JPH0339982Y2 - - Google Patents

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JPH0339982Y2
JPH0339982Y2 JP1984187696U JP18769684U JPH0339982Y2 JP H0339982 Y2 JPH0339982 Y2 JP H0339982Y2 JP 1984187696 U JP1984187696 U JP 1984187696U JP 18769684 U JP18769684 U JP 18769684U JP H0339982 Y2 JPH0339982 Y2 JP H0339982Y2
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lid
cabinet
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えばテレビ受像機等の電子機器の
キヤビネツトと、該キヤビネツトに取り付けられ
る蓋体との取付構造に関する。
(従来の技術) 従来、テレビ受像機に用いられているキヤビネ
ツトの裏蓋取付構造を第9図に示す。
第9図において、キヤビネツトaの背面側は開
口部bとなされ、この開口部bの下端部に複数の
挿入孔cが形成され、該下端部を除く開口部bの
周縁には縁板dが形成されている。
一般に、このようなキヤビネツトaにCRT(図
示省略)を配置すると、開口部bからCRT(図示
省略)の一部分が突出することとなる。そのた
め、裏蓋eには、キヤビネツトaから突出する
CRTの一部分を覆うCRTカバーfが一体に取付
けられている。また、下端部に前記挿入孔cに差
し込まれる突起部gが形成され、該下端部を除く
裏蓋eの周縁には間隔をおいて複数のビス取付孔
hが形成されている。このビス取付孔hにビスi
を挿入して前記縁板dにビス締めして蓋体eがキ
ヤビネツトaに固定されている。
また、別の取付構造としては、開口部に溝を設
け、該溝に裏蓋を挿入して固定する取付構造が数
多く提案されている(例えば、実公昭45−20243
号公報、実公昭38−23455号公報、昭和7年実用
新案出願公告第13201号公報参照)。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記従来の取付構造のうち、ビス締め
による裏蓋取付構造では裏蓋周縁にわたつて7ケ
所程度のビス締めを行う必要があり、作業性が悪
いという不具合がある。
また、溝に裏蓋を挿入して固定する裏蓋取付構
造をテレビ受像機に用いられているキヤビネツト
に適用しようとした場合、CRTが開口部bから
外に突出することとなるので、裏蓋を溝に挿入す
る際に、CRTが邪魔になつて裏蓋の装着が困難
になるといつた不都合を生じる。
本考案は、係る実情に鑑みてなされたもので、
開口部から突出したCRT等の機器と蓋体とが互
いに干渉することなく、容易に取付けることので
きるキヤビネツトと蓋体との取付構造を提供する
ことを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 本考案キヤビネツトと蓋体との取付構造は、機
器の一部がキヤビネツト開口部から外部に突出し
た状態で配置されるようになされたキヤビネツト
と、該キヤビネツト開口部を覆うようになされた
蓋体との取付構造であつて、前記キヤビネツト開
口部は、一側辺が第2蓋体差込部となされ、該第
2蓋体差込部に対面する他側辺に、第1蓋体の当
接辺を挿入係止する当接溝が形成されるととも
に、該当接溝と第2蓋体差込部とのそれぞれの両
端部を結ぶ各辺に摺動溝が形成され、この両摺動
溝の中央部が切り欠かれて第1蓋体嵌込部となさ
れる一方、前記蓋体は、その中央部に前記キヤビ
ネツト開口部から突出される機器を挿通可能とな
された窓部が形成されるとともに、該窓部を挾ん
で2分割された第1蓋体および第2蓋体を具備
し、前記第1蓋体は、前記第2蓋体との分割辺と
反対側の辺が前記した当接溝に挿入可能な当接辺
となされるとともに、前記第2蓋体との分割辺と
この当接辺とのそれぞれの両端部を結ぶ各辺にお
ける分割辺近傍の位置に、第1蓋体嵌入部に嵌め
込まれ前記した摺動溝を摺動可能となされた嵌込
係止部が形成され、キヤビネツト開口部から突出
された機器と第1蓋体とが互いに干渉することな
く、この第1蓋体の嵌込係止部が第1蓋体嵌込部
に嵌め込まれ、該嵌込係止部が摺動溝に摺動挿入
されることで当接辺が当接溝に挿入され、これに
よつて第1蓋体がキヤビネツト開口部に取り付け
られる一方、前記第2蓋体は、前記第1蓋体との
分割辺と反対側の辺が前記した第2蓋体差込部に
固定可能な固定辺となされるとともに、前記第1
蓋体との分割辺とこの固定辺とのそれぞれの両端
部を結ぶ各辺に、前記した摺動溝を摺動可能とな
された摺動部が形成され、この摺動部が第2蓋体
差込部から摺動溝に摺動挿入され、該第2蓋体の
分割辺と前記第1蓋体の分割辺とが合致された状
態で、該第2蓋体の固定辺が第2蓋体差込部にビ
ス固定されたものである。
(作用) 第1蓋体嵌込部に第1蓋体の嵌込係止部を嵌め
込み、該嵌込係止部をキヤビネツト開口部の摺動
溝に摺動挿入することで、第1蓋体の当接辺がキ
ヤビネツト開口部の当接溝に挿入され、これによ
つて第1蓋体がキヤビネツト開口部に固定され
る。この際、摺動溝の中央部を切り欠いて第1蓋
体嵌込部を形成するとともに、該第1蓋体嵌込部
に嵌め込んだ状態で、キヤビネツト開口部から突
出された機器と第1蓋体とが互いに干渉すること
なく嵌め込まれるように、嵌込係止部を設けてい
るので、機器が邪魔になることなく、第1蓋体を
取り付けることができる。
また、第2蓋体の摺動部を第2蓋体差込部から
摺動溝に摺動挿入し、該第2蓋体の分割辺と前記
第1蓋体の分割辺とを合致させた状態で、該第2
蓋体の固定辺を第2蓋体差込部にビス固定するこ
とで、第2蓋体がキヤビネツト開口部に固定され
る。この際、第1蓋体と第2蓋体との合致した間
に窓部が形成され、該窓部内に機器が挿通された
状態となる。
(実施例) 以下、本考案の構成を実施例について図面を参
照して説明する。
本例は、テレビ受像機用キヤビネツト1に適用
した裏蓋取付構造である。
第1図に、前記キヤビネツト1の背面側開口部
2を示している。この開口部2の上縁部3に下向
きに開口した上縁摺動溝4が形成され、左縁部5
に右向きに開口した左縁当接溝6が形成され、下
縁部7に上向きに開口した下縁摺動溝8が形成さ
れている。なお、開口部2の右縁部13は溝部が
形成されておらず、後述する第2蓋体12bを挿
入する第2蓋体差込部11となる部分である。
前記上縁摺動溝4の中央部分は、切欠いて上縁
段部9が形成され、下縁摺動溝8の中央部分も切
欠いて下縁段部10が形成されている。そして、
この上縁段部9および下縁段部10によつて、後
述する第1蓋体12aを嵌め込む第1蓋体嵌込部
14が形成されている。
一方、裏蓋12は2枚に分離された板体である
第1蓋体12a、第2蓋体12bによつて構成さ
れている。
第1蓋体12aは、高さが前記開口部2の高さ
と略等しく、右側部15の上部および下部に嵌込
係止部16がそれぞれ形成され、右側部15の中
央部分は方形状に切欠いて第1切欠部17になさ
れている。この嵌込係止部16は、前記第1蓋体
嵌込部14に嵌込可能な幅となされるとともに、
摺動溝4,8を摺動可能となされている。また、
第1蓋体12aの左縁は、前記左縁当接溝6に挿
入可能な当接辺121となされている。
第2蓋体12bは前記第1蓋体12aの右側部
15の高さと等しい高さを有し、この上縁および
下縁が前記摺動溝4,8を摺動可能な摺動部12
0,120となされている。また、左側部18の
中央部分は方形状に切欠いて第2切欠部19とな
されている。そして第1蓋体12aと第2蓋体1
2bとが合わせられると前記第2切欠部19と前
記第1切欠部17とは合致して窓部20となさ
れ、この窓部20に機器である例えばCRT21
(第5図参照)の先端部22が挿通される。また、
この窓部20の周縁部にはCRTカバー23(第
7図参照)を取付けるための取付穴24が複数個
形成されている。
CRTカバー23は、前記CRT21の先端部2
2を覆うもので、中空状のカバー本体31の開口
端部25には、前記取付穴24に差し込み係止さ
れる係止片26が一体に設けられている。この係
止片26は、例えば第8図で示す様に、2種類の
形状からなり、一方の形状はカバー本体31の開
口端部25の上端部に取付けられた係止片26a
等で、この係止片26aは外方に折曲げた折曲部
27によつて形成されている。また、他方の形状
は、カバー本体31の開口端部25の下端部に取
付けられた係止片26b等で、この係止片26b
は、弾性を有する折り返し部28と係止部29と
が一体に形成されており、この折り返し部28を
直接前記取付穴24に差し込むことによつて、係
止部29と取付穴24とが弾性係合される。
次に、上記構成からなる裏蓋12をキヤビネツ
ト1の開口部2にとりつける手順を第5図ないし
第7図を参照して説明する。
第1蓋体12aはキヤビネツト1の開口部2の
左側へ挿入する。すなわち、嵌込係止部16を第
1蓋体嵌入部14に嵌め込んだ後、前記摺動溝
4,8に摺動させて(第5図参照)、この第1蓋
体12aの当接辺121を前記左縁当接溝6に挿
入させるとともに、嵌込係止部16,16の左側
部を摺動溝4,8に係止せしめる。
ただし、嵌込係止部16を第1蓋体嵌込部14
に嵌め込んだ状態で、第1蓋体12aが、CRT
21の先端部22に干渉しないように、嵌込係止
部16,16および第1蓋体嵌込部14の位置関
係があらかじめ決定されていなければならない。
そして、第2蓋体12bを第2蓋体差込部11
からキヤビネツト1の開口部2の右側へ、該第2
蓋体12bの摺動部120,120を前記摺動溝
4,8に摺動させて挿入する(第6図参照)。
このようにして、第2蓋体12bが挿入される
と、この第2蓋体12bと第1蓋体12aとの合
わせ面側に前記窓部20が形成され、この窓部2
0には、CRT21の先端部22が挿通されてい
る。
ついで、この窓部20の周縁部に形成されてい
る取付穴24に前記CRTカバー23の係止片2
6を差し込み係止させる。
最後に、キヤビネツト1の開口部2の右縁部1
3と第2蓋体12bとを1本のビス30によつて
ビス止めすることで、第2蓋体12bが前記差込
部11から抜け出ることを防止する。
なお、上述の実施例では、CRT21の先端部
22が突出しているが、特に、これに限定される
ものではなく、キヤビネツト1の開口部2から機
器の一部が突出したようなものであれば、この取
付構造を適用することができる。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案によれば蓋体は溝部
を摺動して挿入され、キヤビネツト開口部の一側
部のみを固定するので、ビス止めを行う箇所が減
少するとともに、開口部から突出された機器と蓋
体とが互いに干渉しないで容易に取り付けること
ができ、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るキヤビネツトの開口部を
示す斜視図、第2図は第1図において切断線−
で切断した断面図、第3図は第1図において切
断線−線で切断した断面図、第4図は裏蓋の
形状を例示する斜視図、第5図A,Bは第1蓋体
の取付状態を示し、同図Aは正面図、同図Bは横
断面図、第6図A,Bは第2蓋体の取付状態を示
し、同図Aは正面図、同図Bは横断面図、第7図
はCRTカバーおよびビスの取付状態を示す斜視
図、第8図はCRTカバーの取付状態を示す縦断
面図、第9図は従来の裏蓋取付構造を示す斜視図
である。 1……キヤビネツト、2……開口部(キヤビネ
ツト開口部)、4……上縁摺動溝、6……左縁当
接溝、8……下縁摺動溝、11……第2蓋体差込
部、12……裏蓋、12a……第1蓋体、12b
……第2蓋体、120……摺動部、121……当
接辺、14……第1蓋体嵌込部、16……嵌込係
止部、20……窓部、21……CRT(機器)、3
0……ビス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 機器の一部がキヤビネツト開口部から外部に突
    出した状態で配置されるようになされたキヤビネ
    ツトと、該キヤビネツト開口部を覆うようになさ
    れた蓋体との取付構造であつて、 前記キヤビネツト開口部は、一側辺が第2蓋体
    差込部となされ、該第2蓋体差込部に対面する他
    側辺に、第1蓋体の当接辺を挿入係止する当接溝
    が形成されるとともに、該当接溝と第2蓋体差込
    部とのそれぞれの両端部を結ぶ各辺に摺動溝が形
    成され、この両摺動溝の中央部が切り欠かれて第
    1蓋体嵌込部となされる一方、 前記蓋体は、その中央部に前記キヤビネツト開
    口部から突出される機器を挿通可能となされた窓
    部が形成されるとともに、該窓部を挾んで2分割
    された第1蓋体および第2蓋体を具備し、 前記第1蓋体は、前記第2蓋体との分割辺と反
    対側の辺が前記した当接溝に挿入可能な当接辺と
    なされるとともに、前記第2蓋体との分割辺とこ
    の当接辺とのそれぞれの両端部を結ぶ各辺におけ
    る分割辺近傍の位置に、第1蓋体嵌入部に嵌め込
    まれ前記した摺動溝を摺動可能となされた嵌込係
    止部が形成され、キヤビネツト開口部から突出さ
    れた機器と第1蓋体とが互いに干渉することな
    く、この第1蓋体の嵌込係止部が第1蓋体嵌入部
    に嵌め込まれ、該嵌込係止部が摺動溝に摺動挿入
    されることで当接辺が当接溝に挿入され、これに
    よつて第1蓋体がキヤビネツト開口部に取り付け
    られる一方、 前記第2蓋体は、前記第1蓋体との分割辺と反
    対側の辺が前記した第2蓋体差込部に固定可能な
    固定辺となされるとともに、前記第1蓋体との分
    割辺とこの固定辺とのそれぞれの両端部を結ぶ各
    辺に、前記した摺動溝を摺動可能となされた摺動
    部が形成され、この摺動部が第2蓋体差込部から
    摺動溝に摺動挿入され、該第2蓋体の分割辺と前
    記第1蓋体の分割辺とが合致された状態で、該第
    2蓋体の固定辺が第2蓋体差込部にビス固定され
    たことを特徴とするキヤビネツトと蓋体との取付
    構造。
JP1984187696U 1984-12-11 1984-12-11 Expired JPH0339982Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0440297Y2 (ja) * 1988-06-16 1992-09-21

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4520243Y1 (ja) * 1966-05-23 1970-08-14
JPH0713201U (ja) * 1993-08-09 1995-03-07 昭久 有益 オートマチック車用安全靴

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JPH0713201U (ja) * 1993-08-09 1995-03-07 昭久 有益 オートマチック車用安全靴

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