JPH118006A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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Publication number
JPH118006A
JPH118006A JP9158805A JP15880597A JPH118006A JP H118006 A JPH118006 A JP H118006A JP 9158805 A JP9158805 A JP 9158805A JP 15880597 A JP15880597 A JP 15880597A JP H118006 A JPH118006 A JP H118006A
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JP
Japan
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terminal
connecting portion
connector
housing
notch
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Application number
JP9158805A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Okabe
敏明 岡部
Mitsuharu Nakamura
光晴 中村
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Priority to US09/097,662 priority patent/US6077110A/en
Publication of JPH118006A publication Critical patent/JPH118006A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R31/00Coupling parts supported only by co-operation with counterpart
    • H01R31/08Short-circuiting members for bridging contacts in a counterpart

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハウジングの汎用性を高めると共に、電線接
続の安定性が高く、しかも電線の取り付け作業性の高
い、コネクタをを提供する。 【解決手段】 ハウジング12のすべての隔壁18の後
端部の上部に切欠部18Aを形成しておく。この切欠部
18Aを、ジョイント用端子金具14の連結部14Aが
跨ぐように配置することで、多連の端子部14B、14
Bを有するジョイント用端子金具14と、単一の端子部
からなる端子金具13とを混在させて配置することがで
きる。このような構成としたことにより、連なる端子部
の数に応じて隔壁18の設計を変更する必要がなく、汎
用性の高いハウジング12とすることができ、端子部の
挿入作業も容易にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はコネクタに関し、
さらに詳しくは、ジョイント用端子を備えた、例えば自
動車用ワイヤハーネスに用いられるコネクタや、各種電
子機器の電線同士を接続するコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコネクタとしては、図9に示すも
のや特開平6−36817号公報記載に係るジョイント
用端子を備えたものがある。なお、図9(a)はジョイ
ント用端子の底面図、図9(b)は側面図、図9(c)
は正面図を示している。このようなジョイント用端子1
は、図9に示すように、接触部2と電線接続部3とを有
する端子部4同士が平行に隣接し、端子部4相互間は接
触部2と電線接続部3との中間部同士が平板状の連結部
5によって電気的に導通するように連結されている。
【0003】このようなジョイント用端子1は、予め複
数の端子部4が連結部5で連結された多連構造を有する
ように、例えば打ち抜きにより一体的に形成されてお
り、適宜回路構成に応じて図9(a)に示す一点鎖線で
示す位置で切断することにより、単体の端子部4や、二
連のジョイント用端子、三連のジョイント用端子などを
作製し得るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のジョイント用端子(端子部4が複数のもの)
とこのジョイント用端子を切断して単体の端子部4とし
たものを、コネクタのハウジング内に混在するように配
置する場合、ジョイント用端子では端子部4相互間に連
結部5が形成されているため、各端子部を隔てるキャビ
ティ壁を形成することができず、配線回路構成に応じて
キャビティ壁が形成された部分と形成されていない部分
とを考慮に入れた構造の専用のハウジングを用意してお
く必要があった。このように、ジョイント回路別にそれ
ぞれハウジングを成形する必要があるため、例えばハウ
ジングの成形金型にかかるコストが増加したり、各種の
ハウジングの在庫管理が必要になるなどの問題点があっ
た。
【0005】また、上記したジョイント用端子は、板厚
の薄い連結部5で端子部4同士が連結されているに過ぎ
ず、端子自体の強度が弱いため端子部4相互間ではねじ
れや曲がりが生じ易い。ハウジング内にこのジョイント
用端子を収納した場合、ハウジングに対してジョイント
用端子がぐらつき易く、ハウジングと一体化させること
が困難であった。このため、端子先端がハウジング内面
から持ち上がってしまうなどの不都合が生じやすく、電
線接続が不安定であったり、電線の接続作業を煩雑にす
るなどの問題点があった。
【0006】そこで、この発明は、ハウジングの汎用性
を高めると共に、電線接続の安定性を向上させ、しかも
電線の取り付け作業性を高めたコネクタの提供を目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数の端子部が、ハウジング内に相互に隔壁を介して形
成された端子収容溝のそれぞれに、挿入・収納されるコ
ネクタにおいて、前記隔壁の、前記端子部が挿入される
方向の後端部に、端子部相互間を電気的に短絡する連結
部が配置される切欠部を形成したことを特徴としてい
る。
【0008】このコネクタでは、ハウジングの隔壁の切
欠部が、隔壁の、前記端子部が挿入される方向の後端部
に形成されているため、端子部を端子収容溝に挿入する
際に、挿入完了直前で端子部同士を結ぶ連結部が切欠部
に配置される。このため、連結部が、端子部をハウジン
グへ挿入する動作を阻害することがなく、ハウジングへ
端子部を装着する作業が容易となる。
【0009】また、1つの端子部だけでなる端子金具
は、多連の端子部を持つ端子金具(以下、ジョイント用
端子と称する)を切断するだけで形成することが可能に
なるため、連なる端子部の数に応じた、様々のパターン
を用意する必要がなくなり、端子金具の汎用性を向上す
ることができる。
【0010】さらに、1つの端子部だけでなる端子金具
と、ジョイント用端子とが混在するコネクタにおいて、
これら端子金具の配置に応じて隔壁を設計する必要がな
くなるため、ハウジングの汎用性も向上させることがで
きる。これに加えて、切欠部が隔壁の後端部にあるた
め、電線が実質的に接続される端子部の中間部や前端部
を隔壁で確実に隔離することができ、隣接する端子部相
互間で不要な短絡が起こるのを防止することができる。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載のコ
ネクタであって、前記複数の端子部のうちの少なくとも
1組の相隣接する端子部同士は、前記連結部で接続され
ていることを特徴としている。
【0012】このコネクタでは、上記請求項1の作用・
効果に加えて、コネクタ内に配置される端子部が、1つ
の端子部を持つ端子部金具と、ジョイント用端子とを混
在して配置することができる。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2に記載のコネクタであって、前記切欠部は、前記
隔壁の上縁部に形成されていることを特徴としている。
【0014】このコネクタでは、ジョイント用端子の連
結部を切欠部に配置することで、隔壁から上に連結部が
突出するのを防止することができる。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項3記載のコ
ネクタであって、前記連結部は、前記切欠部が形成され
た前記隔壁を跨ぎ且つ該隔壁を両側面に圧接・挟持する
ことを特徴としている。
【0016】このコネクタでは、連結部が隔壁を挟むこ
とにより、端子部を隔壁に支持することができる。この
ため、連結部を持つジョイント用端子のハウジングに対
するぐらつきを防止でき、電線の取り付け性を良好にす
ることができる。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項3または請
求項4に記載のコネクタであって、前記ハウジングは、
前記端子収容溝の上を覆う蓋部を備え、前記蓋部の前記
挿入方向後端部に、前記切欠部の上面に当接する当接部
が形成されていることを特徴としている。
【0018】このコネクタでは、ハウジングの蓋部の当
接部で切欠部に配置した連結部の脱落や揺動を防止する
ことが可能となる。
【0019】請求項6記載の発明は、請求項1または請
求項2に記載のコネクタであって、前記切欠部は、前記
隔壁の下縁部に形成されていることを特徴としている。
【0020】このコネクタでは、連結部をハウジングの
内底面に沿って配置することが可能となり、切欠部が隔
壁の下部にあるため、隔壁で連結部が持ち上がるのを防
止することができる。
【0021】請求項7記載の発明は、請求項6記載のコ
ネクタであって、前記切欠部に対応する位置の前記ハウ
ジングの底板には、前記連結部を収納する凹部が形成さ
れていることを特徴としている。
【0022】このコネクタでは、請求項6の作用・効果
に加えて、コネクタ内底面の凹部に連結部を収納するこ
とで端子部を安定にハウジングに装着することができ
る。
【0023】請求項8記載の発明は、請求項7記載のコ
ネクタであって、前記連結部は、前記凹部に収納される
程度に下方に向けて突出するように折り曲げられている
ことを特徴としている。
【0024】このコネクタでは、請求項7の作用・効果
に加えて、連結部を折り曲げたことにより、連結部の長
さを確保することができ、多連の端子部を金属板の打ち
抜きで作成する場合に、端子部の挿入方向前端部や中間
部に形成する例えば電線支持片などの折り曲げ代を稼ぐ
ことができる。
【0025】請求項9記載の発明は、請求項1または請
求項2に記載のコネクタであって、前記切欠部は、前記
隔壁の下縁から上縁に渡って形成され、前記ハウジング
の前記挿入方向後端と前記隔壁の前記挿入方向後端との
距離が前記連結部の幅寸法と略等しいことを特徴として
いる。
【0026】このコネクタでは、請求項1または請求項
2の作用・効果に加えて、隔壁の後端部を連結部の幅寸
法だけ除去した構成であるため、ハウジングが成形しや
すい構造となり、成形金型のコストを低減させることが
可能となる。
【0027】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
コネクタであって、前記連結部は、前記隔壁の前記挿入
方向の後端面に、該連結部の前記挿入方向の前端面が当
接するように折り曲げられていることを特徴としてい
る。
【0028】このコネクタでは、請求項9記載の作用・
効果に加えて、連結部を折り曲げたことにより、連結部
の長さを確保することができ、多連の端子部を金属板の
打ち抜きで作成する場合に、端子部の挿入方向前端部や
中間部に形成する例えば電線支持片などの折り曲げ代を
稼ぐことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係るコネクタの
詳細を図面に示す各実施形態に基づいて説明する。
【0030】第1実施形態 図1〜図4は、この発明に係るコネクタの第1実施形態
を示している。図1は本実施形態のコネクタ11のハウ
ジング12の蓋部15を外した状態を示す要部斜視図、
図2はジョイント用端子金具14の要部斜視図、図3は
要部断面図、図4はコネクタの接続状態を示す平面説明
図である。
【0031】コネクタ11は、例えば電気絶縁性を持つ
合成樹脂でなるハウジング12と、このハウジング12
内に収納される、端子部13Aが1つの端子金具13
と、例えば2つの端子部14Bが連ねて一体に形成され
たジョイント用端子金具14と、蓋部15とから大略構
成されている。このようなコネクタ11は、対をなす相
手コネクタ16と例えば図4に示すように接続される。
【0032】まず、ハウジング12の構造を説明する。
ハウジング12は、長方形状のハウジング底板17の上
面に互いに平行をなす複数の隔壁(キャビティ壁)18
が立ち上がるようにように形成されている。隔壁18同
士で挟まれた領域は、端子金具13やジョイント用端子
金具14が挿入される端子収容溝19が形成されてい
る。
【0033】隔壁18の長手方向の一方の端部(端子部
が挿入される方向の前端)側は、高さ寸法がやや長く設
定されており、この高さが高くなった部分同士の上端部
分に一体的に横板部20が架設されている。この横板部
20と、相隣接する隔壁18、18と、ハウジング底板1
7とは、上記した相手コネクタ16に突設された相手接
続端子P(図4)が挿入される開口部を形成している。
【0034】また、隔壁18の長手方向の他方の端部
(端子部が挿入される方向の後端)には、所定の長さの
切欠部18Aが上部に形成されている。すなわち、隔壁
18の後端の高さが低くなるように段差が形成されてい
る。
【0035】次に、端子金具13とジョイント用端子金
具14の構造について説明する。まず、ジョイント用端
子金具14は、図1および図2に示すように、断面コ字
形状に金属板を曲げてなる連結部14Aを介して2つの
端子部14Bが平行をなすように一体に形成されてい
る。この連結部14Aの高さは、切欠部18Aが形成さ
れた部分の隔壁18の高さと同等であり、対向する連結
部14Aの板面同士の間隔は隔壁18の厚みと同一とな
るよう折り曲げられており、連結部14Aの隔壁18の
長手方向に沿った長さは、切欠部18Aの長さと同一に
設定されている。特に、連結部14Aの隔壁18を挟む
部分は、隔壁18の側壁に対して、反発力をもって圧接
・挟持するようになっている。
【0036】各端子部14Bには、両側縁より立ち上が
る電線支持片14Cが形成されている。この電線支持片
14Cを曲げ込むことにより、接続する電線を支持する
ことができる。また、端子部14Bの電線支持片14C
より前端寄りには、両側縁より立ち上がる電線接続片1
4Dが形成されている。この電線接続片14D、14D
の互いに対向する内側面には、電線のシールド樹脂を切
って芯線と電気的に接続するように接触する複数の圧接
刃14Eが形成されている。
【0037】なお、このジョイント用端子金具14は、
2つの端子部14Bを連ねて形成したものであるが、予
め多連構造に形成したものを用意し、連結部14の下端
縁(基部)で切断することで2連構造、3連構造などの
ものを容易に形成することができる。また、端子部14
Bが1つのもの、すなわち端子金具13は、図2に一点
鎖線で示す部分で切断することにより形成することがで
きる。このように、多連の端子部を用意して置くこと
で、様々なパターンの端子部に汎用することができる。
【0038】端子金具13およびジョイント用端子金具
14をハウジング12に装着するには、連結部14が形
成されていない方の端部(挿入方向前端部)を横板部2
0と隔壁18、18とハウジング底板17で形成される
空隙に挿入するだけでよい。また、蓋部15は、図3に
示すように、ハウジング12上部の挿入方向後端部から
横板部20の挿入方向後端部までを覆うように矩形状に
形成されている。この蓋部15の前記挿入方向後端部に
は、切欠部18Aが形成された隔壁18の上面後端部に
当接する係止部15Aが下方に向けて突設されている。
同図に示すように、隔壁18とこの係止部15Aが当接
することにより、連結部14が離脱するのを防止するこ
とができる。図3中、符号21は接続された電線を示し
ている。
【0039】このような構成のコネクタ11は、図4に
示すように、相手コネクタ16と嵌合することにより、
所期の回路に接続することができる。
【0040】本実施形態では、ハウジング12の挿入方
向後端部の隔壁18の上部に切欠部18Aを形成したこ
とにより、連結部14Aを有するジョイント用端子金具
14と、端子部が1つでなる端子金具13とを、自由に
混在させて配置することが可能となり、ハウジング12
および端子金具13、14の汎用性を高めることができ
る。また、連結部14Aは、隔壁18に支持されるた
め、電線接続の安定性や接続作業性を向上することがで
きる。
【0041】第2実施形態 図5〜図7は、この発明に係るコネクタの第2実施形態
を示している。なお、本実施形態において、上記した実
施形態1と同一の部分の説明は省略する。
【0042】本実施形態のコネクタ11では、ハウジン
グ12の前記挿入方向の後端部に位置する隔壁18の下
部に挿入方向に向けて切欠部(スリット)18Aが形成
されている。この切欠部18Aの長さは、ジョイント用
端子金具14の連結部14Aの長さ(幅)と略同一に設
定されている。また、この切欠部18Aが形成された部
分のハウジング底板17には、所定の幅寸法の連結部収
納凹部17Aが形成されている。
【0043】ジョイント用端子金具14の連結部14A
は、図5および図7(b)に示すように、下方に曲げ潰
されて僅かに下方に突出するように形成されている。こ
の曲げられた連結部14Aは、ハウジング12に挿入さ
れた状態で連結部収納凹部17Aに収納されるようにな
っている。このため連結部14Aの挿入方向前端は、連
結部収納凹部17Aの挿入方向前端に当接してそれ以上
ジョイント用端子金具14が挿入されるのを阻止する作
用を持つ。また、前記挿入方向後端の端子部14Bの側
縁は、切欠部18Aの下に入り込むため、端子部14B
が持ち上がるのを防止できる。
【0044】なお、ジョイント用端子金具14の挿入方
向前端部分の上部には、隔壁18同士の間に連結横板1
4Fが架設されている。また、図7(a)に示した一点
鎖線で切断することにより、端子部が1つでなる端子金
具13を形成することができる。本実施形態における他
の構成は、上記した実施形態1と同様である。
【0045】本実施形態では、連結部14Cを折り曲げ
たことにより、連結部14Cの長さを確保することがで
き、多連の端子部14Bを金属板の打ち抜きで作成する
場合に、端子部14Bの挿入方向前端部や中間部に形成
する例えば電線支持片14Cなどの折り曲げ代を稼ぐこ
とができる。なお、本実施形態の作用・効果は、上記し
た第1実施形態と同様である。
【0046】第3実施形態 図8は、本発明に係るコネクタの第3実施形態を示す要
部斜視図である。本実施形態においても、上記した第1
実施形態と同一部分の説明は省略する。
【0047】本実施形態では、ハウジング12の隔壁1
8の切欠部18Aは、ハウジング底板17の挿入本体後
端から連結部14Aの長さだけ隔壁18を除去した形状
にしたものである。すなわち、切欠部18Aが形成され
た部分のハウジング底板17が露出した状態になってい
る。そして、連結部14Aは上方に二つ折りにされたも
のであり、隔壁18の高さ寸法と同程度に起立した形状
となっている。このため、連結部14Aの挿入方向前端
と隔壁18の挿入方向後端部とが当接するようになって
いる。
【0048】本実施形態においても、連結部14Cを折
り曲げたことにより、連結部14Cの長さを確保するこ
とができ、多連の端子部14Bを金属板の打ち抜きで作
成する場合に、端子部14Bの挿入方向前端部や中間部
に形成する例えば電線支持片14Cなどの折り曲げ代を
稼ぐことができる。また、本実施形態では、ハウジング
12の隔壁18の形状が簡単な形状であるため、成形金
型のコストを低減することができる。なお、本実施形態
の他の作用・効果は、上記した第1実施形態と同様であ
る。
【0049】以上、第1実施形態〜第3実施形態につい
て説明したが、本発明はこれらに限定されるものではな
く、構成の要旨に付随する各種の設計変更が可能であ
る。例えば、上記各実施形態では、2つの端子部を有す
るのジョイント用端子金具14を用いたが3連以上のジ
ョイント用端子金具を配置した構成としてもよく、回路
設計に応じて適宜変更が可能である。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1の発明によれば、端子部を端子収容溝に挿入する際
に、挿入完了直前で端子部同士を結ぶ連結部が切欠部に
配置されるので、連結部が端子部をハウジングへ挿入す
る動作を阻害することがなく、ハウジングへ端子部を容
易に装着することができる。
【0051】また、1つの端子部だけでなる端子金具
は、多連の端子部を持つ端子金具を切断するだけで形成
することが可能になるため、連なる端子部の数に応じ
た、様々のパターンを用意する必要がなくなり、端子金
具の汎用性が向上する。
【0052】さらに、1つの端子部だけでなる端子金具
と、ジョイント用端子とが混在するコネクタでも、これ
ら端子金具の配置に応じて隔壁を設計する必要がなくな
るため、ハウジングの汎用性も向上させることができ、
これに加えて、切欠部が隔壁の後端部にあるため、電線
が実質的に接続される端子部の中間部や前端部を隔壁で
確実に隔離することができ、隣接する端子部相互間で不
要な短絡が起こるのを防止することができる。
【0053】請求項2記載の発明によれば、請求項1の
作用・効果に加えて、コネクタ内に配置される端子部
が、1つの端子部を持つ端子部金具と、複数の端子部を
有するジョイント用端子とを混在して配置することがで
きる。
【0054】請求項3記載の発明によれば、ジョイント
用端子の連結部を切欠部に配置することで、隔壁から上
に連結部が突出するのを防止することができる。
【0055】請求項4記載の発明によれば、連結部が隔
壁を挟むことにより、端子部を隔壁に支持することがで
き、連結部を持つジョイント用端子のハウジングに対す
るぐらつきを防止でき、電線の取り付け性を良好にする
ことができる。
【0056】請求項5記載の発明によれば、ハウジング
の蓋部の当接部で切欠部に配置した連結部の脱落や揺動
を防止することが可能となる。
【0057】請求項6記載の発明によれば、連結部をハ
ウジングの内底面に沿って配置することが可能となり、
切欠部が隔壁の下部にあるため、隔壁で連結部が持ち上
がるのを防止することができる。
【0058】請求項7記載の発明によれば、請求項6の
作用・効果に加えて、コネクタ内底面の凹部に連結部を
収納することで端子部を安定にハウジングに装着するこ
とができる。
【0059】請求項8記載の発明によれば、請求項7の
作用・効果に加えて、連結部を折り曲げたことにより、
連結部の長さを確保することができ、多連の端子部を金
属板の打ち抜きで作成する場合に、端子部の挿入方向前
端部や中間部に形成する例えば電線支持片などの折り曲
げ代を稼ぐことができる。
【0060】請求項9記載の発明によれば、請求項1ま
たは請求項2の作用・効果に加えて、隔壁の後端部を連
結部の幅寸法だけ除去した構成であるため、ハウジング
が成形しやすい構造となり、成形金型のコストを低減さ
せることが可能となる。
【0061】請求項10記載の発明によれば、請求項1
0記載の作用・効果に加えて、連結部を折り曲げたこと
により、連結部の長さを確保することができ、多連の端
子部を金属板の打ち抜きで作成する場合に、端子部の挿
入方向前端部や中間部に形成する例えば電線支持片など
の折り曲げ代を稼ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るコネクタの実施形態1を示す要
部斜視図である。
【図2】第1実施形態に用いたジョイント用端子金具の
要部斜視図である。
【図3】第1実施形態のコネクタの要部断面図である。
【図4】第1実施形態のコネクタの接続状態を示す平面
説明図である。
【図5】この発明に係るコネクタの第2実施形態を示す
要部斜視図である。
【図6】第2実施形態における隔壁18の後端部の縦断
面図である。
【図7】(a)は第2実施形態に用いたジョイント用端
子金具の平面図、(b)は同正面図である。
【図8】この発明に係るコネクタの第3実施形態を示す
要部斜視図である。
【図9】(a)は従来のコネクタに用いられたジョイン
ト用端子の底面図、図9(b)は同側面図、図9(c)
は同正面図である。
【符号の説明】
11 コネクタ 12 ハウジング 13 端子金具 14 ジョイント用端子金具 14A 連結部 14B 端子部 15 蓋部 15A 係止部(当接部) 17 ハウジング底板 18 隔壁 18A 切欠部 19 端子収容溝

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端子部が、ハウジング内に相互に
    隔壁を介して形成された端子収容溝のそれぞれに挿入・
    収納されるコネクタにおいて、 前記隔壁の、前記端子部が挿入される方向の後端部に、
    端子部相互間を電気的に短絡する連結部が配置される切
    欠部を形成したことを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記複数の端子部のうちの少なくとも1
    組の相隣接する端子部同士は、前記連結部で接続されて
    いることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記切欠部は、前記隔壁の上部に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載のコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記連結部は、前記切欠部が形成された
    前記隔壁を跨ぎ且つ該隔壁を両側面に圧接・挟持するこ
    とを特徴とする請求項3記載のコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記ハウジングは、前記端子収容溝の上
    を覆う蓋部を備え、前記蓋部の、前記端子部が挿入され
    る方向の後端部に、前記切欠部の上面に当接する当接部
    が、形成されていることを特徴とする請求項3または請
    求項4に記載のコネクタ。
  6. 【請求項6】 前記切欠部は、前記隔壁の下部に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載のコネクタ。
  7. 【請求項7】 前記切欠部に対応する位置の前記ハウジ
    ング底板には、前記連結部を収納する凹部が形成されて
    いることを特徴とする請求項6記載のコネクタ。
  8. 【請求項8】 前記連結部は、前記凹部に収納される程
    度に下方に向けて突出するように折り曲げられているこ
    とを特徴とする請求項7記載のコネクタ。
  9. 【請求項9】 前記切欠部は、前記隔壁の下縁から上縁
    に渡って形成され、前記ハウジングの、前記端子部が挿
    入される方向の後端と、前記隔壁の前記挿入方向後端と、
    の距離が前記連結部の幅寸法と略等しいことを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
  10. 【請求項10】 前記連結部は、前記隔壁の前記挿入方
    向の後端面に、該連結部の前記挿入方向の前端面が当接
    するように折り曲げられていることを特徴とする請求項
    9記載のコネクタ。
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