させ、この絶縁板3の上面3aに所要形状に打ち抜いた
バスバー4を載置し、その上方に更に絶縁板5を介して
PCB基板6を配置した積層状態で構成している。
【0004】単芯線3には中継タブ7を圧接して、ロア
ケース1bの下面に設けたコネクタ収容部1c内に挿入
し、バスバー4から上下に立設するタブ4aやPCB基
板6に取り付けたタブ6aも、コネクタ収容部1cやア
ッパケース1aの上面に設けたヒューズFやリレー等の
電気部品取付部1dやコネクタ収容部1e内に挿入して
いる。また、異なる層間の内部回路の導通には中間端子
8を使用している。これら電気部品取付部1dにはヒュ
ーズF等を取り付けると共に、コネクタ収容部1c、1
eには外部回路のワイヤハーネスW/H端末のコネクタ
Cを取り付けて、それぞれ内部回路と導通接続してい
る。
【0005】なお、電気接続箱1の車体への取付方向
は、交換が予期されるヒューズFを取り付ける電気部品
取付部1dが室内面側を向くように規定している。ま
た、電気接続箱の内部回路は、上記以外にも、バスバー
のみを絶縁板を介在させて上下に積層して構成する場合
や、絶縁板と単芯線のみで構成する場合等、種々のパタ
ーンがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】電気接続箱1の内部回
路は、電気接続箱1が搭載される車種毎に必要とされる
回路に応じた構成の専用回路であり、また、内部回路を
収容するアッパケース1a及びロアケース1bも内部回
路の構成や、取り付ける電気部品及び外部回路のコネク
タに応じた車種毎の専用品となっている。よって、内部
回路のバスバー4を所要形状に打ち抜く金型や、アッパ
ケース1a及びロアケース1bの樹脂成形用金型も車種
毎に製作する必要が生じ、電気接続箱全種類に係る製作
コストが非常に高くなる問題がある。
【0007】また、同一車種であっても、車体や搭載部
品等は随時各所が改良されたり、マイナーチェンジで変
更等されたりするので、これら改良や変更等に応じて電
気接続箱の外部回路や電気部品等の接続形態等にも変更
する必要が生じる場合もあり、変更の程度によっては、
細部の調整で対応できず新たな金型を製作せねばなら
ず、この点においてもコストの上昇を招く問題がある。
【0008】一方、電気接続箱1は、アッパケース1a
等に設けた電気部品取付部1dやコネクタ収容部1e等
の位置により車体への取付方向が規制されてしまうの
で、取付の自由度が無くなり効率的な取付が妨げられる
おそれもある。また、電気接続箱へ取り付ける各ワイヤ
ハーネスを構成する異なる電線同士をスプライス接続す
る場合は、内部回路において電線同士を接続させる回路
部分を形成する必要があり、内部回路の回路数が増加し
回路設計の負担を増加させる問題がある。
【0009】さらに、内部回路にバスバーを用いると、
バスバーは所要厚の金属材から形成されているため、ど
うしても内部回路の重量が増加してしまう問題がある。
この問題は、複数層の内部回路をバスバーで形成した場
合、特に、顕著となる。
【0010】本発明は、上記した問題に鑑みてなされた
ものであり、車種が相異する場合や、改良等により変更
が生じた場合等に対しても、共通の部材を組み合わせて
所要の電気接続箱を形成可能にし、コストの低減を図る
ことを課題としている。さらに、電気接続箱の取付方向
の自由度を増して車体への取付性を向上すると共に、電
気接続箱自体の軽量化を図ることも課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、内部回路を矩形状で各辺に接続部を並列
配列した回路板から形成すると共に、該回路板の各辺
に、スリットを開口したブロックを該スリットを介して
差し込んで上記回路板の周囲を囲う側壁部を形成し、上
記側壁部は、電気部品接続用のブロック、外部回路接続
用のブロック、側壁形成用のブロックのいずれか或いは
全てからなり、上記回路板の上面を被うアッパーカバー
および回路板の下面を被うロアカバーを、上記側壁部に
取り付ける構成としている電気接続箱を提供している。
【0012】このように内部回路を構成する回路板に電
気部品接続用等の種々のブロックを差し込んだ上に、ア
ッパーカバー及びロアカバーを取り付けるだけで、容易
に所要の電気接続箱を形成できる。即ち、本発明の電気
接続箱は、内部回路となる矩形状の回路板のみは車種に
応じた専用のものを製作することになるが、周囲に差し
込む各ブロックは電気部品接続用等の用途毎に寸法等が
相異するものを数種揃えて汎用化を図り、これら各種ブ
ロックの中から当該車種の外部回路や電気部品の接続形
態に応じたものを回路板の接続部と照らし合わせて適宜
選択して差し込むだけで電気接続箱の所要部分を構成で
きる。
【0013】また、矩形状の回路板の寸法を数種に設定
すれば、自然とアッパーカバー及びロアカバーの寸法も
規定されて汎用化できる。よって、従来の電気接続箱の
ように専用品となるアッパーケースやロアケースが、本
発明では存在しなくなり、それに応じて車種毎の専用品
となるアッパケース等の金型も製作する必要もなくな
り、車種全体で考慮すると電気接続箱に要する製作コス
トを大幅に低減できる。
【0014】さらに、同一車種でも改良等により電気部
品や外部回路の接続形態が変更されても、変更に該当す
る個所のブロックを、変更に対応したブロックに差し替
えるだけで改良等にも容易に対応でき、改良に係るコス
トも低減できる上に、改良に対応する期間も大幅に短縮
できる。
【0015】なお、各ブロックはスリットの回路板の接
続部への差し込みで、スリットの開口周縁と回路板が係
合された状態となり、回路板からブロックが容易に脱落
するようなことはない。また、電気部品接続用、外部回
路接続用、側壁形成用となる各種ブロックは、回路板の
形態に応じて選択して差し込むものであり、全種類のブ
ロックを取り付ける場合もあれば、電気接続用のブロッ
ク及び外部回路接続用のブロックだけを差し込む場合
や、外部回路接続用ブロックのみを差し込む場合等、種
々の差し込みパターンが可能である。
【0016】電気部品接続用のブロックとは、電気部品
を取り付けて回路板との接続を可能にするものであり、
電気部品にはヒューズ、リレー、ダイオード等があるた
め、具体的には、ヒューズ用ブロック、リレー用ブロッ
ク、ダイオード用ブロックと電気部品の種類に応じたブ
ロックを揃えることになる。さらに、ヒューズにも種々
のヒューズがあるため、ヒューズ用ブロックにも種々の
ヒューズに対応したものを数種揃えることが好ましく、
このことは、リレー用ブロック、ダイオード用ブロック
においても同様である。
【0017】また、外部回路接続用のブロックとは、外
部回路のコネクタを取り付けて回路板との接続を可能と
するものであり、側壁形成用のブロックとは、特に、回
路板との電気的な接続は行わず、回路板の周囲を被うこ
とを目的としたものである。これら各種ブロックは適宜
差し込み可能であるため、電気部品の取付方向や外部回
路の取付方向を自由に設定でき、それに伴い、電気接続
箱の車体への取付方向の自由度も向上できる。
【0018】上記回路板は一辺に複数の上記ブロックを
差し込んでいる。このように回路板の各辺毎に一個のブ
ロックを差し込むのではなく、一辺に複数の各種ブロッ
クを差し込むようにすれば、さらに種々の形態に対応す
ることができ、例えば、リレーの取付数が少なくヒュー
ズの取付数が多い電気接続箱であれば、ある一辺には、
辺全体にわたり一個のヒューズ用ブロックを差し込むと
共に、他の一辺には、辺の約半分の長さ寸法のリレー用
ブロックとヒューズ用ブロックを計二個差し込めば、ヒ
ューズ取付数が多い等の特有の条件がある電気接続箱に
容易に対応できる。また、回路数が少ない電気接続箱の
場合等は、辺の半分に側壁形成用のブロックを差し込む
ことで、回路板の周囲を開口させることなく所要の電気
接続箱を形成できる。
【0019】上記電気部品接続用のブロックは、外側面
に電気部品を取り付ける電気部品取付部を設けると共
に、該電気部品取付部内から上記スリットの開口へ中継
端子を配置固定し、該中継端子を介して上記回路板の接
続部と上記電気部品取付部に取り付けた電気部品とを導
通接続することが好適である。このように電気部品取付
部を設けると、安定して各種電気部品を取り付けること
ができ、さらに、中継端子を取り付けることで、特に電
気部品自体に変更を加えることなく汎用の各種電気部品
をそのまま、本発明の電気接続箱へ適用できる。
【0020】また、上記外部回路接続用のブロックは、
外側面に外部回路を構成するワイヤハーネス端末に取り
付けたコネクタを収容するコネクタ収容部を凹設すると
共に、該コネクタ収容部内から上記スリットの開口へコ
ネクタ中継端子を配置固定し、該コネクタ中継端子を介
して上記回路板の接続部と上記コネクタ収容部に収容す
るコネクタとを接続する。
【0021】上記のようにすると、上述の電気部品接続
用のブロックと同様に、コネクタを安定して取り付ける
ことができると共に、通常使用されるコネクタをそのま
ま本発明の電気接続箱へ適用できる。なお、ワイヤハー
ネスを構成する所要の電線同士を接続する必要が有る場
合等は、対応するコネクタ中継端子同士を繋ぐ連結部を
各コネクタ中継端子に設ければ、回路板にスプライス部
を形成することなしに、所要の接続をできる。
【0022】さらに、上記外部回路接続用のブロック
は、外側面に外部回路を構成するワイヤハーネス端末に
取り付けたコネクタを収容するコネクタ収容部を凹設す
ると共に、差し込んだ回路板の各辺の接続部を上記コネ
クタ収容部内に配置する一方、上記コネクタは接合する
先端面に溝部を凹設し、該溝部を上記接続部に直接差し
込んで内部回路と外部回路を導通接続する。このように
先端面に溝部を設けた、いわゆるカードエッジ型のコネ
クタを外部回路に用いた場合は、中継端子を用いること
なく、直接回路板へコネクタを接続でき、外部回路との
接続形態を簡略化できる。なお、上記の通常のコネクタ
に対応する外部回路接続用のブロックと、カードエッジ
コネクタに対応する外部回路接続用のブロックは、それ
ぞれ混在させて回路板と接続してもよく、いずれか一方
のタイプのブロックのみを使用するようにしてもよい。
【0023】さらに、本発明は、上記中継端子を取り付
けたブロックあるいは/および上記コネクタ中継端子を
取り付けたブロックの上面あるいは/および下面に垂直
方向のスリットを開口すると共に、上記中継端子あるい
は/および上記コネクタ中継端子より上記垂直方向のス
リットの開口へ垂直端子部を突設する一方、上記垂直方
向のスリットに、矩形状で各辺に接続部を並列した補助
回路板を差し込むと共に、上記ブロックより突出する補
助回路板を被うボックス部を上記アッパーカバーあるい
は/およびロアカバーに突設している。
【0024】このように補助回路板を、垂直方向のスリ
ットを有し中継端子等を取り付けたブロックに差し込む
ようにすると、各ブロックで周囲を囲われたメインとな
る回路板だけで必要な内部回路を形成できない場合で
も、補助回路板により不足する分の回路を補うようにす
れば、電気接続箱の周囲寸法を大型化することなく必要
な回路を構成できる。また、改良等により後から内部回
路の回路数が増加した場合等にも、増加分の回路を補助
回路板で形成すると共に一部のブロックを垂直方向のス
リットを有するブロックに変更するだけで、回路増にも
容易に対応できる。
【0025】上記補助回路板とメインの回路板とは、中
継端子とコネクタ中継端子の何れか一方、あるいは、両
方に垂直端子部を突設することで、これら中継端子等を
介して電気的に接続でき、所要の回路を形成できる。ま
た、補助回路板を突出させた側のアッパーカバーやロア
カバーにボックス部を設けることで、突出する補助回路
板を確実に被い、回路の外部露出を防いで回路の信頼性
も確保できる。なお、差し込む補助回路板の枚数は一枚
に限定されるものでなく、最大、各ブロックの上面及び
下面の全てに取付可能である。
【0026】上記ボックス部には凹部を設け、該凹部に
外部回路のコネクタあるいは/および電気部品を取り付
けて上記補助回路板の接続部と接続することが好適であ
る。このようにボックス部でもコネクタや電気部品を補
助回路板に接続可能にすると、電気接続箱への外部から
の接続箇所を大幅に増加でき、また、様々な回路形態に
も対応しやすくなる。
【0027】さらに、本発明は、上記内部回路は複数の
回路板を上下方向に隙間をあけて積層すると共に、上記
ブロックには上記回路板数に応じたスリットを上記隙間
分の間隔を上下にあけて設けている。このように内部回
路を積層構造にすると、必要な回路数に対して、上記の
ような補助回路板では根本的に対応できない場合でも、
回路板の積層で充分に対応できる。なお、周囲を囲う各
ブロックの高さは、積層数に応じた寸法に設定する。
【0028】上記上下のスリットの開口に位置する上記
コネクタ中継端子同士を繋ぐ連結部を、これらコネクタ
中継端子間に設けて、上下の回路板を導通する。このよ
うに上下のコネクタ中継端子に適宜連結部を設けると、
これら連結部を設けたコネクタ中継端子を介して上下の
回路板を導通でき、新たに上下導通用の中継端子等を設
ける必要もなくなり、効率的な回路構成を実現できる。
さらに、これらの連結部により、外部回路のワイヤハー
ネスを構成する電線同士を接続も可能となり、回路板に
外部回路を接続する回路を構成する必要もなくなり、他
の回路用に利用できる回路板の面積を増大できる。
【0029】上記回路板は、PCB基板からなる。この
ように回路板をPCB基板で構成すると、内部回路に係
る重量を大幅に低減でき、それに伴い、電気接続箱自体
も軽量化できる。なお、PCB基板は、必要な回路量に
応じて片面基板タイプ、両面基板タイプの両方を適用で
き、各種ブロックも、これら基板のタイプに対応して接
続できるようにする。また、PCB基板を両面基板タイ
プにした場合は、一方の面を制御用回路となる小電流用
にして薄厚の導電箔で回路を形成し、他方の面を電源用
回路となる大電流用にしてバスバーで回路を形成するよ
うにしてもよい。
【0030】また、内部回路を複数の回路板を積層して
構成する場合、これら回路板をPCB基板にすると電気
接続箱の軽量化できる割合も増加できる。なお、内部回
路の回路板は、PCB基板以外にも、絶縁板にバスバー
を載置して各辺に接続部を設けたものや、回路形状のバ
スバーの上下周囲を樹脂モールドして板形状に形成する
と共に各辺はバスバーを露出させ接続部としたものを適
用することが可能である。これら、バスバーを用いた回
路板は、内部回路を複数の回路板で形成した場合は、P
CB基板と混在して使用することも可能である。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は、本発明の第一実施形態にか
かる電気接続箱10であり、内部回路を矩形状のPCB
基板11で構成すると共に、周囲の各辺11a、11
b、11c、11dに電気部品接続用としてヒューズブ
ロック12、リレーブロック13を差し込み、外部回路
接続用としてコネクタブロック14を差し込み、側壁形
成用として側壁ブロック15を差し込んで、これら各ブ
ロック12〜15でPCB基板11の周囲を囲う側壁部
10aを形成している。また、側壁部10aには、PC
B基板11の上面11eと下面11fを被う板状のアッ
パーカバー16、ロアカバー17も取り付けている。
【0032】PCB基板11は、剛性のある板面上に回
路形状に形成した薄い導電体からなる箔を貼り付けて表
面を被覆し、各辺11a、11b、11cの近辺には回
路と連続する導電箔を多数並列配置すると共に、これら
並列配置された導電箔の表面は被覆せずに露出させて、
ヒューズ用接続部11g、リレー用接続部11h、コネ
クタ接続部11iとしている。なお、側壁ブロック15
は電気的に接続しないため、側壁ブロック15を取り付
ける辺11dに接続部は設けていない。なお、PCB基
板11は、上下面11e、11fに回路を形成した両面
基板タイプで、上下面11e、11fに上記の各接続部
を設けており、また、所要のIC、抵抗、コンデンサー
等を実装している。
【0033】図2(A)に示すように、PCB基板11
の対向する辺11b、11cに取り付けるリレーブロッ
ク13、コネクタブロック14は、辺長さより長い寸法
に設定し、対向する辺11a、11dに取り付けるヒュ
ーズブロック12、側壁ブロック15は、辺長さより短
い寸法に設定している。このようにして、各ブロックを
取り付けた状態で、PCB基板11の周囲が露出するこ
となく確実に各ブロックで被われるようにしている。
【0034】即ち、各ブロックの取付面12a、13
a、14a、15aには、PCB基板11の厚みに応じ
た水平方向のスリット12b、13b、14b、15b
を開口しており、これらスリット12b、13b、14
b、15bを各辺11a、11b、11c、11dに差
し込んで各ブロック12、13、14、15を夫々取り
付けている。なお、各ブロックは樹脂で成形されてい
る。
【0035】また、アッパーカバー16の下面16a、
ロアカバー17の上面17aには、係止突起16b、1
7bを夫々四箇所突設する一方、リレーブロック13、
コネクタブロック14の取付面13a、14aには、係
止凹部13c、14cを夫々四箇所凹設している。アッ
パーカバー16及びロアカバー17の係止突起16b、
17bを係止凹部13c、14cを係合させて、アッパ
ーカバー16およびロアカバー17をリレーブロック1
3、コネクタブロック14に取り付け、各ブロックで囲
った中央の開口箇所を塞いでいる。
【0036】ヒューズブロック12は、図2(B)、図
3(A)に示すように、取付面12aのスリット12b
はヒューズブロック12の全長にわたり設け両側面にま
で開口しており、外周側となる外側面12cには、電気
部品取付部としてヒューズFを収容するヒューズ収容部
12dを設けている。ヒューズ収容部12dの内部から
スリット12bの開口箇所の上下へと中継端子18を配
置固定している。中継端子18は導電性の金属材料から
なり、スリット12b側の端部18aを端末で折り曲げ
て湾曲形状の接触部18bを形成し、他方の端部18c
には圧接部18cを成形し、この圧接部18cをヒュー
ズ収容部12d内に配置している。
【0037】ヒューズブロック12をスリット12bを
介してPCB基板11に差し込むと、上下の中継端子1
8の接触部18bが、PCB基板11の両面の接続部1
1gを挟持した状態で接触し導通した状態となってい
る。また、ヒューズFをヒューズ収容部12dに取り付
けると、図3(B)にも示すように、ヒューズ端子Fa
が中継端子18の圧接部18cと圧接接続している。そ
の結果、ヒューズFはPCB基板11の内部回路と中継
端子18を介して導通している。
【0038】また、リレーブロック13は、基本的にヒ
ューズブロック12と略同等の形態であり、外周側の外
側面13dにリレー取付部13eを設けると共に、スリ
ット13bの開口の上下に中継端子19を設けている。
リレー用の中継端子19もヒューズ用の中継端子18と
同等であり、リレーブロック13をPCB基板11の差
し込みで中継端子19が接続部11hと接触し、リレー
Rをリレー取付部13eに取り付けでリレー端子Raが
中継端子19と接続し、リレーRと内部回路が導通す
る。なお、PCB基板11を外部に露出させないため、
取付面13aのスリット13bは、両側面まで連続させ
ずに両端を閉じている。
【0039】さらに、コネクタブロック14は、図4
(A)(B)に示すように、外周側の外側面14dにコ
ネクタ収容部14eを凹設しており、コネクタ収容部1
4e内とスリット14bを連通させている。コネクタブ
ロック14をスリット14bを介してPCB基板11の
辺11cに差し込むことで、PCB基板11の接続部1
1iは、コネクタ収容部14e内に位置している。ま
た、コネクタブロック14もスリット14bを側面まで
伸ばさずにPCB基板11を露出させないようにしてい
る。
【0040】一方、コネクタブロック14に収容する外
部回路となるワイヤハーネスW/Hの端末に取り付けた
コネクタ20は、図1、図4(C)に示すように、いわ
ゆるカードエッジコネクタと称されるタイプのものであ
り、先端面20aに溝部20bを凹設しており、溝部2
0bを挟んで上下にコネクタ端子21を挿入配置してい
る。コネクタ端子21は、取付先端側となる一方の端部
21aに中継端子18、19と同様の接触部21bを設
けており、他方の端部21cにはバレル部21dを設
け、ワイヤハーネスW/Hを構成する電線dを圧着して
いる。
【0041】コネクタ20を、図4(B)の状態のコネ
クタ収容部14e内に取り付けると、コネクタ20の溝
部20bが、PCB基板11の辺11cに直接差し込ま
れ、コネクタ端子21の接触部21bがPCB基板11
の接続部11iを両面より挟持した状態で接触し、PC
B基板11の内部回路とワイヤハーネスW/Hの外部回
路を導通している。
【0042】また、側壁ブロック15は、樹脂により中
実に成形されており、特に、電気部品等の取付は行わ
ず、PCB基板11の周囲を被うことを目的に使用して
いる。また、両側をリレーブロック13とコネクタブロ
ック14で挟まれた状態でPCB基板11へ差し込める
ように、スリット15bは両側面まで開口している。
【0043】上記のような形態で形成された電気接続箱
10は、内部回路がPCB基板11からなるため、従来
の電気接続箱に比べて軽量になっている。また、ヒュー
ズブロック12、リレーブロック13、コネクタブロッ
ク14、側壁ブロック15の取り付ける方向は、PCB
基板11の方向を変えたり回路形態を変更することで、
各ブロックの取付方向も自由に設定でき、ヒューズブロ
ック12を車体側へ向けて電気接続箱10を車体へ取り
付けること等も容易になっている。
【0044】さらに、電気接続箱10の各ブロック12
〜15の取付形態は、図1の形態に限定されるものでは
なく、予め電気部品用のブロックとして種々の寸法で電
気部品取付部の数も相異するヒューズブロック、リレー
ブロック、ダイオードブロック等を揃えると共に、外部
回路との接続用のコネクタブロックや側壁ブロックも種
々の寸法等を多数揃えておくことで、これら各種ブロッ
クを共用部品とし、対応する内部回路のPCB基板に差
し込むことで、種々の形態の電気接続箱を製作可能にし
ている。
【0045】なお、内部回路のPCB基板は、両面基板
タイプ以外にも片面基板タイプも適用可能である。さら
に、内部回路にはPCB基板を用いる以外にも、矩形の
絶縁板にバスバーを配置すると共に、絶縁板の各辺に電
気部品や外部回路との接続箇所となるバスバーの端部を
並列配置したものを用いてもよい。さらに、図5(A)
に示す回路形状に打ち抜いたバスバー23の上下周囲を
樹脂24で板状にモールド成形した回路板22を適用し
てもよい。回路板22は、周囲の各辺22a〜22dの
近辺を樹脂で被覆せずにバスバー23を露出し、各ブロ
ックとの接続部22eにしている。
【0046】また、図5(B)のバスバー23’を樹脂
24’でモールド成形した回路板22’のように、回路
板22’の中央箇所より圧接タブ25’を打ち込んだ
り、バスバー23’の端部を立設してタブ26’を立設
し、これら圧接タブ25’、タブ26’を電気部品や外
部回路との接続用とした回路板22’を用いてもよい。
この回路板22’を用いた場合は、アッパケースやロア
ケースにも圧接タブ25’と対応する箇所に電気部品取
付部やコネクタ収容部を設けるようにして、さらに多く
の電気部品や外部回路との接続を可能にしている。
【0047】さらに、アッパケース、ロアケースも、図
1の形態に限定されるものではなく、図6(A)に示す
ように、対向位置のヒューズブロック12’と側壁ブロ
ック15’の上面にケース取付部12e’、15e’を
凹設すると共に垂直箇所に係止凹部12f’、15f’
を設けた状態で、アッパケース16’、ロアケース1
7’の幅を、各ブロックで囲まれた中央開口の幅と一致
させ、長さはヒューズブロック12’のケース取付部1
2e’から側壁ブロック15’のケース取付部15e’
に至る寸法にし、係止部16b’、17b’を突設する
ようにしてもよい。このようにすると取付状態では、係
止部16b’、17b’と係止凹部12f’、15f’
が係合してアッパケース16’、ロアケース17’が各
ブロックで開口内に収まり、上下面が段差無くスムーズ
な面となり、見栄えが向上する。
【0048】さらに、図6(B)のアッパーケース1
6”、ロアケース17”のように、各ブロックの周囲を
被う枠部16c”、17c”を立設すると共に、各角に
は係止穴16d”、17d”を設け、各ブロックの取付
面の各角にも係止突起27”を突設するようにしてもよ
い。アッパケース16”とロアケース17”は、各ブロ
ックの周囲を枠部16c”、17c”で囲うように係止
穴16d”、17d”を係止突起27”に係合して取り
付けることになり、各ブロックの脱落が枠部16c”、
17c”で防止され、より堅牢な電気接続箱を形成でき
る。
【0049】図7は、本発明の第二実施形態に係る電気
接続箱30であり、第一実施形態と同様にPCB基板3
1の各辺に側壁部30a形成用の各種ブロックを差し込
んでいるが、辺31aには、ヒューズブロック32と第
二側壁ブロック45を差し込んでおり、辺31bには、
リレーブロック33と第二コネクタブロック46を差し
込んでいる。なお、辺31cには、第一実施形態と同様
の第一コネクタブロック34を差し込み、辺31dに
は、第一実施形態と同様の第一側壁ブロック35を差し
込んでいる。
【0050】第二実施形態の電気接続箱30の内部回路
は、ヒューズとリレーの接続数が第一実施形態との電気
接続箱10より減少している一方、外部回路との接続数
は増大している。よって、PCB基板31は、上記のよ
うな条件で回路が形成されており、辺31aの接続部3
1gの数を減らすと共に、辺31bの接続部31hは、
略半分をリレー接続用、残り略半分を外部回路接続用に
している。
【0051】ヒューズブロック32は、第一実施形態の
ヒューズブロック12と長さ寸法が短いだけで構造は同
一であり、第二側壁ブロック45も第一実施形態の側壁
ブロック15と長さ寸法が短いだけで同一の構造にして
いる。また、リレーブロック33は、第一実施形態のリ
レーブロック13を半分に切断した形態にしており、第
二コネクタブロック46と隣接する側面33fにはスリ
ット33bを開口させている。
【0052】リレーブロック33の隣に取り付ける第二
コネクタブロック46は、第一実施形態のリレーブロッ
ク13の全長からリレーブロック33の全長を差し引い
た長さ寸法を有しており、リレーブロック側の一側面4
6fはスリット46bを開口しているが、他側面46g
はスリット46bを開口していない。第二コネクタブロ
ック46の上記以外の形態は、第一実施形態のコネクタ
ブロック14と同様であり、コネクタ収容部46eに、
外部回路のワイヤハーネスW/H−1の端末に取り付け
たカードエッジ型のコネクタ40を取り付けるようにし
ている。
【0053】一方、第一コネクタブロック34は、通常
のメスタイプのコネクタ42を取り付けるものであり、
図8(A)に示すように、外周側の外側面34dにコネ
クタ収容部34eを凹設しており、PCB基板31への
取付面34aには、スリット34bを開口している。ス
リット34bの開口する内部の上下箇所からコネクタ収
容部34eの内部へは、コネクタ中継端子としてオス中
継端子38を上下に配置している。
【0054】オス中継端子38は、導電性を有する金属
材で形成され一方の端部38aを折り返して接触部38
bを形成すると共に、他方の端部38cはコネクタ接続
用のオス端子形状に形成して、コネクタ収容部34e内
へと突出させている。一方外部回路を構成するワイヤハ
ーネスW/H−2、W/H−3の端末に取り付けたコネ
クタ42は、キャビティ内にワイヤハーネスW/H−
2、W/H−3を構成する電線dに圧着したメス端子4
3を挿入している。
【0055】よって、第一コネクタブロック34をPC
B基板31の辺31cに差し込んだ状態で、コネクタ収
容部34e内に外部回路のコネクタ42を取り付けるこ
とで、PCB基板31の接続部31iとオス中継端子3
8を介してメス端子43が接続され、内部回路と外部回
路が導通している。なお、上述した箇所以外の側壁ブロ
ック35、アッパーケース36、ロアケース37等は第
一実施形態の電気接続箱10と同様の構成にしている。
【0056】上記のようにして形成された電気接続箱3
0は、辺31a、31bに異なる種類の複数のブロック
を差し込むようにしているので、さらに内部回路の形態
に応じて幅広く対応することが可能となっている。な
お、電気接続箱30は、図7に示す形態以外にも、内部
回路に応じて種々のブロックから形成することが可能で
あり、各種ブロック毎に種々の長さ寸法のものを揃えて
おくことで、様々な仕様に応じた電気接続箱30を容易
に形成できる。また、電気接続箱30の一辺に差し込み
可能なブロック数は二個以上でも可能であり、さらに、
第一実施形態の電気接続箱10の各種変形例も適用でき
る。
【0057】また、通常のコネクタを取り付ける第一コ
ネクタブロック34は、第一実施形態の電気接続箱10
にも適用可能である上に、図8(B)に示すように、外
部回路のワイヤハーネスW/H−2を構成する電線d1
とd2を接続する場合、さらに、ワイヤハーネスW/H
−2の電線d3と別のワイヤハーネスW/H−3の電線
d4を接続する場合は、変形例の第一コネクタブロック
34’に適用する各オス中継端子38−1’38−2’
同士、あるいは、オス中継端子38−3’38−4’同
士を繋ぐ連結部38d’を設けている。
【0058】このような連結部38d’を設けること
で、第一コネクタブロック34’内で所要の外部回路の
接続部分を形成でき、内部回路の回路数を減少し、PC
B基板31’の回路数に係る負担を軽減している。な
お、変形例の第一コネクタブロック34’も第一実施形
態の電気接続箱10にもちろん適用可能である。
【0059】図9は、本発明の第三実施形態に係る電気
接続箱50であり、内部回路の回路数が第一実施形態や
第二実施形態の電気接続箱10、30より増加している
ため、メインとなる回路を構成するPCB基板51に加
え、補助回路板としてサブPCB基板70をコネクタブ
ロック54の上面54fに設けた垂直方向の第二スリッ
ト54gに差し込んでいる。
【0060】サブPCB基板70は、PCB基板51と
同様に矩形状で周囲の各辺70a〜70dに接続部70
e〜70hを設けている。一方、コネクタブロック54
は、第二実施形態の電気接続箱30における第一コネク
タブロック34の上面54fのサブPCB基板70用の
第二スリット54gを開口した形状にしている。内部の
コネクタ中継端子には、図10(A)に示すようにオス
中継端子65、中間中継端子66、屈曲中継端子67を
使用している。
【0061】オス中継端子65は、第二実施形態のオス
中継端子38と同様の形態であり、接触部65aを取付
面54a側の第一スリット54bの開口した内部箇所の
下側に位置すると共にオス端子形状の端部65bをコネ
クタ収容部54e内に突出させている。中間中継端子6
6は、両端に接触部66a、66bを設けて略中央を9
0度に屈曲した形状にしており、一方の接触部66aを
第一スリット54bの内部箇所の上側に位置すると共に
他方の接触部66bを垂直端子部として上面54fの第
二スリット54gの一方側に位置させている。また屈曲
中継端子67は、オス中継端子65を長手方向の略中央
で90度に屈曲した形態にしており、接触部67aを垂
直端子部として第二スリット54gの他方側に位置させ
ると共にオス端子形状の端部67bをコネクタ収容部5
4e内に突出させている。
【0062】上記形態のコネクタブロック54をPCB
基板51の辺51cに第一スリット54bを介して差し
込んだ状態で、第二スリット54gにサブPCB基板7
0を差し込むと共にコネクタ収容部54e内にコネクタ
62を取り付けることで、中継端子65により内部回路
と外部回路となるワイヤハーネスW/H−2が導通接続
している。また、中間中継端子66によりPCB基板5
1の回路とサブPCB基板70の回路が導通接続し、屈
曲中継端子67によりサブPCB基板70と外部回路の
ワイヤハーネスW/H−2が導通接続している。
【0063】また、アッパーカバー56は、第一実施形
態のアッパーカバー16に比べてコネクタブロック54
の上面54fを被うように延長しており、この延長した
箇所に第二スリット54gの差し込みにより上方へ突出
するサブPCB基板70を被うボックス部56dを突設
している。ボックス部56dは上面56e、側面56g
にコネクタ収容部56fを多数凹設しており、これらコ
ネクタ収容部56fはボックス部56dの内部で相互に
連通して、ボックス部56dの内部を大きな空洞にして
いる。また、ボックス部56dの下面には下スリット5
6iを開口して各コネクタ収容部56fと連通させてい
る。
【0064】アッパーカバー56を第一実施形態と同様
に取り付けると、突出するサブPCB基板70が下スリ
ット56iを介してボックス部56dの内部に収まり、
辺70a、70c、70dの各接続部70e、70g、
70hが、第一実施形態の図4(B)と同様に、各コネ
クタ収容部56fの内部に配置された状況になってい
る。これらコネクタ収容部56fには外部回路となるワ
イヤハーネスW/H−1、W/H−4に取り付けたカー
ドエッジ型のコネクタ60を取り付けて、外部回路とサ
ブPCB基板70の回路を導通接続している。なお、上
述した箇所以外のヒューズブロック52、リレーブロッ
ク53、側壁ブロック55、ロアカバー57等は第一実
施形態と同様である。
【0065】このように電気接続箱50は、サブPCB
基板70の差し込みで容易に回路数を増加できるため、
設計変更等により回路数が増加しても適宜所要のブロッ
クやアッパーカバーに変更してサブPCB基板70を差
し込むだけで、新たな金型を起こすことなく容易に対応
可能にしている。なお、電気接続箱30は、上述した図
9の形態に限定されるものではなく、第一実施形態や第
二実施形態、及びこれらの形態の各種変形例も適用可能
であり、さらに、サブPCB基板は周囲のブロックを変
更することで複数差し込むことも各ブロックの下面側に
差し込むことも可能である。下面側にサブPCB基板を
差し込む場合は、ロアカバー57をアッパーカバー56
のようにボックス部を設けた形態にしている。また、ボ
ックス部には各種電気部品を取り付けられるようにして
もよい。
【0066】また、図10(B)に示すように、コネク
タブロック54’のコネクタ中継端子を、オス中継端子
65’と突出オス中継端子66’で構成するようにして
もよい。オス中継端子65’は図10(A)のオス中継
端子65と同様の形態であるが、突出オス中継端子6
6’は、丁度、オス中継端子65’の略中央箇所から垂
直端子部66c’、66e’を二本突設したような形態
にしている。即ち、突出オス中継端子66’は、一方の
端部に接触部66a’を設け、他方の端部にはオス形状
端子部66b’を設けると共に、接触部66d’、66
f’を有する垂直端子部66c’、66e’を、第二ス
リット部54g’を挟むように突設している。この突出
オス中継端子66’により、PCB基板51’とサブP
CB基板70’を導通させると共に、外部回路にPCB
基板51’とサブPCB基板70’も導通させている。
【0067】図11は、本発明の第四実施形態に係る電
気接続箱80であり、第一実施形態の電気接続箱10等
に比べて内部回路の回路数が多く、内部回路を計二枚の
第一PCB基板81−1と第二PCB基板81−2を上
下方向に隙間を開けて積層し構成すると共に、周囲の各
ブロック82〜85にも計二箇所の第一スリット82b
−1〜85b−1及び第二スリット82b−2〜85b
−1を上下方向に上記隙間分をあけて開口している。そ
の他の形態は第一実施形態の電気接続箱10と同様にし
ており、また、第一実施形態から第三実施形態、及び、
これらの形態の各種変形例も適宜適用可能にしている。
【0068】さらに、電気接続箱80の内部回路は回路
板の枚数は二枚に限定されることなく、回路数に応じて
二枚以上でも可能であり、PCB基板と図5(A)
(B)の回路板を混在して適用するようにしてもよい。
また、図12に示すように通常のメス型のコネクタ92
を取り付けるコネクタブロック85’は、内部のコネク
タ中継端子91−2’、91−3’同士を繋ぐ連結部9
2’を設けるようにしてもよい。このように連結部9
2’を設けることで、外部回路となるワイヤハーネスW
/H−3を構成する電線d5とワイヤハーネスW/H−
4を構成する電線d6を導通接続でき、内部回路の回路
負担を軽減でき、さらに、連結部92’で第一PCB基
板81−1と第二PCB基板81−2の回路を導通させ
ることもでき、上下の回路を繋ぐために中継端子等も省
略することができる。
【0069】
【発明の効果】上記した説明より明らかなように、本発
明の電気接続箱は、内部回路の回路板に種々のブロック
を差し込んで形成されるため、容易に種々の仕様の電気
接続箱を形成することができ、各種仕様毎に樹脂成形金
型等を製作する必要がなくなり電気接続箱にかかるコス
トを大幅に低減することができる。また、周囲のブロッ
クは、種々のタイプ毎に様々な寸法のものを揃えておく
ことで、これらを共用化できる汎用品として適用できる
上、後の設計変更やオプション等の追加品に対応して回
路の変更や回路数の増加にもコストをかけることなく容
易に対応することができる。
【0070】さらに、各種ブロックは周囲の任意の箇所
に差し込むことができるため、電気接続箱をヒューズ等
の電気部品を交換に適した方向で車体へも取り付けるこ
とができ、車体への取付方向の自由度も向上できる。そ
の上、内部回路にPCB基板を用いると、電気接続箱自
体も重量も軽量化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施形態に係る電気接続箱の分
解斜視図である。
【図2】 (A)は第一実施形態のアッパーカバーを取
り外した状態の電気接続箱の平面図、(B)は側方から
の断面図である。
【図3】 (A)はヒューズブロック周囲の断面図、
(B)はヒューズ端子の接続形態を示す概略図である。
【図4】 (A)(B)は、コネクタブロックの回路板
への差し込み形態を示す概略図であり、(C)はコネク
タを取り付けた状態の断面図である。
【図5】 (A)(B)は、バスバーを用いた変形例の
回路板の斜視図である。
【図6】 (A)(B)は、変形例のアッパーカバーの
取付状態を示す斜視図である。
【図7】 本発明の第二実施形態に係る電気接続箱の分
解斜視図である。
【図8】 (A)は、メス型コネクタに対応したコネク
タブロックの断面図、(B)は変形例のコネクタブロッ
クに係る平面方向からの概略断面図である。
【図9】 本発明の第三実施形態に係る電気接続箱の分
解斜視図である。
【図10】 (A)は、コネクタブロックの接続形態を
示す概略図、(B)は、変形例のコネクタブロックの概
略図である。
【図11】 本発明の第四実施形態に係る電気接続箱の
分解斜視図である。
【図12】 変形例のコネクタブロックに係る概略図で
ある。
【図13】 従来の電気接続箱の分解斜視図である。
【符号の説明】
10 電気接続箱 11 PCB基板 12 ヒューズブロック 13 リレーブロック 14 コネクタブロック 15 側壁ブロック 16 アッパーカバー 17 ロアカバー 20 コネクタ(カードエッジ型) W/H ワイヤハーネス F ヒューズ R リレー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H01R 107:00 H01R 23/68 301A Fターム(参考) 5E023 AA04 AA16 AA18 AA26 BB02 BB03 BB22 CC02 CC23 EE07 FF20 GG01 HH18 HH20 5E348 AA03 AA07 AA21 CC08 CC09 EF04 EF16 EF26 5G361 BA01 BB01 BB02 BC01 BC02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部回路を矩形状で各辺に接続部を並列
    配列した回路板から形成すると共に、該回路板の各辺
    に、スリットを開口したブロックを該スリットを介して
    差し込んで上記回路板の周囲を囲う側壁部を形成し、 上記側壁部は、電気部品接続用のブロック、外部回路接
    続用のブロック、側壁形成用のブロックのいずれか或い
    は全てからなり、上記回路板の上面を被うアッパーカバ
    ーおよび回路板の下面を被うロアカバーを、上記側壁部
    に取り付ける構成としている電気接続箱。
  2. 【請求項2】 上記回路板は一辺に複数の上記ブロック
    を差し込んでいる請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 【請求項3】 上記電気部品接続用のブロックは、外側
    面に電気部品を取り付ける電気部品取付部を設けると共
    に、該電気部品取付部内から上記スリットの開口へ中継
    端子を配置固定し、該中継端子を介して上記回路板の接
    続部と上記電気部品取付部に取り付けた電気部品とを導
    通接続する請求項1または請求項2に記載の電気接続
    箱。
  4. 【請求項4】 上記外部回路接続用のブロックは、外側
    面に外部回路を構成するワイヤハーネス端末に取り付け
    たコネクタを収容するコネクタ収容部を凹設すると共
    に、該コネクタ収容部内から上記スリットの開口へコネ
    クタ中継端子を配置固定し、該コネクタ中継端子を介し
    て上記回路板の接続部と上記コネクタ収容部に収容する
    コネクタとを接続する請求項1乃至請求項3のいずれか
    1項に記載の電気接続箱。
  5. 【請求項5】 上記外部回路接続用のブロックは、外側
    面に外部回路を構成するワイヤハーネス端末に取り付け
    たコネクタを収容するコネクタ収容部を凹設すると共
    に、差し込んだ回路板の各辺の接続部を上記コネクタ収
    容部内に配置する一方、 上記コネクタは接合する先端面に溝部を凹設し、該溝部
    を上記接続部に直接差し込んで内部回路と外部回路を導
    通接続する請求項1乃至請求項3に記載の電気接続箱。
  6. 【請求項6】 上記中継端子を取り付けたブロックある
    いは/および上記コネクタ中継端子を取り付けたブロッ
    クの上面あるいは/および下面に垂直方向のスリットを
    開口すると共に、上記中継端子あるいは/および上記コ
    ネクタ中継端子より上記垂直方向のスリットの開口へ垂
    直端子部を突設する一方、 上記垂直方向のスリットに、矩形状で各辺に接続部を並
    列した補助回路板を差し込むと共に、上記ブロックより
    突出する補助回路板を被うボックス部を上記アッパーカ
    バーあるいは/およびロアカバーに突設している請求項
    3乃至請求項5のいずれか1項に記載の電気接続箱。
  7. 【請求項7】 上記ボックス部には凹部を設け、該凹部
    に外部回路のコネクタあるいは/および電気部品を取り
    付けて上記補助回路板の接続部と接続する請求項6に記
    載の電気接続箱。
  8. 【請求項8】 上記内部回路は複数の回路板を上下方向
    に隙間をあけて積層すると共に、上記ブロックには上記
    回路板数に応じたスリットを上記隙間分の間隔を上下に
    あけて設けている請求項1乃至請求項7のいずれか1項
    に記載の電気接続箱。
  9. 【請求項9】 上記上下のスリットの開口に位置する上
    記コネクタ中継端子同士を繋ぐ連結部を、これらコネク
    タ中継端子間に設けて、上下の回路板を導通する請求項
    8に記載の電気接続箱。
  10. 【請求項10】 上記回路板は、PCB基板からなる請
    求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の電気接続
    箱。
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