JP3171064B2 - リテーナ付きコネクタ - Google Patents

リテーナ付きコネクタ

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JP3171064B2
JP3171064B2 JP22473395A JP22473395A JP3171064B2 JP 3171064 B2 JP3171064 B2 JP 3171064B2 JP 22473395 A JP22473395 A JP 22473395A JP 22473395 A JP22473395 A JP 22473395A JP 3171064 B2 JP3171064 B2 JP 3171064B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリテーナ付きコネク
タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コネクタハウジングの端子収
容室内に挿入された端子金具を確実に抜けないようにす
るために、リテーナを用いる方式のものがある。端子金
具は端子収容室へ挿入されたときに、この内部に形成さ
れたランスと呼ばれる弾性係止片によって一次係止され
るが、さらにリテーナをハウジングに差し込むと、リテ
ーナの一部が端子金具と二次係止する。つまり、このよ
うな係止状況を二重に確保することによって端子金具の
抜けを確実に防止するようにしている。
【0003】ところで、通常、リテーナはハウジングに
対して二つの係止位置が設定されており、その一つが仮
係止位置と呼ばれる、端子金具の抜き差しが自在な状態
であり、他の一つが仮係止位置より深い位置で本係止位
置と呼ばれる、端子金具に係合してその抜けを防止する
位置である。このような係止を可能とするために、リテ
ーナには図8に示すような係止部が設定されている。係
止部はハウジング50に装着したときに、端子収容室と
の干渉を回避できるような位置、例えばリテーナ51の
端部に配置されている。図8のものでは、係止部として
二股の係止脚片52が形成され、閉脚方向への弾性変形
が可能となっている。
【0004】一方、ハウジング50側には端子収容室が
設けられている部分の外側にリテーナ51の係止部を受
け入れるための係止受け部53が形成されている。係止
受け部53にはリテーナ51の挿入過程において浅い挿
入位置で一方の係止脚片52に係止可能な仮係止突起5
4が形成され、これと反対側にはより深い挿入位置で他
方の係止脚片52と係止可能な本係止突起55が形成さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来技術では、リテーナ51をハウジング50に係止させ
るための構成として、リテーナ51には係止脚片52
を、またハウジング50側はこれを受け入れるための係
止受け部53をそれぞれ設定しなければならず、このた
めに、コネクタ全体が大型化し、それに伴う材料費のア
ップによって製品コストにも悪影響があった。つまり、
従来のものはリテーナ51係止のための専用部分を設定
しなければならないのであるが、こうした部分はコネク
タ本来の機能からすれば二次的なものであるため、でき
るだけ省スペースが図られねばならない。
【0006】本発明は上記した従来の問題点に鑑みて開
発工夫されたものであり、その目的とするところは、従
来のものよりも小型化を図ることができるリテーナ付き
コネクタを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1の発明は、端子金具を挿入するための端子
収容室を有する端子収容部と、この端子収容部に対し高
さ方向に積層状に連続してコネクタに関係する付属品を
付設する付属品装設部と、この付属品装設部から前記端
子収容部へ向けて高さ方向へ穿孔されたリテーナ挿入孔
とを備えてなるハウジングと、前記リテーナ挿入孔に挿
入可能に形成され前記端子金具に係合してこれを抜け止
め状態に保持するリテーナとから構成されるとともに、
リテーナには、同リテーナが前記リテーナ挿入孔に対し
所定深さまで挿入されたときにリテーナ挿入孔の開口縁
に係止して、リテーナを前記端子金具を挿抜自在な仮係
止位置に保持する仮係止突起と、この仮係止突起とは反
対側の面に配されリテーナが仮係止位置にあるときにリ
テーナ挿入孔の開口縁に適合しかつリテーナが仮係止位
置より深く挿入されたときに、リテーナ挿入孔の開口縁
に係止しかつ前記端子金具に係止して端子金具を抜け止
め状態とする本係止突起とが設けられ、さらに、前記リ
テーナおよびリテーナ挿入孔の開口部周りの少なくとも
いずれか一方には、リテーナの正規方向以外の方向での
挿入を規制するための規制手段が設けられていることを
特徴とするものである。
【0008】
【0009】
【作用および効果】請求項1の発明によれば、端子収容
室へ端子金具を挿入した後、リテーナをリテーナ挿入孔
へ差し込むと、リテーナはその係止部が付属品装設部に
おいてハウジング側と係合する。これによって、リテー
ナは端子金具と係合してこれを抜け止め状態に保持し、
それ自体もハウジングとの係合によって固定される。
【0010】したがって、請求項1の発明では、リテー
ナの係止が、付属品装設部という既存の部分を利用して
行われている。つまり従来のような専用部分を別途確保
するのではなく、他の目的のために設けられた部分を利
用して新たにリテーナ係止という機能を付加することが
できたため、コネクタは従来のものよりも小型化が達成
されている。また、小型化された分、材料費も削減され
たため、コスト低下にも寄与する。さらに、リテーナ挿
入孔に対してリテーナの方向性があるような場合であっ
ても、正規方向以外で挿入作業を行おうとした場合に
は、規制手段がリテーナ挿入孔の入り口に引っ掛かり、
挿入が規制される。したがって、確実にリテーナの正規
挿入が達成される。
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1〜
図7に基づいて説明する。なお、本実施形態では自動車
のエアバッグに適用されるコネクタに適用した例を示す
ものである。図1は本実施形態における雌コネクタのハ
ウジング1を示すものであり、合成樹脂材により一体に
成形されている。このハウジング1は図示しない雄コネ
クタのハウジングに対して嵌合可能に形成されるととも
に、その上面には撓み変形可能なロックアーム2が形成
されており、雌雄両コネクタのハウジング同士を接続す
ると、ロックアーム2が雄コネクタのハウジングに形成
された係止部と係合し、これによって雌雄両ハウジング
がロック状態に保持される。
【0013】また、雌コネクタのハウジング1内には、
雌端子金具3を収容可能な複数の端子収容室4がハウジ
ング1の軸方向に沿って貫通して形成されている。さら
に、雌ハウジング1における各端子収容室4の内部であ
って、雄端子の挿入側(図5では左側)寄りには雌端子
金具3を一次係止させるためのランス5が撓み変形可能
に形成されている。但し、雌雄両ハウジングが正規に嵌
合した時点で、雌雄端子金具も電気的に接続された状態
となるようにしてある。そして、雌端子金具3がエアバ
ッグユニット等の機器側に接続されるのに対し、雄端子
金具は衝撃センサ等の信号側に接続されている。
【0014】さて、前述したように、本実施形態ではエ
アバッグ用のコネクタを例示するものであり、通常のコ
ネクタにさらに次のような機能が保有されている。すな
わち、雌端子金具3のうち図示最下段に配列されたもの
(図1では8個)は隣合うもの同士で計4つの対をなし
ており、雌雄両ハウジングが分離している状態において
は各対の雌端子金具3同士が短絡され、これによって機
器側に不用意に電流が流れて誤動作しないようにしてい
る。逆に、雌雄両コネクタハウジングの嵌合状態では各
対の雌端子金具3の短絡が解除され、正規の動作が行わ
れるようにしている。
【0015】以下、その短絡手段の構成を、主として雌
コネクタ側について説明する。雌ハウジング1はその上
部側が上記した雌端子金具3を収容するための端子収容
部1Aとなっているが、下部側は対をなす雌端子金具3
同士を短絡させるための短絡用端子金具6(本発明にい
う付属品)を収容するための付属品装設部1Bが配さ
れ、これらを高さ方向に連続して積み上げた構成となっ
ている。
【0016】付属品装設部1Bにおいて、最下段の端子
収容室4のさらに下方には、対をなす2つの端子収容室
4に亘るようにハウジング1の軸方向に沿って計4つの
空所7が形成されている。各空所7はほぼ中央位置にお
いて区画壁8が形成されて、空所7内を前後に区画して
おり、図5における左側の室はそれぞれ短絡用端子金具
収容室9となっている。各短絡用端子金具収容室9の上
面壁には対をなす端子収容室4の前端部にそれぞれ連通
する連通孔10が形成され、またこの両連通孔10の間
において上面壁の一部を残した部分はリブ11となって
いる。さらに、短絡用端子金具収容室9の底面には、短
絡用端子金具6を固定するための位置決め突起12が形
成されている。
【0017】短絡用端子金具6は、導電性を有する金属
性の薄板材を曲げ加工することによって成形されてお
り、短絡用端子金具収容室9の底面に接する底板部13
を有している。底板部13には取付け孔13Aが形成さ
れ、上記した位置決め突起12との嵌め合いによって短
絡用端子金具6の固定がなされる。また、短絡用端子金
具6は底板部13の後端縁から上方へU字状に折り返さ
れた後、二股に分岐する撓み変形可能な接触部14を備
えている。接触部14の上面には共にボス15が膨出形
成されており、これらは雌雄両ハウジングが分離してい
る状態では連通孔10を通して、対応する2つの雌端子
金具3の下面に接触し、もって両雌端子金具3同士を短
絡状態にしている。一方、両接触部14の先端同士は接
続片16によって繋がれており、雌雄両ハウジングが嵌
合した状態では図示はしないが雄ハウジング側に形成さ
れた絶縁部材が両接触部14間に割って入り、接続片1
6部分を押し下げることによってボス15を雌端子金具
3から離間させ、かつ離間部分に進入して上記短絡を解
除状態に保持することができるようになっている。
【0018】また、雌ハウジング1において付属品装設
部1Bの下面側からは区画壁8より後方位置においてリ
テーナ挿入孔17が穿孔されている。リテーナ挿入孔1
7はハウジング1の軸心と直交する方向に、つまり高さ
方向に沿って形成され、ロックアーム2の下面側へ突き
抜けている。
【0019】このリテーナ挿入孔17へ挿入可能に形成
されたリテーナ18も雌ハウジング1と同様、合成樹脂
材により一体に成形されており、リテーナ18の下面は
リテーナ挿入孔17への押し込み操作のための操作面1
9となっている。このリテーナ18は、ハウジング側の
付属品装設部1Bに対応する部分としての基部18A
と、端子収容部1Aに対応する部分として雌端子金具3
の抜け止めを行う端子係止部18Bとから構成されてい
る。
【0020】端子係止部18Bには雌ハウジング1の各
端子収容室4と対応して同数個の連絡窓20が開口して
おり、各連絡窓20の縁部が雌端子金具3の一部と係合
することによって各雌端子金具3が抜け不能に保持され
る。そして、基部18Aにはリテーナ18がリテーナ挿
入孔17に対して二つの深さ位置(雌端子金具3が挿脱
自在な仮係止位置と雌端子金具3が抜け不能に保持され
る本係止位置)で保持されるよう、以下の手段が設定さ
れている。
【0021】基部18Aの正面側(図2で示される側)
の中央部には横長の除肉凹部21が形成され、その下縁
中央には上り勾配の傾斜面22が切り欠き形成されてい
る。除肉凹部21の両側には一対の脚片23が配されて
いる。両脚片23の周囲は両側から背後にかけて肉が除
かれており、脚片23全体が撓み変形可能となってい
る。
【0022】そして、両脚片23の先端側にはそれぞれ
本係止突起24が形成されている。この本係止突起24
は、リテーナ18がリテーナ挿入孔17に対して正規深
さまで挿入されたときに区画壁8に形成された型抜き孔
25に弾性係合可能となっている。なお、型抜き孔25
は位置決め突起12を成形するための成形ピン(図示し
ない)を図示後方から抜き差しするためのものであり、
本実施形態ではこの成形に必須の孔を利用して本係止を
可能にしたものである。本係止突起24はリテーナ18
が仮係止位置(図5参照)にあるときには、リテーナ挿
入孔17の下面側開口縁の対応位置に切り欠かれた案内
斜面26に適合するようにしてある。
【0023】一方、リテーナ18の背面側(図3で示さ
れる側)の下部でかつ前記除肉凹部21の投影領域内に
おける対称位置には、一対の仮係止突起27が形成され
ており、それぞれはリテーナ18がリテーナ挿入孔17
に対して所定深さまで挿入されたときにリテーナ挿入孔
17における空所7側の開口縁に係合可能になってい
る。これによって、リテーナ18が雌ハウジング1に対
して仮係止状態に保持可能である。
【0024】また、基部18Aにおいて両仮係止突起2
7が設けられている位置より外側にはリテーナ18の逆
挿入、つまり表裏に関する逆挿入を防止するための一対
の規制凸部28が配されている。両規制凸部28はリテ
ーナ挿入孔17の下面側開口縁のうち後側の対応位置に
切り欠き形成された一対の逃がし凹部29を通して空所
7へと挿入可能となっている。但し、仮係止位置では図
5に示すようにその一部が空所7へと臨み、本係止位置
では空所7内へ面一で没入するようになっている。な
お、リテーナ18を表裏逆転させた場合には、両規制凸
部28がリテーナ挿入孔17の下面側開口縁の前側部分
に干渉してこれ以上の挿入が制限される。
【0025】次に、上記のように構成された本実施形態
の作用効果を具体的に説明すると、リテーナ18は端子
金具の挿入工程前に雌ハウジング1に仮係止される。つ
まり、リテーナ18をリテーナ挿入孔17へ差し込んで
両仮係止突起27をリテーナ挿入孔17の下面側開口縁
に係合されば、リテーナ18はハウジングに対して仮の
アッセンブリー状態となって緩い一体化状態となる。こ
の状態で、雌端子金具3の挿入現場に搬入し、雌端子金
具3を各端子収容室4に対して後方から挿入すると、雌
端子金具3はランス5と弾性的に係合して一次係止状態
となるとともに、最下段において対をなす雌端子金具3
同士はそれらの下面が短絡用端子金具6のボス15と弾
性力をもって接触し、これによって両雌端子金具3対は
短絡状態に保持される。
【0026】この後、リテーナ18をさらに押し込むと
リテーナ18が各雌端子金具3と係合するため、雌端子
金具3はランス5による係合と併せて二次係止状態とな
って強固に抜けが規制される。また、このときには両脚
片23が撓みつつ本係止突起24が型抜き孔25にそれ
ぞれ弾性的に係合するため、リテーナ18は雌ハウジン
グ1に対して本係止状態に保持される。
【0027】雌端子金具3が正規深さまで挿入されてい
ない状態(半挿入状態)では、リテーナ18が雌端子金
具3と干渉して正規深さまで挿入しえないため、このこ
とによって作業者は雌端子金具3が半挿入であることを
知る。
【0028】こうして雌コネクタに対する初期セットが
完了した後、図示しない雄コネクタとの嵌合を行うと、
ロックアーム2が雄ハウジング側の係止部と係合して両
コネクタが嵌合状態になるとともに、嵌合に伴って図示
しない絶縁部材が両接触部14を下方へ撓ませてボス1
5を雌端子金具3から離間させ、両ハウジングが正規の
嵌合状態になると、ボス15と雌端子金具3との間に介
在されて雌端子金具3対の短絡が解除される。
【0029】以上説明したように、本実施形態において
は、リテーナ18をハウジングに係止させる部分として
エアバッグ用コネクタに必須の短絡用端子金具6を収容
する付属品装設部1Bを利用した。すなわち、既存の部
分を利用してリテーナ18の係止を行うようにしている
ため、係止専用の部分を確保しなくて済むため、その分
ハウジング、リテーナ18を小型化することができる。
【0030】また、本係止を行わせるためのハウジング
側の手段として型抜き孔25を利用していることも、同
様に小型化に寄与するものと言える。
【0031】さらに、本実施形態ではリテーナ18の逆
挿入を防止するための規制凸部28を設定しているた
め、リテーナ18は常に正規方向からの挿入が確保さ
れ、誤挿入防止によって正規の組み付け状態が実現され
る。
【0032】なお、本発明は種々の変更が可能であり、
次のような変形例も本発明の技術的範囲に含まれる。
【0033】本実施形態ではエアバッグ用のコネクタ
に適用した場合を例示したが、本発明はハウジングにお
ける端子収容部1A以外の既存の部分を利用してリテー
ナ18を係止させるようなものであれば適用可能であ
り、コネクタの用途、ハウジングの形状の相違等は問わ
ない。
【0034】本実施形態では雌コネクタに適用した場
合を示したが、雄コネクタに適用することも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハウジングの正面図
【図2】リテーナの正面図
【図3】同背面図
【図4】図2のIV-IV線断面図
【図5】リテーナの仮係止状態を示す断面図
【図6】リテーナの本係止状態を示す断面図
【図7】リテーナを逆挿入した状態を示す断面図
【図8】従来のリテーナの係止構造を示す断面図
【符号の説明】
1…雌ハウジング 1A…端子収容部 1B…付属品装設部 3…雌端子金具 6…短絡用端子金具(付属品) 17…リテーナ挿入孔 18…リテーナ 24…本係止突起 25…型抜き孔 27…仮係止突起 28…規制凸部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子金具を挿入するための端子収容室を
    有する端子収容部と、この端子収容部に対し高さ方向に
    積層状に連続してコネクタに関係する付属品を付設する
    付属品装設部と、この付属品装設部から前記端子収容部
    へ向けて高さ方向へ穿孔されたリテーナ挿入孔とを備え
    てなるハウジングと、 前記リテーナ挿入孔に挿入可能に形成され前記端子金具
    に係合してこれを抜け止め状態に保持するリテーナとか
    ら構成されるとともに、 リテーナには、同リテーナが前記リテーナ挿入孔に対し
    所定深さまで挿入されたときにリテーナ挿入孔の開口縁
    に係止して、リテーナを前記端子金具を挿抜自在な仮係
    止位置に保持する仮係止突起と、この仮係止突起とは反
    対側の面に配されリテーナが仮係止位置にあるときにリ
    テーナ挿入孔の開口縁に適合しかつリテーナが仮係止位
    置より深く挿入されたときに、リテーナ挿入孔の開口縁
    に係止しかつ前記端子金具に係止して端子金具を抜け止
    め状態とする本係止突起とが設けられ、さらに、前記リ
    テーナおよびリテーナ挿入孔の開口部周りの少なくとも
    いずれか一方には、リテーナの正規方向以外の方向での
    挿入を規制するための規制手段が設けられていることを
    特徴とするリテーナ付きコネクタ。
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